Hiro's Diary
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2002年06月08日(土) ニュー・ジャージー-ニューヨーク  第11日目の走行距離不明

ニュージャージーのホテルをチェックアウトして、いざNYへ。さてここで普通の人とはおそらく違う行動をとってしまいました。なんとマンハッタンではなく、ニューヨークの最南端である、スタッテン島に入ったのです。この写真の看板にかすかにアイランドと見えると思いますが、これがスタッテン島であり、しかもニューヨーク州到達の瞬間でもあるのです。地味〜なゴールでした。

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でも本当のゴールはまだです。スタッテン島に車を置いたまま、フェリーに乗ってマンハッタンへ向かいます。「自由の女神」の横を通り過ぎ、まもなく本当のゴールです。

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マンハッタンが見えました。ゴールです。でも最後の最後はフェリー&徒歩でのマンハッタン上陸。果たしてこれは本当に大陸横断ドライブを完走したことになるのか?という疑問を残すことになりました。しかも最後の瞬間の写真を撮っていない・・・・。なんとも言いがたいゴール到達ですが、それでも(故障はありましたが)事故もなく無事に着いたのでめでたしめでたしです。


2002年06月07日(金) ウエスト・ヴァージニア-メリーランド-ニュー・ジャージー 第10日目の走行距離534マイル(854.4km)

昨日の雨とは打って変わっての快晴。本当の田園風景を見ることができました。全くもってのどかですなあ。

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このような感じで運転していたようです。実は最初から最後まで一人で運転していました。貴重な体験です。

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で、ウエスト・ヴァージニアに入ります。

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首都ワシントンDCをも擁するメリーランドを通過。

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一気にペンシルバニアです。ゴールは近いぞ!

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この風景はLAにはありません。緑豊かで起伏にとんだ綺麗な風景です。これはアレンタウンという町の手前ですね。アレンタウンを過ぎてからフリーウェイを降り、デラウェア・リバーにそって一般道を南下してみることにしました。単なる思い付きでのルート変更です。

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ところがこのルート変更が大正解。綺麗な町並みを楽しむことが出来ました。デラウェア河畔は歴史のあるポイントが点在しています。でも歴史そのものの話はここでは控えましょう。このような風光明媚な道をいくとニュー・ホープという小さな町に出ます。

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ニュー・ホープにあるこの橋を渡るとニュージャージーです。このあとニュージャージーを結構走りニューヨークのそばまで行きましたが、夜中になってしまっていたためにゴール目前でしたが宿を取ることにしました。しかし、NJの道は分かりにくいです。今もって分からない・・・・とにかく道がややこしいところです。


2002年06月06日(木) テネシ-ヴァージニア 第9日目の走行距離327マイル(523.2km)

テネシーのカントリー・ソングが聴こえてきそうな、のどかな田園風景がしばらく続きます。いやあ本当にカントリー・ミュージックがしっくり来ます。のんびりと雄大な音楽です。このようなところでは、重箱の隅をつつくような仕掛けばっかりの音楽は全く似合いません。ところが空の色はなんだかよろしくないようです。

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やっぱり雨が・・・。そういえばLAは雨は降らないし、今までのドライブでも雨に合わなかったので、ちょっと新鮮かなあ・・。

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雨の中ヴァージニアへ入ります。

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凄い雨!新鮮なんて言ってる場合ではありません。この後まだ明るい中フリーウェイを降りてモー^テルにチェックイン、というか避難しました。これだけ雨が降るのであれば緑も豊かなはずだと納得です。



2002年06月05日(水) ルイジアナ-ミシシッピ-アラバマ-ジョージア-テネシー 第8日目の走行距離263マイル(420.8km)

今まではずっとモーテルに泊まっていましたが、ニュー・オーリンズではこの旅ではじめてのホテルに滞在しました。理由は郊外に泊まるとドライブしなければならなくなるからです。でも街中に泊まれば歩いて移動できるので、運転しなくてすみます。勿論アメリカでは歩いて回れる街は多くありません。しかしこの街はOKです。で、このホテルとても安くて助かりました。たしか・・・55ドルぐらいだったと思います。

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しかも立地はバーボン・ストリートに隣接しているブロックにあったのでとても便利。バーボン・ストリートのJAZZはどんなものだろうと期待していたのですが、あまり面白くありませんでした。まあおそらく見るべき(行くべき)スポットを外していたのでしょう。

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さあ、出発です。ここからは北上することになります。まずはルイジアナからミシシッピへ。

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そしてアラバマへ入ります。

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ジョージアをちょっとかすめて・・・。

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テネシーです。南部の州を幾つか一気に走ってきましたが、テキサスとは違いとてもコンパクトなサイズの州が多く、走行距離はそれほどでもありませんでした。とにかく緑豊かな景観が続きます。テネシーといえば、何年も前にナッシュビルに行ったことがありますが、今回はそこまでは足を伸ばしませんでした。大陸横断も後半に入り、疲れてきたのか、それともゴールを急いでいたのか?おそらくその両方でしょうが、このような自由なドライブ旅行の機会はめったにないことなので、今となってはいろんな街に立ち寄ってくれば良かったかなとも思っています。


2002年06月04日(火) ルイジアナ 第7日目の走行距離0マイル(0km)

この日は移動無しのニュー・オーリンズ滞在&休息日。町を歩き、遊覧船や市内観光バスに乗りのんびりしました。でも正直いって期待していたようなところではありませんでした。俗的な街というかなんというか・・・・楽しいという感じがしなかったのは確かです。

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街の一角で。


2002年06月03日(月) テキサス-ルイジアナ 第6日目の走行距離238マイル(380.8km)


ヒューストンにはNASAの宇宙センターがあります。鍾乳洞に続き観光スポットに来てみました。平日の午前中なので人も少なくゆっくり見て回ることが出来ました。

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アポロ計画のロケットや、スペース・シャトルもありました。敷地は広大でゆったりしてたので、気持ちもゆったり観光気分です。

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ヒューストンからは海沿いに走り始めるとスワンプと呼ばれる湿地帯が見えてきます。枯れた荒野とはまた趣が気がいますが、これも人が住むには厳しそうなところです。しかしながらこのようなスワンプの近くや川岸にプランテーションが発展していったんですね。

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ルイジアナにはいったところで、フリーウェイをちょっとおりて一休み。池の看板には「鰐に注意!」。さすがに州が変われば国が変わるような変貌です。もちろん気候、風土、文化、習慣、自然体系、そして言葉も変わってしまうということを体験できたのは貴重です。

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フリーウェイに戻りました。緑が多くなり、道の両側には木々が見えます。

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スワンプや河口を越えていくためにこのあたりには橋が多くあります。そしてこの橋を越えてしばらく行くと、ニュー・オーリンズの町に到着です。


2002年06月02日(日) テキサス 第5日目の走行距離265マイル(424km)

昨日の大地平線のみの景観から少し変わってきて、緑が見え始めます。それでもやはり人が住んでいる様子は全くない荒野が延々と続くのみです。

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ヒューストンに着きました。久しぶりの都会の風景、ほっとします。

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ほれっ、都会でしょ?人も住んでるし、ガス欠の心配も宿探しの心配もありません。でも都会といってもやはり視界に入ってくる空は広いです。


2002年06月01日(土) ニュー・メキシコ-テキサス-ニュー・メキシコ 第4日目の走行距離495マイル(792km)

ニュー・メキシコを抜けて一度テキサスへと州境を越えます。テキサスは大きな州と聞いていましたが、さてどれほど大きいのか?この後、その答えを身をもって知ることになるわけですが、この時点では車の調子もよく快適にドライブを続けています。

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おお、なんだか大西部の雄大な景観に変わってきました。この緩やかなスロープを越えるとインディアンと騎兵隊が現れたりして・・・・、と思わずにいられない雰囲気でした。小さな思い煩いなどどうでも良くなるような・・・「大陸横断を敢行してよかったなあ。」と思えた瞬間でもありました。

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もう一度ニュー・メキシコに戻ります。なぜかって?実はカミさんが行ってみたいと常日頃言っていた所に立ち寄るためです。この辺の州境の風景は見ての通り、何もありません。

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で、行ってみたいところとは「カールス・バット鍾乳洞」です。町がすっぽり収まってしまうほど大きな鍾乳洞を歩いて回りながら様々な鍾乳石を見ることが出来ました。外は灼熱ですが鍾乳洞の中は涼しく気持ちよく歩けました。見たところだけではなくその数倍の規模であるとのこと。大荒野の地下にこのようなスペースがあるとは本当に凄いことです。一見の価値は大いにあります。

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さてもう一度南下してテキサスの戻ります。

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360度見渡す限り何もない・・・・。これがうわさに聞いていた景観です。ここで車が故障しようものならどうなることか、考えただけで恐ろしい・・・・。きっとセスナが飛んでくるのかもしれません。でも飛行機では牽引はできないなあ、などと考えながら日は暮れていきます。

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日の入りは後方でした。バックミラーに映る大地平線へのサンセット。写真ではあまり色が良くありませんが、本当に綺麗であったことを鮮明に覚えています。しかし、この後恐怖が待っていました。ガソリンはこの時点で半分あったので、「次のスタンドで入れよう。」と考えていたのですが、走っても走っても何もない!本当にガス欠になる寸前のところまで走り続け、何とか給油出来たのですが、断崖絶壁危機一髪、どうなることかと思いました。そうです、ここでテキサスの広さを思い知ることになったのです。


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