まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2007年05月31日(木) 小さな工夫…本当に、これは役立つのかな?

なんだかね、このところ、
いろいろと工夫していることに出合うんですよ。
うーんと思ったり、なるほどぉと思ったり…
今日は、またまた「小さな工夫」紹介です。



この工夫は、先日見つけたばかりだ。



「あっ、電信柱防御網だ!」
小さな工夫発見!




本当に電信柱防御網というのかわからないし、
もしかしたら、考えた人にとっては、
大きな工夫かも知れない。

ともかく、これね。




そう、電信柱を犬ネコさんの
おしっこから守るために工夫だ。

「あっ、こっちもだ」

そう、ちょっと違う形の防御網もあったのだ。
ほら、これだ。





よーく見ると、こちらは、網だけでなくて、
ばねみたいものもぐるぐると回して、そのばねが
つんつんとしていて、網だけより威力がある、
かもしれない…


そして、見渡してみたら、
この坂いったいの電信柱に、
この網がついていることがわかった。







この地区は、
電信柱を守る「電信柱網作戦」を
実施している地区だったのだ。

たぶんだけど…


うーむ、
この地区は、犬ネコさんがとても多いのか、
犬ネコさんのおしっこで、電信柱が腐ったりして、
倒れたりして、大変なことにでもなったのだろうか。
それとも、何か違う意味があるのだろうか。
いったい誰がやっているのだろう…
そんな疑問を持たずにはおれなかった。

確かに、このところ「犬のおしっこ被害」で
電信柱の痛みが激しいとニュースになってはいたが。



しかし…
もっと疑問だったのは…
この網でどれほどの効果があるのか、
である。

この網があるだけで、果たして、
犬ネコさんが、おしっこを、
嫌がってしないのか?
電信柱は守られているのか?
である。




私は、とても気になったので、
どこかの犬ネコさんが、どれおしっこでもするか、
なんてぶらぶらと散歩に来てくれないか、
そしてこの電信柱でどんな反応を示すか見せてくれないか、
いや、ぜひ、見てみたいと思い、
しばらく、このあたりをぶらぶらとしてみた。


でも、残念ながら…
一匹も来てはくれなかった…
あーあ、がっくり。

この地区、
犬ネコさん多いはずじゃないのか。



というわけで、
この網の効果のほどを確認することはできなかった。



そうそう、そういえば、以前、
ナオさんから、こんな写真を送ってもらっていた。
(ナオさん、どうもありがとう!!)
ほら、これだ。






どうも、これも、犬ネコさんおしっこよけだと思われる。
100円ショップで売っているとげとげだ。
(固いとげでなく、ビニール製なのでぶにょぶにょしている)
まだ、コッチの方が、効果がありそうに思うけど、
似たり寄ったりか…


ともかく…この工夫で、
本当に効果があるのかどうか知りたい!
犬ネコさんたちの反応を見てみたい!
と、強く思ったのだった。
この日はダメだったけど、
わかったら、またご報告します。



もしも、効果を知っている方がいたら、
ぜひ教えてくださいませ。

まっ、どっちにしても…あまり美しくはない。
東京電力がやれといってるという感じでもないし。
ここまでして、電信柱を守りたいのか、
それとも、もっと違う理由でもあるのか…
少しばかり疑問の残る小さな工夫だった。


工夫はわかったけど、
効果のほどはわからないから、30点だね…
などと勝手に点数をつけて、
帰ってきたのでした。





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2007年05月30日(水) 頑張る荷車とおじさんのお話

先日、いつものようにウォーキングをしていると、
私の目の前に突然、台車というか、荷車というか、
が、現れたのだ。
おじさんが、その車を引っぱっていた。








「あららっ、にぎやかな荷車だね、
 何する車かしら?」



私は、この荷車を追うことにした。
すると、間もなく、野菜屋さんの前に止まったのだ。





「おっ、止まったね、
 なんだろう、どれどれ」



と、近寄って、まじまじと荷車を見てみたら、
それなりに凝った作りをしていることがわかった。
なぜか、オレンジ色のバラの花も一輪飾ってあるし、
キラキラとするような素材のものも使っているし、
そして、必要なものが、取り出せるように、
荷車の回りにキチンと配置されていた。 

おじさんをみると、野菜屋さんの脇にある
飲み物の自動販売機の空き缶を拾っていた。



私はこのおじさんに
声をかけてみることにした。




「おじさん、こんにちは。この車、
 写真撮ってもいいかしら?」


すると、おじさんは、びっくりして振り返り、


「写真?この車を?いいけどなんで?」
「あのね、インターネットにのせるの」
「あ、そう。どうぞ、好きに撮っていいよ。
 うん、確かに、日本に一台しかないからね(笑)」

「あ、そうだ、確かに日本に一台だね。
 これ、おじさんが作ったの?」
「そうだよ、いろんなものを集めてさ。
 全部手作りだよ。」



ということで、私は写真の許可をもらい、
日本に一台しかないこの荷車の写真を撮ることにした。


中はこんなふうになっていた。





そして、今、拾ったばかりの空き缶が
少しばかり入っていた。





とても興味がわいたので、
おじさんに再び声をかけた。




「ねぇ、おじさん、缶ってどのくらいで
 買ってもらえるの?」
「そうだねぇ…この箱いっぱい分くらいで、
 2600円くらいかな。」

「じゃ、これいっぱいは、どのくらいで集まるの?」
「あのね、日によって違うんだ。あのね、
 月曜と水曜はよく集まるんだ。」
「月曜と水曜?どうしてなの?」
「何でか知らないけど、月曜と水曜は、わりと
 すぐに集まるんだ。他の日は、時間がかかる。
 でも、一晩あれば集まるよ」



ということで、この箱いっぱいで2600円。
だいたい一晩かかることがわかった。
おじさんは、毎日空き缶拾いをしているということだった。


「で、おじさん、この缶はどこに売るの?」
「週に一回埼玉の方から買い取り業者がくるんだよ。
 それまで、取っておくんだ。
 そして、まとめて金曜日にお金にするんだよ」

「じゃ、どこかにこれを置いておくのね?」
「うん、場所は言えないけど、ある場所に置くんだ。
 見つかったら、持っていかれちゃうからね。」
「そんなこともあるの?」
「うん、やっぱりライバルはいるからね。
 気をつけないとね」



ということで、このおじさんには、
ライバルがいることもわかった。
そして、おじさんの楽しみが、金曜日の夜、
お金をもらってから、飲むいっぱいのお酒であることも。

私がおじさんに、
「いっぱい集めて、いっぱいもうけてね、
 今日はどうもありがとうございました。」
とお礼を言うと、ニッコリと笑って頷き、
元気に荷車を押して、次の場所へと向かっていった。





笑ったとき、おじさんの歯が大分なくなっていることが
わかって、私は少し複雑な気持ちになった。

「おじさん、元気で、空き缶集めしてね」

私は、心からそう思ったのでした。





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2007年05月29日(火) 人生は…わからないものなんですね。

昨日(28日)は、松岡農水大臣の自殺のニュースで
日本中が驚いた日でしたが、
もう一人、ザードの坂井泉水さんも亡くなり、
そのニュースも同じように驚きをもって放送されていた。

この2人の死亡が確認されたのが、奇しくも慶応病院で、
私は昨日、歯医者に行くために、
この慶応病院の前を通ったのだった。
慶応病院の回りは、かなりごった返していた。


昨日、松岡大臣と坂井さんのことを
私が知ったのは、午前中のニュースでだった。
TVに慶応病院が映し出されていた。
あらら、今日、慶応病院は大騒ぎだわね、
大変なことが起こったのね…
などと思いつつTVを見ていた。


さて、午後2時頃私は、歯医者に向かうべく家を出た。
もちろん、歩いていくので、カメラも持った。


慶応病院が近づくと、ヘリコプターの音が
ブンブンし、道路には取材班の中継車が
たくさん止まっていた。

(慶応病院の前の道)





そして、慶応病院の入り口付近では、
こんな状態でかなり混み合っていた。
私は、この状況を遠巻きにみていた。
(慶応病院正面入り口)






すると、私に声をかけてきた女性がいた。

「あの〜、いったい何があったんですか?
 誰か、有名な方でも入院でもしたんですか?」


そう、慶応病院は、ちょっと前には、王貞治さんも
入院していたし、何かと話題になる病院でもあるのだ。
そこで、私は、

「ええ、松岡大臣とザードの坂井さんが亡くなった
 ニュースでごった返しているんです」


と、答えると、その女性はとても驚いて、


「松岡大臣って、あのお水の松岡大臣ですか?
 1本5000円水を飲んでるっていう?
 何かあったんですか?」
「ええ、そうです、その松岡さんです。
 自殺したらしいです。」


すると、その女性は、こう言った。


「えっ、自殺?強面の顔立ちで、何があっても
 生きるって感じの人だったけど、
 自殺ですか…人はわかりませんね…」
「本当ですね、わからないですね」



私も思わず、大きく頷いた。
本当に、人は見かけによらないものだ、
内面はわからないものだとしみじみ実感として感じた。
そして、その場を離れて、歯医者に向かった。



帰りは、病院の裏側の方を通ってみたら、
こんな状態で、歩くのが大変な感じの騒ぎだった。

(道路をはさんだ側が裏、白い車の後ろがみえているところ)







どうやら、この病院の裏手から、阿倍総理や他の大臣たちが、
入って行くらしく、もう間もなく、阿倍総理が来るらしかった。 
取材陣の話を何げなく聞いたのだ。





しかし、阿倍総理を見ても仕方ないので、
私は足早に、この場を通り過ぎた。

通り過ぎたところで、手を合わせて
お二人の心からの冥福をお祈りした。


ふと、気がつくと、この通りには、
黒塗りのタクシーやら、公用車がたくさん止まっていた。
改めて、大変なことが起こったんだなぁと思った。






そして、今日。

私は、東京地方裁判所に行く用事があったので、
霞ヶ関にある裁判所に向かった。
そして、途中で国会議事堂前を通ってみた。






国会議事堂はいつもと何一つ変わらず、
静かで、堂々たる姿でそこにたっていた。


この中でいったい、何があったんだろう、
この中ではどんなことが渦巻いているんだろうと、
思わずにおれなかった。



お二人の心からのご冥福をお祈りします。合掌






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2007年05月28日(月) だけど…こんな犬さんだっている。

さて、昨日から引き続いて、ウォーキング中に
出合った犬さんたち紹介です。



でも、今日は昨日と全く逆といっていい犬たちだ。
昨日紹介した犬たちは、どちらかというと、
ピチピチで目立っていて、とても元気な犬たちだった。
しかし、そんな犬ばかりと出合うわけではない。



そう…
味のある犬だっているのだ。
歳の分だけ味のある…ね。




さて、まずは、この犬さんだ。

何を話しかけても、寄っていっても、
絶対に姿勢を崩さない、頑固な犬だった。




もちろん、カメラを向けても、
姿勢を全然くずさないのだ。
じっとして動かない…





「誰かを待ってるの?
 それとも、お疲れかな?」


などと話かけてみても、じっとしていた。
同じ姿勢を崩さなかった…
顔を見ると、誰かを待っているという顔ではなく、
どちらかというと、お疲れの顔だった。
もしかしたら…自分の犬生に、遠く想いをはせ、
ちょっとたそがれているのかもしれない。




「邪魔しちゃったね…」

私は、そっと、側を離れた。
もっとも、この犬にとって、私の存在は、
全く目に入ってないようだったけどね。
ともかく、同じ姿勢をあくまで崩さなかった…




さて、次は、この犬さんだ。


こんなふうに、バンザイして、
ぺったりと座っていたのだ。
そして、こちらをじぃーっと見ていた。




「ありゃりゃ、これまた、
 お疲れだねぇ〜〜」



などと声をかけながら、写真を撮ると、
とっても大儀そうによろよろと立ち上がり…




そして、力無く、

「ワンっ」と1回とほえた。

私を警戒したようだが、その姿はどうみても、
よろよろにしか見えない。
そして、しばらくして忘れた頃に、また、

「ワンっ」とほえた。


どうやら、1回ほえるのにも、
相当なエネルギーと体力を使うようで、
1回ほえると、しばらくはぜいぜいして、
ほえられない状態らしかった。



そして、2回ほど、「ワン」とほえると、
体力の限界を感じたらしく、
こんなふうに、よれよれとしはじめて、





そして、ついに…

こんな状態になってしまった。
どうやら、
相当体力を使ったらしい…








あーあ…
疲れちゃったんだね…
お疲れさま



そして、もう二度とこちらを見ることはなかった。
体力の全部を使ったらしかった。

まるで、「チャーリー2世」のようだね。
相当のお歳なんだと思う。
これから、また、ときどき来てみようと思い、
勝手に「シロ太郎」と名前もつけた。

そして、

「ごめんね、体力使わせて。
 でも、また来るから覚えていてね、
 元気でね。」


と、じっと動かないでいるシロ太郎に
声をかけてこの場を去ってきた。


ウォーキングしていると、こんな出会いもあって、
ちょっとしみじみするときもあります。
今回は、出合った犬さんたち紹介でした。





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2007年05月27日(日) うひゃ〜こんな犬さんがいるんだね…

今日は、ウォーキング中に出合った、私が
今まで見たことがなかった、ちょっと変わった、
犬さんたちを紹介します。
いるんですねぇ…いろんなタイプ。



さて、最初はこの犬かな。




神楽坂の商店街を歩いていたら、出合ったのだ。
目の色が、変わった犬だった。
通りがかりの人の目を引き、みんなから声をかけられ、
なでなでされたりしていたのだ。

「あららぁ、珍しい犬さんだね〜」

もちろん、私も足を止めた。
そして、飼い主さんに声をかけた。


「なんていう犬種なんですか?」
ワイマラナーです」
「……(私は復唱できなかった)ワイ…」
「マラナーです、ドイツの犬なんですよ。」
「目が外国犬ですね。小さい時かわいかったでしょうね」
「そうなんですよ、小さいときには目が水色でね、
 それはそれはかわいくて…でもあっという間に
 大きくなっちゃって…今はやんちゃで…」



ということで、一歳半のやんちゃな女の子、
リンちゃんだと知ることができた。
ともかくこのリンちゃん、じっとしていない。
そして人好きで、誰にも飛びついて行く。




その度に飼い主さんは、
「あ、大丈夫ですか?」と断り、
だいたい、寄ってきているのは、
犬好きの人達ばかりなので、
「平気ですよ、犬種はなんですか?」
などと聞いていた。

本当に、リンちゃんは元気だ。
だから、うまく写真も撮れなかった…
カメラを向けると、はね回るのだ。
これが精一杯…ちょいボケ
もっと本物はかわいかったですよ。
目がポイントね。
一歳半にはみえないけど…ね。





ともかく、神楽坂商店街で、
かわいがられているアイドル犬で、
それがとっても嬉しいようだった。
リンちゃん、またね。




さて、同じ日。

今度は、

「ひぇ〜なんておっきな犬さんっ」

と驚いた犬を見つけたのだ。
ほら、これだ。
最初、何が歩いているのか思ったもん。
(羊かと思った…)




立ち上がったら、飼い主さんよりきっと
でっかいぞ、などと思ってしまった…
顔もでかかった。
30センチくらいあると思うな。




この犬も、相当みんなの目を引いていたが、
そんなの大注目の中、

「あららっ、うんちだっ」

そう、うんち体勢をとったのだ。
飼い主さんは、大あわてで、お尻の下に、
紙を差し出し万全の体勢を整える。
ふぅ…何とか間にあったぞ。





すると、この犬は、
とても気持ちよさそうに、
神楽坂の商店街のど真ん中で、
堂々とうんちをしたのだった。

回りの人も、この立派な犬が、
うんちをする勇姿を
立ち止まってじっと見ていた。




もちろん、私も見ていた。
そして、うんちをジッと見た。
すると…
身体と同じような、
堂々たるうんちだった。

飼い主さんは、そのうんちを
ゆっくりと始末していた。
ご苦労様です。




飼い主さんが一仕事終えたところを見計らって、
飼い主さんに声をかけた。


「珍しいですね、犬種はなんですか?」
「えっとね、「ボルゾイ」という犬種で、
 ロシアの犬なんですよ。猟犬です」
「大きいですね、この犬が、野原を駆け回るなんて、
 スゴイって感じがしますね」
「早いですよ、足が。すごい迫力で走りますから。」



そう、本当は、
神楽坂でうんちをしているような犬ではなく、
野原をかっこよく駆け回っている犬だったのだ。


「ただ、夏に弱くてね。
 夏は、冷房をガンガンきかせた部屋に寝ています。
 人間より、いい待遇ですよ」
「毛も長いですものね、洗うの大変でしょうね」
「実は、今日、洗ってきてね、ピカピカなんです。
 だから、キレイなんですよ。」
 



ということで、この犬マックは今日は、
神楽坂を散歩をするということで、
キレイにしてもらっていたのだった。

「マック、今日はキレイだね。
 みんなに見てもらんだよ」


と私は、声をかけて別れた。



さてしかし、こんな堂々たる、
元気な犬さんばかりではない。
中には、ちょっと気の毒な、
全然違う犬さんだっている。

明日は、全く違うタイプをご紹介しますね。





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2007年05月24日(木) ほぅ…生きてるね、頑張っているね、いいね。

5月になってから、木々達の葉っぱも
グングン育ってきて、この頃はますます元気になり、
枯れ木のようだった木々も、実はこんなに元気なんだよん、
などと言っているような感じを受ける。

さて、今日は、そんな

「おおっ、やっぱり木はスゴイね。
 頑張っているね」


と思った木たちの紹介だ。
私は驚きの頑張っている木々を見つけるのが
大好きなのだ。
そして、そんな木々はあちこちにあるのだ。



まず、これだ。

この木は、階段の下の狭い庭に押し込められ、
枝を曲げながら育っていた。
そして、冬の間は、こんなふうに
ちょっとみすぼったらしく枝を出していた。





「なんの木なんだろう、枝をぐんにゃり曲げて、
 気の毒だね…」



などと思っていた。
すると、5月になって、めきめきと
葉っぱをだして、こんな感じに育ったのだ。





「おおっ、もみじだったのね。
 葉っぱが出てくると、さまになるんだね」


などと、しみじみ眺めてしまった。
こうなっていると、みじめさはないね、
そして秋にはあかく色づくんだね。
今年もしっかりね。



次は、この小さな木だ。

かつては、普通の木のように育っていたが、
ある時、枝をばっさりと切られてしまったのだ。
そして、こんなみょうちくりんな形に
なってしまったのだ。





しかし、
この木は負けてはいない。




毎年この時期になると、こんなふうに、
精一杯葉っぱを出すのだ。
頭の上にちょこんと。
この葉っぱたちがとてもいじらしいのだ。

「まだまだ生きているんだ」

と主張しているのだ。







「やるね、木、頑張れよ、
 応援するぞ!」


声をかけずにおれない木だ。
私は、毎年声をかける。



さて、最後はこれだ。

冬には、こんな感じで寒々しい感じだった。




それが、5月になったら、こんな元気な
葉っぱをつけた。





「この木もこんなに
 見違えるようになるんだね」


などと、思わず見とれたが…



この木、なかなかに
スゴイ木なのだ。

実は、木の幹が、
こんなふうに、
塀に埋もれているのだ。
ほらね。








そう、塀にしっかりと囲まれて
窮屈そうな木だったのだ。



この木の真横に塀を作ることになったんだね…
こんなにぴったりとしなくてもいいのに、
などとも思うけど。
でも、今年も元気に立派に葉っぱをつけた。




なんとなく…

「ご苦労様だね…」

などと声をかけたくなる木なのだ。

もちろん、私はこの木の前を通るたびに、
そう声をかけているが、冬のころは、

「ええ、苦労してます…」

と言っているように思えても、この季節になると、

「いいえ、全然大丈夫、元気です、ほぅらね」

などと言っているように思える。
まっ、どちらにしても、
元気で葉っぱがふさふさがいいね。


というわけで、今日は、
元気な木たちの紹介でした。





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2007年05月23日(水) こうして…アロマは見つかった!

さてさて、またまた昨日からの続きです。

アロマを探し続けてみて、こんなふうにして、
ネコが本当に見つかるものかどうかとても気になってきた。
そして、アロマが見つかったのかどうかも気になったので、
ついに、動物レスキュー隊に電話してみたのだ。


電話をしてみると、
かなり、ぶっきらぼうな男性が電話にでた。



一瞬まずいか、教えてくれないかな、と思ったけど、

「そうだっ!
 ここは、もし依頼するならどうすればいいか、
 それを中心に聞いてみよう。その上で、
 アロマのことも聞いてみよう」


と、依頼作戦で行くことにし、
恐る恐るこう聞いてみた。


「あの〜、ネコさん探しを依頼するには、
 どんなふうにしたらいいんでしょうか?」
「いなくなっちゃったんですか?」
「あ、いえ、一応聞いておこうと思って…」
「そうですか、知りたいのは費用ですか?
 それとも、方法とかですか?」
「えっと…その両方といろいろ…例えば、
 見つかる率はどのくらいなのかとか…」



こんな大胆なことを聞いて大丈夫かと思ったけど、
いちばん知りたかったことなので、
とりあえず、聞いてみた。

すると、意外や、
このぶっきらぼうの男性は
とても親切にいろいろと教えてくれたのだ。
そして、こう答えてくれた。



「見つかる率は、
 動物の種類にもよるし、
 オスかメスかにもよるんだけど、
 ネコの場合だと、
 だいたい75%くらいでしょうか」
「ひぇ〜75%…高いですね」




私が驚いて、そう答えると、
その男性は、ゆっくりとこう言った。



「いえいえ、
 25%は見つからないってことで、
 もっと100%に近づけないと
 いけないんですよ。
 でも、日にちがたったりすると
 見つからないことが多くてね、
 やっぱり日にちが勝負ですね」




どうやら、日にちがたつとダメらしい。


「日にちがたつとダメなんですか?」
「そうです、いなくなって数日は、近所にいることが
 多いんですが、日にちがたつと、ネコもお腹がすいて、
 エサを探しに動き回るようになってしまうんです。
 すると、見つかりにくいですね」



そんな話をあれこれ聞きながら、ネコ探し方法や、
要点を知ることが出来た。
ネコさん場合は、こんな具合に捜索するのだそうだ。


まず、近所のお宅にチラシを入れ、電信柱にポスターを貼る。
チラシ枚数、電信柱に貼る枚数は多いほどいいそうだ。
ネコ探しの場合は、これがとても大切なんだそうだ。

なぜかというと、特に、家ネコの場合いなくなってすぐは、
家では聞いたことのない音や獣臭に怯えて、
安心するところをみつけて、他の家のどこかに、
ひっそりと隠れてしまうことが多いのだそうだ。
外をのそのそと歩いていることは滅多になく、
ともかく、外の世界に怯えて隠れてしまうらしい。

そこで、近所のお宅からの情報が重要になるというのだ。
「うちの側に、見かけないネコがいるわ」だの、
「そういえば、○○で見かけたわ」なんていう。
その情報が、すべてだと言ってもいいらしいのだ。
その情報を元に集中的にその付近を探すということだった。

そんなわけで、
一軒一軒に入れるチラシと電信柱のポスターは、
ネコ探しでは、生命線であるということだった。
オスの方が、動く可能性が高いので、少し広い範囲に、
ばらまくということだった。


「で、ネコさんの情報が入るとどうするんですか?」
「飼い主さんと一緒にそこに向かい、名前を呼んで捕まえます。
 もっともネコが興奮しているとダメですけどね。
 そういうときには、捕獲器を使います。エサを置いたりして。
 でも、そうするとエサほしさに違うネコがはいってくることも
 あったりして(笑)だからね、そうなると、根気よく
 やるしかないんですよ」
「ああ、なるほど…」



なかなか、大変らしい。
その他、チラシやポスターの作り方もおしえてくれた。
特徴ある写真を使い、箇条書きで特徴を書き入れることが
ポイントだそうだ。

そんなことをあれこれと聞きつつ、
私は、ついにアロマのことを持ちだした。


「あの〜しばらく前に、キジトラネコさんの
 捜索願いがうちの近所に貼られていたんですけど、
 確か、アロマと言ったと思うんですが、
 あのネコさん、見つかったんでしょうか?」




「ええ、見つかりましたよ。
 あのポスターを貼ってから、
 そんなにかかからず。
 どっかの家の軒下あたりに
 いたんじゃなかったかな。
 おとなしいネコだったから、
 すぐに捕獲できたと思ったな。」 




というわけで、アロマは見つかっていたのだった。
チラシも入れたし、ポスターもかなりの枚数貼り、
無事に見つかったらしかった。


ちなみに、このペット捜索のお値段だが、
3日間ワンクールで、9万円ほどだそうだ。
(1日だけだと、3万円)
その他、チラシ代、ポスター代がだいた2〜4万円くらい、
(ばらまく枚数、カラーかシロクロ印刷かにもよるらしい)
その他、お礼金などがかかるそうだ。
だいたい15万円くらいはかかるようだ。



費用も結構かかるので、いなくなったらすぐに、
自分で出来ることをすぐやるといいと教えてくれた。
自分でチラシを作り、ばらまき、ポスターも気をつけて貼り
(ポスター貼りは見つかると捕まるので注意して)
すぐに探すことが大事だそうだ。
日にちがたつと見つかる可能性がどんどん下がっていくので、
ともかく、いなくなったらすぐに。

私は、いろんなことを教えてもらえたのと、
アロマが見つかったことにホッとして、
とても満足し、丁寧にお礼を言って電話を切った。
ぶっきらぼうだと思った男性は、実はとても親切で、
動物のことをよく知っており、大切にしていることが
電話でもよく伝わって来た。


ともかく、アロマが見つかって、
本当によかったなぁと、思ったのでした。
私がやったことは、大いに無駄だったけれど、
でも、いろんなネコさんと出会えたので楽しかった。
そして、アロマ、もう逃げ出しちゃだめだよ、
と、思ったのでした。






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2007年05月22日(火) 迷子のネコ、アロマは見つかったのか?

さて、昨日からの続きです。

私は、アロマを探し続けていた。
何日も、何日も。
といっても、ウォーキング中に、
ネコを見つけては写真を撮って、
「あっ、似てるけど違うね」だの、
「おおっ、全然違うね」だの、
「あらぁ、こんなネコさんいるんだなぁ」だの、
1人ごと言いつつ、楽しみながらだけど。


そんなわけで、グレーと黒のしましまで、
ちょっと似たようなネコも見つけた。





「おっ、ちょっと近いね…
 でも、やせすぎだね。でもさ、
 アロマがやせて、貧相になったら、
 こんなふうになるかもよ」



などと思い、


「アロマ、アロマ、
 アロマぁ〜」



などと思いきり呼んでみた。
もちろん、反応はなし!
花の中で、こちらをじっと見つめているばかりだった。
よく観察してみると、形が全然違うことも判明。
(ちょっと見た目ではわからないことが多い)
アロマじゃない、と私もあきらめた。



こんな仲良しさんも見つけた。




「おっ、仲良しだね〜」


と、写真を撮っていると、この駐車場には、
他にもグレーと黒のネコたちがいっぱいいることが
わかったので、私はおもわず全員を観察した。




全部で5匹ほどいたが、アロマと同じような
首回りが白くて、手が白いネコはいなかった。
ここでも、私は猫なで声で、何度も

「アロマぁ、アロマぁ〜」

などと、呼んでみたりしたが、
ネコたちに、すっかり無視された。
くさるね。



そして、絶対に違うけど、
こんな器量よしのネコも見つけた。




美容室の中で飼われているネコさんだ。
外をじっーとみつめていた。
本当に器量よしだね。

「外に出て、逃げちゃダメだよ、
 アロマみたいに迷子になっちゃうからね…」


と私はガラス越しに話しかけた。



しかし、こうしてネコ探しをしてみて、
ネコを見つけるのは、相当大変なことだと感じた。
だいたい、ネコは見かけて、確認しようとしても、
寄ってこないし、すぐに逃げていっちゃうし、
顔も似たような感じなので、なかなかむずかしい。


こんなふうに、ネコ探しのビラを貼って、
本当に見つかるんだろうかと疑問に思った。
そして、
アロマが見つかったかどうかも気になる。 

そこで、私は、動物レスキュー隊に
直接電話をして聞いてみることにした。



すると、動物レスキュー隊について、
いろいろなことが聞けたし、
いなくなったネコをどうやって見つけるのか、
なども聞けたのだ。
それは、なるほど〜と思うようなことだった。



そして、探していた
アロマは見つかったのか?
結論からいうと… 

なんと、
見つかったんだって!




この話は、また明日書きますね。
きっと、ほぉ〜と思ってもらえると思います。





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2007年05月21日(月) 迷子のネコ探し

ちょっと以前のことである。
ウォーキングをしていたら、こんなビラを見つけた。
おや、何だろうと、近づいてみると…


迷いネコ探しのビラだった。





こんなことが書いてある。

「迷子の猫を探しています。
 毛色:キジトラ
 首輪:なし
 年齢:4歳
 名前:アロマ
 大切な家族の一員です。大変心配です。
 保護につながる情報に1万円お礼します。
 ご連絡は、動物レスキュー隊まで TEL番号」


どうやら、飼いネコがいなくなったらしい。

「よぉし、せっかくだから、
 今日は、ウォーキングしながら、
 アロマを捜してみるか」


などと、この日のウォーキングの目的を
「ネコ探し」と決めた。
私は、何か目的があるとかなり張り切るタイプなので、
目的が見つかったことに嬉しくなり、俄然張り切った。



そして、アロマの特徴を
しっかりと目に焼き付けた。
アロマは、こんなネコである。







全体的な色はグレーと黒、トラネコ、
口回りから首回りにかけてと、手先が白い、
ちょっと、ぽっちゃり系に見えるけど、
今は、やせ細っている可能性もある。



そして、この日は、かなり張り切ってネコ探しをし、
見かけたネコを、ばしゃばしゃと撮りまくり、
その後も、何日かに渡って、
アロマ探しをしてみたのだった。



今日はその
結果報告である。




張り切ってアロマ探しに歩き出してから、
最初に出合ったネコがこの子だった。
このビラのある近所の木陰でみかけた。




観察してみるべくもなく、明らかに違う。
アロマはこんなに白くないもん。
でも、かわいいからよしとした。



そして、また、てくてくいくと、
今度はこんなネコと出くわした。




塀の上にいて、コチラを見つめていた。
全体的には、グレーと黒だ。
さっきよりは、近い…
でも、首回りに白がないので、違う。
鼻のところもちょっと白くなくちゃね。
それに、首輪もしていたしね。



次に出合ったのは、このネコ。
ありゃりゃ、黒いね。
絶対に違うね、と思ったけど
あまりの堂々たる姿に一応カメラに収めることにした。
しっかり生きてるって感じがするネコだった。




何となく、強い意志を感じるネコで、
ネコの方も、私のことを観察していた。



余談だが、電話でこの話を友人にこんなふうにしたら、

「全体的にグレーと黒のしましまがあって、
 首と鼻面が白くて手先が白いの」


と説明したら、

「こんなのはどう?」

と写真を京都から送ってきてくれた。
違うって。
たぶん、京都にはいないって。
そう思ったけど、一応UPしてみることにした。

この子ね。
京都顔かもしれない。





そんなわけで、この日は、
何匹かのネコを見かけたけど、アロマに
近いネコを見つけることができなかった。
その後も何日かにわたり、
ネコを見かけるたびに写真を撮り続けた。


そして、グレーと黒で、手も白い、
ちょっと近いネコも見つけた。

そしてまた、
「動物レスキュー隊」の実態はどうなのか、
アロマは、実際には見つかったのか…
いろいろとまた調査してみた。


この続きは明日書きますね。





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2007年05月20日(日) あららっ…これは、大変だね。

いつもように、元気にウォーキングに出かけたら、
いつもように、いろいろなものが目に入ってきた。


まずは、この車だ。




何げなく通り過ぎようとしたら、
ふと、かなり大変な状態になっていることに気がついた。

「あららっ、こりゃ、大変だね」

思わず、立ち止まって見てしまった。


だって、前はこんな状態





後ろはこんな状態だったのだ。






自転車とバイクで車をサンドイッチだ。
東京の駐車場スペースは狭い、
自転車だって、バイクだって置くところに困る。
だから、こんな状態になっているのだ。


車を出すときもしまうときにも、
まず、自転車やら、バイクを
いったんどけなければいけないのだ。
ご苦労様だね。
毎日だったら、気の毒だね…
などと、しみじみ思ったのだった。



さて、今度は、お買い物をしようと店に入り、
地下の売場に降りようとしたら、
こんな張り紙に気がついた。


「米(こんな字に見える)故障中」





これが、どこかというと、
階段の手すりであった。
上と下、2枚ほど貼ってある。





「あらら、手すり故障中だって。危ないね。
 でも、手すりって故障中って言い方するかな…
 それにもっとハッキリと見える色で書いた方が
 いいと思うぞ」



などと、私は心の中で、
お店とこれを書いた人に注意をした。

そして、どんなふうに故障中なのか、
どれほどの故障中なのか、
ここは確認してみねばなるまいなどと
つい、余計なお世話なことを思い立ち、
手すりをぐらぐらと揺り動かしたり、
どれどれ、などと、継ぎ目などを見ていたら、
後ろから、お店の人に、



「その手すりは、壊れてますから、
 触らないでください。
 反対側の手すりを使ってください」 

などと注意されてしまった…
ちっ、見つかったらしい。




「あ、すいません、いや、
 どう故障中なのかと思ったので…」


と言い訳すると、お店の人は、

「掃除のときに、ネジが2カ所ほど、
 取れてしまっていたのに気がついて、
 一応用心のために貼ったんです」


と教えくれた。
私は、大きく頷き、

「ああ、なるほど、
 何かあってからでは遅いですからね。
 早く直してくださいね」


と、大急ぎで自己弁護をした。
すると、お店が人がこんなことを言い出した。


「こんなところのネジが
 同じ箇所、取れるなんて、
 めったにないことなんですが…」



どうやら、いたずらかもしれないと言うことだった。
と、すると、私は疑われたのかもしれない…


「あららっ、それは大変ですね…
 今どきは何があるかわかりませんからね。
 気をつけてくださいね、
 手すりは大事ですから、
 しっかり取り付けてくださいね。
 じゃ、どうも…」



などと、疑いをはらすように、
今度はもっと大げさに自己弁護した。
疑いがはれたかどうかは、全然わからないが、
そそくさとこの場を離れることにした。

とっさのことに、「故障中」のことも、
字の色のことをいうのも忘れた。
疑われちゃね。


そして、こう反省した。
これからは、お店内ので確認は
もっと慎重にせねばなるまい。



しかし、もしこれが、いたずらだとすると、
これは、大変なことだ。
許せないな…などと思ったのでした。





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2007年05月17日(木) ひぇ〜!シンクロニシティだね、これは…

今日は、「シンクロニシティ」についてです。

「シンクロニシティ」は、心理学者ユングによって
1930年に、生み出された言葉で、共時性とか、
必然の偶然、奇跡の偶然などと、言われる現象のことですが、
簡単に言うと「重要な意味がある偶然の一致」のことです。


なんて、
解釈はさておき…


もっと簡単に「偶然の一致」と思ってください。
でもね、この「偶然の一致」は、心理学的には、
かなり意味があることとされていて、調査、研究も
されているし、事例なども大事に扱われています。
それに、シンクロニシティが続くと、
自分にとって良いともされています。
例えば、正しい道を歩んでいる証拠だとか。



誰かのことを考えていたら、電話があったとか、
街で出合ったとか、誰でもありますよね。
もっとも、すぐ忘れちゃったり、覚えてなかったり、
偶然だねぇ…で終わったりしますけど。
それにも、何か意味があるのかもしれません。


なんて、こともおいといて。



今日、書きたいのは、
「ひぇ〜、こんなことあるのぉ…」
と、びっくりした、
「シンクロニシティ」である。




そう、先日、大いなるシンクロニシティに
出合ったのである。
その話です。


さて先週、私は、
「カエルを食べてしまえ!」という本と、
「「神様へのおねがい」がかなう本」という本を、
並列して読んでいた。
この2冊は、先週、手に入れ、
読み始めたばかりだったのだ。

「カエルを食べてしまえ!」という本は、
自己啓発的な本で、
「「神様へのおねがい」がかなう本」には、
「シンクロニシティ」のことが書かれていた。
ともかく、この2冊↓を読んでいた。







さて、どんな驚きの、
シンクロニシティが
起こったか…



私は、いつも、ウォーキングをするとき、
リュックの中に、本を一冊入れている。
休憩したりするときに読むためだ。
で、この日は、たまたま、何げなく、
「カエルを食べてしまえ!」を入れたのだった。
そして、いつもように元気に歩き出した。


てくてく…


この日は、いつもの道を逆から歩いていた。
道って、逆から歩くと、違う発見があるから、
私はときどき逆歩きをしているのだ。



すると… 

いつも通っていた道で、
こんなものを見つけたのだ。







あら、カエルだ。
おっきいね、あらら、
仏像にキスしているんだね、
二人は、仲良しさんなんだね。



などと、感心しながら、いつも通っている道なのに、
まだまだ、発見があるわね、だから、
逆からも歩いてみないとね…うんうん、
などとひとりごとを言い、写真を撮った。

このカエルは、高さが60センチくらいある
古そうだが、結構立派なものだった。
しかし、このとき、私は別に、
なんとも思わず写真を撮り、この場を離れた。



ところが…
この後…またまた
出合ったのである。




そう、カエルに…
それも、
ただのカエルではない。 




ほら、これだ。





近づいてみると、かなり大きなカエルだった。
身長80センチくらいあると思う。




横から見るとこんなカエルだ。





「ひぇ〜、カエルだっ!!
 こんなおっきなカエル
 始めて見たねぇ」




と私は、すっかり驚いてしまった。
そして、もちろん写真を撮った。

そして、休憩のために喫茶店に入り、
「カエルを食べてしまえ!」を取りだし、
この本の表紙を見て、つくづく…
このカエルと「シンクロニシティ」に驚いた。


だって、出合ったカエルが、
「カエルを食べてしまえ!」の
イラストにそっくりだったし、
イラストのようにジャンボな
カエルだったからだ。

(もっとも、イラストのカエルよりかわいくないけど)



こんなこと、あるんですね…
だって、こんな
ジャンボなカエル2匹に、
雑多な東京といえども
そうそう出合えるものではない。
しかも、同じ日に。




完全に「シンクロニシティ」だね。
この2冊の本を今、読むべくして読んでいて、
カエルに出合うことが、
私にとって大事なことだったのだ。


そこで、私はこう考えた。
この「カエルを食べてしまえ!」のカエルとは、
「最も重要な仕事、プラスになる仕事」
のことをいっているのだが、
現在、取り組んでいる私にとって重要な仕事を、
ともかく仕上げてしまえ、やってしまえ、
つまり、カエルを食べてしまえ、という天からの
メッセージなのではないか(仏像にキスもしてたし)
今の仕事をやっていることは間違ってはおらず、
どんどん進めて、さっさと食べてしまいなさい、
ということではないかと。



そして、きっとそうに違いない、そうだそうだ、
と決定づけて元気になり、とても満足したのでした。

そうそう、この「シンクロニシティ」は、
小さな事でも、毎日、忘れないうちに、
ノートにつけているといいと言われています。

書き残すことによって、自分の感覚が研ぎ澄まされ、
自分にとって意味のある「シンクロニシティ」に出会えし、
自分を助けてくれる「シンクロニシティ」にも出会える
確率が高くなるということです。
ちなみに、私は、ときどきつけています。
みなさまも、ぜひ、書き残してみてくださいね。





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2007年05月16日(水) なんだか…あまり好きじゃないな。

ウォーキングしていると本当にいろいろなものを見つける。
(って、いつも同じこと言ってるけど…)
発見すると、かなり嬉しくなるのだけど、
今日の発見は、あまりいい気持ちがしなかったものだ。

あのね、塀にはりめぐされている、
なんて言うんですかね、私は、
「ネコよけ&泥棒よけ」と名前をつけているけど、
そんなものたちの紹介である。
たぶん、そんな役割を担っているのではないかと思う。


さて、その「ネコよけ&泥棒よけ」、
これが、それぞれのお宅で、当然の事ながら、
やっている技術や工夫が違っていたりする。
いろいろとやっているんですよねぇ…



ただ、これを見つけると、
なんとなく…イヤな感じになるけど…ね。
でも、きっとこのお宅には必要なんだと思う。
もっとも、こんなふうなことをやっているお宅は、
私が歩く範囲では、とても少ないけど。



さて、どんな
「ネコよけ&泥棒よけ」か、
というと、こんな感じだ。




まずは、シンプル&お手軽の、
有刺鉄線を巧みに使っているタイプね。


これじゃ、ネコさんも泥棒も入れまい…
塀の上いっぱいに張り巡らされていた。
頑張って巡らしました、って感じだ。





つぎも、有刺鉄線だが、道路にはみ出すように、
しかもやや甘めの小さな巻き方で、
泥棒よけというよりは、完全なネコよけで、
取り付け方も、ちょっと抑えられているという感じだ。
しかも、ときどきとぎれたりして、ちょっと半端な、
「ネコよけ&泥棒よけ」になっている。





まぁ、有刺鉄線なら、手作りの後付だし、
実被害があって、背に腹はかえられなくて、
頭に来てやったのね、などと思ったりもする。


しかし、次のは、かなり考えられて、
きっちりとやったような感じで、
なんとなく不気味に感じた。




ほら、これだ。



太くて鋭い釘が塀に
ずっとはりめぐらされている。







うーん、このお宅も切実な理由があって、
このようにしたんでしょうね、きっと。

ただ、このお宅は、塀にはこうして、
ずっーと、釘が張り巡らされていたが、
入り口の門回りには、張り巡らされてなくて、

「あら、入ろうと思えば、ここから入れるね、
 ネコさんも泥棒も…」


などと、思ってしまった。
もしかしたら、防犯設備がついていて、
大丈夫なのかもしれないが。
ともかく、塀回りを防御することが大切なんだね。



でも、
もっと怖いのも見つけた。
ほら、これだ…




塀にびっしりと、
ビンのかけらが埋め込まれている。







もちろん、このお宅も何か被害があって
それでやったのだと思うが…
なんとなく…不気味な感じがする。
ビンのかけらってのが、怖い感じがする。

うーん…ちょっと怖いな。



さて、この塀を巡らす、有刺鉄線や
ビンのかけらや、釘がどのような意図で、
本当には何から守ろうとしているのか、
本当にネコ&泥棒なのか、はたまた、
威嚇なのか、そのすべてなのか…
どんな意図なんだろうなぁ、などと思ってしまった。



私としては、
こんな怖いやり方より、
こんな方がいいなぁ、
と思ったのだった。





もっとも、これだと、手入れが大変で、
地震の時は、かなり危ないと思うけど、
何かグリーンで工夫した方がいいのになぁと
思ったのだった。


というわけで、今日は、ちょっと不気味な
「ネコよけ&泥棒よけ」でした。
これで、本当によけられるかどうかは謎だけど、
ネコも、泥棒も一瞬躊躇するのでしょうね、きっと。






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2007年05月15日(火) ああ、そうだったのか…

さて、昨日から続きです。

私が、ネコさんの写真を撮ったり、
なでなでしようと近づいたとき、突然、

「なに、してんのっ」

と、声がしたのだ。

ビックリして、声のした方を見上げると、
2階から、おばさんが顔を出して、
こちらの方をじっーと、見ていたのだ。

私は、このかわいいネコさんに
危害を加えるつもりもないし、
連れて帰るつもりも全くないので、
かなりどきっとして、ビックリしたが、
おばさんの方を向いて、こう答えた。


「あまりに、かわいくておしゃれなネコさんだったから、
 写真と撮っていたんです…失礼しました。
 このネコさんの飼い主さんですか?」

「そうだよ、ああ、そう。
 このあたりで見かけない人だからさ」

「ええ、今、散歩中だったんです。
 そしたら、かわいいネコさんを見つけて」

「ああ、そうなの…一応ね、見知らぬ人は、
 やっぱり気をつけないとね…
 あ、そのネコは、エンゼルって言うのよ」



どうやら、おばさんは、私に対する不信感を
少し解いてくれたらしく、名前を教えてくれた。

エンゼルは、名前を呼ばれると、
おばさんの方を見上げた。




私も一緒に、おばさんのことを見上げてみると、
古い小さなバーの上が住宅になっているらしく、
窓枠に、植木などが置かれていて、その植木の
間からおばさんが顔を出していたのだった。
下のバーのママさんかもしれない。

「エンゼルって言うんですか、エンゼルっ」

私も、名前を呼んでみた。
すると、エンゼルは側に来てくれたので、
私は、なでなですることができた。

「とても毛並みもよくて、おしゃれさんで、
 かわいいですね」

と、再度、おばさんに言うと、
おばさんは、こんなことを教えてくれた。


「あのね、エンゼルは2歳くらいのときに
 もらってきたのよ。捨てられる寸前だったの。
 だから、引き取って、それから一緒に暮らしてきたの。
 エンゼルはね、ネズミを捕るのが得意なの」

「あら、こんなにかわいいのに?」

「おっとり見えるけど、とっても敏捷でね、
 ネズミを見ると、いてもたってもいれないみたい。
 でね、大きなネズミを捕ってくると、
 私に見せにくるのよ。
 こっちはぞっとするんだけどね(笑)」



私は、確かにこのあたりでは、
ネズミが多そうだと頷きながら聞いていた。


「でも、エンゼルがいるから、あ、もう一匹
 いるんだけどね、だから、楽しいのよ」

「ネコさんがいるといいですよね」



私は、そう言って、もう一度エンゼルを撫でて、
立ち上がり、おばさんに
「どうもありがとうございました」
とお礼を言い、エンゼルにバイバイと言って、
エンゼルとおばさんに別れを告げた。

すると、エンゼルに話しかけるおばさんの
話が聞こえてきた。



「よかったねぇ…
 かわいいって、
 おしゃれさんだってよぉ、
 よかったね、エンゼル」




私は、ちょっと嬉しくなって元気に歩き出した。
すると、再び、前方から声をかけられた。

「エンゼル、かわいいよね」

私が声の方をみると、今度は、通りの植木に
水をやっていたおばさんが話しかけてきたのだ。
どうやら、私たちの会話を聞いていたようだった。

「ええ、とてもかわいいですね。
 それにおしゃれさんでした」


そう答えると、このおばさんが
こんなことを言ったのだ。




「あのね、このあたりではね、
 ネコや犬を飼ってる人が多いんだよ。
 おばさんとかが多いからね…
 独り身の。それが、
 生き甲斐で楽しみなんだよ」




そして、おばさんは、ちょっと笑った。

そっか…そうだったのか…
私は、とても納得して大きく頷いた。
だから、エンゼルに近づいた私を
警戒したんだなぁと思った。



そういえば、他の店の入り口でも、ネコさんが
幸せそうにゴロンゴロンしていたなぁと思い出した。
とてもかわいがられている感じがした。
丸まると太っていたもん。




正面からみると、こんなネコさん。




そして、ふと、このあたりの開発が進むと、
この環境が壊れてしまって、
今のこのあやしいながらも、平和な生活が
壊れてしまうのだろうなぁ、
ここにも、ここの生活があるんだと
しみじみ思ったのだった。

ゴールデン街、開発されるとどうなるんだろうなぁ…
あのおばさんたちやネコさん達が、
元気に暮らしていけるといいなぁ、と思ったのでした。






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2007年05月14日(月) この通りは正しく、あやしさがあふれているな

新宿歌舞伎町界隈は、あやしい通りが多いので有名だ。
特に、新宿「ゴールデン街」などは、かなり有名で、
以前は、ボラれるとか、怖い、とか評判だったし、
いっとき問題になったこともある街なのである。

でも、いろいろと調べてみたら、かつては、
文壇バー、オカマバー、ボッタクリバーと別れていて、
料金や暴力などの問題もあったけれど、
今では、そんなバーはほとんど姿を消して、
「もう、そんな店はない」と街では言っているようだ。


本当かどうかは、よくわからない。
何しろ、夜、歌舞伎町界隈に、
足を踏み入れるのはないので…



そして、最近では、そのあやしい通りをなんとかして、
清潔で安全な街にしよう、などという運動も
はじまっている…らしい。
新宿区民の私としては、大いにやってほしいと
思っていたが、最近、ちょっとした出会いがあって、
少し考えを変えた…



今日は、
そんなあやしい通りと
出会いの話です。




まず、これを見て欲しい。

ゴールデン街の一角にある、
「あかるい花園三番街」である。

(隣接して一番街、五番街、八番街などがある)





どこからどうみても、あかるいという感じから
ほど遠い感じがするが、入り口のアーチでは、
あかるさを強調している。



その「あかるい花園三番街」に
一歩足を踏み入れると、こんな感じである。

(目の前に見える看板はスナック「スエズ」なんですかね?
 それとも「ススエズズ」ですかね?)





そう、このゴールデン街界隈は、
3〜5坪ほどの小さな飲み屋さんが
集まっている街なのである。



実は、先日、歌舞伎町に用事があり、
久しぶりにこの街を通ってみたのだが、
久しぶりに通っても、やっぱり、しみじみ、
あやしい雰囲気の街だと思ってしまった。

しかも、日中だから、
いろんなものがハッキリと見えるし目につく。
夜だと、闇に紛れて見えないものも見える。
ばっちさとか、ぼっろちさとか、汚れとか、古さとか。
もっとも50年前からあるようだから、
古いのも当たり前だけどね。

「やっぱり、
 あやしげなお店の宝庫だね…」


などと、歩いていると、こんな店を見つけた。


どこから入っていいかわからない店だ。
入り口がとても狭いのだ。


なんだか、入るのに抵抗を感じる店である。
どんな人がママさん(女性とは限らない)
なんだろうなぁ…などと思ってしまう。





それから、これは、
まったり喫茶「コアラズ」だ。

(扉にチョークで、そう書いてある)

入るには、かなり勇気がいりそうな喫茶だ。
この扉の奥には、どんなまったりがあるのか…





また、こんなあやしげな店もある。
バー「たちばな診察室」である。


病院をイメージした飲み屋さんで、
スタッフは、全員ナーススタイルらしい。

店に入るとき、トントンとノックし、
「失礼しマース」などと言いながら入り
すると、
「おこんばんナース〜、どこが痛いナースか〜」
なんてやさしく言ってもらえるのだ。
そして、きっとデレデレになるのだ…たぶん。





そんな面白そうな店を見つけては、
「あらら、なんて、あやしい!!」だの、
「ひぇ〜これは、どんな店なのぉ」だの、
ぶつぶつ言いながら、写真を撮ったり、
ぶらぶらとこの街の路地に入ってみたりしていた。





すると、路地から、この街に似合わないような、
とってもおしゃれさんなネコが出てきたのだ。


ほら、このネコさんだ。
可愛い首輪をしている。
毛並みもとてもいい。






私は、ネコさんに目がないので、

「おしゃれさんですねぇ、
 かわいいですねぇ…」


などと、語りかけながら写真を撮り、
なでなでしようとネコさんに近づいたその時である。



上の方から、突然、

「なに、してんのっ」

と、声がしたのだ。




私は、ビックリして上を見上げた。
すると、2階から、
おばさんが顔を出して、
じっと、私を見ていた。
ひぇ〜…どうしよう…



この続きは明日書きますね。




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2007年05月13日(日) 工夫した「気持ち」はわかるけど…

毎日、ウォーキングをしていると、

「ああ、苦労してるんだね…」

などと、思うような事にも出合う。
みんな、何かといろいろな工夫をしているのだ。
今日は、そんな、ちょっとした工夫など紹介。



先日、てくてくといつものように
歩いていると、こんな光景に出合った。
これだ。


駐車場に取り付けてある、
車の傷よけガードだ。







「さあ、来い」とばかりに、
前後につけてある。 








「そうだね…このくらいのスペースだと、
 ちょっと気になるよね。
 うんうん、わかるわかる」


などと、頷きながら、
この日は通り越した。



後日、この場所を通ると、
車が止まっていた。
そのとき、
私はしみじみと感じた。




「ああ、とってもこの傷よけガードは、
 必要だったのね…」



こんな感じで、車が窮屈そうに止まっていたのだ。





この前の道は、とても狭いし、
この駐車場は、奥の方が狭くなっている形(台形)で、
かなり入れづらい感じだ。
狭くなっているところは、車と壁との間が、
20センチもあいてないくらいの狭さになっていた。
私では、とてもこのスペースには車は止められないなぁ、
とこれまた、しみじみと思ったのだった。

毎日、こうして駐車するのに、
これらの、手作り傷よけガードは、
本当に役立っているのだ。


東京、特に都心では、土地がないので、
駐車場スペースが本当に狭く、
こんな工夫をせねばならないのだ。
傷よけガード、しっかり車を守ってね、
と、声をかけたのだった。



さて、道ばたでは、
こんな意味不明の工夫もみかけた。






せっかく育てた藤の植木が、
盗まれないようになのか、
風で飛ばされないようになのか、
木が倒れないようになのか、
台から、落ちないようになのか、
そのすべてなのか…よくわからないが、



とにかく、
紐でテーブル台にしっかりと、
くくりつけられていた。







しかし、正直なところ、私は、この植木を
何もこんなふうに堂々と道ばたに出さなくて
いいのではないかと思った。
だって、そこはかとなく、
全体的に…貧乏くさい。



これまでの工夫は認めるが、
道ばたに出して、人様に見せるのなら、
せめて、もう一工夫して、

「ほぅ、見事な藤だね…」

などと、言わせて欲しい、などと思ったのだった。
工夫度、20点、貧乏くささ80点、などと、
私は、勝手に点数をつけた。



木が折れないように、
こんな工夫もあった。










ものすごく、
素朴な工夫である。




「大丈夫なのか、
 こんな支え方で…。」


などと心配になったので、
私は思わず、木をゆさゆさしてみたり、
ガムテ支え棒を動かしてみたりした。
しかし、倒れるとまずいので、ちょっとでやめた。

しかし、これで、本当にこの細い木が折れずに
立っていられるのか…大丈夫か?
臨時の手当だといいのだが、
2週間たっても、まだこんな状態だった。


こんな風にちゃんと支え木をして
もらっている木もある。
見た目も、支えの強さも全然違う。






「同じ区の管理なのに、
 これは、不公平だな」


と私は思ったのだった。 


ともかく、誰かが、心配になって
こんな工夫をしてくれたのだと思うが、
さらに、考えてもらって、区の緑の課に電話して、
ちゃんと支え木をしてくれるように、
頼んでほしい、などと思ったのだった。

しばらくしても、このままなら、
私が電話しよう、と思っているけど。


というわけで、
道ばたのささやかな工夫でした。
道ばたでは、結構、こんな工夫をしているんですよ。




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2007年05月11日(金) わかったぞ!謎のお宅の正体と、あやしい置物の家


わかりましたっ!! 



昨日まで、2日間に渡って書いてきた
あの家が誰のものか… 



Meyさんが、教えてくれました。
すっきりしました!!



なんと、

なんと、

「峰竜太さんのお宅」
だそうです。




TVや週刊誌で紹介されていたそうです。
(非難囂々だったらしいです)
推定5億円くらい、どうやら、奥さんの好みだそうです。
あの中に、普通のお家があるとか、ないとか。
すごいですね、興味深いですね。
見てみたいですね。

ともかく、
誰が住んでいるかわかったので、
すっきりしました。
Meyさん、どうもありがとう!!




さて、今日も、せっかくなので、
(どんなせっかくなのかはさておき)引き続き、
そこはかとなくあやしさを醸し出しているお家を紹介します。
でも、今日のは、建物の形ではありません。
あやしいのは、置物たちです。
お家は、ごく普通のお家でした。



まずは、こんなモノが
道路と庭の境にポンと置かれている。

金物で作った魚たちである。
こんなような魚たちが庭の何カ所かに、置かれていた。





でも、この魚たちなら、

「おっ、魚か」

などと言って立ち去ることもできる。
しかし、その魚の隣に、こんなものがあると、
どうしたって、

「おやっ、何やらあやしいかおり…」

などと思わざるを得ない。
何があったかというと、これである。






裸の女の人が、うずくまっている…
どうやら焼き物であるらしい。
こんなものを見つけると、
他にも、きっと何かあるだろうと、
考えるのが自然である。



そこで、たちどまって
見つめ直してみると、
やっぱり…


この家は、あやしい置物の
宝庫だったのだ。




例えば、植木鉢の中にも、
雑草にまみれて、大きなお尻の女性がいる。
女性が裸で、土をのぞいている。





あとね、
今まで見たこともない、
こんな植木鉢もあった。


まぁ、どっしとしたお尻と、言えなくもない。
お尻、好きなんですかね、ご主人。





でも、大丈夫、置いてあるのは、
お尻ばかりではもちろんない。



壁から、こんなふうに、
イルカだって、顔を出している。
なんだか、とろんとした目つきだ。
日夜のおつとめに疲れているのか、イルカ。





きっと、このご主人は、
魚とお尻が好きなんだ、と思いきや、
いやいや、そうでない。



壁には、トカゲ(ヤモリ?)だっている。





それに、こんな楽しげなカエルだっている。
は虫類関係もちゃんと好きなのだ。
そのとなりに、わかりづらいが、
動物の神さまのような人だっている。





もちろん、ネコも好きだ。






うーむ…
もしかしたら、作家さんの家かもしれない。
これらを日夜造っているのだ。


しかし…
自分の作った作品をこんなふうに雨風、
衆目にさらしていいのか、などという謎も残る。
でも、大丈夫、
これらは試作品なのだ、全くのたぶんだが…

そうでなければ…
ただのおちゃめな置物収集家さんかもしれない。
きっと変わったものが好きなのだ。
ともかく、いろんなものが、
無分別にあちこちに置かれていたからね。

「置物たち、ご苦労さま」

と、声をかけて、この家を後にした。


ともかく、
いろんなお宅がある。
いろんな庭がある。
いろんなものたちがある。

そんなものを見つけると、私はとっても嬉しくなるが、
住んでいるご近所さんにとっては、
やや、迷惑かもしれないなぁ…
などと、思ったのでした。





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2007年05月09日(水) うーむ…どんな人が住んでるんだろうなぁ

さて、昨日からの続きです。


私は、警備員と腕章をつけた、少し怖そうな、
固い感じの警備員に、フレンドリーにごく自然に
(と、自分では思っている)
話しかけてみた。


「あの〜、この建物、すごく変わってますね。
 どなたか有名な建築家さんが建てたんですか?」
「僕は警備員なので、よくわからないのですが…
 確かに、変わってますね」

「まるい感じだから、お部屋なんて、どんな
 形になっているんでしょうね?」
「私は、中に入ったことはないから、どんな
 感じの部屋なのか、わからないですね…」

「あ、そうか、入ったことないんだ…」
「ええ、僕は外担当だし、いつもここって
 わけではないので…」



ということで、この警備員は、
いつもこの家を警備しているわけではなく、
この日たまたまいたらしいことがわかった。
そして、この建物について、ほとんど、
何も知らないこともわかった。



ちっ。
残念。
知らないのか。




で、最後に、このくらいはわかるだろうと、
思い切って、こう尋ねてみた。


「この建物は、何かの会社ですか?」
「いや、たぶん違うと思います」
「え、じゃ、普通のお宅なんですか?」
「ええ、そうだと思いますが…」



私は、思わず、失礼を顧みず、
こう聞き返してしまった。


「普通のお宅なのに、警備するんですねぇ」

すると、少し苦笑いして、

「ええ、依頼があれば、
 どこでも警備しますよ」



そりゃ、そうだ。
聞いた私がバカだった。

私は、
「失礼しました。お手数おかけしました」
と、礼を言って、そそくさとこの建物を離れた。

結局、この警備員からなんらかの情報を
得ることはできなかった。
フレンドリー作戦失敗。

しかし、どうやら、普通のお宅…
まぁ、この外見でそういえるかどうかは別にして、
で、あることだけはわかったのだった。



しかし… 
この外見、
どう見ても普通ではない。



もちろん、デザインかもしれないが、
何となくだが…
丸っこくて、ちょっとかわいい感じの建物だが、
人を寄せ付けない感じを漂わせている。



例えば、窓は、こんな感じだ。





下の方には、こんな感じになっている。





近寄ってみると、こんなものだった。
(これが何かわからないが…)






そして、後日。



この建物の前を通ると、今度は、警備員はいなくて、
植木職人さんが作業をしていた。
そこで、今度は、この植木職人さんに
声をかけてみた。


「この建物、変わってますね…」
「うん」
「このお宅は、普通のお宅なんですか?」
「うん、そうだよ。
 でも、いつもお手伝いさんしかいないの。
 だから、よくわからないんだよね」



やっぱり、情報を得ることはできなかった。

しかし、お手伝いさんしかいないと言うわりに、
駐車場には、かなり立派な車が3台ほど、
止まっていたし、植木職人さんが造っていた
入り口付近の庭はかなり凝っていた。





私にわかったことは、
お金持ちっぽいということだけだった。

ますます謎が深まるお宅だったが、
私は、この家をこう呼ぶことにした。

「潜水邸」

潜水邸について、何か情報がわかったら、
また、ご報告します。



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2007年05月08日(火) 謎多き、奇妙な建物

ウォーキングしていると、いろんな建物も見つける。
結構、いろんな建物があちこちにあるのである。
私は、そんな建物ウォッチもしているのだが、
今日は、最近建ったばかりの、

「うーむ、これは何だろう…」

という謎のかおりのする建物紹介です。


いつものように、
デジカメを手に持ち、万歩計を装着し、
てくてくと歩いていると…



「こっ、これは、
 なんだろう!」




と思うような建物を見つけた。
住宅街に突如現れる。
ほら、これだ。





駐車場から見えるその姿は、
何ともユニークなまるい感じの建物だった。

「おやっ、宇宙船のようだね…
 何の建物かな?」


などと、ひとりごとを言いながら、
これは建物の後ろ姿だったので、大急ぎで、
前に回ってみることにした。



すると…
宇宙船というより…

もっと、奇妙な建物で
あることがわかった。




正面に回ってみたら…
ほら、こんな形だったのだ。





クジラのようでもあり、
潜水艦のようでもあり、
ムーミンのお家のようでもあり…
なんともいえないような形状で
かなり目立つ。



横から見ると、こんな形である。
コチラ側には、ほとんど窓がない。





まあるい、なぁ…
お尻のようにもみえるなぁ…
などと想像が広がる。

どうやら、この建物への入り口は、
この写真で人が立っている少し後ろにあるようだ。


うーむ、興味深い。
中はどんな感じになっているのだろう。
窓があまりないし、
まるいから、部屋の形なども気になる。
どんな感じなんだろう…



私は、じっくりと観察してみた。
すると、この建物が、
ただユニークな形なだけではなく、
かなりの謎ある建物であることが
わかったのだ。
私が感じた「謎」をまとめてみた。


《謎1》
窓が極端に少ない

《謎2》
その窓だが、外から見えない仕様になっている。
最初の写真を見てもらえるとわかるが、
コチラから、中の様子が全く見えない窓なのだ。

《謎3》
この建物の前には、いつも警備員がいる。
(写真の脇に映っているのは、私設警備員である)

《謎4》
あちこちに、監視カメラがついている。

《謎5》
この建物が何であるか、何の表示もない。
いったい、何屋さんなのか…

《謎6》
上のベランダのようなところが、監視用にも見える


写真の黄色の丸は、謎の、
警備員、監視カメラ、突き出たベランダ





そして、この観察している間に、
ひとりの黒い背広を着た男性
(何となく、普通の会社員とは違うような、
 といって、ヤクザっぽくはない)が、
警備員と話しながら、この建物に消えて行った。


ともかく、ざっと、
観察しただけでも、
こんなに謎があるのだ。


ふーむ、これは、何だかあやしい。
明らかに、外を警戒している。
そのわりに、かなり目立つ外観で、
みてくれと言わんばかりの建物なのだが…
この建物は、いったい何なのか。



そこで、思い切って、この警備員の人に
尋ねてみることにした。
しかし、こちらが怪しまれてはいけない。
ここは、フレンドリー作戦でいかねばなるまい。
つまり、近所の人を装い、笑顔で、
ごく自然に話しかけて、情報を聞き出すのだ。



よぉし、
聞いてみよう。




意を決して、警備員に近づいてみると、
ちょっと怖そうな、固そうな警備員で、
「警備員」の腕章をつけていた。

この人に聞いて、大丈夫か?
ちょっと不安になったが、
無理に笑顔をつくって、近所の者を装い、
フレンドリーな感じに話しかけてみた…


この続きは、明日書きますね。



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2007年05月07日(月) これは、困ったことになったぞ。

あっという間に山菜採り休暇が終わってしまいました。
あまりの早さに…少しばかり寂しい気持ちがしてます。
早いですね…

そうそう、今年は大収穫だったんですよ。
昨年が、不作だっただけに嬉しかったです。
(昨年の山菜採りの模様はコチラから→「山菜採りの報告」
タラの芽やこしあぶらやわらびがいっぱい採れて、
採った山菜は、親戚や友人に送ったりしました。


そして、今年は、
すぐ近くの中尊寺で
「わんこそば」
なども食べてきました。



ほら、こんな感じにお膳が来るんです。
このお膳には、薬味がのっています。
この薬味を食べつつ、わんこそばを食べる。





わんこそばはこんな感じで、上下2段で24コきます。
(わんこそばの食べ方は、その土地によって違います)
もちろん、おかわりは自由。
好きなだけ食べられます。
ちなみに、お値段は1780円。





これを、ひとつずつ食べていくのですが、
私は22コでお腹がいっぱいになりました。
一緒に行った知り合いは、60コも食べてました。
とってもおいしかったです。

でも、わんこそば大会での優勝は、
10分間で329コだって。
スゴすぎ…



そんなわけで、
今年も、すっかり満喫して帰ってきました。
山菜採りは、楽しいですね。




さて、そんな山菜採り休暇の話はこのくらいにして、
今日は、連休前にあった火事の話である。
あまりにビックリしたので…


実は、この連休に入る直前大きな火事があった。
TVでもかなり報道された
「オリンピック」早稲田店の火事である。
(マンション1階、地階が店になっていて、
 今回はほぼ全焼)



この店は、私のウォーキングコースのひとつにあり、
ガーデニング道具や土などを買いにくる店でもあった。
(オリンピックは、家庭生活用品全般を扱う小売店)
だから、報道されたときにはとても驚いた。
相当すごい火事のようだったから。
自転車を飛ばして見に行こうっと思ったが、
夜だったのでやめたのだった。


そんなわけで、このオリンピックが
どうなっているか、
チェックしておく必要がある、
と判断した。



そこで、火事の次の日(4月28日)に
現場のオリンピックに向かってみた。
すると、次の日はこんなふうになっていた。
(詳細現場写真→「写真」





この店の上は、マンションなのだが、
マンションの一部に焦げ後があった。
火事のあった日は、このマンションの住民は、
オリンピックが手配したホテルに宿泊したとか。
こんなになって、上のマンションは
大丈夫なんでしょうかね。
(店の前の通りは、明治通り)

そして、こんな張り紙がしてあった。





現場はトタン板に覆われていて、
中が見えないようになっていた。
私は近寄ってみて、中をのぞいてみたが、
店の入り口しか見えなかった。

店の周りには、この店の定員さんたちがいて、
現場の外側の片づけなどをしていた。

何か情報を得たかったので、
近くにいた店員らしきおじさんに声をかけてみた。


「大変でしたね、今日は店内整理ですか?」
「いや、店の中に入るにも現場検証や、
 安全確認が先だから、まだ入ってないよ。
 中は相当危険らしくてね…」
「どうやら、子どもの火遊びが原因らしいですね」
「どうなんだかね…これから調べるからね」



残念ながら、このおじさんから、
詳細な現場状況や捜査状況までは聞くことが出来なかった。
この火事は、花火売場からの出火で、
火事のあった直前、ライターで遊んでいた小学生らしき
男の子がいたことがわかっているのだ。
今日現在まで、その子が見つかったという
話は聞いていない。


そんな話はさておき。


私は、この店がないと困るのだ。
いつもこの店まで、
植木用の土を自転車で買いに来ていたからだ。
そして、今年も土を買おうと思っていた。
だって、今年もトマトやオクラを植えるから。



このあたりで、ガーデニングコーナーがある
大きな店はないし、この店にはいろんな種類の
土やガーデニンググッズなどが置かれていたのだ。
それが、なくなってしまったのだ…
ショックである…

これから、もっと遠くまで
土を買いに行かねばならない。
土はとても重く、後ろにくくりつけて、
よたよたとしながら、何度か往復せねばならない。



あーあ、困ったなぁ…
1日でも早く、
開店してほしいぞ。



そう思いつつ現場を後にした。
しかし、男の子はみつかるのかな?



また、連休中に、神楽坂の火災現場も
チェックしに行ってきた。
火事のすぐ後にいったときには、
こんなだったけど、





今はこんな状態で、
解体真っ最中だった。









やっぱりスゴイ状態だった。
ここは、どんなふうに開発されるのか、
これからも見続けていく予定。
どう変わって行くか、また報告します。


しかし、このところ、この近辺では、
大きな火事が3件ほど続いている。
しみじみ、火事はあっという間に全てを
なくすものだなぁと実感したのでした。




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2007年05月01日(火) 《簡単パンレシピ》フォカッチャ&テーブルパン

今日は、ぼちぼち日記の番外編
《簡単パンレシピ》です。
もしよかったら作ってみてくださいね。


家で食べるパンなので、
かなり大雑把で簡単な作り方ですが、
評判はとてもいいパンです。
焼きたてはとてもおいしいですよ。

また、安くてもいいので、パン焼き器があると
いいと思います。
手でパンをこねると、一度やってみて、
もういいやと思ったりしちゃうので、こねは
パン焼き器にお願いした方が断然いいです。
パン焼き器があると、マニュアル通りにやれば、
材料を入れるだけで、朝に焼きたてパンもつくれますし、
いろいろと楽しめますよ。


パンは、基本的に、
強力粉、水、(ドライ)イースト、塩があればできます。
(天然酵母派の方は、イーストの変わりに天然酵母)
それらに、甘さを加えたり、
油分を加えたり、卵を加えたりしていきます。
だから、慣れたら、パン生地に、
カボチャや、にんじん、とうもろこしなどを
入れたりして、自分流に楽しめますよ。
私は、よくおからも入れます。


さぁて、そんな話はさておき、
今日は、2レシピです。



と、その前に…

《このコツを覚えておくと出来が違うこと》

◎ふくらみが悪くなるので塩の側にイーストを入れない。
 つまり、塩からイーストを離して入れることですね。
◎生地のやわらかさは、耳たぶくらいが目安。
 これは、何度かやって覚えるしかないかな。
 もし、こねはじめで、ちょっと固そうだと感じたら、
 少し水を足して入れてください。
 逆にやわらかすぎたら、お粉を足してくださいね。
 手にべたべたとくっつかず、しっとりと来るのが理想かな。
◎オーブンは焼く前に、しっかりと余熱しておくと、
 パンの膨らみ、焼き上がりが違います。


【フォカッチャ】

《材料》
・強力粉 250グラム
・デュラムセモリナ粉 50グラム
 (なければ強力粉300グラムでOK)
・オリーブオイル 大さじ4
・砂糖大さじ1
・塩 5〜6グラム (塩は、味にばらつきがあるので、
 食べてみて調整してくださいね)
・ドライイースト 4グラム
 (スーパーマーケットなどで市販されている、
  スーパーカメリアドライイースト260円くらい)
・水170(小麦粉のみの場合)〜175cc

《仕上げ用》
・オリーブオイル 必要分
・岩塩(あれば)、ブラックペッパー
 (なくても十分おいしいです)

《ポイント》
◎オリーブオイルは、エクストラバージンをおすすめ


■手順

1.パン焼き器に材料を入れ、こねてもらう。
  ※「生地つくり」というスイッチがあると思います。

2.こね上がったら、一次発酵させます。
  パン焼き器に入れたままでも、他の器に移してもいいです。
  (何度もこねるときには、違う器で発酵させます。
   その時には、「ぬれぶきん」をかけてね)





  これが、だいたい2倍くらいに膨らみます。
  一次発酵の終了めやすは、フィンガーテストをします。
  ぷっくりと膨らんだ生地に粉を少し振って、
  人差し指を指してみて、指の穴が縮んでこなければOK
  穴が縮むようなら、もう少し発酵させましょう。








  でも、それほど神経質にならなくても大丈夫。
  逆に指を入れて全体がしわしわとしぼんでしまうようなら、
  発酵し過ぎ、この場合は、可能ならお粉を少し足し、
  2次発酵を早めに切り上げて焼きます。
  (若干風味は落ちますが、家庭で食べる分には問題なしです)

  発酵は、温度によりかなり差がありますが、今の時期なら、
  45分〜2時間くらいで終了すると思います。
  発酵は、温度が低ければ時間がかかりますが、必ず
  膨らみますので、安心してくださいね。

3.取り出して、少しふくらみを抑えて、丸め、
  指でこんなふうに生地に何カ所も穴をあけます。
  大胆にやってください。




  こんなふうになります。





4.天板にオーブンシートを敷いて、その上に生地を置き、
  ぬれぶきんをかけて2次発酵させます。
  2倍くらいに膨らんだらOK

5.仕上げ用のオリーブオイルを穴に向けて
  適度にかけます。
  そして、あれば岩塩を砕いたものと
  ブラックペパーを軽くふりかけます。
  お子さんがいるときには、岩塩とペパーは
  入らないと思います。





6.190度にオーブンを温めておき、
  その中に入れて、180度に温度を下げて、
  17分ほど焼いて出来上がり。





7.取り出したら、天板からはずしてさます。
  あら熱がとれたら、パン切りナイフで、
  適当な大きさに切って食べてみましょう。



ああ、おいしい…



【テーブルパン】

《材料》
・強力粉 375グラム
・スキムミルク 25グラム
・砂糖45グラム
・パター 40グラム
・塩 6グラム
・ドライイースト 4グラム
・卵1コ(約50グラム)
・水190cc〜200cc
 ※卵の大きさによって調整します。


《ポイント》
◎卵はいれなくてもおいしくできますが、
 その場合水は、230〜240cc必要
◎油分が気になる方は、バターを抜いても大丈夫。
 その場合は、水を少し増やします。
 (これはちょっと調整してみてください)
◎お砂糖、少なめにしても大丈夫。
 でも、一度は作ってからにしてね。


■手順(ほぼ、フォカッチャと同じ)

1.パン焼き器に材料を入れ、こねる。
  
2.こね上がったら、一次発酵させます。
  フィンガーテストします。

3.取り出して、少しふくらみを抑えて、9等分して、
  かわいく丸めます。
  ※いろんな大きさがあると、その時の食べる量が
   選べて便利です。9等分でなくてもいいです。








4.天板にオーブンシートを敷いて、その上に生地を置き、
  ぬれぶきんをかけて2次発酵させます。
  2倍くらいに膨らんだらOK

6.190度にオーブンを温めておき、
  その中に入れて、180度に温度を下げて、
  15分ほど焼いて出来上がり。





7.取り出したら、天板からはずしてさます。


ほぉら、こんなに
かわいいパンが焼けました!



あら熱が取れたら、さぁ、食しましょう!
バターをつけても、つけなくてもおいしいです。

やってみると、思ったより簡単にできますよ。
いちばん、コツがいるのは、
生地のやわらかさだと思いますが、
やわらか過ぎるとデレッとした感じに仕上がり、
固すぎると膨らみがちょっと悪くなります。
でも、食べられないとか、まずいとかはあまりないです。
それほど、神経質にならなくて大丈夫。
何度か作って、感覚をつかんでくださいね。
やってるうちに、わかってきますよ。


まずは、
Now, challenge!
ぜひ挑戦してみてね。





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