なんだか久しぶり。お盆の時期には田舎に帰る・・・帰省ってやつを、結婚前は知らなかったけれど、結婚してからずっと長いことやっていたのだ。で、田舎はとてもいなかで観光地。お盆休みにはうちの車だって、立派に県外なんだけど、もっと遠くの町からやってきた車とかがたくさんあって、そんなところから!・・・とよく驚いていたのだ。
で、田舎に都会の車があふれているものだから、どこの田舎にも帰省の自家用車や観光に来た自家用車がみっしりやってきているのに違いない。だから都会の道路はガランガランに違いない・・・と、マジで私は思っていたのだった。
ところが・・・。最近我が家に仏壇がやってきたこともあって、お盆休みはおうちにいることになった。当然普通の暮らしをするのでお買い物に行ったりするのだけど、どこへいっても車が一杯。駐車場も道路も車が一杯。
お盆休みはみんな楽しくハイテンション!・・・なのかもしれない。
朝、起きたら雨だった。ずいぶん久しぶりな感じ。毎日たくさんお洗濯をするので、いつもの調子で洗濯したら、外には干せなくて、おうちの中は洗濯物で一杯になってしまった。そんなわけで今日は一日エアコンの効いたお部屋で過ごした。和裁の宿題をした。縫い物は夏向きの作業じゃないよね。あせもができる。
お稽古事をしていると、お中元お歳暮は当たり前だとおっしゃる方もいて、最近じゃあんまりそういうことをしないと言う人もいて、そんなに高額でないなら、私はほんの気持ちだけ表すのは悪くないと思っている方だ。
でも、先生によっては恐縮を通り越して、「もう困っちまうんだよ」というわけで、お中元お歳暮はもうしなくていい・・・というか、お断りの電話がかかってきたのだった。で、こんな電話をできればかけたくなかっただろうなぁ〜、私だったらめっちゃいやだな・・・と思ったので、素直に了解した。
でも、やる気満々の人を説得するのがちょっと大変かも・・・。
暑い。暑すぎてなんもできない日々。なんもやらない日々ともいう。ガザ地区のニュースが流れるテレビ。腹部からたくさん血を流した少年が一瞬映った。彼はあのあと、助かったのかしら。それとも苦しみながら今頃は冷たくなっているのかしら。
私の信心はどこかへ行ってしまって、神だの仏だのは(いたらいいと思うけど、あてにはならないので)なんだかやっかいな、ありがたいというより、面倒くさいものでしかない。イスラエルの人々にも言いたいことは山ほどあって、パレスチナの人にも言いたいことは山ほどあって、お互いにその山は自分の所の方がでかくて高い山なんだろうな・・・と、思う。けれど、人がたくさん死ぬことより優先される大事なものってなんだろうか。
誇りと命・・・大事なのはどっち?いつか私に、私のDNAを次ぐ子孫達に「誇りの方が大事だから死地へ向かえ」と、肘掛け椅子の国の最高責任者が命ずる日が来た時、ふるえながら銃を持てるのか?・・・と思うと胸が痛い。
イスラエルの後ろの米国は何も言わない。
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