言の葉孝

2006年07月29日(土) 【SEという仕事を目指す話】の日

 『呪縛の蝋』が佳境に入り、そろそろ完成かというところで、日記を核時間を執筆に当てているわけですが、なかなか終わらずまた間が開いてしまいました。……ハイ、言い訳でした。
 そんなわけで、「日記の間が空いたから、そろそろ更新が迫ってるんだわっ♪」と期待してくださっても結構ですよ。ただし、それから一ヶ月引っ張られるとか結構ざらなんですが。
 休みの日に書こうと思うんですけどねー。どうにも暑くて。ここのところは根負けして昼間は28℃の「ドライ」で、扇風機を回してがんばりたいと思います。ハイ。

 でも“もどき”でもミステリーの謎解きを書いているときは非常に気持ちがいいですねー。途中書きたくて書きたくて仕方の無かったところですし。


【SEという仕事を目指す話】

 就職活動において現在私はシステム開発系の会社を中心に回っています。いわゆるIT企業です。その中でも、職種としてはSE、システムエンジニアというものを希望しています。
 まあ、いろんな話を聞きます。常に勉強していなければならない、だとか。残業多いだとか。(現場によってとても違うらしいですが)
 で、今まで数多くのソフトウェア会社(もう多分20社は回ってる)の採用試験を受けたのですが、ほとんど2次面接とか最終の時点で落ちています。(一社内定もらったけど)

 筆記試験や適性検査は大抵落ちないんです。大学1回生のとき塾の指導員やってて、簡単な数学はかなり復習できてましたし。代入の問題なんてめったに出ませんしね。
 「これらの数列の法則を見つけ出して、それぞれ次に入る数字を答えよ」ってパターンが一番多いですか。あと算数レベルの文章題とか。文章題を数式に直すのはすごく好きです。

 何で面接で落とされるのかなー、と考えてみて、ひょっとしたら僕はSEとしての覚悟ができてないのを見破られているからかもしれない、と考えてみたり。
 人生で第一に考えているのが小説を書くこと、なんですよね。今のところ。でもそれじゃ生きていけないからとりあえず仕事を見つけようと考えてます。
 でも、面接ではこんなことは話せません。「え? 仕事? そんなの二の次ですよ。夢が第一、小説が第一です」なんていえるわけがないじゃないですか。企業を仕事に一生懸命になれる人を探してるんですから。

 それは、どんな仕事でもいえることなので今更な悩みなのですが、SEという仕事は現場によって波はあるとはいえ、総じて月に30〜40時間の残業が入るという仕事場。大体どこの企業の説明会でも「残業は覚悟しておいてください」くらい言われます。
 だから、自分の時間を守りたい僕には向かない仕事、と言えるのかもしれません。

 給料が安くても事務・総務の仕事について小説を書く時間を確保したいという気持ちも無きにしも非ずですが、僕は手に職を就けたいんです。自分の能力を頼ってもらえる技術がほしいんです。
 技術を背景にすることで、頼りにされる仕事のやりがいを知ってしまっているからです。

 僕は出版会のほかにも、モモサポという地域活性化を目的とするボランティアサークルにも参加しているのですが、そもそもそのサークルにかかわりだしたのが、出版会で培った“編集”という技術からなのです。
 取材して雑誌にイベント予告の記事を掲載し、広報の手助けをしたり、パンフレットやポスターなどの製作を手伝ってほしい、ということで縁ができました。
 で、宣伝もかねて取材して記事を作ったり、パンフレットを作ったりして、徹夜が重なり、なかなか辛いものがありましたが、それでも「やれるのは自分しかいない」「やり遂げればきっと皆喜ぶし、ほめてくれる」と思うと、やる気は自然とでてくるものです。

 そういう感情をやりがいというのならば、私は技術を持ちたいです。出版社に入って編集技術を生かせないというのならば、新しい技術を得てでもそういった、形のある技術を背景とした仕事に就きたいのです。
 そして技術を得るならば、今からでも間に合い、情報化社会と革新を続けている世界を裏側から見守るために、私は情報処理技術者としてSEを選んだのです。

 SEはコミュニケーションも大事だと言われています。文系でもSEとして採用されるのはこちらの能力を重視しているのでしょう。だから、こういった技術重視の思想は文系として受け入れられないのかもしれませんなー。


 あー、こうやって形にしてみると大分気持ちが整理されたような気がします。もともと今日こんな話をしたのも、「自分がどうしてSEになりたかったのか」をじっくり考えてみたかったからなんですが。





web拍手レス(就職の話をしたついでに、今度は【社会人になることの話】でもしましょうか)

>「想さんだーだー」
>「ヽ(´▽`)ノじゃね☆」

 ああ、○○さんだー!(あなたのお名前をお入れください←匿名だった) いえーい。
 ばいびー♪(「あの流行語は今!」的な番組はなかろうか)


2006年07月20日(木) 高校生バトン?の日

 ……電撃文庫落ちたみたいッスね。

 正直ショックだ!

 なぜアレが大賞に選ばれないばかりか、一次選考も通らないとはッ!

 世の中間違ってるよッ!?


 さて、スッキリしたところでみくしでもらったバトンいってみましょうか。


○高校生バトン(だと思う)


■まず初めに高校名は?

 桃山学院高校です。

■この高校に入るためにしたことは?

 塾に通って赤本やったくらいですね。第一ゼミナールでした。

■制服は?

 私服でした。制服のほうが服に悩まなくていいので助かったのに。
 そういえば、高校三年生で、国際コースだけ共学になったとき、女の子は私服だとみんな張り合ってお金がかかって困るということで、制服にするかどうか、侃々諤々(かんかんがくがく)の議論の結果、標準服という制服のようなものが作られてましたが(あんまり意味はなかった)、ついに着る機会は訪れませんでした。

■何で通ってた?

 快速に乗れば1時間強でつけたかもしれませんが、乗換えが面倒&ずっと座っていたかったので、ずっと普通電車で1時間半くらいかけて通っていました。
 その間の読書が至福の時間だったり。

■部活は?

 文化祭実行委員会、ですか。

■1番好きだった先生は?

 結構たくさんいますよー。岡田ケンゾー先生とかね、辻先生とかね、いろいろ。

■1番好きだった教科は?

 

■1番好きだった場所は?

 図書室、でした。

■1年生の時の思い出は?

 文化祭のときにルパン3世パロディ劇の脚本を書いたことですな。

■2年生の時の思い出は?

 むっちゃ怖い英語の先生の授業中に本を読んでて没収されたこと

■3年生の時の思い出は?

 ヲタな友達に机の中に『シスタープリンセス』の目覚まし時計を仕掛けられ、授業中にそれがなったときですね。
 あわてて精密ドライバーで分解しました。

■高校の時のマイブームは?

 もっぱら読書です。

■高校時代の友人に一言!

 大学でも結構会ってるよねー。僕が休学したからもう卒業しちゃったけど。まだ何人かは残ってる。

■1年、2年、3年でのクラスを教えてください。

 覚えてないー。

■主にどんなことを勉強していましたか?

 小説の書き方とか?

■とっておけば良かった!と思う資格はありますか?

 漢字検定ですね。

■テスト順位は、学年クラスで何位くらいでしたか?

 ぜんぜん覚えてないけど中の上ってところです。

■休み時間は何をして過ごしていましたか?

 やっぱり読書。

■放課後はどう過ごしていましたか?

 家に直行!

■高校時代の最大の自慢を教えてください。

 400冊以上の本を読んだこと。

■高校時代の最高の思い出を教えてください

 ……思いつかないなー。修学旅行で北海道に行った際、みそバターラーメンを食べたとき。アレはうまかったです。

 でもジンギスカンもカニもでなかったんだよぉぉぉ(号泣)。

■恋、してましたか?

 あ の 頃 は 恋 に 恋 し て ま し た 。

■嫌〜な先生はいましたか?いたらあだ名も教えてください

 やたら自分の意見を押し付ける寺本先生とか。寺ジイとか呼ばれとると思ったら卒業した翌年、セ ク ハ ラ で つ か ま り ま し た 。

■高校時代に戻りたいですか?

 ……今の状態のまま高校に戻れるならいろいろやれるかな。暇がたくさんあったから小説もたくさんかけただろうし。

■次に回す人5人

 答えてみたい人、みくしのコメントかweb拍手で名乗り出てくれれば明日にでも回そうかと思います。





web拍手レス(高校時代は確かにろくな思い出がないなー)

 今日もコメントはなしですー。


2006年07月18日(火) 【私と読書の話】の日

 この週末の土、月曜日はとある電気店でFAXを売っておりました。そして、でも売ったのはレディスシェーバーとプリンター。いやFAXもちゃんと売りましたが。
 仕方の無い話なんですが、雨で客足の少ない、しかもテレビコーナーやパソコンコーナーとは違って、あんまりお客様のこないFAXコーナーに明らかに暇そうに立って「いらっしゃいませー」と挨拶すると、

「ちょっと来てー」とか言って、レディスシェーバーのコーナーに連れて行かれ、「これ下さい」って言われたり、

(*電気店は盗まれると被害が大きくなるので店頭に並んでいるのはたいていサンプル。よって店員に声をかけなければモノが買えません)

「兄ちゃん、プリンターってどこー?」と、案内をさせられ「どれがええかなー」と聞かれたり。

(*それでも印刷関連は多少知識があるのでこちらは何とか対処できましたが)

 お客様はこちらの商品知識をまったく考慮してくれません。FAXコーナーに立ってようが何でも聞いてきます。頼むから俺にMP3の事なんて聞いてくれるなー、自分でも持ってないのにー!


【私と読書の話】

1、私の読書遍歴

 私は趣味が読書です。しかしながら一般人を相手に「じゃ、どんな本を読むの?」と聞かれると答えに困ります。なぜなら、僕の読む小説の大半は「ライトノベル」と呼ばれるジャンルの本だからです。
 ……って言っても、一般の人は「ライトノベル」といってもぴんと来ないらしいですな、しかたなく「漫画を小説にしたような本」と説明しているわけですが、なんとなく情けない。

 ま、私の本の趣味に関しては別の話としておいておいて、今日は私の読書遍歴について話したいと思います。
 私は最初、あまり本を読みませんでした。小学生のときに初めて「ドラえもん」の漫画を買ってもらって読んでから、どんどん読む犯意が広くなって行き、中学校までは漫画ばっかり。図書室にある学習漫画は全部制覇してました。

 本格的に小説を読み始めたのは、高校時代からです。家から高校まではかなり距離があり、電車で1時間半はかかっていました。乗り換えるのが面倒なので途中からは普通で最初から最後まで乗るようになり、その時間を読書に当てていたわけですな。
 高校の図書館では「ライトノベル」というジャンルの本がたくさん並べられており、これに手を出して以来、卒業まで400冊ものライトノベルを読んできました。
 確か一番最初に読んだのが「ブギーポップは笑わない」で、「キノの旅」やら「フルメタルパニック」やらと出会ったのもこの頃でした。
 帰りと翌日の行きの分で常に2,3冊の本を借りて持ち歩いていたものです。

 そのうちに書くほうに目覚めて、小説を書き始めました。その過程でオンライン小説、ネット小説と呼ばれるアマチュア作品に出会い、そちらの世界に一気にのめりこんだんですね。
 確かに文章の熟練度や、シンプルすぎる作品もありますが、それでも読んで楽しむ分には問題がなく、リアルタイムに更新されていくのでネット小説のサイトを開くのは今でも日課みたいなものです。何よりも、プロの作品とは違って、感想を書いて送ることでその作家さんと仲良くなれるのがいいんです。
 前にも何度か述べましたが、大学3年の時、カナダに行った際はさすがに本は持っていけなかったのですが、学校のパソコンからネット小説をDLして、フラッシュメモリーに入れて家に持ち帰って読む、ということを繰り返して読書欲を補っていました。

 大学に進みはしましたが、高校の時のようにライトノベルのコーナーなどあるはずもなく、多少品揃えは劣りますが、地元の図書館の方で借りて読んでいます。それで一度読んでよかった本はよほどシリーズの冊数が多くて買い揃えにくいものでない限り、買うようにしてますね。
 一応、作家の立場もわかる自分としては、あまりお金を払わずに読んでるのも申し訳ありませんし。古本屋にはあまりライトノベルはそろえられていないことが多いので、たいてい新品で買うことになるんですけどね。


2、私が感じる読書の魅力

 私の読書遍歴についてはそんな感じです。さて、ここからは私がなぜ本を読むのか、という話に移りましょう。

 小説を読むことは、疑似体験をすることです。同じ本でも、漫画とは違って、小説は主人公やそのキャラクターの心情など見えない部分を詳しく説明しています。それを読み進めることによって、私はそのキャラクターと心をどうかさせ、ともに悩み、ともに疑問を晴らすわけです。
 僕の読んだ本の中でも数少ないライトノベルではない作品で、「チェルシーテラスへの道」(ジェフリー=アーチャー・著)という作品があるのですが、この作品の中では70年という時間が経過しています。
 主人公の幼少時から、老年期までを描くこの作品の中で、私は主人公とともに70年もの歳月を過ごした最後のシーンは幼少時を振り返るようなシーンなのですが、それがひどく懐かしく感じられたものです。

 ライトノベルでも、そうでない小説も、それぞれのキャラクターには設定があり、その設定の中で様々な職業を持っていたりします。それを読むことで知識も深まり、自分の世界が広くなっていきます。
 ライトノベルはファンタジーな要素が強く、疑似体験をしてもあまり役に立たないことはあるのですが、それでも少年少女が抱く素朴な疑問を考えさせられてくれるものもあります。
 とある疑問について主人公が考える、同時に僕も考えます。それに答えを見つけていく形で、私の思想というものが形成され、またその思想を表現するために、私は小説を書いているのです。




web拍手レス(くそー、また雨の日々ですね。……やたら疲れます。傘を持ち歩くのも神経使いますし、傘を差しながらショルダーバッグを持っていると、肩の掛けかえがとてもしにくいんです)

 今日はコメント無しでしたー。


2006年07月16日(日) 東京に行ってきた日

 うわお。疲れに任せて寝ておきてみたら午前2時。どうしてくれよう。(朝まで寝とけよ)

 ところで遅くなりましたが、木曜日に就職の面接で東京に行ってまいりました。面接は3時からなのですが、何しろ一人では初めての東京。迷ってはイカンと思い、12時過ぎにはつくように新幹線に乗ってみましたが、案外あっさりと会社が見つかったので、面接の時間まで時間をつぶすことに。

 東京といっても何を食べていいのかわからないので、とりあえずはマクドナルドへ。そこでお昼を食べつつ、履歴書を書きつつ、おやつを食べて2時間半。
 面接は緊張でなかなかうまくしゃべれないまま終わってしまい、失意のまま新幹線に乗ってそのまま大阪へとんぼ返り。



 結局、渋谷駅から30メートルも離れませんでした。



 せっかく東京に行ったのだから、ちったあどこかを見に行くとかすればよかったのですが、面接までの二時間半で何をしろと。そして面接が終わってからも、気落ちしたままどこかに行く気持ちはありませんでしたし、次の日も少し予定があったので。



【私にとっての都会の話】

 私は物心ついてから今まで郊外の住宅地に住んでたんですよ。田舎って呼べるほど自然に恵まれているわけでもなく、都会と呼べるほどに刺激に満ちた場所でもないわけでして。
 だから割とのんびり暮らしており、なんだか人がたくさんいて忙しそうな都会にはあまり憧れはないんです。というか、都会のどこがスバラシイのかさっぱりわからないんですね。ショッピングはほとんどしませんし(嫌いではないのですが)、都会で何を楽しめばいいのかわからない。

 私は大学で都市社会学という授業をとっていたのですが、なかなか面白かったですよ。その授業を受けていて気づいたのが、「都会の定義」です。それは単純に「地下鉄、及び環状線の走っている地域」。
 建物が密集しているから、必然的に地下鉄が走る。効率的に人を運びたいから環状線が走る。大阪環状線しかり、山手線しかり。

 しかし都会といってもピンからキリまであるものです。東京に行ってみて気づいたのですが、まず電車の車両が一世代先んじているのです。山手線の車両は扉の上部にCM用と案内用のディスプレイがついておりました。人も大阪より一段とたくさんいる。電車の中の広告も大阪では空いているところさえある(JR西日本の「広告を載せませんか」という広告になっている)のに、東京では所狭しと並んでいる。
 都会としては大阪は東京に一歩譲っているのです。少なくとも駅周辺と車両内を見た限りでは。

 ここ数ヶ月で今まで縁の薄かった都会・大阪を少し歩き回ることになりましたが、果たして東京の街はいかなるものか、一度じっくりと見極めてみたいところです。





web拍手レス(ちなみに面接の結果、翌日の金曜日には不合格を知らせるメールが帰ってきました。早っ!)

>「SEですかー! 私それに近い位置で仕事してるんですが(PGやSEの方に技術を教えています)、かなり残業と肩こり(汗)がきつい業界だってことは覚悟をしといた方がいいかもしれません。ITだったら、大会社の孫受けだけは避けたほうがいいですよ」

 オンライン作家さんではSE職、PG職についているひとが結構いるようなんですよね。僕が知っている限りでも2,3人はそうです。
 僕の回っている会社は一応独立系がほとんどなのですが、形式的に孫請け(ひとつの会社からしか仕事を受け付けない)とかは注意をしておいたほうがいいかもしれませんね。
 ……そろそろ秋季の試験に向けて基本情報処理技術者試験の勉強を始めているのですが、難しいんだか簡単なんだか。


>「先日の日記に感銘いたしました。「楽しみは〜」のくだりです。ああすげえ。こいつ若造のくせに悟ってやがる。褒め言葉として受け取ってください! 感銘しました。深いなあ深いねえ。呪縛の蝋も楽しませていただいております。続きを待ってますー。」

 え、えへへへへへへ……(照)。うれしいです。ひっじょーにうれしいです。いうまでもなく、ほめ言葉として受け取らせていただきます。
 件の記事はこちらですね。(さりげなく宣伝)
 僕は「豊かな人生を送るにはどうすればいいか」「生きていくうえで、満たされるにはどうすればいいか」をいつも考えています。その中のひとつがあれです。
 機会があれば、また他のことも語っていきたいと思っております。

*このコメントの前半部分は「レスは不要」ということで割愛させてもらっています。ご報告ありがとうございましたー。早速修正してもらえるようにメールを送りましたので。


2006年07月12日(水) 過去の電撃大賞受賞作品を読んだ日

 ここ3ヶ月の就職活動で、よく電車で移動することになり、この頃ハイペースで本を読み進めております。
 基本的には図書館で借りて読むのですが、今週借りてきた本の中には「電撃小説大賞」受賞作が3つもありました。

 前回の大賞である『お留守バンシー』(2巻も借りました)、銀賞である『狼と香辛料』、前々回の金賞である『ひかりのまち』ですね。

 自分も大賞に応募しただけあり、少しは気になります。正直受賞作は嫉妬が先立って読む気がなかなかおきないものなのですが(苦笑)。

 『お留守バンシー』。非常に面白かったですね。ライトノベルとしては傑作と呼べるほどの出来かと思います。あれだけキャラを立てられれば、書いてる側も楽しいでしょうねー。
 主人公のアリアはドジキャラかと思いきや、意外としっかり者の設定で、まともかと思いきや自分の仕事にこだわりすぎて却ってトラブルを起こしているくらい。個人的に気に入っているのが“変わったペンギンにしかみえないガーゴイル”セルルマーニ、“困ったことに貞淑で男が苦手なサキュバス”イルザリアさんですね。特にイルザリアさんは「ふしだらな女を目指している」というのがなかなか可笑しくていいです。
 お城にやってくるルイラムさんも、まともそうでなかなか面白い御仁です。

 『狼と香辛料』。賢狼ホロにやられました。「わっちは賢狼ホロじゃ。この程度の金なぞすぐじゃわ」「旅がする前が一番楽しく、犬は鳴き声だけが一番怖く、女は後ろ姿が一番美しいものでありんす。気軽にひょいとめくれば人の夢を壊しんす、わっちにゃそんなことはできんせん」(*口調を説明するのが困難であるため、一部台詞抜粋します。これ、どこの地方の言葉なのですかね?)
 口調といい、性格といい、こういう傑作なキャラが出るとちょっと悔しいですね。まったく真似して使うわけにはいかないし。口調なんて、『まほゆめ』のコーダが使えばしっくり来る言葉ではありませんか。
 また、中世の行商を描いたファンタジーというのもものめずらしくていいです。ただ、ライトノベルで中途半端にリアルさを追求したせいか、最大のヤマ場で主人公がさっぱり活躍できないのが難ですな。

 『ひかりのまち』。感想をいうのが難しいですね……。「前半部分が傑出している」という評ですが、さほど目立ったところがないというか。それでも目立たないようにはしているけれども能力が高く、心優しいネリムが“ほんとうのこと”を知ろうとして動いていく物語になかなか目が離せないのも事実。
 ただ、その“ほんとうのこと”を明かされる段になって一気にしゃべられてしまうのと、「ひかり」の話と「時」の話、世界観に関する謎に関する真相の軸がブレていたような気もします。正直一回通し読みしただけでは理解し切れませんでした。


 これらの作品からして今回の僕の作品のレベルはどうなんでしょう? 決して劣るものではないという自負はありますが……。
 大体、昔大賞に挑戦しようと小説を書いたのも第一回大賞の「五霊闘士オーキ伝」などを読んで「このくらいの小説なら僕にも書ける」と思ったからなのですが、第一回のときより現在のほうが確かに面白くなってますし、いやはや年々壁は厚くなっておりますなー。
 



 ちょうど、本の話が出たところで次は【私と読書の話】をしようかと思います。
 あ、その前に東京の話をするかもしれません。明日面接で東京にいくので。





web拍手レス(ありふれすぎてて履歴書には「趣味・読書」とはかけません。「どんな本を読んでいるの?」と聞かれて困るということもあるのですが)

>「FF8。怪我した時にやってました。自分にとっては骨折の思い出……(意味不明)。」

 そ、それは壮絶な思い出ですねー。僕にとって思い出深いゲームってなんでしょう? FF10とかは僕に絶対的な影響を与えた作品として心に深く根を張る作品なのですが。
 セルフィの名前があやふやだったので、「FF8」で検索してみますと、こんなサイトが見つかりました。こういうサイトを見ていると再プレイしたくなってきますねー。


>「お久しぶりです! ○○です。就職活動お疲れ様です! 頑張って良いご縁を見つけてくださいね!」

 お久しぶりですー。がんばって納得の出来る就職をしようと思っています。今の傾向ですと、そのままSEとしての道を歩くことになりそうですね。文系なんですが(笑)。
 明日は東京に面接に行ってきます。SEとして就職すればおそらく手始めに東京で暮らすことになりそうですね。

 ………東京怖いよぅ。(←基本的に人のたくさんいるところが苦手な人。梅田周辺でギリギリ)


>「喫茶店、安くて美味しいコーヒーかココアだとベローチェがお勧め♪ 高くてもいいならスタバですね。」

 ベローチェ、ですか。メモしておきましょう。喫茶店、いつか行きつけのところを見つけたいですねー。休日のときなんか店員さんと仲良くしつつ、ノートパソコンとか持ち込んで飲み物一杯で一日粘るんです(やめい)。


>「そしてなかなか感想送れなくてすいません(汗)」

 ヤイヤイヤ、気が向いたときで結構ですよ(汗)。いや本当に。
 感想書こうにも最近ロクに更新してないので、感想を書く対象とかないでしょうに。
 そちらはなかなかお待ちかねの展開で掲示板もだんだんと盛り上がってきましたねー。僕もそのうち加わろうかと思っておりますー。



 ああ、今日はたくさんコメントがきて嬉しかったですよー(喜)。最近はウケ狙いをやめたのですが、やっぱりないよりあるほうが書くモチベーションが高くなりますよね。


2006年07月10日(月) 【都会の中のオアシスの話】の日

 日記の題名の最後に「〜の日」とつける意味が薄くなってるんじゃないかと思う今日この頃。
 気づいている人もいるかもしれませんが、もともと、このタイトルの接尾語はFF8でセルフィがバラムガーデンのインターネットみたいなやつでつけている日記のタイトルを真似たもので、なかなかよい響きなので使っていたのです。
 ま、そのうち普通の日記を書くときに備えてそのままにしておきますかな。


【都会の中のオアシスの話】

 就職活動をはじめてからやたらと大阪市内に行く機会が増えました。昼からのものでも、朝からのものでも、結局は市内で昼食をとることになるのですが、いちいちそこらのお店に入っているのでは、とてもお金がかかってしまいます。
 弁当を持っていくにしろ、ゆっくり食べる場所もないので、おにぎりをラップに包んで持っていくのです。おにぎりなら最低歩きながらでも食べられますから。

 ということで、お昼ごはんの問題はクリアできるんです。ただ、困るのが、休憩なんですよね。
 午前と午後に、ひとつずつ説明会などがあると、間で2、3時間空くことがざらにあります。さすがにその間ずっと歩き回っているのもしんどいので、どこかに座りたいんですね。
 ところがなかなか座るところというものはありませんで、デパートっぽいところの休憩スペースを利用するか、地下鉄のベンチに座っているか、そういった知恵も必要なんです。(外の公園なんて暑くてとても座ってられません)

 また、そんなに時間が空いているのなら履歴書を書きたいところです。ところが都会の中に無償で机も椅子も使わせてくれるようなところなんてありません。少しばかり田舎ならば駅の近くの大きなスーパーの中にフードコートがあるのですが、どういうわけか都会にはそういったところが見つからないんです。
 それでも時間を無為に過ごすよりはいいと思って選んだのは喫茶店でした。喫茶店といえばコーヒー1杯300円もするような高いイメージがあり、いままで利用したことはないのですが、大阪市内ですと店を選べば易い店でアイスティ一杯180円で使えます。
 それだけの出費でクーラーの利いた空間に加えて椅子と机が使えるなら払っても損はないと思いました。しかも飲み物までついてきます。

 ただ、喫茶店の机は結構狭いのです。しかも丸テーブルなのでアイスティの入ったグラスを精一杯端に寄せてもかなり邪魔になるんですね。見本の履歴書コピーと白紙の履歴書を並べなければならないのですし。
 それから気をつけなければならないのが、グラスの水滴です。冷たいだけにかなり水滴がグラスについており、油断するとせっかく書いた履歴書に水滴が落ちてしまい、台無しになってしまうのです。
 僕は履歴書を書くのに万年筆を使っているので、気づかずにぬれたところにペンを走らせてしまって、インクがにじんでしまったことがありました。最後の一行だったのに……。

 ということで、僕は喫茶店をちょっと見直しました。「こんなところによく入るもんだ」と思っていたのですが、確かに都会の中で活動するには喫茶店のような場所が必要なのかもしれません。


2006年07月09日(日) 【楽しみの見つけ方の話】の日

 昨日は『呪縛の蝋』をアップしました。これからは短編とか、中途半端なやつは全部エンピツで掲載することにします。いちいちHTMLファイル作るの面倒なので。
 で、その第1弾である『呪縛の蝋』だったのですが、どうせなら絶対に使われることのないくらい昔の日付でアップしてやろうと思ったわけですよ。

 で、とりあえずは「19000101(1900年1月1日)」でやってみたわけですが、エラーがでました。
 まあ当然ですな。
 たまに、存在しない日付で登録をしようとすると、「存在しない日付か1970年以前の日付で登録された可能性があります」と、エラー表示が出るのです。
 ならば、公式的には1970年からは大丈夫ということ。

 もっと過去にさかのぼったらどうだろう、と一気に「1910年」を試してみました。
 すると、成功したのです。続けて「1901年」と試してみましたが、これはアウト。1910年が最古なのかと思い、「1909年」でやってみると、こちらはセーフ。
 そこからだんだんさかのぼっていくと、結論が出たのです。
 
 「1902年」。これがエンピツ日記における最古の日付です。

 なぜに1902年。世紀の変わり目である1901年ならわかるのですが、なぜに1902年。それは管理人さんでも知らないのかもしれません。


【楽しみの見つけ方の話】

 今回デスクトップにおいてある言葉について、少し解説をしようと思います。

 私は、「楽しいこと」に対して最近懐疑的になっている部分があります。
 というのも、私は「楽しいこと」をやろうとして本当に楽しく過ごせた記憶が少ないからです。はしゃごうとおもって、本当にはしゃげた記憶は少ないからです。
 お酒を飲んで騒ぐこと。ゲームセンターに行くこと。カラオケに行くこと。女の子と一緒に遊ぶこと。

 それらは本当に楽しいときもありますが、たまにやってこそ楽しいものです。いつもいつも追い求めてやって満足感が得られるものではありません。

 私が最近主張しているのは、目先に「楽しい事」を考えるとあまりうまくいかないということです。
 確かに、先ほどあげた楽しいことっていうのは、やっている時、もしくはやろうとしている時は楽しいのかもしれないです。
 しかし、途中で飽きてくるとともに、その行為の不毛さに辟易してそんなことをやっている自分が好きではなくなり、やがて「楽しい」とは感じられなくなってしまう。それでもそれ以外にやることが見つからないから、何とか自分をだましてテンションを保って続けるわけです。

 逆に、ボランティア活動など、一見面倒くさそうな活動を「苦しい」ことをあえて覚悟することで見つけ出せる楽しみがあります、
 自分にとって何の実益も得られないものや、単純に苦しいものでも、やっていることが生産的なことならば、それを実行できている自分が誇らしくなって、そんな自分が好きになって、不思議と「苦しい」ことも「楽しい」と思えてくるものだと私は思います。
 それに真剣に何かに打ち込んだ日々というものは、後に振り返ってみればたいてい笑顔で話せるものです。

 だから、「楽しい」を目標にすると自分に甘くなり、行動が浅くなる。深く充実できる行動をするにはまず「楽しい」を目標にはしないこと、と私は主張します。
 「楽しい」は結果的についてきてこそ真に「楽しい」のです。




web拍手レス(それでもリラックスをするときには自分に甘いほうがいいんですけどね)

>「ほうほう!物語も解決編に差し掛かるところですね。次も期待しています。」

 ありがとうございますー! 今日は解決編のプロットを軽く書き出してみたのですが案外スムーズにまとまりました。あとは表現などでひっかからなければ、意外と早くあげられるかもしれません。
 『呪縛の蝋』、結構反応返ってきますね。序盤の軽めの展開がよかったのか、一話一話が短いのがいいのか……。

 特にあっと驚くようなトリックはないのですが、書きたくても我慢し続けていたことが、思い切りかけるのでがんばっていこうと思いますよー!


2006年07月03日(月) 【ネットで自分を表現する意義の話】の日

【ネットで自分を表現する意義の話】

 最近、mixiでよく見かけるのが「見たら絶対に書くこと」「足跡付いてるんだからうそついても駄目」みたいなことを言って強制的に回答させる「強制系バトン」なのですが、自分としてはこれはあまり気分のいい文句ではないわけですよ。
 例としてはこんなもんです。

 ・見た人は全員やる。
 ・嘘つきは足跡(mixi)に証拠が残っちゃうからダメ。
 ・題名にだまされて見たあなた、頑張ってやってください。

注)「足跡」とはmixiにおいて自分の日記を読んでくれた人たちがわかってしまう機能のこと。要するにアクセス解析なんですが、アドレスやIPではなく、登録してあるニックネームで表示されるんです。
 だから自分の日記を見に来てくれた人を逆に見に行って、そこからお友達になる、という流れにもできるわけですね。

 特に2番目のコメントは非常に不愉快ですね。誰が嘘つきですか。答えなきゃ嘘つきなんてこれは脅しじゃないんですか。
 そんな腹の立つコメント付きのバトンでも回答してくれるいい人たちは「こういってますけど、お暇なときに気が向けば」みたいに書いてくれています。自分もたまたま気が乗ってそういうコメントつきのバトンを答えた際には、そう言うことにしています。

 つまり、自分の言動というかバトンという作品に対して反応を強要しているんですね。これは一番痛々しい行為の一つだと僕は思っております。
 お笑い芸人が寒いコントを披露したあと観客に「笑ってください」というようなものです。どうしても反応がほしければ、反応がほしくなるようなネタを見せればいい話なのに。

 だから、バトンに回答してほしければ、回答する気になるような質問を作ればいい。わざわざ「回答してくれ」なんていう必要はないんです。


 ところで、私はオンライン小説作家の端くれです。そりゃ、アクセス数が増えればうれしいし、むしろ批評でもいい、感想が欲しいからこうして公開してるんです。それらを獲得するためには涙ぐましい努力をしているわけですよ。
 どんなことをしているかというと、「さりげない宣伝活動」ですね。まず検索エンジンへの登録は当然として、あちこち他のサイトを回り、気に入った小説があれば、感想をBBSに書き込みつつ自サイトのアドレスを晒すなど、です(←大抵書く欄があるから)。この際、あまり「ウチのサイトにもぜひ遊びに来てくださいねー」とは言わないようにしてます。相手によってはそういう台詞だけで自分の小説を読むことを強要することになりますので。
 ま、それさえはじめにやっておけば、アクセス数を増やすための最高の手段は小説のクオリティをあげること、更新頻度を上げることの二つに尽きるんですがね。アップすれば「更新しましたよ」と知らせるために登録エンジンにかけてある文章を修正して自分のタイトルを一番前のページに持ってくることもできる(=アクセス数が増える)わけですし。
 最近はそれが滞っているので、広報活動は後回しにせざるを得んわけですが。

 私生活に追われて、なかなか更新できないわけですが、白状すると私の全ての生活の中で、一番やりたいことが「更新」なわけですよ。いやホント。 しかし、就職活動が終われば、卒論があり、仕事に就くまでにしなきゃいけない勉強もでてくるかもしれない。サークルの用事もある。来年四月になれば、問答無用で小説を書いている時間がなくなるかもしれない。
 そんな中でいつも考えるのは「いつになったら私生活の全てを自分の小説のために費やせるのか」ということですね。時間が多少あまっても小説が進むとも限りませんし、なかなか難しい問題です。

 ま、何が言いたかったのかといいますと、私がこんなに苦労して「ぜひ見てくれ読んでくれ」と言葉に出さずに読んでもらえるように努めているそばで、そんな軽はずみなコメントのついたバトンを作らないでくれと。




web拍手レス(しかし結局タイトルと中身がかなりズレたな。……ちなみに日付が月曜日なのは月曜日からずっとつらつら書いていたからだったりします)

>「日記。楽しみにしてます。でも無理はしないでくださいね。」

 あはは、実は早速二日あいてしまったりしています(苦笑)。
 話したいことはたくさんあっても、なかなか話がまとめられないものですね。気にせず書こうと思ってもどうしても読む人のことを考えてあまり荒唐無稽な書き方もできませんし。
 あ、無理はしませんよ? ご心配ありがとうございますー。


2006年07月02日(日) 【私がバイトに求めるモノの話】の日

【私がバイトに求めるモノの話】

 私がバイトというものをはじめたのはいつのころでしたか、多分初めてのバイトは高校での試験の試験官のようなものだったと思います。日給で3000円でした。
 次にバイトをしたのがアパレル系の仕事で、年始のセールに備えて値札をつけたり、福袋企画でスポーツバッグに色々なものを詰める仕事をしてました。一日仕事で7、8千円だったと記憶しています。
 ほかは大学一年生のときに、個人指導塾の指導員をやっていましてね。個人指導塾ってのは何十人もの生徒の前でひとつの講義をするって形ではなく、塾に来てめいめい勉強する生徒を一人で3人くらい教えるという、まあ家庭教師の塾版みたいなものなんですが、あっちを教えてはこっちに呼ばれ、こっちを教えているうちにあっちに呼ばれとかなり目まぐるしいので、普通に家庭教師をしているほうがよかったですね。時給もぜんぜん変わりませんし。
 で、今は電気量販店での販促支援業務というのをやっておりますが、ようするに販促イベントに出向いてきぐるみを着て子供を釣ったり、商品の説明をしつつお勧めするといった業務です。あとはたまに英検の試験官もやりますね。こちらは楽ですよー。

 どういうわけかアパレルの仕事を除けば全部スーツ着用の仕事なんですよねぇ。もともとサークル活動やら英会話教室やらで平日の夕方がなかなか空かなかったので、そういう不定期に入る仕事しかないわけで。しかも、その時々によって場所すら違っていたりしますからね。
 スーツ着用は置いといて、私はあこがれるものがあるんです。バイト仲間ってやつなんですが、今までやっているバイトは、完璧に個人で同行するバイトなので、バイト仲間とかいうのが出来ないんです。
 妹などはほぼ毎日「某うまいけど高いし遅い、そして焼いている間は客には手を出させないお好み焼き屋さん」でバイトしてたんですが、毎日よく働いてキツそうな割に「誰々がどうのこうの」って楽しそうに話をするんですよ。バイト先で出来た友達と遊んだりしてましたしね。今でもそのお好み焼き屋さんに食べに行くと店長さんと仲良く話したりしています。
 はっきり言って羨ましかったですね。バイトで僕に関わる人たちは、名前も顔もろくに覚えられないまま二度と会えない感じなので、非常に孤独感を感じてますね。

 これから就職をして、今までのバイトとは違って決まった場所で長時間働くことになるので、仕事仲間ができるのが非常に楽しみですね。




web拍手レス(昨日は眠くて寝てしまったのですが、一応昨日の日付にしてみましたよ?)

>「日記。楽しみにしてます。でも無理はしないでくださいね。」

 やさしい言葉をありがとうございますー(涙)。昨日は暇は暇だったんですが眠くて書けなかったので早速無理せず寝てしまいました(笑)。
 そちらの小説も楽しみにしてますよー。何かものすごく物語が盛り上がってますし。


2006年07月01日(土) 【雨の日は疲れる話】の日

 これからはちょっとは頻繁にエンピツ日記更新しようと思います。

 いままでは何か、大きなネタとか更新したときとかにしか書かなかったんですが、一応完全にサボっていたわけではありません。……本当です。本当ですったら。

 一応、エンピツ日記を始めたころは夜中の3時くらいまで掛かって、必死で毎日とんでもない文章量を書いてたんですが、そんな時間があったら小説を書かねば的な思想が芽生えまして、特に就職活動が始まってからはそれにかまけて、日記を書かずに小説を書こうとしていたわけです。
 それでも何故か小説の筆のノリもよくないので、鬱憤がたまるんです。だから、日記を書くことでキーをたたきつつ文章を書いてストレス解消ついでにウォーミングアップをしておけば、すこしは小説の筆もノルかも、と。

 下半期に入って日付的にもキリのよいことですし。最近リープさんの『それは何かとたずねたら』も復活しましたし。今の放置の状態は毎日来てくれる50数名の方に申し訳ないですしね。
 はい、 日 記 復 活 (宣言)。明日もかける体力が残ってたら書きます。(←いきなり弱気か/汗)


【雨の日は疲れる話】

 で、本題なのですが、僕は最近相変わらず就職活動の日々です。6月らしく雨が降ってくれたおかげで、毎日大変ですよ(苦笑)。特にサークル活動などで、学校に行く用事があると、雨の中を歩いて体力的に消耗するか、バスに乗って金銭的に消耗するか、どっちかになるんで。

 それでなくても雨の日ってなんとなく、晴れの日よりも疲れやすいですよね。肌がべたつくからでしょうか。
 何か疲れてるなー、と思ったら晴れてみると意外に楽だと思ったところで雨が自分を疲れさせるって気づくんですよ。

 京都に単身赴任中のうちの父はクーラーで除湿かけて、扇風機回せば天国だって言いますが、その通りだと思います。
 しかし僕は意地を張ってぎりぎりまで自宅ではクーラーを使わないのです。真夏でも来客時を除き、クーラーはかけないのです。そして自宅でひきこもっていても湿気の高さにダレて何もできないのです(それでいいのか)。
 ただ、学校に行くと冷房があるんで、少しは体もさらっと乾いて気持ちよく作業できるんですよね。クーラーを使わない意地はどこに言ったのかといわれそうですが、僕は我慢大会をしてるわけじゃありません。地球温暖化が怖いので、できるだけクーラーは使わないようにしているだけです。
 大学の冷房って止めようと思ってもとめられるものじゃないじゃないですか。大人数で使うから効率的だし。その恩恵にはありがたく預かるべきですよ、うん。
 でも雨の中を推してまで無理に学校に行こうとは思えないのが困ったところです。ああ何故、大学は自分のうちの隣にないのか。





web拍手レス(みんなで地球温暖化をとめようじゃないですか。日本が亜熱帯になると困るんですよ。こんな蒸し暑い気候が続くし、それに暖かい気候のところには毒のある生き物が多いんです)

>(うっかりログを残すのを忘れ、そのまま2週間経ってメッセージが流れてしまったので失われてしまったのですが、いつもお世話になっている某数少ない常連さんが『いつものより読みやすかったです』的なメッセージをいただきました)

 ほとんど1話1話というか1節1節で区切っているので、ひとつのページの文章量が少ないのもあると思いますね。
 あと、スタイルシートを使って行間を空けるのをあきらめたので、細かく改行をしたり一行スペースを入れたりしているのも要因でしょう。

 内容も、軽いというかユルい千鶴と、ツンデレくずれの雛子の会話シーンなどは比較的軽めに仕上がってますしね。

 これからは『まほゆめ』のほうももっと読みやすくしていくつもりですし、『生と死の狭間に』を本公開する際にもweb用に読みやすく文章を加工するつもりです。

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