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しあわせになろうね ^^
2006年11月13日に『いのちの電話』のHPを紹介しています

目次昨日明日


2003年02月02日(日) 『 ツレが うつに なりまして 』


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『ツレが うつに なりまして』

私が通院している病院に置いてあり、待合室で読みました。
とっても読みやすいので、1日もあれば読めてしまう内容です。
そうして、「これも!」「あ!これも!」って、
私が経験したこと全てが書いてありました。

『普通の人には 息を吸う程簡単なこと』が、私にはできなかった。

『渦中の人』が読むには、もしかしたら辛いかも知れません。
 (ずいぶん調子良くなった今でも、読んでドキドキしましたから...
  ただ、「なぁんだ!自分だけじゃないんだ!」ってことが解って、
  自分を責めたり、現状に焦ったりしなくなる効果は あると思います。)
でも、周囲の人には読んで貰うべきです!
『うつ』でない人には 絶対理解して貰えない症状
 (自分で理由が説明できない 自分の行動の全て)
を 読んで貰うだけで、「今の私は、ツレさんと同じなの」と 私に代わって説明してくれる。

もっと早く この本に出会っていたら、周囲の不理解に苦しまなくても良かったかも。


今、辛い人へ

周囲の理解を得る為に、この本はお勧めです!
また、今できないことの全てが『うつ』の症状である ということが解ります。
どうか自分を責めないであげて下さいね。

『うつ』の人を身近でサポートしている人へ

『うつ』を経験した人じゃないと理解できない色々な出来事が書いてあります。
理解できても できなくても、
この書いてあるそのものが 『うつ』の人の『普通』なのです。




昨日(2007年09月27日)、最後まで読み終えました。
ある日突然『全てが解った』という 私も2度経験した まさしくその瞬間が 書いてありました。

うつ病は 治ります。
どうか 希望を無くさないで下さい。





はぁ〜

ずいぶん 手間取りました ^^;
確か、どこかで書いたはずだと思って、でも、どこでメモったのか忘れてしまったので、
自分の日記をgoogleを使って『キーワード検索』してしまったことだよ ^^;

 ↓ ここに ありました。
http://www.enpitu.ne.jp/usr10/bin/day?id=106106&pg=20061101

私がこの本を知ったきっかけは、たまたま車を運転中に聴いていたラジオに、ツレさんご夫婦が出演してらして、
『うつ』の話をしてらっしゃったことから。
上記の場所に書いたように、

>> うつを治すには、どうすれば良いですか?の質問に、
>> 「治そうと思わないこと」と
>> 「周囲も治そうと思わないこと」と言っていました。
>> 『治そうと思うこと』 イコール 治そうと焦る イコール 自分にプレッシャーをかける
>> プレッシャーをかける イコール ストレス

>> そう、ストレスが過剰にかかり過ぎてこの問題が起きてしまったのですから、
>> 自分にそれ以上ストレスをかけない為に、『治るのを待つ』心のゆとりが大切


おっしゃってました。

このご夫婦は 特殊例で、旦那さんが主として収入源を得ること背負っていなければいけない訳ではなく、
主夫しゅふとして家事一般をすることを許されていること
が 治る過程で とても重要ポイントだったと思います。

お金がないと生活できず、女性が収入源の主導権を握るには、日本は女性の雇用条件が悪すぎる。
(だから、うちも teaがBooBoo言いながらでも、仕事してくれてます)
生活できないと どんどん焦りが増し、焦ると 益々うつが治らない方向へ行く。
日本という構造を 根こそぎ変えていかないと、男の人の『うつ』 → 『将来に悲観して自殺』は 減らないんじゃないかと思うの。

と、ここまで読んで下さった、男性の方、
どうか悲観しないで下さい。
『うつ』は、治ります。
必ず、治ります。
私が辿り着いた、『うつ病は、生活習慣病である』を 腹の底から実感し、
生活習慣(心や思考の癖)を治すことが できれば、再発することもなくなりますので、どうか安心して下さい。

2007年12月22日


2003年02月01日(土) 『 私の パニック障害 』


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『 私の パニック障害 』

昔、私がHPを始めた初期から リンクを貼らせて頂いていた方が出版された本をご紹介します。

彼女は『パニック障害』で治療中でした。
パニックについて ご存知ですか?
『パニック状態』になると、怖さの為に『過呼吸』になり、結果吸っても吸っても(空気を吸えば吸う程)苦しくなり、最悪意識を失うのです。
それがいつ来るのか?が分からず、それは『今』かもしれない。
だから、外出することがとても怖い、
実際死ぬことはないけれど、死の恐怖に絶えず怯えている病気です。

彼女は 個人的に『ほほえみの会』を設立しました。
同じくパニックで頑張っている人達と一緒に
『モーニング』という 愛知県の独特な生活習慣を使って
  『モーニング』(モーニングサービスの略)とは
   喫茶店の開店時間から11時くらいまでの間、喫茶店で飲み物を注文すると
   しょぼい所でも トーストとゆで卵が『サービス』として無料で提供されます
   つまり、コーヒー代で朝ごはんが食べられるのです。
   幼稚園へ子供を預けた後にお母さん同士が誘い合って、
   近所の老人が誘い合って コーヒー等を飲みながら まったりと喫茶店で過ごす
   または 週末に家族みんなで出掛けたりする。
   独特の喫茶店文化を編み出した 愛知県特有の地域交流文化 習慣です。
「外に出て、一緒に朝ごはんを食べよう」と呼びかけ、
当時はまだ認識度が低かったパニックという症状で悩んでいた方たちの相談に乗ったり
一緒に悩んだり 励ましたりしていました。
彼女もパニックを抱えながら。
彼女を支援する人達に支えられながら。

そのHPの相談や連絡ツールであった掲示板や
どこで調べたか 彼女の家や電話などへ嫌がらせが続き、
「偽善者」やら、「怠け者を助長している」やら、
それはそれは理解のない 汚い言葉を浴びせられ、攻撃を受けたようです。
彼女自体がそれに耐え切れなくなり体調を壊し、
HPの更新を停止していました。

私は彼女はすばらしいと思っていましたが、
その大変さを見ており、
また私の主治医の「名前が売れると荒らされるからね。
(うつやパニックは)まだまだ理解されていない病気だし」という言葉もあって、
私は自分のHPを 大々的に公表しないで 今まで来ました。

お陰さまで、一日10カウントくらいの訪問者の方が、
時っっ々 書き込み下さる程度で、
私のことを 見守って下さっているありがたい状態のまま6年ほど過ぎました。

最近仕事を辞めて時間ができたので、リンク等を確認していたところ、
彼女のHPが閉鎖されていました。
気になったので、検索してみたところ、彼女は本を出していました。



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生きていてくれて 良かった。
本当に 良かった。
心から そう思います。


夏海 |お手紙夏海のお部屋

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