++いつか海へ還るまで++

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降り続く雨 降り止まぬ雨


2009年09月18日(金) 人間というのは・・・(ぽつりと)

※ご無沙汰しております。

日記を書くということに少しばかり疲れてしまい、
終了宣言してからもエンピツ作家さんの日記は
読ませていただいています。

有難い事にまだこの日記も残されて
こうして書き込みもできるようなので
久しぶりに書いてみたくなりました。

以前の様にはいかないまでも、もう少し余裕ができたら
ぽつりぽつりでも また書いていけたらいいな と
思ったりもしています。

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   「人間というのは」


なんと愚かなものだろう。

自分だけは決して闇になど呑まれないと
その楽天的なことといったら笑ってしまうほど。

自分がしっかりしていれば大丈夫という
その傲慢さと他人へ向ける正義の残酷さ。


闇は自身の意志や努力に関係ないところでも
ぽっかりと口を開けている。

例えば 今 あなたが平穏な生活を送っているとしたら
それは とても幸運なことなのだ。


あなたがアチラ側、自分とは無関係と思っている其処は
実は肩先が触れるほど側にあるのだということを
でも多分、あなたは其処に触れない限り、わからないだろう。

それが悪いなどとは言わないが
それがどれだけ幸運で幸せかということを
たまには少しだけでも振り返ってみた方がいい。


幸運と不運も善と悪も
本当は紙一重なのだということ。

100%の幸運も不運も
100%の善も悪もないことも
至極当たり前のことなのに

ただ幸運だけできた人ほど
決してそうは思わないのは何と皮肉なことだろう。


あなたには

自分が踏みつけて
傷つけ殺した人達の屍すら見えていないのだね。


わたしは その方が ずっと 怖い。


痛みを知らぬ 迷いの無い正義の恐ろしさ。


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                     ゆうなぎ


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