言の葉孝

2007年12月31日(月) 2007年を振り返る


 今年一年を振り返ってみる。

【大学を卒業】

 まず大学の卒業だ。
その前にモモサポで「スプリングチャレンジ」をやった。犬のジャンプスーツを着て子供たちとシャボン玉遊びやバルーンアートをやったりしたものだ。

 その後、社会人生活に入ったおかげでこの頃の思い出がすっかり遠くなった気がしてしまっていたが、そうかあれは今年のことだったんだな。


【新人研修】

 新人研修は学校の延長みたいなものでなかなか楽しかった。一つ文句を言わせてもらえれば、この時点で営業と決まっていたらしいので、SEだけではなく営業っぽい研修もやっておけばもっとスムーズに仕事に移行できたのではないだろうか。


【営業部に配属】

 ここからが僕の試練の始まりだった。仮配属から半年、この期間ほど僕は「自分はもしかすると駄目な人間なんじゃないだろうか」と疑いを持った期間はない。そして今もそれは続いている。

 ああやれば、こう叱られて、こうやれば、ああ叱られて。

 仕事の段取りもできない。おまけに酒も飲めない。
車の運転もド下手。
手先は不器用きわまりなく、性格は暗いときたものだ。

 全くいいところを見せられなかった1年だった。



2007年12月30日(日) 大掃除


 大掃除を行った。母が言うには、リビングと僕の部屋のワックスがけができたのが出かい、とのことだ。
 ワックスがけをするには床の上にあるものを動かさなければならないのだが、そのついでに、懸案事項だった机周りのプチ模様替えも行った。

 たくさん書類があったが、これは思い切って捨ててしまった。おかげで大きなゴミ袋が2ついっぱいになり、代わりにいっぱいいっぱいかと思われた収納スペースに結構余裕ができたものである。

 できれば、ロフトの漫画も整理したいが……。また今度にするか。



2007年12月29日(土) 悪夢の一夜


 起床7時。夜のだが。

 というのも前日、納会が終わった後、麻雀に誘われており、それが結局徹夜になって朝帰り。昼に起きようとして眠ったら上記の起床時間になったという次第である。

 しかし、今回の麻雀……まさに悪夢だった。合計で15局ほど打っただろうか。そのうち3分の2で“箱割れ”である。点数にしてマイナス500点。点5のレートだったので2万5千円ほどの負けだった。
 ついていなかった、というわけではない。まあ、自分の手ばかり見ていて不用意に振り込みをしてしまった、ということも否めない。だが、相手が悪かった、ような気もする。何せ、ロン上がりできる気がしないのである。

 むう、まだまだ修行が足りないな。



2007年12月28日(金) 仕事納め


 ゴールデンウィークでもそうだったが、うちの会社は基本的に休みを取ることに熱心で、正月休みも29日から来月の7日まではずっと休み。したがって、今日が仕事納めの日となる。
 仕事は基本的に“半どん”で、昼からは掃除をすることになっていた。昨日の注文書はそれが終わるころに舞い込んできたのだが、その時、発注処理を行う部署はすでに業務を停止していたので、実際に受注伝票を入れるのは来月の初日になる。

 今年は多少、調子がよかった年だったせいか、今年一年を締めくくる全社イベント「納会」は、会社の入っているビルの最上階にあるレストランを借り切って行われた。抽選やクイズ大会などのイベントも盛り込んだ大イベントだ。
 証言によると、去年などは「事務所で紙コップに入れられた日本酒で乾杯をして終わり」だったらしいのだからその景気の変化もうかがえようというものだ。

 抽選は入場時に渡された番号で行われた。僕が受け取ったのは「108」。足せば9(カブ)でありつつ、四苦八苦(4×9+8×9)をかけて人間の煩悩の数とされる数字だ。
いろいろな意味で象徴的と言えるその番号はなんだか当たりそうな予感がしていたのだが、何と本当に抽選の一番初めで呼ばれてしまったのである。

 だが、当たったのがただのタオルとはこれいかに。正直、納得がいかない。



2007年12月27日(木) さて結果は……


 今日は客先に見積もりを提示する日。そして注文をもらわなければならない日だ。初めて見積もりを提出するのに注文もくそもないのだが、これは出来レースだ。かろうじてアリである。

 結果的に言うと今日中に注文をもらうということはできなかった。
 だが社長には話してあるので一応確認を取って、明日うちの方に持ってきてくれるとのこと。
 普通は取りに行くのが常識だが持ってきてくれるなんて!
 まだ確定したわけではないが、それでも気分は上々だ。

 さて明日は仕事納めの日、それがすんだら正月休みだ。


2007年12月26日(水) 帰れない


 今週に入ってから、家に帰りつくのが日付が変わるギリギリの時刻になった。子会社相手の仕事が大詰めを迎え、毎日が残業なのだ。
 とはいえ、仕事量が多いわけではない。たんに手際が悪いのと、どこまでやって帰るかの判断が下手くそなのだ。少し早い時間で仕事が終わりそうになると、「これで帰っていいのか?」と、不安になる。
 受験生時代に、夜12時を回る前に寝るのをためらわれたのと同じ感じだ。

 それも明日で終わり、明日は注文書を取りに行く。明日の今頃、僕は果たして……?



2007年12月25日(火) 予想通りの憂鬱


 金曜日の予想通り、今日は全体的に鬱っぽい日だった。技術的なことは分かるのだ。(少なくとも分かっているつもりだ)
 ところが「〜しろよ」という指示に対する理解が全くできなかった。オカシイなぁ。言われたことをやるだけなら結構できるつもりだったのだが。人の言うことに従うってのも案外難しいもんだ。



2007年12月24日(月) 峠を走る


 3連休の最終日。またしても僕は大阪市内へ出かける予定をふいにして、愛犬エリーを連れて山へ行くという両親について行った。むろん、車の運転をするためである。
 都会は都会で、車がひしめき恐ろしいが、田舎は田舎で車は少ないものの、道そのものに危険がある。

 どうやっても車2台に並べない狭い道、先の見通せない山道、突然湧き出てくるように飛び出してくる老人たち。
 都会を走るためには慣れと道の記憶だが、参道や狭い道には技量と反射神経が必要なのではないだろうか。

 だが急カーブの続く峠道は意外に楽しい。車の運転はハンドルさばきが楽しいのだ。それを存分に楽しめる峠道は車の運転が好きな人にはたまらないだろう。
 ちょっとだけ、峠を攻めたがる人たちの気持ちがわかった気がする。



2007年12月23日(日) 年賀状


 年賀状を作り始めたのは一昨年からのことだった。それまでは「自分は筆不精」と開き直っていたはずだが、どういった心境の変化か、今はその年かかわりが深かった人たちにわざわざ住所を聞いてまで年賀状を作って送ることにしている。
 今年は、一応同じ部署の方々と、大学時代の仲間に送ろうとしている。

 僕は年賀状に対してこだわりがいくつかあって、「写真は使わない」もその一つである。特に意味はない。何となくだ。
 適当にWordの素材を使ってつくったりするのだが、これがイメージに合ったり合わなかったりで結構大変だった。

 最後に、各個人に宛てたコメントを直筆で書いていくのであるが、これがまたアレだ。つながりがあるようでない人が結構難しかったりする。

 とりあえず、できたら25日に投函だ。


2007年12月22日(土) ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない


 2,3日前のことだったと思うが、Yahoo! のニュースでとある2ちゃんねるのスレの完結が報道された。
 「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」と題されたスレで、自分の勤めている会社の酷い現状を訴え、中卒で10年間ニートをやっていた自分がいかに乗り越えられてきたかが、回想形式でつづられている。

 自分の状況がどれだけオカシイか、に突っ込みまくっているスレかと思いきや、入社後2週間でプロジェクトリーダーを任されたり、尊敬する先輩社員の「藤田さん」が抱く秘密が明らかになったり、とんでもない後輩の教育をすることになってしまったり、とまるで小説を読むような展開がみられた。

 特に、最後に語られたこのスレ自体の秘密と、話としての結末は一見の価値がある、と踏んだのだがどうだろう。


ハムスター速報 2ろぐ「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」
URL:http://buzzurl.jp/entry/http://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-243.html



2007年12月21日(金) 来週に残る不安


 今の子会社相手の出来レースのような仕事も大詰めだ。正直、まだ煮詰まっていない部分はあるが、必要なものの価格は出しているから、価格面に関してはこいつを組み替えればOK。
 価格に関しては1980万円に納めればそれでいいらしいあたりが出来レース(現時点の案ではオーバーだけれども)。
 来週は月曜日に案を仕上げて火曜日に提出、あとの二日間で何とか判をもらえば間に合う。3Q内で間に合うんだ……!

 ―――何か不安だ。

不安要素その1。今年はあと4日しかない。

不安要素その2。先週の木、金に出張に行っていなかった上司と5日ぶりに会う。(長い間顔を合わさなかったときに、説教を食らわなかった試しがない)
仕事が順調にいけている、と自分が思ってる時が一番危ない。
特に、子会社とはいえお客さんのスケジュールも抑えずに、「月曜日にきめて、火曜日に提出すれば」とか思ってるところなんか、絶対突かれる。
木、金の上司の出張中、別の上司に見てもらっていたのだが、こちらは妙に僕に優しく、間違っているところは指摘するものの、僕としてははるかにコミュニケーションの取りやすい上司、だっただけに、持ちあがった後の落差が正直に怖い。

 ……とりあえず、三連休楽しもうか。



2007年12月20日(木) すごい「実行力」

 
 『すごい「実行力」』(石田淳・著/三笠書房)という本を読んだ。上司から借りた本だ。早めに読んで返そうと思って、つらつらと読み始めたのだが一気に読み切ってしまった。

 一言でいうととても説得力のある本だった。
 努力をしようとする人はたくさんいるが、それを実行に移せる人はあまりいない。何かと理由をつけて先延ばしにしたりするのが関の山なのだが、それはそうした「実行力」に欠ける人を対象に、どのようにやる気を保つのか、を説いた本である。

 基本的には「自分にご褒美を設定し、努力ややりたくないことなどをやれば、そのご褒美を手に入れる」という方式である。
 たとえば、宿題をやるのが嫌であれば、「宿題が終わったら漫画を一冊読める」あるいはもっとスパンを短くして、「問題を一つ解くたびに漫画を一話分読める」という風に、自分にご褒美を設定すれば、辛いことも実行しやすくなるというわけである。

 特に、興味深いと思ったのが「ポイント制」である。○○をしたら1ポイント、△△できたら3ポイントという風に難易度別にポイントをわけ、そのたまったポイントを使うことで「ごほうび」を設定するのである。
 これは何かをするたびにお菓子を食べたり、休憩をとるかわりに、手帳か何かに自分のとったポイントを付けていくのである。ポイントがたまれば、それを使うことで美味しい思いができる。
 これなら実際に「ご褒美」がなくても、たまっていくのを楽しむことで、ゲーム感覚でやる気を持続させることができるのである。

 僕の場合はどうだろう。
 たとえば日記を書けば1ポイント。たとえば、勉強の本を読んだら3ポイント。2ポイント使えば、漫画を1冊。10ポイント使えば、ライトノベル一冊を読んでいい。

 タスクリストをずらずら書いて、それにいちいちポイントを振り分けていけばそれを片づける意欲も増すはずだ。
 明後日からの三連休は、大晦日前。部屋の片づけをすれば20ポイントはやってもいいんじゃないだろうか。年賀状も作らなければいけないのだが、こちらは10ポイントにしておこうか。

 とりあえず貸した本が翌日に返した上司の反応を楽しみだ。


2007年12月19日(水) 一転どん底


 久しぶりに徹夜というものをやった。昨日やった提案書をPowerPointで作っていたのだが、結局一晩粘っても出来上がらなかった。
 そして、出来上がらなかったことが命取りだったらしい。今日は明るかった昨日とは一転、どん底のような一日だった。

 上司はとにかく苛立ったり、怒りを抱いたりするととても取りつく島がなくなる。こうなると、僕も上司には何も言えなくなってしまう。言うべきことがあってもだ。
 ちゃんとした相談だったらちゃんと聞いてくれるし、昨日のようにほめるべきところはほめてくれる。いろいろ上司に関しては暗い話ばかりしているが、僕は決してその上司が嫌いだとは思わないし、恨みなんて抱かない。
 だが、このように取りつく島がなくなった状態だと、「触らぬ神にたたりなし」というのだろうか、ともかく触れるのがとても怖くなってしまうのである。



2007年12月18日(火) 褒められる


 いつも機嫌が悪そうな上司が機嫌よくほめるのは逆に気持ち悪いなんて嘘だ。
 今持っている案件の提案書の原案を出したら、いろいろ突っ込まれはしたものの、一年先輩に「見てみろや、この分じゃもうすぐ追い抜かれるぞ」と、やたら機嫌がよさそうに言ってくれた。

 びっくりした。特定の人のことを以外のことは滅多に褒めない上司だ。しかも部下の僕がいうのもなんだが、「素直」という言葉からはほとんど縁を感じないような人だった。
 そんな上司が急にほめたからと言って、なにか裏があるのではと勘ぐったり、気味悪がったりはしない。素直にうれしかった。

 最近、読んでいる本で「上手なほめ方、ほめられ方」という本がある。
 日本人はとかくほめられると「でも○○なんですよ」と謙遜の言葉をかえすが、あれはよくないらしい。僕もよくやっているのを自覚しており、最近は直そうと、心がけているのだが、なかなか「素直に嬉しがる」というのも難しいものだ。



2007年12月17日(月) 一つじゃない無駄


 その時は一生懸命やっているつもりでも、振り返れば何もできていなかった。
 そういう日は誰しもあるものだ―――と、僕は思う。
こうした不毛な日が続いたりすると、前に進めていない自分がひどく惨めに思える。

 しかし、今日はちょっと様子が違った。
 僕の一年先輩で、これまた厳しい上司を持っている先輩がいるのだが、僕が怒られている横でその先輩も怒鳴られていた。

「なんや、お前、今日やっとったこと答えられへんのかい! なら今日は一日無駄に過ごした言うことやな!」

 するとすかさず僕の上司が、「ここにも、一日無駄にしとったやつ、おるで」と、はやし立てるように告げたのだが……

 僕は内心ちょっと嬉しかった。一日を不毛にしてしまったのは僕だけじゃない。そう思えるだけで、ちょっと気が楽になった。

 きっと、無駄じゃない日々を過ごすのはとても難しいことなのだ。もちろん時間を無駄にするのはよくないことだけれども、自分だけが時間を有効に使えていないわけではない。

 焦らなければならないけれど、慌てず行こう。



2007年12月16日(日) 部屋か車か


 ボーナスが入って、ますます僕の貯金は学生時代からは考えられない額になってきている。先日スーツを買ったので大分目減りはするし、実家に毎月いくらか上納金をおさめてはいるが、独身で実家暮らしという身分は周りにいる先輩社員より自由にできるお金は多い。

 そこで、最近思うのが、中古でもいいので自分の車が欲しいということ。
 車などあまり必要ない、というのが僕の持論だったのだが、最近周りにあまりに下手くそ扱いされているので、少しでも車に慣れようと思うと、やはり自分専用の車を持って乗り回すのが早い。

 ただ、最近切実に思ってきたのが下宿をすることである。会社まで1時間40分〜2時間かかる現状はかなり辛い。
 大学でも同じくらいはかかっていたと思うが、それでも大学は行くのが遅い日があったし一番早くても9時20分についていればよかった。何よりも授業中に睡眠時間がとれたので苦にはならなかった。
 そろそろ一度親元を離れるのも一興、と考えることもある。

 しかしいかに余裕があるとはいえ、これからの収入などを考えると、かなえられるのはどちらか、という話になるのだが……。


 そのことを父親に話したところ、今使っているオデッセイを譲っても良いと言ってきた。ただし自分で駐車場を確保することが条件である。
 と、なると、車検等のメンテナンス費用はかかるが、ギリギリで車と部屋の両方を持つことができるようになるわけだが……?



2007年12月15日(土) 意志軟弱


 いつかの日記でも述べたが、車の運転が下手な僕は週に一度、週末にはある程度長距離の車の運転をすることにしている。
 今日こそは車に乗って、大阪に方に出かけようと思っていたのだが、夕食は和歌山に焼肉を食べに行こうという話になった。和歌山に行くのに運転をすればよい、と自分に理由をつけて昼間に出かけるのはやめて、ひきこもってしまったものである。

 大阪に出向くのが嫌いというわけではないのだが、どうしても昼間六時間以上潰すことになるので、よほど強固な目的でもない限り、気が進まないのだ。
 それにしても何とも意志薄弱なものである。



2007年12月14日(金) 猫と眠る


 動物と床をともにするのは、一つの身近なファンタジーだ。なかなか実現しないが、だが全く望みがないわけではない。思い描くと何とも言えず、幸せな夢である。
 犬は難しい。特にうちのエリーの場合は、体が大きいのでダブルベッドでもない限りは一緒に寝ていると寝返りも打てないのが辛い。おまけに少しでも他に刺激があると、とっとこよそに行ってしまうのである。

 その点、猫は体も小さいし、暖かいところを求めるためか、寝ている人のそばに寝ることはよくあることだ。基本的に眠がりなのか、一度寝る態勢に入ってしまえば少々のことで去ったりはしない。

 ということで、昨日僕の部屋で居眠りしたまま深夜を迎えたテルモは、僕とそのまま一緒に眠ることになった。上に乗っかられることの重みや温かさが心地よい。まさに幸せだ。

 しかしである。昼寝ならともかく、夜一緒に眠るのはお勧めしない。

 なぜなら、猫は異様に朝が早いのだ。
 僕も相当な早起きだが、奴らは5時には目覚め、えさを求めてあたりをうろつき、そこらにいる人間にねだる。
 もちろん人間としてはまだまだ寝たいので無視をするのだが、手持無沙汰になった猫はそこらじゅうをうろつき、机の上や棚の上にある適当なものを、mちょいちょい前脚でつついて落としてしまうのである。

 くそう、自分たちは後で好きなだけ寝られるからと言って好き勝手に暴れやがって。
 憶えてろ。




2007年12月13日(木) 情けっ面に嫌味


 くそう。まさか帰れなくなるとは思わなかったため、「明日までにやる」と息巻いていた仕事が中途半端になっているところをぐっさりと上司に突かれた。

 守れなかった言葉面を捉えて、指摘されるのが一番こたえるなぁ。



2007年12月12日(水) 忘年会


 営業会議の後、忘年会に繰り出した。
 幹事は当然、新人の俺だ。

 一人、からかわれ役の先輩がいるので、笑いネタには困らないのだが、もしその先輩がいなければきちんともりあがっただろうか。

 乾杯→中締め→締めの基本的な流れが分かっていないのが辛いところだ。前回もそれで失敗して今回は宴会の前にそれを先輩から聞いておこうとしたのに、最近ごたごたしていて聞くタイミングを逃してしまった。 

 よくわからんままに、2次会に北新地に繰り出し、朝は先輩の部屋で迎えることになるのだが……。
 今日、夜にでもやろうとしていた仕事はどうすればいいんだ?


2007年12月11日(火) 名言


 タモリのジャポニカロゴスという番組がある。おもに国語を題材にした知識系番組で、僕の好みの番組なのだが、今日は第100回記念ということで「名言」を取り扱っていた。

 名言系の言葉は好きだ。こう、アマチュアではあるが、物書きの端くれとして、真に心に訴えかける言葉は余計に美しく感じる。
 そもそも日本人は、俳句などにもみられるように、より短い文章で、より豊かな意味合いを持たせることが好きだ。日本人に限らなくても、名言と呼ばれる言葉はたいてい短い。

 要するに、言葉は短いほうが人の心に入りやすいし、その限られた言葉の中でどれだけ物事を相手に伝えられるかが勝負なのだ。
 何の勝負なのかは僕も分からないが。


2007年12月10日(月) ボーナスへの闘争


 ボーナスが出た。一般社員は2.1カ月分。僕たち新入社員はその5分の4である。

 ただし、このボーナスに関しては紆余曲折があった。2007年度の上期、うちの会社はわりと好成績だった。下期の初めに行われた全社発表会でも、ボーナスは期待しててよいといった発言があったらしい。
だが、会社の初めの回答は前年の1.9か月に対して、たったの0.1カ月分しか増額していない2.0だったのだ。ちなみに組合側の要求は2・5カ月である。

 確かに日本中が経験した不況で、労働組合は形骸化している感がある。春闘でストライキなんて昔話だ。今年の新入社員なんて僕以外で組合に入ったのは一人くらいしかしらない。
 だからこそ、今回は2.0なんてナメた回答は許せない! ということで、組合員は燃えに燃え、ストライキでも何でもやるぞ、と盛り上がっていたはずなのだが、11月末の団交で、2.0か月という前と変わらない回答に上乗せし、「解決金」としてもう0.1ヶ月分上乗せしてきた。つまり、2.1カ月分である。

 はじめ、2.1カ月分だったら組合に持ち帰るという話だったのだが、他の支部(東京や名古屋)での意見は「2.1なら妥結しても良い」という意見だったためあっさりと妥結してしまった。

 正直、仕事から抜けても影響ない今のうちにやってみたかったのになぁ、スト。



2007年12月09日(日) 一日ドライブ


 大学の後輩に、ソフトボールの試合に誘われた。
 無論、戦力として誘われたわけではない。それでも、先発投手としてマウンドに上がり、ボールが届かないことで相手のチームからプレートからかなり前に出たところから投げることを許され、それでも一つのアウトを取ることもなく防御率99.9のままノックアウトされてしまったことはさておいて、だ。

 先週に引き続き、運転の下手さ加減を改善すべく、わざわざ車で迎えに来るというところを断り、両親から半ば強引に車を借りて東大阪まで運転していった。
 ソフトボールの試合が終わってからも、東大阪→堺東→泉ヶ丘→住之江区→天王寺→住之江区→堺東→和泉中央、とあちこち移動があり、ほとんど一日中運転していたのでさすがに疲れた。
 しかし、こうして長距離を運転すると、運転技術は飛躍的に増すという話なので、関東地方や四国の方に一度遠出をしてみるのもいいのではないだろうか。


2007年12月08日(土) 計算違いのゲームクリア


 先週やり残していた『逆転裁判2』の最後の事件をプレイしていた。これをやってからたまっていた日記や、小説に取りかかろうと思っていたのだが、なんとその一事件だけで12時間かかってしまい、終わるころには日付が変わってしまったときたものだ。
 前から感じていたのだが、ウェブ上で配布されているRPGツクール作品などのフリーウェアに感覚が慣れてしまったのか、「ゲームは一日中プレイしていればたいてい全部クリアできる」と、考えてしまっているところがある。

 だが、商業用のゲームソフトの場合は、まさか一日で遊びきれるものを提供するわけにはいかないのだろう。そうそうあっさりと終わらないものだと気づくべきだったのかもしれない。
 それに、これからはゲームをやる場合は「ここまでやる」などではなく、「何時間やる」と時間を区切ってプレイしたほうがスケジュールを崩されずに済みそうだ。



2007年12月07日(金) 新規でない企業のTELアポ


 以前、取引のあった企業を掘り起こす営業をしていた。そこだと、さすがに敷居が低く、あっさりとアポをとれたものだ。
 殊に、3Qで新規のTELアポを経験した今、「年末ということもありますし、一度お邪魔したいと思うのですが」だけで、了承してくれる企業は非常に貴重なものだと実感する。

 ただ、これから何かを買ってくれそうな気配がないのがアレなところだ。PCの入れ替えなど、大きな案件は相当タイミングが良くなければ回ってこないのだろう。



2007年12月06日(木) 見積もりの罠


 とある会社に対するSE作業の見積もりを任せていただいた。
 単純に決められた価格を人日(一人が一日でできる作業量)でかければよい見積もりなので、あっさりと終わるはず……だったのだが、ひとつ問題が持ち上がってきた。

 その会社は組織変更で、形式的には今月の18日をもって解散するというのである。ただし、組織自体は残るので、そのために作業が必要なのだ。
 だが、うちの会社の場合、料金の支払いは基本的に1、2ヶ月遅れて行われる。そして回収のためには「確かに作業が終わりました」という確認を客先からもらって来なくてはならないのだが、この確認は検収とよばれ、社印をもらう必要がある。
 しかしながら、作業は18日までには終わらないので、作業が終わるころには社印は失効してしまっているのである。

 この仕事を任せた上司曰く、

「なんで右から左へ片づけられるような見積もりなのに、お前に任せるとややこしくなるねん」

 ……それは僕が聞きたい。



2007年12月05日(水) テレアポセミナー


 うちの会社に複合機を売りに来ていた営業さんの計らいで、富士ゼロックスのテレアポセミナーに参加した。
 実はうちの会社には営業のノウハウを教える場がなく、教育や成長は個人任せなところがある。全員対象の制度やセミナーはほとんどがSEのためのものだ。IT企業としては専業の営業部門があるだけ、営業に力を入れていることはわかるが、テレアポなどのきっかけをつかむ営業にはやはりノウハウがいる。

 富士ゼロックスのテレアポのセミナーを受けて思ったことは、やはりちゃんとして営業のマニュアルの存在する会社はこういったノウハウが豊富だということだ。実際、僕らが80件かけてほとんど玉砕したテレアポでも10件に3件は引っかかるらしい。
 業種が微妙に異なるので、まるまるモノマネをするわけにはいかないが、それでもこのセミナーを受けたことはこれからの新規活動に少なからず影響を与えることは確かである。



2007年12月04日(火) スケジュールを立てること


 昨日今日の2日かけてスケジュールを書き上げた。
 書いている間は陰鬱な気分だったが、不思議なことにいざ書きあげてみると、俄然やる気がわいてくる。

 これは自分のやるべきことを整理することで、今週やること、今日やることが見えてくるためなのだろう。これを片づけていくことが、きっと前に進むことになるはずだ。


2007年12月03日(月) 睡眠不足+月初


 やる気が出ない。
 月も半ばを過ぎるとやることも明確になり、目標に対する焦りからいやがおうにも動かなければならない気分になるが、月初は駄目だ。
 うちの会社は4月を起点に3カ月ずつ1Q(4〜6月)、2Q(7月〜9月)、3Q(10月〜12月)、4Q(1月〜3月)と1年を4つに区切っている。
 そのうち1Qと2Qは「上期」、3Qと4Qは「下期」と呼ばれ、重要な区切りとしてそれぞれに予算が課されている。

 かといって、現在の3Q末である12月は一つの区切りであることには変わりはなく、よって、部長に「3Qの予算進捗が心配になってきました。12月の行動計画を書いて提出してください」ということになる。
 予算は1330万ちょっと。12月の時点で実績は100万弱と、パーセンテージは低い。ユーザーの一つも持たないヘタレ新米営業が、そんな予算を満たせる物件あるわけない。
 唯一の救いはユーザーとも呼べない子会社のシステム入れ替えの物件で機器を今月受注できれば300万ほどは稼ぐことができる点だ。

 上司はがむしゃらさをみたいと思うのだが、かといってよく分からないまま突っ走るとロクなことにならないことは経験済みだ。
 社会人になってから何度も経験しているが「わからないこと」「先が見えないこと」はとてもつらいものだ。


2007年12月02日(日) 逆転裁判2


実は昨日のドライブでさまよった末に、「休憩がてら駐車をしてみよう」と、ヤマダ電器に立ち寄った。
 そこで、パソコンソフト版「逆転裁判2」を見つけたので買ってみた。前からパソコンソフトを買ってみたかったのもあるし、「内藤裁判」というFF11とこの逆転裁判シリーズのパロディゲームをやったことがあるが、あれ以来、逆転裁判シリーズはいつかやってみたかったゲームの一つだった。

 「逆転裁判2」をやっていると一つのミステリー漫画(小説ではないところがミソ)を読んでいる気分になるし、ナルホド君やその他の人々のやり取りが非常に楽しい。実際に裁判をやっている方々のことを考えるとやや不謹慎な内容ともとれるが、そこはゲームなのでいいだろう。
 苦労した末に、さんざん否定されてきた依頼人の無実を証明する過程などはまさに快感だ。これがこのシリーズの人気の理由なのだろう。



2007年12月01日(土) 大阪市路上実習


 今秋の週末、どうしてもやっておかなければならないことがあった。
 ズバリ「大阪市内路上実習」である。

 運転免許は18歳の時点で取っているので、すでに運転歴は5年を超える。
 しかし、仕事で何度か大阪市内を運転して、僕の運転はすでに部内で恐怖の対象となっている。

「信号無視しかけた」
「周りに目が行っていない」
「人を引きかけた」

 運転のたびに伝説を増やしていく今日この頃。致命的な事故を起こしていないのが不思議なくらいだ。
 とにかく、道に、運転に慣れなければ、ということで、この土曜日に実践したのが今回の練習である。

 家の車は持っていけないので、レンタカーを借りることにはしていた。車で大阪市内まで出向き、レンタカーを借りたのである。
 一応目的地をもって運転していたのだが、どうしてもそこが見つからなかった。それもそのはずで、キタにあったのにミナミを探していたのである。

 電車であれば、大阪市内の大まかな作りなど知らなくてもいいが、車だとまずその近くにいくのに大まかな地図を頭に入れていく必要があるのだと改めて実感したものである。(自分ながら“いまさら”であるが)
 予約を入れてなかったおかげで車を選ぶ余地がなく、カーナビがついていなかったことも災いした。
 アレがあるなしでは大きな違いである。車の運転で目的地に着くためには「次の交差点の名前」が何なのかを把握することが重要だ。カーナビだとそれが容易だが、カーナビなしだと結局自分の記憶に頼ることになる。まさか交差点ごとに、地図を開いているわけにもいかない。

 今回の運転で、いろいろ問題は洗い出せたし、次回は「目的地にたどり着く」「レンタカーは返す前にガソリンを満タンにしておく(←そのルールを知らなかった)」などの課題をクリアしていこう。


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