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2006年07月19日(水)
塾のバイト。


塾の非常勤講師のバイトに応募して面接を二回、
そして今日は模擬授業ということで行って来ました。

公立の高校入試試験の過去問から数学の問題を二問と、
理科は中学校の範囲から、好きな分野の導入の講義をしなさいということでした。

数学の問題は前からもらって教材研究をしようと、とりあえず
自分で解いてみたんだけど、そのうち一問、立体図形の問題が解けない…。

これは大変だということで、あわてて過去問の問題集を買ってきて
解答と解説を確認、そしてお勉強です。

ただ、今日塾に行くまで1時間くらい時間があったので、
復習を…と思ってあらためて問題を眺めていたら、
問題集のとは違う解法を見つけて、もろ手をあげて喜んだりしました。



実際の模擬講義ではその新しい方の解法を紹介して、
塾の先生からは「おもしろい解き方だね」ってプラスの評価を
もらっちゃいました。

結局、模擬授業は好評をいただいて、何回か研修をしたあと、
バイトの非常勤講師として使ってもらえるみたいです。






2006年07月09日(日)
さっさと帰って寝させてあげなさい。


非常に遺憾なことがありました。

彼らに「あんたらそれでも親か!」とキレたらよかったのかもしれない。





夜中1時前くらい、閉店間際のラーメン屋さんに家族連れが来店されました。

父母・祖父と2歳の娘。

女の子はアンパンマンの風船を持っていたので、
日曜日だしどこかへおでかけしたのかなと思い、
こんな遅い時間に小さい子どもを連れてラーメン屋さんに来るのも
やむを得ない稀なケースの日なんだろうと考えていました。

ただ、晩ご飯にラーメンを食べに来た様子ではなく、
餃子とビールを2人前注文して飲みはじめたではないですか。

お母さんはまもなくテーブルに突っ伏して寝入ってしまい、
一人残された女の子はアンパンマンの風船を持って店の中をうろうろし始めました。

あと店内にいるのは、たまたま遊びに来てた前のこのラーメン屋の店長と、
それに呼び出されて飲みにつき合わされている近所の八百屋のお姉さんの
二人組だけでした。



やがて女の子が店の外に出ようとしていたので
元店長が「お外に出たらだめよ〜」と優しく制止して、
「いくつ〜?かわいいね〜?」といっしょに遊び始めました。

元店長が子ども好きという意外な一面にも驚きましたが、
女の子が店を出ようとするところから、元店長と遊び始め、
枝豆やラーメンをぱくぱく食べ始めるその間まで、
両親たちが一切、女の子のことを気にもとめなかったことが、
なおびっくりでした。

お腹すかしてるみたいだし、そういえば彼らが注文したのは餃子とビールだけで、
ラーメンやオレンジジュースをすることもなかったなぁと思ったり。

おむつも濡れてぱんぱんになってて、八百屋のお姉さんが
おむつ濡れてるみたいですけど「かえ」はありますか?
と彼らに尋ねると、彼らはお姉さんにおむつを渡して、
結局お姉さんがおむつをかえてあげてました。

お姉さんも彼らのことがわかってるふうだったので、
たぶん「濡れてますよ〜」ではなく「ありますか?」と聞いたんだと思います。

女の子は元店長たちにすごいなついていて、
アンパンマンの風船についてるキャラクターたちやケータイのストラップを
見つけては「これはなに?」「これは?」といろいろ聞いて遊んだり、
「まめ、まめ」といって枝豆をせがんだりしていました。

その姿がかわいいことかわいいこと。

そしてその分また、女の子が不憫に思えてしかたありませんでした。

いっこうに女の子のことをかまわない彼らに次第に元店長たちも
腹が立ってきたようで、「聞こえてもかまわんさ」な感じで、
「そんなにお腹がすいてるの?何も食べさせてもらってないんだね〜」とか
「こんなにかわいいのにほったらかしにされてひどいね〜」とか
口々に言ったり言わなかったりしました。



いいかげん悪いと思ったのか彼らは「すいませんねー、迷惑をかけて」と
挨拶というか礼を言いに来てビールを入れてきて、さ、あっちに帰ろうねと
父と祖父が言うと、女の子はいやいやして言うことを聞きません(そりゃそうだ)。

父が冗談で「じゃあもう置いてくからねっ」と言う言葉が、
妙なリアルさをもって嫌な感じになりました。

――置いてってもらったほうが彼女にとって幸せなんじゃないか――。

元店長たちになつく女の子を見て、祖父はさらに
「なんならこの子連れて帰ってもらっても…」と言い出しました。

たとえ冗談でも普通それは言わんでしょうよ、って感じです。

やっぱりこの子は全く愛されていないんだろうなぁと思いました。

万が一に本当は愛してるのだとしても、
そんなやり方だったら絶対に伝わらないよね。






2006年07月04日(火)
重い腰をあげる。


ホームページの前段階としてブログに手を出してみました。

ブログはオープンに、エンピツはクローズな感じで
使い分けてやっていこうと思います。






2006年07月02日(日)
消費者ことば。


5月末に、ケータイに決定的な不具合が…カメラが起動しなくなって、
ついに機種変しました。

一昨年の3月に水たまりに浸かって以来、
ふいにフリーズしたり、メール打ってるときに変な文字が出てきたりしつつも、
どうにかこうにか元気にやってこれたんだけど、
カメラが使えなくなってしまっては、もはや…です。

で、新しい機種はW41CA、
ちなみに変更前はW21CA。

選んだ理由は、
ヒンジが二つあって液晶がくるっと180度回るカタチのやつで、
2メガ以上のカメラでオートフォーカスがついてること、
そしてビビットなオレンジ色が気に入ったことです。

あと適度な薄さだったり、画面が長いのに興味をひかれたり、
おさいふケータイだったり、数字ボタンの形状も気に入ったりしたけど、
これらはどれも二次的な理由です。



前の機種に比べて不便に感じること。

まずいちばんがびーんだったのは、オートフォーカスがよく失敗すること。
どうもオートフォーカスで調整できる許容範囲があるようで、
前のほど「オート」じゃない。

feliCa関係のアプリを使うときに「feliCaロック解除してください」と言われるけど、
その場でロックナンバーを入力できないのアウトです。
いったんアプリ画面を中止してからロック解除に向かい、
またアプリ起動画面に戻ってくるというめんどくさい作業を強いられる。

顔文字がたくさん用意されてるのはいいんだけど、
目的の顔文字に到達するまでに何度も上とか下を押し続けなきゃいけないのは
本末転倒レベルで使えないです。
ふられている番号を覚えるのはめんどうだし。



あと、細かいとこでは
ストラップのつける位置が変なとこにあって、
黄門様の印籠みたいに見えることとか。

21SAは相手からきたメールの返事を打ってるときに
ワンタッチで相手のメールが参照できたけど、41CAにはその機能がないこと
(これは21SAが便利だったというべきか)。

21SAにはあったICレコーダーも意外と便利だったり。

あと、画面がふつうのより長いと、
一般のサイトからダウンロードした240*320サイズの待ち受けを設定したときに、
上下に余白が出てしまって、微妙に気に入らない。

逆にプリセットされてたアデリーペンギンがかわいくてよいです。
ほかにもデフォルトでいくつか待ち受けが入ってるけど、
通信画面や着信画面のも統一したのが入ってたら、
さらに一括して変更できたりしたら、もっと使いやすいです。



ということでカシオさん、もっとがんばってくださいな。

私の使い方が間違ってるのもあるかもしんないけど。





2006年07月01日(土)
Touch the Sound。


Touch the Soundを見てきました。

マニアックな映画なのでお客さんもぽつりぽつりだろうと思ったら、
最終日だからか意外とたくさん見に来てて、
たぶん20人くらいはいたんじゃないかと思います。
(劇場自体が50席くらいの小さなとこだったので、
20人もいれば「たくさん」の印象なのです)

で、その中身はというと、
エヴリン・グレニーという打楽器奏者の、
ドキュメンタリーみたいなやつでした。

音を鳴らすということについて、音楽で表現するということについて、
ビデオレッスンを受けているような気分にもなり、
また、ちょうど歌手のライブをDVDで楽しむのと同じ感じで、
映画という媒体を通してコンサートを楽しむという気分にもなりました。

セッションがあって、トークがあって、また次の曲が演奏されて…みたいな。

初めはたいこ関係者の自分から見ても
「わけのわからん映画だなぁ」という印象だったんだけど、
だんだん時間が経つにつれて真剣に見入ってしまう、そんな感じでした。

映画に出てたのはグレニーさん本人だよね?
でないとあんな演奏できないもんね。

キレイな人だなぁと思ったりしつつ、
演奏中の切ない表情とか恍惚の視線とか、それでいて楽しんでいる様子とか、
つくづくプロフェッショナルだなぁと思いました。

この映画は、感動したとか泣いた笑ったとかいうよりも、
ドキュメンタリーとかバイオグラフィとか、あるいはトークショーみたいな
感じで見ると、とても興味深い作品だと思います。

でもそれは、たいこたたきから見た視点であって、
演奏とは無縁の人にとっては、とても難しい映画かもしれないですが。

万人受けを狙った映画ではないことは明らかなので、それでいいんですよね。

個人的にはすごく気に入って、パンフも買っちゃいました。

バイト代わってもらってまで見にいった甲斐がありました。





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