うっすら月明かりに照らされたテラスにあるバスタブ。
後から抱かれる形でぬるいお湯に浸かりながら、
天高いところにある月を見上げながらのんびりとした時を過ごす。
髪を撫でられ、
唇や首筋や肩にキスをされて、
ぎゅっと抱きしめられながら肩に置かれたその人の髪の匂いに想いを馳せる。
ライトを落として暗闇に包まれる部屋に、
小さなプラネタリウムを作動させて天井いっぱいに星を輝かせる。
私とその人は真っ白なシーツのベットの上に寝転んで、
抱き合う形で天井を見上げる。
時折、すーっと流れる星を見つけては、
ヒーリングミュージックに耳を傾けつつ、頬を寄せ合う。
作り物の星空だけど、満天の星空の下。
いつしか互いに求め合い、愛し合って眠りについた。
夢みていたことを、実現してくれたのは隆さん。
誰よりも私の欲しい言葉、嬉しいことをしてくれる。
言葉も行動も嘘偽りの無いものだということは悲しいくらいに実感できる。
その分、離れたくなる。
夏の疲れが出てきたようで、体調が思わしくありません。
先週末のハードなスケジュールも相成って、
今週に入ってからというもの心身ともに倦怠感を感じています。
暑い夏から初秋を感じさせる季節の移り変わりと共に、
それぞれの男性達との関係も少しづつ変化が伺えるようになりました。
また、私自身の気持ちの変化も起きているようです。
先週末から昨日までにかけての出来事も影響があるようですが、
後日、UPできたらしておきます。
日記をつけるようになって、
自分の日記の内容を第三者的な、客観的に読むと、
「とんでもない女」
という印象が出てきます。
自分のことなんですけれど。
何人もの男性と薄っぺらい関係を築いて、
本気じゃないことを知っているくせに本気になっていたりして、
恋愛が面倒だとか言いながら愛されることを望んで、
でも愛されない現実に思い悩んで。
メールや言葉で受け取った愛情ある言葉達。
どれぐらいのものが彼達からの本音なのでしょうか。
たぶん。
彼達の本音が云々ではなく、問題は自分自身。
誰も何も信じられない。
自分自身のことさえも。
そろそろ終わりにしたほうがいいかな、と思っています。
切れるかどうか解らないけど、でも、確実に別れは近づいてきています。
自分でも自分の置いている状況が把握できなくなりつつあるので。
改めて、書き出してみてみよう。
由さん@大阪在住38歳、既婚
メール1日1往復が基本 たまに電話
月一回程度、東京出張の際にデート
「愛している」と言い合う仲
俊さん@福島転勤予定41歳、既婚
メール2往復ぐらい それなり電話
隔週の週末にお泊りデート
「愛している」と言い合うし、セックスの相性も良い?
隆さん@東京在住35歳、彼女あり
時々メール 待ち合わせ時のみ電話
週一回程度、デート(お泊りもあり)
「胸が苦しくなるくらい好き」と言ってくれてるけど…。
基本はこの3人のはずなんだけど…
カズさん@都内在住37歳、既婚
メール交換中 返事書かなきゃ
かずまさん@千葉在住42歳、既婚
携帯メールのやり取りを始め、画像交換済み。
どうやら気に入ってくれたらしく「早く逢いたい」と言われてます。
文面も由さんに似ているけど、画像見てびっくり。顔も似てる。
まだしばらくはメールのみかな
と、ここまでだったはずが!
のぶさん@超ご近所31歳、独身彼女なし?
mixiで知り合い今日飲みました。
お店を出てから「散歩しよう」といわれ手を握られ、
あれよあれよとキスしてしまいました。
ドライブに行こうと、デートに誘われましたが。
きっと下心だけの関係になりそうな感じです。
みっちー@都内在住23歳、独身彼女なし?
2ヶ月前に知り合い、一回会ってエッチしただけ。
普段はメールすらないものの、たまに来るときは下ねた気味。
明日2ヶ月ぶりに会ってお泊りする予定。
・・・・・・・7人って幾らなんでも関係持ちすぎじゃない?(汗)
この中の誰かに絞るか、はたまた、全員切るか。
あるいは、全員から切られるか。
そう。
明日東北に行くはずだった俊さんが転勤が順延になるとか。(数日間程度)
見送りに行くつもりで会社休んじゃったのに。
今夜はふて寝するしかないかな。
目覚ましが鳴る数分前に起きて、
もそもそと隆さんの方を向いて身体を寄せてみる。
すると腕を回して、ぎゅっと抱きしめてくれる。
隆さんの細身の身体はとても温かい。
広いベッドの中でまどろみながら、
ふっと由さんや俊さんの肌の温もりを思い出してみる。
それぞれ、今朝はどんな朝を迎えているのかな。
無理矢理、身体を起こしてシャワーを浴びて。
運ばれてきた朝食を食べて、隆さんの出勤にあわせてチェックアウト。
通勤で混雑する駅で人の流れに流されながら隆さんと別れました。
携帯には俊さんからメールが来ていました。
どうやら、新しい赴任先が決まったようです。
福島県になり比較的近いところで一安心したと書かれていました。
家に着いて返信をして。
ノートPCを立ち上げてメッセンジャーをダウンロード。
隆さんとメッセで話すことにしたのです。
登録して間もなく隆さんからのメッセージ。
付き合いだして3ヶ月目にして初めてのチャットをしました。
普段は心の内をあまり語らない隆さん。
文字ではたくさんの気持ちを言葉にしてくれます。
のぞみちゃんのこと好き
胸が苦しくなるくらい
抱擁とキスのバロメーターは確実に気持ちの表れだったのでしょう。
由さんと俊さんが離れてしまって、
だけど隆さんだけに甘えるわけにも行かず、
そう思ってまた新たな存在を作ろうかと思ってから数日。
書き込んだ出会い系サイトの返事がかなり来ていましたが返信せずにいました。
その中で二人の人に返信を出しました。
カズさん
メールの印象からして律儀な人のようですが、
会話の内容がエッチを意識しているようで軽く…
とりあえずまだPCメールのみの関係でいいかな。
かずまさん
リズム良いメールと感覚で、携帯のアドレスを交換しました。
とても真面目そうな、由さんのような印象があります。
これからどうなるんだろうな、という気持ちもあれば、
なるようになるんだろうな、という開き直りもあり、
それぞれの人に想われて幸せなのかもしれないと感じれば、
大きな孤独感のようなものもあって。
こう、なんとなく、の日々が続いていくのかな。
免許証が無いことに気づいたのは土曜日でした。
てっきり鞄の中に入っているものだと思っていたら無くて、
ズボンのポケットの中にあるかもしれないと確認しても無くて、
どこかなと改めて振り返ってみたら金曜日に思い当たる節がありました。
隆さんといったラブホテルで、
誕生日特典を受ける為、免許証を掲示しました。
昼休み電話をして確認してみると「お預かりしています。」とのこと。
ラブホテルに免許証を落としてくるなんて。
自分の注意の無さに恥ずかしさがこみあげてきます。
冗談半分で昼休み中の隆さんにメールしてみます。
免許証置いてきたので取りに行きます。
一緒に行って、そのままお泊りする?
なんて(^^)
すると、すぐ返信が。
予定がまだ解らない
そうでした。
彼女さんとの約束待ちの様子。
一人で取りに行くからいいよ、と返信をしましたが、
予定が解るまで待っててと強く言うので待つことにしました。
会社が終わり錦糸町へ向かう電車の中、隆さんからメールが。
行くことにしたよ!
のぞみちゃんに会いたいし
と言う事で錦糸町で待ち合わせし、着替えのシャツを購入してホテルへ。
やっぱり平日の早い時間にもかかわらず、ロビーにはたくさんカップルが待っていました。
フロントから免許を受け取ると、
すかさず横から隆さんが「どのぐらい待ちますか?」とのこと。
40分ほどというのでそれまでロビーのノートPCで遊んでいました。
フロントから呼ばれて部屋に行くとパーティールームのようで、
クウィーンサイズのベッドが二つもありました。
食事を頼み時間がかかるということでそれまで二人でお風呂に入って。
会う回ごとにキスと抱擁の数が増えてきています。
私にとってキスや抱擁が愛情のバロメーター。
気持ちがどんどん込められるキスに、気持ちも純粋についていきます。
食事して、もう一度お風呂に入って、抱き合って。
のんびりDVDを観ていると隣の隆さんは眠りについていました。
一人で映画を観ようにも、
悲しい結末を迎えるであろう愛の物語は観れる気持ちなれません。
翌日の目覚ましのセットをして、私も眠りにつきました。
2007年08月20日(月) |
ああ、そうだったのか。 |
俊さんからのメール。
金曜日は17時ぐらいの新幹線です
関東を離れて東北へ帰る日。
私は会社を早退しても見送りに行きたいといっていた。
繋がっていけると思っていても。
次にいつ逢えるか約束も何もしていない。
だからせめて最後の最後の時間はできるだけとって欲しいと思っていたけど。
あっさり帰っちゃうんだな。
終電になれば家に帰るのは日付が変わる頃かもしれないけど、
次の日は土曜日でお休みなんだけどな。
それとも次の赴任先はずっと北のほうで、
すぐ寮に移動しなくちゃいけないのかもしれない。
電話してきちんと話をして確認すればいいのだけど。
こんな時になって、私の我儘虫が出てきちゃった。
たぶん、俊さんは私のことはそんなに愛していないのだろう。
関東を離れることは苦になっていないのかもしれない。
負の感情がスタートラインに並んで走り出そうとしている。
スタートガンが鳴ったらきっと気持ちは加速して冷めていくのだろうと思う。
きっと。
俊さんはいつもの週末と同じように思っているだけだろう。
来週末には私が逢いに行こうとしていること解っているのかもしれない。
だから何も特別なことをする必要が無いのだ。
深呼吸して。
気持ちを落ち着けて。
全部が上手く終わる水曜日に、「お疲れさま」って笑顔で言えるように。
その一歩で、これからもう一度優しいメールを送ろう。
今日は隆さんと映画を観てきました。
私の住む街にまで足を運んでくれた隆さん。
食事をして映画を観て。
少しウィンドウショッピングをして、お茶をして。
晩御飯を食べてのんびり話をして。
あっという間にバイバイの時間。
一緒に居るだけで穏やかな気持ちになれるのです。
話をする機会が多かったので、
今まで知らなかったことがいろいろ判りました。
隆さんの彼女が私の家の最寄り駅と同じ沿線で3つしか離れていないご近所さんだったり。
だから私が良く足を運ぶ焼肉屋さんに来ていたり。
カラオケボックスも同じとこに来ていたとは。
また、ほぼ毎日晩御飯を一緒に食べているらしく、
私と会うときは口実を作るために彼女に嘘をついているという。
そして、私も話してきました。
結婚していることは話せませんでしたが、
大阪と東北にそれぞれ好きな人がいて、気持ちが続く限り逢いに行くこと。
そして、隆さんのことも好きなこと。
但し、いつかそれぞれ以上に好きな人ができたら皆と別れるということ。
隆さんのことを傷つけてしまったかもしれませんが、キチンと伝えておいたほうがいいと思ったのです。
隆さんのためにも、私の為にも。
その一方で。
身近にいてくれる存在がいなくなってしまうことが寂しく思うようになりました。
新しい出逢いを求めてみようかな、とも思います。
(昨日からの続き)
錦糸町を出て、約束の時間に間に合うように埼玉の某駅で俊さんと待ち合わせ。
「今夜は飲みたい」という俊さんの希望通りに駅近くの居酒屋へ。
先週末はキャンプに海水浴と夏を満喫していた俊さん。
仕事の影響もあるかもしれないけど、一層日焼けして肌黒に。
腕に手を回して歩いているときも、肌に残る火照りが伝わってくるほど。
お店に入り、御決まりのビールを頼んで乾杯!
旅行のこと仕事のことなど話しながら楽しいお酒を飲んでいました。
しかし、やはり転勤の話は避けて通れないもので。
それまでの雰囲気がしんみりなものに変わり、気持ち、声のトーンも落ちていきます。
「のぞみにまた寂しい思いをさせてごめんね。」
「のぞみが可哀想に思えて…。」
由さんのことに付いては以前話したことがありました。
両者の気持ちが繋がったと思えた途端、相手が転勤になり遠距離になった話。
「もしかしたら、俊さんもそうかもね(笑)」なんてその時私は冗談で言ったことが、
現実になってしまったこと。
それを俊さんは覚えていたようで、手を握りながら、言い出しました。
一瞬、感情がこみ上げてきて泣きそうになったけど、
別に別れ話をしているわけではなく、
確かに、離れてしまうことはものすごく寂しくて辛いけど、
離れていても繋がっていられると感じられているくらい幸せで。
だからなぜ私が可哀想に思われるのか憤りを感じているけれど、
でも俊さんが謝ることはない自然の成り行きでこういう結果になるわけで。
冷静に落ち着いて言いたいことを整理して気持ちを抑えました。
だって、「今までの付き合ってきた女性とはのぞみは別なんだ」って言う
俊さんの笑顔と、言葉をもらえただけで充分だったから。
いつもより少なめのお酒を飲み終え、居酒屋を出てホテルへ。
と、その時、
「あ、誕生日はケーキ買ってお祝いした?」
俊さんが聞いてきました。
「ううん、誕生日らしいことしてないし」
私が答えると、「じゃ、ケーキ買ってお祝いしなきゃ!」と俊さんはケーキ屋さんを探し出しました。
駅前の不二家にはいりショーケースに並ぶケーキを見ながら相談します。
誕生日ケーキは丸いものだから丸いの買おうか、とか。
でも食べきれないから小さいショートケーキでいいから、とか。
結局、私はプリンの入ったカップケーキ、俊さんはベイクドチーズケーキを。
俊さんが店員にローソクを一本つけてとお願いしてくれました。
途中のコンビニでワインを買って、手を繋いでホテルへと向かいました。
部屋に入り、荷物を置いてお風呂にお湯を入れて。
すると自然に寄り添って抱き合ってキス。
俊さんの手が全身を愛で始めると、もう、止まらなくて。
服を脱ぎすてベッドで抱き合います。
すぐに俊さんと繋がって、
繋がったままキスや愛撫をされていると俊さんが乳首を噛み始めます。
いつもは初めは優しい甘噛み程度から入るのに、
今日は最初から激しい痛みが全身を駆け抜けていきます。
あまりの噛む力の強さに驚きますが痛みで何も考えられず、
喘ぎ声もいつもより大きく叫び声に近いものになりました。
でも俊さんは怯むことなく更に強い力で噛みます。
力はどんどん強くなり、あまりの激痛に俊さんから離れようと無意識に身体が離れようとします。
しかし、俊さんは身体を引き寄せもう片方の乳首を噛みしめてきます。
意識も飛びそうなくらいの痛みを感じているとき、
ふっとさっきの言葉が頭の中によみがえってきたのです。
「寂しい思いをさせて、ごめんね」
その瞬間、堰を切ったように涙が一気に溢れだしたのです。
乳首が痛いという涙もあるけれど、
ずっと我慢してきた気持ちが爆発したのでしょう。
離れてしまう寂しさや悲しみの感情。
けれども、繋がっていられると信じられる彼の愛情。
これまで強い力で噛む彼の私への気持ち。
痛みを感じて感情のまま発せられる悲鳴を上げながら、泣いてしまいました。
彼も私の涙に気付いたらしく、噛むのをやめ抱きしめてくれます。
髪を撫で、額や頬や肩にキスをして、彼は私を慰めてくれるのですが、
更に涙は止まることなく溢れるのです。
初めて見せる涙に彼も困惑したかもしれません。
でももう自分でもセーブできないのです。
すると鼻をすする音が聞こえました。
たぶん、彼も泣いているのだろうと感じられます。
しばらく抱き合ったままの時間が過ぎましたが、
私の嗚咽が収まると彼も身体を離し優しくキスをしてくれます。
「のぞみのこと、すっごい愛してる。
離れていても忘れないから。」
頬を撫でながら優しい声で言う俊さんの顔は涙でぼやけてしか見えないけれど、
きっといつもの優しい眼差しだったのだろうと思います。
最後は彼の精子を受け入れたかったので中に出してもらいました。
抱き合ったあとはもう百年の恋も一気に冷めるような、汚い泣き顔で。
泣いた後だから鼻は詰まってるし、まぶたは腫れ上がってるし。
お風呂で鏡を見たときは自分でもヤバイなと思えるほど。
泣き顔って本当に美しいものではないです。
お風呂から上がると俊さんはケーキとワインを用意してくれていました。
ローソクに火をつけて、二人でハッピーバースデーの歌を唄いました。
恥ずかしいけれどすごく嬉しくて、俊さんを好きになってよかったと改めて思いました。
それからワインを飲みながらたくさんお話をしているうちに、酔いが回りベッドへ。
激しく求め合いましたが最後までせず、
(途中、また私が泣き出したりしたからかもしれませんが)
眠りにつきました。
そして、今朝。
起きて求め合って、朝マック食べて別れました。
25日に埼玉を離れるそうなので見送りに行く約束をしました。
笑顔で見送れるように、涙はあえないときに流して枯らしておこう。
今も昨晩のことを思い出すと涙が止まらないのです。
別れる訳でもないのに。より一層気持ちが繋がったはずなのに。
心と身体が素直に涙を流しているのです。
「もしかして、ラブホのハシゴとか?」
含み笑いをする隆さんに、「どうかな?」と含み笑いで返す私。
立っているだけで大粒の汗が頬を伝い流れていきます。
何で今年の夏はこんなに暑いのでしょうか。
午前7時。
目を覚めて隆さんからのメールを確認。
予定時間に目を覚ましている様子。
誕生日祝いということで、
以前から行きたかった錦糸町のラブホテルでフリータイムを過ごそうと、
隆さんからお誘いを受けていました。
隆さんも今日のために会社を休んでくれていました。
盆休みが開け、満員の通勤電車に乗り錦糸町へ。
出勤する人の波と逆らいながら向かったのはアジアンテイストのラブホテル
でもさすがに大人気のホテルとあって既に待っているカップルが何組かいる様子。
10時にチェックアウトする人が多いだろうから、ということで、
カウンターバーに座って話をしたりマッサージチェアで癒されたりと過ごしているうちに呼ばれ入室。
誕生日を証明するものを掲示するとバースデー特典があるということで掲示し、
フラワーバスを選択しました。
部屋に入ると、少し狭いながらもバンブー家具が南国情緒を醸し出し、
天蓋つきの大きなベッド、テラスには白いバスタブがついていて、
お風呂も広いしアメニティーも多いし。
非日常を思いっきり満喫させていただきました。
フラワーバスは一度体験してみたかったし。
テラスでの露天風呂も風が心地よくて気持ちよかった。
隆さんも相変わらず優しいというか、心が広いというか。
私の我儘も言わなくて言いぐらい欲求に対して前もって対処してくれる。
バースデーカードに、もしかして喧嘩することがあるかもしれないけど、と書いていたけど、
隆さんと喧嘩することは無いと思う。
一時間ほど延長して過ごしてチェックアウト。
駅前の喫茶店で1時間ほど談話を楽しみ、別れ際の隆さんの言葉。
「これから逢う人と、もしかして、ラブホのハシゴとか?」
そう、今夜は泊まるからそうなるね。
一番逢いたい人に逢いにいくの。
言葉にすることなく、笑顔で表現したつもり。
秋葉原で見送られ、私は俊さんに逢うために埼玉へ向かうのでした。
の、バースデーでした。
日付が変わった途端に携帯にメール着信。
グリーティングカード会社からのメールでした。
差出人は由さんから。
お誕生日おめでとう!
仕事も私生活も磨きを掛けて、
ますます素晴しい女性になってください。
律儀な文章は彼の性格が表れています。
午前9時ジャスト。
またグリーティングカード会社から。
差出人は隆さん。
お誕生日おめでとう。
のぞみちゃんとは出会ってまだそんなに経っていないけど、
すぐ仲良くなれて嬉しいです。一緒に居ると楽しくて癒されるんだ。
もしかしたら、喧嘩することがあるかもしれないけど、
乗り越えてずっと一緒に居られたらいいな。好きです。
カード見た瞬間ドキドキしちゃいました。
そして、夕方。
俊さんからのメール。
ハッピーバースデー
誕生日おめでとう!
誕生日に関しての文章はこの一言。
あとはこの週末いつ逢えるかどうかということが書かれていました。
友人・ネット友達。
いろいろな人から温かな言葉を頂いて嬉しかった。
そんな誕生日。
実は、帰省中の由さんから、
『最終の新幹線を押さえておくから、逢いましょう』
と先週からお誘いを受けていました。
予定より一時間ほど遅くなってしまったけど、一ヶ月ぶりの再会。
そしていつもと違うのは、私服姿。
黒いポロシャツにハーフパンツ、素足でサンダル。
髪も自然のままなので前髪が降りていて。
私好み以上の好みな男性になっていたのでドキドキしっぱなしでした。
飲みに行くには早い時間。
どうしようか、と言う事でホテルに行くことに。
ビールやおつまみを買ってアジアンテイストのラブホテルへ。
部屋に入った途端、
いつものように強い力で腕を掴み引き寄せられて由さんの胸の中へ。
互いの匂いを確認するように深呼吸をして、首筋に顔を埋めて。
ぎゅーっと腕の力をこめて温もりと存在を確認して。
は〜っとため息を吐いてから見詰め合って、たくさんのキス。
この一連の動作を数回繰り返します。
時折、腕の力が更に強くなったり、
「逢いたかった」の言葉や愛撫もありますが、
儀式のようなこの動作に愛を感じたりします。
あ、キチンと逢いたいって思ってくれてたんだな、って。
4時間という限られた時間の中。
いっぱいキスをして、抱き合って。
たくさん話して笑って愛し合って。
幸せな時間を過ごしてきました。
名残惜しみつつ、東京駅へ見送りについて行きます。
ホームにすべり込んだ新型新幹線に一緒に乗り込み、
出発時間までデッキで話をしながら別れを惜しみあいます。
抱きしめたい、キスしたい。
そんな気持ちも乗客が入ってくるたび行動に移せぬまま、
ホームの案内放送に促されるままホームへ戻ろうとしたとき、振り向きざまにキス。
振り返るとこれから乗り込もうとしていた乗客に思いっきり見られた訳で。
照れ笑いをしながら、新幹線とホームの間で見つめあった後、
けたたましく響き渡る発車のベルを背に、
「あ・り・が・と・う」
とお互い口をいっぱいにあけて、
これ以上無いって言うくらいのいっぱいの笑顔で手を振って、
すーっと流れるように去り行く由さんを見送りました。
次に逢えるのは、来月の予定です。
こっそり撮った由さんの画像を見直して、溜め息を一つついて家路に。
途中、俊さんと電話をし、
家に着くと、隆さんと電話をして、明日逢う約束をしました。
隆さんは別として。
やはり由さんと俊さんは私にとって特別な存在です。
大切で、愛おしくて、求めてしまう存在なのです。
改めて、そう思いました。
有料版のお試し期間が過ぎてしまい、更新ができませんでした。
毎日、猛暑が続いてますが。
私も好きな人達もそれぞれ元気に過ごしているようです。
更新できなかった日々に関しては後々振り返るとして。
近況は、かなり変化してきています。
由さん@大阪在住 とは、良い関係です。
メールを主にして繋がっています。
今は帰省中で関東に来ています。
盆休み中も時折メールをくれます。
最近、優しさを感じるようになりました。何かあるのかな?
隆さん@彼女持ち とは、相変わらず仲良しかな。
ただ、「都合の良い関係」である気がしてきました。
一時盛り上がりかけた感情が冷めてきています。
そして。
俊さん@単身赴任中 との関係が大きく変化を迎えようとしています。
来週に終了予定の仕事を終えると同時に、東北への転勤が決定しました。
新しい赴任先はまだ未定とのことですが、支社への転勤なので埼玉から離れます。
薄々感じていましたが、東北へ転勤だったとはお互いショックで。
しばらくは仙台の自宅にいることになりそうだし、
また、新たな赴任先がどんなとこになるのかも解らない状況で。
身体も心も一途に傾き始めた矢先の転勤辞令。
由さんの時と全く同じ。
今年の私には【転勤神】でも憑いているのでしょうか。
青い空を眺めながら、これからどうしようかと想い耽る時間が多くなりました。
繁忙期を目前にして、今は閑散期。
仕事の量も少なく、やることも特に無いので、有休をとりました。
昔なら同じように有休をとってくれた恋人と
ラブホのフリータイムを満喫してセックスに励んでいたわけですが、
今となっては懐かしい記憶となりました。
みんなそれぞれ忙しいから、「有休取れる?」なんて言える訳も無く。
(距離が遠すぎて逢えない人もいるし)
かといって、出会い系に投稿してアポをとろうとしてもヘルペス中なので無理。
何か、スゴクしたい気持ちはあったんだけど。
疲れが溜まっていたみたいで午前中は爆睡。
午後に産婦人科に通院して、診察受けました。
ヘルペスの症状も大分良くなり服薬と軟膏ももう1クール(5日間)でよいとのこと。
ヘルペスは一度感染してしまうと完治はしないものなので、炎症の症状が消えるのを待つしかないのです。
しかし、あの痛みが嘘だったように今は少し凍みる程度。
薬の効果はスゴイなって改めて実感。
帰ってきてからもまた爆睡…。
旦那さんも外食で遅くなるようだし、
夜は週末の泊まるホテルを探したり、美味しい居酒屋さんを探して。
その間に俊さんと数回メールのやり取りをしたのみ。
ホテルも予約取れたし、週末が来るのを待つだけです。
と、これを打ち込んでいる最中に、飲み友達の康さんから
『明日仕事早く終わりそうだから、飲み、どう?』
とのお誘いのメール。
一時はコイビトになりそうな展開でしたが、今はご近所の飲み友達の関係。
大学講師の仕事と、多趣味が高じて超多忙の生活を送る康さん。
ひと月ぶりの対面です。すごく楽しみ。
さあ、明日からまた頑張るぞっと。(^^)