Hiro's Diary
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2002年05月31日(金) アリゾナ―ニュー・メキシコ 第3日目の走行距離484マイル(774.4km)

街中の修理工場では修理できないといわれ仕方なくボルボのディーラーに移動。問題は二つあるフュエル・ポンプの一つが壊れていたようで交換修理を余儀なくされしまいました。出費は痛かったけどこれからの長旅に備えて万全の整備をしてもらえたので、まあ安心して旅を続けることが出来ます。

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景色が変わってきました。このような岩山が数多くある、人が住むことなど考えられない荒野が延々と続きます。

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道ははるか彼方まで一直線。しかも対向車一台もなし。勿論この道はI-10ではなく、このメイン・ルートからはずれ北上している道です。ひたすら走ります。

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そのままニュー・メキシコに入りました。宿泊は知る人ぞ知る「モーテル6」です。


2002年05月30日(木) カリフォルニア―アリゾナ 第2日目の走行距離256マイル (409.6km)

最初の宿泊はパーム・スプリングス。綺麗なゴルフコースもたくさんある、荒野の中のオアシスのような町です。このようなプール付きのモーテルで朝食を楽しみながら、これからのドライブがどのようなものになるか思いを巡らせていました。

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この町の周りは荒野です。写真のような岩場や山に囲まれているといっても良いでしょう。さあガソリンを満タンにして出発です。

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フリーウェイ(I-10)を順調に東へ進み、最初の州境を越えます。アリゾナです。カリフォルニアとアリゾナの州境あたりは米国で最も気温の高い地域です。この日も外は華氏で110度、摂氏で43度でした。乾燥しているので暑いというよりも・・・・・なんといって良いやら言葉が見つかりません。

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外に見えるのは荒野とサボテン、そしてところどころにあるこのような看板だけです。のんびり走っていると、車の調子がおかしくなってきました。加速しないんですよ。で、とうとう止まってしまいました。灼熱炎天下のフリーウェイでなんとエンコです。しばらくエンジンを休ませると数キロはゆっくり走れるようなので、これを何回かくリ返しながらなんとか出口までたどり着いてフリーウェイを脱出。この写真はその出口です。写真に見える「Love's」という名のガス・スタンド&コンビニで九死に一生を得た思いです。

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まずは記念撮影。カミさんが一緒に写っているのでサボテンの大きさが分かるでしょう。でかいです。さあ、馬鹿なことをやっている場合ではありません。このコンビニからAAAを呼ばなければなりません。

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AAAのトーイング・トラックが到着。あっという間にトラックに乗せてしまいました。

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このようなわけで・・・この日はあえなく終了。全く予定していなかったフェニックス郊外の小さな町で宿泊です。でもそのモーテルには屋外のジャクジーが付いていましたので、のんびり出来ました。



2002年05月29日(水) LA出発  第1日目の走行距離146マイル (233.6km)

出発は31日。
住み慣れたアパートを後にします。このアパートは1階部分が車が余裕で2台入るガレージ、2階が暖炉つきのリビングとダイニング・キッチン、3階がベッドルーム二つとバスルームが二つ、という大きな間取りでした。隣のブロックに日系のスーパーマーケットもあり、周りも静かで環境もよく、フリーウェイも近くにあるという至極便利な立地でした。空の色も下の写真と違うでしょう?海風がスモッグを吹き飛ばしてくれるおかげで、空気もよく夏も涼しくエアコンなんて要りませんでした。
 
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まずはフリーウェイ(110)を北上し、LAのダウンタウンに向かいます。丁度この左側あたりには、LAレイカーズの本拠地である、Staple Centerがあります。ご覧の通りLAは道も広く快適なドライブを楽しめます。勿論車がないとどこにも行くことができないといっても過言ではないでしょう。下の写真もそうですが、空気が悪そうに写っているでしょう?カメラの性能のせいもありますが、実際LAの大気汚染は全米で1・2を争っています。もう一つの都市はヒューストンです。
 
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フリーウェイ上にある表示板です。このジャンクションで101にはいれば、表示にあるようにハリウッドを始め、ユニバーサル・スタジオやベイクドポテトなどライブハウスが多くあるスタジオ・シティに行けます。右に見える5番を南にいくとディズニーランドへ行けますし、10番はフロリダまで続いています。僕達は110をキープして、まずはパサデナに向かいます。青地に白抜きの番号表示が州を超えることが出来るインターステート。110や101のようなその他の表示は州内でのルートを表しています。
 
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既に出発したにもかかわらず、やらなければならない仕事が残っていました。僕が教えていたパサデナにあるミュージック・スクールのスタジオでのミックス・ダウン作業です。
ミックスを終え、「いざNY!」という感じで本当に出発出来たのは夕方5時頃でした。渋滞に巻き込まれる最悪の時間帯でもありました。


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