月に舞う桜
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2011年04月30日(土) |
三つ子の魂百まで、0歳児の頭の形も百まで!? |
そう言えば、髪を切る前、斜めに結わいていたら(結び目が首の上じゃなくて耳の下に来る感じ)、後ろから眺めた母が「この髪形は、頭の形がアレなのが分かるわね」と言った。
どうせ、私の頭はゆがんでますよ!
赤ちゃんのとき、左ばかり向いて寝ていたせいだって言いたいんでしょ!?
いくら頭の左側にタオルを敷いて右を向かせようとしても、強情な私はタオルを押しのけて左を向いてたんでしょ?
だから、母の努力もむなしく、頭の左側がちょっとへこんで、右側が出っ張ってしまったって言いたいんでしょ!?
そのせいで、右側がやたら髪が多いって言いたいんでしょ!?
でも、いいんです、母上! そんなことは気にするでない!
2011年04月29日(金) |
赤レンガ倉庫フラワーガーデン |
母と、みなとみらいへ行った。 桜木町の駅について外に出ると、ちょうど日本丸が帆を上げていた。 その姿に特別興味をそそられるというわけでもないけれど、帆を上げた日本丸を見ることができると、その一日の運が良いような気がして嬉しい。
てくてく歩いて、赤レンガ倉庫へ。 赤レンガ倉庫は創設100周年だそうだ。 倉庫前の広場では「フラワーガーデン」というイベントをやっていて、辺り一面が花壇になっている。 花壇には数えきれないほどの種類の花が色とりどりに咲いており、花のツリーや大きな花のピラミッドもあった。 写真を取りつつフラワーガーデンを一通り見て回ったあと、海が見える場所まで歩いた。 が、「いま地震が来たら、津波が怖いね!」ということで、すぐに退散。
倉庫前に戻ると、「あかいくつ」という横浜市が運営している周遊バスがちょうど停車していたので、乗り込んだ。 赤い車体がレトロな雰囲気を醸し出しているこの「あかいくつ」は、桜木町駅前から出ていて、新高島を通り、パシフィコ横浜、ワールドポーターズ、赤レンガ倉庫、中華街、元町、港の見える丘公園、山下公園、大さん橋……と、横浜の観光名所をぐるりと回ってくれる。 料金は大人でも100円なので気軽に乗り降りできるから、横浜に観光で来た人なんかにもお勧めです。 みなとみらいは歩いて回るのも気持ち良いけどね。
ワールドポーターズ前でバスを降り、自然食バイキングのお店でランチ。 野菜中心のメニューだから体に良いし、味付けも凝り過ぎてなくて、やさしい。 私は、ここの揚げゴボウは絶品だと思う。
地元へ帰って来てから、美容院に行った。 ついカットをさぼってしまうせいで伸び放題に伸びていた髪を、最近はずっと一つに結わいていたけれど、そろそろどうにかしたかった。 5センチくらい切ってもらって、すっきりさっぱり。 あまりアレンジできない長さになってしまったけれど。
電車に乗るときは駅員さんに手伝ってもらうので、自宅最寄り駅の駅員さんは顔馴染みが多い。 今日、担当してくれたのは、見たことのない駅員さんだった。 うちの最寄り駅にはこれまでいなかったような若い人で、これまでいなかったような気配りのできる人だった。
乗った電車の車掌さんは、これまた若い男性で、アナウンスの仕方、声の出し方なんかが初々しかった。ちょっとぎこちなく感じる部分もあったけれど、ベテランにありがちな車掌独特の聞きづらい発声ではないので、好感が持てた。
二人のフレッシュマンよ、仕事は大変だし嫌になることもたくさんあるだろうけれど、めげずに頑張るのだ! あなたたちの若い力で、旧態然としたJ○に本当のサービス精神の風を吹かせてくれ!
と言うわけで、気分良く出かけ、向かった先は崎陽軒本店「嘉宮」。 同僚女性たちと、ちょっと贅沢なディナータイムを設けた。 コースじゃなくアラカルトでいろいろ頼み、そりゃあもうお腹いっぱい。
最初に出てきたのはスープで、数種類の野菜とカニやウニと言った魚介が豊富に入っていて、いろんな味が互いを邪魔することなく出ていた。 あとは、エビ蒸し餃子、小龍包、エビのてんぷら、カニ爪の揚げ物(ぎっしり身が詰まってる!)、酢豚、ホタテと野菜の炒め物、あんかけ焼きそば、チャーハン……あともう一品あったなあ。
料理そのものもおいしかったけれど、お好みで付ける塩やタレが格別だった。 天ぷら用の塩と甘酢タレ、炒め物用のカニ味噌タレ。
あれこれ食べながら、ここ最近ずっと腹立たしく思っていることを話して、ちょっとすっきりした。 何も解決しなくても、聴いてもらえて、分かってもらえただけで嬉しいし、安心する。
またいつか、ガールズトークの時間を作りたい。
変わりたいと思った。関係を変えたいと思った。けれど、それは叶わなかった。 だから今度は、変わらずにいられることを願った。 でも、この心地よかった関係は、少しずつ変化していかざるを得ないのかもしれない。
些細な言葉を聞いて、見捨てられるような気がした。 見捨てるとか見捨てないとか、そんな類の話じゃないのに。 君はそんな意味で言ったんじゃない。私が、勝手に傷ついた。 それは、3月のこと。
そして、4月。 「しょうがない」って許せていたことも、本気で心の底から嫌になって、腹立たしくて仕方がなくなった。 だって、社会人として、あるいは一定の立場として、自覚が足りないんだもの。 何だかんだ言ってもうまくやっていけると思っていたのに、恋愛感情が冷めたら、こんなものなのか。女ってドライだな。
そんなふうに感じていた頃、思いがけず、またあの「瞬間」がやって来た。 笑って、毒を吐いて、でも心の中では許していて、君は苦笑いしながら言い訳しつつもケロッとしていて、皆に突っ込まれて、また笑って。 愛しい、と思う。君のことを、ではない。こんな気持ちでいられる、この瞬間、空気、そういうものをとても愛しく思う。
こんな瞬間をくれるのは、君しかいない、と勘違いしそうになる。
そんなの、今だけよ。 きっとそのうち他の誰かが現れて、もっと飛び切りの「こんな瞬間」をくれるんだ。そうに決まっている。
本気で嫌気がさすのも本当。愛しいと思うのも本当。 行きつ戻りつしながら、進むんだろう。 変えられない。でも、もしかしたら変わって行かなきゃいけないのかもしれないし、変わらないかもしれない。いまは、分からない。
周囲が「いいコンビだ」と言う。 それは、オフィシャルな関係のこと。分かっている。かつて私が望んだような意味での「いいコンビ」ってことじゃない。 「いいコンビ」と言われるのは喜ぶべきことなのか、それとも少し悲しくなってもいいことなのか、それは私の気持ち次第。
あまりに長いことサイトを放ったらかしにしていて、まあ日記はたまに書いているけれど、創作コンテンツを1年近く更新していないので、こりゃやばいと思って、そう言えば去年秋に書いた歌詞があったなぁと思い出してアップしてみたものの、そもそも私ですらサイトの存在を忘れそうになることがある上に、創作意欲もあまり湧かない今日この頃、どうしたもんだろうか、なんて、やけになって句点を使わずに日記を書こうと試みてたら思い出したんだけど、小学校2年のときに「給食のおばさん」に日頃の感謝の手紙を書きましょうというのがあって、私の作文が代表に選ばれたのだけど、句読点が少なかったらしく、先生に「、や。を入れないと、おばさんが読むときに息つぎができないでしょ?」と言われて、まだ素直だった私は妙に納得して句読点を入れたんだよね。
2月18日の日記に書いた、わが職場の女性陣が大注目のダルビッシュ。
……いなくなった。
彼はいつも、ちょっと太めの男性(影のあだ名はドラえもん)と二人で仕事していた。 今朝、中庭を見たら、ダルビッシュの代わりに年配の男性がドラえもんの隣にいた。 ドラえもんが年配男性に仕事のレクチャーしているのを、その傍を通った同僚女性が耳にしたそうだ。 だから、「ダルビッシュは転勤か退職でいなくなって、代わりにあのおじさんが来たんだよ」と私たち「ダルビッシュ鑑賞組」は結論付けた。
うわー、ショック!! 毎日の楽しみが一つなくなってしまった。
来週から、いったい何を楽しみに出社すればよいのやら……。
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