++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2008年04月30日(水) 駆け足4月

なんとも慌ただしく
4月が過ぎようとしている。

この数年間は特に
ゴールデンウイークと言われても
実感もなく、
家族でお出かけ というのも
別世界の話の感覚。

一応 子供らは
カレンダー通りなわけだけど
こっちはとにかく、
今日を明日へ繋げるので精一杯。

自分の一度にできる事の
分量と持続力は年々落ちてきていて
たったそれだけ をするのにも
自身に掛け声かけて
勢いつけなきゃならない。

勢いつけて始めたら
とにかくできるだけ動けるうちに
詰め込むように動く。
でないと そこでヘタレたら
次回 起動まで
また気力と勢いを必要として
時間がかかってしまうからだ。

焦りは常にある。

先を思えば
不安や心細さで
押し潰されそうにもなるし

反対にこんな時に何故?どうして?と
間の悪さや見当違いへの苛立ちで
頭が痛くなることもある。

パソコンの修理と復旧までには
もう少しかかりそう。

ただどちらにしても
いつかこの日がくることは
避けられなかったのだから。

いつがその日になっていても
やっぱりショックは受けただろうから
踏ん切りついて心機一転。
これは我がパソコンが、わたしへ
シッカリしろ!と
背中どやしつけたのかも
しれない。

とにもかくにも4月最後の日。

夜明けの空は薄蒼く

今日も晴れそうだ。



     ゆうなぎ



2008年04月27日(日) でもきっとこれでいい

週末に滑り込み。

少なくとも学校のことを
考えずに済むだけでも
かなり気分的に違う。

とはいえ、その他色々の
援助、補助の更新手続きなど
しておかないといけないことは
年度末から始めにかけて
時間差でくるし
年度始めは更新手続きが
完了するまでの支払いに
どうしても新たに必要な
子供ら関係の出費も重なるから
その算段で頭が痛い。

パソコンはまだ故障中。
少しずつ修理に向けての準備を
進めてはいるが
今日 やっておこうと思いながら
疲れて寝入ってしまう事が
ここ数日続いてて。
パソコン復活までには
どうしてももう少し時間が かかりそう。

正直 焦りはある。
自分なりに0から積み上げてきた
ささやかなる仕事も
休止状態になってしまったし。

ただ他に
今の自分にできることがない以上
また新たに積み上げていくしかない。

心機一転のいい機会だったと思おう。

凹みも半端なく大きかったけど
まだこれで終わるわけにはいかないじゃないか。

ああ、やっぱりわたしは
しぶといよ。哀しくなるくらい。

でもきっと
それでいいんだ。

これで いいんだ。



     ゆうなぎ



2008年04月25日(金) 明け方の月

”何もかも 愛を追い越してく
どしゃ降りの 一車線の人生
凍えながら 二人共が二人分 傷ついている
教えてよ
もしも明日 私たちが何もかもを失くして
ただの心しか持たない やせた猫になっても
もしも明日 あなたのため何の得もなくても
言えるならその時 愛を聞かせて”

      中島みゆき「あした」より



腰と足の具合は
なかなか良くならず痛む。
少しゆっくり
横になれるならいいのだろうが
なかなかそうもいかないもので。
とにかくシップして
これ以上の無理せずにいくしかない。

しかし改めて回復力の遅さに
もう若くないのだなと実感。

末っ子は休まずに通っているが
やっぱりまだ不安定が
見え隠れしていて
わたしは月曜から金曜まで
薄氷を踏む思いだ。

それでも今が大事な時期なので
必死で踏ん張ってる。

干渉しすぎず
でも 退かない部分は
退かない覚悟をみせる。

大切なのは
学校に行く、行かないという問題よりも
末っ子の心のありよう。

時に逃げることは必要だと思うし
すべての正解は一つだけではないが
それでも どうしても
逃げてはいけない
逃げられない事というのは ある。

約束の意味や大切さ
生きていく上で踏ん張る力

それをしっかりと今
この時期に知って欲しいから。

とはいえ正直、今の状態は
わたしもしんどい。

”どしゃ降りの 一車線の人生”

神経は擦り減り
拒食と過食が交互にきている。

夜は朝を思い、
気が張って眠れずに
明け方の月を見ながら
カーテンを開ける。

子供を無事に学校へ送りだして
やっと薬を飲み
布団に倒れこんで浅い眠りに落ちる。

風呂には日曜に入ったきりだ。
頭が気持ち悪くて痒い。

パソコン復旧は
まだまだかかりそうだが
とにかく今は焦らず
一つ一つからやっていくしかない。

今日はやっとの週末。
風呂にも入ろう、
少し安心して眠りたい。

もう明け方の月は見えなくなった。
明るくなった朝空。
今日も晴れそうだ。

上二人は登校して行った。

末っ子を起こそう。
いったりきたりしながらでも
今日がこの子にとって
より笑顔でいられる
一日になりますように と
願いながら。



      ゆうなぎ



2008年04月22日(火) 前略 親愛なる

パソコンが壊れたのをきっかけに
そんな時に限って
何やかやと泣きっ面にハチが大群で。
今まで張り詰めていたものが
プツリと切れてしまい。

修理とかその為の手続きとか
早急にすべき事にすら
頭が動かずに茫然自失。

心配かけてしまったひとたちにさえ
連絡できなかったり
言葉を貰いながら
返せないまま日々ばかり過ぎて。

ごめんなさい。

わたしはここまでなってしまうと
もう一度 動きだせるまでに
時間がかかる上に
子供らの大事な時期も重なり試行錯誤 真っ最中

そのうえ、
腰と足を痛めるのまでやってしまい。
下半身シップだらけの始末。

でもね、
あなたからキミから
貰った言葉
確かに受け取ってて
胸の此処に
大切に仕舞っています。

お返事が送れるようになるまで
もう少し時間が必要だけど

それでも待っていてくれると
嬉しいです。

それまでは

こうして
一文字 一文字に託して

あなたへ
キミへ

此処から送らせて下さい。

ありがとう の言葉を添えて
今日のわたし を。



       ゆうなぎ



2008年04月21日(月) アルファルド

とても久しぶりに
プラネタリウムに行ってきた。

あの椅子に座り、
徐々に照明が暗くなり
満天の星空が映しだされる時、
わたしの心は解き放たれて
つかの間、遥かへと漂う。

星座の説明で
うみへび座というのがあった。

その中の星の一つ
α星 アルファルド(Alphard)
アラビア語で「孤独なもの」
この星のあるあたりは
明るい星がないために
こんな風な名前が付けられたらしい。

孤独な星なんてサミシい。
だけどさ、
本当に孤独なんかじゃないよね。
だって、たまたま
此処から見えにくいだけ。
ちゃんと周りには
沢山の星々がある。


いろんなことがあって
うまくいかないことや
辛いことが続くと
見失ってしまう時もあるけど

わたしたちは
わたしは

独りぼっちじゃないこと
思いだそうね。
思いだすから。


約束 を覚えてる。



      ゆうなぎ



2008年04月17日(木) これが”その時”なの?

携帯からこの日記を書いている。

パソコンのWindowsが
立ち上がらなくなった。

夕方近くまでは大丈夫だったのに
夜に立ち上げようとしたら
青画面に白文字の英文。

血の気が引く思いで、セーフモードやら
色々してみるがダメ。

いよいよハードがいけなくなってしまったということか?

そう思うと頭が真っ白になって
崖から突き落とされてしまったような
絶望感に一気に襲われた。

元々 ギリギリの所で
持ちこたえてくれてた。
バックアップも小まめに取るようにはしていたが
それでもこのところ調子が落ち着いていたので
つい疲れもあって、今夜か明日あたりでいいかななんて油断してた。

修理、になると考えるのが妥当なんだろう。

でもこうして携帯から
この文章を書きながら
まだどこかで
奇跡を願っている自分がいる。

たかがパソコン。
だけどこの相棒は
わたしのやっと見つけた仕事のパートナーであり心の窓であり
自身の分身で
トモダチと大切な人達と
わたしを繋ぐ
最後の命綱、希望の糸だった。

パソコンがまだ持ちこたえているから
わたしも…と重ね合わせてた。

修理に出すか買い替えるかすればいいだけじゃん
って、軽く言える人が羨ましい。
その費用の捻出をどうするかと手配と
全部、考え実行するのは
自分しかいない。

それを思うだけで気持ちが萎える。

それに追いうちをかけるように気の重い出来事が重なる。

勿論、これでトモダチとの連絡手段が
まったく途絶えた訳じゃない。

仕事は無理でも、携帯から日記を書くことは
まだこうしてできる。

それでも胸にポッカリと
空いた大きな穴から
心が抜け落ちてしまったみたいで。

なんと脆いことか、と
呆れられるかもしれない。
でも、どれだけ今まで
我慢して、のみこんで
踏まれても這いあがって
這いあがって。

わたしだって投げだしたかった。
わたしだって守られたかった。
わたしだって安心したかった。

わたしだって
幸せに なりたかった。


ひとつ約束。

どんなに鬱の大波で
息を詰まらせて苦しくても
自ら命を絶ったりはしない。

これはわたしが勇敢だからではなくて
反対に怖がりの臆病者だから。

でもだからきっと
こうして生き延びてきた。


抜け殻みたいに
なってしまうかもしれない。
そうまでなっても
生きていく価値はあるのか
と 問われたなら
価値はなくとも
生き延びなければならないんです と。

そうでなければ自分自身への誓いを
大切なひと達との約束を
破ってしまうことになるから。
苦しみの悲しみの連鎖だけは起こしたくない。


ささやかなる矜持を
最後の最後の砦に
自分に課そう。


明日は病院。
まずはそれをクリアして。


みんな
心配かけてごめんなさい。
ありがとう。
わたしの心が壊れて
砕け散っても

ずっと愛してる。



       ゆうなぎ



2008年04月16日(水) 曇り空 雨が降っても



なにか・・なんとか・・・
そればかりが頭の中で回っている。
新しくやりはじめてみようかと思うことはあるが
色々考えなければいけないことが多すぎて気力が出てこない。
一応 情報収集をして下準備にはかかりだしたのだけど
地盤を作るまでは どうしても、まとまった時間と気力と集中力が必要。
今の自分にはなかなか難しいものばかりで今ひとつのパワーが出ない。
泥沼の中で足をとられて思うように進めないようで焦りが募る。

生活面でのこと 子供達のメンタル面でのこと
それをなんとかしていく為の自分自身のこと
全てが悠長に構えていられないことばかり。
年単位でなくて月単位で見据えていかなければならない。
いや 月単位でも考え込みすぎると落ち込むから
まず今日を そして 明日を と
自分に言い聞かせ言い聞かせしているのだけれど。



子供達の方

次男の運動部入部に関しては
とにかくやらせてみることにした。
但し、親が関わることについて、お金がかかることについては
一切できないことをもう一度はっきりと伝えて。
これはかわいそうなようだけど現実。
そのハンデがあっても頑張り通せるかどうか。
あとは本人次第だろう。見ていて考えの甘さはかなりあるが
それも挫折や痛い目を自分自身で経験してでないとわからないだろうし
そうしながら 乗り越えていく強さというのは
身についていくのではないかと思うから。

長男へはわたしからそんなことを話した。
次男もお兄ちゃんに反対されたままでは気持ちも晴れまいから。
長男も話を聞いて納得してくれて
弟に「お母さんや兄ちゃんを感心させるくらい頑張ってみろ」と
言ってた。 勿論、再度、釘をさすことだけは忘れなかったけども。

その長男自身 自分の進路ではまた葛藤の真っ最中。
長男とて しっかりしているようでもまだまだ甘い部分、多々有り。
でも当たり前といえば当たり前。
最初から挫折もせずに仙人みたいだったらその方がおかしいし怖い。

そして末っ子
精神的ふり幅はそれでもかなり落ち着いてきている感じがする。
あの月曜日に背中押してでも行かせたのはやっぱり正解だったようで
それからはまた順調で今日も元気良く登校して行った。
ただ あいかわらず目は離せない。
不安定な部分やワガママ、甘えん坊の内弁慶気質は相変わらず
ちょこちょこと顔を出してわたしの胃を痛くさせてくれる(苦笑)


長男はともかくとして、この下二人がもう少し安定してくれたら
随分とわたし的には違ってくるのだけどなぁ。
これも時期のもの。時間を必要とするのだろう。

でも あと5歳でも若かったらなぁとはやっぱり思うよ。
同年代でも頑張ってる方々は沢山いらっしゃるのだから
これはただ単にわたしがヘタレゆえにかもしれないけど
でも やっぱり わたし という ちっぽけな器にとっては
これでも充分すぎるくらいに波乱万丈がありすぎた。

本当に情けないけど 再生能力がどんどん落ちてきている。
何とかしないといけないことは早急な目の前のことばかりなのに
気力に心身がついていかないやりきれなさ。

少しでも気を抜くと沈みきってしまうから 
とにかく必死の犬掻きでかろうじて溺れかけながらも
息を継いでいるけど どこまでもつか。


いやいやダメだ。
一日ひとつ、たったひとつでも何かできたら良しとしよう。
1でも積み重ねていけば10になる。100にもなる。
それがどれだけ気の遠くなることでも 微々たるものでも
それは無ではない。



明日は病院の日。

胃痛のことやこの倦怠感を相談したいけど
糖尿内科の主治医は またどうせ 
「それでは○○科の方で見てもらってみたらどうですか」とか
言うだけで(総合病院なのに)カルテまわしてくれないだろうし。

そんな1から受付からなんて気力 今のあたしにゃ無いんだって!
血液検査と尿検査の定期検査で糖尿の方の数値が
これ以上悪くなってなければとりあえず様子見ってことにしよう。
クリニックの方も3分診療だけど こちらから胃薬出して貰ってるので
それ飲んでもたせるって方向で。

明日の自分の目標(すっごくささやかだけど)
とにかく 根性入れて?病院へ行くこと。



今日は雨。

昨日かなり洗濯物の山を小さくしたから(でもまだ山は健在。とほほ)
今日は洗濯休みにして 子供らがいないうちに少し横になろう。




ここで いつも日記読ませてもらって 
みんなそれぞれ色々なもの抱えて背負って
時には弱音とか愚痴吐いて でも
一生懸命頑張っているんだな ってそれですごく励まされる。 

それでも頑張っているひとほど自分ではダメだって辛くなってて。
それ読んでは そんなことないよ!って心の中で呼びかけてる。

どうしてひたむきに必死に生きているひとほど
こんなに苦しまなきゃいけないんだろうっていつも思う。

声出せなくて不器用すぎて うまくいえないけど
わたしも此処にいて
そうしてあなたと繋がってる。

それはとても嬉しいことだよ。

ありがとう。


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                        ゆうなぎ



2008年04月14日(月) ダウン でも なんとか・・・

日曜日の夕方頃から
なんだかおかしいなとは思っていたんだけど
胃が重苦しい感じ。

とりあえずいつもの胃薬飲んで
少し横になってみたけどどうにも酷くなるばかり
そのうちお腹まで重さが広がってきて脂汗が出てきた。

夕飯には野菜炒めを作っていたので子供らには
それとご飯で済ませてもらうことにして。

お母さんは?と聞かれたけど
とてもじゃないけど食事できる状態じゃない。
這いずるようにしてトイレへ

長男が尋常じゃない様子に気がついて
「大丈夫?」とドアの外で言ってるけど
唸るような返事しかできない。

尾篭+スプラッタな話で恐縮だけど
下痢と共に生理の血液が出てるのがわかって
それだけでもヘロヘロなのに
胃の痛みが頂点に来て上からも嘔吐しそうになり
慌てて長男に「スーパー袋もってきて〜」とSOS
何とか間に合ってそこに×××
少し落ち着いたかと思ったら 第二波まできて・・×××
その時はもう意識朦朧。

でも人間っておかしなものですね。
朦朧とした意識の中で 
「この姿で意識失って救急車とかは嫌だ」とか
頭の隅で考えたりしてる。
そりゃ若い娘さんじゃないけど
だからこその恥じらいってのはあるもんです。
だってこの歳で上はスーパー袋に顔突っ込んでて
下はお尻丸出しの格好なんてあんまりじゃん。
そんなオバチャンがどんな格好してようが誰も気にしやしないよって
言われるかもだけど わたし自身が嫌なのよ。
ささやかなる美学?(というのか これ)に反する。

嵐はしばらくして過ぎ とりあえず意識をかろうじて失わずに
身づくろいを済ませ、×××袋も口をしっかり縛り
このあたりは自分でも感心する気力発揮。
さすがに一人で立ち上がれず長男を呼ぶ。

どうもドアの外で待機していたらしき長男がすぐに来てくれて
キモチワルイ口の中を水でうがいしてから、とにかく支えられて布団へ。
その後 水を貰ってもう一度胃薬といつもの薬+眠剤を多めに飲む。
へろへろ口調で とにかく明日起きれるかわからないけど
出すもの出して随分ラクになったから心配いらないことを伝えて
後は意識がストンと落ちた。

途中で一度目が覚めて水飲みに起きたけど その時はかなりマシに
なってた。チビ二人が周りを囲むように寝てて。
心配かけて不安にさせてしまったな・・と反省。


月曜日の朝はかなり調子も良くなって起きれた。
ただ昨夜のことがあったからか 末っ子がどうも不穏な感じで
登校時間になっても起こしても起きない。
怖れてた休み明けの月曜日。復帰後一つ目のハードル。
でも 今回ここで休ませてしまったら 良くないって思った。
逃げてもいい時だってあるけどここは逃げずにいくべきって時、
だから粘り強く説得、無理やりではダメ。でもある程度の毅然としたものは
みせないといけない。学校にも電話して先生にお迎えにきていただく。
文字通り汗だくになって言い聞かせしぶしぶながらとにかく登校成功。
良かった。この一日を行けたのは大きい。

案の定 下校してきてからは明日からも頑張って行く!と上機嫌。
友達の所へ遊びに出かけた。
お気に入りの服とズボン、靴下の準備を整えておく。
明日無事に登校してくれますように。

次男は次男で運動部に入りたいらしく。
でも運動部ってお金もかかるし まず親が関わらないわけにはいかない。
以前、それでも無理して別の運動関係のクラブに
本人が絶対、最後までやり通すという約束で入れたことがあるけど
体力自体がもたなかったこともあって止めることに。
それがあるから長男は大反対。
次男は次男でヘソを曲げている。どうしたものか・・・。


明日はどうしても区役所や郵便局に行く用事があり
本当は近々行く病院の日と一緒にしたいのだけど
そうもいかないので。



日々追い詰められていくのを感じる。

頭を振って弱気の虫をとにかく追い払う。

今できる最善をとにかく考えよう。
どんな小さなことからでも。

諦めが悪いのが唯一のとりえ。

そうでしょう?あたし。

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                      ゆうなぎ



2008年04月13日(日) 奥歯を噛み締めながら

今日は雨になりそうな灰色の雲


末っ子は始業式から皆勤賞。
今日も友達と遊びに外へと飛び出している。

次男も期待と手探りの中学校生活。
でも小学校時代からの友達がいるので
心強いようだ。

長男はそろそろ大学の志望校決めの時期。
まだ早いようだが彼の場合、なりたいもの学びたいことが
はっきりしているので。
ただ それを本格的に学べる国立大学がかなり限られていて
それを選べば自宅通学は無理そうな感じ。
本格的 でなければ まだ選択肢はあるし
金銭面での援助はできないことなど考えれば
自宅通学でも 奨学金とアルバイトでやっと・・
厳しい。そして本人もそれは承知だ。

親の気持ちとすればできるなら彼の希望をくんでやりたい。
でも現実は自身すら持ち堪えるので精一杯の有様。
年々、ガタガタになっていく心身をかき集めながら
いつまで 明日が見れるのだろうかと綱渡り人生。

末っ子は調子いいようだけど今が肝心だと思ってる。
彼には彼なりのコダワリがあり、その面ではとても
神経質になる。
以前の不登校もこの「〜でなければいけない」という
リズムが(彼の中で)崩れたのがきっかけだったので
わたしとしてはそれを繰り返したくない。
繰り返したとしても それはそれで以前とはまた違ったもので
あるのだろうとは思う。
ただ これは正直、親として情けないことだけど
もう また・・・となったら私自身がもち堪えられるかどうか
自信がない。

これは真ん中にもいえることで とにかく この下二人に関して
望むことは元気に笑顔で学校へ行ってくれれば・・
それだけ。
いや 三人共通なんだけども。基本理念としてはこれに尽きます。
あとは人様に迷惑をかけることなく、それぞれがそれぞれの道を
見つけて一人立ちして言ってくれたら何もいうことはない。

とはいえ それまでの道のりが長いし
それまでに考えないといけないこと
(世間様並の親らしいことをちゃんとやってやれないとはいえ
せめてできる限りはと思うし)
考えるとどうしたらいいものか・・と天を仰ぎたくもなる。

遠い未来じゃなくて 例えば長男の大学のこと、次男の高校受験、
末っ子を安心してみていられるようになるまで
わたしの心身はもってくれるんだろうか・・・

最近、特に健康に自信が無くなった。
確かにこれまでも 根が丈夫なお陰で
これで済んできたというのはあったけど
精神的に病んでからは心身が一緒に今までの酷使したツケが
まわってきたみたいにいけなくなってきた。
最後の砦だった気力の踏ん張りがきかない。

短いスパンでものを考えるようになった。
まず 今日のこと、明日のこと。
せいぜい月単位。 
そうでないと不安と絶望感に押しつぶされそうになるから。
来年の自分が見えないというのはきつい。

とにかくどんなことがあっても自分からの途中退場は
したくない、してたまるものか と これは最後の矜持であるけど。


そうだ とにかく今日を乗り切り、
明日を見るんだ。
「フランダースの犬」のネロになっちゃいけない。

モノガタリなら天使のお迎えがきて美しい終わりでも
現実は一日生き延びていればネロの人生、変わってたはずじゃないか。
わたしはいつもそれが悔しい。

生きることにしがみつくのも諦めが悪いのも
美しさや潔さの美学からは無縁だ。

所詮 ヒネクレモノで臆病だからに過ぎないのかもしれない。
だって逃げ出したいとか消えたいとかきついとか苦しいとか
弱音なら四六時中 心の中で吐きまくりなんだから。
でも それでもいい。
しがみつけ自分 とおもう。


心に厚く重なった灰色の雲が急に晴れるわけじゃない。

雨が降っても傘があるわけでもない。


生きることは半端じゃなく厳しくて辛いね。
それでも
それでも
生きよう とやっぱり言い続けるよ。

めいっぱいの強がりでも


奥歯を噛み締めながら。


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                       ゆうなぎ



2008年04月11日(金) 花びら舞い落ちて 雨




末っ子は新学期から休まずに学校へ通っている。
とはいえ時折不安定さを覗かせているから
まだまだ完全に安心できない状態。
でもこちらが神経を張っていることは悟らせないように。
普通に何気なくおおらかに。
これはこれでかなりわたしには難しく、堪えるのだけど でも
せっかくやっとここまできたのだから。
あともう少し・・もうすこし頑張らねば。


それから 真ん中の中学入学式があった。
普通なら晴れがましく楽しみなはずなのに
前夜は薬を飲んでも眠れないだけでなくて落ち着かず。

身体の内側からゾワゾワする感じが消えずに
薬を追加してもどうにもこうにもしんどいまま朝を迎えた。

どんよりした空と雨が余計に気持ちを落ち込ませ
式には一番後ろの席で何とか出席したが
結局 途中から冷や汗に頭痛、息苦しさが限界に達して
式後にあった説明などの前にひと足先にリタイア。
傘をさし、アスファルトに張りついた花びらの道を帰宅。


末っ子も心機一転して
真ん中も無事 次のステップを踏み出したというのに
わたしの鬱症状や体調は以前に増して酷くなっている。

どうしてなんだろう。
状況はむしろ良い方向へといっているはずなのに
身の内側から得体の知れない拒否反応のようなものが
抑えようとしても湧き上がる。

季節のせいもあるんだろうか。

両肩から首にかけてのコリも酷く、
頭が鉄のヘルメットでも被っているように重い。
全身のだるさ。息苦しさ。強い不安感。
記憶の欠如と共に
頭の中で自分が次に何をやればいいのかの順序立てというか
整理が上手くできなくなって混乱する状態が続いている。


精神が虚無に呑みこまれそうで
それなのに心も身体も思うように動いてくれない。

どうしようもなく苦しく。辛い。


糖尿内科での定期検査の日も迫っている。
心療内科にも寄って薬を一緒に貰ってこないといけないし
とにかく病院へ行く気力を何とか出さなくては。

なんでこんなに気弱になってしまっているんだろう。
書きたいと思っているメールのお返事もずっと書けないままでいる。
ごめんなさい。


存在していることが
いたたまれないような気持ちになる

春の深い夜 

ただ 雨。


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                      ゆうなぎ




2008年04月08日(火) それでも確かに春は




末っ子が新学期から学校に行き始めました。

素直にホッとしています。

いろいろ
ここに書ききれないこと
ちゃんと書ききれないこと
あって

でも

それを誰よりも彼自身が
踏み出して勇気を出して越えて
だから尚更 嬉しいです。


とはいえ まだ
立ち止まりも迷いもすると思うし

だけど 

それをゆっくりと見守ってやりたい。



ただ ここにきて
わたし自身の心身の調子が一気に落ちていて
あちこちガタがきてるのを改めて実感していて

だ もので 

相変わらず 心配をかけてしまうひとには
心配させてしまってて
もっとお話したいひとたちへのお返事もままならなくて
それが申し訳なく心苦しいです。

思うように動かない頭と身体が情けないけれど

どうか この日記を
大切なひとたち
あなたへの
お返事代わりに

今は させてください。



             ゆうなぎ



2008年04月07日(月) 帰宅 そして

実家から自宅に
昨夜、帰って来ましたが
どうも風邪をひいてしまったようなのと
今朝から始まった生理のせいか
きつくてなりません。

現状色々、山積みのことが多く
それをここにきて改めて
思い知らされたのも
精神的にかなり堪えてしまって。

せっかく見れた桜なのに
一息つく暇さえないのが つらい。

情けないほど弱気になっている
自分がいます。

心配かけてばかりのトモダチ、
ごめんなさい。
メールのお返事や電話も
なかなかできないでいるけど
待っていて下さると
嬉しいです。


ゆうなぎ



2008年04月04日(金) 花びら さくら




一枚一枚の花びらが一輪になり
ちいさな一輪たちが寄り添って

こんなにも人々の心を惹きつける
ひと時の幻のように咲く
桜という名を持つ花になる


風が吹けば雨が降れば
短いその時が過ぎれば
あえなく散っていくけれど


命を若葉に託しながら

次の春を待つ 


桜は儚いばかりの花では決してない


たおやかに空に舞え

花びら さくら


ひとひらひとひらが
ひとつひとつの想いをのせて

かけがえのない

この一瞬の時を                                 


           ゆうなぎ



2008年04月03日(木) 夜ノ声

そんなにたやすくだせる答なら
こんなに苦しみはしないよね。

人の心も想いも
それが深くなればなるだけ
理屈や理由づけなどできなくなる。
まして答など。

それでも選択はしなくちゃならない。
勿論、自信なんかない。
今まで来た道すら
迷い道、まわり道、でこぼこ道
ニガワライ トオイメ

だけど自分自身で選んできたから
しょーがないべ と
のたうちまわりながら
時々の選択を重ねる。

怖れずに怯えずになんて
できるものか。
ヒーローでもヒロインでもない
わたしたちは
その度に泣きだしそうになりながら
ひとつを選ぶ。

正しいか間違いかなんて
聞いてくれるなよ。
言えるのはただ
その時の精一杯だったとしか。

根拠なんていらないから
それでいいんだよと
言って欲しくて
誰かに縋りつきたい夜もある。

アンテイザイスラキカヌコノタエマナイ
テノフルエヲトメテヨ
ホウカイシソウナ
タマシイノキュウサイヲ
ダレカ
ダレカ。

多分 けど知ってる。
簡単なようで難しいこと。
簡単を選べたら
もっと楽かもしれないけど
知ってしまったこと。

だから
細いロープの上で
せめてと
唇を噛み締めて
震えながら
顔をあげようとする

わたしたち

今日も。



       ゆうなぎ



2008年04月01日(火) 信じて。

まだ実家です。
一日がいつもにもまして長い。

気を張り、気を遣い、自らが緩和剤となって
何とか保てているこの綱の上。

胃は痛いし、薬の量は増える。
だけど今 誰かがそれぞれの間に立ち、それぞれのクッションになることが必要。
一番大切な時。
拗れればバラバラになり、持ちこたえて此処を越せばきっとまた道は開ける。

そして 現状でそのクッションになり得るのはわたししかいない。

別に殉教者のように崇高な精神をもっているわけもなく
好き好んでクッションになどなりたくはない。

わたしは寧ろ嫌なことはなるべく避けて通りたいいたって小さな器の人間なので。

だからこれは理屈じゃない。

両親、大ばあ、子供たち
大切なのだ。
愛おしいのだ。

たとえ 心のボタンが掛け違って
その度、何度 打ちのめされても。
ダレカタスケテと胸の内で壊れたゼンマイ仕掛けの人形のように呟き続けても(ソシテソンナタスケハコナイ)

それで手放せようか。否。


いつも上手くいきかかると何かが試すように起こって叩き潰される。

他人(ひと)が当たり前に日々与えられていること
それすらわたしには特別の晴れ。
そしてそのささやかな
ひと時の魂の安らぎを得る為さえ
どれだけのものを越えなければいけないというのか。


弱いくせに強く見えるのは損だね。
そんな器でもないのに。

だけど精一杯の無理をしてでも
護りたいものがあるというなら
それはやっぱり負うべきものだろう。
どんなにヘタレてみっともなく弱音と愚痴を吐きながらでも。


わたしなりの不器用なやり方だけど
わたしは諦めが悪いのが取り柄だから。

最後まで信じていたい。
阿呆やなぁと笑われても
信じてまた傷つくのかと自分に嘲けられても

最後まで いつか を
真実(ほんとう)に
心安らかに
微笑むことのできる日を

信じて

信じて。



       ゆうなぎ


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