こちらでは、ユースケ氏の出演作品の中から、後世に残したいとまで気に入った作品&ここまでこのドラマを食い入るように観てるのって私だけだろうと思ったドラマを、筆者が勝手に必要以上に評価させて頂いています。ネタバレ有です。
これで最後と思いつつ「キサラギ」一体、どこがジョニーデップなんだ! - 2007年06月28日(木) (シネクイントに出勤してるのかと思う、我ながら。勤めを持ちながらPTAの役員できますかっていう質問に、もしかしたら「大丈夫」って言ってしまうかもしれない。来週からすごく忙しくなるので今週のうちにと思ってつい、薬が切れると苦しいのでつい) 何度観ても、楽しめる。結末知ってて伏線探しも、初心に帰って新たな気持ちで会話の妙を楽しむも、また好し。 小栗くんの、壊れ方をじっくり味わうも好し。 香川さんの、首の傾げ方を堪能するも好し。 小出くんの、ヒトにどんどん乗っかる様にクスッと笑うのも好し。 塚地さんの、目が真剣味を帯びる瞬間に彼と一緒になってゾクゾクしても好し。 こんなことしたあの人が、こんどはこんなことされる立場になるってのも巧くできてるし。 昨日と今日のキサラギ 昨日は妹と母を付き合わせた。混んでた!笑い声高し。今日は、それほど混んではいなかったけど、笑い声高し。 ちゃんとした感想文はもっと後でと思ったけど我慢できない。 あのー、観終わった妹にも強く訴えたことなのだけれど、ここでも訴えます。 ブスの瞳に恋したことのある人には理解できるだろう。 色んな角度の中から・色んな表情の中から、稀少なる「思いがけない可愛いカオ」を発掘することの喜びっていうんでしょうか。 あの絶妙の角度のとき案外いけてるんだ、という瞬間で、はい一時停止!って、できないじゃない、映画なんだから。 前置きはこのくらいにして。ここではまたユースケ氏についてですが。なるべくネタばれしないように気をつけて吐き出しますが。 発掘作業は楽しいよ。個人的収穫は、昨日は中盤、今日は終盤に多く見つかった。 (中盤)部屋の出入り口ふさいでから、口開けて暴れて叫ぶまでに到るクレッシェンドの一連の過程。だんだんに来る感情&声の変わり方がね。 (終盤)どん底より救出されてから、夕日に照らされあの人と仲直るまでの一連のカオの渋さと可愛さをごっちゃにしたような表情の移り変わりがね。 愛ゆえの暗い怒りに燃えて刺し示す矢の先がいつしか思わぬ自分のほうを向いてしまい、もうこの世の終わりかと覚悟した(覚悟した瞬間の演技も良かったが) と思いきや、そこから浮上して以降の中に、穏やかでイイ顔がいっぱい見つかったです。 個人的ランキング 「とらえどころがない」と言ったときが素敵第三位。 何かを振り切るようにカーテン開けて涙をぬぐったときが素敵第二位。 あの人に「キモチワルイよ(笑)」って言われたときが素敵第一位。 で、 (もっと終盤)なんってったって踊りがね。キモチワルイのに可愛いってあるんです。しかも妙に、特にユースケ氏、バカさと上品さが共存して踊っています。 それにこんな人々をこんな真正面の角度から見たことないし。皆、バカで可愛い。 ああ、もう、これ以上喋っていると酷くネタばれしそうでクルシイ! この作品については、ネタばれは法では裁けない重罪だ。 キサラギについては語りたいことが山ほどあるしこれからも出てくるだろうケド、感想文はもう、ここで止めておきたい。 やっぱり、絶対、何も考えないで二回観るのがオススメ!!!!!! - いま「キサラギ」再び(いや、三回目)観てきた私のファン心理 - 2007年06月21日(木) 映画「キサラギ」の5人に対し、勝手に自分を強引にシンクロさせている主婦がここに。 例えば私の今朝からの行動。 洗濯を急いで干したら娘と一緒に家を出て 朝の「あいさつ運動」で旗持って通学路に立って子供達を見守り、 取って返して冷凍食品の配達に回り、売り上げ金を口座に振り込み、 渋谷のシネクイントに滑り込み、初回1000円サービスでまずは「キサラギ」観て 座席でゼリー状栄養補助食品による「10秒メシ」そして、リピーター割引ステッカーを獲得し 午後イチで、もっかい「キサラギ」観て 急いで帰った駅前のスーパーで洗濯洗剤を買い足し、 帰宅後はPC立ち上げてネットにこんなこと書くし(つまりこれ。) このあと30分後には帰宅する娘の勉強を見てやることになっている。 いろんな立場に代わる代わるはまりながらユースケ氏のファンをやっているけど もっともっと、想像を絶する濃いファンが世の中にいるはずだ。 ファンに限らず人は、リアルの世界では別の立場というか顔を持ちながら、よそからは分からない見えないやり方で人を愛する。 他人なのに父親のように厳しい愛情で接する人もいるし、父親なのに母親のような心で相手を気遣う人もいるし もう様々いろいろで何でもありだろう、 そんなことを「キサラギ」の5人見てたら考えさせられた。 で、また先日に続き、ユースケ氏の話なんだけども。 最初クールで厳しい感じ、でもどんどん隠し切れない熱いものが出てとうとう爆発して、 それから何かがはずれて脆く痛々しい心が零れて、 で、最後はまた大人の節度ある静かな優しさ・・・って感じで、 その全てが「如月ミキ」に捧げられたものだということ、これがまたその違和感のない移り変わりぶりが良いんだ、やっぱり巧いんだと思う。 5人みんなそれぞれが、そんな意表をついた変わり方を見せてくれて、みんな巧いけれど。やっぱりユースケ氏びいきとしてはイチオシかな。 二度観るのはお勧めです。一度観てみんなの正体を知ってから、そのことを頭に置いて観ると、 なるほどこのセリフはこの人がこの場面で言うしかないな、という、必然性がよく理解できて、楽しいです。 リピーターのお財布に優しいシネクイントに感謝しつつ、また寸暇を惜しんで買い支えたい、一ファンの心理。 - いま「キサラギ」観て来た。 - 2007年06月19日(火) 渋谷のネットカフェにて。 PTAの仕事からかけつけて、このあとまた中学の参観日に行くんだけれど とりあえず、今、渋谷で午前の回を観てまいりましたので第一次感想。 ワンシチュエーションなのに全く飽きない。 「え、そんな秘密がまだあったの!?」 目が離せない。 如月ミキに対する5人それぞれの、深いふかーい愛が変化球でどんどん浴びせられる気がして、こっちはむしろ泣き笑いだった。 そして、ミキちゃんも、幸せだったんだなあ、いいこだったんだな、 と納得。 アイドルを見つめて生きるって苦しいものだなあ。 でもよく解かる。わかります。 憧れの対象のひとには、一人の人間として幸せな人生を送ってほしいんだけど。そのひととどうこうなろうなんて思うことさえ許されないし、また思わないんだけど。 でも遠くから見ているファンとしての自分のこのすっごい熱いファン魂は溢れそうなので、 どこかで誰かと共有したいような、自分だけの胸にしまいたいような、 まさしく「ありがとうー!」としか言いようのない気持ち。 いつもはファンに熱く観られる立場の人々が、アイドルを熱く観る(見守る)立場を演じているの、すっごく面白い。それも、こんなに五人十色なカラーでそれを表現してるなんて。 詳しいことは、劇場公開期間が終わってからにしたいと思います。 ユースケ氏は冷静で熱いひとを演じています。 最後まで観れば、最初のあの冷ややかさも「愛だったんだな」と納得できます。そういう、ヒンヤリした味付けの愛もいいよねー。 とにかく最後の最後まで気を抜かずに観ていないと、いろいろとどんでん返しが繰り出されるので。 ホント、すっごい面白かった!! -
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