うさぎのつぶやき
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どうしても気になっていることがありました。
サイトを閉鎖して暫くしてから、「やり残したような思い」というか 「残して置かなければならないような感じ」というようなものを ずっと引きずっていたのです。
それはだんだん強くなっていき、おまけにHTMLが恋しくなって・・・。
そして、ついにサイトを復活させることにしたのです。
URLはそのまま残していましたしビルダーの中にはファイルが そっくり残されていましたのでここ暫くはビルダーにこもりっきりで 手直しの作業をしていました。
これまで書いてきたものの中でどうしても残しておきたいものを 新たにまとめてUPしました。 まだまだ以前のような色々は出来ていませんが、私が拘っておきたい ものを分かっていただけたら嬉しいです。
(K.Sさんこれからもどうぞよろしくです。)
今はこんなに悲しくて涙も枯れ果てて もう二度と笑顔にはなれそうも無いけど
そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ
だから
今日の風に吹かれましょう
めぐるめぐるよ時代はめぐる 喜び悲しみ繰り返し 今日は別れた恋人達も 生まれ変わってめぐりあうよ
by miyuki nakajima
いつか生まれ変わって 愛する人にめぐり会った時 美しいままで会えるよう 笑顔で素敵に会えるよう
今は“悲しみやつれ”をしないよう ほらっ! 少しだけ紅もさして
いつか又会えた時のために 今日もげんきに行ってらっしゃい♪
元気になる日を待っていますよ。
物忘れが最近目立つようになりました。
仕事に行くようになり覚えることが多いので、まるで全神経を そちらの方に注いでいるかのようです。 記憶する機能が仕事以外を拒否しているかのようでもあります。
先日の日曜日のこと
実は娘が怪我をして入院していました。アキレス腱の断裂でした。 無事に手術も終わり、ギプスを巻いてもらっていよいよ月曜日に 退院という運びになったのです。
なので退院の際の支払い金を引き出しておかなければなりません でした。 そのことは忘れることなくちゃんと覚えていましたが、とにかく 忙しくて郵便局にも銀行にも行く時間がないまま日曜日になって しまったのです。
日曜日は少し早く仕事に出ましたので18:30に上がることができ 19:00に帰宅しました。近くに郵便局の本局があるのでそちらに 行けば休日でもATMが使えると思い、バッグだけ持ってもう一度 自転車を走らせたのですが生憎19:00までだったようで、閉まって いました。
仕方なく近所にあるコンビニに方向を変えて向かいました。
コンビニでなんとか引き出すことができほっとして自宅に帰った のですが家の前で戸惑ってしまいました。
キーケースがありません。
確かに家を出るときには鍵をかけて出たことは覚えています。 ところがその後の記憶が全くないのです。 バッグのどこに仕舞ったのか、どういう感じで仕舞いこんだのか 記憶が飛んでいます。 急いでいたことは確かです。 でもこれまでなら記憶が飛んでいても習慣になっていることは 無意識のうちにしてしまうので、常に入れているポケットを探って みましたがありません。
思いあぐねてお隣さんのチャイムを押しました。 お隣とは二階のベランダが繋がっていて、家の二階は常に鍵を かけていませんので二階から侵入させてもらうことにしました。
ようやく家の中に入ることができホッとしましたが、落としたのかも しれないと気になってもう一度足跡をたどってみました。 結局鍵は見つからないままだったのです。
明くる月曜日、娘を迎えに行くべく病院へ向かいました。 もちろんスペアキーは何本か用意していますのでそれを持って 出ましたが実は失くしたキーケースは先日の誕生日に娘から プレゼントされた物でした。 あるブランドのものでしたので、娘に早速謝りました。
二人で帰宅してから娘が“警察に届けた?”と聞きますので “いや、届けてない。もしおねえちゃんがキーケースを拾ったら 届ける?” と聞きましたら“うん、キーが付いていたら届けるよ”というので (私は多分届けないと思います、というより拾わないと思います が、やはり届けてくれる人もいるんだということが分かったので) 早速警察へ行きました。
窓口で説明をして用紙を貰い備え付けのテーブルで、記入して いる時のこと、 応対してくださった警察官の方に声を掛けられました。
「奥さん、これお宅のですか?」
そう言って見覚えのある自転車の鍵を見せられました。 キーケースをなくした届けに行って自転車のキーを窓口に忘れて いたのです。
その瞬間私は全く自信を失ってしまいました。
それまであのキーケースは、バッグに入れたつもりがファスナーを ちゃんと閉めていなくて自転車の前かごの中に落としたもので、 それを郵便局かコンビニに止めている間に前かごから誰かが取って いったものと信じて疑わなかったのです。
注意力散漫な自分に思わず赤面してしまいました。
届出の用紙を提出するとそそくさと警察を出た私。 その足でコンビニによることにしました。もしかしたら誰か届けていて くれるかも、と思ったからです。
案の定でした。 レジカウンターで、店長らしき男性がどういう色でどんな形ですか? と聞いてきました。 詳しく説明すると「ちょっと待ってください」そう言って奥のほうから 出してこられたものはまさしく探していたキーケースでした。 「お客さんから届けられたもので、大事なものですから金庫の中に しまっておきました。」とのことでした。
丁重にお礼を言ってコンビニを出ましたが先ほどの自転車の鍵と いい、このキーケースといい見事に私の注意力が欠けていたことの 表れです。
これまでこういう失敗は余りありませんでした。 娘の怪我や緊急入院、手術、そして仕事に追われ疲れていたの かもしれませんが、だんだんこういった動作の柔軟さが失われていく 事が、年を取ると言うことなのかも知れないとつくづく思った出来事 だったのです。
若年性アルツハイマーというほどには若くありませんがもしかしたら 真性アルツハイマーになるのもそう遠い日ではないかもしれません。
先日用があって地下鉄に乗りました。
とても暑い日でしたし、地下鉄の構内はムシムシしていたので 電車が来た時ようやく涼しくなれると急いで乗り込みました。
ところが
電車の中は小学生の団体でいっぱいでした。 一両の大半の座席にちびっ子が座っていて、一般の人たちが 通路や空いた場所に大勢立っています。 おまけにざわざわしていて涼しさを感じるどころではありません。
私は人の合間を縫って次の車両に移りました。
次の車両にも同じようにたくさんの小学生がいましたが、最初と 違っていたのは皆立っていたのです。 座席は空席だらけでした。
皆てんでにおしゃべりをしてざわついてはいましたが、空席が 目立っていたのでそんなに暑苦しく感じることはありません。
私は空いた場所へ座りました。
そしてしばらくしてその中の一人に声を掛けてみました。
「どこへ行くの?」 「いや、もう帰る所です。」 「あッそうなんだ、どこへ行ってきたの?」 「社会見学です。」 そんなこんなを話していると、駅に近づいたようでちびっ子の 団体が動き始めたのです。 先生の号令や注意があったわけではなく自然発生的な行動でした。
出口に向かって何列かの縦隊に並んだのです。
「すごい!」と感心をして、先ほど過ぎてきた車両を見てみたら 立ち上がっている子まだ座っている子バラバラで、立ち上がって いる子も整列するでもなくランダムに立っているだけでした。
やがて電車は構内へ入り子供たちは降りて行きましたが 静けさが戻った車内で私は考えてしまいました。
子供たちというのは無色なんだ 教えられ指導されてだんだんそれぞれの色に変わっていくのだと。
学校の先生、特に小学校の先生には重大な責務があるんだとね。 畏怖の気持ちを持ってなお志を高く、わが身を律することを忘れ ない聖職者であって欲しいと。
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