竜也語り

2004年08月27日(金) 至上最悪のおにぎり

少し前の「黎明前」で書いた雑誌の中で、竜也くんがシャネルの香水を「くっさいやつ」と言っていたが、日本人は強烈な香水の匂いを嫌う人が多いように見える。すれ違った時にほんのりと匂う香水はとても心地良いのだが、隣に座られた時に目にしみるような(笑)香水のニオイにはさすがに閉口する。

いつだったか部長の奥様が事務所に赤飯を炊いて持ってきてくれたことがある。何かのお祝いで「皆さんにもお裾分け」というものだ。
段重ねの重箱に詰められたその赤飯は、薄いピンク色で米粒がつやつや光っており、ちょうど3時の小腹がすく頃だったことも手伝って、卑しい話だが皆目の色が変わっていた。
一刻も早く頂きたかったが、ここで私達はある重大なことに気が付いた。
「一体これをどうやって皆で食べるのか…!?」
会社であるため、皿や箸などというものは置いていない。せいぜいある物は湯呑茶碗ぐらいなものだ。後輩の1人の女の子が「紙皿を買ってきましょうか?」と言ってくれた。「あっ、いい?」と喜んでいたら、A女史が「私に任せて!おにぎり作るから。」と申し出た。
そこにいた女子達は皆「えーーーーっ!」と声を出さずに直立不動のまま仰け反ったように見えた。なぜならば…A女史の手はとても手入れが行き届いている。爪を綺麗に伸ばしマニキュアも実に丁寧に塗ってある。手荒れなんてもちろんしていないし、おまけにブ厚いギラギラのファッションリングが3つも4つも付いている。だが、この綺麗な手からおにぎりが作り出されるとはとても想像出来なかったのだ。
しかし仕切り屋のA女史なので、ここで彼女の提案に難色を示したら後でやっかいなことになると判断し、そのままお願いした。

30分以上待たされただろうか…。出来上がったおにぎりは案の定少しまずそうになっていた。表面がべちゃべちゃとした感じになってしまっているのだ…。赤飯のにぎりは難しいのだろう…まぁ味は変わっていないだろうと思い直し口の中に入れた。
!!!驚いた。一口食べた途端、口の中に広がったのは香水の味なのだ!
そうなのだ、A女史は香水魔でもあったのだ。高級な香水らしいが、まぁそのニオイがきつくて、まるで犬のマーキングのように自分のニオイをそこら中につけてまわる。恐らくにぎっている内に香水のニオイが移ってしまったのだろう…。

部長は食べなかった。「私はいいから、皆で食べなさい。」とニコニコ笑って見ている。
「…美味しいです…。」と、皆心にもないことを言って、香水付きのおにぎりを我慢して食べた。
にぎりさえしなければ、間違いなく美味しい赤飯だったのだ。普通に茶碗によそって食べれば、本当に美味しく頂けたはずなのだ。
あの時もし部長があのおにぎりを食べていたら、ひっくり返っていたであろう…。
A女史の様子を何気なく窺ってみた。彼女は平気な顔をして食べている。もう自分のニオイなので自分ではわからなくなっているのだろう。こんなことになるのであったら、行儀は悪いかもしれないが、皆で手掴みで食べた方がよっぽどましであった。

食べ物の恨みは恐い。それからその日は皆機嫌が悪かった。男性社員は特に悪かった(笑)。「紙皿ぐらい用意しとけよ!」とあからさまに苛立ちを表す者もいた。上司までが「今度紙皿買っといて〜。あと割り箸、割り箸〜。」と喚くありさまだった(苦笑)。

「おにぎり」という言葉から「お母さん」という言葉を連想する人も少なくないと思う。いつぞやの「新選組!」で、雅とひでが隊士達に握り飯を差し入れする場面があり、隊士達が娘のひでが握った握り飯の方にドーッと群がる…というシーンがあったが(笑)、でも私はやはりおにぎりは、周囲の人達から「奥さん」とか「お母さん」と呼ばれている女性に握って欲しい…。いくら若くて美人でも、香水付きのおにぎりはカンベン…(泣)。




2004年08月21日(土) 舞台「お気に召すまま」

先週蜷川さん演出の舞台「お気に召すまま」を観に行った。とても楽しい舞台であった。
前回の「タイタスアンドロニカス」もそうだったが、舞台の始まりの演出が面白かった。今回の「お気に召すまま」では、まず出演者全員が舞台の後方から駆け降りてきて一斉に観客にご挨拶。そして舞台上で第一幕に出演する役者達だけが衣装に着換えるのだ。馬の脚役の人達は馬の着包みを被っていた(笑)。でもこの馬の動きが本当の馬のようで…上手かったなぁ。

今回の役者は全て男優で固めている。女性役も男優が演じるのだ。ロザリンドには成宮寛貴さんが、シーリアには月川勇気さんがそれぞれ演じていた。
成宮さんは大きな少したれ気味の目が愛らしく、おまけに余りがっちりとした体格ではないので、声を除けばほぼ女性に見える。ロザリンドは聡明な女性だがそこにはお茶目なところもあり、成宮さんのロザリンドみたいな女性がいたら、同性から見ても可愛らしい女性だと好感を持つのではないかと思う。
ロザリンドは劇中男装をして男の振りをする。よって男が“男に変装する女役”を演じると言う非常に複雑な芝居をしなければならないのだが、第三者に自分が女であることがバレないように懸命に男を演じるロザリンドを演じる成宮さん(←ややこしい…)は、その計算された大袈裟な演技が滑稽で、上手く表現していたと思う。

一方月川さんは何かしら不思議な雰囲気を持っている役者さんである。物腰はさすがに優雅であった。シーリアが疲労の余り足を広げた行儀の悪い格好で倒れ込んでしまうシーンがあったが、その足を広げ寝転んでいる姿さえも女性のそれだった。
抑揚のない喋りと瞬きさえもしていないような固まった表情が(シーリアがニヤッと笑ったシーンは驚いた)、何やら人間には思えず、からくり人形でも見ているような気分になった。

そしてもう1人の主役のオーランド。これは小栗旬さん。兎に角小栗さんは素敵だった。特に最後の婚礼の際の黒のスーツにはヤラレてしまった(苦笑)。

この演目の舞台の半分以上は「アーデンの森」という所で繰り広げられる。その森の舞台装置が綺麗で、本当に妖精でも現れるのではないかと錯覚するくらい幻想的だった。
登場人物達は皆アーデンの森に集まってくる。そこには世間の物欲やら名誉欲なんてものから解放された自由な人間達が住んでいる。
そこは傷ついた人間を癒してくれる。そこは皆がハッピーになれる。そんな不思議な場所なのだ。
劇中有名な台詞が出てくる。「全世界が1つの舞台…人間は全て役者に過ぎない」(←正確ではないかもしれません)。
自分はどんな人生を演じていくことになるのだろうか…?
現実の世界にアーデンの森は存在しない。ないのだから、所詮自分で創っていくしかないのだと思う。自身の中にアーデンの森を創って、傷ついた自分を再生させていく…。
そうしたら、人生の第三幕、四幕、五幕と…もしかしたらいつの日か自分の演じたい役を思うままに演じられる人間になれるかもしれない。
楽しくて、少し元気が沸いてくる舞台だった。


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「お気に召すまま」のパンフレットに竜也くんの名前が出ていた。
1つは小栗さんのインタビューの中。「ハムレット」の時は竜也くんの凄さだけを見せつけられたので、自分も今回は稽古の初日が始まる前に全て台詞を覚えていったと言うもの(笑)。こういうことは一番最初にやって見せた人(もちろん竜也くんのことよん)がカッコいいのである。

もう1つ。この舞台は子役の少年が2人出演しているのだが、その内の1人の少年のコメント。目標にしている(尊敬しているだったかな?)役者は誰ですか?と言う質問に「藤原竜也さん」と答えていた。おォ〜、もう竜也くんは少年の目標となる役者になっているのか…。ちょと感動。



2004年08月19日(木) できる!

会社で今日急に上からのお達しが来た。
明日まで仕上げの仕事…。
すぐに「今日の明日じゃ無理に決まってるでしょ!」と言う思いが心に浮かんだ。
顔に出たのか、あさってでも受け付けるよ、とすぐに言い直してきた。
あたりまえだろ。でもあさっては休みなんだよね〜(苦笑)
何事にも「できる!できる!」と自分に言い聞かせながらやってきているのだが、本当に「できる!」と感じる時とただの空元気である場合がある。
最初から諦めていては絶対に成就しない。「だめだ」と思うと不思議と物事はダメな方に向っていくものだ。
大丈夫。できる!できる!



2004年08月18日(水) 恐い話

2〜3日少し過ごしやすい日が続いたと思ったら今日はまた暑い。夏なので恐い話。とは言ってもオバケの類ではない。
私は20代の頃から10年近く独り暮らしをしていたことは前にも書いたと思うが、まぁその間色んなことがあった(笑)。様々な住人達との出会いや別れを繰り返し、良きにつけ悪しきにつけ、それまでに経験したことのないことを経験させてもらった。この頃の話だけでこの日記は随分と書けるのではないかと…(苦笑)。

女性の独り暮らしで一番気を付けなければならないのはやはり変質者だろう。そこまでいくと事件になってしまうが、セコイのぞきなども気味の悪いものだ。
友人達もかつて独り暮らしをしていた者達も少なくないので、この手の話に花を咲かせた。キッチンの窓を開けたら窓の横に男がぺタ〜っと張り付いていたと言う笑えるものやら、サスペンスドラマの一場面みたいなものもある。
夜道を歩いていたら前に大学生と思しき男の子が歩いてたそうだ。その内その男の子がスニーカーの紐を結び直すためにしゃがみ込んだ。彼女は何となくイヤ〜な気がしたそうだ。一瞬男の子を抜かすがどうか迷ったが、○○街道と言うかなり車の通りの激しい道路に沿った歩道であったため、こんな所で襲うわけもないだろうと判断し、そのまま抜かした。
マンションの入り口で外を振り返った時、遠くに先程の男の子の姿が見えたような気がした。でもつけられている気配がしなかったし、ビクビクしていたから目の錯覚だと自分を納得させ、そのままエレベーターで自分の部屋の階まで上がって行った。ところがエレベーターを降りると深夜にもかかわらずそのエレベーターがすぐに下へ戻って行った。ここで彼女は直感した。やはりつけられていたのだと!
自分の部屋に駆け込み、電気も点けずにドアの小さな穴から外を窺っていた。そのマンションはL字型になっており、彼女の部屋は丁度エレベーターの正面にあたる。でも暗いし遠いしよく見えないので、仕方なしにドアをそ〜っと小さく開けて確認した。何でこんな時にドアを開けるのかと思うだろうが、人間はこのような状況下では開けるものなのである。私も外で物音がした時はもちろん恐いのだが、確認しなければ気持ちが治まらずドアを開けて調べたものだ。
やはり先程の男の子だったそうだ。廊下を歩きながらどの部屋かあたりをつけている。彼女は再びそ〜っとドアを閉め、鍵をかけ、カレが近くに住んでいるにもかかわらず、なんと遠い郷里の父親に助けを求め電話をした。この話を聞いた時、そのカレが非常に気の毒に思えた(苦笑)。父親だってどうすることも出来ず「ドアを開けなければ絶対大丈夫だから」の一点張りだった。
もう泣き出しそうになっていたら、ピポ〜ンと呼び鈴が鳴った。こうなるともうまな板の上の鯉で、肝が据わり「何でしょうか?」と部屋の中から冷静に対応出来たと言う。(もちろんドアは閉めたままである)
「あの…少しお話しをしたいんですけど…」
「今何時だと思っているんですかぁ?警察を呼びますよ!」
「スイマセン…。」
あっさりその男は去って行ったそうだ。この後もまたやって来るかも知れないと、カレに何日か泊ってもらったらしいが(やっとここでカレが活躍出来た)、何も起こらなかった。

さて私の話。
春の夜、キッチンにいたらカタッと外で小さな音がしたような気がした。一瞬「うん?」と思ったが、その時は気に留めなかった。
キッチンを挟んで部屋がある。私は出来るだけドアを背に向けて座らない。何となく気味が悪いからだ。すぐにドアを確認出来る状態でいたい。
テレビを見ていた。しかし人間は見られていると何となくその気配を感じるものだ。
ドアを見た。すぐにおかしいと違和感を感じた。
新聞受けの入り口の蓋がいつもと違うのだ。
…開いているのではないか!?と思った瞬間、その開いている小さな入り口の向こうに、自分を見ている2つの目玉があった。

次の日大家さんがその入り口にガムテープをベタベタに貼った。おかげでそれ以来毎朝新聞をわざわざ下のポストまで取りに行くはめになったが、あの恐怖から比べればこんな手間は屁とも思わなかった。



2004年08月15日(日) 間の悪い人

アテネオリンピックが始まった。今回のオリンピックは時差が激しいので生で楽しむよりVTRを見る方が多い。
早速「日本、金メダル獲得!」のニュースが入ってきた!柔道の谷選手と野村選手。谷選手はオリンピック2個目の金メダル、野村選手はなんとオリンピック3連覇!これは本当に大したものだと感服する。
オリンピックは4年に一度しか開催されない最高峰のスポーツの祭典だ。4年に1度…この稀少さが全てのスポーツ選手を魅了する。この一瞬のためだけに選手は生きていると言っても過言ではないような気がする。だから見ている側も勝利した者にも、敗れた者にはそれ以上の感動を覚えるのだ。

さて柔道の2選手のことに話は戻るが、柔道競技は階級ごとに男女ペアで試合が行われる。谷選手はもう彼女が小学生くらいの頃から「ヤワラちゃん」として日本全国にその名を轟かせていた。世界選手権で10連覇以上の快挙をやってのけ、文字通り「国民的ヒーロー」なのだ。それとは反対に野村選手は今でこそその名を馳せているが、12年前のバルセロナオリンピックの時は全くの無名であった。後に出発時の空港で他の有力選手のインタビューに走る記者に突き飛ばされたと彼は苦笑していた。
バルセロナオリンピック、この大会で彼は見事に金メダルを獲得した。そして、国民の期待を一身に受けていた(当時は)田村選手は惜しくも銀メダルに終わってしまった。何故か彼女はオリンピックの金には縁がなく、当然獲れるてもいいはずなのに肝心なオリンピックではどうしても獲れない…。その不運さが拍車をかけ、金メダルの野村選手よりも国民とメディアの注目を浴びていた。金メダリストは野村選手なのだ。本来ならばスポーツ紙の一面を飾るのは彼こそ相応しい人物なのだ。

そして前回のシドニーオリンピック。彼ら2人はまたもやオリンピック代表選手に選ばれた。更に今度は野村選手も田村選手も金メダルを獲得した。田村選手がやっと祈願の金を獲得したと言うことで、またもや国民とメディアの関心は田村選手に集中した。たとえ田村選手が金メダルを獲らなかったとしてもこの状況は変わっていなかったであろう。冷静に考えれば連続で金メダルを獲得した野村選手の方がスポーツの目線で見れば凄いことなのだ。

あれから4年…。舞台はアテネに移動した。いつものように2選手は揃って代表選手としてアテネオリンピックへ…。またまた2人揃って金メダル!おまけに野村選手には「世界の柔道家が誰も成し遂げられなかった五輪三連覇」の偉業が付いているのだ。今度こそはスポーツ紙の一面に!!…と期待していたが、今日父が買ってきたスポーツ紙の一面には笑顔で金メダルにキスをしているヤワラちゃんの写真が…(苦笑)。野村選手はどこに??と思ったらやっと2面に登場していた。
今度の谷選手の注目の理由は「田村でも金!谷でも金!」…て、これって少し本筋からズレていませんか…?野村選手の「史上初の三連覇」に比べて余りにも俗っぽい気がするのだが…。

“間の悪い人”とは彼のような人間を言うのだろう。兎に角活躍した時代が悪かった…。本来ならばスポーツ紙の一面を飾り、もっともっと賞賛されて然るべき快挙なのだ。12年もの間、スポーツ選手が第一線で活躍し、その集中力を持続させオリンピックで金メダルを3つも獲っているのだ。もちろん谷選手の連覇も偉業だと思う。

どうしても野村選手は谷選手の影に隠れてしまう。彼はそれを逆手に取り笑い話にしているが、あれだけの選手だ。負けん気は人一倍持っているだろう。あらゆることに「悔しい!」と思えない人間にあれだけの偉業はやり遂げられないと思うのだ。

次のオリンピックはどうだろう?お2人とも引退せずにまだ頑張るつもりであろうか…?特に野村選手にはまだまだ頑張って欲しい。「一面を飾るまでオレの柔道人生は終わらないっ!」くらいの気概を持って(笑)、もう一頑張りも二頑張りもして欲しいのだ。



2004年08月13日(金) 余韻に漂いながら…

今日やっと「ムーンライト・ジェリーフィッシュ」を観た。
竜也くんが「この映画はミチオの映画」と話していたが、観てみればやはりこれはセイジの映画だと私は思う。
感じ方は人それぞれだろうが、もしかしたら竜也くんの映画の中で私はこの作品が一番好きかも…。
最初、「何故全国で上映しないのか!?」と言う不満があったが、この映画は単館上映という形が一番その美学にあっていると思う。
有楽町の小洒落た映画館で観るよりも、歌舞伎町の雑踏に埋もれてしまいそうな小さな映画館でひっそりと観る方がいい。
整然とした街中を闊歩して感動を語り合うよりも、歌舞伎町の雑踏の中で漂いながらその余韻に浸る方がいい。
上映期間は来週一杯のようだが、次は竜也くんの言う通り日を決めずふらっと映画館に行ってみよう。
映画の感想はもう暫く経ってから書こう。
今はただ余韻を楽しみたい。



2004年08月08日(日) ちょっと小休止

最近竜也くんが頑張ってお仕事しているからファンも大変忙しい。これは嬉しい悲鳴なのだが、なかなかついて行くのも大変だ(苦笑)。雑誌、テレビ、映画、イベント…毎日毎日チェックする生活が随分続いているような…。この日記も後手後手に回り…書きたいことが山ほど溜まった…(汗)。まぁ100%自分が楽しんでやっていることなので全く苦痛はないのだが。ただ毎日日記を書いていると「早く書かなければ!」と言う変な脅迫観念が出てくるのだ。別に仕事でやっているわけではなし、締め切りがあるわけでもないのにね(苦笑)。こればかりは性分なのでどうしようもない。

今日は竜也くん関係では「新選組!」しか見なかった。昨日のテレビ番組のビデオや雑誌は何故か見る気がしなかったのだ。少しばかり休憩したくなった。何と言う贅沢なことよ…。
でもまた明日からは竜也くん一色〜。幸いもうすぐ夏休みが始まることだし、映画も早く観に行かなければな。ビデオも溜まらないうちに見なければな。雑誌も早くチェックしなければな。
なんて書いているうちにもう次の日記の構成が頭の中を駆け巡るのであった。



2004年08月01日(日) 当たり!当たり!当たり!そして…

金曜日の夜から四国の琴平温泉に旅行に行ってきた。以前仲村トオルさんが森の石松の役を演ったとかで、彼のファンの友人が焼きがまわらない内に石松縁の金毘羅さんをどうしても拝みたいと言うのだ(苦笑)。
まぁ、私も竜也ファンだから、そのファン心はよ〜く分るので今年は彼女のリクエストに答えた。
ところが、台風!!!
ドキドキもんだったが、もうここまできたら行くしかないのだ。しかし香川県の琴平という所は台風の影響が殆んどないとのこと(地元の人談)。はたして全くその通りで、雨は降っていたが、3日間予定通りに行動出来た。

さて、今回の台風…東から西へ進んでいったのだが、普通台風と言うものは、西から東へ進路を取るものだ。こんなへそ曲がりな台風は10年ぶりだとか…?
そこで私はピンと閃いたのだ。
ノロノロ進むへそ曲がり台風は、私達がそこへ着くのをわざわざ待っていたように四国に上陸した。これがまず第一の当たり!
そして、今日はファンクラブの「ロミジュリ」の先行販売だったのだ。これまた私が電話を掛けられない日を選んだように急に通知がきた。これが第二の当たり!
更に遅れてお月さんまで金曜にやって来たのだ。これが第三の当たり!

当たり!当たり!当たり!。全てのことにこの旅行は当たったのだ。こんな時は宝くじも当たるのではないか!?これが私のひらめきである。
実はサマージャンボは既に買っていたのだが、もう宝くじが当たると信じて疑わない私は、その四国の地でもう10枚ジャンボを買おうと心に決めた。
このことを金曜の夜、夜行列車の中で熱く語る私を友人は呆れて見ていたが、土曜の朝、高松駅で宝くじを買いに走った。

「今売ってるのは“西日本の宝くじ”になりますけど…よろしいんですか?」
大きな荷物をかかえ旅行者丸出しの私に売店の人は怪訝そうに聞いた。
「ジャンボは売ってないんですか?」と私…。
「ジャンボの発売は昨日で終了したんですわぁ。」
…私のひらめきなんてこんなもの…あははは。

でも西日本のやつでも買っておけばよかったかなぁ…。本当にあのひらめきはただごとではないと感じたのだが…。

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旅行中はさすがに竜也くんのことはすっかり離れてしまった。雑誌も沢山出てるし、「ムン・ジェリ」の原作本も発売されているんだよなぁ。今週はTVにも多数出演するみたいだし…。
旅行で疲れた〜なんて、言ってられないぞ!



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