7畳半

2008年02月25日(月) でずにー、そしてウェイトレスさんありがとう

前々から行こうね行こうねと言いながら一度も行ってなかったので、
ファミマでキャンパスデーパスポートを二枚買ってから彼女の家に行き、
半ば強引に行くことにした。
出不精カップルに強引さは不可欠です。
まぁ土曜に彼女の家に行って月曜まで待機してたんだけど。

やっぱりイベントの時は俺は早起き。
起こさないようにファミマに行って時間を潰して、彼女をたたき起こしていざ出発。

舞浜駅までは約二時間。
駅に着くとほぼディズニー色。
ディズニーリゾートへは、そこからさらに専用のモノレールに乗って行かねばならない。
今日はシーに行くと決めていたので、そこまで約5分ほど待つ。
「この線路のどこかに夢と現実の狭間があるんだよ。」
ってなんども彼女に言ってた気がする。

さぁ夢をお金で買う国、ディズニーリゾート(ディズニーシー)に到着。
ファストパスなんて便利なもんのおかげで予約するだけでアトラクションも並んで待たずに済む。
ただ、遠出すると予定時刻に戻るのがだるい。
しかし、絶叫な感じではないな。
全部。
乗り終えるたびに顔を見合わせて
「はぁ」
みたいな。
二回目からは乗る直前に飲食するなめっぷり。
まぁ一度富士急ハイランド行ったらこうなるんが定めですな。
なんせ世界一が三つだからな。
世界一高いジェットコースター(トラウマになる長さと高さ)
世界一速いジェットコースター(ドSコースター)
世界一回転数が多いジェットコースター(絶対従業員どもは乗ってる客の反応見て笑ってる)
なんか、アレを乗り越えたらとりあえず国内ではやっていけそう。バンジー以外
殊に俺は絶叫デビューが富士急しかも全種制覇だったので、
なんつーかくらべようがないっつーか。
あ、それまでは修学旅行とかでも「俺、乗らんから。」って避けてた。

あーいやでも俺らタワーオブテラー乗ってないんよね。
結構楽しみにしてたのに。
そこまで辿り着けんかった。
辿り着いた頃には予約は締め切り、並んで二時間待ちで…


でな、まぁデズニーは楽しむもんだから全然いいんやけどね。
テキトーにぶらぶらして、疲れた頃に気分転換に乗る感じ。
海底二万マイルの装置の工夫はおもしろかったね。
あとインディーな。あれ結構長くて楽しめた。
しかしなぁ、店多いなぁ。
商業主義丸出しやん。
どこもおんなじもん売ってるくせにー。
いや、わかるけど。
だって閉園時間の人の量ハンパないもん。
わりと景観は綺麗なんだけどなぁ。店がうまく溶け込んでる。
一つの園内でいろんな情景が楽しめるし。
いいといやぁいいけど、散歩するならハウステンボスのがよかったかもなぁ。
…ちっさい頃迷子になった記憶しかないけど。
目印にしてた建物が、他の場所にもあってさ。
わけわかんくなってた。
あ、急にハウステンボス行きたくなってきた。
よし卒業までに長崎行こう。彼女もきっとよ〜ろこ〜ぶぞ〜
ん〜、スペイン村でもいいかも。一回も行ったことないからな。
ていうかテーマパークとか遊園地自体ほんと行った回数少ないけどな。
ん、なんだイタリア村なんてあるのかと思いきや、ショッピングモールか。


あぁ、また逸れた。
とにかく、優雅な気分は味わえましたな。
晩御飯も一人4000円出してコース料理食べたし。折角だから勿体無い。
うちらのテーブルについてたウェイトレスの人が、なんだか不思議っ子な感じでかなり萌えた。
料理の説明とか、楽しませる話し方なんだ。和ませるというか。
多少若いってのもあるけど、頑なに仕事をするだけじゃない柔軟な態度というか。
うちの彼女もいつも以上に童心になって楽しんでたわ。
あぁちっさな喜びを何倍にも増幅させられる彼女って一体…女の子って遍くそういうもんなのか?
あと人見知り激しいくせにこういう場では喋っちゃうのって、不思議。
一期一会を大事にしてるんだろうけど。
ん?一期一会だから別にその後の人間関係を左右しないからか。
まぁ、どなたもかっちりしつつもなんでか近所のおねぇちゃんみたいな親しみやすさがあったんだけどな。
客層、なんだろうな。単純に
俺もフツーにロンTになってたし。

お礼に、デザートのソースを少し崩してパンダ的なものを描いたのだが、別の方がお下げなさって、
しかもフツーに下げられて残念
であったが、
彼女にきくとパンダと目が合って一瞬半笑いになったけれどウェイトレスとしての職務を全うしたらしい。
やた☆
ほんとはこんなことしちゃいけないんだろーけどねー
お礼がしたくなったんよ。
なんか、けっこう豪華な内装だったし、接客もしっかりしてたんだけど、ここの人たちならわかってくれる、って雰囲気があったのさ。
しかしな、なによりこんなアホやっても機嫌悪くしたりせず笑っててくれる彼女に感謝。
(少し恥ずかしがってたけどな)



さてその後は怒涛の買い物。
花火に群がる人々。
あ、まだこんなに人いたんだ。
ここまでいるとちょいと宗教じみてる…いいけどさ
そしてこのあと彼らが店内になだれ込んでくることを想像するとぞっとしたね。
予想は当然的中し、閉園まで平穏は来ずっつーか閉園時間終了しても売ってるみたいな。

当たり前だけど、一日じゃ回りきれない。
ずっといたい場所だってあったし、まだみつけていないものだっていっぱいあるし。
金はかかるけど、ぶらぶらするにはいいとこでした。
なんだかんだいって俺自身夢見心地だったしな。

そしてモノレールで夢の狭間をすりぬけて舞浜駅に帰還。
2時間の電車で醒めないかなと思ってたけど、
案ずるまでもなく、ずっと寝てた。
二人とも。
夢見心地じゃねぇ。
夢見てんじゃん。
二人ともミッキーの夢を見てた。


でもやっぱ余韻は残しときたいな。
彼女も結構はしゃいでたし。またいこうねってさ。
今度はホテルに泊まろうか。
お金で夢が買えるなら買えばいいさ。

けど現実問題金がない。
ちょっと調子に乗りすぎたな。

いやいや今くらいは金の話はやめよう。

デズニーのみなさん、ありがとうございました。
二人で最後にしたデズニーの話は、「これ、商品とか食事とか含めたら一日3億以上は入ってるよね?!」でした。
金の話ばっか。


今はもう都留に一人だけど、ディズニーでの出来事を思い出してふわふわしてる彼女を思い出すと、胸の奥のほうがほんのり暖かくなってくる。



2008年02月20日(水) 久々にAちゃんと呑みに行った

Aちゃんは中学ん時の友達で、大学でたまたま再会してたまに呑んでる仲の人。


かれこれ十数杯は飲んだな。
熱燗しか飲んだ記憶ないけど。

そういや店長にからすみをごちそうになった。
いやぁからすみなんてどんくらいのすがわからなかったけど、今調べてみたら凄いのな。
すっごい好き。
日本酒に合う合う。
ちびちびかじりながら日本酒ですよ。
そりゃぁ旨いよなぁ。
イカの丸焼きとの組合わせもたまらんな、日本酒は。
あ〜思い出したらまた呑みたくなってきた。
どうしたんだろうな最近は。


話を戻しまして。
閉店になるまで話してたんだけど、いろいろ向こうも好きな人の相談とか持ちかけてきて、こりゃもっときかんといかんなと思い、1時くらいにAちゃんちに移動。
ちなみにマスターが半分オゴリ。ありがとうマスター


長い間いろーんな話をしてたんですが、なんかHの話になってきて。
男の人って、どんなことしたら喜ぶん?
とか、
具体的に何処触ればいいん?
とか、
一人のときはどうしてるん?
とか、まぁいろいろ。

んで、まぁ別に見せるわけでもないし、彼女みたいな深い付き合いをしてるわけでもないからあまり恥ずかしくもなくこっちもほいほいと話しだしてですね。
保健の授業ですね。完全に
なんか、淡々と語ってたわ。
自分でもここまで話せるんかと思うくらい。
手とかその辺のものとかフルに使って模型・図説での説明も。
あ〜これ我ながらなかなかのものやとおもったけど、他の事に応用できんかなぁ。この説明スキル

で、その途中向こうがいきなり思い出したように。

「あ、これあげるわ」と。
「誕生日おめでと〜」
いやいや1月1日だから俺。
「じゃぁバレンタインで」
はぁ。




で。














































なんでローター?




いやいやいやいや。
どうしようこれ。
えっなんでローター?
いやいやネタでおいろいろやってくる人やけど、
(ちなみに呑んでるときも「やらないか」って、ヴィレバンで買ったらしいホテルの鍵っぽいキーホルダーを見せられた)
いやいやいやいや。
もらった瞬間あまりに動揺しすぎてむしろノーリアクションだったよ。
えっ、なにこれなにこれ。
へぇ〜、わざわざ口で説明までしてくれちゃって。
まぁ使えばわかるってまとめてくれたけど、

どぉ使うん?!いつ?
てか、なんで?!ってきかれるよ絶対?
え、なに、もらったって?
いやいや。
しかも女の子にって。
「試したでしょ」って言われるよ破局だよそれ。
でもだめだ。
封明けちゃったもん。
そりゃそうでしょ。
あ〜・・・・・・・・・
俺が買ったって?
あーないない。そんな勇気もそこまで動くほどの興味もないもん。
まぁ向こうも若干興味はあるみたいだから、ドン引きってことはないだろうけど。
いやいやいやいや。
ないわ〜

俺、どうしたらいいんだろう。

徹夜明けで頭働かなかったけど、今になって処理に困ってきたぞ。


Aちゃん、なんだかんだいって好きな人と仲良く使ってるんですね。
まぁ、頑張ってください。
男に利用されるような関係から早く抜けることを祈ります。


俺はしばらくこの試練に立ち向かいます。
きっと、笑い飛ばしてくれるでしょう。

ん〜・・・・・個人的にはつかいたくないんだがなぁ。
それはそれで悪いし。



2008年02月17日(日) アンコン終了

なんかわたわたした一日でした。

プラカード、自前かよ・・・・
受付で手書きしましたが、まぁ・・・字がうまいひとが近くにおらず、
とても悲惨なことに。
けど本番前これで笑って緊張ほぐせた(?)からいいか。


本番、すっごい粗が目立って凹んでたんだけどね、客席はそうでもなかったみたい。




おかげで、金賞。
そして一位。わ〜ぃ


・・・・納得いかねぇ。
なんか、みんなそんな感じでした。


練習、がんばろ。

とりあえず呑み。
呑みほなんで、頼みまくり。
けどあんまし酔わなかったな。

今、後輩指導に勤しむ事も大会のプレッシャーに圧される事もないのびのびした時期だから、年度内で一番伸びれる時なのかな。
しばらく休んで、がんばろう。
だって来年度は蒼色がいないんだもん。
俺が、テノール引っ張らないと。



2008年02月16日(土) アンコン前夜

なんか最近ずっと肺が痛い。
息が詰まる。
喘息気味だと知ったのは最近のことだけど、
生後二週間くらいで細気管支炎にかかってたらしいと母が教えてくれた。
なるほどそれで。
ていうか今日お茶呑んだら気管に流し込んでしまった。
吸い込むのはあるけど流し込むのは…やばいって。
これはどうしようねぇ。
夏によく起こってたけど冬にも出るようになったか。
で、今気管痛くて起きた。(4:15)
6時に学校行って心を落ち着かせる気だったからまぁいいか。


曲、まだまだ粗は目立つけど、勝てる気がする。
楽しんで歌うのが一番だし、欲を出すとだめなんだけど、
勝つっていう意志を持って望まないと、
勝ち負けのある大会だし、まず他の団体と審査員に失礼。

そして今年は初の全国大会がある。
そりゃぁ出たいっしょ。


あー楽しみだ。
一般は強い人多いけど、俺らだって負けねんだよ。



しかしなぁ。
なんかこの代はシリアスになれねぇ。
いやみんなはなれるんだけどさ、俺はなんか「え、なんで?」っていう雰囲気が出来上がる。
まぁいいか。
今年は軽い団長目指すさ☆
代わりにみんなの主体性が伸びてきて楽しいし。

ようし。
準備すっぞ。






っておい。
もう出場団体決まってんじゃねぇか。
萎えるわ〜…
まぁ今年優勝したら来年出れるの…かな?
いやいや来年アンコン俺いないし。
萎えるわ〜…



2008年02月15日(金) びっくりした・・・・

なんかさ、ふと時計見ると4時44分って、よくあるよね。
意識してるだけか。

まぁそんなことはいんだけどさ。

15日は深夜バイトの所為もあり13時起床。
部活は13時から。
そして俺は部長。

・・・・・・・・・・・・。


はぁ。
まだいじられただけましだけど、やってしまった。



そんなわけで早く寝るために一人で酒呑んでました。
バターウイスキーでも作ろうとブラックニッカを買ったのだが、使わず。
でもこれでいつでも飲める♪あれうめぇんだよ。
今日は日本酒で。
黄桜吟醸生原酒を空けながらお菓子をぽりぽりぽりぽり
ま、喋りもしないし動きもしないもんだから酔わず・・・。
音楽ききながら二合くらい空けると酔ってきた。
もういらねって思うまで飲んで、水飲んで就寝。
久々に気持ちよく寝れた。
そこまではよかった。


起床。
これもいつにないほどのすっきりした目覚め。
携帯に目をやると
1:43
着信一件伝言一件。
やばいって。
完璧に遅刻した。
いやいやいやいや俺昨日9時に寝たよ?
16時間?あ〜ありえんなぁ…いやたまにあるけど、このタイミングで?!

前日のことがあるので頭が錯乱してました。
冷静に考えたらわかるんだけどさ、ね。
10分くらい打ちひしがれてまして。


カーテンの隙間から見える闇でやっと気づきました。
…夜中か。

しかしそのショックが大きすぎてもう寝れません。
起きておくしかない。
今5時だけどすこし眠くなってきたよ?
…はやめにガッコいっとこう。


なんか今夜(アンコン前日)もこうなりそうなんだけど。
いつも、本番前は寝れんからなぁ。
緊張するというより、自分が信じられない。
起きれるかどうか。


しかし酒うまかったなぁ。
欲を言えば自分でつまみを作りたかった。
あと羊羹ほしかったな。
まぁ余裕あるときにやろうか。
たまには呑もう。
頭悪くなんない程度に。
記憶力落ちるし喉傷めるからね。


久々に彼女と呑みに行きたいなぁ。



あ、ちなみに着信はかぁさんからでした。
紛らわしいわ。
でも婆さんがもちついておくってくれるらしい、わぁい。



2008年02月12日(火) チョコ後日談

なぜだか元の鞘に納まってしまった万田倫カップルでしたが、次の日私会議がありまして。
8時起床。
会議は10時から。
立川から文大まで約2時間。
まずい。
あわてて荷物をまとめて飛び出したわけですが。


チョコがない。
しかしもう電車の中。




とりあえずあとで謝りましたが。
「絶対わざとやろ〜って思ったわ〜」といわれつつも忘れたのはしょうがないのであまり怒られず。大人だ。
しかしすこしご機嫌斜めで作る気失せたみたいなので、今度会うとき二人で作ることになった。
それはそれで楽しみ。


明日はバレンタインか。
個人的にもらうのもうれしいけど、絶対無いな。
誰か一人でも部員全員に配るやつがいたら絶好の機会。
ホワイトデーにお菓子を作る最上の言い訳になる。
この機会以外お菓子なんて作らんからなぁ。


今日久々にバンカムにいったら、店長がチョコレートケーキ大量生産機になってた…。
あそこのチョコレートケーキは定評があるからな。
なんかもう慌てふためいてたわ。
私と話してる間も、「ちょっと卵買ってきてもう何個かつくる。」とわたわたしまくり。
あらゆる扉から店長が出てくる。



大変だなぁ。
喫茶店は老後に開きたいけど、お菓子毎日はしんどいな…。
腕つかれんだよね、あれ。
なんか洗うのも大変だし。



2008年02月11日(月) たしかこんな感じの話をした

月曜日。
16:30起床。
「あ、やべ…今日東京でも行こうと思ってたのに…」

元彼女からの着信履歴。

コール音。

「はい。どしたん?」
「いや、なんか電話あったけど。夜中。どしたん。」
「いや、別になんでもないよ。」
「…そっか。いまどこ?(なんか周りうっさいけど)」
「ん?立川〜。」
「そか。なにしてん?」
「今から映画みようかなと思って。」
「まじ!俺も今日行くとこだったんよ!けど今起きてさ〜…」

…え?うぁ、いや本当だけど、言っちまった。

「え〜、きなよ〜。なにみる?Lか乙一みようと思ってたんやけど。あと、他人のセックスを笑うなとか」

…え?

「え、ちょ、いっていいん…?」
「だめなん?来んのん?」
「いやいや…ほな行くわ。レイトショーになるやろうけど。すぐ準備するな。」

……………
急に張り切る俺。
特急使って早くついた。

「はい。」
「…あ?なんこれ、くれるの?」
「うん、いきなりくるから、あわてて買っちゃった…」
「昔の男になぞやるもんやないやろ。…まぁ、ありがと。」
「手作りじゃないけどね。ま、ゆーちゃんには十分だよね。」
「…うっさいわ。まぁ、ほんとこんなふられた男なんぞにご丁寧に有り難うございました。いやぁやっぱ優しいねぇ。」
これ、嫌味じゃないから。
…文面に書くときついな(−−;

上映まで2時間。
「ご飯、食べよっか。」

蕎麦屋による。
鴨汁蕎麦と焼酎蕎麦湯割りと、天丼蕎麦を頼む。
うまいな。
そして蕎麦湯はやっぱうまい。つゆを溶いて全部飲み干した。
そんな俺は爺くさいと静かに笑われ、いつものような柔らかい空気が流れる。


たった一週間なのに、ずっと会ってない人みたいに、話すことがいっぱいあった。
錯覚かもしれない。
けど、今まで話した女性との会話の中で一番楽しいと思えた。


外に出たら、自然と手をつないでた。
「なんか…」
「まるでつきあってるみたいだね〜」
「だぁ〜も〜、それは〜…うん、まぁそうだね。」
でも、うれしそう。
距離を測りあうかのような、互いの微妙な力加減が初々しい。


映画を観終わってからも、互いの距離が離れない。
たまに、腕にしがみつく彼女。
いつものような、ちっさいこみたいな甘え方。
離れると忘れると思ってた。
もう迷わないと思ってた。
けど、会ってわかった。
迷わない。
でも、考えが反転した。
やっぱり、この人じゃないといけない。
それはふられた側のあまりにも傲慢な我侭だけど。
話してるうちに、この人の人間性が見えてきて、それがあまりにも広くて。
それでいて誰よりも波長が合って。

このままあやふやなままで戻る気はないけど。
話す時間はたっぷりある。

家についてから、しばらくして。
(それまでベッドの上でテレビみてた。付き合っていないとしたらなんて不思議空間なんだろう)
「お風呂はいる?」
「ん?あ、いいの?うん」
「じゃはいろっか」
「え?」
「あかんの?」
おいおいおいおいおいおいおいおいおいおおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい

あかんて。

「いゃ…、一緒に?ちょ…っと待って。うちら、別れてるけど。」
「…?…あ、ごめんいつもののりでつい…」
「まぁいいや、ユニットやしな。お湯張ったなら二人で入らんとあかんやろ。俺も正直昨日風呂入ってないから…甘えるね。」
まぁ彼女は基本天然なんで、細かいとこはいつもどおりスルーっす。
変なとこ大雑把だから楽ではある。

でもなぁんか、おかしいよね、これ。
なにこの不思議空間。

同じ布団に入ってるし。
二人が言ったのは同じこと。
「今日はほんと楽しかった。ありがと」
でもお互いこれで戻ったとは思ってなかった。
「ごめんな。いつもこんな楽しかったのに、俺が一度怒ったばっかりに。」
「そうだね。あれがなかったらずっと仲良くいれたのにね。
こっちも悪とこはいっぱいあったよ。
でも怖かった。
だからそっちにちゃんとした決意がない限り、やっぱり無理。」
「俺は、やっぱりエリの好きなゆーちゃんでいたい。」


「…けど、戻るならお互いの悪いとこ直さないと変わんないよ。だから、そっちも人見知り直してな。ちょっとでいいから。」
「…むりかも。」
「いや、俺も頑張るんだから。大人になるってのはやっぱ我慢することだと思う。もうお互い二十歳越えてるしな。俺は、エリの理想なら受け止められると思う。そっちがその気なら。」
「難しいけど、がんばる」
「ま〜そのおかげで浮気とかないわけだけどな〜、程々でいいから、まぁ人としての生活に支障をきたさない程度に♪」
「うん。

なんか、ずっと悪いことしたなって思ってた。」
「ふった分際がなにをいうか〜はは」
「忘れたのかなって、思うと怖かった。」
「忘れるわけないやん。そりゃ、忘れようとしたけど、結局、まぁ期間が短かったけど自分なりにずっと考えてたらすごい濃密な一週間だった、結局わかったのはエリが一番いいってことでした。」
「…お互い、一週間が限度ってとこなんかねぇ。」
「残念ながらね。かわいそうに、呪われてんなお前」
「そっちでしょ〜。かわいそうに」
「はいはい、これからもよろしく。もっと大事にします。」


「ねぇ、」
「んん〜?」
「チョコ、リベンジしていい?」



2008年02月09日(土) 都留文科大学付近にて氷漬けの遺物を発見

2月10日午前7:30頃、都留文科大学から約一キロはなれたガキ大将ラーメン付近の歩道にて、およそ一万年と二千年前と思われる氷漬けの携帯電話を発見。
<記事詳細は下>




















発見者は同大学に通う万田倫さん(21)
話を伺ったところによると、
「いやぁ、地面に携帯電話が埋もれているのを見つけたときは心底びっくりしましたね。
氷の中にそれはあったんです。
すぐさまラーメン屋の隣のセブンイレブンの店員さんにノミをお借りして掘り出しました。
さすがに凍りに長い間埋もれていたこともあり、また車に何度か轢かれたようで、損傷は激しく、電源はつかない状態でした。」

後ほど、この携帯は万田倫氏の捏造と発覚。
彼の供述によると、
「えぇ、あの携帯は私のです。
けれども埋めたのは私ではありません。
あれは偶然の産物なのです。
9日の18時過ぎ、私は友人と共にラーメン屋を出ました。
私が携帯を落としてしまったのはそのときです。
気づいたのは20時ごろ。
明るいときに探そうと出直し、六時過ぎから捜索をしていたところ、偶然見つけたんです。
氷漬けの携帯電話を見つけたときは心から驚きました。
しかし、内心ほっとしておりました。
それまで私は、私が携帯を落とした後にされたであろう雪かきの後の小さな雪山を〇〇ガイのごとく足で崩しながら歩いて探しておりました。早朝ではありましたが、道行く人の侮蔑した目。知り合いですら一瞬〇〇ガイだと思って無視しようとしたほどです。私はただ氷漬けの携帯電話を発見しただけです。むしろこの事件によって数多くの差別的な視線、一万年と二千年前の遺物だとはやしたてたメディアからの被害を受けたのは私ではないでしょうか。
…?
…えぇ、そうですね。
落としてしまった私の責任でもあります。
これからは落とさぬよう気をつけようと思います。」とのこと。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

これは本当の話。
道路から、氷漬けの携帯電話が見つかるとは。
大雪降ってたからね。
寒かった…そしてまだ電源入らない。
車に轢かれたらしくて、画面少し割れて浸水してんだよね。
もうだめだな。
機種変して2週間くらいしか経ってないのに…。
落としたと気づいたときほんとあせったわ。
まぁ車が通るとこでよかった。
あまり雪積もんないし。
そのおかげで見つかったけど、車に轢かれるのはいたい。
あ〜金ないよう・・・



2008年02月06日(水) テスト終わった!

は〜ぃテスト勉強なんもしてませーん!
その場しのぎで覚えた知識なんて後の役には立たん!
授業中に覚えていればいい、落ちれば頭に入ってなかったってことで。
なんてね。
ただやる気がおきなかったっつーか、まぁ7割りは持ち込み可だったもんでね。
なめてた。
あぁ今日の古典文学概論とソルフェージュはさすがにやばかったけどさ、深夜バイトで家帰ったら寝ちゃって・・・。
落ちてはないだろうけど。
堕ちてるな、俺。
だめやん。

あとは、論述試験の下書き書いたくらいか。


でもとりあえず終わったので久々にビリヤードを。
うむ、落ちてるな腕。
シンさんとやったけど、なかなか落とせなくて。
そのくせ9はちゃっかり取るから5−6にはこぎつけた。
なんかね、たっまーに冴えると4つぐらい連続で落とせんの。
でも厚さを見るカンがにぶってんのかなぁ、お互い落とせないときはずっと落とせない。



まぁ楽しかったさ。
「今までやった人の中では一番巧いかも」っていってもらったのは、お世辞でも嬉しかったね。
初心者ですけど、俺。


で、あとはスーパー寄って牛しゃぶしゃぶ用肉、これが1200円が400円になってたんだ。
当然買うべきだと思ったね。
ソッコー買って食しました。
テストお疲れ様っつーことで、一人宴会。(俺は金曜授業とってないんだけど、みんなは金曜もあるからね。つってもフル申請してるから月〜木は地獄)
ウイスキーをあっためてバターと砂糖を溶かして混ぜた奴(バタースコッチ的な)を飲んで、まぁウイスキー在庫が切れてたのであとは日本酒で。
酒なんて久々だなぁ。
うまかったけど、そんなテンションも上がらず音楽聴きながらぐでぐでやってました。
そういやタバコもやってない。
なんか吸う気おきない。これも長い間。
ま、酒と一緒で吸いたいときに吸えばいいや。
最近はやっぱ紅茶がいいね。
紅茶とコーヒーがあれば食料は要らないくらいに。
昔買ったフレバーティを飲み干すのにまだまだ時間がかかりそう。

まぁ、テストよく頑張ったねってことだよ。

あと、彼女から昨日電話がかかってきた。
こっちも大人になるべきだった。てさ。なんか戻りたそうな感じ。
まぁうちらは3年付き合って3回ほど別れたけど、一週間くらいでもどってたからな。
ガキの喧嘩みたいなもんか?
そのときは本気なんだけどね。
お互い、許す能力が強いというか、いいとことわるいとこを天秤にかけるとどうしてもいいとこの方が重くなっちゃくというか、時間が経てばすぐ落ち着いちゃうというか。
まぁ、心底人を嫌いになるような人間たちではないので。
でもなんかなぁ。
振り回されてる感じが。

今、俺はどうなんでしょう。
彼女のことは、好き。
けど、振られたときにかなり強く気持ちを切り替えた所為で、整理がつかない。
他の女性と付き合ったときに、自分の前でその人はどういう態度を取るのか、まだわからない。
彼女より冷たいか、彼女より穏やかか、その他の態度か。
とにかく、いまいち彼女以外の女性に鈍感になってるというか。
他の人にはどんな魅力があるのだろう、と考えてみたり。


そういえばビリヤード場を出る時マスターに「女の子と沢山話してそうな顔してるんだけどねぇ」といわれたけど、実際話せたら苦労してないって。
特定の知り合いとしか話さないし、遊びに誘ったりは絶対しないし。
そういう性格だったらもっとさばさばできるんだろうな。

わかんねぇ。
早急に気持ちを切り替えすぎた。
けどこの姿勢は着実に自分自身を明るくさせてる。


容姿だけなら勝る人はいるし、内面も、魅力的な人は少ないながらいるだろう。
でもこの年になると、母としての資質や妻としての資質を考えてしまう。
そしたらやっぱり彼女以上の人間はいないと思う。
表面的な付き合いじゃ全然わかんないんだけどね、そんなの。

それでも許せないとこはある。
そこが引っかかって素直に戻りたいと思えない。


大丈夫なのかなぁ、戻って。
きっといい、いいんだ。
惰性の恋愛ではないはずだ、これは。
けど折角別れたならお互いのいけないところを直しておくべきだとは思う。




まぁ彼女も気持ちを抑えようとしてるみたいだけど。
戻るとしてもお互い成長の期間が欲しいな。
いっそ嫌われれば楽なのにねぇ。
ん〜…彼女もそんなこと考えながら今頃眠りについているのかな。



2008年02月04日(月) 私のことを嫌いにならないで、その後

私のことを嫌いにならないで


最後に過ごした夜、確かにそういった。

けど、3年の絆も、ちょっとしたきっかけで脆く崩れるもので。


ありがとう。


最後に、静かに泣いた後の笑顔で、そういわれた。









きっかけ?
3年ぶりくらいに本気で切れた。
ほんと、理屈なしに、理性で抑えるほんの少しの猶予もなく、
ぷつん
って。
「ふざけんな!お前いい加減にしろよ!!今のは謝れ!謝れよ!!」
携帯を下に投げつけて、近くにあった服を床にたたきつけた。
ほんの数秒の出来事。
彼女は何も喋らず、帰る準備を続けた。

駅まで歩いたところで、二人の3年が終わった。
二日前の話。


今までも、何度か別れて戻ったから、今度も、もしかしたら戻れるかもしれない。
二日たっても、やっぱ彼女はほかの誰よりもよい人であったと思う。
自分が、それに見合うようなよい人であったかはわからんが。
けど、一瞬、然るべき時に「いいひと」でいられなかったために、終わったのだから、普段やさしくても、それは表面的なものに過ぎない。
結局は、子供だったのだ。
まぁそれ程怒ったのだから、こちらだって許せないところがないわけではない。
けど、客観的にみればそれは大したことのないもので。
深く、反省してる。

その後、ちゃんと謝りたくて電話したらいつものように話せた。
別に、お互い嫌いになったわけじゃないしな。
けど、あまり話しすぎたらまた戻りそうだったから。
戻っても、いつかまたお互いつらい思いをするだけだし。
彼女のせっかくの決意を、自分の甘えでうやむやにしたくない。
こっちも、どれだけ彼女に依存していたか、
あるいはどれだけ依存せずに生きていけるか見てみたいし。
とにかく、今はそういう時ではない。


大人になるってのは、我慢することなんだと思う。
自分の主張や、欲しいものや、
小さいころの夢や、そういったものを。

今の彼女だって。


あれだけ無邪気さを残したまま、包容力も並外れている人間は、いないよ。
実際たまには「あんたとはやってられません」ってとこもあったけどな。
それがあるから、まだ諦めやすい。

恋愛がすべてじゃないけど、交尾して繁殖する生き物である以上、避けて通りがたい課題。
これからは、彼女と違う方向性でいい人を探していこう。
そしたら、新しい世界が見えてくるかもしれないし。
まぁ、仲良くなれるかは別として。

これを機にダメ男卒業するかな。
あれから毎日掃除してる。
少し不安定だけど、時間と気分に余裕の持てる生き方ができてる。
彼女が、言いはしなかったけど体現してくれたことだから。

男を、というか人柄を磨こう。
もう、暴力的に怒ったりしない。
人の話をちゃんと聞いて、できる限り落ち着いていよう。
それはとてつもなく自分にとっては難しいことだけど、それが大人になるってこと。
もう、21なんだから。


もっといっぱい人とかかわろう。
もっとたくさん話そう。
なにか、変えなくちゃ。
ふられたままの自分なんて好きになってもらえないよ。

しばらくは、恋愛から離れて。
まぁ、新たな恋愛もあるかもしれんし、ないかもしれん。
今は反省と自己鍛錬で精一杯。
長い時間の後、やっぱり、彼女が好きだったら、
新しくなった自分を見せにいこう。
めぐり合わせがよければ、お互いフリーだったりするかもだし。
ほかにいい人がいたら、それでもいいやん。



なぜか、泣きはしなかった。
泣きそうにはなったけど、弱い自分を自分自身にすら見せたくなかった。

いい男になってやる。


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万田 倫 [MAIL]

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