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2004年11月30日(火)

組!と占星術話

DVDはイトイ待ち。
『新選組!』の話です。またかよだが、暴走特急は止まらない。もう、年内はこの調子だと思われます。
あんまり開発していないけど、金星牡羊座なので、何かに熱を上げて追いかけることに喜びを感じるタイプだそうなので、せいぜい楽しもうと思う。諦めた。行くとこまでいってやれ。

このDVDを大量に売ることが我々の戦です。とまで言い切って、人事ながら心配してしまう。大丈夫か?
あんまり敷居高くするとー。っていうのは逃げなんでしょうね。
でも割り引かないってことは、他サイトより7,000〜10,000円近く高いということで、その金額分ってかなりデカイぞ。

今やってることは、ホロスコープの解説書読み。
雑誌に山本土方と藤原沖田の生年月日が乗っていて、ん?と思ったので。
つまり、あれ蠍と牡牛じゃんと。慎吾ちゃんが水瓶なので、Tスクエアだ!
(現象としては、緊張感のある組み合わせ。異質だーとお互いに思っているんだが、その分刺激があり、新しいものを作るには良い組み合わせ。)

三谷さんが、この3名の組み合わせは素晴らしいと言っていたので、なおさら興味がわく。
興味を持つとホロスコープを見る習慣がある。

うーん。興味深い。
夜も遅い(3:00am。7時は起きなきゃ・・・)ので、忘れない程度に2,3個メモ上げて後はまた。
・月は、慎吾ちゃん双子。山本土方水瓶。藤原沖田水瓶。ここはトライン。(緊張感なし)
素の自分を出せるようになると、中々に穏やかな関係になる。
・太陽と月。慎吾ちゃんの月双子以外は全部不動宮。全員自分のこだわりに偉い頑固。
(雑誌インタビューによると、楽屋から出ない出演者と話さないが慎吾ちゃんのスタイルだったそうだが、山本土方のしつこい誘いにのって半年くらいたってからキャスト・スタッフとも話したり食事するようになったとのこと。半年誘うほうも誘うほうだし、断り続けるのもどうかと思う。不動宮の組み合わせならではのエピソードと一人納得。)
・三谷さんの太陽は蟹にあり、情緒面はここだと思うのだが、この3人の太陽・月のうち、水の要素を持っているのは、山本土方の月(蠍)であり、作品中で感情的なシーンが彼に振られていたことと無関係とは思えない。
・「こんなに自分が変わるなんて思わなかった。」クランクアップの時の局長の発言だが、去年から彼の水瓶太陽に海王星がばしっと乗っていて、彼はまさに変革期にあったといえる。
などなど・・・。

あと、水瓶座太陽の私から、水瓶座について一言補足。
慎吾ちゃんのインタビューで、『現場でキャストの人食事をしたり、前室でくつろいだりすることはなかった。』と語っている。
ビストロ・スマップを見ていても、ゲストで誰かが来た時に、「プライベートで何度かあった。」とか「この間の現場で共演したときのエピソード」を語るのは、木村くん、吾郎ちゃんがほとんどで(ちなみに彼らは血液型で言うとO型であるが)、他3名はかなり人見知りな感を漂わせている。
そうはいっても、中居くんは吉本系のお笑いの人と旅行に行ったりしているし、剛くんもタモリさんの家に遊びに行ったりしている。
その程度のエピソードの一つもないのが慎吾ちゃんで。

で、彼の太陽は水瓶座。一般に友情にあつく、幅広く人と交流すると書いてある。
違うじゃん。と。

水瓶座から言わせて貰うとこれは一面的な解説なんだ。(何ていっても私は生まれてずっと水瓶座だからな。変わっても困るが。)
対人関係において分け隔てをしないこと、人を役職やジャンルや世界でより分けたりしないこと。それが水瓶座。
で、よしながふみの『愛すべき娘たち』からの剽窃だが、ここで一つの問題が生まれる。

「誰かを愛するって、人を分け隔てすることじゃないか?」

分け隔てをしないで人と付き合うってことは、悪く出ると分け隔てをせず、人を一律OMITするという行為に繋がる。
雑誌のインタビューで、慎吾ちゃんが山本土方くんに飲みに誘われた時のことを書いていて、「気分的に行きたくない。」と答えた、誰に誘われてもそう答えてきたと語っている。

10代の頃から人気商売で多額の金を動かし、海千山千が近づいてくることも多かったと思う。
そういう人だけを切ればよいものを、おそらく彼はどっかでその人たちをシャットアウトするために、一つには年が若く判断力が未熟だったために、もしかしてもう一つは人をランク付けするのが好きじゃないという水瓶座の性質のために、誰に対してもシャッターをしめるという道を選んだのではないかと思うのだ。

そして、この時期、閉じこもった太陽に海王星が重なり、90度に山本土方の太陽がいた。と。

腑に落ちるって楽しい!
こじつけであろうとなんだろうと。世界を見るレンズは色々あったほうがいいのだ。

ちなみに私も会社でプライベートなことは話したくないし、個人的な関りを持つ気はない。
仕事のグループをなごやかにするための雑談はツールとしてはするけれど。飲み会にはまず行かないしね。(『別に・・・行きたくない。気分的に。』BY 慎吾)
悪く出た水瓶座の例が一匹。


2004年11月28日(日)

組!47話。

10年日記というものが世の中にはあって、そんな持久力ある人がどれだけいるかと馬鹿にしていたら、この日記もそのうちそうなりそうな気配。

10年とは言わずとも続けていくと、螺旋のようにリズムがあることが自分で分かって面白い。
秋になると前述の日記みたいに、ゆく川の流れは絶えずして・・・みたいなことを吐き出す。
あと、お掃除に燃える。

一種の身辺整理なのでしょうねぇ。
秋は別れの季節ってつまりそーゆーバイオリズムなのでしょう。生き物の。
冬を前にぎゅっと自分を絞る、みたいな。

今回も絞れてます。


ペンダントとかパネルヒーター買っておいてなんだけど。
引越し準備ということで。
パネルヒーターはネットで購入。コジマより5000円も安く、送料も無料。
申し込みから振込みまでパソコンで。便利なような怖いような。
ANAのEdy機能付きカードにも申し込んだ。今度のスキー旅行で結構割引が多く、今なら入会金も無料で年会費もただなので作ってみた。
はやるという話があるので、慣れておこうと。(ガセ?もしくばもうはやってんの?)


と、だらだらと話をしてきたのは動悸を抑えるためで。
ふぅー。落ち着け。落ち着け。

暴走列車と化しています。『新選組!』の件でございます。
多摩編の頃は好きだなぁ〜。いいなぁ〜ってのどかぁに見ていて、
鴨編の頃は、いいぞいいぞ、いけいけ!とっとといけっ!って感じでわくわくしつつ、やきもきしつつ背中を押すように見ていて、風雲編の頃は、真珠をなでるように矢継ぎ早に事件で一つ一つ味わって。
でも、思えばとりあえず噛みしめて味わう暇があった。

落日編。術中に嵌ったと言えば、はい、その通りなんですけど。
展開の早さが慌しくて、もうちょっとここ描けよぉ〜とか、戦のシーンしょぼすぎっ!とか、あらすじかよ!とか、色々文句はあれども、展開の早さが心拍数のリズムを同調させて、もう、正直、いてもたってもいられない状況になりつつあります。
開始30分前には思わず顔を洗ってしまうというわけの分からなさ。

47話。写真から出てきたような洋装のトシにハートが砕けたこと、斉藤ーの魂の叫びも素敵、その後のキャラに合わないことをしてしまった・・・ときょどきょどするところで、ハート直撃弾AGAIN。
オダギリってどんな表情しても、目がイノセントなのにどきどきする。この斉藤ーは三谷作品というより、オダギリと三谷の作品だと思う。

はい。きりがないので、ツボどころはひとまず置いておいておくとすると。
多摩編・鴨編でまいておいた伏線を一気に回収にかかったのも、刈り入れの季節のようで、達成感と裏腹の空虚がる。
・総司が出発の日に待っているところ。
・相撲の日のうちわ。
・役名を忘れてしまったけど、小野武彦さんが祝辞を熱心に練習しているのに結局読めないところ。
・祝宴と言えば、5話の結婚式で、そこでは饅頭口に詰め込み競争とかやってるのに、今回は踊りもせず、穏やかな笑みを浮かべて立っているところ。
・20話でトシが歌っていた多摩の歌AGAIN。(捨助も歌っていたな)
・勝海舟との再会。竜馬回想。そしてワイン。

あちこちに。
伏線といえば、46話のお登勢のシーンも良かった。終わりと始まりがぐるっと輪になるようで。

話がそれたが。
とにかく食い入るように見入ってしまった。一秒たりとも見逃せない。
総司の命の炎がゆれてるところ、トシの無力感、近藤勇の今になっての力強さ。全てが痛い。

完走した大河は初めてだし、こういう言い方が当てはまるのかどーかだが、能動的な視聴者になったのは初めてだ。
能動的とは流れてくるものを目を開いて受け止めるだけではなく、番組に対してなんらかの働きかけをすること。
DVD化要望のため掲示板にコメントを入れたり、NHKソフトウェアにメールしたり(そんな日が来るなんて想像も付かず)、あまつさえ新聞社のTV欄に感想の葉書を入れようとまでしてるんだぜ。
(葉書の方が影響力あるとの話にのっている。自分でも引いてしまう。)

WEBで盛り上がったといえばNN病。『白い影』ですね。
毎週待ち構えて見てはここまで動きはしなかった。
(ちなみにあれも視聴率はイマイチ。ネットでの盛り上がりは視聴率につながらない理由を、誰か統計とって分析してくれないだろうか。いい社会学サンプルになると思うのだが。
アメリカ、大統領選に見るように国を分断する事態になることの萌芽なのか?とかさ。ま、日本の場合、官軍も幕府軍もこれからは洋装だぜっというと、あっさり皆して着込むあたりが合理的というか節操無いというかなので、思想で別れはしないと思うんだけどね。)

話がそれた。
以上、盛り上がっている自分の実況でした。

そーいや。この間思ったんだけど。
戦いのシーンの迫力のなさ、壮大さにかけるところ。
これは当たり前で。
だって、三谷幸喜ですよ。太陽が蟹座。月が牡牛座。文筆をつかさどる水星も蟹座。
これで壮大な夢ぶち上げた戦記物を書かれた日には、占星術の教科書全て書き換えです。

食べ物が出てくるシーンが多いところ、登場人物が身内意識で固まり、組織の体をなしていないところ、脇役までFAMILYのように気を使って最終シーンを用意するような、おせっかいな優しさ。
これを蟹座と言わずして。

自らの固執し、伏線を回収してまわる秩序に対する頑なな几帳面さは牡牛座の月なのかもしれない。

ホームページでチャノミバのダイジェスト で、11月16日の松村邦洋のを聞いてなるほどっと思ったんだけど、竜馬が死ぬシーンで、三谷さんが書くと竜馬は鳥の皮の話をしているところで斬られてしまうのね。
そこんところ、司馬遼太郎さんだったら、きっと『世界の海援隊でも作るかのう』というシーンになるだろうと。

わかる!
司馬遼太郎って、でっかい夢をぶち上げる派手っちいパフォーマーの獅子座に太陽があって、それだけではなく、美意識の金星、積極性の火星、無意識の海王星、文筆の水星まで集まっていてかなり獅子座の強い人なんだ。

世界の海援隊を作るぜと言って死んでいく獅子座。
鳥の皮のぶつぶつが嫌いじゃと言って死んでいく蟹座。

分かり安すぎ。

批判点のうち、時代考証の件では、私は否定が出来ない限り、何を真実を断言することは誰にも出来ないって思ってるから気にしてない。
時代考証の人の講演会のレポを読んだけれど、出てくる単語、例えば作戦とか反対とかの言葉も当時はなかった、というところまで、チェックしているそうで、それに素人が生半可な知識で調べもしないで、反論するのは見苦しいと思う。
プロに一言教えられて引き下がるレベルの意見なら言うな、出すならそれなりのものを出せと。

あと、『見たのかよ!』という以前に、南京虐殺だって証言者は生きてんのに、もうホントに合った事がなんだったかわかんなくなってるじゃないか。
見解にホントなんてないんだよ。それにドラマだし。あり得る話を作るのがドラマだろ。

役者の重さは。
近藤勇が死んだのは33歳だ。若くて頼りなくて何が悪い。
しかも風雲編以降、特に落日編に入ってからの、香取近藤の信頼感はもう、命預けたくなるほど揺ぎ無い。

キャラの優柔不断さとか、一部演出への不満(やっぱり『源さん死す』のマトリックスには納得いかない)はあるけれど。
見る価値はある。

もし、このページ見ている人。迷い込んだ人。うっかり見てしまった人。
見たことのないドラマのDVDを買うのは大枚過ぎるでしょうが、そのうちレンタルされる時が来ると思う。見て欲しい。力いっぱい、見てみて欲しい。
全部はないけど、取ってあるDVD貸すよ!ダビングするよ!(って違法です。)って思うくらい、まじです。

総集編もやるらしいけれど。
今までにないタイプの総集編(書き下ろしのおみつさんのナレーションが入るらしい)だという話だが、総集編じゃ伝わらないんだ。
ストーリーのうねりじゃなくて、零れ落ちそうな生活積み上げる蟹座作家なんだから。


ふぅ。ここまでに。
と書いていて思ったんだけど。
他の掲示板とかROMしてても思うんだけど。入ってるなーみんなと思う。
ほぼ日の感想のページとかでも、佐々木只三郎って書いている人がいないんだ。佐々木サマなんですよ。
山崎ススム(漢字探せなくてごめんね)じゃなくて、山崎。
総司、平助、トシ、おみつさん、捨助、源さん、容保様etc。でもなぜか、近藤勇だけはフルネーム。

目線が近藤勇に憑依している。自嘲してしまう。

あと、もう一つ。
ここ二週間くらい2ちゃんをROMしてるんだけど。。。
うーん、自分の嗜好ってヲタだったのか・・・。(←自覚なさすぎ)


2004年11月23日(火)

唯一絶対のこの一日が終わってく

blogにしようかなーと思う今日この頃。
どう違うのかとか使い勝手とか良くわかんないけど、本の感想ページからでもやってみようかと。
INDEXを更新する手間が省けそうってだけなんだけどね。

でも本来日記なんだよな。ここのページ?題名が付け辛いよな。
自分でも書いてて散漫だと思うし、書き終わってやっと落ち着き先が分かるし、時には書き終わっても全然わかんないし。

でも、ちょっと外界に開いた感じになるかと。
意識の問題だけなのだけれども。

最近食欲がなく、困っている。
食べなくても大丈夫なのか自分?光合成しているようにも見えないし。
新選組に神経が集中しすぎて胃に血が回ってないとか?!


冷えてきたね。
そろそろ冬もたけなわです。
地球は猛スピードでまわり、駅のホームには霊がそこかしこにたたずみ(と江原啓之が言っていた)、そんなことを気にもかけずに、唯一絶対のこの一日が終わってく。

そーやって棒倒しみたいに、いつか倒れるのだなぁと。

深く蒼く暗く黒い水の底で静かに沈んでいたい気もするし、真珠貝に張った水の上をはかなく通り過ぎる風になりたい気もする。

結局、どっちつかずなのだが、最近それもいっかぁとも思う。
許して受け入れて愛してみる。逃げとも言うが。


2004年11月22日(月)

炒られた豆のようにせわしなく新選組の話

あと、3回で終わってしまうということにいたたまれなさを感じ、炒られた豆のようにせわしなく新選組の話を続ける。
DVDを何処で買うかは検討中。多分、TSUTAYAかAMAZONの20%OFFにすると思うけれど、『ほぼ日』でも発売するみたいで、おまけによってはここで・・・と思っている。

最初から最後まで皆勤賞な大河は初めて。多分これが最後だと思う。
新選組を好きだと言いながら、小説は『燃えよ剣』しか読んでなくて、いや、昔ちらっと他のも読んだけど、この人は歳さんじゃない!と投げ捨て忘れることに勤めたのでなかったことになっている。

『燃えよ剣』の歳さんは唯一だから。

それと同じくらい、このドラマは唯一で絶対。
八木家の人々から久坂玄瑞まで(FROM、TOの基準は思いつきなので意味なし)、きっちりと人格を持って生きてるこの世界を手放したくない。

DVDを買ったことは無く、前にVIDEO買ったけど、それは『健康になるヨーガ』で。
フレームの中の世界を腕に抱え込んで置きたいなんて気持ちになったことは無かった。初めて。で、多分最後だ。

はまったという以上に表現する言葉が見つからない。

それにしても。
DVD化が早いな。ROM ONLYだけど、あちこちで喜びの声が上がっていて、うちVIDEOじゃないと・・・という泣きが見当たらない。
うちの近所のTSUTAYAなんかはまだ、VIDEOの方が多いのに。年齢層なんだろうか。

とにかく、ひらすらに。ありがとう。
そしてさっきGREPかけたら、一月にも自ら書いていたが。
最終回より前に死んだら成仏出来ない!!!生きていようと思う。

DVD化は勝ち取ったから、後は『新選組!〜会津・函館編〜』のリクエストだっ!
(まずは一粒の砂を洗い流すことから・・・の姿勢です。)

それにしてもWEBがなかったら、ここまでリアルタイムな対応にはならなかったと思う。
最早、マスコミの感度に期待は出来ない状況とわかったし。
さっきAMAZONで見たら、なんと、ランキング2位。・・・すげぇ。

視聴率のことを考える。
最初が良くて、5回目、6回目以降は20%割れ。なのにWEBの掲示板には妙に最初の5,6回を見逃したーっという書き込みが多い。
そこらへんで入れ替わったのだと思う。

日曜8時はNHK大河の時間だからとしてみている人と、山南正座して見入ってしまう人とが。

規制緩和と言いつつ、メディアは言語という城壁があるが故に、農業なんて目じゃないほど遅れている気がする。
ソフトがハードについていっていない。
散々言われてきてるが、視聴率というモノサシ、新選組!はNHKだから関係はないが、民放でのスポンサー提供。
どーにか考えたほうが良いんじゃなかろうか。

私はハードディスクが一番小さいDVDを買って約一年なんだけど。一回DVDで見ることを覚えると普通に見るのがすごく苦痛になる。
バラエティなんて、一時間撮っても、CF飛ばして、ゆるいスタジオゲストいじりも早送り、モニターの素人、ex.足痩せ体操とかだと、おばちゃん何人かが2週間実践して・・とかのシーンも、さくさく飛ばして20分もあれば見切れる。

楽です。慣れちゃうと普通に見てても早送り押してて、進まないとちっと思う。
多分、どんどん一回とって見る人になると思う。視聴率にも貢献しませんし、CF見ちゃいませんが。

後、1,2年もすれば地上波の全チャンネルを丸一日分くらいは撮れる容量と機能付きの商品が出ると思う。
そうしたら、TVは一日遅れで見て暮らせばいい。極端な話、NEWSだって一日遅れでも支障ないもの。株やってるわけでもないし。

東京ワンダーホテルのCFみたいな試みもやってるところを見ると危機感はあるようだが、全てをあのやり方というわけにもいくまい。
あっちこっちで岐路だなぁ。しかし、『新選組!』にはもう岐路もないのだな。(話は結局ここに戻る。)


2004年11月21日(日)

『新選組!』 DVD化決定!!!しかも完全版

歯医者に行ったら詰め物の中が虫歯だと言われ、(っつーか何年も前からそんな気がして歯医者行ってレントゲンとか撮ってるんですけどー!どこの歯医者も見逃しやがってっ。いや今回の歯医者ががせなのかもしれんが・・・)かぶせものと取られて神経抜かれて、歯が痛くて、痛み止め飲んでだるくなりー。

インフルエンザの予防接種(受けたくないのだが。つまりあれって、今年は○○型がはやるんじゃないかなーというカンだけを基準に混合したワクチンで、はずれたら何の意味もないわけでしょう。無駄だよ。お金もかかるし。でも、プロジェクトの命令でやらざるを得ず・・・)
と、注が長いが、要するにインフルエンザの注射を不承不承打ったところ、腫れるし、熱は出るし。

最低。

家具は全く決まらない。
青山の家具屋をチェックいれて、自作で地図作って、一日に9件見て回って、何一つ決まらず。
いい加減いやになるというもの。

照明一つ決まらなかったのだから。
(ちなみに決まっているのはリビングのネストテーブルのデザインのみ。コンランショップで見たのが無くなってしまったので作ってもらう予定。)

最初の頃の決まらなかった理由ははっきりしている。
自分の好きな家のイメージが無かったこと。
服を買った経験はそこそこあって、着た時の自分はやや想像つく。まだ間違うけど。
でも家のインテリアをどーこーしたことって無くて、まず自分が何が好きなのかが良くわかってなかったことがある。

それは超えた。
正直都内のインテリアショップに絨毯爆撃かけてるようなものだから。

で、好みはわかった。
以外と言われそうだが(言う人は日常生活で接している人ね。文章的にはどんな人に見えてるか不明なので。)
、実はクールな部屋は好きではないということ。
無印良品のような、生成りな木とアルミの組み合わせはだめ。
近未来的なというか60年代的な部屋もだめ。白で統一したクリーンな部屋もいらない。
ポップなアメリカン・グラフティもいや。北欧系のシンプルもいまいち。

かといって和風ではない。文化住宅は論外。温泉宿もだめ。
でも、カントリーな部屋でもロココでもない。ローラアシュレイ?想像も出来ない。
白と金のゴージャスなペントハウスでも、コンランショッププロデュースの部屋でもなく。

イメージ言うなら、いくつかあるんだけど。
例えば、明治・大正の日本家屋にある洋間。金に糸目をつけなければ、あれです。旧朝香宮邸。
もしくはホームズの部屋。

重みが合って、でも冷たくなく、装飾は多くないんだけど気は利いてるみたいな。
そんな部屋が良いのだが・・・。

トーキョー・ワンダー・ホテルの夏編をこの間再放送でやっていて、そこで紹介されていたニューテリトリーというショップに行って、自室のペンダント照明だけはなんとか押さえられそう!気持ちは決まった!!十数件目にしてやっと。

ペンダントがあればなんとか引越しは出来るからな。あとの照明はゆっくり探せるぜ。
・・・ダイニングとリビングがぁ・・・決まらん。これっていうのはあるんだけど、25万ってどーなんでしょう。
あと、それ一つ下げても暗すぎるよなー。
間接照明で暮らせるとは思うんだけど、それに合うスタンドの心当たりもなく。
ダイニングテーブルを何とかしないとだし。ダンボールのテーブルになってしまう。

棚とか本棚は全て作ってもらう構想なので、これは選ばなくて良いので気が楽。

マンションでこのていたらく。
「今が一番楽しいでしょう〜。」と度々言われるが、まじで止めて。
辛いだけホントに。かといって誰かに任せられるものでもなく。
私とテイストの方向が同じの、もしくは即座に理解してくれるすっごいプロも居るんだろうけれど、身近に居ないし、情報量ならそこらへんの有象無象には正直負けねーなとかいうとこまで来ちゃったので。

イデーとかカッシーナ行っても、最早既視感のみ。
この無駄に情報集めるところが、選択に時間がかかる所以。決断力がないわけじゃないと自分では思うんだけどー。
良く、情報集めて決めるか?直感で決めるか?のどっちタイプって性格アンケートとかあるけど、(今かよっている歯医者のアンケートの一問にもありました。)これにはいつも迷う。

情報はむちゃくちゃ集める。インテリア本がタワーになってる。ドラマを見てもストーリーより家具を見ている。
が、結局最後は直感。データでは決めない。

なら、知識なんて集めなければ良いのに。ないとイヤ。直感の決定を後から補強するために必要なので。

前途は長い。残り時間は短くなるばかり。



憂鬱な話はともかく。
金曜日はスパークしました。心中舞踊り。
『新選組!』 DVD化決定!!!しかも完全版。しかも第一集は2月の発売と来た。

たのみこむ とアマゾンでリクエストを募っていたので、もしかしてちょっとでも可能性が高まるのならば・・・とコメントを入れたので、連絡メールが入ったのだ。『決定!!』と。

素晴らしい。嬉しい!

前作の武蔵は総集編すら出ていないのに。完全版が出ることなんて大河ドラマの中でもめったに無いのに。
それがこんなに早く・・・。

特に前半。後半は糸井重里の『ほぼ日』でも取り上げてくれたりして寂しさは薄れたものの、前半は、マスコミの論調は圧倒的に否定で、周りにも見ている人がいなくて、すごく孤立感があった。

初回から一回も欠かさず見てて、「こんなに面白いのに。なんで。なんでこの奇跡のような時の一滴をわからんのだ?!」と、ほんと寂しく愛していたんだけど。

嬉しい!!!。打ち込みじゃなきゃ書けない熟語で言うと欣喜雀躍!!
こんなに早くDVD化が決まったのはきっとかなりのリクエストがあったからだねっ。
で、さっきアマゾンのDVDランキングを見たら、なんと3位!3万近く(割引後で)するのに、3位。
しかもリクエストコメントは、他のDVDをはるかにしのぐ・・・。

ほろり。
良かったね。三谷さん。キャストの人たち。スタッフの人たち。
視聴率がイマイチ・・・とうなだれたこともあったと思うけれど。愛されてるよ。良かったね。ほんとに良かったね。

梨元には打ち切ったほうが言いとまで言われたらしいが、それも、例の「香取大明神」掛け軸を取り上げて言い放ったらしいが。
芸能界に寄生して数十年生きてきて、その程度の時代劇知識もないことを恥じて欲しいもんです。
っつうーか、発言の前に調べろよ!

確かに。全部が完璧じゃない。三谷さん自身が書き直したいと言っている部分もあるし、役者さんにも演出さんにも多分ここもう一回撮らせてって部分あるはあるはず。
近いところでいえば、『源さん、死す』のCGは私は好きじゃないし、そもそも周平をかばってというのが作りこみすぎで、けれんみありすぎて、くどく感じる。
もっと戦いの流れの中で、普通に死んでほしかった。

近藤勇もぐずぐずしてて(三谷氏の主人公に時に出てくる煮え切らない男タイプ)、いらいらしたし、(最近やっとすっきりして来た)。
お幸さんとはちっとも恋愛関係に見えないし、後半に来てから展開がばたばたしすぎるし、3ヶ月単位に区切りたかった気持ちは分かるが、多摩編と鴨編は1,2話ずつ削って落日編につけて欲しかった。

斉藤一って沖田総司より年下だと思うがーという違和感とか。
結局みんないい人な綺麗ごとかよ!とか。少女マンガみたいにべたとか。

ああ。そーなんだ。それはわかってる。
その上で、でもこのドラマにははまった。伏線の緻密さ。一人ひとりの人物像の複雑さ多様さ。
それが見事に役者の個性にはまり、演出が大切に画面に納める。
脚本とキャストと演出が奇跡のようにクロスした、あの『王様のレストラン』を髣髴させる、一期一会のようなドラマだと思う。

最近の香取近藤勇の重厚感。
46回で久しぶりにふでとのツーショットがあって、あらためて感じ入った。
多摩編時は、お茶っぱを探すのにも意地悪されて小突かれてたのに、で、それが全然違和感無かったのに、この回の勇は全然そんな人じゃなくて、大人の男だった。多摩編とは別人だった。

山本土方も『ほぼ日』でベビーフェイスの悪魔とかかれていた(サン=ジュストくんみたいだな)が、そんなしたたかさと残忍さと、一方のもろさがもう土方で。

えっと後は日を改めてきっと書く。思い付きでは書ききれない。


来週は洋装の土方登場。
私のここ一週間は日曜日と日曜日の間でしかなく、ファンサイトとか見ると、来年はどー過ごせばよいのやらとか虚脱感が・・・とか書いてあるが、同じくだ。
写真のトシに生き写しなんじゃないかとー。かなりかっこいいんじゃないかとー。
写真を十数年愛でている私が言うのだから間違いない!(根拠なしっ)

一週間待つ。
あ、その前に24日がある。TV navi買わなきゃ。香取近藤と山本土方の対談なんだ。(← チェックしているあたりがもういっちゃってる)


2004年11月15日(月)

整理をすること

整理をすること。VIDEOをDVDに焼いてラベルを印刷して。
片付けること。引越しを前にいらないものを捨てて、売るものを売る手配をする。
情報を集める。お正月にスキーに行くので何処に行くかを決めるとか、予約をするとか。
情報を集める。引越し先のライティングを決めるとか、テーブルを見て回るとか。

INPUTすることと、STOCKにラベリングをすること、行為としてそんなことばかりやっていると、 OUTPUTすることが苦手になってくる。行為としてだけでなく精神的に。もしくは体質的に。

なんか胃腸まで溜まってる感がある。

言いたいことがない訳ではないし、考えていることも多々あり。
それよりも何かを入れたい、入れたものをラベリングして、しかるべき所に片付けたい。
生産性まるでなし。

いつか抜け出ると思うのだけれども。


2004年11月08日(月)

仲通りのギャルソンで山瀬まみを見ました!

土曜日に帝劇にミュージカル『ミス・サイゴン』を見に行った。
松たか子のキムが見たかったので。
前に本田美奈子で一回見たんだけど、うーん。なんていうか・・・(ま、当時ミュージカル始めたばっかりだったしね)

松たか子の舞台を一度見たことがあって、そのあまりの上手さ(声が深い!細やかなのに力強い!しかもスターの花がある!)に惚れてしまって。
『ミス・サイゴン』って、ストーリーは尻切れだし、可愛そうなアジアの女の子が都合よく身を引くのもなんだかなぁと。
あんまり好きな話ではないんだけれど。見に行ってしまったよ。

やっぱ、上手い!


で、もって今日はこの話が書きたかったわけではなく。
仲通りのギャルソンで山瀬まみを見ました!

なんか、こういう言い方もなんだけど。山瀬まみでこのレベルかよ?!って。
色白っ!細っ!足長っ!顔ちいさっ!髪ピカピカ! まるで人形。超きれい。同じ生き物じゃない。

テレビで見て、不細工とは思わないけど、美人さんで売ってるわけじゃない。
最近顔の輪郭がたるんでるなぁ。年齢かしら。なんて見てたけど。

なんかもう、信じられない綺麗さ。

山瀬まみでこのレベルなら、浜崎あゆみはどーなってしまうのだ。
美容師さんがMISIAがゲストで歌歌うようなパーティに出た時に、芸能人が集まっててみんな綺麗だったけど、松雪泰子がこの世のものとは思えないレベルで綺麗だったって言っていたけど。

わかるかも。
テレビで見てて綺麗な人って、実際にあったらきっとすげーぞ。
拝んでしまうかもしれない。

ちなみに、山瀬まみはふつーに服とか靴とか見てました。
そんなに人が集まるとこでもないし。じろじろ見るのも悪いしね。ってまわりも距離持つようにするし。
(でも瞬間的にしては、えらい色々見たなー)


顔つながりで言うと。
アメリカの大統領選はま、色々あるけど。占い師(も、が、でさえ)次はヒラリーだという話。

今回の敗戦の理由には、草の根保守とかキリスト教ごりごりとか、アメリカ人は馬鹿なんだとか、田舎もんの取り残され不安とか・・・。

単に顔がムンクの叫びだとか、ナンみたいだとか、そーゆーことじゃないんだろうか。


alain

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