竜也語り

2004年07月30日(金) 会社休んだ

今日は珍しく有給を取った。
そんでもって竜也くんの昔のビデオ「三姉妹探偵団」を見た。今日は時間が余りないので詳しく書かないが、美少年炸裂〜!だった。
このことはいずれ書こうと思う。

しかし…昔の竜也くんのドラマを制覇するのはかなりの時間と体力(?)を要するぞ(笑)。
覚悟して挑もう…。
でもかなり楽しいな。



2004年07月28日(水) 「身体にいいこと」今昔物語

今年は猛暑だ。暑い!暑い!毎日が暑すぎる!!
この暑いのに中高年のご婦人方は、日焼け防止のつもりなのだろう、薄い白地の長袖シャツを着て自転車に乗っている。ご苦労様です…。

一昔前まで夏と言えば殆んどの若い女性は肌をこんがりと小麦色に焼くことに勤しんだものである。(今もそういう女性はいることはいるが、随分と少なくなったと思う。)
事実私もやった…。時には無理に焼きすぎて、肌が軽い火傷状態になり、シャツを着るのもおっかなびっくりやっていたこともある。
あの頃私は確かに若かった…。

何故こんなにまでして肌を焼いたのか…?流行の発信元の1つである化粧品会社が小麦色の肌を奨励していたからである。
夏が近くなると、各化粧品会社はこんがりと肌の焼けた水着姿の女性を宣伝用のポスターに使い、大々的に夏用の化粧品を売り出していた。
特に私は、夏目雅子さんの水着姿のポスターが印象に残っている。

ところが今は殆んど美白だ。化粧品会社はこぞって「白い肌」を強調し、宣伝用のポスターも色白の女性が微笑んでいる。前述のような小麦色の肌のポスターは少なくなったと思う。
私は気付かなかったが、ある時期からこうなったらしい。
雑誌か何かで読んだのだが、ある時期から化粧品の日焼け防止効果の技術開発が飛躍的に進んだと言うのだ。
それまでは日焼け防止の技術が覚束なかったため、仕方なしだったかどうかは定かではないが、小麦色の肌を薦めていたらしい。

ご存知の通り、今は「肌を紫外線にさらし過ぎると皮膚ガンを誘発する」という知識は周知の事実だ。
現にオーストラリアのある小学校では、子供達が外に出る時は教師がたっぷりと子供達に日焼け止めクリームを塗るように指示し、おまけにサングラスまでかけさせるのだ。
私の子供時代には信じられない話だ。皆太陽の光を燦々と浴びることが健康になる秘訣だと信じ、麦藁帽子こそ被っていたが、日焼け止めクリームを塗る子供はいなかった。

スポーツ中の水分摂取もしかり。
私が学生の頃、運動の最中に水を飲むと疲れるという常識がはびこり、皆いくら汗をかいても終了するまで水分を取らなかった。
今そんなことをしたら自殺行為だ。スポーツ中は積極的に水分を取らないと身体に負担がかかる、これが現在の常識である。
そう言えば兎跳びなんていうものもあったな。
どんな運動部でもこれはやっていた。運動部の連中は体育館などで膝を曲げぴょんぴょん跳ねながら何周も周っていた(笑)。身体が鍛えられると信じていたからだ。
しかしこれも膝を痛めるとか何とかで、今は殆んどやらなくなった。

様々な分野で研究が進むと、昔の常識は今の非常識になり得る。
今にしてみれば、昔の私達は随分と自分の身体を痛めつけ、所謂身体に悪いことをやり続けていたわけだ。
後悔してももう遅い…。
これから先も、きっとこれまで当然とされていた常識がある日を境にひっくり返ることが来るだろう。もしかしたら今も自分の身体をさんざん苛めている最中なのかも知れないのだ。
まぁ先のことはどうなるか分らないが「酒を手が震えるまで大量に飲み、ピース級の煙草を壱日100本吸うと健康によい!」…なんてことは永遠に来ないだろうな(笑)。


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竜也くんの「メールが来ています。」の着信音に「えっ?」といちいち反応する上司よ…。




2004年07月26日(月) あぁ〜!ファンクラ先行販売〜

今日Daから「ロミジュリ」の先行販売のお知らせが届いた。
…私はその日旅行だよっ!!
旅先で電話をしろってかい?
なんかなぁ…最近…ツアーは行けなし、先行上映会は外れるし…

まぁ、何をやっても廻りが悪い時はある。こういう時はトンネルを抜けるのを我慢してじっと待つしかないのである。
そのうちいいこともあるさぁ〜(泣笑)

と言うわけで、今日は本当は「新選組!」のことを書くつもりだったが、気持ちが萎えて…さすがに筆が進まなかった…。



2004年07月21日(水) 泣く男

先週上司のNが大阪へ出張した際の話。
客先との出張だったのだが、その中の1人U。これが実に鼻持ちならない奴なのだ。
入社して3年目で、仕事も覚え担当者として1つの仕事を任せてもらうようになった。そうなると自信が持てるようになる。これはいいことだと思う。しかし同時におごった気持ちになるのもだいたいこの頃なのだ。大抵の人間は経験のあることだ。しかしUの場合は常識の範囲を超えている。
Uの会社は私達にとっては「お客様」になるので皆下手にでる。うちだけでなく、他の関係先もしかり。
下手に出れば出るほど図に乗って高飛車に出るのだ。まあ〜生意気なことこの上ない(笑)。

さて大阪での現場。
勘違いUはいつものようにそっくり返っていたらしい。
自分の父親のような年齢の職人さんを小馬鹿にしたような態度で暴言を吐く。仕事中に携帯で私電話を掛けまくる。少し頭のいい人ならこの辺りのことはわきまえるのだが…。
そしてその日の仕事が終わり、宿泊先のホテルへ行く途中の某駅で、Uは同行している同僚の先輩社員Tさんを差し置いて自分の上司に電話で報告の連絡をした。
その中の一言。「もう馬鹿ばかりで参りましたよ。」
これにNはキレた。Nだってもう50代の後半なのだ。いくらお客とは言え、25〜6の若造に「馬鹿」呼ばわりされたら立つ瀬がない。100歩譲って、まだ「アホ」だったら許せたかもしれない…。
実はNという人間は大阪出身で、普段は非常におちゃらけているのだが、怒ると恐いっ!
大阪弁で捲くし立て、しかも声も大きいので、私達はもう慣れてしまっているが、初めて怒鳴られる関東の人間は大抵ビビる。

Nに怒鳴られたUは「ひっ」と声を漏らしたそうだ(←N談)。身を縮めて固まり…そして…なんと涙をこぼしたと言うのだ!
スーツを着てネクタイを締めた男が、大阪の駅で泣いているのだ…。
Nは自分の故郷にいるため気が大きくなったのか、それでも容赦なく罵声を浴びせたそうだ。Uはそのうちしゃくりあげ状態になったらしい。
こうなると悔し泣きと言うよりは、恐くて泣いていたのだろう…(苦笑)。
人を打つ人間は実は打たれ弱いものだ。まだプーッと膨れてふてくされた方が気骨があるというものだ。
泣くとどういうことよ!? Nに怒鳴られて皆ちびらんばかりにビビッていたことは確かだが、泣いた男なんて一人もいなかったぞ。

Nは一度怒鳴ってしまえば後はさっぱりしている。いつまでもネチネチと苛めるタイプではない。これが彼の唯一の長所なのだ(笑)。
意気消沈しているUを「人生勉強したのー」とそのまま酒に誘い、その夜は随分と飲んだらしい。

そして次の日。
Uは今度はダウンしたと言うのだ!現場には出てこず、一日中ホテルにいたそうだ(笑)。
あまり酒が強くないのに、恐くて注がれるままに飲んだのであろう…。
・・・口ほどにもない奴だった…(汗)。

それが先週の木曜と金曜の話だ。休み明けの昨日、Nは自分の武勇伝を得々と皆に話した。
「ワシがワシが」と(Nは興奮するとオレが何故かワシになる)もうヒーロー気分だ。
確かにUについては皆いい感情を抱いていなかったので、「ザマーミロー」が本音であろう。私もそう思った…。
そしてUにとって更に不幸なことに、Nは男のくせにお喋りときているのだ。
もう昨日のうちにうちの会社だけでなく、関係先殆んどにこの話をしてしまっているだろう。
言わばUは自分の恥を、一番見られてはいけない人に見られてしまったのだ。
この仕事の件でUの行く先々で皆こぞって彼を好奇の目でみることだろう。決して口には出さない。しかし眼は「知ってるよ、泣いたんだってね」と語るのだ。
こんな時はかえってその話を出してもらい、自分を笑ってもらった方がよっぽど気が楽になるのだ。沈黙の好奇の目にさらされるほど居たたまれないものはない。
弱味を握られてしまったUの生き残る道はもう笑いしかないのだ。こうなったら自分から「ボク、泣いちゃった〜、あは、あは、あは。」(いささかサムイが…)とか何とか言って、思いっきり自分を笑ってもらうしかないのだ。もしすべったら…もうその時はその時だ…。

余談…今日現在、先方の話によるとUは二日酔いはとっくに治ったらしいが、あの日以来、まだ出社していないそうなのだ…(苦笑)





2004年07月17日(土) 画面の中に見たものは…!?

先日田原俊彦さんがデビュー25(?)周年を迎えたとか、何年ぶりにCDを発売した(?)とかで久しぶりにファンとの握手会を行ったらしい。
「3年B組 金八先生」の初代の生徒役の1人で、アイドル「たのきんトリオ」としてその名を馳せた彼も今年で43歳。
少し額は広くなったものの、中年太りもなくその努力が窺える。

デビューして20年以上も経てば、同時にファンも歳をとる。
当然のことと言えばそれまでだが、そこには中・高校生の姿はなく、圧倒的に30代以上の女性が多かった。
「ファンの皆さんも年季がはいっております!」というナレーションとともに写った女性たちは50代以上のご婦人ばかりだった。
「わざとそういう女性を選んで撮ったでしょ!」と苦笑したが、人事ではない…(笑)。

竜也くんが43歳になった時のことを考えた。その時私は○○歳。間違いなくああなるのだ。正に未来の自分の姿をそこに見た!
ファンを20年やっていくということは、こういうことなのかと…冷静に現実を見た。

でももしこの先20年間竜也くんのファンを続けていたら凄いぞ!
切り抜きはどれ程の枚数になるだろう・・DVDはどれ程高く積まれることか・・。後何十本の舞台を観ることになるだろうか…。
「歩く竜也辞典」を自負することが出来るだろうな。
ワクワク、ワクワク…。

さて先程のトシちゃんのことに話を戻すが、この芸能ニュースを会社のおじ様達も見たらしく、このことを話していた。彼等はもう今の若い芸能人のことはちんぷんかんぷんなのである。トシちゃんがついて行けるギリギリの線であろう(笑)。
「いい年をした女が恥ずかしい!」だいたいこんな意見だ。
未来の自分のことを言われたような気がして腹を立てたというわけでもないのだが、何となく聞き捨てならなかったので、どうして恥ずかしいことなのか聞いてみた。
「芸能人にいくら貢いでも何の見返りもないだろう」と言う答えが返ってきた。
何でも利害を通することでしか物事を見れない人達だと思ったので「そうですね」と言ってこの話を打ち切った。
まぁこういうことを言う人間は自分が良識ある人間だと思い込んでいる人達なのだが…本当にそうだろうか?

別に彼女達は何か見返りを期待してファンを続けてきたのではないと思う。
芸能人を応援するということは、外側は人の為にやっている行為であるようだが、実は自分のためにやっている行為のようにも思える。
自分の夫や恋人とは違った(ある意味得られない)ときめきを感じることが出来る。
ときめくことはイキイキすることなのだ。文字通り細胞レベルでエネルギーを発散するのだ。
毎日毎日日々の生活のことで愚痴をこぼしている奥さんと暮らすより、楽しそうにイキイキしている奥さんと暮らす方が自分たちだって嬉しいだろう。それとも妬いているのかしら?(笑)

1人の人間をそれもかなり一方通行の人に20年以上もときめきを保ち応援し続けていることは自慢してもいいと思う。
一時田原さんはちょっとした失言で仕事がなくなってしまった時期があった。それでも彼女達は見捨てずに応援してきたのだ。
あなた達(会社のおじ様達のことよ)にそれが出来ますか?どんなことがあっても世間体ではなく、心からその人を受け入れることが出来ますか?
くやしかったら、やってみなさい。

想像してみた。
20年後の竜也くんのファンイベント。役者として風格さえも備えた竜也くんがいる。もう奥さんも子供もいることだろう。
そして、婆さんになった私もそこにいる。
カメラは「ファンも年季が入ってま〜す」とばかりに私を写すのだ。
でも私は顔を隠すなんてことはしないぞ。堂々と写ってやろう。
なぜならば、そこまでファンを続けられていたならば、きっと私はキラキラ輝いている婆さんになっていると思うからだ(笑)。




2004年07月09日(金) アンチ巨人の放言

プロ野球のシステムが大きく変わるかもしれない。セリーグとパリーグが1つになって1リーグ制になるように話が進んでいるらしいのだ。
そんなことになったらつまらないな…。オールスターもなければ日本シリーズもない。
1つのチームが独走したら、もう8月くらいでペナントレースは終わったようなものではないか。
今までにもリーグ内の独走はあったが、日本シリーズというものが秋に控えていたからどうにか盛り下がらずにすんだものを…。

パリーグの球団は全て赤字らしい。そりゃそうだ。スポーツニュースを見ているとパリーグの球場は閑古鳥が鳴いているような所も少なくない。
それでも選手達の年俸はどんどん高騰するのだ。
球団側も手放してくない選手には高額な年俸を支払わなければならない。でなければセリーグの某球団に皆んな持っていかれちゃうもんね(笑)。

子供の頃、「一番センター柴田♪」の時代、私は巨人が好きだった。
ONという大スター達は皆んなのヒーローだった。彼らは野球のセンスと人格も兼ね備えた真のスターだったと思う。
デットボールを当てられたくらいで、つまらない凄みをきかせたり、乱闘を起こしたりなんて滅多にしなかったぞ。

それがいつの日からか私はアンチ巨人となった。その横暴ぶりが鼻につきだしたのだ。
何となく疑いたくなるような選手の入団劇。その財力にまかせ、札束で頬を叩くように人が育てた人材をかっさらっていく。
中10日近くも休んで登板し、それで勝てればまだいいが、バカスカ打たれる…。どこを鍛えているのかしらないが、すぐに故障してペナントレースを1年間通して出場出来ない…。「無事是名馬」なのだよ。
そんな選手達に何億を年俸を支払えば、他の球団だってその実力以上の年俸を選手達に支払わざるおえないであろう…。

先日のオーナー会議。見事におっさんの集いであった(笑)。
オヤジ、オヤジ、オヤジ…まさにおやじの海である。
もう少し若い人を起用することは出来ないのでしょうか…?
そしてあの親玉の爺さん…。
「野球界のことを何よりも考えて…」
何をどう考えたらあの球団のような行動がまかり通るのでしょうか?
「私の名前も知らないような人間に…」
まだまだ隠居するつもりはなさそうだ…。
はい、はい、あんたが大将〜!!



2004年07月06日(火) 大人の友情

先月、友人の1人に久しぶりに会った。中学時代からの友人で同じ市内に住んでいるのだが、普段は中々会えないものである。
ご主人の運転で私と友人と子供と…大人3人の用事を済ませ、とりあえずその日はそのまますぐ別れるつもりだった。
しかし彼女は旦那と子供を追い払い、どうも私と2人だけで話をしたい様子なのだ。
結局、ご主人に私の家の側の喫茶店で2人だけ降ろしてもらい、話が済んだらまたご主人に迎えに来てもらうという、彼女はとんでもない自己チューな行動に出た(笑)。

彼女はたわいない話を続けている。最初は気分転換のつもりでいるのかと思ったが、どうもそうでもないらしい。
もう30年近い付き合いなのだ。それ位は分る。

まだ中学生の頃、私たちは皆、お互いの殆んど全てのことに深く入り込んだ。それが私達の友情の証だったのだ。
自分の悩みを友人達に打ち明けることなど、何の抵抗もなかった。思春期の友情とはそういうものだったと思う。
あの頃、多少の家庭の事情の違いはあったが、私たちは殆んど皆同じ思春期の中にいた。
しかし年齢を重ねるにつれ、それが微妙に変化し出したのだ。それぞれ背負っているものが違ってきたのだ。
思春期のまだ蒼い悩みは次第に複雑なものになり、そして多様なものとなった。
主婦、OLと立場の違いはその程度である。それでも私達の人生は別々なものになってしまった。
「平凡な人生」という言葉をよく耳にする。もちろん全ての人がドラマに出てくるような日常を送っているわけではない。それでも私は「平凡な人生」などないと思っている。

辛抱強く彼女の話を待っていた。決してこちらからは切り出さない。
金銭の貸し借りは厳禁。必要以上にこちらから相手の家庭や交友関係に深く入り込まない…。いざ相談されたら、その時は積極的に行動に出す。・・・これが失いたくない友情を長く続けるコツだと、私たちは学んだ。まぁ時にはこの教訓を忘れ、未だに失敗することもあるのだが…(苦笑)
親しければ親しいほど、ある程度の距離をとっておくことが必要なのだと思う。

結局彼女は特別なことは話さなかった。だから詮索しなかった。
ほんの一時間余り…他人と話をして少し気がはれたのかも知れない。
悩みというものは解決した後に人に話せる場合がある。時には笑い話にさえなることもある。それと戦っている最中は不思議と話せないものだ。
「類は友を呼ぶ…」意地っ張りな私達には特にこの傾向がある(笑)。
極稀に、風の噂で友人の窮地を知ってしまうことがある。
そんな時も私達は「知っていたよ」とは言わないようにしている。「全然知らなかった」と…これが礼儀だと思うのだ。

別れ際、何かあったら連絡してね、とだけ伝えた。「私は何せこぶなしだから」と少しおどけて見せた。
「婆さんになったら、皆んなで温泉旅行に一週間行こう、って皆んなに言っといて!」
彼女は笑っていた。
皆んなで一週間の温泉旅行…後20年は先のことだろう…。
私達が本当に人生の辛酸を舐めるのは、ある意味これからだと思う(覚悟せよ!)。
20年後の温泉宿で…私達はいくつの笑い話を話せるだろうか。



2004年07月02日(金) ある離婚会見で思ったこと

「女らしく」とか「男らしく」という言葉がだんだん死語となってくるような気がする。
結婚式では感動して泣いている花婿にニコニコ笑っている花嫁。
会社では、いくらでも女性社員がいるのに、当番制になっているのか何だか知らないが、男性社員がお盆にコーヒーを乗せて客人に出す。
私は決して女らしいとは言えないが、いくら自分が忙しくても男性社員に客人にお茶を出させるなんてことはさせないぞ。
いくら男女平等とは言え自分がその場にいるのに、男性にそんなことさせては、その人に申し訳ないという次元でなく、兎に角自分が恥ずかしい。
こんな私は古い人間なのだろうか…?

今朝のある男性芸能人の離婚会見を見ていて思った。
離婚の理由は屁理屈を言っているようで、何だかよく分らなかった。
この元亭主、元女房に不倫をされた訳なのだが、その怒りの矛先がどうも女房ではなく相手の男性に向けられているようなのだ。
オレの方がいい男なのに、何で!?とプライドを傷つけられたのかもしれないが、この感情はとても女性的なそれに思えた。

相手の男が言った「火遊び」の一言に異常に反応し、法的手段も辞さないと鼻息荒く、自分の女房はまるで一方的な被害者のような口ぶり。
そもそも不倫なんてお互い様なんじゃないの?お互いに同意してやっている正に火遊びの何ものでもないんじゃないの?
「女優の○○○○」という人がどれほどの女優なのか知らないが、「侮辱された」って…少しズレていませんか?

怒りの対象は自分に恥をかかせた女房に向けられるのが健全であって、「バカヤロー!」と一発彼女を怒鳴ってそれでお終いにした方がよっぽど男らしい。
女だってそんな男の姿に何か感じるものではないのだろうか…?
余り騒ぎ立てず、どんと構えているその不倫相手の女房の方が不思議と雄雄しく見えてしまう。

この男女中庸化(?)現象、何だかんだ言ってもどうも女性側に都合よく働くらしい。
結婚式で涙を流し化粧が剥がれ落ちる心配をしなくて済むのだ。
会社でお茶を汲むために仕事を中断しなくても済むのだ。
そして、浮気をしても非難されることも家を追い出されることもないばかりか、反対に夫が自分のことを庇ってくれるのだ。
これは愉快だぞ。
何かしら女性にとって、とってもいい方向に時代は流れているようだ(笑)。



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