気ままに開発日記...増田雄二

 

 

高反発の弊害? - 2005年11月28日(月)


以前ウィングさんとの日本ハム球団への取材の中でおもしろい話がありました。野球の世界では高校野球までは主に金属バットを使うのですが金属バットは木製バットより高反発で多少芯をはずしてもぶつけるだけでボールは飛んでいきます。パワーヒッターになれば詰まってもスタンドインすることもたびたびあります。数年前に900g以上でないと使用不可という新しい規制も加えられたほどです。ところが木製バットに変えたとたんに飛ばせないバッターが多いそうです。木製バットで飛ばすにはやはりきちっと体重移動をしてボールを打ち抜いていかなければ遠くへ飛ばすことは出来ません。詳しくは長くなるので省かせてもらいますがゴルフも同じで高反発設計でぶつけるだけでも飛んでいってくれる恩恵を受けすぎるとこれから低反発の時代になったときに場合によっては弊害が起こるかもしれません。当てて終わりのスイングでは飛ばないし曲がります。基本にもどってスイングを見直す必要性を感じました。


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インパクトのフィーリング - 2005年11月16日(水)

以前書いたドラコン用の重めのドライバー試してみました。
やはり予感通りなにか物足りない。振りづらくはないのだがインパクトの打感が感じづらい。日ごろはインパクトの重さ(接触時間)を無意識に感じ取って最後のひと押しを加えていたのだと思う。どうしてもそのイメージが出ない。そのせいか、いつ力を入れていいのかわからない。そこそこ飛んでいる様だがなんとも気持ち悪い。曲がったときの修正がいまひとつきかない。ロボットならいいんだろうけど人間は感覚と結果が合わないとフィーリングが出せない様だ。次は吉田一誉プロのアドバイスを生かして軽めのスペックでヘッドスピード60超えに挑戦しよう。



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飛ばしの極意 - 2005年11月01日(火)

またまた更新遅くなりました。先月、都内の練習場でドライビングコンテストで有名な吉田一誉プロに会いました。なにせヘッドスピード60超の世界の人ですからどれぐらいの強烈なスイングの持ち主なのか、またできればドラコン専用のクラブのノウハウや飛ばしの極意を教えてもらえればありがたいなどと勝手に思いながら興味しんしんで練習場へ向かいました。せっかくのチャンスなので片手には大急ぎで作ったドラコン専用のメモライズ48インチ仕様のトリプルXの試作シャフトを持ち込みました。重量やトルクは秘密ですが48インチ仕様なので通常とは全く違い超強靭でかつ超軽量ということになります。で、到着してみると以外に普通の体格の方でびっくりしました。でスイングを見てまたびっくり。十分なためから生まれるダウンスイングの強烈な加速。よくそこまで振れるなと思うぐらいのスイングである。スイングのむずかしい解説はウィングさんにまかせるとして教えていただいたことはやはり下半身の使い方。ただ回転させるとかねじると言うものではなくかなり複雑な動きでとても短時間では理解不能。簡単に言えば2つの軸をうまく使えばもうひとつの本来の軸が形成されるらしい。はわたしの場合は横の回転はそこそこ使えているのでそれ以外の軸を体得すればもっと飛ばせるとの事でした。飛ばす秘訣は下半身をうまく使うことによってクラブを強く振るための切り返しのためを作ることだそうです。メモライズは飛ばしたいアマチュアゴルファーにとって切り返しのリズムをつくるのにたいへん有効であるとのコメントをいただきました。最後にドラコンクラブの仕様についてもアドバイスをいただきました。現在試作中です。




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