カゼノトオリミチ
もくじ過去未来


2012年12月25日(火) スイッチひとつで


笑顔のわたし
悩みのわたし

スイッチひとつ
カチリ

切り替え

ほらもう
考えなくていい

スイッチひとつで
頭の中を
カラッポにできる

なんだこんなに
簡単なこと

スイッチひとつ
カチリ

ほらもう
考えなくていいんだよ








2012年12月17日(月) 感謝


雨の日の
風邪の日の
熱のある
灰色の午後

トラックのバックの音
ピーピー
雨の音
ワンコの寝息
ポツポツ
スースー

重たい胃と痛い喉と
ウイダーゼリー

ああ
いつもの暮らしに
もっと感謝をしよう

白いご飯と
自転車と
太陽とトリの声と
好きなお菓子が
食べられること

それがとっても
シアワセなんだ
ということに








2012年12月13日(木)

しずかに
しずかにしていて

そしたら
聞こえてくるものもある

頭の中で
おしゃべりしすぎな午後
しずかにしてと

何もない透き通った空を

突き抜ける
ヒヨドリの声に われに返る

しずかにしてよ
あなたは芝居ばかりして

悲劇の中にとらわれた
カゴの鳥のふりをする

そんなに悲しいの
カゴの鳥

お水もあって
ごはんもあるよ

あとは
しずかにしていたら
いいことあるかも

きーいきーい
ヒヨドリの声

しずかにしてよ

今日の午後は
空に青があるだけ









2012年12月12日(水) 涙のゆくえ




泣いた
泣いた涙は
透き通ってるのかなと
ふと泣きながら
思った

そんな余裕があるのか
なぜこんなに泣けるのか
泣いていることは
正しいのかどうか

疑問だらけの 夜だけど

泣いた涙は
どこへ行くのだろう

あの西の山の
夕焼けの向こうには
誰か待っててくれて

仕方ないなぁと
困り顔で笑ってるかな

くふくふくふと
足元で老犬が
ねぼけてタメ息 午前二時

お馬鹿さんね

そんなことが重たいの
そんなことで 泣くの
そんなことがツライの

相変わらず
世の中で自分が
イチバン 重い荷物
背負ってると思ってる

やっぱり馬鹿だよ

老犬の夢の中へ
私も入って いいかな

泣きぬれて おやすみ
明日は元気に なるから






2012年12月09日(日) 風に託す


悩みのイレモノ
大きいの チイサイノ
いびつなの 丸いの

いろいろ

誰が
どんな
悩みか

そのカタチ その色
その重さ

誰もみな
自分にしか わからない
自分にしか 背負えない

伝える言葉を 持たない

だから
空をみる

吹き過ぎる風に
思いを 託す

そんな気がする








2012年12月05日(水) 入り切り


スイッチを
切ろう

頭の中の
思考の

スイッチを切れば

考えなくてすむ

でもうまくいかない

スポンジの
泡のように

ふつふつ
わき上がる

スイッチ

自由に
入り切りできれば

良いのに







natu