夏も終わりになって、最近金魚が欲しい。うちにはいかにも金魚鉢なガラスの金魚鉢があって、そこに可愛い赤い金魚と緑の水草を一つそろえたいのだけど、この夏は画期的に暑くて、あんなに暑いと金魚鉢の水温もめっちゃ高くなってしまって、茹で上がってしまうのではないかと心配で実行に移せない。

どこかの縁日で金魚すくいをして「しゃーなし飼ってしまう状態」になってしまおうかとも思ったのだけど、なかなか縁日にめぐり合えないでいる。で、ペットショップへ行って金魚の値段を見てきたら、１匹４０円だった。

金魚すくいって、今いくらするのかな？１００円かな？…と考えたら２匹買えるじゃないか！そんなわけで、「しゃーなし飼ってしまう状態（案）」は消えてなくなってしまったわけで、こうなるともう私のところへは金魚はやってきそうにない。

ちょっと楽しいこと思いついたのに…つまんない。

相変わらずコバエが飛んでいるにもかかわらず、うちの例の商品には全然入ってくれないなのだけど、紫蘇に付いていた毛虫…芋虫？…がザブザブ洗い流したにもかかわらず、私の留守中に排水口から復活してきて、私の本来の目的を無視して、ＩＮしてしまっていたのだ。驚きである。

殺虫成分があるので、這ってまで自らＩＮしてしまうなんて想定外もいいところなんだけど、それならまぁ…と、もう一匹うろうろしていた毛虫さんにもＩＮしてもらったら、とてもいやがっていたのだけど、今はおとなしくしている…というか薬剤効果に降参した模様だ。

そうして、薬剤のゼリーはなんだかプラスチックの欠片みたいになって、おまけにふさふさとカビっぽいものが発生中。さすがのコバエもこんな所には入りたくないだろうなぁ〜と妙な感心をしている今日この頃。

夏バテを実感する夏。

もう一ヶ月ちかくなるだろうか？うちにコバエが一匹いる。コバエの寿命ってよくわからないけど、奴はずっと同じ奴なのか、それとも代替わりしているのか、それならペアなのか？まったくわからないけど「うっとぉしぃんじゃぁあ〜」。

…というわけで、ＣＭもおもしろかったし、前々から気になっていたしで、例の商品を買ってきたのだった。私の予想では一晩もかからずコバエが速攻で捕まるもんだと思っていたのだけど、これが全然で、コバエが目に付くと商品を持って追い掛け回したり生ゴミの近くに置いたり見て見ぬ振りしたり、努力を重ねてもまったく結果がでないのだ。

エアコンも使ったりして部屋が乾燥しているせいか、中身がだんだんやせてきたみたいで、このまま一匹も捕まらないで夏が終わったら悔しいので、来年はコバエ養殖でもしてみようかとバカなこと考えている晩夏です。

コバエのホイ・・・と捕まる商品希望。

その昔、サナトリウム文学にどっぷりはまっていて、将来は結核で死ぬつもりだった私。幸いなことに大きな病気も小さな病気もない私なんだけど、ある時ある事で「結核で死ぬのはや〜めた！」と決めたのだった。

宮崎駿監督「風立ちぬ」を見た。戦争は怖い！…と思っているのだけど、戦艦や戦闘機が好きだ。詳しくなんてないけど、とても美しいと思ってしまうのだ。矛盾だよね。でも宮崎監督にもそういうところがちょっとあるらしく、彼はこの夏一人の人間（私）の心をちょっと軽くした。

映画はとても「きれいな映画」でいつまでも見ていたいようなそんな気持ちと、誰かの大切な夢もなんのおかまいもなしに無造作に、踏みつぶしていく戦争の背中がぞわぞわする怖さと、死んでいくもの生き残るものの切なさがひたひたと押し寄せる・・・そんな映画でありました。

そして失ってしまったきれいな日本がありました。

暑いじゃないか！あっちゃこっちゃあせもができた。かゆい。もう夏が突然終わっても全然悲しくなんてないから、今終わってくれ！夏・・・というくらい暑い。駐車場に止めてあったドアの銀色の所をさわったら、火傷したか？…と思うくらい熱かった。

どんだけ暑くても水分のがぶ飲みなんてしない主義の私が、今日は２リットルぐらい水分を摂った。まったくもって普通じゃないぞ。普通の夏がなつかしい。

ずいぶん昔の大昔、夏休みの日記には今日の温度を書いていたのだけど、３２℃とか３３℃とか、３０℃を越えると「とても暑い日」だったような気がする。今はそのぐらいなら「今日はちょっとまし？」ってことになる。

生きて９月が迎えられるのか？…と思うほどの夏バテ