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呉市スポーツセンターと名を変えてから、初めて行った、旧マツダ健保グラウンド。 覚悟はしていたが、鬼のように寒かった。 吉田よりは標高は低いけれども、やっぱり山の上で、風が強い!風の強さは、福島Jヴィレッジなみである(多くの人には分かりにくい例ですね、すみません) 途中から粉雪も舞い出して、携帯を素手で打っている場合ではなくなり、速報が中途半端になりましたごめんなさい。
この日に、サンフが行った試合は、3試合。 多々良戦(高校選手権ベスト4)、観音戦(高校選手権ベスト8)、ヴィッセル神戸戦(Jユース準優勝)強化試合の名に相応しい、歯ごたえのある相手ばかり。
多々良戦はこんなメンバーでスタート
------平繁-中野------------- -岡本-横竹-遊佐-保手濱------- -山根-佐藤-田中-野田--------- ---------金山----------
今年は4−4−2でスタートすることが多い。 そして、先制点は、最近絶好調の2年生コンビから生まれる。 保手濱くんのパスから抜け出した平繁くんが、一人ぶち抜いて 左足でゲット!去年までは、敬愛する俊の真似か、コントロールショット が多かった彼だけれども、今年は、ザッツ平繁スタイルを確立したようで、 彼しか持ち合わせてない身体のバネを生かし、3人、4人を振り切って 足を振りぬく強烈なシュートを放つようになった。 そして、2トップになってスペースがたくさん生まれて動きやすくなったのか、 中野くんとともに縦横無尽によく動く。献身的に守備もするので、 もともと能力のある人がこれだけ動くことを惜しまなかったら、 この年代では怖いものはないのではないか、自信を持って宮崎キャンプに 臨んで欲しいと思う。中野くんも、まだ1年生だけれども、圧倒的な キープ力を持ち、悠々と前線でポストプレイをしている。 そして、この日、目を引いた選手がもう一人。 スーパー中学生、岡本知剛くんである。1年早く三矢寮に入寮した だけあって、早くもAチームに違和感なくフィットし、強力な2トップに 負けないだけの輝きを放っている。 この試合の2点目と3点目は、いずれもこの若き鬼才が記録した。 2点目は、中野くんのポストで全体が動き出し、平繁くんがフリーになってシュートを放つ、 これはキーパーがやっとはじいたものの、そこにつめていた岡本くんが、ヘッドで押し込んだ。 3点目は、平繁くんのポストから、岡本くんが絶妙の動き出し、 そして右のアウトサイドから、インフロントをかけて右足で流し込んだシュート。 世代を代表するって言う選手はこんなにも上手いんだーと感心していた。 この岡本くんの世代の代表は、割と早生まれの選手が多く、中心は柿谷などの 高校一年の選手が占めるが、岡本くんは本職外のセンターバックながら、 ポジションをしっかりとキープしている。
サンフでも、センターバック、ボランチ、FW、サイドハーフといろいろやっているが、すでに、ルックアップではチーム1とも言われ、視野の広さと技術の高さから多彩な攻撃を仕掛けてくるので、やはり中盤で観たい選手だ。これからおおいに期待したい。
眠いので、ぼちぼち書きます。ではまた。
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