2007年06月30日(土) |
Quidamを見てきました |
今日はCirque Du Soleilの、Quidamを見にいってきました。
浦東の仮設テントで一昨日から上演されたサーカスです。Cirque Du Soleilはラスベガスでも常に2−3の出し物を上演しています。
今回中国では初めてのCirque Du Soleilで、演目が「Quidam」.
素晴らしいサーカスで感動しました!
先ずは衣装の素晴らしさ。ストーリーに沿った衣装を全て完璧に調えていました。
二番目にストーリーの良さ。赤い風船を幸せの源として、さまざまなアクロバットをストーリー性を持たせてつなげていってました。そしてストーリー性を保つため、次の出演関連者を常に今の舞台の端にいさせて、観客が飽きないよう次から次へとストーリー展開をさせていました。
三番目に、動物を使わないサーカスに徹して、人間の肉体美を単純なうごきから最大限に引き出して演じていることです。「動物を使って、どうだ、すごいだろ!」という驚きを与えるよりより、「動物は決して使わないかわりに、人間の動きで感動を与えたい!」という思いが伝わってきました。
演出はビジネスです。多くの方をまた来ていただくために最大の智恵を絞るのがビジネスです。Cirque Du Soleilは最大の努力でわれわれ観客を楽しませてくれたと感じました。よろしければ、ぜひ!
梅雨まっさかりですね。
気温は30度超えて湿度も高いので蒸し暑いです。
最近は豚肉が高騰して、CPI(消費者物価指数)を引き上げているそうです。
豚肉高等の原因は第一に豚のえさであるとうもろこしなどの飼料の高騰(エタノールブームが遠因)です。
第二に豚の病気(「猪藍耳病」と呼ばれる感染率が高い「豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)」)が流行し2006年だけで約100万頭の豚が「猪藍耳病」で死んでしまったそうです。
「猪藍耳病」はヒトには感染しないらしいのですが、豚肉価格の高騰で、病気で死んだ豚を専門に買い取って流通させる闇業者がどんどん出てきているらしいです。安い豚肉は買わないようにしましょう。
今日は商談の関係で四川料理を食べに行きました。
なかなか辛くて、とても美味しい四川料理で満足です。
以前に仕事の関係で頂戴した茅台酒をレストランに持ち込んで(持ち込み料は100元取られましたが)お客様と一緒にいただきました。
いや〜〜うまい!百貨店で買うと100元くらいの茅台酒なので味はまろやか、刺すような感じもなく後口もしっかり、でもしつこくない感じです。
まだオフィスにはいただいた15年ものの茅台酒が残っていますので、また機会をみて試してみたいとおもいます。茅台酒サイコー!
2007年06月27日(水) |
今日は勉強会、盛り上がりました! |
毎月一回開催している勉強会に行ってきました。
今日は、ウェブ開発の社長さんから、中国のインターネット業界について詳しくお話を伺いました。
既存のウェブ・ポータル(門戸)やバナー広告のモデル、或いは携帯SMSを通じて代金を徴収するモデルはまだ伸びてはいるもの成熟しつつあるそうで、これは私の肌感覚と全く同感です。
今後は専門分野に特化したメディア&情報サイトが伸びていくそうです。これも同感です。例えば、中国の海外旅行ブームを先取りした雑誌「旅行者」はグングン伸びていて、ウェブでも旅行取次ぎの利益が増えています。
焼酎飲みすぎてちょっと頭いたいっす。。。。
明日まで重慶にいる予定だったのですが、仕事が早めに目処ついたので夜上海浦東空港に帰ってきました。
市内へ向かう高速が自然渋滞で自宅に帰るのに1時間半以上かかりました。
上海の道路行政は車の増加分を計算し切れなかったのか渋滞が多く、後手に回っているようです。
今日のニュースによると、杭州湾をまたぐ36キロもの大きな橋が貫通したそうです。これで上海から寧波までは自動車で3時間になるそうです。へ〜〜なんだか近くなりそう!
秋には橋が通行可能になるそうなので寧波にいってみよう!
2007年06月25日(月) |
今日は重慶に来ました。 |
今日は出張で内陸の重慶に来ました。
今年は重慶市が中国で4番目(北京、上海、天津に続いて)の直轄市に昇格してちょうど10年目です。
1997年は、香港が中国に返還された歴史的な年だったのですが、7月1日の香港返還の直前に、重慶市は四川省から昇格する形で直轄しになりました。
あれから10年、重慶市は驚異的ともいえる発展を遂げてきました。
重工業中心の産業構造を転換するために、IT産業の誘致を進め、多くのIT企業が重慶で活躍しています。重慶モバイルは1000万人の加入者を先日突破し、更に増え続けています。
長江(揚子江)と嘉陵江で形成される半島のような市の中心部はずっとビルの建設ラッシュです。郊外も新築のマンションが立ち並び不動産の屋外広告だらけ、、、重慶市への投資のすごさを感じさせます。
一方、重慶市の別名は「霧都」といいます。重工業の工場から排出される石炭の煤炭に水蒸気が付着するためです。内陸のせいか空気の循環が悪く、大気汚染が進んでいます。
最近は長江(揚子江)と嘉陵江は開発が進みすぎたせいか増水と渇水を繰り返しているようで、増水時は多くの死者が出るほどです。
発展と自然の保護はバランスが難しいようですね。日本でもそうです。
重慶空港から市内へ向かう周辺は緑も多くまだまだ環境対策が可能だと感じます。いいバランスを取って発展して欲しいと願っています。
2007年06月24日(日) |
黄浦江で観光船が衝突し日本人8人がケガ |
日経NETによると、黄浦江で23日午後7時ごろ、遊覧船と貨物船が衝突し遊覧船の日本人観光客8人がケガをしたそうです。一人は骨折で、その他は軽症だったとのこと、少し安心しました。
昨夜の上海は断続的な大雨と強風でたいへんでした。雨で見通しが悪く、狭い黄浦江ではたいへんな操船が要求されたことでしょう。仕方のない事故とはいえ、ケガをされた方々の一日も早い回復を祈っています。
2007年06月23日(土) |
MLBでは日本人選手が大活躍 |
アメリカのMLBでは今年日本人選手が大活躍のようです。
レッドソックスの松坂投手はすでに9勝、同じチームの岡島投手は中継ぎで防御率0.98(9回投げて1点しか取られないすごい数字です)と大活躍です。
おなじみのマリナーズ・イチロー選手は打率3割5分8厘でアメリカンリーグ2位、同じチームの城島選手も打率3割1分3厘でリーグ15位の素晴らしい成績です。イチロー選手は盗塁も22個成功させてリーグ2位です。
ドジャースの斎藤投手は19セーブでナショナルリーグ4位、これも素晴らしい成績です。
桑田投手はキャンプで怪我をしましたが6月からパイレーツの中継ぎとしてMLBデビューを果たしました。桑田投手は現在39歳、年齢を考えるとものすごい節制と努力でMLBのマウンドに立っていると想像できます。
外国で働くのはたいへんなことです。いろいろな制約や異文化を乗り越えていかなければなりません。ましてやよい成績を残して活躍するのは想像を超えた努力のたまものだと感じます。
私が米国にいたとき、イチロー選手や野茂投手の活躍を見て多くの勇気をもらいました。ほんとうに有難いと思いました。
今度は自分が少しでも回りに勇気を与えてあげられるよう、日々精進しなければと誓いを新たにしています。
2007年06月22日(金) |
スタミナ苑(黒毛和牛) |
スタミナ苑(黒毛和牛)で焼肉を食べました。
久しぶりの和風焼肉でめっちゃおいしかったです。特にハラミとカルビとミノ。やっぱ焼肉はいいです!
それと、チューハイがおいしかったです。
上海のチューハイはどうもおいしいところが少なくあまり期待していなかったのですが、スタミナ苑のチューハイは炭酸もしっかりしていて合格!
メタボが気になりますが、気にせずたいらげました。ありがとう!
沖縄はもう梅雨明けだそうです。
上海はまだ梅雨に入ったばかりという感じの天気ですが、昨日あたりから気温も30度となり蒸し暑くなってきました。
今の時期に沖縄いけるといいでしょうね、台風はまだ来ないし、梅雨は明けたし、観光客はまだ少ないし。
知人が久米島にいるので、ぜひいってみたいと思っています。久米島といえば泡盛の「久米仙」、ロックで飲みたい!
お金をかければなんでもうまくいくワケではありませんね。
でも、お金をかけるとかなり時間を節約できてそこそこもモノはできる感じがします。お金で時間と経験を買うような部分はありますね。
お金をかけていい仕事をできる人は素晴らしいし幸せです。お金をかければある程度いけるとこまでいける仕事はそうするべきだと思います。
ところが、新規事業開拓や新商品開発って、どうお金をかけていいか分からない場合や、そもそもお金もないということ、よくあります。昔風にいえば「オレたちのプロジェクトX」になるんでしょうね。
新たにモノを作り上げていくって、めっちゃ不安だし保障もありません。そういう時、どうしたらいいんだろうって思うことがあります。
これといった答えはないんですが、悩みに悩んでも他人から答えが与えられることはあまりないような気がします。(ヒントをもらう場合はあります)
どん底で苦しんでいると、ふとしたことで気づくこと、主には自分の内側から湧いて出てきたような小さなアイデア、気づきがふっと肩の力を抜けさせてくれ、とっかりになることがあります。
これって、内側に別の自分がいて、コソっと教えてくれたかのような感じがします。
ゼロからモノを作るとき、本当の答えは実は自分が持っているのではないでしょうか。
2007年06月19日(火) |
トイレ掃除と臨時収入 |
以前、トイレを掃除すると臨時収入があるというので、トイレ掃除をずっとやっています。
トイレ掃除は毎回使用後にしっかり磨いてふき取っています。面倒なときもありますが、そこは我慢してしっかり掃除しています。
では臨時収入につなっがったかどうか??
それが、しっかり臨時収入があるので驚いています。これマジです。
例えば、2軒のレストランの割引券が合計で250元、ある通信販売の割引券が9000円分、ある本屋さんの割引ポイントが約4000円分当たりました。
私はくじ運も博打の才能も全くなく、今まで懸賞とか一度も当たったことのない人間なのですが、驚くことに急にこのような臨時収入が出てきました。
今のところ、トイレ掃除=臨時収入は信じていいです。マジ。
2007年06月18日(月) |
ボーナス商戦、真っ盛り |
日本のボーナス商戦は真っ盛りだそうですね。
今年も商戦の主力は薄型ハイビジョン・液晶テレビ、高画素デジカメやビデオムービー、パソコンだそうです。
松下やシャープ、ソニーの売れ行きがいいのだそうです。そういう商品は得意なんでしょうね。
上海にいるとハイビジョンやデジカメ、パソコンはあまり欲しくないという感じです。ハイビジョン放送はないし、デジカメも画素が増えると送りにくいし、パソコンもADSLのスピードが激遅なので、魅力に欠けます。
たいして欲しいものがないときは、腕時計でも買うかな〜〜
最近は円安で、日本で値引きされたブランド腕時計はなかなかお買い得です。今ねらっている腕時計があるんですが、人民元で換算するとだいぶ安くなった計算になります。ここ2ヶ月で5%くらい日本円が安くなっているのでお徳感いっぱいです。
今度日本に帰ったら買おう!(笑)
2007年06月17日(日) |
なぜ「夜」があるのか??(ちょっと難しい、、、) |
なぜ「夜」があるのか??
この単純な問いは、「なぜ宇宙があるのか?」という問いと答えが同じなのだそうです。不思議ですよね。
どうしてこういうことを書くのかというと、宇宙物理学者と春日大社の宮司さんが別々の本で同じようなことをおっしゃっていたのにびっくりしたからなんです。
一冊目の本は、「宇宙の風に聴く−君たちは星のかけらだよ−」佐治晴夫著、カタツムリ社刊 ↓↓↓ 宇宙の風に聴く−君たちは星のかけらだよ−
佐治さんは宇宙物理学者で、ゆらぎ理論の第一人者です。 少しだけ引用させていただきます。
「私たち人間は何のために宇宙にいるのでしょうか?(中略)私たちは誰も自分の顔を見たことがありません。(中略)同じように、うちゅうといえども自分の顔を見たことがないのです。(中略)宇宙は、自分の姿を見るための”目”として、150億年という長い時間をかけて”人間”というものを作ったのです。(中略)これは厳密な意味での哲学的な思考の結果出された、たくさんある結論のなかの一つなのです。やはり人間というものは、存在せねばならなかったなにかがあると考えざるをえないのです。」
おぉ、とても宇宙物理学者の発言とは思えない感じですが、ビッグバンから150億年をかけて人類が存在するまでに、ビッグバンの規模や、超新星爆発の温度、われわれの銀河の組成、太陽の温度、太陽系の形成など、生物が生れるまでには奇跡としかいいようのない微妙なバランスが保たれてきたと佐治さんは説いています。そこには宇宙の何らかの意図があったはずだと考えられるわけです。
二冊目の本は、「神道のこころ」葉室頼昭著、春秋社 ↓↓↓ 神道のこころ
葉室さんは元は形成外科医で還暦を過ぎるまで神道とは関係のない医学の道を歩んでこられた方で、縁あって奈良・春日大社の宮司を勤めておられます。少し引用させていただきます。
「宇宙が自分で自分を見ることができないから、本当の自分を見てもらえるものをつくろうをいうので、人間を生れさせたと私は核心しているのですが、まだ人間で本当の姿を見た人はいない。だから人間はまだこれから進化するわけです。(中略)本当の宇宙とは夜なんです。宇宙は真っ暗なんです。明るいのは地球のわずかに空気のある大気圏なんです。(中略)夜を見せるためには昼がなければ、夜ばかりで夜がわからない。そのためにわざわざ空気をつくって、反射させて、昼の世界を作ったわけです。」
おぉ、人間はまだまだ進化するのかぁ、、宇宙は自分が夜であることを分かるために昼が作られた、、、むむむ、、、宇宙って、意思があって長い時間をかけて人間を通じて宇宙自身を認識しようとしているのかな???どうなんだろ??
ということで、「なぜ夜があるのか?」という問いと「なぜ宇宙があるのか?」って、よく似た答えになっているなぁと、気づきました。(笑)
昨日の北京は32度くらいありました。上海は26度くらいで涼しいのでとてもたすかります。
日本は九州から関東まで入梅したとのこと、おそらく上海も入梅なんでしょうね。
今日は同僚のご家族とベジタリアンランチに行きました。虹梅路の真珠城3Fにある「吉祥草」というお店です。
私はあまりベジタリアンフードは好きなほうではないのですが、今日行ったところは唐辛子は使っていました。辛味があると味に幅が出ておいしくいただくことができました。
味の素を使っていないので本当によい後味の料理を楽しむことができました。
2007年06月15日(金) |
米中と日中、、むずかしいね、、、 |
今日は北京で懐かしい友人に会ってきました。
世界的な通信社でEditor(編集者)をやっているんですが、まるでお坊さんのような、でも話し方は機関銃のような人です(笑)
アメリカ人なので英語ではなしてますが、大事なとこは中国語も混ぜて話してくれます(笑)
今、米中の閣僚会議が半年に一回行われていますが、これはずいぶん実りある関係を築き始めているそうです。
日中は昨年秋のわれらがソーリ、アベちゃん訪中で端緒は開きましたが、それは象徴的なものだけに終わってしまっているそうです。
原因は、アベちゃんがアメリカ志向なんだけど、アメリカ政府から遠ざけられているらしく、かといって中国政府からも完全には受け入れられてはいないことなのだそうです。
へぇ〜〜そうなんだ、、、、
しかし、アメリカ人って、日中のことよく知っているな〜(笑)恐れ入りました。。。。
外から見るといろんなことを客観的に分かるんだろうな〜〜今の日本の新聞だけ読んでると絶対わからないフィーリングを教えてもらいました。
アベちゃん、うまくやってくださいね!あは、しつれいしました。
2007年06月14日(木) |
うぃ、同級生っていいな! |
今日は出張で北京に来ました。
北京は私にとって上海以上にふるさとです。(いろいろあって・笑)
今夜はなんと、高校の同級生で、とある大企業のマーケティング担当と一緒に夕食させていただきました。
さすが、優秀な同級生だけあって、大企業の中でもめっちゃ活躍していました。すごいね〜〜僕にはできません。。。。
懐かしい話や、高校時代にしんどかった話がミョーに合ってめちゃめちゃ楽しかったです。やっぱ、仲間って、いいな!ありがとう!
2007年06月13日(水) |
たのまれごとが増えてくること |
最近、以前よりは「頼まれごと」が増えてきました。
頼まれごとってとても不思議だと思います。だいたいの頼まれごとが自分の持っている力よりちょっと上のレベルなんです。
わかりやすく言い直すと、簡単に片付けられる頼まれごとはあまり多くなくて、ちょっと努力したり面倒なことを整理しないと片付けられないようなことが多いんです。
例えば、「あの会社に売り込みたいんだけど誰か知っている人いませんか?」というお話。
私はその会社に知っている人はいるけど、その商品の担当ではないわけです。そういう頼まれごとは断るのは簡単ですね。
そこを敢えて照会して担当者を探り出してみるんです。
敢えて踏み込んで知っている人にお願いすると、最初はなかなか解決しないことも多いのですが、最近は不思議と解決することが多くなってきました。なぜそうなってきたのかは、私にはよくわかりません。
しかし、強く感じるのは、頼まれごとって自分の成長のための「お試し」なのではないかということなんです。
「あの人だったら解決してくれるかもしれない」という期待に応えてあげると相手はとても喜んでくれます。相手が喜ぶと自分もめちゃめちゃ嬉しいんです。
当然ですが、相手の成長も大切なので100%手助けはしません。少し問題を整理して考えてもらうようにするのがコツだと思います。相手に頼られてっばかりでは相手も成長しませんね。
自分も相手も成長できて嬉しくなるには、頼まれごとをしっかり受け止めてやってみること、すると不思議とうまくいくことが多い、これは本当にありがたいなぁと思っています。
2007年06月12日(火) |
お礼のディナーに招待されました、最高! |
今日は、お礼のディナーに招待されて最高に感動しました。
親会社がシンガポールで出資している全地球的に展開している営業系の会社なんですが、ここ2年ほど中国、特に上海での営業がぐんぐん伸びています。昨年、日系企業を紹介して一緒に営業に行ったら、彼女たちの努力でなんと受注しました!パチパチパチ!
紹介だけしかしていないのですが、そんなわけで受注お礼のためのディナーにご招待いただきました。
フレンチと和食と四川料理を選んでいいといわれたのですが、営業の会社で経営状況もよく知っているので四川料理を選びました。(社長が四川人なのでそれにあわせたということもありました・笑)
九江路の渝信川菜で楽しい夕食をいただきました。
二人とも「機関銃」のようにしゃべる営業さんですので、この私が90%聞いていました(爆)傾聴する訓練にはもってこいです。(ちょっとフラストレーションたまったかも、、、、)
外資系での勤務ですので、契約書の文言や詳細については現場に権限がなく、泣きながら社内を説得したこともあったとおっしゃってました。いずこも同じなんですね。さすがにがんばってます!
がんばって結果を出している人たちなのでとても前向きでたくさんの感動と元気をもらいました。これからももっとサポートしてあげたいなと、心に誓いました。
2007年06月11日(月) |
本・「社員をサーフィンに行かせよう」by パタゴニア創業者 |
登山・ヘビーデューティー衣料のトップメーカー・パタゴニア創業者のイヴォン・シュイナード著「社員をサーフィンに行かせよう」(東洋経済)を読みました。 ↓↓ 社員をサーフィンに行かせよう bk1
本当に素晴らしい経営論だと感動しました。
・ミッション・ステートメント「最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。そして、ビジネス手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する」
・「健康な地球がなければ、株主も顧客も、社員も存在しない」
・「私たちが地球に及ぼすダメージのほとんどは、自らの無知に起因する。私たちは好奇心がないせいで、やみくもに不必要なダメージを及ぼし続けている。」
・「純売上高の1%を寄付すると宣言した。結果としても怪我あろうとなかろうと必ず寄付を行うことになった。これは慈善というより、この地球に暮らして、資源を使い減らし、環境問題の一員となっていることに自ら課した地球税といえよう。」
このには一部しか紹介できませんが、パタゴニアはアメリカでも株式を上場させない珍しい会社だと思います。市場からのコントロールがわずらわしいと感じているようです。これは全くそのとおりだと思います。
また、ヘビーデューティー衣料のトップブランドと、環境保護を同時に両立させる、つまりビジネスと社会貢献を両立させることはなかなか難しいことですが、パタゴニアはそれをさらりとやっています。そのキーワードになっているのが「社員をサーフィンに行かせよう」です。
日経のウェブで、日本のパタゴニア社員がエッセイを書き始めたのでとても参考になります。よろしければどうぞ。 ↓↓ 日経エコロミー・「社員をサーフィンに行かせよう」 言葉よりも行動を
2007年06月10日(日) |
週末の上海はいい天気 |
今週末の上海はいい天気でした。
上海はまだ梅雨前で、日中の気温も30度にはいかないので少しカラっとしていて最高の季節です。街を歩いてもそんなに汗ばむほどではなく、ちょっと遠くまで歩くことができます。
今日は南京西路や富民路を歩きました。
富民路には素敵なハーブのお店がありました。ハーブ・ティーとか飲みたくなりました。
6月下旬からは入梅だそうです。それまではこのいい天気を楽しみたいと思います。
2007年06月09日(土) |
荒木千絵さんのピアノを聴きに行きました。 |
今夜は上海で荒木千絵さんのピアノを聴きに行きました。
荒木千絵さんは島根県松江市にお住まいでピアノの演奏家としてご活躍中です。今回はご縁があって上海・浦東のグランドハイアットホテルで1時間のリサイタルを開催してくださいました。
グランドハイアットは浦東で現在一番高いビルである金茂ビルにある素敵なホテルです。ハイアットのピアノバーを貸しきってリサイタルが行われました。
沢山の曲を演奏してくださっさったんですが、私はガーシュィンのラプソ ディー・インブルーと、ショパンのノクターンに最高に感動しました。
音符の多い曲はやはり弾くのが難しいと思うのですが、荒木さんはそこをすらりと軽く聞かせてくださいました。
ガーシュィンはとてもアメリカらしい曲ですし、ショパンはさすがにピアノ曲を作らせたら天才という曲です。思いがけず上海で日本人のピアノを堪能させていただきました。ありがとうございます。
リサイタルのあとはホテル向かいの四川料理を友人の皆さんと楽しみました。辛くておいしかったです。今度はお好み焼きパーティーをやることになりました。楽しみです!(笑)
2007年06月08日(金) |
なごみの里の柴田久美子さん、すごいです。 |
先日、感動した本を読みました。
島根県の沖に浮かぶ隠岐の知夫里島(ちぶりじま) で「なごみの里」という高齢者の終末期看取りの施設を運営している「柴田久美子さん」という方がいらっしゃいます。 ウェブ ↓↓ なごみの里ウェブページ
柴田さんは島根県出雲市の出身で、1970年頃には藤田田商店で初期のマクドナルドの店舗展開を行った人です。気づくところがあって福祉の世界に入り、今は隠岐の知夫里島で、島の高齢者の最後を看取る施設をボランティア のような形で行っておられます。
私は柴田さんが書いた 「ありがとうは祈りの言葉 〜隠岐の離島に生きる幸齢者たち〜」 を読んで涙が止まりませんでした。 本の紹介 ↓↓ 本 ありがとうは祈りの言葉 柴田久美子著
柴田さんはこう書いています。
(引用ここから) (マザー・テレサの)「死を待つ人の家」で暮らす人の多くは、死に際に「サンキュー」と言って旅立って行くという。人生の最後の最後に「ありがとう」と言ってこの世を去って行く。
逝く者にも、送る者にも、大きな愛が与えられる尊い瞬間だ。それこそが私が心の底から求めてやまない看取りであり、私が探し求めていた「人間らしい死」なのである。たとえ、人生の九十九パーセントが不幸であったとしても、最期のときが幸せなら、その人の人生は美しいものに変わるであろう。 (引用ここまで)
柴田さんの死にゆく人々への深い愛、死にゆく人がその瞬間に迎える 想像を超えた感謝の姿、命のバトンをつないでいく思い、そういうものが 文章にあふれていてとても感動しました。
私の祖母と母が島根県の出身で、私自身が隣の鳥取県で育ちましたので、柴田さんの環境を肌で感じることができます。田舎では老人はとても身近な存在です。
「田舎にしかないもの」「都会ではわからないもの」ってやはりあるんですね。自然や人の気持ちが山陰両県にはたくさん残っています。こういうかけがえのないものを都会の人にも知ってほしいし、我々も誇りとして伝えていかな ければと感じました。
2007年06月07日(木) |
今日もうれしいお便りが届きました! |
今日も日本からうれしいお便りが届きました!
上海でやっている豫商会という勉強会でご一緒させていただいた方なんですが、新聞記者になる夢を実現しようと2月に日本へ帰国されました。
いろいろ試験や面接を受けて思うようにいかなかったようでしたが、今日お便りがきて、地方紙の新聞記者として採用されたとのことでした。あ〜よかった!私もめっちゃ感動しました。
上海では彼と「どういうふうに就職活動を進めるか」といったことを一緒に相談し(ってか、飲んでました・笑)ていたので、夢が実現できて本当にうれしいです。
地方紙の記者さんですのでしばらくは中国とはつながりが薄くなるでしょうが、人生あきらめずに続けていたらきっとまた中国とつながることができます。
たまたま私の出身地の新聞ですのでとても親近感があります。今度地元に帰る時に再会したいと思っています。
2007年06月06日(水) |
学生交流団体の方とミーティングしました |
今日は学生交流団体の方々とミーティングしました。
日中の学生交流活動を中心に関東と、関西、及び上海に支部を設けて活動しておられ、今年は中国人学生を日本に招聘するそうです。
あ〜〜いいなぁ!
私は学生の頃中国語を専攻していましたが、当時は中国へ行くのも留学するのもアメリカに行くより高かったんです。今では信じられませんが。
中国側も改革開放政策が始まったばかりで、文革中に大学にいけなかったオッサン連中が大学生にも多く、なかなか学生交流というのはできませんでした。
現在では両国が経済的にも豊かになり、学生の交流はどんどん活発になっています。若いうちに異文化に触れて感動を味わうと、その人は一生素敵な思い出を持って生きていきます。ですから学生の交流は掛け値なしに大切だと思っています。
秋には著名経済アナリストを上海に呼んでセミナーを行う予定なので、学生さんにもボランティアとして参加してもらい、素晴らしい経験をシェアできればいいなと思っています。
2007年06月05日(火) |
京都から本を送ってくださいました。ありがとうございます! |
今日はオフィスに思いがけぬ本が届きました。
届いた本は「生かされて(Left to tell) Ms. Immaculee Ilibagiza著・PHP」です。送ってくださったのは京都の小池さんというお友達です。
小池さんとは先月東京で開催された阪本啓一さんのセミナーで知り合い、「金縛りの解消法!?」とか楽しい話題で盛り上がり親しくさせていただいています。
今この本を読み始めて、すばらしい本だということがよ〜くわかってきました。
著者のImmaculeeさんは1994年にルワンダで発生したツチ族に対する大量虐殺を奇跡的に生き延びた生存者です。政府発表によると100日間で100万人が虐殺された大惨事だったそうです。
Immaculeeさんは両親と3人の兄弟を全て失い、牧師にかくまわれて狭いトイレで7人の女性と三ヶ月間立ったまま潜んでいたそうです。声も出せない三ヶ月間は地獄のようでしたが、神への祈りを通じて気づくところがあり、殺戮を繰り返す人々を赦せるようになりました。
牧師がフランス軍のキャンプに誘導してくれ、その後彼女は神の手に導かれるかのようにさまざまな試練を乗り越え、なんと3ヵ月後には国連で働くようになったのです。
「祈りと肯定的な考え方」で、最悪の状況から自分を導いていきました。これほどのつらい経験が人間にあるのかというなかで、殺戮者たちへの許しがたい感情と闘いながら、母と兄を殺した実行犯を許しました。
一番難しい「許す」という体験を極限の中でできたということ、これは日常生活ではもっと簡単にできると思いました。
2007年06月04日(月) |
戦争は必要悪なのか?? |
昨日、「硫黄島からの手紙」という戦争映画について書きました。
そのあと「宇宙(そら)の約束」(山元奈津子著・三五館)を読んでいて、「戦争とは必要悪なのか??」ということを考えました。
山元奈津子さんは、富山県の養護学校の先生で、いろいろな子供たちと接する中で世の中とは単純な仕組みでできていることに気づいた人です。どういうことに気づいたのかというと、単純に言えば「カラダが不自由な子や智恵遅れの子でも、祈るように生きている。大きな力とつながっている。人間の本質は祈りであり、さまざまな宗教が感謝で生きることを説いている」という感じの気づきです。
これは素晴らしい気づきで、山元さんの素直でストレートな文章にものすごく感動しました。
今回の「宇宙(そら)の約束」では山本さんは戦争中のイスラエルに行って不思議な体験をしながら戦争を考え直しています。次の文章がとても心に残りました。
「大きな力”神様”はどうして、このイスラエルという地に、ユダヤ人とパレスチナ人との争いを用意したのでしょうか? ”神様”は世界を無目的に作っていない・・・・・・戦争すら、私たちがむなしく生きなくてすむように用意された”もの”や”こと”や、”ひと”なのでしょうか?」
ものすごく深い問いだと思います。
誰でも戦争はイヤなはずです。そんな中で、あえて戦争をしている国々に生れてくる人たちは相当魂のレベルが高く、このつらい経験から多くのことを学ぼうとしている人たちなのかも知れません。
この人生が魂を磨くためにあるのだとすれば、戦争という不条理なものも何か大きな力が用意した試練であるという見方も、なくはないように思えました。
私は戦争に反対です。しかし戦争を通じて大切な何かを学んでいる人々がいることも貴重だと思うべきだと、少し考えさせられました。
2007年06月03日(日) |
映画「硫黄島からの手紙」を見ました |
クリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」を見ました。
以前、「散るぞ悲しき」(梯久美子著、新潮社)を読んでいたので背景や史実を知っていたため、映画がよく研究されて作られたことがよくわかりました。米国人監督が作ったとは思えないくらいの出来栄えだと感じました。
栗田司令官が米国通であったため、硫黄島を管轄する小笠原兵団の司令官に任命されたこと、彼が兵を大切にしてバンザイ突撃を禁じたこと、また彼の最後の瞬間もいくつかの口伝で想像される範囲に撮影されていたことなど、史実をよく勉強し、かなり気配りされていました。すばらしかったです。
わずか63年前に、当時の日本軍からしてみれば制空権・制海権もない太平洋の孤島をめぐって、日米双方で何と3万人以上の死者を出すものすごい戦闘があったなんて、今からでは信じがたい気がします。
攻める側も守る側も必死で戦ったのですね。日米双方の英霊に手を合わせています。
ひるがえって考えますに、日本が関与した先の悲惨な戦争の後も、世界各地で多くの戦争や紛争がおきています。国の意地を通しすぎると戦争になりますね。譲れない意地と流血を回避する智恵のせめぎあいなのでしょう。
一日も早く戦争がなくなる日を願っています。
2007年06月02日(土) |
読む本がいっぱい!& 速読 |
先日帰国した際に、手がちぎれるほど買ってきた本に加え、そのとき買えなかった本がbk1さんから沢山届きました。
まるで宝の山に囲まれている感じです。
先週は夜忙しかったので今週は少し腰を落ち着けて本を読もうと思っています。いろいろな方から素晴らしい本を教えていただいたのでとても楽しみです。
そうそう、「プチ・速読」の本を読んでみました。七田ーチャイルドアカデミーで速読をおしえている方が書いておられ、分かりやすくてなかなかいいです。
プチ・速読は現在練習中ですが、読むコツや目の動きで早く読めるようになっています。もっともっと速読を練習してみます。
2007年06月01日(金) |
歓迎会をおこないました |
今日は新しい仲間の歓迎会でした。
上海・浦東の柚子という和食レストランで、スタッフと楽しく食事をしてきました。
飲み放題にしたので、焼酎のお湯割りをちょっと飲みすぎ?(笑)
素晴らしいメンバーが増えたのでこれからの業務の発展が楽しみです。一人では仕事はできません。皆さんの力と智恵を借りながら一歩一歩やっていくのがいいのでしょうね。
ありがとうございます。
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