「カワサキ」でランチ。夢のように旨い。 - 2005年09月28日(水) 先日のランチタイムの彼が、自分の日記にこう書いていた。 もう終わってるってはっきりわかってるのに、 胸が苦しくなって涙がにじむのはどうしてだろう。 双方向にならなかった思いが、それぞれに行き場をなくして 宙ぶらりんになってるみたいだ。 せつないとはまた違う。まさに(苦笑)な気分。 そか。 「わかっているのに」じゃなくて、「わかっているから」なんだ。 どんな風に - 2005年09月27日(火) 抱かれてみよう。 待機中 - 2005年09月26日(月) 引きだしを開くと、黒がひしめく一番奥に、 ひときわ艶やかな色彩を放つ新しい下着。 舞台の袖で出番待ちしてる女優みたいね。 その色彩をこれまた買ったばかりのシンプルで仕立ての良い白いシャツで包んでみたら、ほんのちょっとだけ透ける感じが清楚なのに淫靡。 ひとつひとつ丁寧にボタンがあの指先で外されていくところを想像しただけで、鼓動、速まる。 スペシャリテ - 2005年09月25日(日) 咲は特別だから。 思わず聞き流してしまうくらいさりげなく言われた。 聞き流してもいいくらいの軽い気持ちだったかもしれない。 そういうつもりで使った言葉じゃないかもしれない。 けれどその響きが嬉しくて、耳の奥で何度も繰り返す。 定番メニューみたいに活字で印刷はされないけれど、 メニューボードにチョークで手書きで書いてもらえた。 そんな気分。 おさらい - 2005年09月24日(土) 5ヶ月ぶりの彼のにおい。 今回は時間のない出張で、都心は経由するだけだというので、ランチだけ一緒にしようってことになった。 待ち合わせの駅の改札で、変わらない姿に私から駆け寄る。 少し驚いた表情。 「なんか印象変わったね。気づかなかった。」 そういえば、私の方が先に気づいたのなんて初めてかもしれない。 「髪型変えたからじゃない?」 と答えたけど、そうかもしれないと心の中で思う。 その時の恋愛が顔にでる女なのだ。 昔からの女友だちには「あれ?オトコ変わった?」ってすぐバレてしまうくらい。 「お昼、なんにしよっか」 「咲」 「…ランチは営業してるかなぁ」 彼のこの返事は半ば予想していたから、冗談で返しながらも頭の中では近場のホテルを検索している。 で、5ヶ月ぶりの彼のにおい。 なつかしい。 だけどここじゃない。と思う。 なんていうか、実家に帰って昔の友人と会ったときのように、なつかしさで共通の思い出をなぞって盛り上がるけれど、もうここに自分の居場所はないと感じる。 ランチ代わりの短時間のセックスは、彼が「腹八分目。」と言ったように、胃にもたれないちょうどいい量で、残されたわずかな時間でお互いの近況報告をし、駅で「またね」と手を振って別れた。 「またね」って言葉が宙に浮いた気がして、少し苦笑いすると、彼の笑顔にもちゃんとほろ苦さが貼り付いていた。 ゆらゆら - 2005年09月23日(金) 水面が揺れる。 泡が揺れる。 光が揺れる。 「お湯はろうか」 だって。珍しい。 いつもはシャワーだけなのに。 髪の毛とか濡れるのがいやなんだと思ってた。 ちょっと嬉しくて、まだ底から5センチくらいしか溜まってないけど、早速入って湯船に腰をおろす。 背中に給湯のお湯がバシャバシャかかって気持ちいい。 向かい合わせに彼も入ってくる。 一緒に入るのはじめて! 子犬のように尻尾を振りながら、四つんばいで近づいて、体育座りになってる彼のひざ頭に手を添えて、唇を合わせる。 突きだした胸の突端を指で摘まれ、重ねていた唇をずらして、耳元であえぎ声を漏らす。 首筋に抱きついて、耳たぶやあごに舌を這わせる。 彼の舌も私のうなじや肩のラインをなぞる。 両手で胸や乳首を優しく撫でられているうちに、ガマンできなくなって、立て膝にしていた腰が落ちる。 膝の間で彼の中心が更に硬くいきり勃つのが感じられる。 欲しい…ちょうだい。 まだ水位は低く、ジャグジーの泡の中、水面に半分以上が飛びだしているそれを、口にふくむ。 奥へ入れようとすると溺れそうになるから、先端から水面ぎりぎりのところまでを舌先と口腔で往復する。 彼が私のカラダを持ち上げて、湯船の縁に座る。 これでのどの奥まで入れられるね。 見上げると、半開きになった彼の口元が見える。 気持ちいい?言葉にはせずに更にのどの奥へこすりつけたとき、両手で私の髪をくしゃっとつぶしたのが返事、かな。 彼が上半身を折って、腕を伸ばして背中ごしに私の股間に指を入れる。 お湯とは明らかに粘度の違う液体が蕩け出ていて、きゃっと悲鳴に近い声があがってしまう。しっかり銜え込んでいたはずなのに、つるんと抜け出て、私の目の前に大きくそそり立つ。もう一度銜えるには感じ過ぎていて、唇と舌で軸の部分を愛撫するのが精一杯。 背後に回り込んだ彼が、湯船の縁に手をかけて崩れ落ちそうになる私の腰を持ち上げ、うしろから指先で大きく開いた秘部に舌を這わせる。 う…あ…ぁんぁあ…っ 私があまりの気持ち良さに耐えられず、体勢を立て直す度に、溜まってきたお湯がぴしゃっと跳ねて、泡が顔に飛ぶ。 支えられた腰をゆっくり降ろす。 揺れ動く液体の中で、一番強く固体であることを主張しているそこを目指して。 足をそんなに開いていないのに、その固体は確実に入り口を捉えて、お湯とは違う滑らかな液体の中をゆっくり奥まで侵入してくる。 私は熱いお湯につかったときと同じような声を、同じような体勢で発する。弛緩したときにでる声と、快楽で全身がしびれたときの声って同じなんだ。 そのまま彼にもたれかかり、斜め後ろに首を伸ばして、キスを続けながら、ゆっくり腰を動かす。 わきの下から差し込まれた左手が胸を、右手の指先が結合部のやや上、ぷっくりと膨れた部分をくるくるとなぞる。 私の腰の動きに彼の腰の動きも加わって、水面が大きく揺れる。 湯船の中に設置されたライトの明かりが天井で反射して大きく揺れる。 血流が耳の先まで激しくまわって、頭がくらくらしてくる。 ……っく…っ 全身から力の抜けた私を支えながら、 「のぼせちゃうね。続きはベッドで」 と彼が軽くくちづけ。 なんでそんな余裕なのー? もう、私ばっかり。 馴染む - 2005年09月22日(木) うっかりまた眠ってしまった。 逢える時間は少ないから、一分でも一秒でも長く楽しもうと思っているのに。 布団の中で背中にあたたかさを感じて振り返ると、彼がテレビのリモコンでザッピング中。 「うあ、また寝ちゃったね…ごめんー」 「いいよ。まだ時間あるし。まだ寝てて平気だよ」 そう言いながら腕を広げてくれるから、カラダをずらしてその中にすっぽり入れてもらう。 つき合い始めの頃、眠りから目覚めると目の前に私の顔を見ながら髪を撫でてくれてる彼の顔があった。 それはそれで、すごく幸せで良かったけど、今みたいなのもいいよなぁと思う。 お互い無理してない。作ってない。くつろげる関係。 肌が馴染んでくるみたいにココロも馴染んできた感じ。 流行りの芸人のコントを見て笑う彼の声を、胸板の揺れと共に感じながら、やっぱり幸せだな、と思う。 「キスさせて。そのままテレビ見てていいから。」 腕を伸ばして彼の頬を両手で挟んだ。 モチベーション - 2005年09月21日(水) 目を閉じてもまぶたの裏に明るい光が差し込むその部屋で、上気した頬を隠すこともせず放心していた私を、彼が未だ硬直したペニスを挿入したまま私を抱き起こしキスをする。 彼の腰に足を絡ませ、軽いくちづけを繰り返すうちに徐々に遠のいていた意識が戻ってくる。 それを見計らったかのように、体がふわりと持ち上げられ、疑問の声をあげる間もなく、部屋の隅の棚の上まで移動される。接着剤の役目を果たしているのかな、私の愛液。移動の間、彼をくわえたまま離れようとしない。 マーブル模様の大理石調のトップパネルが汗ばんだ背中にはりつく。 冷たい? うん…ちょっと……んっ 私のその答えを聞くより一瞬早く、彼が腰を動かし始める。 …あったかい。中心が。体の内部が次々点火されて燃えていく。 皮膚の表面に感じる鉱物の冷たさがむしろ心地よい。 顔のすぐ横には壁に作りつけの照明があって、私の場所からは中の電球が直に目に入り、視界が幻惑される。逝くときの色ってこんな感じ…かも。 彼の瞳には、元は同じ光源だけど、擦りガラスのパネルを通して柔らかくなった光に包まれている私のカラダが映っている。 ガラスの縁に手をかけて、せつない声をもらしながら、ふと、あれ?彼は今どんな体勢なんだろうと疑問に思う。 ベッドでの行為となんら変わりなく私の奥までちゃんと入ってきている彼自身は、その棚のところに立ったままだった。 高さぴったりなんだ。まるで私たちがこうするために作られた棚みたい。などとバカなことを考えながら、そんな風に冷静に考えられるなんてまだ余裕あるな、私、なんて思う。 もうすでにしたたるほど濡れてるくせに。 あえぐ声の谷間で、結合部分から水分を含んだ、というより、水そのものの、水と水がぶつかり合うときと同じ音を響かせているくせに。 彼が再び自身を私に銜え込ませたまま、冷たくなった背中を抱きかかえ、ベッドに移動させてくれようとしている。 と思ったら、途中で立ち止まり、私の臀部に手を回し、大きく揺する。 んあああああああっ 思いがけない激しい快楽に、今の今まで女だった私は一気にメスになる。 足を彼の腰に強くからませ、頭を抱きかかえ、自分の重みで普段よりずっと奥まで侵入してきているペニスの先端の感覚に、気が狂いそうになる。 空中でおもちゃのように大きく上下する私のカラダ。 その動きに合わせて震える声。 ダメ……い、いっちゃ…う…っ そのままぐらんと風景が歪んだと思うと、次の瞬間にはスプリングのきいたベッドにバスンと押し倒されて、弱まることのない彼の動きに、自分の腰を押しつけて、一気に極みへ向かう。 ふと意識が戻ってきたとき、メスは女に戻っていて、「ごめん、重かったでしょ?」なんて今更気にしてみる。 「平気だよ」そう軽くほほ笑みながらペットボトルに手を伸ばした彼の横顔を見ながら、今度こそちゃんと減量しなくちゃ、と心に誓ったのでした。 まぶしいよ - 2005年09月20日(火) ベッドの隅に座る彼の元へ、はやる気持ちを抑えて、ゆっくりと近づき、となりにすとんと腰を下ろす。 どちらからともなく唇を合わせ、どちらからともなくベッドに倒れ込む。ああ、何度経験しても一番ドキドキする瞬間。 舌先の逢瀬をしばらく楽しもう。 久しぶり。 元気だった? 逢いたかった。 逢いたかった。 語る舌先。 互いの手のひらで互いの体を抱きしめ撫でさする。 彼の手がジーンズとカットソーのすき間に差し込まれる。 ひんやりしたおなかの中心を上がり、下着の上から胸をきゅっと掴まれる。 ね、もうちょっと暗くしよ。 だめ。 まぶしいよ。 見せるための下着つけてるくせに。 少し驚いた。 触っただけでわかるんだ。 薄い布一枚がこんな風に肌に吸いついてる下着、他にないからかな。 でもやっぱりホテルのデフォルトの明かりは眩しすぎる。 真上のライトの明るさに目を細めて、ダウンライトのボタンに伸ばした手が、手首のところから掴まれて枕に押し付けられる。 明るいのキライ。肌のアラとか見えちゃうし、感じてる顔の毛穴まで見られるのは恥ずかしい。もちろんアソコも。そんなにキレイなものじゃないのに。そう思って、いつもそれは暗すぎない?って言われるくらい暗くしてしまう。 薄暗がりで蠢く感覚が好き。 だけど、さっき彼に手首捕まれたとき、私、それを少し待ってた気がした。激しく抵抗しなかった。 見せたいの?見てもらいたいの?ほんとはそうなの? 天井の照明をバックライトに、私にまたがった彼がこちらを見下ろしている。 両手で私の服をどんどん脱がして、いつの間にか着衣は下着だけになっている。 下着の上から胸を丸く愛撫される。透けている乳首から目を離すことなく、舌が近づいてくる。 布が少し横にずらされて、飛びだした先端が少し強めに吸引される。 あぅ…ぅぅん 背中が伸びて体が弓なりになる。 彼の背負っていたバックライトの位置がずれて、まぶしい明かりが直接目に飛び込んでくる。 あまりのまぶしさに両手で顔を隠すと、彼の手がそれを制して、横に大きく開かれて磔の姿勢になる。 恥ずかしい。 やっぱり。 でも。 興奮してる? その証拠に彼の指で横にずらされたパンティは、まだ触れられていないのに潤いは充分で、その状態のままずっぷりと彼を迎え入れている。 いつもならそこで体を折って、頭を抱きかかえるようにして腰を振るのに、今日はずっと体を起こしたまま、私の足を高く持ち上げて…… 見てるんだ。見られてるんだ。見てくれてるんだ。 恥ずかしさと嬉しさがないまぜになって、私は瞳を固く閉じて首を左右に振る。 横向きになった体がそのまま裏返しにされ、うしろから来る。 と思ったのに、来ない? やだ……また見てるの? 振り返って確認するのも恥ずかしくて、早く入れてと腰で欲しがる。 口では何にも言わないけれど、見てるよ見てるよと腰を突かれる度にそう言われているようで、羞恥が興奮を呼ぶのを肌で感じながら、その日一回目の頂点を迎えた。 脱がすの大好き - 2005年09月19日(月) 唇を重ねながらネクタイをしゅるしゅるとほどいたり、ベルトをしゃーっと抜いたり、ボタンをひとつひとつ丁寧に外したりするのが好き。 だけど大抵あたしが一歩出遅れるから、先に攻撃されて、ネクタイほどくはずが、胸に手をついて押し留めたり、ベルトを抜くはずが、手をかけたままのけぞってしまったり、ボタンを外すつもりが、背中まで激しく抱きついてしまったり、それどころじゃなくて、気づいたらあたしだけ全裸ってこと、よくある。 むぅ。 よし、次こそは…! おぎょうぎわるいよ? - 2005年09月18日(日) でんきつけたまんま くちにものをいれたまんま たったまんま だしたまんま さしたまんま まんままんま めくるめく - 2005年09月17日(土) 記憶が鮮明過ぎると、断片の色彩が強すぎて文章にならない。 まぶしい天井。 七色にライトアップされた泡。 背中に感じる大理石の冷たさ。 挿入したまま。 笑い声。 囁き声。 甘い声。 響く声。 鼓動。鼓動。鼓動。 おみやげ - 2005年09月16日(金) 旅行に行ったといっておみやげをもらった。 おみやげ自体も嬉しかったけど、もっと嬉しかったのは、 旅先で少しでも私のことを思い出してくれたという事実。 ガラス越し - 2005年09月15日(木) まだ外は明るい。 ルームライトをつけなくても、都心のホテルの部屋は真ん中辺りまで自然の光で充分満たされている。 窓辺に座る私の肩を少し強めに抱きしめながらその場に立たせた彼は、窓の方を向かせて椅子に座らせる。 ふと横を見ると、ホテル作り付けのテーブルの上には大きな鏡があり、その中に椅子に座ったまま背後から抱かれている私の姿が映っている。 脇の下を通って服の上から胸を揉みしだかれている自分の姿を観察する。目がうつろになっていてクチビルは半開き。私、セックスの直前ってこんな顔してるんだ。いやらしい。 私の髪に顔をうずめ、うなじにキスをしていた彼と鏡の中で目が合う。 「ずっと見てたの?いやらしいコだね。じゃあ、そのままそこから目離しちゃダメだよ。」 鏡の中の私はキャミソールの肩ひもをおろされ、下着のすき間から乳首を掴まれる。 はぅん 気持ち良さに一瞬視界が暗くなる。 「ダメだよ。見てなくちゃ。」 ちゃんと見ようとするけれど、次々後ろから着衣を剥がれ、耳を齧られ、敏感に尖った胸の先端を両手で責められると、目が閉じそうになってしまう。 薄目になってる顔がまた更にいやらしさを増す気がする。 あらわになった胸元のネックレスが外光に反射してきらきらと揺れている。 「色っぽいよ…」 耳元でささやかれて中心がじゅんと熱くなるのを感じる。 「濡れたでしょ」 え?どうしてわかるの? 彼の手が下へ進み、スカートのホックを外し、緩んだ空間から侵入してくる。 彼の指先を招きいれようと、自然に足が開いてくる。 パンティの上からなぞられただけで、そこにできた染みの大きさがわかるくらいに溢れ出ていた。 スカートはそのまま腰までたくしあげられ、パンティだけ脱がされる。 彼がうしろから私の膝の裏に手を差し込み、持ち上げた足を窓枠に乗せる。 太ももの内側に手を這わせながら、ぐうっと開く。 「ほら。向こうのビルから丸見えだよ」 更に指先で秘部も大きく開かれる。 「こんなに濡れてどうするの」 目の前のガラスの向こう、はるか彼方のオフィスで働く人影より、ガラスにぼんやりと映る自分のあられもない姿に赤面しながらも、こんこんと湧き出る泉を止めることができない。 「自分で触ってごらん」 彼の声が催眠術のように遠くから聞こえて、ぼんやりした頭で私はいいなりになる。 彼が指先で開いてくれているところを自分の指でなぞり、横の鏡を見ながらそれを口に含む。 再び戻して、突起をそっと剥きながら刺激を加える。 次第に荒くなる息に、彼も抑えられなくなったのか、私を椅子から立たせ、ガラスに手をつかせ、うしろから立ったまま一気に挿入される。 あまり勢いが良くて、私の頭がガラスにごつんと当たる。火照った顔にひんやりしたガラスが気持ち良い。 愛液が結合部から太ももを伝って降りてくるのがわかる。 「みんなに見てもらおうよ。咲の逝くところ」 彼が腰を奥まで突く度に、大きなあえぎ声がこぼれて、その先にあるガラスに白い水蒸気がたまってくる。 水蒸気がガラスを伝って流れ落ちるのが先か、私が逝くのが先かどっちだろう、などとしびれる脳裏でふと考える。 正面のビルのオフィスから見た光景を想像しながら、私も腰を振り続ける。 月 - 2005年09月14日(水) 外に出て。 見上げて。 東の空。 とりあえず。 何はともあれ。 この世のもの? 無題 - 2005年09月13日(火) すねてクチビルをとがらせると、 すぐ届いちゃうくらいの距離に。 てことで - 2005年09月12日(月) 次のデートは何着てくかなー。 普段着っぽい(Tシャツにジーンズ)のがラクでいいけど、 お仕事OL風(シャツにタイトスカート)とか、 セクシーねーさん風(胸開きカットソーにフレアースカート)もいいよなー。 あー決められないー。 下着はもう決めてあるのに。 風駆ける - 2005年09月11日(日) 今日もひとり残業していると、部屋の直通電話に外線が入る。 ここのところの連日の激務を共にこなしてきた仕事仲間の声。 「おつかれさまです。咲さん、今日は何時くらいまでやるんですか?晩めし食いに行きませんか。」 ちょうどおなかすいたなぁと思っていたし、仕事も持ち帰っても良さそうなものだけだったからふたつ返事でOKする。 「帰りバイクでうちまで送りますよ。」 うは。やった。 少し前にバイク通勤の彼の真っ赤でぴかぴかの愛車(愛バイク?)の話になったとき、2人乗りの話に発展して、「今度乗せてよ」とその場のノリと社交辞令半分、本気半分で盛り上がったの覚えててくれたんだ。 仕事場は赤坂のど真ん中。夜の食事処にはことかかないから、近場ですませようと玄関へ向かうと、駐車場に停めたバイクの横でにこやかに手を振る彼の姿。 「あれ?どこまで行くつもり?」 「四谷の方にうまい中華屋あるんですよ。バイクならすぐだから乗ってください。あ、これもどうぞ」 ヘルメットと一緒にいい感じに着古した皮のジャンバーを渡される。 遠慮なく手を通すと背の高い彼のジャンバーはやっぱりぶかぶかで、でもなんだかそれが妙にわくわくする感じで、あがる口角をおさめられない。 「うわぁ…なんか照れくさいね」 おずおずと彼のうしろにまたがる。 あんまりくっついちゃいけない気がして、手の置き場に困っていると、ぐっと手首をひっぱられて、 「ちゃんと捕まっててくださいね」 とヘルメットごしに言われる。 こういうちょっとした強引な行動に弱いんだよな。 ではではお言葉に甘えて。 低いうなり声をあげてバイクが発進する。 ……!! うっわー。気持ちいいーーーー すっかり秋の空気になった夜風を彼に借りた上着ごしに感じながら、バイクは疾走する。 車線の多い都心の道を、手慣れたハンドルさばきでタクシーの群れをひょいひょいとかわしながら。 車では絶対に体感できない風との一体感。 スピードがあがるほどに密着していく体もなんだか気持ちいい。 彼の腰に手を回し、彼の小さいヒップを太ももでしっかりはさんで、どんどん後ろへ流れる車のヘッドライトや街のネオンを目の端に感じながら、ふと上を見上げると、満月にはあと数日足りないぐらいの8割ぐらいの月がぽっかり。 あっという間にお店について、さぁ、注文!と思ったら職場から帰還要請電話。あー、電話でなきゃ良かった。 仕方ないからビールを一杯(私だけね)と単品をいくつか急いで選んで、えっち系バカ話して、大口開けて笑いながらせわしない晩ごはん。 帰り道、道まちがえたと彼。 いつもどこでもバイクで行動するあなたが道まちがうなんて。 わざとでしょ? ありがと。遠回り。 ゆっくり2人乗りできて良かった。 デート気分2割ぐらい。 残りの8割は月にまかせて、明日もまたがんばろ。 シンプルに - 2005年09月10日(土) とりあえず、逢って、抱いて、触れて、奥まで入れてよ。 濡れて、震えて、叫んで、真っ白になりたいの。 あ、雨。 - 2005年09月09日(金) 遠雷がだんだん近づいてきて、雨が降ってきた。 コンクリートから立ちのぼる雨の降り始めの匂いって大好き。 灰色の地面がみるみる黒に変わっていく。 小走りにうちに帰って洗濯ものを取込んだ。セーフ。 渇いたばかりでまだ太陽の香りの残るタオルで髪を拭く。 何してるのかな。今頃。 化けの皮礼讃 - 2005年09月08日(木) ほんとは違うってバレてるに違いないけど、それでもあの人の前では、目いっぱい色っぽくてエロっぽくて普段より女率5割増の私でいたいのです。そんな自分が好きなのです。 お風呂あがり - 2005年09月07日(水) 火照る体が冷めてから、Tシャツ一枚はおる。 ミネラルウォーターを飲もうと開けた冷蔵庫の扉の角がふと胸にあたる。 充電が切れかかっている私の乳首はそれだけできゅっと固くなる。 綿の薄い布地が持ち上がったそこに、取り出したばかりでキンキンに冷えたペットボトルをあててみる。 思ったよりずっと気持ち良くて、そのままゆっくりボトルの底で先端を刺激する。 ああん、したくなっちゃった。 ペットボトルのふたを開けて、ひとくちのどを潤す。 ふたくち目、飲み込まずにそのまま指を口にふくむ。 冷たくなった指先をTシャツの下から差し込んで、すっかり固く大きくなった胸の蕾をつまんでみる。 少しひっぱったり転がしたりしてるうちに、下でもちょうだいって呼んでる。 みくち目、もう一度冷たい水を溜めた唇のすき間から指先を入れて、冷たさに中指がしびれ始めた頃を見計らって、すっと引き抜く。 そのままそっと下に降ろして、まだぜんぜん触れてないのに熱い汁がでているホールに奥まで差し込む。 うわぁ、冷たい。 もいちど出して、そのままピースをはじく。 何度かはじいてるうちに、みるみるぷっくり大きくなって、お尻が汗ばむ。 耳まで熱くなってきちゃった。 足の指先までまっすぐに伸ばすと、もうたまらない。限界。 まだ逝っちゃダメ、って声が聞こえた気がしたけど、無理。逝っちゃうもん。 。。。。。 あ〜あ下着代えたばっかりなのに濡れちゃった。 せっかくお風呂入ったのに、また汗かいちゃった。 よんくち目はそのままストレートにごくりと咽の奥を無事通過させて、 Tシャツ脱いで、も一回シャワー浴びなおそ。 触れたいな - 2005年09月06日(火) 心の琴線になんて贅沢言わない。 あなたの体のどの部分でもいいから お湯加減はいかが? - 2005年09月05日(月) 恋愛をしているとき、お互いの気持ちに温度差が生じることがある。 というか、温度差は絶えずあるんだろうな。あって当たり前だし。どうあがいたところで、違う環境で暮らしているふたりの別の人間だもの。 ふたりが揃って熱くなり過ぎると、その場でとろけて何にもなくなってしまう気がする。 うん、それも素敵だけど。 でも長く適温のぬるま湯につかって、快適に過ごすためには、指先を入れただけで「うわあちっっ」と熱くなり過ぎてしまったお湯は、冷水を入れて一気に冷ますか、まわりの気温に合わせて自然に温度が下がるのを待つか。 うっかり長く放置しすぎて、「うひゃわぁぁ」と冷えすぎてしまったら、急いで追い炊きしなくちゃね。間に合うといいけど。 恋愛って、適温を保つための努力の連鎖なのだわー。 ちなみに今の私は、熱めのぬるま湯に肩までどっぷりつかりたい気分です。 秋口だし。 サキュバスみたいに - 2005年09月04日(日) 【サキュバス】女の姿をした夢魔。眠って夢みている男に添い、淫猥な夢を見せる事で精液を吸い取る。 添い寝をしていた体を半身(はんみ)に起こしながら下方へずらす。足の間にまわり込むのももどかしく、サイドから顔を近づけて舌を伸ばす。軸の根元から先端に向かって舌先を細く尖らせて、そっとなぞりあげる。両手を広げ、左手は腰骨から脇腹を、右手は太ももからひざ頭をゆっくり撫でさする。 舌先の緊張を緩めて、密着する面積を少しずつ広げてゆく。 尖らせたときは段差の部分を左右に、緩めたときは軸の部分を上下に。 おもむろに、出した舌を奥へしまいながら、口内にできた空洞をあなたで満たす。 いっぱい、ちょうだい。 ふくんでみると横からではやっぱり物足りなくて、口奥にくわえたまま、太ももをまたいで両足の間に割って入る。 怒張しておへそに貼り付くように上向きになった全部を口に納めるには、少しアゴは引かなくちゃね。 唇を柱の円周サイズにぴったり合わせて、のどの奥から唾液を前に送りだす。 ぬらぬらと。ずぶずぶと。 上から下へ。下から上へ。 すき間が少なくて、中で左右に振る舌の自由が制限されてしまうのが歯がゆい。 一旦口から引き抜き、柔らかい袋の部分を手のひらで包んで、はちきれんばかりに固く膨張した中心に合わせて、舌の表面全体を裏側からぐうっと押しつける。 頭の上の方から彼のうめき声が聞こえて、私も興奮してのどの奥でくぐもった声をだす。 もっともっともっと感じて。 まだ私に触れちゃだめ。 感じちゃったら動きが止まっちゃうもの。 乳首を摘むなら、下半身を指でなぞるなら、その手で私の頭を押さえつけて。 限界まで開いたあごが痛くなるほどに、私の唾液とあなたの先端から溢れでる透明な液体との混ざった淫猥な匂いが鼻腔をついて、恍惚の表情を浮かべながら、ずっとずっとお口でしてあげる。 デート気分 - 2005年09月03日(土) 彼と外で会っている時、立ち位置や座り位置がふつうの友だちとのときよりたぶん10センチくらい、片手の親指と人差指とで表せるくらいのほんのわずかな差だけど、近い。 私が手に持ってるペットボトルをすっと取って、蓋開けて飲んだり、店の扉を開けて中に入るとき、背中の真ん中に軽く手を添えてくれたり、並んで歩いていてふと手の甲が触れたとき、指先をきゅっとされたり、そんな時、あぁデートっぽい!って思う。 「っぽい」ってデートなんだけど。 彼のキスや愛撫やセックスが好き。 好きだけど、たぶんほんとに好きなのは、そういうさりげなくデートな気分を(たぶん計算なしに)盛り上げてくれるところなんじゃないかって気がしてきた。 男の人もそうかもしれないけれど、女も結構単純なのです。 ホテルのベッドで - 2005年09月02日(金) 肩からあごへの直角のラインに顔を寄せて、 ずっと匂いをかいでいた。 唇を重ねるのをためらっていた。 すぐに触れてしまうのがもったいないような気がして。 きれいな横顔の稜線を視線でなぞる。 まっすぐ見上げている天井には何が見えてるの。 カラダを3ミリ近づけてみると、 彼が横顔のまま頭をこちらにかしげて、 私の額でこつりとなった。 紅と白と - 2005年09月01日(木) ぶちこむよ咲の奥まで。 そう耳元でささやく彼の声に肯定とも否定ともとれない曖昧な吐息て答えながら、バスタオルの上に腰を置いた私の足の間に割り込んでくる彼の顔を盗み見る。 いつものように冷静な声と表情。だけど瞳の奥では犯そうとする欲望の炎が静かにちらちらとしているような気がして、ああそれもいつものことなのだけど、期待と興奮でぞくぞくする。 普段より熱を持って充血しているであろう生理中の私の内壁をこすりながら、ゆっくりゆっくり挿入される。 中がいつもより広がってる感じがする。だけど内部で蠢く丸い先端をちゃんと認識できる。 鈍感なのに敏感。 相反する感覚が私の心情に妙にマッチしていて、少しせつない気分になる。 ゆるりゆるりと出し入れされる。 段差ぎりぎりのところではずさない。 突かれると短い悲鳴がでて、引かれると甘い吐息がこぼれる。 みるみるうちに私の中心は溢れてきて、それを感じたのか彼の動きが早くなる。 あっという間にのぼりつめた私の上半身を強く抱きしめながら、ほとんどインターバルなしに、彼がまた動き始める。 少し休もうと腰をひいて抜こうとすると「だめ。はずさない。」と更に奥へコルクで蓋をされる。 つながったまま体勢を変えて、何度も何度も何度も何度も逝く。 腰をくねらせながら。 シーツを掴みながら。 嗄れるほど声をあげながら。 髪を短くしたからいやいやをしても、髪の毛で目の前の景色がふさがれることがない。 薄く目を開けると、私を観察する視線にまっすぐにぶつかる。 たまらない。この感じ。 胸がきゅうとするのに合わせて、膣の入り口もきゅうと締まる。 ふたりの動きがシンクロして一気に極みまでのぼりつめる。 私の身体が排出しようとする紅い液体と、 彼の身体から排出された白い液体が、 ふたりからでた透明な液体を媒介として 中で大きな渦を作りながら撹拌される。 月経中の交配。 果てしなく不毛な行為。 なのに、どうしてこんなに充たされるんだろう。 汗ばむ彼の鎖骨に顔を埋めて、荒い呼吸を整えながらそう思った。
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