僕らが旅に出る理由
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2008年01月17日(木) |
collapse in the metropolis |
昨日は風邪で一日寝ていたのだけど、今朝は体調もましになったので出勤する事にした。 駅に近づくともうちょっとで一本早い電車に乗れそうだったので、少し走った。 それがいけなかったらしい。
乗り込んだはいいが、いつまでたっても胸の息苦しさがおさまらない。 そのうち目の前が暗くなってきた。 なんだか吐き気もする。
とりあえず目的地の駅で降りたが、気持ち悪くて階段を下りる元気がなく、ホームのベンチに座り込んだ。しばらくして吐き気がどうにか収まってから、改札まで行って駅員室の長椅子で横にならせてもらうことにした。
こっちが体を折り曲げながら息もたえだえに「どこか横になるとこありませんか」と聞いてるのに、長椅子に連れて行って「毛布使ってね」と行ったきり、自分らは溜まり場のよーなところに戻っていってお喋りの続きをしている。(私からは死角になる場所で、声だけが聞こえた) 1人が一瞬、ふわーーとやってきて、 「職場かどっかに連絡入れるかね?」 と聞いてくれはしたんだけど、私がそれより何より苦しくてまともに考えられないでいたのに、 「あ、あ、そう、いいね」 とふわーーーとまた去って行った。 (いいとは言ってないだろ!)
生理中だったのでそのうち猛烈に下腹部が痛くなり、動くことも、喋ることもできなくなった。とにかく痛くてしょうがない。よほど救急車を呼んでもらおうかと思ったが、私は以前も猛烈なお腹の痛みにあわくって救急車呼んだら、来る頃には結構おさまっていてひんしゅくを買ったことがあったので、いや、もうちょっと待ってみよう、と思った。 痛みは一瞬すぅと引くこともあるんだけど、また戻ってくる。 その繰り返しなので、とにかく痛み止めがほしいと思い(まぁ、常備してなかった自分もいけないけど)、駅員さんに聞いてみることにした。 でも、誰も様子を見にこない。 そこには30-40分いたと思うけど、その間誰も来なかった。 仕方がないので、「すいません」と呼んだ。 5回か6回呼んで(だからツライんだってばT_T)、ようやく誰かが気がついた。 でも、 「すいません、薬何かありませんか」 と聞いても、 「薬?ないない!薬なんかないよ」 と冷たい一言。
それでもあちこちの引き出しを探ってナ○ンエースをくれたので、悪い人ではなかったんだと思うが、「薬なんかないよ」と冷たく即答された時には、思わず
お前死ね。
と思いました。ええ思いましたとも。
ひっきょう彼らは病人の介抱に慣れてないだけなんだろうとは思う。 あるいは慣れすぎていちいち感情移入してられなくなったのか。
必死の思いで会社に電話をしたら職場の子が迎えに来てくれて抜け出せたけど、その子が「彼女の具合はどうですか」って駅員に聞いたときも、 「え、知らない知らない。よく知らないよ」 っていかにも関わりたくなさそうに言ったそうだ。
おっさん職場で弱った女性の扱いなんか分からなくて戸惑っていただけだ、と思っておこう。
だけど病人の簡単な介抱の方法くらい習っとけよ。 JRならセミナーか何かやってるだろ、普通。それと、ああいう場所では、具合の悪い人間を入れたら10分ごとに様子を見る事、とかなんとか、絶対マニュアルに書いてあるはずだ。30分放置とかってありえないだろ。30分あったら人間死ぬぞ。
今日はその後病院へ行って、血液検査を受けた。 子宮内膜症の疑いありだとか。 かんべんしてください(ToT)
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