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宙ぶらりんのこと。 - 2011年07月31日(日)

あっという間に一週間だ。
気が付いてみれば、今日が7月最終日。

明日から8月だなぁ。

***

今日は久々にひとりで過ごした休日。
というわけで、読もう読もうと思っていた本を一冊カバンに入れて、
図書館でどっしり構えてちょっとお勉強してみた。

最近、会社のカバンに薄い本を一冊入れて、
早く帰れた日はカフェかファストフード店でその本を読んだりしている。
良い習慣だな、と思う。でも無理に習慣化しているつもりは無い。

なかなか本を読む機会ってそんなに無いなぁと思っていたけれど、
それは機会が無いんじゃなくて意欲が無かったのだと気付いた。

当たり前だけど、「何かする」ってアクションを実行するには、
そのアクションを実行するために時間を割く必要がある。
その時間を割くか割かないかを判断するのは、機会じゃなくて意欲だ。

要するにスキマ時間とかを活用すれば、
そういうアクションはとれるよなぁ、と実感した。

とは言え、完全にそれを習慣化できてはいなくて。
まだまだ「まぁ時間があるから、やってみるか」という程度で。
それは裏を返せば、「今日はやらなくてもいいか」と思えば、
そういう習慣のほうへ転がってしまったりするから、何とも、なぁ。。

さて。

今日は何の本を読んでいたかと言うと、経済学の本。
と言っても、素人向けの易しい・図の多い・薄い入門書。

個人的に、今まで経済学は興味があまり無くて。
でも「働くこと」とか「お金」とかを考えるにあたって、
どうしても、そういう「仕組み」のことを意識する必要はあるな、
と思っていた。

ここでは詳しい内容は書かないけれど、
経済とか政治とか、そういうスケールの大きい話を聞いていると、
ますます今の自分の働き方に不安を覚えてくる。

社会に対するコミットの方法として、
私はこうして会社で働いているけれど、はたしてそれが、
自分を高める効果に繋がっているのかと考えると疑問だ。
他方で、社会に対する貢献としても、その効果も疑問。

要するに、会社にも社会にも宙ぶらりんなような気がして怖い。

「それはまだ社会人経験が浅いからだよ」と言われるかもしれないが、
若さとかキャリア云々じゃないように思う。
もっと、ここの組織のあり方として、構造的な話のような・・。

もっと、「自分でこうしていかなきゃ」という意識を持たないとダメだ。
そして意識を持つだけじゃなくて、それを実践しなければダメ。

今の会社のことを、そんなに悪く言うつもりは無いけれど、
「はい、それじゃあ後は自分で頑張ってください」と、
組織から投げ出され、外に放り出されたときに、
はたして、ここの会社で培ったどれだけのものが、身を助けるだろう。

本当に、それが不安だ。周りの先輩を見ていて思う。
こんな宙ぶらりんの状態が、ずっと続いていくんじゃないかと。

経済はこんなふうに動いているのに、
それに対してさほど意識を向けずに、働けてしまう現状。
でも、こんな安定している状態は、かなり稀有だと思う。

すぐにでも景気が悪くなって会社の業績が悪くなって倒産、
なんてことは無いと思うけれど、最終的にそうならない保証は無いよ。
そして万が一そうなったときに、働きを通じて得たものは何だろう。

やっぱり、ちょっと危機感を覚えるよ。

うーん。

「万が一のときのための保険」として
そういうことを考えるわけじゃないけれど、
「これが生業だ」と、まだ考えられないのが、もどかしい。

あと。

結婚とか家族とかを考えても、やはり不安だ。
いつまで会社が保障してくれるよ。そしてその保障はどこまでしてくれる。
保障してくれる、なんていうのは、反面、そう縛られて生きることだな。

人生って、なんだ、と思う。

そんな重たいデッカイ問いに対して一生答えは出せなくとも、
少なくとも、この宙ぶらりんの状態だけは、早く脱さなきゃ。

思考を、確立させよう。
攻めるためと、守ることが出来るために。

***

2011/07/31 23:59


...

それなりと苦労とぬるま湯とのこと。 - 2011年07月25日(月)

忙しくない。忙しくないけど、精神的にあんまり余裕は無い。

あえて教育しているのか分からないけど、
先輩がおしつけてきためんどくさい作業を、
アホみたいにずっと続けていて終わらない。

まぁそれはいいとして。

本当は良くないけど、でもここに居たら、
そんなことは気にしていたらキリが無い。

で、なんかやっぱり嫌だ。変わらないと、ダメだ。

それなりに、裕福な暮らしをして、
それなりに、安定した収入が得られて、
それなりに、待遇も悪くない今の身分。

けど、それなりは、それなり。

「もっと上」を望むなら、ここじゃ多分ダメだ。広い世界も、望めない。
それを許容できるなら、ここは楽園なんだろうな。

大した苦労もしないで、ずっとここに居て、
そうして、気が付いたらもう定年間近。定年まで働けるなら
まだ幸いかもしれないけれど、そんな保証は実は無い。

たまに、衝動がかき立てられるよ。

「ぬるま湯で、辛いフリしてない?それでこの先どうするの」

***

2011/07/25 22:23


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若さとか老いのこと。 - 2011年07月24日(日)

あー。なんか気持ちが不安定だ。そして、気ばかりが焦る。

理想の働き方・生き方の描き方とか計画の立て方が、
ちょっと今ブレてきていて、気持ちがしんどい。

とりあえず仕事は頑張れそうだし頑張ってみようと思えるけど、
でも、目的意識とかゴールが見えにくくなっているので、
今のその状態でがむしゃらに進んでいく気力を持ちにくいのが現状。

先週くらい。

恋人が自分に対してこう言ってくれたのが嬉しかった。
「もし他にやりたいこと(仕事)があるのなら、転職してもいい。
 まだ若いうちに、後悔しないでやりたいことやってほしい」

ありがたいと思った。だけどそれに甘えちゃいけないとも思った。

何と言うか、このまま働いていって、
「こう老いて生きたい」というのが、見えない。

本当にそれじゃダメなんじゃないかと不安になる。

不安定で、そして焦る。
どうすればいいんだろう。答えは、自分しか知らないのだろうけど。

***

2011/07/25 06:24


...

海と父のこと。 - 2011年07月18日(月)

三連休は、恋人と伊豆のほうへ小旅行に行ってきた。

***

静岡の、駅から歩いてすぐの海辺は
夏のこの暑い時期に嬉しく、水がとても冷たくて気持ち良かった。

思えば、幼い頃よく、家族で海に遊びに来た。
内陸の県に育ったのに、よく父が海へ連れて行ってくれて。

彼自身泳ぎが得意じゃないからなのか、
私には、物心つかない小さいときからスイミングスクールに通わせてくれて、
泳ぎには多少の自信が持てていたし、
だからなのか、水というものに対して親しみとかそういった気持ち良さを
感じることが出来ていた。それは今も変わらない。

高校の終わりくらいから家族で旅行へ行くこともそう無くなって、
海なんかも、本当に行く機会を欠いていた。
この三連休で静岡に行って、海辺の浅瀬に足をジャブジャブさせて、
すごく懐かしい気持ちになった。

大学時代は、多分海に遊びに行くことはなかったと思うから、
きっと、5〜6年ぶりとかそんなところなんだろう。

***

良い父親だったんだな。

今、会社で働いていて、周りの子持ちの先輩や上司を見ていて、
自分が幼いときにさせてもらった経験を、彼らが自分の娘や息子に
同じように、してあげているとは到底思えない。
まぁそれは勤務地や居住地、業種とかもあるんだろうけれども。

やっぱり色々な経験をさせて、育ててくれたんだ。
なんだろうな、今頃そんなこと、気付くというかしみじみ感じる。
ほんとうに親不孝な息子だよ。

昨日、父親の誕生日だった。
生きていれば、52、だったかな。

せいぜいがんばってみるか。
私も。

***

2011/07/18 23:40


...

評価と環境と占いとのこと。 - 2011年07月16日(土)

やっと三連休だ。というかまた全然日記更新できてなかった。

***

最近は、あれです。少しずつ落ち着いてきてます。仕事ね。
だけどまだ油断は出来ない。自分のスタイルが確立しているわけじゃない。

会社で意識的に、心がけているのは、二つ。

一つは、落ち着いて仕事をすること。冷静な判断をするようにする。
目の前の物事に対して、焦らず対処する。少し目先のことも考える。
総合的に、ちょっと視野を広く見て、「今、何をすべきか」を決める。
プライオリティを判断をして、それでそのプロセスをコツコツ追う。
後になって抜け目が出ないように、着実に事を進める。
そんなことを意識している。

あと、もう一つ。馴れ馴れしくすること。人に対して。上司でも同僚でも、
どんな立場でも、タメ口っぽい言葉を挟む(でもタメ口じゃない)。
私にはまだ後輩は居ないので、目上の人しか周りに居ないわけだけど、
謙虚すぎると、「とっつきにくい態度だなぁ」と思った。他人を見てても。
謙虚なのは良いことだと思うけど、謙虚過ぎるのはダメ。
逆に、生意気なほうがいいや。もちろん、限度はあるけど。
あと究極的に、そういうほうが、ラクだ。
楽なほうに流れすぎるのはダメだけど、自分を押し殺しすぎる必要も無い。

これだけ書くと、「最近うまく行ってんじゃん」って見えるけど、
それを認めたくないとても臆病な自分が居る。

いったん「調子が良い!」なんて評価を下すと、
あるとき、調子が悪くなったときにまた嫌な思いをしてしまいそうで。
だから常に油断しないで、謙虚に、かつ貪欲に事を進めないといけない。

調子の良い悪いは別として、やはり常に「将来」は考える。

会社は、と言うか、チームや課では、
私のような一番年次が下の新米を「育てる」ことを考えているんだろう。
もちろん、そんな手厚く何かを施すわけではないと思うし、
ある程度私自身の自立的・自主的な成長を期待しているのだろうけど。
それは要するに、私が「戦力」として機能するために。

うん・・それはそうなれば嬉しいし
何よりそうならなきゃいけないのだろうけれど、なんだかな、
やはり色々考えてしまう。

人生の願望とか。

思いは、たくさんあって。誰にも言わないけれど、ずっと考えてる。
ここの会社でずっと居る?ここの業界でずっと居るのか。
結婚はするのはしないのか。ここじゃできないことをするなら何処なのか。
そもそも自分がやりたいことは、なにか。時間的・金銭的に可能なの?

考えている・悩んでいるだけじゃ何も始まらないのだけどね。
もう始まっていて進んでいることは、今やっていることだけだ。
仕事もそう。会社も。

今、最近は本当に会社漬けだった。先週・今週は特に。
朝も早いし、残業も多くて。
だけど不思議と辛いとかそういったことは思わなくて、
「そういうもんかな」と割り切って考える自分が居る。慣れかもしれない。

なんか色々思うこともあったはずだけど、
あまり考えないようにしているのかな。

「ukさんは、朝いつも何時に来ているんですか」
「7:30くらいには会社に居ますよ」

私は出来れば夜遅くまで残業したくないので、
なるべく早くその日のうちの仕事を終わらせるために朝早く来ているけど、
皮肉にも、そうやって朝早く来ていることをみんなが知れば、
「あいつは頑張っている」と評価されることもあると思う。
それは夜遅くまで残業していてもそうだ。「がんばって残って仕事してる」
最近はその傾向が顕著になっていて、
うちの課のほとんどがかなり早い時間に職員ほとんど出社している。

けど、本当に偉いのは朝きちんと普通に会社に来て、
きちんとその日のうちの仕事を終わらせて定時に帰ることだ。そう思う。

なのに「会社に居る時間が長い」=「仕事を頑張っていて偉い」とされる。
もちろん間違ってはいないかもしれないけど、正しくもない。
会社にずっと居たってダラダラ残っている人は、当然居るだろうし。

上の問いは、一緒に働いている他の会社の同僚の人に言われたのだけれど、
「朝早く来ただけで評価されるなら、安いもんですよね」と言われた。
そしてすかさず、「要するに、安い評価なんですよ、そんなもの」とも。

そうかもしれない。
私は評価されるために朝早く来ているわけじゃないから、
何とも言えないし、特に何の感情も抱かなかった。
むしろ、もし本当にそんな評価のためだけに朝早く来ている人が居るなら、
本当にそんなものは馬鹿馬鹿しいな、とさえ思う。

けれど、会社って、多分そういうところなのだろうな。
どこへ行っても、そういうものなんだろうと思った。
だから「ここの会社じゃダメ」ということは、
よっぽど違う業務領域を望むのでなければ、有り得ないんだろう。

何が言いたいか、と言うと、
よく「会社が嫌だ」とか「会社を辞めたい」と聞くけど(私も思うけど)
でも、「じゃあ辞めてどうするのか」という話だ。
今の会社で嫌なことが、他の会社でそれが無くなるという保証は無い。

要するに、環境を変える、というのは、
不満解消の根本的な解決策にならないと、思う。
もちろん、それも程度はあるけれど。

だけれど今自分が悩んでいるというか考えているのは、
「会社を辞めたい」⇒「じゃあどうする・何がしたい」
⇒「昔からの夢を追ってもいいんじゃないか」⇒「それ実際可能なのかよ」
といった思考になっていて。

もちろん今の会社で嫌なことはあるけれど、
「楽しいな」とか「充実している」とか思うこともあるわけで、
だけど他方でやはり、一度きりの人生、これだけでいいのか、
とも思ったりするから、そういった思考になってくる。

・・書いててぐちゃぐちゃしてきたな。
でも、休日の朝、許してください。なかなか日記も更新できてなかったし。
開放的な気分で思ったことを、たまっていた分、吐き出してます。

最近、そういえば手相を観てもらった。
初めてかもしれない、サービスとしてちゃんと占ってもらったのは。

「将来成功するのでお金は困らない」とか言われた気がするけど、
なんだかな、鵜呑みにするというよりは、
「じゃあがんばろうかな」と思うくらいでちょうどいいんだろう。

とりあえず、目の前の人生ちゃんと生きて、
それでまた考えてみよう、やれるところまで・やりたいところまでやって。

***

2011/07/16 07:49


...

蛙と芝生のこと。 - 2011年07月06日(水)

また更新頻度が下がっていた。生きてます。最近とても暑いですが。

仕事はうまくいったりうまくいかなかったり。
何だかんだでどうにか毎日をやり過ごして生き抜いてる感じがする。

ただ・・。

やはり思うことには、ここじゃ、のし上がれないんじゃないかと思った。
出世欲かもしれない。だとしても、ここじゃ、無理。
ここ、っていうのは、会社なのか業界なのか、それは捉え方次第だけど。
でも「会社」だとしたら、出資関係的に本当に無理だと思う。

結婚とか家族とか考えると、どうしても、
ここで大丈夫とは思えない。自分を殺せばいいかもしれないけど・・。

世間の中で見れば、ぬるま湯で待遇も良くて何不自由なく見えそうだけど、
でもこの中に居たら居たで、やはり「このままじゃマズそう」と思う。

井の中の蛙だったり、隣の芝生は青かったりするのかも。

東京に住んで、それなりに仕事して、割と安定して収入もあって、
それはそれで今、満足する部分もあるけど、完全に満足するかどうかで、
この先の生き方とか変わってくるのだろうと思うな。

・・っていうかそもそも、上で結婚だとか家庭だとか挙げたけど、
そんなことより結局は自分がどう働いて生きたいかってことなんだよな。

完全に満足する人生や、そういった選択肢の選び方は無いのだろうけど、
だけど、だからといって失望や諦めに満ちたチョイスは、ダメだし嫌だよ。

どう生きるんだい。

誰かとそんなこと話したい気もするし、誰とも話したくない気もする。

ああ。何だかね。

***

2011/07/06 22:58


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