あなたに綺麗な傷をあげる
生涯、忘れられないように


遠回り。
2007年05月14日(月)


あたしたちは遠回りをしながら、日々を送っている。
感情の行き違いや、言葉の擦れ違い。
多くのことを見逃しながら、ときどきそれを拾い上げて、泣いたりしてる。

とりあえずは元気、だけれど。

あたしはあんまりお利口さんじゃなくて。
華は人の機微に疎いお馬鹿さんで。
したくもない喧嘩を繰り返しながら、毎日を過ごしてる。



ねぇ、華。
あたしたちは、前に進めてるのかな。
それとも足踏みをしてるのかな。



実家からの電話で、母親からの言葉が一つ、胸に残る。


↑コメント変わります↑
そんなの、あたしが知りたいよ。


でも、逃げるつもりはない。
正面から受け止めてあげようじゃないの。

それぐらいの覚悟は、持っててもいいでしょう。




隙間を埋めよう。
2007年05月08日(火)


二人の距離に隙間が出来たら、それを埋めようよ。
埋めるために抱き合おうよ。
それしか、あたしは知らないもの。

あたしは可愛いお人形になる。







抵抗してみせるのは、半分本気、半分挑発。
時々、八割本気で嫌がるのは、いっぱいいっぱいで泣きそうな時。

あなたの手から離されることが嫌で、もっと、もっととねだってみせる。
発情期の猫みたいに、羞恥心もなくして鳴いてみせる。
ああ、あたし、もともと羞恥心なんてないんだっけ。
思い出して安堵する。

あたしはやっぱりあたしのままだ。
あなたが宝物みたいにしてくれる、あたしのままだ。


↑コメント変わります↑


ねぇ、華。
もっとだよ。もっと深く、もっと強く。
眩暈がするほどに。
たくさん、たくさんの記憶をちょうだい。

眠れぬ夜にも、寂しくないように。




擦れ違わないためにはどうすればいいの。
2007年05月04日(金)


気持ちが擦れ違い、
気遣いが擦れ違う。

あたしは、黙り込むあなたが嫌いで、
あなたは、黙り込むことであたしを泣かさない。
無理矢理に口を開かせば、あたしは泣き出すしかできない。



これはどうすればいいんだろう。



あたしは泣きながら、あなたを抱きしめるの。
あなたは、ごめんを繰り返しながら、あたしよりも悲しそうに泣くの。





ねぇ、心地良いことだけしたいね。
気持ちいいことだけ味わいたいね。
そんな二人でいられたら、どんなにいいだろうね。
でも、傷付け合って、泣いて、抱きしめて。


↑コメント変わります↑


多少の苦味もあるから、なおのこと。



いつまでこうしていられるかな。
いつまでもこうしていられるかな。



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