あなたに綺麗な傷をあげる
生涯、忘れられないように


理由なんてないわけです。
2007年06月28日(木)

身体が重かったのが、一番の理由かなと思う。
炎天下に放置された4時間で、死にかけた。
更に休憩30分の後に、再び(ほぼ)屋外へ放置。

仕事だからね。なんて言ってもさ。
最近とみに弱ってるあたしには、ぶっ倒れるための条件としては揃いすぎてたということで。
案の定、ギブアップしました……。
たぶん熱中症の初期症状。
クラクラする頭を抱えていたら、エロ坊主(妻子持ち)に、
「可愛い顔をするねー」
と言われた。
こっちは苦しんでるんですけどっ!!!
とは言い返せずに「死にそうでーす」と答えた。
職業僧侶に誉められても嬉しくないね。
というよりも、可愛いだなんて嬉しくない。
外面に騙されるなんて、坊さん、まだまだだよ、人生は。



そんなあたしが、仕事が片付いたので早上がりをして。
帰宅途中に真っ先に思ったことはと言えば。
「したい……」に尽きる。
何がと言われれば、他愛もないお遊戯なんだけど。
調子が悪いという口実で休みの華を呼び出して、
第一声に「したい」と言えば、断るはずないと分かっているから。

でも、まだ許さないよ。
セックスしたから恋人だなんて思わないように。
疲れてるだけなんだから。

神経の糸を切りたくなっただけ。
それだけ。
あなたの指が恋しいだなんて、絶対に言ってあげない。
ねぇ、華。あなたになんて、優しくしてあげない。
我が儘をぶつけて、文句を言って。
優しいことなんて、何にもしてあげない。

傷ついた顔ばかりしていたあなたが、
困ったように、嬉しそうに笑う顔を浮かべているのを、
あたしは黙って見ているだけなの。



理由なんていらないの。
あたしはただ、セックスがしたかったの。
その時にあなたがいただけなの。

例え、あたしの身体を作ったのが、あなたの手だったとしても、
言ってあげない。大事なことなんて。



↑コメント変わります↑


とりあえず、仕事で低迷していた体力を使い果たしたので、
明日の屋外に耐えれるように、早く寝よう。




愛してるよ。
2007年06月26日(火)

お別れをしてから一週間とちょっと。
その間に、華に無理矢理抱かれたりとか。
キスされたりとか、触られたりとか。
拒絶したいのにできないのは、あたしがまだあなたを好きでいるからで。
それがしんどいから、今日、距離を置こうと話をした。



華はあたしに優しい。
全てを許してる。
それが、あたしには辛い。
優しいのは嬉しい。でも、怖いから優しくしてくれる。
あたしが怒るのが、泣くのが、壊れるのが、
怖いから。

さんざん泣いて、泣いて、別れることを承諾させて。
でも華はあたしのそばにいたいと言った。
あたしは、そばにいれば拒絶できない自分を知っているから。

電話口で、華を責めた。
冷たい言葉と冷たい声で。
あたしは誰にだって足を開くのだと。
あなたにそれを責める権利はないのだと。
そんなことを繰り返した。

華は泣いて、縋るような声を出していたけど、
あたしの言葉に、ようやくキレた。




我が儘だと言われた。
ずっと我慢してきた。
あたしを壊すのが嫌だから、プライドも押し殺して、
何もかもを飲み込んできたのだと、
ようやく口にした。

対等に、なった。
あたしはきっと、酷いことを言い返されているのに、
嬉しくて、泣いた。
華が何かを押し殺して、あたしのために演技をしていることを感じていたから。
優しくすることで、あたしの我が儘を許し、許容し、
幸福を願うことで、
自分の何かを犠牲にしていたことを、知っていたから。

対等になった。

あたしが遠く離れても、幸せでいるのならいいなんて、
嘘くさい優しさをかなぐり捨てて、
華が怒る。
「こんなにも好きになった相手が他の奴に抱かれるなんて、そんなの耐えられるか。他の奴を好きになるなんて、そんなの許せるか。そんなの認められないから、絶対に許さない」






↑コメント変わります↑
強がるなんて許さない。
あなたにはそんなことを許さない。
泣いて喚くあなたを抱きしめながら、あたしは。
あたしはいつだって、自分の傲慢さを思い知っていた。
この子が離れていく日が来たら、
あたしは自分を壊してでも引き止める、ってこと。




もう何を話したか、朧になるほど長く話をしたけど、
ねぇ、華。
あなたが好きだよ。
大好きだよ。
あなたが誰かを愛するなんて、あたしは絶対に許さないよ。
遠く離れたとしても、大きな傷跡を残してから行くよ。
一生ものの傷跡にするよ。



「もう一度付き合って」
「いや」
「そんなの知らない。もう一度付き合う」
「いやだ」

そんな押し問答を繰り返して、あたしたちは。
恋人ごっこのような日々を、やり直すの。
あたしがいつ、OKを出すかなんてわからない。
あなたを見極めない限りはわからない。
もしかしたら、そのまま突き放すかも知れない。

わからないけど。
デートの約束は嬉しい。
あたしはそんな些細なことも嬉しい。





何があったかと、言葉で説明するのは難しい。

↑コメント変わります↑





いろんなことがありました。
2007年06月25日(月)

現在も継続中です。

華と恋人を止めました。
あたしから言い出しました。
一つの嘘が、あたしの心を裂きました。
裂けた傷からは、溜まりに溜まっていた黒い血が溢れたのです。
それは治しようもなく、痛くて、苦しくて。
あたしは逃げることに決めました。





でも、まだ逃げている、とは言えないかも知れない、現状。
あたしは相変わらず華の傍にいる。

恋人として、もう何も求めないだけ。
それがときどきすごく苦しいけど。

でも、華を置いて逃げるなんて。
今のあたしには、まだ出来ない。出来るはずがない。

華は相変わらずあたしのことを大事にしてくれて。
恋人に戻りたいと言ってくれている。





あたしは。
捨てていくぐらいなら、捨てられる方が良い。
その世界を捨てるという痛みを、あたしは二度と味わいたくない。
残された華のことを想うのが辛い。
自分勝手だけれど。
それでもまだ、あなたを愛しいと思う、気持ちがある。
自分が弱い、と思い知る現状がある。

逃げてるのは心だけ。
痛い痛いと泣く心だけ。



だって。
あたし、もう死にたくないよ。
死ぬほどの苦しい朝なんて、もう嫌なんだよ。





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好きかと問われたら好きと答えます。
一緒に生きていけるかと言われたら。

あたしはきっと、無理だと、答えます。



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