My life as a cat DiaryINDEX|past|will
静かな午後、呼鈴が鳴ったのでドアを開けるとどこかで摘んできたらしいライラックに小さな手紙が添えられて置いてあった。目の前の通路を子供達が素知らぬふりで走り回りながら横目でわたしを伺ってる。手紙を読んでみたら、思わずほっこり。
パック(Pâques)の休暇に合わせてやってきて、ロクちゃんを遊びに連れ出してくれてた義妹もあっという間に去っていってしまった。休暇中はみんなで動物園へ行ったり(親の期待ほど子供は動物に反応せず、交通手段である電車やトラムのほうに興味深々だった)、チョコレートの卵を隠して探させたりした。ほんの10分食料品を買いに行くのに子供を見ててくれる人がいるのはありがたいことだった。
やっぱり格好いい!ママが選んだKenzo kidsのカーディガン。2歳を過ぎるころからやっとママチョイスの服を選んで着せるようになった。それまでは姪っ子のお下がり、近所の子のお下がり、家族、親戚、友人からの頂き物で着きれない程服が沢山あって、わたしが選んで買うことはなかなかなかった。頂き物はそれはそれでとても助かったし、すぐに汚して日に何度も服を替えるから余ってるくらいのほうが心強かった。人のチョイスは自分では気付かなかったであろうことを教えてくれたりもする。Jacadiがいいなって思ってたけど、ロクちゃんにはなんだかこういう洗練された都会の子みたいなのは似合わなくって、似合うのはエキゾチックでちょっとやんちゃなKenzoとか、元気いっぱいなDu Pareil Au Mêmeとか、愛らしいCatiminiとか。H&MとかZaraとかは自分が好きじゃなくて近寄らなかったけど、子供服は気の利いたデザインのがあるということを知ったり。それもあっというまにサイズアウトして、そろそろちやほやちやほやと服を頂くことも少なくなってきた。彼が昼寝してる間に、彼の顔を思い浮かべながら、ネットで彼の服を買うのが最近の楽しみ。子供服にお金をかける趣味はないから、中古品・・・しかし、子供服ほどこの世に有り余ってるものはないのじゃないかと思う。新品同様の状態の良いものが1ユーロ、2ユーロという世界。新品なら80ユーロの靴もどこかの子が数回履いたものなら2ユーロになるという具合。誰が、すぐ泥んこになる子供に80ユーロの靴買うの?そりゃ、ジジババでしょ、子供抱えた親は家のローンでいっぱいいっぱい、そんなの買えないわな・・・という夫婦の会話。そういってるそばから、ジジババから連絡が来る。日本のババは
Michelina
|MAIL
|