ついに、実家から京橋のマンションへの引っ越し。父の大阪への復帰に伴う京都から実家への引っ越しも同時に行われる。大半の生活用品は父が京都での単身赴任で使っていたものを流用するため、新しい者を買う必要はほとんど無かった。
というか、京都から届いた父の生活用品は、ある意味充実しすぎていた。調味料などはオリーブオイルなども揃っており、コショウなどは普通の粉末状のものと、粗挽きのものの2種類がある。 特に驚いたのがジップロックの数である。台所用品はいくつかの箱に分けられていたのだが、どちらの箱を開けても、出てくる出てくる。数を数えたわけではないが、代償併せて20個近くはあったのではないだろうか。 炊いた米をジップロックの中に入れて冷凍させて保存する手法を好んでとっていたことは話に聞いていたのだが、家族4人で使ってもまだ余るのではないか、と思うほどの数だ。
家に運び込まれた荷物は僕が使わないものがいくつも含まれている。僕はT字カミソリ派なので、電気カミソリは使わないのだが、今部屋には電気カミソリが転がっている。 また、あまりコーヒーを飲まないのだが、コーヒーメーカーなどもある。
「僕、こんなの使わないんだけど」 「父さんが使うんだよ」
他にも、
「予備の鍵は父さんが持っておく」 「布団はもう一組置いておいた方がいいよな」 「父さんのスーツも一着置いていこう」
……息子の一人暮らしの部屋、利用する気満々だよ、この親父。
にゃん・にゃん・にゃん(2,2,2)ということで、2月22日は猫の日。 昨年の後半に『猫なべ』が大ヒットして以来、猫が密かにブームとなっている気がする。実際に猫を飼う人が増えた、という実感はないのだが、広告などでも子猫を取り扱っているものが多くなってきている。 実際、犬よりは遙かに見ていておもしろい動物ではある。
目の前をひらひらするものをちょいちょいと手を出したり、 盗み食いをしたり、 少しでも暖かい場所を求めてテレビの上に居座ったり、 はしごを登って下りられなくなったり。
今朝などは、昨日母親が外出した際にどこかで飼ってきたタイ焼きが朝食に出てきたのだが、サカナの形をしているのが気になるのか、そろそろと寄ってきてちょいちょいつついていたものである。 まあ、猫として正しい行動なのかもしれないな、これは。
今日こそは、本屋に寄ろうと手ぐすね待ちかまえていた木曜日の午後。労働組合の職場集会があったので参加した。こっちは抽選などのおいしいイベントもなく、ただ要求案に対する案を論議するという会だ。 訳がわからず、睡魔と戦う羽目になったが、話し合いは複数の議題をまたがりながらも常に同じ問題が浮き上がっていた。
つまり、スタッフ―――つまり総務や人事などの事務と、僕たち前線で働く現場の違いである。 僕の会社は大きく分けて営業、開発、事務の三種類の業種がある。それぞれ全く異なった職務体系であるため、それぞれに都合のよい人事制度を考えるのは非常に困難だ。 最終的にルールを定めるのは事務。一番残業がないポジションの人間なので、仕事が多くて仕方が無く残業をする立場から見れば、とんちんかんなアイデアを出してきたりする。
しかし現場の要求を全て飲んでいては、人件費がふくれあがるばかり。悪い奴だと、自分でバグを埋め込んで仕事を増やし、残業代をせしめるような人間もいないわけではないらしく、そういった意味で引き締めるべきところもあるだろう。
まあ、妥協点を探すなら、僕の給料が減らないところで妥結して欲しいものだ。
昨日、書きためてきた日記を一気にアップしました。物好きな人は社会(というか、上司)の壁にぶつかる駄目営業マンの日記をご一読あれ。
妹から『Q.E.D.』の最新刊が出たという話を聞いたので、ノー残業デーを遵守して会社を引けた僕は、本屋に向かった。始めはJR京橋駅隣のダイエーにある本屋に行ったのだがあいにく、棚卸しか何かで専門店街は閉店中。 それならば、と京阪京橋駅の紀伊國屋書店に向かうが、こちらも駅ビルごと休店日だという。都会の駅ビルにも休みがあったのか……。
こうなれば、天王寺の旭屋書店にでもよって、意地でも手に入れてやろうかと頭をよぎるが、また明日よればいいことだし、無駄な時間は使うまいと今日はあきらめた。 ああ、今日ローラーで見かけた淀屋橋のBook1stに寄っていればなぁ……。
昨日行われる予定だった、留守番電話装置の設置工事の結果を聞くために業者に電話をした。無事に終わっていたら売り上げを上げようと思っていたのだが、そうは問屋がおろさなかった。
「あの工事ですけどね、無事には済まなかったんですよ」 「え?」
無事に済まなかったというより、始まりすらしなかったらしい。僕が説明して売った留守番電話装置。正しく説明して選んでもらったはずだが、業者が「オーバースペックで高すぎる」と怒りだし、追い返されてしまったというのだ。 僕の説明がまずかったのか、業者の説明と食い違いが生まれてしまった
上司曰く「なぜ資料を持って直接面と向かって説明をしなかったのか」「初めて売る装置が説明できるくらいわかるはずない。そこは業者に任せていればよかった」という。
返す言葉がなかった。(実際いろいろな言い訳が頭をよぎったわけだけれど) ……本当、ロクな事がないな、僕が案件を扱うと。
2008年02月18日(月) |
礼儀正しく、ずうずうしく |
「礼儀正しく、ずうずうしく」 今朝の日経新聞に載っていた言葉だ。
営業マンは客商売である以上礼儀正しくあらねばならない。(人間関係を築きすぎて、ほとんど客と友達感覚で接している主任のような例外もいるが) だが、なかなかもらえない注文書を客に催促したり、お勧めの商品は客の反対をあえてまげて主張したりといったずうずうしさも必要だ。
礼儀正しく遠慮してばかりではいつまでたっても客の懐には届かない。 まだ未熟な僕だが、この言葉は営業の真理を突いていることは実感している。
契約上、昨日から部屋が使えるようになっているため、不動産屋に鍵を取りに行き、来週から住むことになるマンションに行った。 家から予備のマットレス(ベッドは新しいのを買うがマットレスは別)、テーブル、アイロンなどを持って行くことにする。
そして、僕は初めて“自分の城”となる部屋に足を踏み入れた。床のフローリングが柔らかかったり、お風呂の追い炊き機能がついていないことに気づいたり、いろいろイメージが下がるような発見もあったが、初めての一人暮らしに際するわくわく感は消えて無くならない。
ちなみに、父はトイレにさっさと駆け込み、一番乗りを果たしてしまった。(それを予測して現段階でトイレットペーパーまで持ち出してきたのだから用意のいいことである)
更新は一ヶ月半ぶりですが、日記はちゃんとその間も書いていました。ただ、なぜか更新が面倒でやってなかったんですけど。 部屋探しをしているところも更新をとばしていた間に行っていたため、日記の内容が飛んでるので結構とまどう人もいるとおもうので、これからちまちまと後付けですることにします。
もう一つ、出版界の先輩の棗さんからいただいた口調バトンをおいておきます。
口調バトン(口調:デーモン小暮閣下)
グハハハハハ! 下々の者どもよ! 風呂に入った後にコーヒー牛乳は飲んでいるか!? まさか、熱い風呂の後に熱い茶など飲んでいる強者はいないだろうな?
今回は匿名希望の吾輩の関係者から回された「口調バトン」に回答するぞ。 口調が「デーモン小暮閣下」という指定なので、この口調に対する苦情は一切無用である。今後二度と使うことはないであろうからな!
グハハハハハ! さて、始めようではないか!
◆誰に回すか5人を選んでください。
むう、バトンは吾輩は非常に好むところなのだが、次に連なる者を指名せねばならぬところが辛いところだな。 では、比較的以下の質問に答えやすい者として2人挙げようではないか!
1人目は「やさぽん」。 2人目は「Yue-Sug」。
口調は、それぞれ適当に自分で選ぶがよい。吾輩のリクエストとしては今は消えつつある「レイザーラモンHG」とか、アタック25風に「児玉清」がよいと思うぞ。
◆その5人との共通点は?
クリエイター、であるところだな。 もっとも吾輩以外の2人の創作活動といえば音楽関係なのだが。
◆5人のいいところは?
……申し訳ない。 いいところはあるはずなのだが、それを表現するよい言葉が見つからん。
◆5人との出会いは?
高校時代同じクラスだったのだ。
◆この5人とは今後どうして行きたい?
一度歌など作ってみるのもおもしろいかもしれん。 やさぽんが作曲。吾輩は歌詞など書いて、演奏はYue-Sugにさせる! ……歌はその辺の歌手でもさらってきて歌わせばよい。 グハハハハハッ、なかなか楽しそうではないか!
◆5人は自分のことをどう思ってる?
音楽関係の話しには口が出せないし、この間、Yue-Sugの新居に遊びに行ったとき、泊まることを拒否して無理矢理帰ったから、「3人の中では話の通じない、つきあいの悪いヤツ」と思っているのではないか?
◆5人とは喧嘩したことある?
少なくとも記憶にはない。
◆5人は一生の友達?
断言しよう。今の関係を解消することはない!
もう我慢できない。 そう思って探し始めた『逆転裁判 蘇る逆転』。だがなかなか見つからない。へんだとおもったら『蘇る〜』のPC版移植はまだだったらしい。
仕方がないので、今までお断りだったファイル共有ソフトの一つ「Chabos」をインストールし、エミュレータ版を探してみることにするが、見つからない。DSのエミュレータも調べてみると、絶対的によいソフトがないらしいのでお手上げだ。 それはそうだろうと思う。DSにはペンタッチ機能など、キーボード入力では追いつかない機能もあり(マウス機能に置き換えることは考えられるが、その難易度がいかほどなのかもさっぱりわからない)、エミュレータ版で手に入れるのはあきらめた。用無しの「Chabos」もアンインストールして除去する。
『蘇る〜』ではなく『1』ならPC版もあるし(ダメ移植らしいが)、GBA版でエミュレータ版がありそうだが、やっぱり追加されたエピソードが気になってしまうし……。この際巷で人気のDSの購入を考えるか……?
春闘に向けた労働組合の会合があった。次の春闘で会社に提出する要求案の説明と意見の交換が主とされるイベントだが、参加者としてのメインはその後に催される賞品付きの抽選である。 さすがにSIer(エス・アイヤーと読む。SIはシステム・インテグレーターの略。それを行う企業をSIerと称する)の労働組合というか、抽選は自作のプログラムを自分で作ってきたらしい。
結果、当たってしまった。
賞品は放送された状態で選べるようになっていた。大きな包みと小さな包み。童話の舌切り雀を思い出した僕は、逆にひねくれ根性を発揮しておおきな包みを選ぶ。
中身はWiiFit。 確かにすごい。ラッキーだ。いいものだ。
だが、僕は知っている。一ヶ月前に父がすでにこのWiiFitを購入していることを。 つまり、僕にとっては大していらないものだ。 ちょうど主任が「売ってくれ」と申し出てくれたので、3000円で買っていただいた。
全員に配られた1000円分の商品券とあわせて4000円の儲け。イエイ。 ちなみに、小さなつづら、じゃない包みの方の中身はPSPだったとさ。そっちのほうがよかった。
2008年02月14日(木) |
シリアスレイジ6、7巻 |
先々週、久しぶりに行った図書館にで借りたほんの一つ、『シリアスレイジ』を読了した。 シリーズ最終刊となったこの2冊。ハッキリ言って最悪の出来だった。シリーズの始めは独特の世界観に溢れる才能を持った主人公の物語で非常におもしろかったのだが、最後はせっかくの世界観を活かしきれておらず、ただの超人達の争いに終わっている。しかも、主人公の見せ場はほとんどないし、伏線も回収し切れていない。 シリーズ最大の伏線であった「タンガニーカの悲劇」に関する謎は解けたが、特に重要でもない場面で、あっさりと敵の口から漏らされてしまうという、あまりにもおざなりな処理がなされている。
どの作品にも、序盤に物語として目指すものが提示され、終盤にはそれに近づいている実感を与えつつ、クライマックスを読者に待ち遠しくさせるものだが、このシリアスレイジという作品はそういった目標が途中で見失われた感じが否めない。 打ち切りとかで焦って終わらせたとしか思えないぞ、これは。
上司の留守の隙を突いて、久しぶりに新規ローラーに出る。他の誰かの物件だったり、NECの物件だったりしては困るので、今日飛び込むのはあらかじめ決めてあった2件だけ。あとは社名を控えて持ち帰り、少し下調べをしてから飛び込む。 営業としてはあるまじきことに、最近ほとんど外に出ていない。ところがユーザーを持たない僕は外に行こうにも用事がないのである。
しかし僕は決して外に出るのが嫌いなわけではない。他の営業マンのように颯爽と外を回りたいとおもっているのだ。実際今日の外出も実入りは少なかったが、実に気持ちのよいものだった。
月に一度の営業会議の日。 与えられた数字について、これをどう達成するかについて話し合うだけなのだが、僕はこの会議に口を挟むことはできない。対策うんうんの前に僕には数字をとれるような客(ユーザー)を持っていないからだ。 早くこの会話の中に入っていけるようになりたい。
2008年02月11日(月) |
飛騨・高山の旅2日目 |
エリーの、飼い主による、エリーのための飛騨・高山の旅の2日目。 朝食はバイキング。ただし、食堂に行った時間悪かったのか満席で、少しばかり待たされることに。こんなことなら宿泊客ごとに食べる時間を指定してくれればよかったのに。
朝食後はスノーシュー(洋風かんじき)を借りてスノートレッキングへ。コレをつければ誰も足をつけていない、深い雪の中も歩いていける。エリーは僕らのこいだ道を走り、親切の部分を跳ね回っていた。 そりも貸し出していたのでかねてから試してみたかった犬ぞりに挑戦。しかしエリーは後ろのソリをきにするばかりでちっとも引いてくれなかった。残念ながらエリーの犬ぞり犬への道は遠い。
その後、高山市の観光に乗り出す。 はじめは犬もOKな飛騨大鍾乳洞に足を伸ばす予定なのだが、その日は天気もよく、必要ないと思って宿を出た時点でチェーンを外したのが災いした。大鍾乳洞へと伸びる坂道にはまだまだ雪が残っており、チェーンなしでは上れなかったのだ。どれだけがんばっても空転するばかりのタイヤに、あえなく断念することに。
その後に行った飛騨の里はなんとか道を上りきることに成功した。ここには合掌造りの家が残る場所で、他から移築した者もあったが、基本的に昔そのままの姿で建物が保存されている。 展示されている村は生活感たっぷりであったが、やはり寒々しく、文明の暖房になれてしまった自分としてはこの村には住めないと感じた。
2008年02月10日(日) |
飛騨・高山の旅1日目 |
3連休なのを利用して、エリーを連れ家族で飛騨、高山へ。 実はここに行くのは3度目(両親とエリーは4度目)。はじめは高山の町並みを散歩。解けた雪が歩きにくいが、古い町並みが残っており、散歩のしがいのあるコースである。また、飛騨牛の串焼きや、焼きたてのせんべいなどおいしいものがたくさん売ってあるのがすてきな街だ。
宿は“わんわんパラダイス”。名前から察することができるように、完全に犬連れを対象とした宿でドッグランなどを備えている。今までは田んぼなどを勝手に借りて遊ばせていたのでありがたい話だ。
今日は起きてから寝るまで一緒にいるためか、エリーの表情は終始うれしそうな笑顔である。
1週間ぶりにルーキーが帰ってきていた。一時はほとんど毎日妹の病院から連れ帰られてきていたが、ここのところはよくて一週間に一度という頻度になっている。
というのも、ルーキーの存在を、とても気にしている猫がいるからだ。テルモである。 猫3匹のうち、「はなび」と「うみ」(動物には、一般名詞の名前をつけるものじゃないな。表記するとややこしい)わりとおおらかで、大型のラブラドールであるルーキーに対し、ちょっかいを出したりして楽しむことが多いのだが、テルモは距離をとって威嚇する。
爪で引っかかれてルーキーがけがをするのもいただけないので、僕ら家族はできるだけテルモとルーキーが顔を合わせないようにいろいろしているのだが……。
なぜ、猫一匹にこれほど気を遣わねばならないのだッ!
2008年02月08日(金) |
1年目と2年目の懇親会 |
1年目と2年目の懇親会があった。人数は30名とやや多めだった。実は5名を超える飲み会は楽しくなくなることが多いので苦手だったのだが、今日の飲み会はわりと楽しめた。
ビールの方も二口くらいならくつうなくのめるようになってきた。 お酒はまずいという肝炎を捨て、喉が渇いたと感じたときに普通に飲むと、大してアルコールの味も感じられない。
ただし、それが通用するのはまだ二口目までで、ぬるくなったりしたらもう無理だ。まだまだ修行が足りない。
しかし、2年目の先輩方はなんだか同期に比べて濃い人が多いなぁ。
上司のバカヤロー、と叫んでみたい。 毎日毎日怒られて辛くないはずがあるものか。ただし言われていることは筋が通っており、そして上司の実力も正しさを証明している。
もし上司が無能で、むちゃくちゃなことを言っているとしたら、思うさま上司を裏でののしり、愚痴り、そして自分がただ疾呼とを確信して主張することができるのに。
悪いのは僕で上司は正しい。 それが辛い。
辛いけれど正しいからには耐えねばならない。
子会社との打ち合わせがあった。昨日、急遽セッティングしたものだ。ほんとうなら僕とSEで対応するはずだったのだが、まだ未熟な僕には営業からも一人ついて行かなければならない。 ということで、僕には上司がついていた。
話しは上司主導で進められた。主題のバックアップの提案についても、僕が全く知らない話しばかりだ。上司は上司でどうするか考えていたらしい。 ありがたい話だが、もう少し僕にも話してくれてもよかったんじゃないかな、と思う。
全く予備知識なしでこの会議に臨んだためさっぱり上司の話していることがわからず、日本語を話していたかどうかすら定かではない。 そのご、上司は「議事録にまとめておきなさい」という言葉を残して出張に行ってしまう。さっぱり理解できなかった会議の議事録なんてどう書いたらいいのやら。
誰かに「これならいける」と保証してもらいたい。「おまえなら大丈夫だ」と背中を押してもらいたい。 だが現実うまくいくかなんて誰にもわからない。無責任な保証などまともであればとてもできない。
だから、社会に出れば僕の背中を押すのは自分にしかできないのだ。
「これしかない!」「前に進め!」
自分に叱咤し、はげまし、恐る恐る、時には大胆に歩を進めていくしかない。
僕はどうして一つつまづくと何もできなくなるんだろう? 問題のある案件があると他の何も進まなくなる。いっそ投げ出してしまったり、結果など考えずにとりあえず突っ走ってしまいたい。 年末から続いている子会社の案件だ。僕は営業で仕事をとってくるのが仕事。では、とってきた仕事は誰がするのか? 無論、SEである。
だが、客とSEの間に立って、SE作業のための日程を調整したりするのも営業の仕事である。 つまり、営業は気ままに動いて仕事をとってくるだけではない。SEや客も巻き込んスケジューリング能力が必要なのだ。
基本的に一人であるぼくにはこの複数の人間が複雑に絡み合うこの仕事は徹底的に向いていない。他人に気を遣うというのは、僕の今まであまり必要でなかった分野だ。
マンションの入居に必要な、実印の印鑑登録と証明書の発行を行いに、市役所まで行ってきた。車は母が京都まで乗って行ってしまったので、和泉鳥取から尾崎まで歩きである。はかってみたが歩いて45分ほど。 対して距離はないが、雨が降っていたのは辛かった。傘自体はそれほど重くないのだが、片手がふさがるので非常にうっとうしい。
昼食を食べて市役所に行ってメインの用事を済ませた後、久しぶりに図書館に足を伸ばした。 最近、本に書けるお金が半端ではなくなってきたので読むモノをそろえておけばとりあえずの節制になるはず、と考えたのであるが、さて、これは効を奏するのだろうか。
『星になった少年』。 数年前に話題になった作品で、実話を元にした映画である。 題名からして、主人公が夭折してしまう展開が読めていたので、避けていたのだが、偶然始まったモノなので、最初から最後まで通してみてしまった。
象たちは低周波の音を出して相当遠くの仲間とも連絡が取れる。しかし家族をはじめとする人間関係に悩みを抱えていた哲夢少年が、象使いの修行を積み、長年抱えてきたコンプレックスを払拭していく物語である。
感動モノ、なのだろうが、不謹慎なことにノンフィクションであるからして、哲夢少年の死があまりにも唐突すぎて深みが足りないように思えた。 また、実話ではこの後、哲夢少年の実の母であり、原作の小説を書いた坂本小百合さんは、哲夢の夢である引退した「象たちのための楽園」を作ったのだが、なぜそれを本編でふれなかったのだろうか。
先週からずっと悩んできた施策発表があった。朝9時の朝一番からなので、あんまり心の準備とかはできなかったが、まあ何とか乗り切れた形だ。 先に、このイベントを乗り越えた同期から、様子を聞いており新規開拓を施策にいれた甲斐があったというものだ。 いくら新規ローラーが非効率的でも、本部長はそういうのが好きなタイプだったりする。
でもなぁ、この施策発表のやっかいなところは「言ったからにはやらねばならない」ということころだろうか。
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