しろにじ創作倉庫



真夜中のワーク

2007年05月21日(月)

時計は深夜の1時を過ぎて

バイオライトに照らされた部屋の真ん中

僕はプリントアウトされた資料の山に埋もれてるのさ

マウスとキーボードを行き来する指先

流れている音楽は眠気覚ましと景気づけ

ひとりぼっちの真夜中のワーク

いまこの時間 世界のどこかで

誰かが僕と同じように

こうして仕事をしているのかもしれない

なんて考えたら

妙な親近感が湧いてきて

会ったこともないその誰かに(たぶん一生会うこともないけど)

お互いがんばろうぜ なんて言ってみた


薫風幻想

2007年05月05日(土)

五月の気流に乗って

下降と上昇を繰り返す

雲を傍らに

まぶしい新緑を遠くに眺めながら

そこへやってきたのは、渡り鳥たちの群れだ

力強く羽ばたく彼らに

おーい、きみの背負ってるものは

そんなにも重いのかい

と、聞かれた気がしたよ

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