収入と適性とのこと。 - 2015年07月25日(土) 毎日暑い。外回りしていると特にそう思う。 今週はなかなか忙しくてがむしゃらに働いた感じだった。 ただ、毎日終電という忙しさではなく、勤務中はとにかく 集中して打ち込んでいたように思う。 何とかして仕事を片付けてから帰宅するようにしていて また、暑さのために汗だくだったこともあったものだから 家に着くと、もうクタクタな状態だった。 そういう日常の中でふとまた将来のことを考えてしまう。 ネガティブ寄りの時も、ポジティブ寄りの時もある。 *** まず、第一に思うのは、この収入がいつまで続くか。 それも分からないし、何より収入が低すぎて辛いこと。 恐らくこれを上げる方法は少し見えていて、今自分が、 担当している営業業務で実績を出すこと、そして、その 関連する資格を取得すること、の大きく2つだと思う。 前者は何とかがむしゃらにやるしかない。来週からは 外回りに加えて、テレアポ業務も担当する。 ただ、後者については正直費用対効果が低すぎるという 思いが強くてそちらにエネルギーを使うことが出来ない。 それと、あまりその資格に興味を持てなくて、価値を 見いだせないというのが一番の思いだ。 そして、その資格に関連する業務(営業ではなくて業種 という意味)で将来的に突き進んでいく意欲も無い。 だから、何となく見えている収入を上げる方法も、 ある程度の限界が見えしまった。不安な気持ちも強い。 また、収入の低さを嘆く原因として、あと半年ほどで 1歳を迎える息子の保育園探しの難航がある。 実際、今の自分の収入だけでは生活していけず、妻の 育児給付金を合わせて何とか生計を立てている。 これが、来年の4月か5月に打ち切りになってしまう。 だから、裏を返せば、それまでに保育園が見つかって 妻が仕事に復帰できなければ、私は転職せざるを得ない。 もちろん、収入が劇的に上がって生活をするにあたって まったく困らなくなる程度になれば話は別だが、今の 会社の経営状況や自分の貢献度合いから見て、来年の その頃にそのくらい収入が上がるとは考えにくい。 ちなみに単純に計算して倍にならないと生活が厳しい。 というか東京で仮に一人で暮らしていくにしても、 今のお給料じゃ本当に厳しいものになる。 妻には保育園を探してもらっているが、やはりなかなか 見つからないというのが現状のようだ。 そして、自分の打ち込んでいる仕事内容についても、 この先どうしていけばいいだろうという思いもある。 自分がワガママにも転職したこの会社で担当している 業務は、以前の職場で経験したことのないものばかりで しかも収益構造という意味でビジネスが直に動いている 様子も垣間見える。自分の働き次第で、売上が上がって それが自分の給料(あるいは賞与)に直接反映される 様子も見える。だから良い経験であることはたしかだ。 ただ、様々な業務を経験させてもらっているなかで 「自分に本当に業務って何だろう」と考える時間も、 増えた。それは、この業界に転職しようとしたときに 抱いていた夢や希望みたいなものとは違う、適性だ。 職業ではなく、仕事内容、もっと言うと毎日自分が 行う業務、作業の内容に適性があるかという意味だ。 これが「自分に合っている」「やっていて苦じゃない」 「それなりに評価してもらえそうだ」という思いが もしかしたら将来続けていく仕事として大切な要素に なってくるのかもしれないと感じている。 率直に言うと、今の担当業務は「向いていない」ように 思う。以前の職場での担当業務の方が「合っていた」 ような感じがする。もちろん、現在担当している業務は まだ日が浅いし、そう判断するのは早計かも知れない。 何より「向いている/向いていない」なんてことは 仕事上において存在しないかもしれない。 どんな仕事も、「それに打ち込むか打ち込まないか」 しかなく、そこに適性なんてものは無いかもしれない。 ただ、それを前提としても個人的に感じることには、 毎日の作業内容とその成果が、自分の価値観に合うか、 ということだ。 要するに、その仕事の何に喜びを感じるかということ。 外回りや人と接する仕事を通じて特に感じることは、 誰かの「ありがとう」とか、その人の「役に立ちたい」 という思いが仕事をする上でのモチベーションになるか、 ということだ。たしかに感謝されれば嬉しい。その人に 尽くして自分が何か役に立てたと思えた瞬間があると それも非常に充実感がある。 ただ、個人的には、それを仕事のモチベーションに 設定して毎日を進めていくことが、少し不安に思う。 学生時代に百貨店でアルバイトをしていたときにも、 これに似た感覚を覚えた。 人の一喜一憂に左右される感じだった。 もちろん、それで大きい達成感を持てる人も居るかも しれないが、個人的には自分のペースで品質を高めて いきたい気持ちが強い。 上記のそういった事情を考慮して、ここのところ毎日 試行錯誤している。 ひとまず今年いっぱいやれるところまでやるしかない。 前向きに、やっていこう。 それと、やはり、仕事に打ち込むにしても家族は 犠牲にはしたくないという気持ちは強いままだ。 なるようにしかならないけど、ある程度は自分で、 なるようにはしていかないとなあ。 *** 2015/07/26 09:02 ... 浪漫のこと。 - 2015年07月17日(金) ひと月ぶりの更新。ご無沙汰でした。 以前の日記に書いたかもしれないですが、引っ越しを進めていて 転居も済み、やっとその生活のインフラも整ってきました。 ネットもこうして無事に開通。プロバイダ業者との格闘なんかも 色々あったけれども・・。 まあでもこうしてまた新たな生活のスタートが切れるのは良い。 そして、言葉にすると何とも分かりにくいが、やっと生活らしい 生活というのを送る準備が出来てきたように思う。 収入は下がったけれども、前に住んでいたマンションよりも大分 暮らしやすい家になった。ここからまた頑張っていこう。 生活のこと。家族のこと。そしてまぁ仕事のことも。 こうしてきちんと向き合える形になり、思い描く方向へ向かう。 *** ここ最近は、仕事上で、営業に出る機会が増えた。 先輩方に同行する形で、まだ一人でお客さん宅に訪問することは ないけれど、着々とその準備について、進め(られ)ている。 以前の日記にも書いたかもしれないけれど、本当に収入が低い。 それは自分で決めたことだし仕方ないことと分かっている。 今年いっぱいで別の場所に移ることも決めているのでそこに対して 特段給料を上げろだとかそういうことを言うつもりはない。 ただ、やっぱり思い返すと、前職とは比べ物にならないくらいに 重い責任と看板を背負って、顔を売り、「ビジネス」のために 働いているという感覚がある。まだ売り上げ貢献には程遠いが。 これだけ給料が少ないのに、これだけ(悪い言い方をすれば) こき使われているというのは、「じゃあ挑戦してやろう」という 気持ちに少しなる。 恐らく、今の事務所は残業代も出ないのにあれだけ多くの人が 夜遅くまで働いているというのは、仕事に対する使命感や責任感 以外に、もしかしたらそういう退廃的というか挑戦的な気持ちが そうさせている部分もあるのかなぁなんてことを思った。 まあ退廃的というかある種の自暴自棄的というかそんな感じの。 少なくとも自分はそう。もちろん常にそう思えているわけでは なくて、たまに気持ちが臆病になったりするけれど、可能性を 広げる意味では大事なことなのかもしれないなと思う。 他方で、自分に明らかに足りない部分が毎日どんどん見えてくる。 とは言えそれを逐一埋めていくことができずに日常に流されて いく場面も多くて非常にもどかしい気持ちになったりもする。 また、こうして飛び込んだ業界特有の生計の立て方というのも、 何とも考えさせられる。いつまで、どうやって、自分は長い期間 仕事をして、そして報酬という糧を得て暮らしていくのか。 そんなことを考えると非常に不安になって仕方ない。 収益構造という話。それと、自分の職業観が合っているか否か。 そう考えると、以前の業界のことを思い返して、そのときのお金の 貰い方や働き方の姿勢(あるいはプライド?)みたいなものを 再考してみたりもする。 家族のこともあり、というか今の自分にとっては家族が第一なので、 仕事はそれを守っていくための方法、という位置付けに過ぎない。 だから変に固執せず、やりたいように、無理のない範囲で、そして 自分に「合う」形で、「これ良いな」と思える方向を目指したい。 とにかく、今をちゃんと生きて、そして明日を切り開いていく。 なかなか上手いこと行かないことも多いけど、まず進むことさえ していれば、きっとその先に何かあるでしょ、という心づもり。 以上です。 *** 2015/07/18 04:37 ...
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