飼い殺しと組織と競争社会のこと。 - 2011年06月27日(月) なぜか分からないけれど、 最近よく、亡くなった親父が夢に出てくる。 なにを伝えたかったんだろう。 何か聞きたかったし、何か言いたかった。 *** 仕事は、最近まぁまぁ何とかどうにかやっている感じだ。 でも、思う。ずっと思っている。「未来は無いんじゃないか」って。 それは会社とか業界自体に未来が無い、というより、 自分の今の働き方だとダメなんだろう、という思いだ。 会社に飼い殺される、って耳では聞いたことがあったけど、 そういう道も用意されているんだな、と感じることがある。 上司は言う。 「もっと早く出社して勉強しろ」 「残業は極力やらずに一日のうちで一日の分の仕事を終わらせろ」 無理強いではないけれど、それに従うほうが、 「良い部下」「可愛い部下」であって、仕事の能率などあまり関係なく、 上から「頑張っている」と評価されるんだろう。 だけど、建前も一部混じっていて、 「早く会社に来て、遅くまで残っている」というのが、 上からすれば嬉しいらしい。 若手も若手、ペーペーなんて、 会社に貢献できる経験・技術・知識がほとんど無い分、 会社で長い時間を過ごして、お腹一杯にしてる、って姿を見る、 っていうのが、たしかに一番、評価しやすいんだろうけれど。 結局、組織はそうやって成り立っているんだろうな。 上もそうしてきたから、下の自分たちにも、それを求める。 そして競争社会はもっともだけれど、 結局はそういう「人対人」の評価軸で。 私は別に人より仕事が出来るとは思っていないけど、 人に対しての接し方や可愛がられ方にも、自信は無い。 だから、ダメだなと思う。 だから、どうするよ。 とりあえず、目の前のことを きっちりしっかりやるしかないやと思う。今。 人生無駄遣いしてないかな、大丈夫かな。 怖いけど、がんばってみる。自分で道を選んでいく。 *** 「見切り」って何なんだろうな。 *** 2011/06/27 22:48 ... 原動力的な何かと普通とのこと。 - 2011年06月22日(水) 更新の滞り具合が半端じゃなくなっていた最近。生きています。 実は最近、部屋にあった技術本を片付けなおしていて。 その置く場所を整理しているのだけれど、 今パソコンデスクの椅子の上に置いていたから、 なかなかパソコンの前に座るって習慣がなくなっていた。 でも実際ところ、忙しいというのもあるのかもな。 残業はさして多くないものの、会社外でも日々やることが多くて、 帰宅しても何かしら(自主学習であったりリラックスであったり) やっていたりするから。学生の頃は毎日日記を書いていたんだけども。 *** さて。近況ですが。 仕事の作業的には、まだまだ未熟なところも多いが、 少しずつ、業務フローや案件遂行フローも把握してきた。 だけど、相変わらず仕事については色々考える。 「サラリーマンって何だろう」「○○年後自分はどうなっているのか」と。 結局やっぱり、こうして毎日やっている仕事というのは、 人と人との関わり合いが、その90%くらいを占めていると思った。 残りの数%が、自分ひとりで知識を出し入れしたりするだけであって、 結局のところ、自分ひとりじゃほとんど何も出来ないんだと思った。 だけれど同時に、単純な時間計算で言えば、 人生のうちのやっぱり70%以上は、会社や仕事が占めていて。 そう考えると、生き方自体、どうしたらいいのか少し悩む。 そりゃあ会社に居る時間や仕事自体を好きになることが、 そのまま人生を楽しむ術だということは分かってはいるけれど。 なかなか上手くいかないのが、現実なのかなとも思う。 ちょっと毒を吐かせてもらうと。 仕事なんかでホッとすることがあったり、 少しでも達成感みたいなものを感じたりすることもあるのだけれど、 それでも、頭のどこかで「早く会社を辞めたい」という思いが、 ずっと抜けないで居座っているようになっている。 ここの業界の知識や技術は興味深いし、勉強していて楽しいし、 正直言って、職業ステータスという意味では特に良いものではないものの、 待遇とか社会的には、会社は大分安定した位置にあるような気もする。 だけど、それ以上でもそれ以下でもない。 上述したように、毎日の仕事は人との関わりが大半で、 その中でも同じ職場のチームの人との関わりが一番多い。自分は。 で、そのチームの人たちと仲が良くなければ、 当然のことながら、仕事はやりづらいし、正直仕事は辛く感じる。 それでも最近は、なんとかそういう雰囲気にも慣れてきて、 「仕方ない、こういうものなんだ」という諦念さえある。 けれど、自分が会社勤めの身として、 「先のこと」を考えると、もどかしくてしょうがない気持ちになる。 要するに、自分より年次とか職位が上の先輩や上司を見ていて、 彼らがやっている仕事を「面白そう」という印象を抱けない。 もちろん彼らの仕事全部を見ることが出来ているとは限らないけれど、 それでも、朝から晩までずっと近くでチームの先輩たちの姿を見ていると、 大体いつも不満そうな態度だったり、ため息をついたりしていて、 「この人たちは、何が楽しくてここで働いているんだろう」と思う。 そう言う自分自身も、「一体何が楽しくてここで働いているのか」と思う。 すべてを、仕事や会社でやることなすこと全てを、 「楽しい」と思えるなんて思っていないけれど、 「楽しいものであって欲しい」とは思っているし、 あるいは、そのなかの、たった少し、一つだけでも、 「このために働いている」という喜びがあっても良いと思う。 なのに、今はそれが無い。この先には、あるんだろうか、と不安だ。 それでも、こうして毎日会社に行って、 上司や先輩から嫌味をチクチクと言われて仕事をこなしていく人生って、 いったい、それはどんな意味や目的があるんだろう。 別に哲学的な問いを設定しているわけでもないし、 誰もが納得する正解が欲しいわけでもないけど、 それでも、せめて自分が納得する答えは欲しいと思う。 答えが無ければ探すし、それが何処にも無いなら自分で作るしかない。 要するに、自分は何のためにこうして働いているんだろう。 誰のためか。自分のためか。生活していくためか。お金が必要だからか。 一般にこの社会で生きていくための最低限条満たすべき件だからか。 原動力的な何かって、その程度のものなんだろうか。 毎日の仕事がそれほど面白いとも思えない、ましてや、 結婚もしていないし養うべき家族も居ない自分にとっては、 「それが普通だから」ってその程度なのかもしれない、なんて思う。 なんだかそう思うと、本当にすべてどうでもよくなってくる。 結局、「社会人としてちゃんと働いていますよ」という見栄え。 多額のお金をかけていただいて、たくさんの学校教育を受け、 そして会社に入り、正社員として働いて安定したお給料を貰う。 きっと、「それが普通」だから、そうしているだけ。なのかな、と。 だからこうして働いて年次を上げて、 頑張って職位を上げて、安定して貰うお給料も上げていって、 「これが普通です」だから「幸せです」と。 だけど、本当に、そうなのか。そうなるのか。 仕事上やこの会社で、何の目標も無い自分が、 この先そうなっていけるとは到底思えない。 数年後の自分って、サラリーマンって、いったい何だろ。 実は自分の中で勝手に転機としている28歳で、 今の会社辞めるかここの業界を辞めるか、 もしくは続けるか、決めようと思っていたけど、 そう暢気なことも言ってられない。そんな気がする。 なんというか。 今それほど焦る必要も無いかもしれないけど、 それは惰性で居ても良いというわけじゃないよな。 ・・ああ。誰かに褒めて欲しい。その人のために、頑張りたい。 なんて。それはただの他人依存にすぎないのかもしれない。 そうでなくても、「振り返って、面白い人生」にしようよ。切実に、思う。 *** 2011/06/23 03:25 ... 生き急いでる感のこと。 - 2011年06月10日(金) チーム内の編成が変わって上司が新しくなったり、 席替えしたり何だりで職場の環境がちょっと変わった。 と言っても、仕事の進め方はそんなに変わっていなくて、 相変わらず直近の上司からほとんど常に小言を言われる日々。 それでも、少しずつ、少しずつだけど、 自分なりに自分の頭で考えて、自分のフィルタを通して、 仕事を捉えて取り組むようにしている。 なかなか上手くいかないけど、それでも色々考える。 「機械化してきているなぁ」と思う。 「タスクをどう組むか」「そのタスク消化のために必要なことは何か」 単純作業をこなすだけのロボットという意味での機械化だけでなく、 「こうしなきゃいけない。その根拠はなにか」という思考が 手順化されているというところまで含めて、機械化されてきている、と思う。 だけれど機械になりきれないのは、ミスもたくさんするし、 タスク消化に必要なことが分かっているのに、その情報を握っていると 思われる人になかなか訊きにいけなかったりするから、 何と言うかもどかしい。 結局、人と人とのコミュニケーションが大事だってことだけど、 その土台をどう作るかとかどういう環境にするか、ってのが、 最近ほんとに大切だと思っている。けど、その話は割愛。 まぁそんなこんなで何とか生きている感じだ。 けれど最近、仕事で特に壁にぶつかっていないと、 「さらに効率よく」とか「もっと吸収する」という感情が芽生える。 それは良いことかもしれないけど、なんか生き急いでる感じがする。 これが、仕事で上手くいっていないと、色んなことに逃げたくなるから、 なんというかそれはそれで視野が広がるんだけど。 よく分かんないね。とりあえず、週末はリラックスします。 *** 2011/06/11 06:33 ... 月島でのチーズもんじゃのこと。 - 2011年06月05日(日) 大学時代の友人が就職の選考で東京に来たので、 久々に会って話をしてきた。 元気そうではあったし、それはそれで安心したし、 学部時代よりも当然忙しそうで頑張っていた。 私はと言えば・・何だか今の生活が虚しくなった。 この会社で、と言うか、この業界で、 じゃあ、どんな生き方・働き方が出来るの。それをしたいの。何をしたいの。 正直、周りの先輩や上司を見ていて、「そうなりたい」と思えない。 人格も、仕事の仕方も、スケールも。何もかも。 分からないよ。 なんなんだ、今の自分って。 今週の土日、駅のホームへ続くエスカレータで、 胸に光るバッジをつけた人を見た。その顔に、憧れてしょうがなかった。 学生時代が懐かしくて、とてもさびしくなったよ。 なんで「明日が嫌」なんだ。どうして「楽し」くちゃいけないの。 あのとき思い描いた期待とかって、何処へ行ったのか。 こんな毎日。違和感だらけで辛いだけ。 *** 2011/06/05 22:25 ...
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