2007年06月28日(木) |
こんな落としもの見つけたので… |
さて、ウォーキングをしていると、もちろん、 落としものにだって出合う。 今までもいろいろと出合ってきたし、 私も汗拭きようのハンドタオルを何枚も 落としているが、今日の落としものは、
「こんなものを落として大丈夫か…」
と思った落としもの紹介である。
まずは、これだ。
道の真ん中にポツンと落ちていた。
なんだ? 何が落ちている?
そう思って、大急ぎで近寄ってみると、 どうやら、幼稚園か小学校低学年の スポーツ用短パンのようだった。 こんな感じで落ちていた。
名前が書いてあって、どうやら こゆきちゃんという女の子のものであるとわかった。
ふーむ… こゆきちゃん、落としちゃったか? 手提げバックかなにかから。 それか、お母さんの自転車に乗っていて、 荷物入れから落ちちゃったか…
しかし…大胆な落ち方だね… まるで、ここで着替えたかのようだね。 ともかく… とても元気のいい落ち方だった。
私は、ゴミを払い落とし、形を整えて、 そして、探しに来ることを願って、この短パンを、 近くの植木鉢にみつかりやすいように、 こんなふうに置いてみた。
こゆきちゃんが、 探しに来てくれるといいね、 短パンにそう声をかけた。
次はこれだ。
見ればわかるが、 ベルトだ。
よくみれば、まだしっかりした 立派な男性用ベルトである。 なぜ、こんなところに落ちているのか。
もしかして、歩いている間に、 スルリと落としたのだろうか… (そんなわけはないな)
「ああ、キツイなぁ、メタボかな、 こんなベルトは使えない」 などと、ここでベルトをはずしたのか? (なぜ、ここではずすか)
ここは、決してゴミの集積場所ではないが、 ここで、買ってきた新しいベルトと交換したのか? (何もここで取り替えなくてもな)
さまざまな疑問を感じさせるような、 ベルトだった。
このままこんなふうに落ちていたら、 みんなも疑問に思うかもしれないし、 ベルトも気の毒なので、こんなふうに壁にかけてきた。 (壁にかけてあっても疑問は残るが…)
もしかして、 「ベルト落としちゃったよ」 と持ち主が探しにくるかもしれないし、 他の人が、 「おっ、立派なベルトだね」 などと見つけて、使ってくれるかもしれないし。 だって、しっかりしたベルトだからね。 また、使ってもらえるといいね、 と、ベルトに声をかけた。
さて、最後はこれだ。
道の真ん中に落ちていた。
なんだ? なんだ?
近寄ってみたら、 ラーメン屋さんの看板だった。
この日は、風が強かったので、 風に煽られたのかもしれない。 それか、道ばたの真ん中に置くという、 新手の広告か?
しかし、こんな道の真ん中にあると 邪魔だし、危険だ、と思い、この看板をよけようと、 持ち上げたら、木枠なので、かなり重かった。 私の手には負えない、とわかった。
もし、こんな看板が、風に煽られて飛んだとしたら、 ちゃんと取り付けておいてもらわないと、そうとう危ない。 今年は、そうでなくても風の強い日が多い。 きっちりと取り付けてもらわないと…ね。
そこで、私は、この看板の店に行き、 こう話してみた。
「道の真ん中に、 看板が落ちてるんですけど。 何か意味があるんですか? それとも風で飛んだんでしょうか? ちょっと危ないと思いますが…」
すると、ラーメン屋さんは大あわてで、 この重い看板を持ち上げて店の中に入れた。 そして、
「風で、吹き飛んだようです… すいません」
と、私に謝った。 私に謝られてもね。
後日、この道を通ったら、 看板は、アルミフレームの軽い感じの新しい看板に 替えられ、しっかりと取り付けられていた。 よかった、よかった。
そんなわけで、今日は、 道ばたで見つけた落としものたちでした。 そうそう、短パンとベルトは、後日確認したら、 なくなってました。 どうなったんでしょうね…
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2007年06月27日(水) |
悔しいから、徹底抗戦してやるぞ! |
今日は、またまたゴミの話しだ。 でも、ただのゴミの話しではない。
「誰だ、こんなことをするのはっ!! 良心というものがないのかっ!! どんな神経してるんだっ!!」
と、心から怒りでいっぱいになり、 かつまた悲しくなってしまった、ゴミの話しだ。
さて、そんなぷりぷりの、 気を取り直して。
ウォーキングコースの1つに、ゴミがいつも棄てられ、 とても気になっている場所があった。 こんなふうに、ゴミが棄てられているのだ。 まさに、「割れ窓理論」の通り、 ゴミがゴミを呼んでしまっているという感じだ。 ほらね。
この場所は、大きな通りの四つ角にあり、その角のいっかくに、 ちょっとしたスペースがとられ、木々が植えられ、 すがすがしいグリーンのある空間になっている。 本来なら、気持ちがいい場所であるはずなのだ。 ところがこの場所のあちこちに、ゴミを棄てていく人がいるのだ。 (自転車もゴミね)
いったい、誰だ、 ゴミを棄てるのは!!
と、もちろん、このときも私は思っていた。 そして、いつも、この場所が気になっていた。 目立つところだし、学生がいっぱい通るので、 環境が悪いのはよくないし、 このままでは、どんどんゴミが増えていくと 思っていたからだ。
そこで…、そう… ゴミのことなら、新宿区環境係と思い、 いつものように環境係に電話をして、 この実態を話してみることにした。 しかし、電話すると、この道は、都道だということで、 都の環境係に電話をしてくれと言われた。 (いつも、都道か区道かわからなくてたらい回しに合う)
で、ぷりぷりとしながらも、 もちろん、都の環境係に電話を入れた。 そして、ここでまたゴミの状況を話した。
すると、意外や、 都の担当者が、なんと、 現場をチェックしてくれると言う。 そして、その結果によって、 しかるべき対処をすると、 約束してくれたのだ。
おおっ、 これはいいね。 やってくれそうな人だ、 と私は心強く思った。 私は大いに期待した。
すると、その1ヶ月後… ほら、本当に、 ゴミが取り除かれたのだ。
わーい、やったぁ… あのゴミが消えているぞ。 私はとても嬉しくなった。
しかし…ご覧のように、 次のゴミがすでに置かれているけどね。 でも、ともかく、あの大ゴミはすっきりと なくなっていた。
そして、先日。
ウォーキングの途中でこの場所を通ると、 今度は、草刈りがなされかなりすっきりとなっていた。 もちろん、ゴミもなくなっていた。
おおっ、思いっきり、 さっぱりしたね…。 いいね、いいね。
あの、都の環境係の人が手配してくれたのか、 このあたりのボランティアでやってくれたのかは、 わからないが、ともかく小ぎれいになっていたのだ。 この方が、虫もでないし、いいね。 私は嬉しくなってぐるりとこの周りを回ってみた。
次の瞬間、 怒りでいっぱいになったのだ。 許せない!!
このすっきりスペースに、 すでにゴミが 乱雑に棄てられていたのだ! せっかくきれいにしたところに、だ。
本当に怒りでいっぱいになった。 棄てられていたものは、こんなものだ。 「中国書法正傅」と書いてある本のようなものとか 一般ゴミとかだ。
いったい誰が棄てるのか… なんで、こんな場所に棄てるのか… もう呆然である。 がっくりときた…
怒りを通り越して、悲しくなってきてしまう。 私はすっかりことばをなくしてしまった… みんながきれいにしようとしているのに…
あまりに悔しいので、このゴミを今度、 自転車で取りに行ってきれいにしようと思う。 そして、 よぉしっ、この場所をきれいに保つために戦おう、 徹底抗戦だ、などと妙に張り切って、 思ってしまったのだった…
つまり、ここのゴミとの戦いは、 今しばらく続きそうだということですね。 ああ、悔しい。
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2007年06月26日(火) |
ふむ、この店の名前は…こう読むのね |
さて、昨日からの続きで、 食べ物屋さんの店名の話しである。 今日は、日本食系で、日本的な店名で、 どちらかというと、
「ふむふむ、こう読むのね…」
などと思った店名で、 私が立ち止まって、独り言を言った店名だ。 ちょっと戸惑った店名ね。
最初は、この店名だ。
「百百(もも)」
遠くからみたら、
「あらら、何てかいてあるのぉ?」
と思ってしまったのだった。 眉毛の濃い人が、涙をたらしているような、 顔みたい見えたのだ。
私は、よみがながなかったから、きっと
「ひゃくひゃくだって、うひゃひゃ」
などと、言ったに違いない。 そんな字体だしね。 そうそう、これは、小さなバーの名前ね。 百百子さんがやってるのかな…
で、「百百(もも)」ときたら、 今度は、これである。
立飲み処 「兎兎(とと)」
これも、よみがながなかったら、
「おっ、ぴょんぴょんと読むのか?」
などと、勝手に読み方を考えたかもしれない。 まっ、立飲み処でぴょんぴょんはないと思うが。
店の中に、 兎二匹のアイドル置物でも置いてあるのか… なぜ、こんな名前なのか、 ちょっと店主に聞いてみたい気がした。
さて、次に、おやっと思ったのは、 この店名だ。
やきとり 「うがちゃん」
最初に、見たときには、 「うがちゃん」と読んだのに、 近づいて、じっーと見ていたら、 もしかしたら、「らがちゃん」かも… などと思ってしまった。
「うがちゃん」だよね、 などと、思いつつ、らがちゃんかも、 などと疑問に思い、ちょうど、店から顔を出した、 お姉さんに聞いてみた。
「あの〜、うですか、らですか?」 「う、です。うがちゃんです。」
と教えてくれた。 そうだよね… ああ、まぬけな質問をした。 でも、間違える人もいると思うな。
しかし、この店、帰ってきてから調べたら、 タレントの「ウガンダ・トラ」さん経営の 店だとわかった。
だから、「うがちゃん」なのね、 なるほどね、わかりやすい。 (詳細はコチラから→「うがちゃん」)
余談だが… そして全く、私の勝手な意見だが、 私は、やきとりは、「うがちゃん」より、 うがちゃんの近所にあった、 この店のほうがおいしそうな店名に思えた。
やきとり 「吾作」
なんとなく、しっくりくる。 なんとなく、おいしそうだ。 とくに、つくね、なんてね。 などと、勝手に思ってしまった。
たぶん、やきとりを食べに入るなら、 「吾作」に入るな…と思った。 もちろん、私はどちらの店にも 入ったことがないので、店名イメージだけで、 何の理由もない。 うがちゃん、ごめん。
というわけで、私が、見つけては、 ぶつぶつと独り言を言った店名たちでした。 街には、いっぱい謎な店名があふれています。 今回は飲食系でしたが、 そのうち、物販系も紹介する予定です。
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2007年06月25日(月) |
おっ、食べ物屋さんとは思えないような店名だね… |
毎日ウォーキングをしていると、 いろんなものを見つけるが、今日は、
「おっ、なんだか、 食べ物屋さんとは思えないような店名だね…」
などと、立ち止まってしまった店名紹介だ。 あるんですよね… ちょっと感覚が合わないような店名。 もちろん、私の感覚に合わないだけなのだが、 そのたびに、ついつい立ち止まってしまうのだ。
まずは、この店だ。
本格派炭火焼き 「ホルモン商事」
見逃せば見逃せる店名だったが、
「部長、まっ、いっぱいどうぞ…」 「おっ、そうかそうか…○○くんもいっぱい やりたまえ」
ホルモンを食べながら、そんな声が、 聞こえてきそうな店名だと思いエントリーした。 恵比寿ビールも置いているしね。(関係ないか) さらに、こんな声も聞こえてくるような気がした。
「おとうさんっ、 がんばってもらわなくちゃ、 困るのよ」
理由はないけどね。
どうやら、この店名の店は都内何カ所かにあるようだが、 べつにチェーン店という感じでもないようだ。 (事実はわからない) でも、どうやら、安価らしい。 おすすめは、「おすすめは、骨付豚カルビキムチ鍋」だって。 (詳細はコチラから→「ホルモン商事」)
次は、この店名だ。
韓国家庭料理 焼肉「土地」
「大地」とか「大陸」なら、なんとなく、 腑に落ちるような気もするけど、 「土地」だ。
電話がかかってくると、
「はい、土地です」
なんて答えるのだ(当然だ) なんだかね…
しかし、もちろん、店は店名ではない。 調べてみたら、おばちゃん1人で厨房を切り盛りし、 安くて、おいしくて、ボリュームたっぷりと 三拍子そろったお店らしいのだ。 それに、チーズチヂミがおいしいらしい。
この土地に、どっしりと根をおろした店という 意味なのかも知れない。
今度行ってみてもいいかもと思った。 (情報はコチラから→「土地」)
さて、次は、この店だ。
中華「パンダ」
正直、もやもやとした違和感を感じた。 パンダ…いいのか、こんなところにいて、 食べ物屋の名前として使っていいのか… 日本にはなじまないのではないか… などと、気になった。
しかも、はではでの店頭、看板のパンダのイラストなど、 ただものではないという感じを醸し出している…
そして、パンダといえば中国だし、 純粋な中華屋さんかと思いきや、 ランチには、担々麺や、中華丼、チャーハンと並び、 こんなメニューもある。
「パンダカレー」だ。 (pandakare)
どんなカレーなんですかね。 別にパンダの顔をしているカレーでもないようだ。 何が入っているんですかね… しかも500円と安い。
写真をみると、どうやら、 カレーの中に春巻きが入り込み、コロッケ、揚げ物が、 ついているようだ。 おいしいんですかね…パンダカレー。
どうやら、いろんなメニューにも取り組んでいるようだ。 何かと頑張っているのだね、「中華 パンダ」 (この店に関するサイトはありませんでした)
食べ物屋さんの店名は、 「おいしさを感じさせるようなもの」にしていると、 勝手に思い込んでいたが、こうしてみると、 もちろん、私から見るとだが、 意外性で売り出している店名もあることがわかった。
「ふむふむ、なるほどね…」
などと、1人で納得して帰ってきたのでした。 明日は、日本系店名を紹介します。 これまた、あるんですよね、ひねったのがね。
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2007年06月24日(日) |
「日本生活協同組合連合会」に直接電話してみた。 |
大きなニュースになっている食品加工卸会社 「ミートホープ」偽牛ミンチ事件で、 すっかりとばっちりをくらった形の生協だが、 先日も書いたように、私は、 この事件の渦中にある冷凍牛肉コロッケではないが、 生協の牛肉コロッケと、メンチなどは、よく利用していた。 (結構、好きだったのだ)
こんな問題が起これば、どうしたって、 今食べているコロッケやメンチの中身が気になる。 今までは全然気にもしていなかったけど、 いきなり、気になってくる… 本当に、ちゃんとしたお肉なのかどうか、 どうしたって気になる。
そこで、店であれこれと聞いてみたのだが、 店では、どうもハッキリしたことがわからなかった。
「本当に大丈夫なのか、 今売られているこのコロッケたち。 そしてメンチはどうなのか?」
その思いが残ったので、大元の 「日本生活協同組合連合会」に 直接電話して聞いてみることにした。 真実に迫りたいときには…、 大元に限るしね。
そこで、ホームページにあった、お問合せ電話番号に、 さっそく電話をしてみることにした。 今回の問題で、大混みで、電話が通じないかと思いきや、 電話はすぐにつながって、男性の担当者が出た。 そこで、さっそく聞いてみた。
「冷凍コロッケは、もう店頭撤去になってますが、 今まだ売られているコロッケやメンチの中身は 大丈夫なんですか?よく利用しているのですが…」
「はい、大丈夫だと思いますが、現在、 冷凍コロッケの方の検査に手一杯で、 他の会社のコロッケなどには、手が回らない状態です。 ただ、すべて通常の検査を通ったものですので、 安全であることは、間違いないです。」
「でも、今回は、肉の種類を見逃していたんですよね?」
「はい、その通りです。実は、この検査の中には、 肉の種類の検査は入っておらず、通常の検査では、 ○抗生物質(農薬など)混入の有無 ○細菌、微生物の有無 ○栄養成分 ○添加物 などを調べるのです。 なので、見逃してしまったのです。」
「つまり、食品上安心だけれど、肉の中身は、 わからないということですよね?」
「はい、そうなります。いずれ、全部の商品を検査する 予定になっていますが、今は、できない状態です」
ということで、食品として安全であるということはわかった。 しかし、肉の中身については、まだ、検査されておらず、 そこは、他の会社では、今回のように偽装肉を 使ってないという前提に立っているということだった。 そして、この偽装冷凍コロッケ問題が一段落したら、 他の商品も調べる予定だと言うのだ。
しかし… ふと、疑問に思った。
「でも、これから調べるとなると、 今までは偽装肉を使っていたのに、あわてて、 正しい肉にするというところもあるのではないですか?」
「それは、大丈夫です。 それ以前の原材料について書かれていたものが資料として 残っているので、これらの書類も調べますから。」
私はこれを聞いて、 かなりビックリしてしまった。 使った原材料を書いた資料が残っており、 それには、使われている肉の種類が ちゃんと記載されているらしいのだ。
「じゃ、今回の偽装ミンチも原材料資料が 残っているのですか?」
「はい、残っています。 今回は、この原材料資料を見落としていた、 ということも生協の問題としてあるのです。 それで、どのような原材料記載になっているのか、 これからすべて見直し作業するのです」
どうやら、今回生協は2つのミスがあったようだ。 1.肉の種類を実物での検査で見ていなかった。 2.原材料資料にちゃんと目を通していなかった。
「今後は、その原材料記載がどう記載されていて、 それがどこで書かれていて、どこに見落としするような、 流れがあったかなども、調査していくようです。」
「でも、その記載に嘘の原材料が書かれていれば、 結局わからないのではないですか?」
「なので、その先の先まで調べることになったので、 警察が入り、調査が行われることになったのです。 どこがどう関与しているのか、どこまでこの事実を 知っていたかなどですね。」
「なるほど…でもそんなわけで、今は、 偽装冷凍コロッケのことで手一杯で、 他のコロッケはわからないということですね」
「はい、申し訳ありませんが、そうなります。 今のところ、こちらとしては、取引先を、 その製品を信じるしか…ないんです…」
ということで、少し、今回のコロッケ検査の実態と、 生協のこれからの取り組みがわかったような気がした。
そして、他のコロッケやメンチや、 その他の肉が入った加工品については、 食品としては安全であるが、 しかし、その中身の品質については、現時点では、 加工製造元会社の申告を信用するしかないのだと いうこともわかった。
結局、私たち消費者は、書いてある表示、 売っている会社、その後ろにいる加工製造元、 さらには、その先にいる原材料生産者のことを 信じるしかないのだ。 そして、いったん、この信頼感が崩れると、 何を信じていいのかわからなくなる…
しかし、このような問題が起こってはじめて、 もっと厳格な規定ができたり、検査が行われ、 食は安全になっていく…と思いたい。 こんなことが起こらなくてもそうして欲しいと思うが…
今回の問題が、氷山の一角でないことを望みたいが、 しばらく前の不二家といい、もっと前の雪印といい、 どうやら、食品関係は、まだまだ闇の部分がありそうだと、 なんとなく思いたくなるような問題だった。 もっと、自分たちの製品に愛着と誇りをもって 製造して欲しいと、心から思った。
今回の問題を受けて… 当分、コロッケとメンチはやめとくか、 肉のことは考えず、大らかな気持ちで買うか、 自分で作るしかないと思ったしだい。
しかし、まっ、大らかな気持ちでいきますかね。 コロッケもメンチも好きだしね。 パンにはさんで食べるの好きだし… でも…当分はちょっと神経質になりそうです。
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2007年06月21日(木) |
生協、偽「牛ミンチ」コロッケ事件の話 |
今日は、ここ2,3日、かなり大きな問題になっている 「北海道苫小牧市の食品加工卸会社ミートホープ 偽「牛ミンチ」出荷」で、とばっちりを受けている、 生協のコロッケの話です。
私はよく生協を利用しているので、 生協で売っている牛肉コロッケもよく食べている。 この事件を聞いて、
「えっ〜、いつも食べてるあのコロッケだ。 つい最近も食べたばかりだよぉ〜」
などと、思いだし、この問題が、公になった次の日、 いちばん近くにある生協に行ってみた。 どんな対処がされているか見たかったし、 何か張り紙でも出ているのかと思ったしね。 生協に入り、一目散に総菜売場に行ってみた。
すると…
なんと…
私がいつも買っていた 牛肉コロッケが、 いつも通りに 売られているではないか。
えっ、これ大丈夫なの? このコロッケじゃないの?
「十勝ほっかりコロッケ(牛肉)」100円だ。 そこで、若い店員に尋ねてみた。
「このコロッケじゃないの? 今、大きなニュースになってるの?」
すると、この若い店員は、たどたどしい日本語で、
「ニュース?チラシにノッテル商品のコトデスカ?」
などと言う。 私は、あ、聞く人を間違えたらしいと思ったが、 ちゃんとしたことを聞きたかったので、
「ううん、テレビでやってるニュースのこと。 あのね、コロッケの中身が違っているらしいの」
などと、この若い店員にわかるかどうか、わからないが、 一応答えてみた。 すると、やはり、わからなかったらしく、
「エト…違う人ヨンデクルネ」
と、店の奥に入っていった。
しばらく待っていると、日本人のおじさん店員を連れてきた。 私は、このおじさん店員にまた同じことを聞いた。
「このコロッケじゃないの? 今、大きなニュースになってるの?」 「大丈夫です、これは、○○会社のものですから」
どうやら、私がいつも買っていたコロッケは、 大丈夫だということがわかった。
ところが、 次の会話をしていて、 ビックリしてしまった。
「そうなの、じゃ、このコロッケは中身も、 ちゃんとしているのね?」 「はい…。これは大丈夫です。でも、こっちの コロッケはその会社(加ト吉?)のものです」 「えっ、問題の会社のコロッケ、置いてるの?」
「あ、でもこれは、豚肉コロッケですから…」
どうやら、偽牛肉が使われていたコロッケでなくて、 (偽牛肉コロッケには豚肉が使われていた) これは元もと豚肉コロッケなので、大丈夫だと 言うことらしかった。
私は、ビックリして、こう聞き返した。
「でも、牛肉の変わりに豚を使っているなら、 豚の変わりに、鶏肉を使っているって事も あるかもしれないから、ちゃんと調べたほうが いいのじゃないの?」
すると、このおじさんは、かなり困ったふうになって、 「ちょっとお待ちください」と言って、店の奥に入り、 違うおじさんを連れてきた。 どうやら、店長らしい。
そこで、私はやっと真実がわかるかも、と思い、 今までの経過を簡単に話し、 今、売っているコロッケは、大丈夫なのか、と聞いた。
すると、 店長はこう言った。
「今回、問題になっているコロッケは、 冷凍コロッケ(CO・OP牛肉コロッケ)で、 十勝ほっかりコロッケも、 この豚肉コロッケも大丈夫です。 生協で、安全確認されている商品です」
しかし、そう言われても、生協では 今回の偽ミンチは、見落としていたわけだし、 そう思いたくはないが、他の会社でも同じようなことを、 やっているかもしれない、その可能性はあるのだ。 その肉の中身確認を、昨日の今日ですべて なされているとはとても思えない… そこで、私は、また突っ込んで聞いた。
「本当に、この今、売られているコロッケたちの 肉の中身もちゃんと確認されていて、大丈夫だと、 生協さんとして言ってるのですよね?」 「えっ…と、違う会社のものですし…。 そのようにご了承いただければ…」
ご了承いただければ… だって。 そう言われてもなぁ…
どうも、この店長も、はっきりと 答えることができないようだった。 私は、この店で答えを求めることを諦めた。
いつも生協のお総菜、コロッケやらメンチやらを 気に入って利用している私としては、かなり気になる。 しかも、組合員だし、生協をかなり信頼していたし。 何の肉なのか…普段は気にならなかったけど、 こんなふうに実態がわかると、妙に気になる。
しかし、店で聞いても埒があかないとわかったので、 大元の「日本生活協同組合連合会」に直接電話を 聞いてみることにしたのだ。
この報告は、お休みを2日間はさみますが、 次回いたしますね。 少しだけ、実態がわかりました!
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2007年06月20日(水) |
「今日の大特売」…まいっちゃうね |
私は、だいたい、ウォーキングの帰り道に、 その日の夕飯の食材を買って帰ることが多い。 帰る道々には、いろんなスーパーマーケットがあるし、 店によって、特売やお総菜だって、いろいろと違うから、 見たり選んだりするのも楽しみの1つとなっている。
さて、先日も、そんなわけで、帰り道に、 スーパーマーケットに寄った。 このスーパーマーケットは、このあたりには珍しく、 かなり大きめの立派なスーパーマーケットで、 お総菜コーナーも充実しているので好きなのだ。 この日は、おいしそうなお総菜があったら、 買って帰ろうと張り切って入ったのだった。
すると、入ったすぐのところに、
「今日の大特売!」
などとPOPが貼ってあり、 いつも買っている銘柄米5キロが、 なんと、350円も安く売っていたのだ。
「ひぇ〜、すごく安いね… ちょうどお米もなくなってきたし、 欲しいね…」
と、ものすごく欲しいと思った。
しかし… 問題があった。
この店は、わが家から、 3.5キロほど離れたところにあり、 もしこのお米を買うとなると、 5キロを持って帰らねばならないのだ。
そうだ、後で自転車で買いに来るという手がある、 と思ったが、このお米はあと2つしか残っていなかった。 そこで、お店の方に、在庫があるか確認すると、 もうこの2つで終了だということだった。 とすると、 これから、大急ぎで家に戻り、自転車で買いに来ると、 40分くらいはかかり、もう売れている可能性もある。 まいったね…
そんな迷っている私に拍車をかけるように、 お店の人は、こう教えてくれたのだ。
「この価格では、もう当分出ないですよ、 特別仕入れですから…」
特別仕入れだって… どんな特別か 全然わからないが、 特別仕入れとはスゴイ! (そんなことばに弱い)
そこで、 お米の前でじっと考えた。
買うべきか、 買わざるべきか…
そして、 買った場合どうするか
5キロ…持ってみるとずっしりと重い。 これを、3.5キロの道を背負って帰るのは辛い。 (この日はリュックを背負っていた)
しかし、 こんなことも頭をよぎった。
母たちが、田舎に疎開していたとき、 10キロ近い荷物を背負って、 15キロの道を歩いたと言っていたことや、 登山する人は10キロの荷物を背負って山道を 登っていくということや、 ママたちは、5キロのお子さんを抱き上げたり、 おんぶしたりしていることなどなど…
とすると… 私に背負えないこともあるまい。 みんな背負っている。
私は、ついに決意した。 よぉし、買って帰ろう… 特別仕入れだし、 350円も安い。 今日はラッキーだ。
このお米を背負って、 てくてく帰ろう。 たった3.5キロだし、 たったの5キロだ。 大丈夫。
私は、この銘柄米をカートに入れ、 レジに向かい、お金を払った。 そして、リュックを開き、 入れてみると、これがすっぽりと入ったのだ。 こら、こんな具合にね。 (帰ってきてから家で撮影)
よっしゃ、入ったぞ。 さぁ、背負ってみよう。
背負ってみると… 思ったより、ずっと重く感じた。 そして、後ろに引っ張られるような感じがした。 なので、バランスを取るために、 どうしても前かがみになる感じだ。 これを背負って、前かがみになりながら、 かなりかっこ悪いが、3.5キロほど歩くのだ。 頑張らねばならない。
てくてく
やっぱり、ずっしりと重いね。 いつもの感じとは全然違う。 しかし、いい運動にはなる。 私は、頑張った。
途中、水を飲むために一度だけ リュックを公園のベンチに下ろしたが 座ると歩くのがイヤになると思い、 座らず、水を飲み、また背負って歩いた。
てくてく
そして、ついに わが家にたどり着いた。 よく頑張ったと、自分をほめちぎり、 そしてリュックから、いそいそとお米を取りだし、 リュックにもご苦労さまと言った。
しかし、その夜、 この奮闘ぶりを帰ってきた隣人にしたら、 あっさりこう言われた。
「その店、預かってくれなかったの?」
そう問われて、あ、その手もあったのね、 先にお金を払っておいて、 後で、自転車で取りにいけばよかったのか… と気づいたが、もう頑張った後だった。 でも、いい運動になったし、食べてみたら、 とてもおいしかったので、よしとした。
さて、お総菜といえば、ニュースで大問題になっている 生協で販売していた、「偽物「牛肉コロッケ」」 ひどい話である。 これについて、いつも利用している生協で、 話を聞いたら、ショックな実態がわかったのだ。 この話は明日書きますね。
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2007年06月19日(火) |
このヨン様、ソンスンホン様、どうでしょう? |
先日、友人と東新宿の韓国街に食事に行ってきた。 食事前に、友人に韓国街を案内するべく、 ぶらぶらと歩いていると…
「あ、懐かしのヨン様だっ」
このところ、あまり日本のTVにでることが 少なくなったヨン様がそこに立っていたのだ。
ほぅらね、これです。
思わず、 「あ、こんにちは」 <(_ _)> と挨拶してしまった。
どうですか? このヨン様…
で、もう少しアップにすると、こんな。
わたしは、鼻メガネになっているのが気になって、 思わず、直してあげたくなったが、友人が、
「写真撮影はいいけど、触るなって書いてある」
と止めたので、やめた。 でも、何度もみても、 このメガネの位置は気になるなぁ。 お店の人、ぜひ、直してほしい。
それと、この人形、ちょっと服装がだぶだぶとしてて、 今ひとつだから、それも、もうちょっと変えてほしいな。
このヨン様はほぼ、等身大らしい… もし、これが、等身大ならかなり大きな人だと思う。 本物は相当かっこいいだろうな、 本物が側に立ったら、きっとぽぉ〜となるね、 私はヨン様のファンではないが、 このヨン様をみてそう思ったのだった。
で、お店の人に、聞いてみた。
「本当に、等身大なんですか?」 「えっと本物は、2、3センチ低いです」
などと、やけに具体的な大きさを教えてくれた。 私たちは、大きく頷づき、
「おお、本物は、 2,3センチ低いのか…」
などと、知ったような気になり、 このヨン様を見つめ直したのだった。
さて、この店には、 もう一体の人形があった。 それが、この人だ。 ヨン様よりやや小ぶり。
実は、私も友人も知らない韓国俳優さんだったが、 プレートにこう名前が書いてあった。
「ソンスンホン」様だ。
どうやら、日本でも相当人気があるらしい。 アップにすると、こんな感じ。
私たちは顔を見合わせて、 「知ってる?」と聞き合ったが、 残念がながら、どちらも全く知らなかった。 そして、
「眉、ちと濃い人だね」
などと言い合い、意味もなく
「まっ、ヨン様でいいか…」
などと、言い合った。 ヨン様は、知ってることもあるしね。 そして、ヨン様は、本物の服を着ていたが、 ソンスンホン様は、服も作られていたことにも 気がついた。 だからといって、どうということもないが… 何か違いがあるような気がした。
さて、私たちは、この店をじっくりと見て回り、 その後、お店の方に、 ヨン様のメガネを直してほしいとお願いして、 ヨン様とソンスンホン様に別れを告げ、食事場所へと向かった。
「大使館」というところで焼き肉を食べる予定だが、 その前に行くと、この店のアイドルが、 のっそりと立っていた。
アップにすると、こんなね。
「おっ、ここにもアイドルが立ってるね」 「さっきのアイドルとはまた違った味わいだね」
などと言い合った。 そして、このアイドルは触れてもいいので、 ぽんぽんと、背中をたたいてみたりした。 まっ、これはこれだね。
そんなわけで、私たちはこの店で焼き肉を食べて、 また、ぶらぶらと街を眺めながら帰ってきたのでした。 韓国街のレストランは、ちょっと高めですが、 街全体は、いろんな珍しいものがあって楽しめますよ。
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2007年06月18日(月) |
ふーむ、これは何に役立つんだろう… |
《お知らせ》
メールをいただくとできるだけ返事を書くようにしてますが、 最近、戻ってきてしまう場合が多々あります。 もし、返事がいかないようであれば、こういう事情だと、 思って頂けると助かります。よろしくお願いいたします。
ちょっと前に、マンションの前にある 謎の「赤い石」について書いた。 もう、こんな赤い石はないと思っていたら… 先日、また見つけたのだ。
ほらね。 赤い石だ。
見つけたとき、思わず、
「あ、また、赤い石だっ!」
などと、思わず駆け寄ってしまった。 こんな発見が何だか嬉しいのだ。
しかも、この赤い石、 ただの赤い石ではない。
なんと…
真っ赤な偽物の、 赤い石なのだ。
よーく見ると、塗料が地面に着いている。 何か深い事情があって、こんなふうに、 真っ赤っかに塗られてしまったのだ。
しかも、ただの塗料ではない。 雨にあたると溶けるような塗料を塗られたのだ。 つまり、永遠に赤くある必要はないと思われる。 そのうちに元の、ただの石に戻ってもいいのだ。
ふーむ… なんで、この石は、赤く塗られたのだろう… この赤い石の使い道は、いったいなんだろう… 塗ってあるから、漬け物石にもならないし、 何かの目安かな…
謎を解くことに挑戦するべく、 足でつんつんして、ちょっと動かしてみたら簡単に動く。 わりと、尻軽な感じだ。 といって、もちろん、持ち上げることはできない。
周りの環境をぐるりと見てみると、 この石が置いてあるのは、普通のお家の前だ。 それに、悪いが、庭があるようにも見えない。 やっぱり「赤石さん」というお宅なのか? (確認できなかったが)
ふーむ… わからんね。
何のためにこの石が赤く塗られたのか… 結局あれこれ考えてみたが、 どうしても使用用途を考えることができなかった。 なんですかね?
さて、赤い石…ときたら、 今度は白い石と決まっている。
そう…私は今度は 「白い石」も見つけたのだ。
「あ、今度は、白い石だっ!!」
またまた駆け寄ってしまった。 だって、目立っていたのだ。 ほらね。
しかし、この白い石にも、 立派に謎があったのだ。
はっきりいって、 全く、全く、 無意味なところに 置かれているのだ。
階段を下りるところに、邪魔するかのように置いてあるし、 どう見ても、何か役に立つという風情でもない。 白石さんちかと言うと、それも違う。 ビルの後ろ側の、ボイラー室の前と いったようなところに、で〜んと置いてあるのだ。
蹴ってみても、もちろん、 びくとも動かない… たった1つだけ思いついた用途は、
「ああ、疲れたね、今日もね…」
などと仕事が終わった後、座る、というもの。 仕事の合間の一服するとかね。 (タバコの吸い殻は落ちてなかったけど)
ふーむ… これまた謎だね。
しかし…何に役立つかは全くわからないが、 ともかく立派な石である。 近寄ってじーっとみると、なんとなく大理石っぽい。 きっと、わかる人にはわかる石なのだ。
そんなわけで、謎は大いに残ったが、 赤い石と、白い石… なんとなく、おめでたいので、 それで「よし」とした。
もし、何に使うのか、わかる方がいたら、 ぜひ、教えてくださいませ。
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2007年06月17日(日) |
これは、ちょっと怖いね…大丈夫なのか… |
ウォーキングをしていると、やっぱり、 立ち止まってしまう建物もある。 変わった建物のときもあるけど、
「あららぁ…大丈夫かな…」
などと思う建物の前でも足を止める。 もちろん、絶対に大丈夫なのだが、 そして、全く余計なお世話だが、 私には、どうしても「大丈夫か、これは」と思えてしまう。 今日は、そんな建物紹介です。
まずは、これかな。
見た瞬間に、
「あらぁ、細い柱… 大丈夫か…」
などと思ってしまったのだ。
でも、もちろん、大丈夫。 真ん中にもがっつりした敷居みたいなものはある。
しかし、両サイドは、この細い柱、 片側3本、合計6本の柱で支えている。 この柱の上から、3階建てのビルになっている。 つまり、その3階建てのビルをこの柱たちが 日夜支えているのだ。
偉いね…柱
この細っこい柱が、このビルを支えている… きっと、うんと、芯がしっかりしているんだね。
「頑張れよ、柱、よくやってるね」
と声をかけずにおれない。
しかし… 次のビルは、私はどうしても… 入りたくない、ここにいたくないと 思ってしまうビルである。
ほら、これだ。 有名なビルだし、中には有名な会社が入っているけど、 私は…恐くてダメだ。
だって、途中から支えもなく、 出っ張っているんだもん。 なにで、どうして、このでっぱり部分を 支えているんだ…と疑問に思わずにおれない。
この出っ張った部分で、お相撲さんが ジャンプなんてしたらどうなるんだ、 窓際に、「今日の景色はどうかな?」なんて、 10人くらいが一度に立ったらどうなるんだ、 ビル全体が前のめりになるのではないか… などと心配になってくるからだ。
とてもダメだ… そう考えただけで、 体中がざわざわしてくる。 私はこのビルには、 入れない。
幸い、誰も、私にこのビルに入れなどと、 言う人はいないので、安心しているが…
ともかく… この出っ張った部分に、行くことも、 この部分でジャンプしてみることも、 私にはとてもできないことである。 もちろん、このでっぱった部分の下にもいたくない。
もちろん、当然ながら、 構造がものすごくしっかりしていて、 絶対に大丈夫なのだが、見た目に怖い。 ともかく…私には苦手なビルである。
さて、最後はこれだ。
どうですか、 この支え方。 けなげだ。
なんとなく… すごいなぁ…、頑張っているなぁ… と思ってしまう、柱である。
もちろん、 柱は誇らしげだし、 存在感もある。
きっと、柱になり甲斐があるんだろうね。 こうして、キレイに装飾もほどこされているしね。
「引き続きしっかり支えてね。 光っているね、柱…」
などと、声をかけて、 柱をペチペチと叩いてきた。 どっしりとして重量感があった… 大丈夫だね…これは。
というわけで、頑張っている柱たちや、 ちょっと怖い建物紹介でした。
もし、ご近所に怖い建物、たとえば、 ひぇ〜〜(絶句)なんて思うような、 ばっちい、奇妙、建て方が変などが、 ありましたら、ぜひ、写真送ってくださいね。
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2007年06月14日(木) |
やっぱり、丸の内ってすごいですね。 |
先日、用事があって丸の内に行って来た。 丸の内は、ここ数年で、開発がどんどん進んで、 殺風景だったオフィス街から すっかりおしゃれな街に変貌したのだ。 最近でも新丸ビルがオープンしたし、 今でも、行くたびに、新しい街に生まれ変わっている。
さて、この丸の内を歩いてみると、 やっぱりすごいものがあちこちで見つかる。 今日は、そのスゴイもの中で、
「おおっ、おっきいね… やっぱり、いつものウォーキング街道に あるものとは違うね…」
と、思った彫刻たち紹介です。 (注/期間限定で置かれているのかも)
まずは、これだ。
「うひー…これは、おっきいねぇ、 ジャンボだねぇ…」
と思わず立ち止まってしまった作品だ。
これが何かと言うと…
そう、足である、足。 ただの足ではなく、 おっきな網網足。 身長3メートルくらいの。
で、後ろ姿はこんな。 後ろ姿も、なんだかスゴイ。 ちょっと怖ささえ感じる。
どのくらいの、大きさかを測るために、 前足の方に、持っていた単行本(約19センチ)を ちょっと置いてみた。 すると、こんな感じ。
だいたい2.5倍はありそうだから、 50センチくらいはあると思う。 でっかい足だね。
で、これが、いったい誰の足なのか…というと、 プレートには、こんなふうな記載があった。 (安倍千隆さんは、日本の彫刻界ではかなり 有名な方で、この足もシリーズであるらしい)
「大地が歩く」だって。 大地の足だね… なるほどね… どすどすと歩くんだろうね… スゴイね…
でも、私は、なんとなく… ドン・キホーテ(セルバンテス作)を 思い出してしまったのだった。 大地に上半身はないのかと、疑問にも思ったが、 でもまぁ、 「元気に歩いてたも…」 などと、語りかけた。
さて、続いては、 この作品である。
最初は、巨大な大地のうんちかと思ったが、 まさか、そんなものは作品になるまいと、 思い、横に回ってみると…
真ん中から、向こうが見えた。 ふと、もしかしたら、 雲かなと思った。
しかし、このものには、プレートがなく、 何ものであるか、よくわからなかった。
そこで、私は、 製作した方が聞いたら怒るかも知れないけど、 芸術品は、見た人の判断が大切だからと思い、 見たまま、思ったまま、
「雲うんち」
と、名付けた。 丸の内にある「雲うんち」だ。 ちょっと楽しい。
さて、もう少し行くと、 今度は、こんなものがあった。
「おっ、今度はキリンだね」
と思って、近寄って、顔を見上げてみると、 キリンの顔ではなくて…
枝がついていた。 これは、キリンではなかったのだ。 よくよく見てみると、 足も、3本しかない。
うーむ… このものはいったい何だろう、 なんだか、妙だね… と思ったが、素直に、
「木キリン」
と名付けることにした。 そして 「丸の内の街角で、頑張れよ」 と声をかけてきた。
まぁ、こんなものたちが、街のあちこちに 置いてあるのだけれど、かなり立派で、 恐らく名の知れた方が作られた、 相当お金のかかったものであることは確かであった。
さすが、 丸の内…すごいね。
私は、しみじみと、 いつものウォーキングコースにある、 銅像たちを思い浮かべたのでした。 もっとも、まじまじと見ているのは、丸の内でも 私だけでしたが…
ちなみに以前紹介した銅像はコチラ↓ 「銅像の話」
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2007年06月13日(水) |
あらら、これも危ないね… |
昨日からの続きになります。
おばさんから、この先に、 この穴に入っていたような立て札棒があることと、 まだ、他にも穴があること教えられたので、 私は、この先の道に入っていくことにした。 もともとその予定ではあったのだが、 目的がみつかると、かなり元気になるのだ。
よぉし、行ってみよう。
で、張り切ってこの道に入っていくと、 確かに、こんな棒が立っていた。 (昨日の穴には、こんな棒に、さらに、 注意書きを書いたものが、ついていたと思われる)
「ああ、これだわね、きっとこれに似たような、 棒が立っていたのね。でも、この棒は、 まだ、自転車がぶつかってないから、 このまま生きながらえているんだわね」
しかし、こんな狭い道に、 こんなふうに、 堂々たる棒が立っていて… 大丈夫なのか?
きっと、自転車はスピード落として注意して運転、 歩くときも静かに気をつけて、ということなのだと思うけど、 私には、なんだかかなり意地悪な棒に思えた。 そこで、
「通せん棒」
などと、名付けてみた。 さて、私はこの通せん棒をゆすってみたり、 叩いたりしてみたが、かなり重さのある棒で、 かなりがっしりとしていた。 さすがに、直径15センチ強、深さが50センチ強、 通せん棒は、このくらいなくちゃね、 などと、妙に感心したのだった。
でも、通せん棒も、大分痛んでいたので、 みんなから、邪魔だなんてこづかれたり、 意地悪されているのかもしれない。
さて、通せん棒棒は確認できたので、 この先にあるさらなる穴を見に行くことにした。 ちょっと行くと…
あった、あった、 これだわね。
片方に棒が突き刺さり、片方に穴があいていた。 この穴に近寄ってみたら、 さっきの穴より小さい、直径10センチ弱の穴で、 土がたまっていて、かなり浅いものであることがわかった。 しかも、この穴には、水がたまっていなかった。 水の通りがいいようだ。ボウフラはいないね。
こんな穴の浅さだと、もう棒を差し込むことが できないと思い、隣のまだ棒がたっている方を 確認してみると、やっぱりかなりの深さがあることがわかった。
してみると、この穴は、誰かがぶつかったかして、 危ないからとはずされて、もう使われていないのだわね、 などと、思い、ふと、周りをみてみると、
なんと、 この穴に差し込むべき棒が、 そのまま放置されていたのだ。
これは、別な危険があるね、
そう思いながら、この放置されてある棒を よくよく調べてみてると、この棒は、 あちこち深くへこんでいて、傷だらけだとわかった。 かなり、ぶつけられていると一目でわかるものであった。 どうやら、この棒は、自転車ではなく、 車などがぶつかっているようだ。 だから、取ってしまったのだ。
しかし、だからといって、 そのいらなくなった棒を、 こんなふうに放置していていいのか。 かなりの重量があるし、 風で転がりでもしたら、危ないぞ。 持ち主、ちゃんと処理しなさい。
私は、いつもの通り、心の中で注意した。 こうして、こんなことを知ると、 穴をそのままにしている持ち主もいれば、 その他、もう使わなくなった棒を放置している持ち主も いるのだと、よくわかった。 この穴や棒で、誰かがケガしたら、 どんなことになるんだろう…などとも思った。
以前に何かがあったから、 こうして穴を掘り棒を立てて、注意を促そうとして、 そして、新たに危険を生みだしている、 なんだかね…
そして、夜、自転車に乗るときには、 十分気を付けようと、思ったのでした。
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2007年06月12日(火) |
これは、危険な穴だね… |
今日は、危ないね、と思ったもののお話です。 あるんですよね、危ないところも。 そのたびに、立ち止まっちゃうんですよね、 だから、ついついウォーキングの時間が 長くなってしまって…急がねば…そう思いつつ、 どうしても確認せずにはおれない私です。
さて、 今日の主役は、この穴だ。
道路幅は、車一台通るのはやっという広さ。 (でも、車は入れない道、私道かな?) その道の真ん中ポツンと穴があいているのだ。
「やや、結構大きいね、何の穴だろう… こんな道の真ん中に堂々とあると危ないね、 夜、気がつかなかったら、大変なことになるね。」
などと、思い、この穴に近寄り、 この穴をじっくりと観察してみることにした。
近寄って、よーく見ると、この穴の大きさは、 15センチ以上あるように思われる。 そして、この穴の深さを調べてみるべく、 側にあった棒を穴に入れると、棒はどんどん沈んでいく。 底になかなか達しない。
結構深いね…
たぶん、穴の深さは、50センチ以上ある思う。 入れてみた棒を横に置いてみた。
やっと底に達したと思ったら、 この棒の先2センチほどが残っただけだったのだ。 ほらね。
つまり、私の調べた結果によると、 道路の真ん中に直径15センチ強、 深さ50センチ強の穴が ぽっかりあいていることになる。
しかも、この穴の中をよーく見てみたら、なかなかばっちい。 雨の降った後ということもあるけど、水がたっぷりたまっている。 私はさらに、この穴を観察するべく、 この棒をぐりぐりと動かして中を確認してみることにした。 吸い殻や、ゴミが捨てられ、どうやら、 ボウフラもふらふらといるように見える。
「ふむ、この穴は、危険なだけでなくて、 ばっちくもある…な。」
この穴の前にしゃがみ込み、 穴を棒でぐりぐりとかき回していると、 後ろから、声をかけられた。
「その穴、危ないわよね」
振り向くと、後ろにおばさんが立っていた。 私は、誰もいないと思っていたので、 びっくりしたが、
「ええ、危ないですよね… それに、深いし、不衛生なんです…」
などと、怪しまれていけないので、 棒を引っこ抜き、大急ぎでこう答えた。
すると、おばさんは、 こんな話をしはじめたのだ。
「あのね、この穴ね、以前は立て札が立っていたの。 この道を通る人を機制するために。 でもね、その立て札に夜、自転車がぶつかって、 大きな音を立てて、大変なことになったのよ。 でね、その立て札を取ったのね、その穴なのよ」
どうやら、このおばさんは、 この穴の目の前の家の人らしかった。 そして、このおばさんの話によると、 その事故があってから、この道の持ち主は、 立て札を取り、この穴はそのままにしているらしい。
「でも、この穴をこのままにしていたら、 夜に今度は、落ちちゃう人がでますよね」 「ええ、そうなのよ…落ちたら、転んで これまた大変なことになると思うけど… それを言っても、持ち主さんは直してくれなくて」
「それは…ひどいですね。それに、この穴には、 私が見たところ、ボウフラもいるようだから、 これから、蚊が出てきそうだし…」 「え、ボウフラいる?」 「ええ、いますね…ほら」
などと、私は観察の成果を示すべく、 再び、棒でぐりぐりとかき回してみせた。 おばさんは、穴をのぞき込み、
「あらっ、確かにいるようだわね… この穴は、いつも水がたまっているから。 何とかしなくちゃね」
と言っていた。 さて、このおばさんから得た情報によると、 この道は、近道になっているらしく、 通る人が結構いるとのことであった。 しかし、夜は、真っ暗になるので、 相当、気を付けて歩かなくていけないらしかった。
私は、この穴の危なさを十分に確認し、 この穴が元もと何の穴だったのかもわかったので、
「何とかしなくちゃ、いけませんね… 教えて頂き、ありがとうございました。」
などと言い、おばさんに別れを告げた。
すると、おばさんは、 こんなことを教えてくれた。
「あのね、先に、この穴にさしていたような 似たような立て札棒がさしてあると思うわ。 それに、その先にも、違う穴があるのよ」
この先の道に、似たような立て札棒があり、 違う穴もあるというのだ。
これは行って確認せねばなるまい、 私は決意し、この狭い道の先に進んでみることにした。 すると、この穴より、ひどいことになっていた。
この続きは明日書きますね。
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2007年06月11日(月) |
街で出合ったおばさんから、聞いたお話 |
私は、ウォーキング中、出合った人、 特にお年寄りの方とか、犬と散歩中の方には、 「こんにちは」と、声をかけるようにしている。 怪しまれない程度にだけど。
でも、その挨拶から、ちょっとした会話に つながっていくこともある。 今日は、そんなちょっとした出会いのお話です。
先日、 1人の杖をついた散歩中(買い物かも)おばさんに、 いつものように声をかけた。
「こんにちは」
すると、おばさんは立ち止まり、 私の顔をみてこう答えた。
「あらぁ、どちらさんでしたかしら? このごろ、とても忘れやすくてね」
私は、マスクをしていたので、 あわててマスクを取りこう答えた。 (マスクは、喉を守るためにしていることが多い)
「あ、失礼しました。 いえいえ、知り合いではなくて、 ただ声をかけただけなんですよ」
すると、おばさんは、 私の顔をまじまじと見て こう聞いてきたのだ。
「あらっ? 斎藤さんのお嬢さんじゃない? 戻られたの?」
私は、あわててこう答えた。
「いいえ、違います、斎藤さんではないです。 通りすがりの者です…」
すると、そのおばさんは、 こんなことを話しだしたのだ。
「あ、違った?ごめんなさいね。 ちょっと似ていたような気がしたから。 斎藤さんのお嬢さんも、あなたと同じくらいの 年齢だと思うのよ。 でも、そうね、ここにいるはずはないわね… いなくなってしまったんだから…ね」 「え、いなくなったんですか?」
「ええ、そうなの、もう10年以上も前にね、 どこかへ行っちゃったらしいのよ…。 子どもとダンナを置いてね、いなくなったのよ。 斎藤さんは、あちこち探してね、警察へも届けて。 でも、行方はわからなかったの。」 「ああ、そうだったんですか… で、まだ見つからないんですか?」
「最近、斎藤さんに会ってないから、 その後の話はわからないけど、 多分見つかってないと思うわ。 斎藤さんも、今は動けないからね…気の毒だわ」
どうやら、斎藤さんの娘さんという人は、 女の子1人とダンナを捨てて、男とどこかへ 行ってしまったらしかった。 当時は、大騒ぎをしたらしい… そして、斎藤さんちでは、その娘さんをあちこち 探したらしいのだが、見つかってないと言うことだった。 どうやら、その娘さんと間違われたらしい。
話をしているうちに、私は、 その子どもとダンナさんがどうなっているか とても気になってきて、思わずこう聞いた。
「そのお子さんと、ダンナさんはどうなったんですか?」 「それがねぇ…お子さん置いて、ダンナも いなくなってしまったらしいのよ…」 「えっ、ダンナさんもですか?」 「そうなの。だからね、 斎藤さんはとっても苦労したのよ… だから、私も気になっててね…」
「じゃ、お子さんを育てたんですか?」 「そうなのよ、斎藤さんが育てたのよ。 でも、もう大きくなって、そのお子さんが、 斎藤さんを見てるって聞いたわ」 「ああ、そうですか…それはよかったわ。 育てた甲斐がありましたね」 「そうね…斎藤さんも助かっているわね、 そうね、甲斐があったわね……」
おばさんも、そう言うと、大きく頷いた。 そんなわけで、立ち止まって話をしただけで、 私は、斎藤さんちの家の内情を相当詳しく知り、 思わず、斎藤さんに同情してしまった。
でも、斎藤さんは、その育てたお孫さんと いっしょに、助け合って暮らしているようなので、 (それが本当かどうか、わからないが…) なんとなく、ホッとしたのだった。
それで、 最後にこう言った。
「斎藤さん、これからもお孫さんとうまく、 幸せに暮らせるといいですね。 娘さんは見つかるかどうかわかりませんけど…」 「そうね、ホントよね。苦労したんだから… そうだわ、斎藤さんに久しぶりに連絡してみるわ。 今日は、どうもありがとう」 「いいえ、こちらこそ、ありがとうございました。」
私は、おばさんにさよならを言い、 おばさんと別れたのだが、苦労した斎藤さんが、 今は、心穏やかで幸せであることを心から祈ったのだった。
そして、おばさんも、 元気でいてほしいと思ったのでした。
「おばさん、またね、そして、 斎藤さんに連絡してみてね」
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2007年06月10日(日) |
なんだか、まぎらわしいね… |
ウォーキングをしていると… すごく、まぎらわしいものにも出合う。 私は、そんなものに出合うたびに、迷ってしまう… いったい、これはどっちなんだだの、 いったい、これは何なんだだの… 1人でぶつぶつと言うことになる。
今日は、そんな まぎわらしいものたち紹介です。
まったく… これは、いったい 何様のつもりですかね。 ほら、これだ。
歩道のフチに、ポツンと置いてある。 まるで、イスのように置いてあるのだ。 ほら、こんなふうに木の陰にちょこんと。 夏場になると、ちょっと日陰になっていい。
しかし… イスのように装っているが、 イスではない。 これは、機械の一部だ、 だって、こんな足だもん。
うーむ… これは、 イスとしてここに置いてあるのか、 ゴミとしてここに置かれたのか。
とりあえず、どんな具合なのか、 ちょっと座ってみることにした。
どれどれ…
おっ!
ひんやりしている。 (金属パイプだから当然だが) しかもわりとしっかりしている。 ま、イスとして活躍できなくもない。 姿形を気にしなければ。
しかし…だからといって、 何もこんなものにわざわざ座ることもない。
座って、周りを見渡してみると、 別に、コンビニが近くにあるわけでもないし、 お店があるわけではなくて、商店街でもなく、 どちらかというと、寂しい通りだ。 座っている自分がまぬけに思える…
でも、誰かが
「よいこらしょっとぉ…、ちょうど いいところにあるね、荷物もおけるし」
などと座るのかも知れない。 それとも、たんにイスのように見えるゴミなのか… 全く…まぎらわしいのである。
私は、誰かに座っているところを見られると、 まぬけに見えるので、大急ぎで立ち上がり、
「そんなわけで、悪いけど、 イスとして認定できない、ゴミに近いね」
と、このものに、言い渡し、 この場を去ってきた。
しかし、同じようなものを もうひとつ見つけた。
ほら、これだ。 これまた、イスのように置いてある。
しかし、逆からみてみると、 何かの機械の一部のようだ。 近寄ってみると、こんなかっこうをしている。
ふむ…なんの機械だろうね。 しかし、足をみると、 さっきのよりは、 イスらしい足をしている…
しかし、こんなものががっつりと ついているから、本物のイスではない。 (ここに、荷物をかけるにはちょうどいいが)
ふむ…これはいったいなんだろう。 さっきのとの公平さを保つためには、 やっぱり、座ってみねばなるまい。
どれどれ。
おっ…
さっきのよりは、 座り心地がいい。 それに、さっきのより まぬけ感はない。
しかも、見渡してみると、そばに、 タバコ捨てる缶らしいもの(上記写真参考)も 置いてあるので、おそらく、これは、イスとして ちゃんと活躍しているものなんだと思う。
このあたりは、学生も多いし、 小さな商店街もある、すぐ側に、 サンドイッチ屋さんもあるので、 これは、イスとして使われていると思われる。
もっとも今まで、 これに座っている人を 見たことはないが…
そんなわけで、
「ゴミではない、 イスだと認めてあげよう。 木だしね…」
と、これをイスと認定し、 このものに、言い渡してきた。
いらなくなった機械も、 いろんな利用法があるのだと思うけれど、 道ばたに置いてあると、 ちょっとまぎらわしい… でも、何かの役に立てばいいのかな。
というわけで、道ばたの まぎらわしいものたちでした。
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2007年06月07日(木) |
これは、大きな「いかん」だ、なんとかしなくちゃ! |
さて、昨日からの続きです。 でも、今日は私が怒り爆発した 「大きないかん」です。
もうね、許せません!! こんなことする人の 人間性疑います!!
プリプリ
何に、こんなにプリプリしたかというと、 これですよ、これ。
大型(32型くらいだな)のテレビが、 道ばたにど〜んと捨ててあるのだ。
しかも、ここは、 みんなの癒しの場所の公園の入り口なのだ。 こんなところに、こんなTVをポンと 捨てていく人の気が知れない。 モラルはどうなっているんだ。
捨てた人、出てきなさい! そして、ちゃんと処分しないさい!
「これは、大きな、いかんだ!! 許せないっ!!」
と、私は怒り爆発したのだ。
しかし、こんなふうに、 捨てられたTVに向かって怒ってみても、 TVが気の毒なだけだ。 TVは悪くない。
そこで、
「このままにしておけまい…、 なんとか、しなくちゃ。」
と、なんとかすることを決意したのだ。
以前も書いたが、1つゴミが捨てられると、 次々とそこにゴミが集まる「割れ窓理論」に なってしまう…
そこで、ゴミのことなら いつもの「区の環境係」と思い、 いつものように電話した。
区の担当者に、この事情を詳しく話すと… 担当者は、
「その大型TVは、公園内にあるんですね? すると、それは公園内での処理になるので、 公園の管理事務所の方に届け出てくれますか? 管理場所が違うんです… 管理場所が違うと手が出せないんです。」
すまなそうにこう言ったのだ。 つまり、ここは公園内なので、公園管理になり、 区では何もできないということだった。
よぉーし、それなら、 公園の管理事務所に 行こうじゃないの。
私は、心を決め、後日、 公園の管理事務所に向かった。 ここだ。
行ってみたら、管理事務所にはカギがかかっていた。 でも、中に人がいることがわかったので、 私は、扉をトントンと叩いた。
すると、かなり無愛想なおじさんが、
「なんでしょう?」
と出てきた。
かなり無愛想だったので、ちょっと引いたが、 私の決心は固かったので、 捨ててある大型TVのことを詳しく話し、 聞かれてもいないのに、「割れ窓理論」まで披露し、 そして、なんとか早く処分してほしいと訴えた。
無愛想おじさんは、話を聞き終わると、 意外や大きく頷き、
「それは、どこに捨ててありますか?」
と、聞いてきた。 私は、詳しく、道を説明した。 そしてまた、頼まれてもいないのに、 写真を撮っていたのでそれも見せた。
すると、おじさんは… なんと、 こう言ったのだ。
「ああ、そこはね、区道なの。 区の道ね、だから、区に言ってもらわないと。 公園内なら、TVの引き取り料を3000円 だして、この管理事務所で処理をするけど、 あそこは、区の道だからね、 区で処理してもらわないとね…」
が〜〜ん!
この道は、公園に入る道だけど、 区が管理している道なんだって。 だから、区に電話してくれというのだ。
あーあ、がっくり…
ここは、区道だったのだ。 公園とつながっている道だから、 てっきり公園管理の道だと思ったのだ。
しかし…わかりづらい。 どっちの管理かなんて、一般の人にはわからない。 管理外のことはできないのだと思うけど、 たった1つのゴミの処理をするにも、 こうして、何度も確認せねばならないのだと、 改めて、これもいかんね、と思ったのだった。
そんなわけで、また、やり直し。 後日、再び、区の環境係の担当者に電話をして 大型TVの撤去をお願いしたのだった。
でも、これは、どこが処理するかの問題ではなく、 TVを捨てて行った人がいちばん悪い!
プリプリ
「今までお世話になってきたTVなんだから、 感謝の気持ちをもって、 ちゃんと処理してあげなさいっ!!」
と、私は強く思ったのだった。
まったく、今どきのモラルは、 どこへいってしまったのかと… 暗澹たる気持ちになったのでした。
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2007年06月06日(水) |
これは、ちょっといかんね。 |
このところウォーキングは、日が強い日中は避けて、 夕方にしていますが、今の季節は最高だと思います。
風のさわやかさや、乾いた土のにおい、元気な緑たち、 美しく咲き誇っている花たち、そして、 日中の暑さにホッとひといきついている街の人たち、 そんなものを感じると、ちょっと大げさですけど、 生きているって…素晴らしいなぁと感じます。
なんて、 そんな私の実感は、 さておき…
そんな実感とは裏腹な現実も見えたりするのだ、 毎日歩いているとね、どうしても。
「これは、いかんね」
と思うようなことにも出合うしね。 今日は、実感とは裏腹の「これはいかんね」です。
特にこの頃、 目立って多いのが、これだ。 そう、犬のフン、 おことわり札。
よーくみると、!!が上にあり、 怒っている気持ちがどれほどか、 よくわかる。
これが、どんなところにあるかというと、 家の玄関に続く小さな小道である。 こんなところに、フンをしちゃ、いかんよね。 怒る気持ちもよくわかる。
この頃、本当によく「犬のフンの始末」お願いの、 看板やPOPなど、見かけるようになった。 最近は犬を飼っている人が多くなり、 飼い主さんのマナーが悪くなっているのだろうと思う。
ときどき、うんち袋を持ってない飼い主さんも見かけるし、 実際にそのまま去っていく飼い主さんも見たことがある。
「もしもし、忘れ物ですよ、 ちゃんと持って帰ってください!」
と、大きな声で注意はするけど、 いつも、心の中でだ。 これも、いかんね。 ちゃんと、声にしないとね。
犬を買うとき、ペットショップでキチンと教えて欲しいし、 最低限のルールは、飼い主さんの役目として、 認識してほしいと、つくづく思う。
ここで、きっぱりと マナーの悪い飼い主さんに、 警告を発しておこう。
「散歩には、うんち袋は持って、 ちゃんとうんちとってくださいね。 でないと、 ときどき踏みそうになるんです」
さて、次はこれだ。 これも、とても多いのだ。
「花を勝手に 持っていかないで下さい」だ。
花盗人は罪にならない…なんて言うけど、 残念だが、それは、もう昔の話だ。 (道ばたに勝手に咲いている花は別だけど)
東京では、その街や店やビルで、演出のために、 植木屋さんに頼んで、つまりお金をかけて、 わざわざ植えてもらっている植木や花々が多いので、 それを持っていかれると、大損なのだ。
ちょうど、私が写真を撮っていると、 ガードマンらしき人が出てきたので、 私は、花盗人だと思われるとイヤなので、 こう声をかけた。
「よく、盗まれるんですか?」
すると、そのガードマンらしきおじさんは、
「朝来てみると花が取られていることあるんです。 ここのところ、花が咲き出したので、 余計、持っていかれるんです…。 花好きの人なんでしょうが、 盗んだ花を飾るんでしょうかね…」
と、しみじみ言っていた。 私も、それはいかん、と思ったので、 大きく頷いて、再び聞いた。
「このような禁止札つけると、少しは 効果ありますか?」 「ああ、あるようですよ、これを付けてから、 花はなくならないので…」
というわけで、この禁止札はそれなりの、 効果があることがわかった。 やれやれ、よかった、よかった、 今のところ、花たちは守られているらしい。
しかし、こんな札を付けないと、 持っていっていいのか、悪いのかも 判断つかない人がいるのか… いかんね。
こんなことが、多いせいなのか、 道ばたでは、こんなふうにしっかりと くくられている植木鉢もある。 何でも、持っていっちゃう人がいるのだ。
たぶん、この植木鉢では、 道ばた野菜かなんか作っているのだと思うけど、 (東京では、こんなふう道ばたでトマトや、 サヤエンドウなんて植えていることが多い) こんなところでね。
問題は、実が付いて大きくなってから、 それが持っていかれないかだね。 たぶん、また違う対策を練るのだと思うけどね。
「盗まれるなよ、植木鉢。 しっかり育てよ、道ばた野菜」
などと、思わずにおれない。
せっかく、気持ちよく歩いていても、 こんなふうに「いかんね」に出合うと残念だ。
でも、実は、 もっと、大きな「これは、いかんっ」が あったのだ。 私が、爆発した「いかん」だ。
この続きは明日書きますね。
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2007年06月05日(火) |
看板人形アイドルは頑張っている。 |
さて、昨日からの続きです。
店の看板人形アイドルたちは、黙々と頑張っている。 そして、いろんなタイプがある。
店と、マッチしているものあるし、 おやおやと思うものもあるし、 あやしいものもある。
例えば、これなんか、とても 中華屋さんの店の雰囲気とマッチしている。
マッチしているのはいいのだが…
実はちょっと… 気になることがある。
この人形が持っている巻物に注目してほしい。 「招財進寶」の巻物を持って、堂々と笑顔で立っている。 「しょうざいしんぽう」と読むのだが、 中国では、とても縁起のいい、お金を貯める、 お金を呼び込む「財よ、来い」という意味の言葉なのだ。
しかし、実は、この「招財進寶」、 表に出さない方がいいらしい。(中国風水的には) つまり、内にあった方が財が貯まるということで、 外に置いたら、出て行っちゃうってことだ。
店の中や家の中に置いて日夜拝んだり、 「招財進寶」と書いたものを、 財布に入れて持ち歩いたり、 どうやら「内」で「ひっそり」とがいいらしい。 つまり、財をなすには、ひっそりと人知れず、 貯めるなら、内にね、ってことらしいのだ。
こんなふうに堂々とお店の外に出すと、 どうなんですかね、ご利益はあるんでしょうかね。 出て行っちゃうんじゃないですかね…
「そんなわけだから、 あなたがうんと頑張らないとね。 毎日「招財進寶」に励んでね」
と声をかけた。 店の中に置いた方がいいような気もする… でも、それは、大きな余計なお世話なので 私は何も言わず、黙って帰ってきた。
しかし、これなんかは、明るいからいい。 なんとなく、意味もわかる。
しかし、これは、 どうだ。
何だか、情けない感じだ。 キン肉マンって、こんなにしわしわなのか。 なんだか筋肉も変なところになかったりあったりだし、 なんかぼこぼこしているし… ももひきをはいてるようだし。
しかも、後ろにいる、 不気味な人形はなんだろう。
キン肉マンにでてくるキャラクター? 「罰ゲーム中」ってなんだろう? うーむ、私には理解不能だ。
でも、ここは、あやしくてもいいのだ、 だって、新宿歌舞伎町だもん。 あやしさがとてもなじむ街なのだ。
これは、歌舞伎町のお店を案内するお店(無料)で キン肉マンの指さす後ろの、 ど派手なピンクののれんをくぐって、
「あの〜ぼったくりされない、 安心なお店を紹介してください〜」
と入っていくのだ。 店の前にこのしわしわのキン肉マンがあると、 おおっ、キン肉マンだ、と勇気がわいてきて、 元気にこのどピンクののれんをくぐれるのだと思う。 なんとなく安心するのだと思う… たぶんだが…
ともかく、このしわしわのキン肉マンは、 日夜、ここで、客寄せに頑張っているのだ。
「まっ、これからも、 日夜、頑張りなさい。 ももひきキン肉マン」
と、声をかけて帰ってきた。
「看板人形アイドル」たちは、頑張っている。 私に、どんなに、あやしいと言われようが、 おやおや、なんだかね、と言われようが… ともかく自分の使命を果たしている。 偉いね…
そんなわけで、ご苦労様と思ったのでした。
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2007年06月04日(月) |
謎多い…お店の看板人形アイドルたち |
お店には、お店のアイドルがいる。 (もちろん、いないところもある) それが、かわいい人だったり、かっこいい人だったり、 犬さんだったり、ネコさんのところもあるけど、 でも、そうではなくて、
なぜ、こんなものをアイドルにしているのか、 こんなものをアイドルにしていいのか…
などと思うような謎のアイドルもある。 今日は、そんなふうに思った 「看板人形アイドル」の紹介です。
まずは、 これは別に問題なしのアイドルね。 ほら、これだ。
店の前にちょこんと置かれている。
明るい。 しかし… まぁ、ちょっとは疑問もある。
頭の上にのっかっているものはなんだとか、 この人誰、とか、何なのとか、 この店は、床屋さんだったと思ったけど、 この人形が置いてある関係性、つまり意味とか、 そんな些細なことだけど…
それに、せっかく店の前に置かれているので、 腰をふりふりして、動いてほしい。 歌ってくれてもいい。(うるさいか) これは、動くんじゃないかと思うんだけどな。
でも、なんといっても、 この人形は いつも明るくて、笑顔がいい。
「おっ、今日も元気だね」
そう、声をかけたくなる、 ちょっと元気をもらえる人形である。
しかし、なんだか、 ちょっと暗くなるような人形もある。 これなんかそうだ。
傘をさして立っている、 木彫りの人形だ。
どこの地方のものなんだろう… なんだか、ちょっと不気味感もある。 かなりさわやかな通りにあるのだが、 そこはかとなく…浮いている。
何か、大いに意味がある人形なのかもしれないが、 ちょっと近寄りがたいし、この店(喫茶店)に
「さ、入ってみよう、きっと おいしいコーヒーを飲ませてくれるぞ」
なんて、なかなか思えない… 近寄ってみると、こんな顔してた。
鼻、赤いね。 「なんだか、ピエロみたいだな…」
そう思ったけど… 足元をみると、こんな、やけに、 生々しい下駄履き足だった。
うーむ、なんだかね。
上はピエロ、 下は昔の日本人だね…
こんな人形…どこで売っているんだろう、 それにしても、日夜頑張っているから、 ブーツくらい履かせてやりたいね、 その方がバランスもとれそうだし… などと、思ってしまった。
しかし…何の人形なんでしょうね… 何か守り神のようなものなのかな?
「ともかく、足もと冷やさないようにね… 毎日ご苦労さま」
などと、声をかけてあげたのだった。
でもまぁ、これも、よしとしよう。 きっと、何か意味があるのだ。 木彫りの人形は頑張っているしね。
しかし… ただひたすら、あやしいね…だの、 おやおや…などと思うようなアイドル人形も 見つけたのだ。
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2007年06月03日(日) |
みんな考えているんだね、小さな工夫2 |
さて、前回に引き続き、小さな工夫を今日も紹介。 でも、私が勝手に小さな工夫と言っているだけで、 これを実行した方にとっては、 うーんと考えた、大きな工夫かもしれません…
そこは、大目に見て、 許してもらうことにして。
まずは、ここですかね。
最初見たとき、
「なんで塀に穴があいているんだろう…」
と思ったのだ。 そして、近づいてみると、 なんと、エアコンの室外機のための穴だったのだ。 (もしかしたら、大型の空気清浄機かもしれない) わざわざ塀に穴をあけたらしい…
まったく余計なお世話だが… お金もかかって、 作業も大変だったのではないか、 などと、ちょっと気になった。
どうやら、塀と室外機の間に隙間がほとんどなく、 苦肉の策として、この穴を作ったものとわかった。 ほら、隙間がほとんどない。
ここにしか室外機置くところがなかったのか… 穴をあけてまで、ここに置きたかったのか… などと疑問に思ったりもしたが、 きっとここしかなかったのだと思うことにした。
大変でしたね… と私はこの塀に声をかけた。
さて、次は、 まさにはまってしまった お店の工夫だった。
急に暑くなった日に、スーパーマーケットに 買い物に行ったら、こんなPOPを見つけたのだ。
「あなたの疲れに 疲労度1 疲労度2 疲労度3」
などとあり、それによって健康ドリンクの おすすめ種類が違っているらしかった。
ちなみに、疲労度は、こんな感じだ。
疲労度1 日々の疲れ 疲労度2 疲れが「つらい」に変わったら 疲労度3 よく眠ったのに疲れがとれない
「ほぉ、疲労度別か…なるほどね。 すると、今日の私は疲労度3だね」
しかし、もちろん、 その疲労度によって価格が違うのだ。
疲労度1 150円 疲労度2 250円 疲労度3 500円
どうやら、私の疲労度は500円らしい。 今日の疲労度は、500円。 しかし、サイフの中身とも相談した上、 私は決めた。
「今日の疲労度は、そう、1だね、 1だね、1」
昨今は、疲労度も価格で決まるのだ。
というわけで、私は、疲労度1を買うことにして、 この棚から1本取り、レジに向かった。 すると、レジで、冷たいものに変えてくれたので、 その場で、飲んで行くことにした。
ごくごく
ちょっと、 スッキリしたような気がした。 やっぱり疲労度1でまちがいない。
というわけで、 まんまとこのPOPの工夫にはまってしまったので、 この工夫に80点上げることにした。 マイナス20点は、500円を選ばなかったから。
もっと、詳しく、疲れにいいことや、成分とか、 すごいことが書いてあったら、もしかしたら、 250円の疲労度になったかもしれないのにね、 そしたら90点あげたのに、などと思った。
「おしいね、もうひとつってところだね、 目のつけどころはよかったのにね。」
私は、この工夫POPに声をかけた。
こんな工夫を、全国展開でやっているんでしょうかね。 もし、どこかのお店でこのPOPを見かけたら、 どうぞ、1本買ってやってください(笑)
ほぅとか、へぇとか、なるほど、 などと思って楽しめて、工夫するっていいですね。 深い意味は、全くないけど、 毎日の生活の中にも、そんなふうに思えるような、 何らかの工夫は必要かも知れないな、 などと思ったのでした。
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