月に舞う桜
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★合計8冊 ・フェルナンド・バジェホ『崖っぷち』 ・乃南アサ『凍える牙』 ・山寺香『誰もボクを見ていない』 ・オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』 ・能町みね子『結婚の奴』 ・ジョン・ロールズ『公正としての正義 再説』 ・宮口幸治『ケーキの切れない非行少年たち』 ・エリック・ウィリアムズ『資本主義と奴隷制』
今月は、やや少なめ。
オリンピック開会式の制作チームに小山田圭吾が入っていると知って、朝から心が死んでいる。 小山田が、小中高時代に障害のある同級生に壮絶ないじめ(という名の犯罪行為)を繰り返していたと雑誌インタビューで面白おかしく喋ったことは、わりと有名な話だ。 今回の起用を決めた人が知らなかったとしても、ちょっと調べればすぐに分かることだ。起用にあたり、なぜそれくらいのことを調べないのか。 オリンピック関連では次から次へとひどい話が出てくるが、私の感覚では、その中でも小山田の起用は最大級にひどい。 今回のオリンピックを取り巻くありとあらゆる邪悪を全部鍋にぶちこんで、煮詰めて煮詰めて凝縮した結果が、小山田圭吾の起用だと思う。 今のところ、オリンピック開会式の作曲者として名前が出ているだけだが、パラリンピックにも関わるのだろうか。障害者への暴力談を嬉々として語った人間を、障害者スポーツに関わらせていいはずがない。
小山田圭吾がかつて雑誌のインタビューで喋った内容は、下記のブログに載っている。 【孤立無援のブログ】小山田圭吾における人間の研究
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