++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2010年03月24日(水) *ヨルノコエ

最近、この真夜中の時間にPCを開くことは
ほとんどなくなった。

それどころか体調を崩して病名がまたひとつ増えてからというもの
ささやかなる内職すら開店休業状態。
そうなるとPCの前に座ることすら二日に一度や三日に一度と
いう日すらある始末で。

健康だけがとりえだったはずなのに
いつのまにか あちこちにガタがきて
あちらを治しているとこちらが壊れてと
情けないことこの上なく落ち込む。

元気でないとできないことを改めて思い知り
限りある命を実感して怯える。

いろいろなものを削ぎ落とし削ぎ落としして
それでも あの頃と比べると
半分以下のことさえちゃんとできずに
息切れしている自分がいて愕然とする。


幸せになりたくない人間なんているだろうか?
どれだけ諦観しているつもりでいても 
心の底の底のどこかで奇跡を求めている。

少なくともわたしは
未練がましい
潔くなど生きられない人間だ。

わたしはすっかり臆病になってしまった。

日々、明日が怖くなる。
当たり前のように明日があるとは
もう 思えないから。

見なくてもよいものばかり見すぎた。

それでも最後まで生きることを貫くしかないのだよ。
どんな形であっても。どんな姿であっても。
無力で卑小なるわたしよ・・・。



                      AM3:46真夜中に記す。



2010年03月20日(土) *近況

長男が無事に希望の地元公立大学に合格。
ホッと一息。
入学手続きや準備に追われる忙しい日々。

わたしは疲労と諸々のストレスで免疫が落ちていたのに加えて
薬の副作用から肝機能障害を起こしてしまい、通院治療中。
少し前から、少し動いただけであまりにも倦怠感というか
身体がきついので血液検査したらわかった。
なんでこの時期、また とショックではあったが仕方ない。
とにかく体調を少しずつでも良い状態にしていくこと。


もう一週間持てばいいほうだと言われた伯母は
まだ頑張って命の炎を精一杯燃やし続けている。
あれから数度 お見舞いにいってきた。
その度に時間がかかろうと治る可能性があれば
どんなに良かろうと 思う。
奇跡すらありえないと宣言されている
病人の命のカウントダウンを聞かねばならないことの
酷さ、哀しさよ。
それでも見届けることが身内、家族がせめてにできる全て
なのだろうから。



思えば息子達も大きくなったものだ。
夫が亡くなった時、小学高学年だった長男がもう
大学生になるのだから わたしも歳を取るはずで。

十年ひと昔というけれども
その時は永遠に続くほどの長さに思えたことでも
過ぎ去れば夢まぼろしの如く・・・

そんな感傷に浸りながらも
でも現実はまだまだわたしを休ませてはくれない。

潤みかけた目を瞬きして
また 顔を上げて 
歩こう。


                   ゆうなぎ


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