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永遠の半神...楢原笙子

 

 

羊水#4 - 2006年06月28日(水)





彼はそのまま体重を掛けて、
ゆっくりとわたしを押し倒した。
ジーンズ越しの硬いものがわたしの太腿に触れた。
自分でも聞こえそうなくらいに、
胸の鼓動が高まった。
このまま
彼を迎え入れたい気持ちと、
絶対に失敗はできないという思いが、
心のなかでせめぎあっていた。


首筋に唇を移しながら、
彼の手がスカートの中に入り
ブーツから伸びた素足を辿った。
きっとそこはもう湿っている。
それを知られたら、もう止まらない。
咄嗟に彼の手を押さえて言った。


イヤ・・・


一瞬彼が止まった。



好きだよ



わたしの眼を見てそう言いながら
また唇を重ねた。
柔らかいとろけてしまいそうなキス・・・。
緩んだ手をほどいて、彼の手がそこに届いた。



んんっ



湿った薄い布越しに、
わたしの亀裂のかたちを確かめるように
擦り撫でた。
その刺激は待っていたようでもあり、
いっそのこと
溢れ出そうなそこにフタをしてくれたら
どんなにいいだろうと思った。



や・・めて



けれど彼はもうひるまなかった。
ショーツの脇から指が潜り込んで、
わたしの亀裂を直に探った。
しっとりと蒸れるように濡れたそこに
無骨な指が入り込んできた。
もう限界だった。





漏れちゃう



ようやくそれを言った。








※永らく放置していて済みません。
 またぼちぼち書いてゆきます。


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