今日「ハムレット」のビデオと取りに友人宅へ出掛けた。 少しでも早く鑑賞したかったので、家には上がらず、すぐ帰って来るつもりでいたが、お昼を食べていけと強く請うので、まぁご主人も仕事で留守だと言うので(笑)ご馳走になることにした。
トントントントン・・…台所から野菜を切るリズミカルな心地よい音が聞える。 私はその音を聞いて感動した。 料理の腕前の話になると途端にトーンダウンする私だが、独身時代の彼女はもっと酷かった。 なにせりんごの皮を剥くこともままならなかったのだから。 まさかその彼女がこんなに見事な包丁さばきを見せてくれるとは!(笑) そのことを彼女に話すと 「やらなければならない状況になれば誰だって出来るようになるわよ〜。あなただって大丈夫♪」 彼女が言うと妙に説得力がある(笑) 彼女はグラタンを焼いてくれた。二人の子供達と一緒に頂いた。 具はお子様向けだったが、その味にまた感動。
結局4時過ぎ位まで彼女の家で過ごした。 彼女は晩婚であったため、子供がまだ小さい。 上の子がやっと今年幼稚園に入ったばかりだ。 やりたい事も思うように出来ない状態なのだろう。 だから私は聞き役に徹し、思う存分彼女に喋ってもらった。 子育てに怒涛の日々であっても、出来る限り暇を見つけ、本や新聞を読みあさり、情報収集は欠かさないとか。 焦ることはない。 子育てが一段落ついたら、またいくらでもやりたい事が出来るようになる。今はもうそう言う時代なのだ。 貴女なら大丈夫!絶対に出来る!
と言う訳で、やっと「ハムレット」を観ることが出来る。 さて、どのような映像になっているのか…? 楽しみ、楽しみ。
2004年04月27日(火) |
舞台「プワゾンの匂う女」 |
先週の土曜日、芸術座に舞台を観に行った。 私は帝劇には足を運ぶのだが、芸術座は初めてである。 芸術座の演目は敷居が高いと言うか、何と言うか…正直言えば、あまり食指が動かなかったのである。 では、何故観に行ったのか・・?それは今度お話しようと思う。
十朱幸代さん主演のサスペンス劇「プワゾンの匂う女」 叙情的な世界ではないので、理解し易い。文字通りサスペンス劇場である(笑)。 とは言っても、そこに巧妙なトリックがあるわけではなく、ひたすら人間の内面を描く心理サスペンスとでも言うのだろうか・・?
登場人物達は、煌いていた過ぎ去りし青春を引きずっている。 なかなか過去から決別出来ないのだ。 彼等は、私と同じような世代の人間達なのだが、あの青春の郷愁のような想いは、あまり共感出来なかった。 もちろん、青春時代の友人に会えば、懐かしく昔話をする時もあるが、現実には、今を生きることで精一杯というのが本音であると思う。
一番過去の呪縛から逃れられないでいるのが、十朱さん演じる二役の女性。 子供時代に自分の目の前で妹を亡くした痛みと、20年程前に恋人を亡くしたショックから未だに立ち直れないでいる。 とても繊細な女性なのだろう、彼女の姿を見ていたらやるせなくなった。本当にやるせなくなった…。 そしてその痛みを復讐という形で癒そうとするのだが、この姿も哀しかった。
十朱さんは本当に綺麗だった。あんな風に歳を重ねていけたら、私は他には何も望みません・・(笑)。 そして、やはり上手かった。 あれが何十年もあの世界に生き残り、そして主役を張っている女優さんの度量なのだ…とねじ伏せられた。 十朱さんの存在があまりにも強烈で、他の共演者達がかすんで見えてしまうのは致し方がないことなのだろう。
全く性格の正反対の女性二人を演じるのだが、その演じ分けを、これでもかっ!と言うほど、演っていた。(笑) 私は好きだが、人によっては付いていけないかもしれない。 時にコミカルに演じ客席の笑いを誘い(とても上品な笑いだ)、そしてクライマックスは、息をもつけぬ勢いで見せる。 その身体からは「私は女優〜」オーラが光輝いていた(笑)。 久しぶりにああいう女優を観た。
この作品で一番ずしっときた台詞。 十朱さんが演じる蘭子が藤真利子さん演じる由梨に言い放った言葉。 「どうして私があんたのことを好きになったか分る?あんたがフツーの女だから。あんたは自分ではフリーライターとか何とか言って、少しばかりすすんでいる女と思っているけど、あんたフツーの女。本当にフツーの女。」(←正確ではないかも) こういう発想は本当に女性特有のそれに思える。 相手を打ちのめす時に、男は「フツーの男」という言葉を選ぶだろうか…? 痛い事実を突きつけられ、打ちのめされている表情をしている由梨が印象に残っている。藤さんがとても上手かった。
衝撃な結末をむかえ、ラストに精神科医が由梨に向って言う。 「あなたは、過去をちゃんと決別しなければなりません。」 …はて、私はちゃんと過去と決別出来ているだろうか…? 自分では出来ているつもりでいるが、もしかしたら、過去を引きずるもう一人の私が、自分の中に潜んでいるのかも知れない…。
カーテンコールは十朱さん一人だけのカーテンコールだった(そこまでやるかっ!?)(笑) 私としては、出演者全員に拍手を贈りたかったのだが…。
昨日の夜は竜也くんのファンサイトでチャットがあり、そこでかなりの時間遊んでいた。 私は、一つのことやりながら同時に何か他のことを出来ない人間なので、竜也くんのラジオもBGM状態になっていた・・(汗) なので、まだ最終回の内容が分らない。 録音しておいて正解だった。今日の夜でも聴こう。
今日は友人と舞台を観に行く。 試験も終わり、久しぶりに休日遊べるっ!嬉しい、本当に嬉しい! このメリハリがたまらないのだ。
今年も我が家にツバメがやって来た。もう今年で4年目になる。 去年までは4月に入ってから姿を見せたが、今年は早くも3月後半にやって来た。 毎年思うのだが、あのツバメは同じつばめなのだろうか・・?それとも子供達がやって来るのだろうか・・? 同じ親ツバメだとしたら、わり合い長生き出来るものらしい。
これから8月の中旬位まで滞在するわけだが、ツバメがやって来ると、私の父は「ツバメパパ」になる。 ツバメの朝は早い。我が家のツバメは車庫の内側に巣を作っているのだが、うちの車庫は運悪くシャッターが付いてしまっているのだ。 そのシャッターを開けなければ、朝、ツバメ達は外に出ることが出来ない。 子ツバメの餌を取りに行くことが出来ないわけだ。 だからツバメパパは、子供達(親ツバメ)が、朝一番に仕事に出掛けることが出来るよう、朝4時に起きてシャッターを開ける(笑) たまに寝坊しようものなら、子供達は「早く開けろ〜!」とばかりピーピー鳴いて催促をする。 一日中餌を運び続けた子供達は、夕方6時半には戻り、夜7時には寝てしまう。 ツバメパパも朝の早起きが祟り、夜8時には寝てしまう。 まさに、ツバメと共に起き、ツバメと共に寝るのだ(笑)。 昼間、天敵の猫がやって来ると、子供達は物凄い勢いで騒ぐ。 まるで「パパ〜、追い払って〜っ!」と訴えているように。 ツバメパパは、颯爽と陛下に降り、猫を追っ払う。 こんな生活が約4ヶ月余り続くのだ。ご苦労様です…。
しかしツバメがやって来ると、やはり嬉しい。 縁起が良いとされている鳥だが、今のところ我が家の運気が特別上がったということはないようだ(笑)。 それでも何となく嬉しいのだ。 子ツバメ達は本当に可愛らしい。見ているだけで気持ちが和む。
今、母ツバメは卵を温めているようだ。 後1週間もすれば、卵から孵るだろう。 またあのクチバシの黄色い愛嬌のある姿を楽しむことが出来るのだ。
さて、今日は「新選組!」の日。 そして明日からはラジオで竜也くんの朗読を聞くことが出来る。 テープに録音し、永久保存版にするのだ。 さっきリハーサルをしっかり行ってみた。失敗は許されない。 …この分だと来週はこの日記も、「新選組!」に始まって、竜也くん一色になりそうですな・・(苦笑)
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本日の試験、一言で言えば、まぁまぁだった…と思う・・。 おそらく大丈夫だろう。 もし不合格だったら、自分で自分を思い存分笑ってやろう。
朝6時に起床。私の休日の朝は結構早い。 やりたい事が沢山あるので、もったいなくて寝ていられないのだ。 昔は休みと言えば昼近くまで寝ていた日があったが、今は飲んだ次の日でも、8時には起きる。
休日の朝はネットで始まる(笑)。 まず竜也くんのファンサイトをひと回りして、自分のHPに少し手を加えた。 それから大抵部屋の掃除や洗濯をするのだが、今日は蜷川さんの舞台「お気に召すまま」のカード先行発売日であったので、それに備えた。 気合を入れて臨んだが、あっさりと10分程度で繋がった。 こんな日もあるのね…。 人気がないのかなぁ・・?と懸念しつつも、びみょ〜うな席が取れて、まぁラッキー。 竜也くんの舞台のチケットも10分で繋がって欲しいものである。 彼の舞台のチケ取りは、まず午前中で終わったためしがない(泣)
「お好み焼きが食べたい。」と母が言うので、近所のお好み焼き屋で昼食を。 先週の土曜日もイタリアンを食べに行った。 女二人いるんだから、自分で作れよ!と自省しながらも、外食代好き母娘なのだ。 二人でお好み焼き2つ、もんじゃ1つ、焼きそば1つ、そして締め括りにあんこ玉まで注文してしまった…。 少し食べ過ぎやしないか・・? 特に最後のあんこ玉はきいた。
お好み焼きと言えば、去年阪神タイガース優勝の盛り上がりをこの身で感じたくて、大阪に旅行した。 観光客の多分に漏れず、名物のお好み焼きを食べた。 私達が入った店は、絶対に客にお好み焼きを焼かせなかったのだ(笑)。 「こちらが全てやりますので、そのまま待っていて下さい。」(もちろんこれを大阪弁で言ったのよん)と釘を刺され、私達はおあずけを喰らった子供みたいに、鉄板の上のお好み焼きを眺めていた。
まず、かき混ぜ方が関東と違うのだ。 私達はこれでもかっ!と言うほど、よ〜くかき混ぜる。 彼等はさっとしか混ぜず、まず具を先に鉄板に乗せ、後から生地を上にかけていた。(ようだった・・。) 表面がぷつぷつとしてきたら、返すまでは同じ。 ここからが少し違ってくるのだ。 1回返した後、関東の人間は表面を押すのだ(笑)。手持ち無沙汰もあって、何度も何度も押す。 最近は押してはいけないと関東人も気付き始めたので、皆やらなくなった方だが、それでも押す奴は押す。 彼等はやはり押さなかった。その代わりに焼き具合を何度も確認に来る。 そして「今だ!」と思った時返す。それで出来上がり! 文字通り、表面はさくさく、中はとろ〜りの絶品のお好み焼きだ。 「美味しい!」と言うよりは「美味いっ!」と言った方がしっくりくる味だった。 この「今」が分らない…。 今日も我慢して押さずに焼いてみたが、やはりあの大阪のお好み焼きの足元にも及ばなかった…。
帰宅してからは、明日の試験に備えて勉強。 結局今日まで、試験範囲の半分位しか進まなかった・・。 少し始めたのが遅すぎたか? でも、もうこのままいくしかないだろう。手の付けられなかったところが出題されたら、それでアウト! まぁ落ちても、また次があるさぁ〜。 と、自分にひたすら言い聞かせる私であった…。
先日、ある会社の人と一緒に昼食をとった。接待などに好んで使われる日本料理店の人だ。 夜は着物を着た女性の店員が殆んどであるが、昼のランチ時には、その趣ががらっと変わる。 半纏を着た若い男性店員が颯爽と店内を歩いている…らしい。 その店はオフィス街に店舗を構えているのだが、たとえランチといえども、お値段が少々張るので、サラリーマンやOLは滅多に行かない(笑)。 客の殆んどは、散策がてらにやってくる主婦なのである。 それも、ヤングミセスではなく、中高年のご婦人達が多いのだ。
その人が言うには、採用基準の優先順位が一昔前とは随分と変わったらしい。 昔は兎に角清潔感が重視されたそうだ。そして給仕としての能力が次にくるポイントだったとか。 しかし今は、何を置いても「いい男」であるかとが最優先されるらしい。 給仕の素質などは、もう殆んどどうでもいいことなのだと言う。 面接時には、女性の担当者が同席し、彼女等の意見に重きをおく。 その「いい男」の条件には、もちろん清潔感や明るさというのも入ってるわけであるが、正に彼女等のお眼鏡にかなった筋金入りの「いい男達」なのだ。 イタリアンやフレンチの世界に、こう言ったイケメン嗜好の傾向があるのは知っていたが、老舗の日本料理店にまでこの流れが押し寄せていることは以外だった。
一緒にいた上司は「何か理不尽ですなぁ・・」と少し不満げな様子。 な〜にをおっしゃいますか。 そんな理不尽な仕打ち、女性は太古の昔から受けてきたのですぞ。 「○○銀行の窓口の女の子は可愛いけど、○○の方はだめ。」 「どうせ寄越すんだったら、可愛いのを寄越せばいい。」 などなど・・挙げていたらキリがないが、そんな話を女子社員の前ではばからずしていたのは何処の誰でしたっけ? これが時流と言うものなのですよ、おとうさん(笑)
この風潮は、もしかしたら職人の世界にまで拡がるかもしれない。 ずら〜っとイケメンの若い寿司職人が、カウンターに並んで寿司をにぎっている…なんて光景が銀座辺りで見られる日がくるかもしれないな…。
2004年04月13日(火) |
「ムーンライト・ジェリーフィッシュ」記事 |
今朝、ぐうたらぐうたら仕度をしていたら、テレビから「俳優、藤原竜也さんの・・」という男性アナウンサーの声が耳に飛び込んできた。 「!」瞬時に画面に目を向けたら、「ムーンライト・ジェリーフィッシュ」の話題であった。 兎に角私は「ふじわら」とか「たつや」だとかいう言葉には異常に反応するのだ。
やっと正式に出たか…。去年からこの映画が今年に公開されることは皆知っていた。 しかし製作側の都合でFCの方でも詳しくは教えられないとのことだった。 なぜそんなにもったいぶる必要があるのか、と正直訝しげに思った。 これで期待を外したら、その分嫌な物が降りかかってくることになる。
ポスターの撮影が行われたとか。 その写真を最初見た時、柔道着を着ているのかと思ってしまった。 弟役の子のズボンの上からはみ出している黒いパンツが、ちょうど黒帯に見えたからだ(笑)。 二人とも白のシャツに白のパンツだったのね・・。 難病の弟を養うために暴力団に入った役どころで、主なテーマは兄弟愛を描くことなのだろうか? だとしたら「白」はそんな二人のピュアな愛を象徴したものなのかもしれない。
竜也くんというと、私の記憶にある限り「弟役」ばかりだったと思う。少なくとも今まで私が鑑賞したものはそうだった。 始めてのお兄さん役だ。 今のところ、一番の私の楽しみは「兄」を演じる竜也くんかな。 本人は「やくざの雰囲気が出せていない・・」と反省しているが、いやいや、謙遜しているだけかも知れない。 証拠に最後は「力作です。」と言っている。 「今は強烈に映画がやりたいです。」・・って、また映画の話でも入っているのか?? などと書いているうちに、物凄く楽しみになってきてしまった。
ポスターの撮影時、弟役の木村了君を30回以上抱き上げたというが、これはかなり大変だったのではないかと思う。 いくら相手が15歳の少年とはいえ、かなりの重量だろう。 花嫁を抱き上げる花婿でさえ、フラフラになっている時があるのだから(笑)
ところでこの写真・・見ようによっては少し怪しげではないか・・? ストーリーの事前情報を全く知らない人が見たら、中には善からぬ勘違いをする不届者もいるかもしれない…。
公開は8月7日だということだ。 はて、舞台挨拶は行われるのだろうか? もし竜也くんが来ることになったら、これは絶対に行かなくては!
今日は祖母の3回忌の法事があった。 実は昨日までそのことをすっかり忘れていた。(ごめんなさい、お婆ちゃん…)
久しぶりに母方の親戚一同と会った。 話が弾んだ。 法事で楽しかったと言うのは不謹慎かもしれないが、楽しかった。 まぁ祖母は91歳で天寿を全うしたので、これも許してくれるだろう。
子供の頃は頻繁に従兄弟達とも会っていたが、成長するうちにそれもなくなった。 皆んなそれぞれ足枷を持っている。子供の頃のようにはいかないのだ。 会えば自然と子供時代の思い出話になってしまう。不思議と昔のことはよく覚えているものだ。 こんな時「年をとったなぁ…」としみじみ思う。 今度は何時会えるのだろうか…?と少しセンチな気持ちになったが、それも今日でお終い。 私の祖母は生粋の江戸っ子だった。何よりも粋に生きることにこだわった人だった。 だから私も明日からまた元気に行こう!私がもし91歳まで生きるとしたら、まだ半分も生きていないのだ。
◎イラク、邦人拘束 イラク在中の日本人3人が拘束された。 自衛隊のイラクからの撤退を求めたものだ。 自衛隊はイラク復興の支援の名目で派遣された。 どうして分ってくれなのか?と言っても、向こうにしてみれば、余計なお世話といった感があるのかも知れない。
そもそも今回の派遣は、どうしてもイラク復興に役立ちたい!と言う情熱から出たものではなく、為政者達が、あっちの顔色を伺い、こっちの顔色を伺いして、渋々派遣させたものである。 そこに利害が見え見えなのだ。本音を言えば、一部を除けば、あの人達も自衛隊なんぞ派遣したくなかったのではないだろうか?
でもあの3人の人達は違う。純粋にイラクの人達の手助けをしたいという情熱があった。 特にあの中に18歳の若者がいる。ワールドワイドで物事を見れる、これからの社会を担っていく若者なのだ。 彼の家族の気持ちを想像すると、胸が痛む…。
政府は「撤退は考えていない。」と表明している。 わかる。その気持ちは本当にわかる。これに屈したら暴力に屈することになるからだ。 しかしそれでも私は、今回はとりあえず今は撤退して欲しい。 そしてそれがどんなに現実離れしていようとも、短絡な考えだとしても、相手が納得するまで粘り強く対話して欲しい。 それからもう一度復興の手助けをする…そういう訳にはいかないのだろうか…?
◎男泣き!・・・何だかなぁ・・大鶴義丹さん 何時から日本の男性は、あんなに涙もろくなったのだろう。 ヨリを戻して〜と涙で訴えるのは女性の専売特許ではなかったのか? まぁおそらく子供を思う気持ちの方が強いのだろう。 しかし・・「マーちゃん、許して!」とばかり公の場で涙を流す息子を見て、彼のお母さんは余りの情けなさに歯ぎしりしたのではないか?(苦笑) あんなに恥をさらしてまでも、お願いしているのだ。(笑) 「今回は許してあげたら?・・マルシアさん」と、つい思ってしまう私は、甘いのか〜?
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●竜也くん雑誌「潮」 諦めていた「潮」が思いがけず手に入った。 1ページしか載っていなかったが、嬉しかった。 写真は授賞式の時のものだが、口元は微かに微笑み、目元は微かにキリリ!気に入ってしまった。
記事の内容は竜也くんの紹介みたいなもので(特に「ハムレット」のこと)、特別新しいものではない。 でも最後の結びの言葉「沖田総司といば「藤原竜也」と言われる時代が来るかもしれない。」 これには、納得!!
今日は嫌な奴の相手をしていたので、 血圧がかなり上がっていたのではないか。 もう一枚竜也くんの写真を用意しようか…。
「ちょっと、おっさん!あんたに力があるんじゃないのよ。あんたの勤める会社に力があるのよ。そこんとこ勘違いしないでね〜!」
竜也くんが沖田総司を演じているので読んでみた。 長い物語であったが、中弛みもなく、最後まで飽きさせなかった。
この小説は土方歳三を主人公に持ってきている。 思った通り、新選組を魅力的に描くためには土方を主人公にした方が面白い。 土方という破天荒な一人の隊士の魅力がそのまま新鮮組の魅力になっていると思うからだ。 反対にこの小説の中の近藤勇は、祭り上げられた裸の王様という感さえある(←少し言い過ぎかもしれないが)。 私は女だが、この中で描かれている土方の生き方は理想だ。 世間からは冷遇され、汚名を着せられるかもしれないが、自分の信念を臨終まで貫く人生はやはり素晴らしい。
沖田総司の話。 実はこの「燃えよ剣」を読む前に、「沖田総司〜六月は真紅の薔薇〜」という小説も読んだ。 後者は沖田を主人公にしているので、どうしても物語が浅くなってしまう。 やはり沖田も新選組あっての人物であるので、尻切れトンボという感が否めなかった。 沖田の人物像も「燃えよ・・」で描かれている方がより沖田らしい。(これはとても主観的なことなのだが・・) 「六月は・・」の沖田は好青年過ぎた。人間としても既に完成されており、死についても悟りの境地まで達してしまっている。 私には違和感があった。 「燃えよ・・」の沖田は人間臭い。 沖田が初めて人を斬りに行くところで、その緊張の余りもよおしてしまい、土方と一緒に野○○(←汚い言葉なのではっきりとは書きません)をする場面などは、電車の中で思わず笑ってしまいそうになった。
今の私は沖田総司=藤原竜也なので、この本の中で「沖田は「うん」と可愛らしい顎で頷いた」だとか「可愛い唇でにこにこ笑っている」なんていう文を読んでしまうと、もう堪らなくなってしまうのだ(笑) 特に沖田の臨終間近の、姉みつとの場面は最高だった。不覚にも涙が出そうになってしまった。
この小説を読んでいて不思議な現象が起きた。 沖田はもちろん竜也くんの顔が脳裏に浮かび、頭のスクリーンで竜也くんが笑ったり、喋ったりしているのだが(本当に彼の声まで聞えた気がした)、土方と近藤は山本耕二さんと香取慎吾さんの顔は浮かんで来なかった。 土方の顔は、もう何年前、いや十年以上前になると思うが、近藤正臣さんが土方を演じたことがあるのだが(たぶん「白虎隊」というスペシャルドラマだったと思う)、その何十年前の若い近藤さんの顔が浮かんで来るのだ。 そして近藤勇などは、実在のあの近藤の写真の顔が離れず、その写真を頼りに自分で近藤の笑顔や怒り顔を想像し勝手に創っていた。 なんなんだろう・・これは…。
そして私は飽きもせず「新鮮組血風録」を買ってしまった…。 もう新選組関連の小説はこれで最後にしよう。きりがない。 読みたい本がまだ沢山あるのだ。それらは長らく机に積まれたままになっている。 どうも私は、新鮮組の物語を楽しむと言うよりは、文字の世界に現れる竜也くんに会いに行っているという感じがする。 こうなると竜也病もかなり重症だ…。はて、どうしたものか…。
◎テコンドー協会の勘違いな人達 テコンドーのメダリストである岡本選手のオリンピック出場が危ぶまれている。 彼女に非がある訳ではない。協会の内紛だと言うのだ。 元元一つであった団体が、何らかの意見の相違で二つに分裂したらしい。 分裂するほどの規模がその協会にあったことにまず驚いた。
テコンドーなるスポーツを私は彼女がメダルを獲得するまで知らなかった。そう言う人・・私だけではないのではないか…? 陸上や水泳などというメジャーなスポーツではなく、マイナー中のマイナースポーツだと思うのだが…。 この事実、認識していますか?協会の二人の代表の方達。 あんな小さな世界のお山の大将になることよりも、まずテコンドーを普及していくのが先決でしょう。 ある意味皮肉にも今回の騒動で今のところ世間の注目を集めているのだが、殆んどの外部の人間は、あまりのくだらなさに冷笑しているのではないだろうか・・? 恥さらしもいいとこである。本当に頭のいい奴は、2番手になることを選ぶものだよ。
気の毒なのは岡本選手である。今回のオリンピック出場枠は言わば彼女が獲ってきたのだ。 もしこれで彼女が出場出来なくなったら、あの叔父さん達も結局青くなるはめになるだろう。 今のうちですぞ。
◎出川さん、おめでとう! 「抱かれたくない男」No.1の出川哲朗さんが婚約を発表した。 お相手は10歳以上も年下で、とても可愛らしい人だ。 私は彼に好意も嫌悪も感じていた訳ではないが、彼のような人が結婚するとなると何故か嬉しい(笑) 何となく一発逆転ホームランのような爽快さがある。 彼はああいうキャラクターで売っていたので、仕事上は「抱かれたくない男No.1」という不名誉な事実をも逆手に取っていた感がある。 しかし本当のところ、一人の素の男としてはどうだったのだろう? 家族だっているのだ。あまりいい気持ちではなかったのではないだろうか。
「世のモテナイ男に勇気を与えた。」と、ある男性アナウンサーが言っていたが、この言葉を真に受け、その気になって無謀な戦いを仕掛けたら、恐らく殆んどが玉砕されるだろう。 何だかんだ言っても、やはり出川さんは違う。今の若い女性のそこら辺ことは本当にシビアなのだ。
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