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憂いの泉
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2006年08月29日(火)
ヘンセン。


七さんとのやり取りが微妙だと感じるのは、
たぶん彼女のことが純粋に怖いからなんだと思う。

あるいは、もう手の届かない遥か遠くにいってしまったような疎遠感。

私とは違う彼氏ができたという意味ではなくて、たいこの団体とかでは、
演奏的にも運営的にも、次世代を担う中心人物として成長してたり、
また一方で、大学院でも真面目に研究を続けてキャリアを積んでいったり、
多方面で誰からも一目置かれる、存在感のある人物になっていってる感じです。

そんな偉い彼女は、私の多くを知っていて、
私の失敗の仕方だとか性分だとかをなんでも見透かされてるような気がして、
それが純粋に怖いんだと思う。

確かに、彼女と話してて楽しいと思ったり異性としてかわいいと
思うときもあるけれど、それは10の内のせいぜい2くらいなものであって、
残りの4は「偉い」、もう残りの4は「怖い」…
実のところはそんな感じなのかもしれない。

「偉い」も「怖い」も、異性を思う感情としてはまともなものではないし、
私の中ではそのどちらもが「疎遠」に通じます。
近寄りたくない、関わりあいたくない。

そう思うとたいこを続けるのもなんだか憂鬱なものに感じられてきて
…とどんどん下り坂になっていきます。



いろんな意味でふらふらです。






2006年08月28日(月)
がちゃ玉、検索。


リファラで覗いてみると、「がちゃ玉」を検索ワードに
いらっしゃる方がえらい多いなぁと思って、
試しにヤフーで検索してみたら、
いのいちばんにココの日記が出てきてびっくりです。

あんなへっぽこな日記にたどり着いてしまって、
皆さんさぞかしがっくしされたことでしょう。がびーん。

いつかWBSで検索ワードが株のように売り買いされるという話をしていました。
世の中でがちゃ玉の需要が高まれば、
この検索ワードもまた商品になるのかなぁ。






2006年08月19日(土)
私にとっての、今日という日。


明日も早く起きなきゃいけないから、ほんとはさっさと寝なきゃいけないんだけど、
今日はなんだか特別な日だから、やっぱし書き残しとかなきゃって思います。

今日は、前の彼女が好きだった人が亡くなった日。
もう10年以上も前だったと思います。

今まで何人かの女の子と付き合ってきて、
それぞれの人が何らかの形を私の中に刻んで残していったけど、
彼女の場合は、死ぬことと生きることっていうか、
「ノルウェイの森」的なことっていうか、そんなこと考える感じのことです。

彼女と付き合ってるときは、それが8月の何日だったのかよく覚えてなかったんだけど、
彼女と別れてからも二回くらい図書館に行って当時の新聞を読んだりして、
今年初めて、今日という日を実感しながら過ごします。



だからなんというわけでもないです。

でも、たまたま今日、今付き合ってる彼女と会うことができるというのは、
けっこううれしかったりします。

彼女に命日のことを話すわけではないんだけど(そんなこと言ったら
取り返しがつかないくらいやきもちを妬かれるし)、
なんか落ち着けそうな気がします。



とは言いながら、去年でもなくて一昨年でもなくて、
今年、それを思い出しているというのは、
やっぱり私がふらりふらりしていることの表れなんだろうとも思う。

彼女は今日、元気にしているかな。
ひょっとしたらもう忘れてしまってるかもしれないな。
そっちの方が幸せなんだろうけど、あのときあんなに彼女を
ひっちゃかめっちゃかにしてた人のことをそんなに簡単に忘れられるものだろうか。
いや、ねずみのおかげで忘れることができたのかもしれないな。
私では全く歯が立たなかったあの人に、あいつは打ち勝てたのかもしれない。
だって彼女が選んだねずみだもんね。



お風呂に入りながら今日という日のことを考えてて、
もし彼女に電話したらどうなるだろうと妄想してみました。

土曜で学校もいちおう休みだろうから、ねずみとお取り込み中かもしんない。
それとも、やっぱりねずみと喧嘩中でひとりぼっちになってるときに
この日を迎えてしまって、ひどく寂しい気持ちになってるかもしんない。
それとも、きれいさっぱり忘れてしまっていて、へっ?って顔してるかもしんない。

そういえば、彼女はバレンタインデーをさっぱり忘れる人だったなぁ。
まだねずみと仲良しだったころ、彼女が本気で忘れてて
がびーんだった話をねずみから聞かされたような気がする。
私はその前の年になんとか覚えててもらってて
スヌーピーの詰め放題チョコをもらったのをねずみに自慢してた。



何もかもが過ぎた日の思い出。そして虚しい妄想。

彼女との距離が今よりも近づく日が、いつかはやってくるのだろうか。
それとも、もっと別の(よりまっとうな)カタチで、私は満たされるのだろうか。

そうあるべきなのだろうか。





もう少し続けます。

今の彼女に動きがありそうな感じです。



近々旦那が生保の仕事をくびになって、
完全出来高制の関連会社か子会社かで心機一転働くことになるそうです。

今でさえまともな仕事が出来てなくて(=契約が取れなくて)
最低保障の微々たる額しかもらえてないのに、
完全出来高制とかになったらますますやっていけないじゃん。
なのに、俺にもう一度チャンスをくれとか彼女に請うたとか。

それでだめだったら離婚するんだって。
別に私からせがんだわけでもないのに(せがんでも絶対言ってくれないけど)
彼女の口から離婚という言葉が出てきて、正直うれしかったです。

それだけ、働かない旦那はアウトだってことなんだろうな。
私が思ってたよりも、致命的で絶対的に。
彼は働こうという意思が無い、みたいなことを言っていました。
その点私は、生活費が足りないと思ったらバイトを増やそうとするあたり、
まだ「まとも」だとも。

旦那の異動が、さて彼女のふんぎりのきっかけの呼び水となるのでしょうか。







2006年08月14日(月)
アシアト。


昨日は七さんと半日いっしょにいたけど…何かが微妙。
女と男としてっていう以前に、一般的な会話が…。

二つに一つは冗談も言えるまっとうな会話なんだけど、
残りの一つはお互い牽制しあってるというか、様子を見合ってるというか、
沈黙を主成分とした微妙な「間合い」があります。

昔から私は彼女のペースに合わせるほかないので、いかんともしがたいです。
変に嫌われてるのかな、とほほ。





この心の機微がなんともいい感じやね。
小説や映画の恋愛な部分を見て「若さっていいなぁ」と思いながら
わくわくして楽しんでるのと同じ心地です。

もし七さんがねずみと別れてて、私のこと見直してるとしたら、
きっといろいろ悩むだろうと思う。

今の彼女と七さんと、人情としてはイーブンかやや彼女の勝ち。
義理としては正規の(!?)恋人である彼女に軍配。
でも七さんのことを諦めるのは、非常に後ろ髪がひかれる。

仮定に乗らない悩みどころは、その中途半端な恋人感情。
結局のところ私の恋愛って、巡り合わせによれば「誰でもいい」っていう、
非難ごうごうなものなんだね。

だからといって一朝一夕でそうなったわけじゃないので、
別にいまさら自分にがびーんとなるつもりもないんだけど。






2006年08月10日(木)
抱き枕が欲しいと思った話。


少し昨日の続きです。
そして、今日のはちょっと思うがままに任せすぎて支離が滅裂な感じかも。

後輩の子から仕入れた情報によると、
前の彼女である七さんが、今付き合ってる彼氏とケンカしてるそうです。
しかもけっこう長期的で重そうなケンカだとか。

詳しい話は彼女も知らないということで、話はそこまで。
でも、それだけで微妙に上がるテンション。

一喜一憂するウェルテルを思い出しました。



そして今日もたいこの練習があったんだけど、
今日のは4人くらい集まって合奏な練習。
そのメンバーの中には七さんがいたりするわけで、
そんな偶然なのです。

でも別にどうってことがあったわけではなくて、
普通に話したり冗談をいいあったりしただけです。

昨日みたいに2人でご飯が食べれて、いろいろ話できたらラッキーかなって
思ったりもしたけど、そう簡単に動くもんじゃないわな。





抱き枕って、抱けてほっこりできれば誰でもいいってことなんだよね。
切ないけど、きっと。

これが「切ない」って言えるうちはまだ私にも若さが残ってるってこと。

ただ、私がいつか結婚するときが来るとしたら、
そのときは「誰でもいいわけない」っていう心持ちで挑まなければいけないんだけど、
ハナから×だってわかってることをたとえ建前だけだとしても○だと
言わなければならないっていうのは、なんだか辛いね。



この日記に「出会う」の話は残したでしょうか。
とりあえず今度はその話を書いてみよう。






2006年08月08日(火)
若さオーラをわけてもらう。


たいこの練習にいってきました。

途中から後輩の子も来ていっしょにアンサンブルしたりしたんだけど、
二人しかいないのにわいわい楽しくやれてよかった。

で、21時半過ぎくらいからぱたぱた楽器を片付けたあと、晩ご飯に誘ったら、
にぱっと快諾してくれたのでなんだかうれしいです。

彼女はまだ学生やってるんだけど、年はいっこしか違わないのに、
自分に比べてえらい若く見えてしまうのはなぜ?

しかもそっちの方に話を向けると、「いま実は返事待ちで…」と
いかにも青春な感じで悶々としてるもんだから、
なかなか目も当てられません。

恋愛や就職について思い悩んだり、私の話に興味津々な顔で聞き入ったり、
嫌な先輩について愚痴をこぼしたり、何かの拍子にふいに女の子の香りがしたり…、
この子ってこんなに表情豊かな子だったんだなって思ってしまいました。



そんな話をしながらも、私はこの子にたくさん嘘をついてたりするんだよね。
もうしわけない。





一人で自転車をこぐ帰り道、まあるい月を見ながら考えたりしました。

私が今とりあえず欲しいのは、抱き枕です。

それで遊んでやろうとかいうのではなくて、
ぎゅっとしてほっこりしてすやすや眠るための抱き枕が欲しいです。

彼女ではだめなのかといえば、彼女でOKです。
でも、彼女を抱き枕に出来るのは月に2〜3日くらいしかないんだもん。






2006年08月02日(水)
ふらりふらりとする話。


この日記、二週間近くもほったらかしにしてたんだ。あいたー。

最近、情事に関するバイオリズムが下がり気味で、
彼女に「別れようと思うこともないこたないね…」とかいう話を
してしまう程だったから、
そのバイオリズムの話について日記を残そうと思いもしたんだけど、
昨日の夜中にそんなこんなのいろいろな話を二人でしてすっきりしたので
「もういっか」みたいな気分になったりしてます。

特に書くネタがなっていうか、
最近浮かんでは消えていった考えの中から思いついたものだけを、
ぽつぽつと残したいと思います。





音楽練習場の部屋を借りて、たいこの練習をしようと思ったんだけど、
同じ曲にのる後輩の女の子もついでに誘ってみました。

個人の上達だけでなく曲の全体の上達も図れるし、士気も上がるし、
練習場代も折半できるし…という理由だけではないのは、
自分の中で明白。

だから、もちろん彼女には、たいこの自主練をする話はしても、
同伴者がいることは伏せています。

後輩の子というのは、こないだ(…といっても先月なのか去年なのかも
知らないけど)彼氏と別れてフリーらしいし、ひとり暮らしだし、
真夏の夜のアヴァンチュールがあるかもだし。



…だって、私が経験した異性は結局いまの彼女だけだし、しかもけっこうな年上だし…
いや、逆にそれがプラスにはたらく部分もあるかもしんないけど、
やっぱりもっといろいろ冒険してみたい年頃なんだよう。





あんまし関係ない話だけど、最近「父性」って言葉を考えることがあります。

彼女の娘を見るときもそうなんだけど、幼児だけじゃなくて
年齢が10かそこらしか違わないような中学生とかに対しても、
さらにもっと広く言えば、たった一つ下なだけの後輩についても、
同じような考え方ができたりするのかなぁと思ったり。

かわいいっていうだけでなくて、この子たちがまっとうな大人になれるように
努めなきゃいけないっていうか努めたいというか、
善く育ってくれるのが何よりの願いっていうか、そんな感じです。

ただ、ほんとにちっちゃい子に対してだと男女の差なくそう思えるんだけど、
歳が自分に近づくにつれて女の子のほうに傾倒してしまう自分がいることを考えると、
やっぱりそういったものとは少なからず異なるものなのかなぁ。





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