2007年10月31日(水) |
大阪市船場と箕面市船場 |
初めてノー残業デーに定時帰りした。いつもは10時位に家に着くのに8時に家に着く。これは大きい。
ところで、昨日の日記で触れた「船場」という地名とアパレルという業界の関係について、wikipediaで調べてみた。 大阪市中央区にある「船場南」。箕面市にある「船場東」。ともにアパレル業界が集まる地域という共通点を持っている。これは何故なのか?
今は昔の話となるが、大阪市中央区の船場は繊維業だけではなく、商社や銀行など、さまざまな業界の企業が集まり、過密状態だった。 その対策としていくつかの問屋街が郊外に移転していったのであるが、その中の一つとして、繊維問屋街の一部が箕面市に移転したのが、今の箕面市船場だ。
つまり、箕面市の船場は元々、大阪市の船場だったのである。知ってみれば納得できるが、もう少しドラマのようなものを期待していたのだが。(だが、アパレル系がこぞって移転するのには、少しは運動のようなものがあったのであろうが)
新規ローラーに行った。 ここ一か月はアパレル系を中心に回っている。というのも、抱えているソフトウェアが完全にアパレル業界向けだからだ。
電話ならともかく、直接出向くならある程度、そういった会社が固まったところでなければならないため、自然と大阪市の船場南などの地域になってしまう。
ということで今回出向いたのは千里中央の大阪府箕面市船場東のあたりである。 会社のある京橋から少し離れており、出かけるのが遅かったためか、1時間ほどしか回る時間がなかったため、4社しか回れなかったが、それでも4社中3社で直接先方の担当者に会うことができ名刺もいただけた。そのうち1社は応接室に通してくれたりもしたものである。
結局商談にはつながらなかったけれども、門前払い率90パーセント以上。直接会えても滅多に名刺をくれない大阪市の船場南とは大違いだ。
しかし、同じ「アパレル企業街」で同じ「船場」。「船場」という名前は繊維業にとって特別な意味を持つ地名なのだろうか。今日はもう遅いので寝るが、今度調べてみたいものである。
ちなみに、最近「箕面」を「ふめん」と読んでしまい、笑われたのは秘密の話である。
2007年10月29日(月) |
一区切りの5万5千円 |
今月ほとんどかかりっきりだった5万5千円の案件に一区切りついた。 いや本当に苦しかった。上司としてはいつでも解決できる案件だったらしいが、きちんと段取りを組まないとどうなるか、僕に思い知らせるためにわざと放置していた面もあったらしい。 十分に反省したと見てとったのか、11月1日に本番として公開される予定のため、今日がギリギリだったこともあり、上司が一本先方に電話をかけるや(しかも電話の主題は自分の案件で、僕が苦しんでいた案件はほとんど継いでみたいな話だった)たちどころに解決してしまったものである。
気が楽になったのはいいものの……明日からはまた何か失敗して再びアリ地獄のような日々が始まるのではなかろうか。 ないよな? と、とりあえず月末締めの売上で忙しいし?
売上……売ったモノを「確かに受け取りました」と顧客に認めてもらうこと。これをしないと領収書を送ってお金を請求することができない。 「月末締め」というのは、「月末までに売上を行わないとその月のうちに領収書が発行できない」という意味。ほかには「20日締め」の企業も多い。
大学時代に属していた出版会の同僚・Tが相談を持ちかけてきた。
Q:自分は今ファンタジーを書いている。何か話作りのコツはあるか?
それに対して僕はこう答えました。
A:ファンタジーに限ったことじゃないけど、主要キャラごとにストーリーやテーマ、あるいはこだわりごとを設定しておくと話を盛り上げやすいぞ。
他にもいろいろ質問が飛んできます。
Q:全体的に薄味な物語に濃い味付けをするにはどうすればよいか? また、戦闘パートが上手く書けないのだが、魅力的な戦闘を書くにはどうすればいいか?
A:物語を濃くしたければ自分の哲学を物語に組み込むことです。何か一つの疑問を挙げて、その答えを探すイメージでストーリーを展開させるのがコツ。 それと、悪役を飛んでもなく憎たらしくするか、あるいは魅力的に書くのも有効でしょう。それにも哲学が必要です。
戦闘を面白くするには敵の強みを前面に押し出すことが基本です。何が厄介なのかを明確にして、それを攻略する形で進めるだけでかなり面白くなります。 戦闘では「因縁」も重要です。なぜ戦うことになったのか、相対する二人の何が違うのか、お互いに何を貫こうとしているのかをしっかり意識して書くこと。つまり、ストーリの書き方ともかぶりますが、ここでも哲学が重要な役割を果たします。
これこそ「言うは易し。行うは難し」ですが。
僕はあとがきを意識して書くようにしています。「この場面で、あのことで劣等感を感じていた彼はこう感じた」みたいな物語の裏を考えて書くとか、演出に凝るのもいいと思います。 「あとがき」でバラしたいネタが多いほど物語は濃くなるというのが僕の持論です。
Q:ヒロインに色気と恥じらいを与えるにはどうすればよいか? 思いつきと行き当たりばったりで書いているのだがそれではダメか?
A:色気とか僕のキャラにあった試しがないぞ(汗)。思うに外見の描写ではなくて、仕草や言動といった「様子」で表現したほうが上手く色気を出せるんじゃないかと思うんだがどうだろう。
それから話は無計画で進むとわけのわからない方向に行ってしまって、書ききるのが難しくなるから、いくつかのポイントと最終的な展開は明確にしておいたほうがいいですよ。
……一体、何様なんだ僕は。アクセス数が50前後で、統計的に魅力的な小説が書けているとはとても言えない状態なのに。 せめて、どこかの小説技法サイトに乗っていることを参考にして答えればよかった。
それでも、答えた内容は、長年小説を書いてきて、自分で出してきた答えであり、全くのでたらめや嘘ではないと思う。 僕は、なぜこの小説は面白いのか、あるいは面白くなかったのかをつねに考えている。そしてその行為は、今自分が独自に身につけている小説技法のいくつかに結びついているのである。
2007年10月27日(土) |
1日踊ってた大捜査線 |
昼に再放送でやっていた『踊る大捜査線』を妹が彼氏に録画してもらっていたDVDがあったので、借りて1日中見ていた。 大学でビデオがあったので、前に一度通して見たことがあったが、やはり面白い。今期『ガリレオ』という刑事ドラマが人気を博しているが、その評判の一つが、毎回ゲストの出演者がいることだ。今さらであるがその手法が『踊る大捜査線』にも採用されているのである。
ちなみに僕は、DVDはパソコンで見る。別にDVDの機械がうちにないわけではない。一度見たものだけに、画面を見なくても音だけ聞き流していればよいシーンではその側に開けてあるウィンドウで小説の続きを書いていた。
2007年10月26日(金) |
ホウレンソウ不足と段取り下手 |
上司にとても怒られた。 ある企業のホームページ更新の依頼を受けて、僕が動いているのだが、まだまだ新人であるため、自分ひとりの判断で動くわけにはいかない。しかし、それをやってしまったのである。
注文書を出してくるときに、追加の要件として写真の入れ替えなどを要求されたためでもあるのだが、振り返ってみると、上手く立ち回れば2日あれば、外注に「こんだけやってね」と、作業をたのんでオシマイだった。10万円以下の小さい物件なのに、1000万円クラスの物件のような手間のかけかたをさせられている。 それもこれも、上司へのホウレンソウ(報告・連絡・相談)を怠っていたことと、その場その場ばかり考えて、これから踏んでいく段階を見据えて段取りを行えていなかったからだ。
ホウレンソウの話を聞く時「なんだそんな簡単なことか」と、思っていたが、それを満足に行うことの何と難しいことか。
2007年10月25日(木) |
重さ1トンのインターネット |
ここ一週間、インターネットがあきれるほど遅い。Yahoo!などはかなり顕著で待てど暮らせど読み込みと表示が終わらないのだ。 いくらVistaが重い重いと言われていても、他のWordなどのソフトウェアは普通に開くのにインターネットだけが異常にかったるい。前のMACのほうがまだ使えるようにさえ感じられる。おかしいな。インターネットの早さに期待してこのパソコンを購入したはずだったのだが。
確実とは言えないが、Norton360を入れてウィルス対策もしているのでウィルスとも考えられないし……よく考えれば重くなりだしたのは試用期間が終わって、オールインワンの360に切り替えてからだったような……。 IT企業のソリューション営業部なのに自分の問題すら解決できんとは……。
追記: どうしよう日曜日にSMBCのインターネットバンキングで振り込みをしようとしたら、何度やっても重すぎてタイムアウトになってしまう。 業を煮やして、ホコリをかぶっていたiBookを出してきてつないだのだが、これが異様に快適に感じた。これはかなり重症なのではないだろうか。
元々朝早く起きることが多かった学生時代だったが、社会人になってからの起床時間は5時40分と一段と早くなった。 しかし、朝食を食べて、着替えた時点ではまだ6時近くなので、あとの20分はケータイのキッチンタイマーを入れて二度寝する。この20分が侮れないのである。
睡眠と言えば、確証をつかんだわけではないのだが眠くない時に眠りにつくと、割とすっきり起きられるような気がするのだが、どうだろうか。
ここ2週間帰りが遅い日が続いている。(無意味に遅くなることもあるが)そういう時、家に帰った時はすでに風呂が沸かされていることが多いのだが、ここのところ気に入っているのが風呂に先に入ることだった。 食事にも体力がいるのか、それともまだ未消化の食物が体内に入っていることがよくないのか、とにかく食事の後、「風呂に入らなければならない」とおもうと少し憂鬱になる。 逆に風呂を先にすると、「あ、もう風呂に入らなくてもいいんだ」とやけに開放的な気分になるのである。
したがって、万が一結婚して「ご飯にする? お風呂にする? それともワ・タ・シ?」と妻に聞かれたら、俺は「風呂にする」と答えるだろう。
最近、寒くなってきた。布団も分厚いのを出してきたし、布団に入っている間は幸せだ。昨夜は猫2匹が脇で寝ていたのでさらに幸せだった。ちょっと狭かったけれど。
ちなみに背広は春夏通してきていたもののままだった。やけに風が身にしみると思ったら、夏用は通気性の良いものだからで、今さらになって夏用スーツがきちんと風を通してくれたのだと気づいたものである。
web拍手レス(実は今月の5日でサイト5周年記念でした)
うっかりweb拍手のコメントが流されてしまった(2週間しか持たない)のですが、「毎回楽しみにしてます。更新頑張ってください」的なメッセージをだいぶん前にいただきました。
レス全然できなくてほんとゴメンナサイ。 何日ぶりの日記ですかこれは。
|
|