Stand by me,please my friend
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2010年02月28日(日)

友人宅で昼ごろまでだらだらとワンピース読んだりしてるうちに、待ち合わせ時間になったので慌てて大阪へ逆戻り。

お昼は自由軒の名物カレー。スパイシーなルーだけど、卵を混ぜるのでまろやかになって美味しい!
時間があったのでアメ村〜南堀江あたりをぶらぶら。タイムボムレコードでボ・ディドリーのトリビュート盤を買おうとするも見当たらず。南堀江にあるNUTTYにも初めて行ってみた。50'sや60'sのヴィンテージドレスが可愛い!いつかここの服を着ておめかししてパーティー(もしくはライヴ)に行くのが夢だったりする。

そうこうしてるうちに時間になったので、中津へ。
ギーのライブはMCをあまり挟まず、一気にラストまで駆け抜けるイメージ。 今回もそんな感じで、ワンマンだけど1時間半。あっという間だったな。

新曲もかなり出揃ってきて、これは…新譜を期待して良いですか?『Runaway Pigeon Bus』から『Lucifer』『New world』とCDと同じ流れで続くのが好き。
個人的に大好きな曲が本編最後あたりの『Cheers for the sun』。 ツインボーカルならではの曲で、ホント楽しい!って気持ちで体が勝手に動く。近藤さんの普段の穏やかな表情から一転した、バンドのときに見せる色気、みたいなの。それがやっぱり私にとっては最高にドキドキする瞬間で。ピールアウトで見たあの表情を、無意識に追ってしまってるのかなぁ。ギーはギーで、ピールアウトとは全く別の位置付けで大好きなバンドであることに変わりはないのだけれど。
あと、ライヴを見て思ったのが、やっぱりステージがあってフロアがあって、その間に段差とアンプがあるという、この距離感がやはり落ち着くってことかな。それくらいがちょうどいい。

終演後、ハコのバーカウンターで祝杯をあげ続け、あわや新幹線に遅刻しそうになったのはまた別の話。
珍しく呑んだ私が梅田を疾走する羽目になろうとは。


2010年02月07日(日)

昼までうとうとと眠り、夕方新幹線に飛び乗った。自分はあまりこんなこと(当日に決めて遠征とか)しないタイプだから、自分の行動にびっくりした。けど、それだけ見たかったのだ、3人の旅を。はじめましてとポテトキッドはそこらじゅうにゲストステッカーやバンドステッカーが貼られていて、この店がいろんなミュージシャンに愛されているのを感じた。

トップバッターは近藤さん。曲的には広島のセトリからシナロケを抜いたものだった。今回はどこも同じセトリなのかな。この日はTSUNTAさんのカバーが良かった。
前にも感じたことだけど、近藤さんのその場の空気をがらっと変えてしまう力は天下一品だと思う。緩急つけたギターの音色に絡めとられて、彼の世界にぐっと入り込んでしまう。そんな感覚をまた味わいたいから、通っちゃうんだろうなぁ。

2番めは俊太郎さん。最初の曲は『Time』。この曲のギターが、すごくやんちゃで楽しかった!バンドで聴きてー!って思いながら聴いた。いつかこの人のバンドを観に行くことが目標。
カバー曲は上田現さんの『ラルゴ』。現ちゃんの曲で『ラルゴ』が一番好きだったので嬉しかった。会場外にまで届きそうなくらい絶唱する俊太郎さんを見て、彼の中にある現ちゃんの存在の大きさを思い知る。
それから『pieces』でやはり真夏の下北へトリップ(笑)この曲大好きだなぁ。最後は『春風』。「昨日は自然に手拍子なんか出ちゃったりして…」と控えめにフロアを煽り(笑)、手拍子の中「ひゅー!」っと曲へ。 途中で音響が完璧にお亡くなりになり、逆にテンション上がっちゃった俊太郎さん。 途中でマイクも外し、ほぼ生音のギターと、生声で唄いあげていた。それがまた良かったんだよね。

トリは古明地さん…というかもうコメちゃんでいいですか。
「このツアーはキャリアとか年齢とか唄う歌が暗いとか関係なくトリを務めることになるので…最終的に場を盛り上げないといけないような脅迫観念があるので、せめて人の明るい曲をやります」 と、The Smithの『Ask』を。でもスミスなのね(笑)
その次にやった曲が好きだった…んだけど、曲名分からず。その後、徐々に暗黒世界へ。でも、コメちゃんはなんだか去年よりもすごく力強くなった印象を持ってて。この日はコメちゃんがすごく印象的だった。

マイクが1本しかなかったので、アンコールはもうアンプを通さず、完全アンプラグドで!3人それぞれの『mind game』がそれぞれ素晴らしかった。 最後、全員のコーラスがきれいに融合しあって、本気で鳥肌が立った。
(それから、唄い始める前に俊太郎さんが「静かに、しー」って唇に指当ててるのを見て正直もだえた/笑)
この2日間、本当に楽しくて。音楽好きでよかったー!と本気で思った。この3人はやってることとか全然違うけど、違うからこそ化学反応が起きるんじゃないかな?お互い良い刺激をしあえるんじゃないかな?そんな風に感じる。

もし可能なら、この3人のツアーを最後まで見届けたかった。

1. Nobody Loves You (When You're Down And Out) (※JOHN LENNON「心の壁、愛の橋」)
2. 流れ者 (※TSUNTA)
3. 悪意という名の街 (※The Jam「The Gift」)
4. Lucifer (※GHEEE「Reconquista」)
5. the forget-you-not
6. 夕闇と少年
7. Power of Dreams
〜 ENCORE SESSION with 高畠俊太郎,古明地洋哉 〜
1. mind game (※古明地洋哉「mind game」)


2010年02月06日(土)

昨年、岡山まで観に行って大変楽しかったコメバターコーンのお三方のツアー。今年は広島にやってきてくれました!

トップバッターは古明地さん。の前にやってた地元のchoroさんが、アイリッシュな曲をやってたので…と、The Waterboysもカバーしてる『a home in the meadow』というアイルランドのトラッドフォークを。や、名曲なんだけど、ぶっちゃけ、某銀行の保留音…。
カバー曲はこの他にDavid Bowieの『Space Oddity』を。『墜落』『夜の冒険者』と、古明地さんのアルバムで一番好きな盤の曲をやってくれて嬉しかった。そして一番ぐっときた曲が、去年「あの星の歌超ヤバい!」と大騒ぎした、正式名称『about a boy』。去年一度聴いただけなのに、イントロのアルペジオを弾き始めた瞬間に「星の歌だ!」って分かった。それくらい印象に残った曲。まだ音源になってないんだけど、これは音源切望!古明地さんの歌には「星」とか「月」とかよく出てくる。彼は夜に生きるタイプの人なんでしょう、その歌詞がすごくしっくりきた。どうしようもない気持ちになった深夜によく聴いて、よくドツボに嵌るのも彼の曲(苦笑)たぶん似たタイプの人間なんだろうな…。

2番手は近藤さん。広島に来たらめんたいロックのカバーをよくやるんだけど、この日もシナロケのカバーから。その後も前半はカバーを。 John Lennonの『Nobody Loves You』は去年聴いたときからアレンジが変わってた気がした。TSUNTAさんの『流れ者』…最近のライブのセットリストでよく目にする名前だったので、ほほぅ、これが…と聴いてた。なんか聴いてるうちに、自分が森の中に迷い込んだ気分になってすごく不思議な感覚。 しかも、行ったことないのになぜか北欧の森。針葉樹林。ナゼ。
それからこれは!と思ったのがThe Jamの『town called malice』を日本語詞で唄ったやつ。The Jamって「ザッツ!モッズ!」な感じで、あまり近藤さんと繋がらなかったんだけど、実際聴いたらめちゃめちゃハマってた。
後半はオリジナルを。
『夕闇と少年』『the forget-you-not』、新曲の『Power of Dreams』と、未発表音源の曲のみでまとめた感じ。『the forget-you-not』、ギターのアレンジがすごくドラマチックになってた。何度も聴いたこの曲も、こうやってまた違った色付けをされるから、何度も聴きたいって思っちゃうんだろうなぁ。

広島のトリは俊太郎さん。前日の福岡から高速バスで広島入りしようとしたコメバターコーン。 意気揚々と天神のバスセンターに行くと、「ここじゃなくて博多のバスターミナルです」と言われたそう。時間的に間に合わず、おとなしく新幹線移動してきたのが悔しかったので、と、『深夜バス』を。 これ、遠征者が聴いたら確実にぐっとくるはず。この日の俊太郎さんの曲で一番好きだったのが『pieces』。 断片。日常のヒトコマ。そんな歌だけど、聴いてるうちに夏の下北沢にいる感覚になった(笑)この日のライブ、私すごい色んなところにトリップしてたなぁ…。
そして、上田現さんの『ハッピーバースデー』をピアノで。去年のツアーでもレピッシュのカバーをしてた。俊太郎さんはレピッシュの事務所の後輩なんです。ピアノの生音と俊太郎さんの地の歌声、足踏みの振動が感じられて、すごく贅沢な気分。
近藤さんがトリビュート盤でカバーした『where I'm walkin'』もやってくれた。去年の塚本さんとのツアーで近藤さんが唄ってるのを聴いただけで、 オリジナルを聴いたことが無かったので嬉しかった。
最後は下北沢の春を唄った『春風』を。自然に手拍子も発生し、ゴキゲンに聴いた。我ながら単純だけど、ふわふわと下北を歩いてる気分(笑)この曲、後で調べたら音源化されてたみたい。限定枚しか作らなかったみたいで手に入らないだろうけど…。

アンコールは3人でセッション。去年、一昨年はそれぞれ好きなバンドのカバーをやってたんだけど、今年はその日トリを務めた人の曲を3人でセッションすることにしたそう。てことは……やっぱり来た!『C-C-C』! ここで俊太郎さんは再度ピアノへ。なんでも『C-C-C』をピアノでやるのは初らしく、かなりレアなセッションを目撃できた模様。このセッションが本当に素晴らしかった!3人のコーラスが心地よかった。本当に夢心地とはこのこと…。俊太郎さんの上手なのにやんちゃでかっこいいピアノも堪能できたし、客席の盛り上がりも半端なくって、楽しーい!!!って叫びたい気分(笑)

日付も変わり、空が白みはじめる頃に帰宅してたら。
iPodに入れてた俊太郎さんのCDを聴いてると、『C-C-C』の"今日一日が始まる"って歌詞が急に飛び込んできて、どうしようもなくヤンチャなことがしたくなり…大阪まで追いかけて行きましたとさ。

1. LAZY CRAZY BLUES (※SHEENA AND THE ROCKETS「真空パック」)
2. Nobody Loves You (When You're Down And Out) (※JOHN LENNON「心の壁、愛の橋」)
3. 流れ者 (※TSUNTA)
4. 悪意という名の街 (※The Jam「The Gift」)
5. Lucifer (※GHEEE「Reconquista」)
6. 夕闇と少年
7. the forget-you-not
8. Power of Dreams
〜 ENCORE SESSION with 高畠俊太郎,古明地洋哉 〜
1. C-C-C (※AUTO PILOT「WHITE LIGHT RIDE」)


カオリ