Stand by me,please my friend
DiaryINDEXpastwill


2010年03月20日(土)

夢のように楽しかった渋谷の夜から一夜。
朝からiPodに詰め込んだルースターズを爆音でかけ、ホテル周辺を散歩。ビジネス街なので何もなかった。神田の古書店街が開く時間に合わせて神田も散歩。ちょこっと文庫本を購入。
友人と合流し、上野公園に向かうも、そこは観光地。そして想定外のアップダウン。新宿に移動してコーヒー飲んだりしてるうちに、時間になったので船橋へ。

今夜のハコは船橋の月という名のライブバー。チャック・ベリーとかが流れてて、かなり雰囲気の良いハコだった。スタッフの人達も年が近くて仲良くなれそうな感じ。名古屋のシュガー・ケインに行った時も感じたけど、広島にもこんなお店があればなぁ。前はあったけど、なくなっちゃった。

ツアーのスタートを務めるのはコメちゃん。『空砲』『夜の冒険者』『想いが言葉に変わるとき』『about a boy』などを。ほぼMCを挟まず、立て続けに歌うコメちゃんの世界観に浸り、昨日のアッパーなテンションから良い意味でクールダウンできた。

次は塚本さん。曲名とか全然分かんないんだけど、去年の近藤さんと一緒にやったツアーの時に歌ってた曲もあった。好きだなあ、と思った曲は『色彩』かな?
相変わらず天然なトークの塚本さん。唄ってるときと喋ってるときのギャップがすさまじいね、この方。

初日のトリは近藤さん。2曲めにハープから聞こえてきたメロディはルースターズの『SAD SONG』。近藤さんがカバーしたのははじめて聴いた。あの印象的なメロ、ハープの淋しげな音色と相まってすごく良かった。近藤さんも昨日はやはり楽しすぎたようで、「隣には花田さんで、後ろには池畑さんで、夢心地すぎて俺は実は死んでんじゃないかと思った」とか言ってた。
『二人の航海』はもう何度聴いたか分からないけど、やっぱり大好きな曲。私の恋愛観に直球ヒットなこの曲、もし自分が結婚できることがあれば、きっと披露宴でこの曲を使うと思う(笑)
昨日はよく見えなかったけど、左手の薬指に光る指輪を見て、そうなのかなと思った。

アンコールでは3人でセッションを。『Everyday & Every Night』を。本編でストイックに歌ってたのが嘘のように、リラックスモードの3人。「前回月に来たときは、近藤さん相当おかしいことになってましたよね。ゴーゴーダンスしながらステージ出てきたり…俺思わずウザいって言っちゃいましたもん」とコメちゃんが言ったのを拾う近藤さん。何かあるごとに「あ、ウザい?」みたいな。ちょっとウザかった(笑)
ここでコメちゃんのマイクにトラブルが。完璧にマイクが死んでしまいました。近藤さんのマイクを借りて歌い直すコメちゃん。なぜかハンドマイクになり、完璧にカラオケで歌ってる兄ちゃんな様相に。しかも近藤さんがコーラスだったので、2人で一本のハンドマイクで歌って、ギターは完全に塚本さんしか弾いてないという…思わず「ギター弾けよ!」って塚本さん叫んででたもんね。わいわいと歌いながら終了。
かみ合ってるようでかみ合ってない、ようで実はかみ合ってる?3人のツアーは高円寺、横浜と続くけど、私は翌日のモーサム@広島の為に帰広します。

帰り、風が強くて電車が遅れてた。早めにハコを出てよかった…。

1. 夕闇と少年
2. SAD SONG (※THE ROOSTERS「DIS.」)
3. 二人の航海
4. 悪意という名の街 (※The Jam「The Gift」)
5. Lucifer (※GHEEE「Reconquista」)
6. Power of Dreams
7. the forget-you-not
〜 ENCORE SESSION with 塚本晃 & 古明地洋哉 〜
1. Everyday & Every night


2010年03月19日(金)

期末の激忙しい時期に行っちゃいました。てゆか、とうとう近藤さんで東京遠征してしまった…。

昨年末に福岡で行われたルースターズのライブ映像の上映会とルースターズに影響を受けたミュージシャンの特別編成なライブ。ルースターズは完璧に後追いで、思い入れみたいなものは無いのだけど、この日のスペシャルバンドが見てみたくて、行っちゃおう、と。

オープニングアクトはクロワニ。名前は知ってたけど、ライヴは初。正統派のガレージバンドって感じ。ROLLのミツくんがベースで驚いた。かっこよかった。きっと同年代なんだろうな。影響受けたバンド分かる分かる!みたいな(笑)
『Let's Rock』『Sitting On The Fence』とカバーして、オリジナルも2曲ほどやって終了。このバンドは東京に行かないと見れないだろうな。地元まで来てくれたら観に行くのに。

スマイリー原島さんに呼び込まれ、今日の為に編成したバンドが登場。Vo/Gu:近藤智洋、Gu:ヤマジカズヒデ、Ba:渡辺圭一、Dr:クハラカズユキという布陣。全員黒のシャツで揃えてた。それぞれがキャリアを積んだ人たちばかりで演奏は文句ないかっこよさ。10代の頃に憧れたバンドのメンバー2人が一緒に音を鳴らしてるだけで感無量だったな。

セトリは以下のとおり。
1. FADE AWAY
2. GET EVERYTHING
3. バリウム・ピルス
4. CASE OF INSANITY
5. ニュールンベルグでささやいて
6. C.M.C.

ラスト2曲が!ヤバかった!『ニュールンベルグでささやいて』はキュウちゃんのドラムが大変なことになってた。クラブミュージックみたいで超テンション上がった。そして『C.M.C』。ほんとに自分でもアホだと思ったけど、この曲を近藤さんがバンドサウンドで唄うだけで、もう軽く泣いた。もちろんピールアウトのアレンジとは違うけど、それでもやっぱり特別。曲が終わった後に後ろを見ると、わたしの背後にいた高橋さんが嬉しそうな顔で頷いてるのが見えた。

本編のライブ映像はちょっと思い出迷子な感じでぼやっと観ちゃったな。

最後は池畑さん、そしてシークレットで花田さんも参加でセッション。
『どうしようもない恋の唄』花田さん、クロワニのボーカルくん、近藤さんで歌い回してた。キュウちゃんと池畑さんのツインドラムのおかげでものすごい音圧!それから『Let's Rock』。クロワニくんは日本語詞で、近藤さんは英語詞でそれぞれ唄ったのが印象的だった。
アンコールは『テキーラ』、からの『恋をしようよ』。初期ルースターズの鉄板曲をこれでもかと並べた選曲。おなかいっぱい。それにしても本気でかっこよかった…ニヤニヤ笑いが止まらない…。

iPodもつけずに余韻に浸りながらホテル泊。明日は友人と会う予定。


カオリ