++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2007年06月30日(土) あした

6月が終わる。

苦手な梅雨の湿気・・過ぎれば本格的な夏。
体温調節がうまく機能してくれない今は尚更にしんどい。
氷枕とアイスノンで何とか乗り切りたいなぁと溜息。

今日はどうにも身体がだるい。
気力絞っても出てこずに
PCに向かっていても画面を見てぼんやりしてたり
いつの間にか後ろに仰け反って口開けたまま寝てたり。

やらなきゃいけないことはわかってるのに
心も身体もついてこない。

週末を待ってやりたかった楽しみにしていたことすら
だるさとボンヤリ頭の前にできないなんてショック。

お風呂もシャワーもしんどいから明日にしよう・・って
これ確か昨日もそう思ったんだった。

こんな日はとにかく早めに横になろう。
薬 飲んだ。確認。


全部 明日。

そう あした。


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                               ゆうなぎ



2007年06月29日(金) メダパニ全力迷走中

相変わらず拒食気味。

水とお茶は飲んでるけど あと何食べても太りそうで怖い。
バナナ半分 恐る恐るとか。トコロテン ビクビクしながらとか。
これじゃいかんなぁと思うけど痩せていくのが嬉しかったりしてるのも事実。

わたしの場合 外見では体重より太って見えないけど
それはイコール内臓脂肪がその分ついてるってことだもの。

それでなくても前回でかなり体重落ちたから
お医者さんからもトモダチからも頑張り過ぎないようにって
三食ちゃんと食べなきゃって言われたけど
難しいねぇ。極端になっちゃうから。拒食か過食。
過食できないから今は拒食。
どっちにしても身体に良い事ないわけだから
そこから何とかしなきゃなんだけど。

こんなにジブンの精神がコントロールできないなんて。
もどかしいやら情けないやら。
焦って 落ち込む。
落ち込んでなんてしてる場合じゃないってのに。

う〜頭グルグル。

とりあえず めいっぱい 足掻きながら日々生きております。


髪またもや随分ボサボサでホントは美容院に行きたいけど
我慢我慢。昔懐かしのパッチン留め(って今の若い人には
わかんないだろうなぁ)で伸びてきた前髪をすくってパチンと留めてる。


今日はさすがに耐えかねて掃除機をかけて水回りをキレイにした。
何日ぶりだか覚えてないところが我ながらコワイけど。
埃と汗でキモチワルカッタのでお風呂も入った。

なんかそれだけで一仕事終わった感じになって
そのまま氷枕して布団コースへ。

以前なら当たり前に毎日してたことが
今は頑張ってやっとこさすることになってる。

でも今 それ考えたら いかん。
考えてすぐに元に戻れるならこんなに苦しんだりしてない。

焦れば焦るほど自滅していいことないんだから
それよりも 一つでもできたこと。
少しでもできて良かったと思おう。
それがムズカシイんだけど。


でもしがみつくんだ。
混乱、毒状態、HPピンチ
それでもやっぱり死にたいって言葉は口にしたくない。
ヘナチョコの強がりにしかすぎなくても
変なところで意地っ張りでもやせ我慢でも。

言い聞かせるように
噛み締めるように

メダパニで混乱しててヘロヘロになってても

ヘナチョコへタレが唯一たてた誓い。
錆び付いても刃こぼれしても
折るわけにはいかないこれだけは

ココロの1本刀。


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                               ゆうなぎ



2007年06月27日(水) 霧ノ中デ佇ム

うまく今の状態が説明できない。

ジブンをもう一人の自分が離れて見ているような感覚は
以前からあったけど それが酷くなっている気がする。

かろうじて日常の最低限をこなしているのは
子供たちがいるからだと思う。
その最低限もどんどんレベルダウンしている有様だけども。


個人仕事も細々と・・・これもクライアントさんが信頼して
仕事の依頼をしてくださった気持ちを裏切りたくないから。

体調の悪さはよほどのことが無い限りクライアントさんに
伝えることは無いが(それは あくまでもこちらの事情に過ぎず
クライアントさんには関係ないことだし、それを言い訳にしたくなくて)
今回 「少し風邪をこじらせてしまって」ということを
一応お伝えしている。

メール返信にしても作業にしても今の状態で 
もしも いつものペースより遅れてクライアントさんが
不安になられるようなことになれば ご迷惑がかかる。
それでは何もならない。

幸い 今日もこうして此処で日記を書けてる。
だからまだ大丈夫だと思うのだけど念のために。


変な言い方になるけど自分の輪郭がどんどん曖昧になっているような
立ち位置が定まらなくて踏ん張りがきかないような
感情が拡散しているような感じでそれがすごくキモチワルイ。

現実は心配事やしなくてはならないことで相変わらず満ちているのに。
その例えば哀しみだったり疲れだったり怒りだったりの感情すらが
薄い膜越しのようで。



わたしはどうしてしまったのだろうとぼんやり思う。

わたしは何処に往くのだろうと霧の中で佇んでいる。


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                               ゆうなぎ



2007年06月26日(火) ねむりぐすり

わたしのケイタイはもう4年くらい前の機種。

新しいのに機種変更をと考えないわけじゃないんだけど
ケイタイカメラの画素数がその頃にしては一番だったのにしたこともあって
今でもそこそこ手軽なデジカメ代わりで使えるもので。

勿論 最新の画素数には敵うべくもないし、
そこは例えば並べて比べてみれば一目瞭然なんだけども。

でも考えてみれば何もかもクッキリハッキリが良いかというと
そうともいえないと思うんだ。特にこの歳になるとね(笑)


性格的に白黒ハッキリしたい方だし
せっかちの上に宙ぶらりん状態とか様子をみてとかいうのが
苦手で それで焦りすぎて失敗したりとかが多いわたしだから
尚更もっと柔らかくいい意味での大人としての深みを
持てるようになりたいなぁとか。

それでなくてもずっとコンプレックスとしてもっていたから
カワイクナイジブン ってものに対しての。



ケイタイにカメラが付いてSDカード対応機種になった頃から
容量も気にせずに撮れる様になったこともあって
ケイタイカメラで花や風景や気になったちょっとしたものを
撮るようになった。

これが今では ささやかなる趣味になり、この日記にUPしているのも
そんなわたしのケイタイカメラ画像の中から。

PCに移しても大切な画像、好きな画像はいつも見たい時に見れるように
ケイタイのメモリーカードの中にも残してる。

どうしても眠れない夜はそんな写真を見ては夢想に耽っている。
其処にはその時間と風景が閉じ込められていて
わたしはそれを思い出して反芻する。

何色もの色と味の缶かんドロップみたいに
懐かしい想い出のいろいろが
そこには詰まっている。

それは睡眠薬よりも時に良く効く。

なにより優しい ねむりぐすり。




これは大好きな金魚。
この前 実家に行った時に上から撮った別ショット。
尾びれの広がり揺れる優美な透明感を何とか撮りたくて
苦心の末にパチリ


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                               ゆうなぎ



2007年06月25日(月) ゆっくりいこうか

此処の所、心身共にどうにもこうにもならない状態が続いていた。
というか ぶっちゃけ 今も続いている。

ここ数日は拒食に近いものがある。
お腹が空かないわけじゃないけど 最低限の子供らの食事のことをしても
これ食べて太ったら・・と思うと何を食べるのも怖いようになり
何となく食べそびれてしまって。

痩せるのは嬉しいんだけど
拒食で一度に痩せてしまうと身体にも良くないし
何より反動で過食期に入った時のリバウンドが怖い。

わかっているのにこんな時に限って
いつものシブトイ底力がでてくれない。


頭のボンヤリも酷くなっているようで
以前で懲りたはずだったのに
昨夜はまた薬を飲み忘れるという大馬鹿をやらかした。

本人は飲んだつもりでいたのに 
さて寝なきゃね という時になって
酷い眩暈と吐き気と頭痛と気分の悪さがいっぺんにやってきた。
以前と症状は同じだったので あ 薬の・・とわかったけど
以前よりも酷かった。
わたしの飲んでいる薬はお医者さんからも絶対に
勝手に止めたり飲み忘れたりのないようにと言われている。
どうも常にその薬の成分が身体の中を途切れずに流れている
状態でないといけないらしい。
だから断薬する時は難しいし医師の指導の元、
少しずつ量を減らしていくようにと。

それは調べて知っていたし 今でも薬を増やさないように
するだけで精一杯で多分 一生付き合っていく薬になるだろうと
覚悟はあったけど
やはり飲み続けている年月が長くなると禁断症状のような
副作用反応も酷くなるということか。

世界は回り、耳鳴りまでして、立って移動できないので
這いずりながら薬置き場に行って薬を震える手でつかみ出して
口に放り込み とにかく蛇口をひねって水で流し込んだ。

後は布団に倒れこんで薬が効き出すまで丸くなって
ひたすら耐えてた。


いつの間にか眠っていたらしく朝。

でも頭がどうにも枕から上がらない。

子供たちにはパンで朝食を済ませるように言って
布団の中から ごめん。 気をつけていってらっしゃい。
そのまま 意識再度落ちる。

次に目を覚ましたら昼近かった。
やっと起き上がれたので起きて冷やしておいた水を飲む。
あとバナナ 三分の一ほど何とか。

個人のクライアントさんからメールがきていたので
お返事を書き少し仕事をする。


トモダチからのメールやトモダチに書くお返事メールは
むしろ心に深呼吸させてくれるけど
仕事関係になると当たり前だけど色々考える。
今の個人仕事のクライアントさんとはやりとりもスムーズに
進んでいるので有り難いことなのに それでも
この状態のわたしは息切れ気味になっている。
申し訳ないし情けない。しっかりしなくてはと思う。


色々イイワケ書いたけど要するにヘタレてるってことだ。


トモダチを心配させるような日記が続いてるけどごめん。
でも やっぱり わたしはシブトイし 
ヘロヘロなジブンに落ち込みながらも 何とかするしかないべーと
ポンコツ頭の隅で考えてるから まだ大丈夫だと思うんだ。

何しろ結局 わたしは骨太だし、よよよ・・と泣き崩れるのが
どうにも似合わないんだからしょうがない。

混沌、混乱、ヘタってるけど
明日には少しマシになっているように。

難しいけど肩の力抜いて


ゆっくりいこうか

ゆっくりいこうよ


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                               ゆうなぎ



2007年06月22日(金) 日記

最近 PCに向き合える時間が少なくなってきている。
時間もまちまち。体調や子供達のこともあるので
日によって取れる時間が変わってくる。
本来 わたしのような個人SOHOはそういうことではいけないのに。

基本的にクライアントさんからのメールの返信は24時間以内を
心がけている。
新規の問い合わせや仕事の依頼の返信は特に迅速であればあるほどいい。
相手が見えないネットではそれは安心感や信頼感に繋がる。

これは わたし自身が反対の立場でネットショッピングを利用してみて
改めて身に沁みて感じたこと。
ネットショップさんと個人SOHOでは職種こそ違うけど
お客さんを相手にすることに変わりは無い。

だから本来ならできるだけ小まめにメールチェックして
アンテナを張り巡らせ、色々な情報収集をすることが必要。

PCは今やわたしの生命線であると共に我が家の生命線でもある。


今までPCを開くことに対してこんなふうに気合を入れなくては
いけないなんてことは無かった。

元々 手紙や詩などを書くことが好きなわたしなのに
エンピツやボールペンを握って文字を書くということが
しんどくなってきてしまった時もPCのお陰で”綴る”ことを
失わずにすんだ。
PCに向かってキーボードを打つことはできたから。
(今もわたしが出す手紙は手書き部分は宛先と差出人の所だけ。
先方にことわって失礼ながらそうさせていただいている)


アリの歩みではあってもこうしてSOHOをここまで続けてこれた。
そして今が一番肝心な頑張り所。
それがこの始末なんて・・・情けない。


この日記にもどれだけ助けられてきたことか。
此処で出会えたトモダチ。 
此処でだから吐き出せた弱音。

ある時は仕事に入る前の助走つける為に
ある時は仕事の中休みに煙の上がった頭を冷やす為に
ある時は仕事が終わった後にヒトリゴト呟くように。

此処で書けてるうちはわたしはまだ大丈夫。
そんなふうに勝手なげんかつぎして。



そう まだ此処に来れてこうして言葉を書けてる。
ヘタレの甘ったれたみっともないタワゴトだったにしても
それでもいいじゃないか。

ワタシ・・
わたしを許してやろうよ。

支離滅裂はいつものことだ。
これは日記なんだもの。


いろんなことがある。
いろんなときがある。

リセットじゃなくて少し息を整えたら続けて往こう。

いつか傷痕ごとジブンを抱きしめられるようになれたらいいな。






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                               ゆうなぎ



2007年06月21日(木) 昏い空

二度目の検査日。

検体検査はやっぱり尿検査と血液検査だった。
まず尿検査でそれから血液検査。
今回は多めに血液を採りますと先生から言われていたから
覚悟してはいたけど全部で6本というのはやっぱりキツかった。
終わった頃には足元がフラつく始末。

その足で次は栄養指導へ
自分なりにこの1ヶ月 かなり頑張ってきたつもりだけど
数字としても具体的にきちんと知ることができたのは良かったと思う。

それから検体検査の結果と診察の為に糖尿内科に戻る。
血糖値は300近かったのが100に落ちていた。
これには先生も驚かれて「本当に良く頑張りましたね」と
褒めてくださった。
温かな言葉が素直に嬉しかった。
入院回避できたのもホッとした。

ただ糖尿病はこれからも気長につきあっていかないといけない病気。
これからも気を緩めずに食事療法を続ける必要がある。
そんなに神経質になりすぎなくても きちんとポイントを
抑えておけばいいのかもしれないし、その方が長続きもするのだろうけど
性格上も鬱の影響もあって一度 少しでも気を緩めたら
反動でまたリバウンド過食してしまいそうでそれがすごく怖い。
元々 臆病者の自己破壊衝動からの過食だったから尚更。

それから 検査結果でわかったことがまだあって
肝機能と中性脂肪の数値がこれまたかなり良くない。
その為 次回はCT検査を受けることになった。
次回のメニューは 検体検査→CT検査→糖尿病内科受診 となる。

糖尿病健康手帳というのと糖尿病眼手帳というのも貰った。
個人眼科の検診に行く時にはこれを見せて糖尿病ですと言えば
眼科の先生に説明しなくてもわかるそうでそれを聞いて少し気が楽になった。
それにしても同じ病院でもあの眼科の女医さんは
そんなこと教えてくれなかったなぁ と。
まぁいい。もうあの女医さんに診て貰うことはないんだから。


帰りにいつもの心療内科クリニックに行く。
薬を貰う為とこれまでの経緯を先生に
説明しておかないといけないと思ったので。

元々ソフトな物言いはされるけど何となく3分診療というか・・
流れ作業的な対応というか・・・
まぁ わたしの場合、先生の立場になればそんな患者に対しては
薬を出す以外どうしようもないのだろうと思うし
下手に色々いわれるよりも薬を貰えればいいのでかまわないのだけど。

わたしは結構ヒトとの間の空気に敏感なので(考えすぎというのでは
なくてそれはかなりの率で当たっていることが多い)
何となくだけど先生が今まで以上にわたしという患者に対して
熱意を失ったのが感じられて 参ったな・・と思った。
今までが3分だったとしたら1分ってところかな。

それならいっそ診察無しで薬だけ出して貰えればいいんだけど・・
毎回そういうわけにもいかないし・・これはこれでまた気が重い。

通う病院は結局 
・総合病院の糖尿内科(糖尿病関係)
・心療内科クリニック(鬱病関係)
・個人婦人科病院(更年期障害)
・個人眼科(糖尿病関係の定期検査)
これに本当は歯医者さんも加えたいけど余裕が無いので
奥歯の詰め物とれた穴はもうしばらくそのまんまだ。


仕方がない。
ガタが来る年頃だし、良くない無理もしすぎた。
今 あまり考えすぎちゃダメだ。
頑張ってるつもりが自滅しちゃなんにもならないじゃないか。

そう思うのだけど気持ちは沈む。
踏ん張れるのか?いつまで?
何処まで往けばこの仮面と剣と盾を置くことができるの?

先が見えない。見えないまま次々に色々なことがやってくる。

昏い。
何もかもが薄昏くて空気までもが重く感じる。


今週は疲れることが多かったせいだ。
少し氷枕して横になろう。
頭を空っぽにすることは難しいけど それでも。



窓ガラス越しに見た空も昏くて雨はまだ止みそうにない。


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                               ゆうなぎ



2007年06月20日(水) 明日 あした アシタ

早いもので月曜日の眼科眼底検査からもう明日が木曜日。

検査前日っていうのはどうにも気が重い。
それもまだ眼底検査のダメージから(情けないけど)
回復しきれてないのになぁ。

明日の予約表には 
検体検査→栄養指導→糖尿病内科受診 と
なっている。

検体検査って血液検査とか尿検査とかのことだろうと思うんだけど
なんか厳めしい響きが嫌だな〜
先生からは「ちょっと多めに血を採ります」とか
言われてるし・・・
いい歳してナンだけど注射はキライだ。
針刺されて血が抜かれてるところ見れない。
っていうか下手して長引くと貧血起こすし・・
(それほど臆病者のヘタレってことで自慢にもならないけど)

今後の治療方針もある程度 決まるだろうから
尚更 気持ちは鬱々とどこまでも沈んでしまう。

宙ぶらりんよりも決まった方が確かにまだいいけど
それは闘う相手がはっきりするってことだけで
この現状から逃げ出せるってわけじゃない。

わたしは確かに変にシブトイけどヘタレな弱さ満載な人間なので
それがどうにもこうにもしんどくてならない。
小心者の臆病者なので愚痴すらも此処でこっそり吐いてる始末だし。


あんまり考えないようにしよう。
完全に現実逃避すら気が小さいからできないんだけどね。
それでもできるだけ。じゃないと全壊する。


ああ そういえば月曜日帰ってからシャワーしたきり
お風呂もシャワーもしてないよ。
どうりで髪がベトつくと思った。
今日 シャワーだけでもしておかないとなー
それでなくてもガマの油みたいに汗まみれになるの目に見えてるし。

とりあえず明日 貧血起こさずに息苦しくなったりせずに
(脂汗は仕方ないとしても)この前よりはマシな状態で帰り着きたい。

本当は保険料の払い込みに銀行に寄りたいんだけど無理かな。
できるといいけど。


明日 あした アシタ


振り絞れる力がどんどん減ってる。

何とかしなきゃしかたないのに。


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                               ゆうなぎ



2007年06月18日(月) ゆれるせかい

検査の為に病院へ行ってきた。

今回は眼科での眼底検査。
初めに視力検査など基本的な目の検査があり
その後で眼底検査の為の目薬をさして30分待つ。

説明ではこの目薬をさして30分くらい経つと
モノがぼやけて見えるようになり
それからそれは3〜4時間続くので車の運転や細かい作業は
しないように・・とのことだった。

今 かかっている総合病院は唯一
わたしが何とか行くことができる所。

(病院に関してはかかりつけの個人病院はまだ何とかだけど
大きな総合病院の類は夫を看取った病院だけでなく
似通った雰囲気があるからか 色々な場面を思い出し
フラッシュバックを起こしてしまう。
手足が小刻みな震えて息が苦しくなる。脂汗が出てきて 
どうにもいけない)

そう思ってたけど今回の眼科でそれが心細くなってきた。
これはわたしの方の主観、感じ方に過ぎないのだろうけれども。

前日ほとんど眠れなかったせいか わたしの調子は
病院に着いて手続きを済ませて待合室にいる時から
あまり良くなかった。
息が苦しい。ノボセを通り越して脂汗がでてくる。キモチガワルイ。
そんな中 名前を呼ばれる。

担当されたのは若い女医さんだった。
思ったのは同じ病院でも科が違うとその患者の他の情報は
全部送られないのかな?という疑問。
そんなはずは無いと思うんだけども ただ多分この眼科の先生は
糖尿病内科からの患者の検査ということだけで
その患者に精神疾患があるというところまではカルテに目を通して
無かったのだろうな・・とこれは推測。

結果的に言えば今の時点で目に関しての異常は認められないとのことで
それはホッとしたんだけれども定期健診で眼底検査については
2ヶ月に一度は必ず受ける様にとのこと。
糖尿の数値がある程度安定するまでは油断できないかららしい。

わたしは当然そこで定期検査もして貰えるのだろうと思って
その定期検査は此処でやっていただけるのですよね?

念押しのつもりで聞いてみた。
すると返って来た答えは
「こちらでもできないことはないけどできれば近くの個人病院ででも
受けて欲しいんですよね」

え?と思った。
そこで
あの・・でもこちらの糖尿内科で診ていただいているので
できれば眼底検査の方もこちらの眼科の方で受けさせていただけると
有り難いのですが・・お願いできないのでしょうか。
と 勇気を出して言ってみた。

けど答えは同じ。
要するに
「此処は治療の患者さんを診るのが主なので定期健診のようなのは
近くの病院でやってもらえばいいでしょう?
何処にお住まいですか?
眼科があまり無い?そんなことないですよ。
(看護士さんに地図を持ってこさせて)ほら、ここにも、ここにも」

その間 口を挟む気力もなく はい と聞くばかりの自分。

眼科はあった。きっと普通の人なら近いと思う距離なんだろうなと思った。
隣町だもんね。確かに言われることはもっとも。

それでもまた新しい病院に行き繰り返して病状を説明するのはキツイ。
そこで先生にお願いしてみた。

あの・・・それなら紹介状を書いていただけますでしょうか?

先生の答え
「紹介状?ん〜どうしてもって言われれば書きますけど〜
どうしても必要ですか?どうします?」

先生があまりに紹介状???というような反応をされたので
そういえばお金とかすごくかかるのかな
とか色々思ってわたしはすっかり混乱してしまった。

いえ・・その・・結構です・・。

先生はもうわたしという検査の患者に無駄な時間を使いたくない様子。
キビキビといかにもやり手そうな
自信に満ち溢れた(ようにこちらからは見える)
それはむしろ美点であるんだろうけれど
わたしのような患者には その接し方は大変機械的に
ドライに感じられた。

どうもお世話になりました。
と診察室を出たときには脂汗で全身がぐっしょり状態。
そしてまた絶妙なタイミングで え?こんなに景色ってぼやけるの?
ってくらいのひどい視界。
検査の時のあれはまだ効いてなかったってこと?

モノの輪郭が混じっていてそれが半端じゃない。
緊張感からだろう脂汗は止まらず息は苦しく
その上にこの視界だからまるで乗り物酔いの酷いような有様。
何とか会計を済ませて外に出る。

視界は相変わらずでゾンビみたいにフラフラ歩いてるわたしの姿は
不気味だったろうと思うけど
その時はひたすら とにかくウチへ・・ウチへ・・・だった。

バスに乗り、バスを降り、またフラフラと足を引きずり歩く。
自宅に辿り着いたとたんに文字通りソファーに倒れこんだ。

気持ちは果てしなく重く暗かった。


鬱病をはじめとする精神疾患の病気というのは
他人にはわかりにくい。
当然といえば当然だけど 鬱病にも色々なバターンがある。
人の前では精一杯気を張って仮面被って笑って
それはできるというよりももう沁みついて自動的に
発動するモノなのだけどそんなこと他人にわかるはずもない。

よく 
昨日会った時は元気そうに笑っていろいろ話してたのに・・どうして・・
と 周りが信じられないというように話されるのを聞くけど
最期の背中を突くものというのは ほんの小さな出来事だったり
コトバだったりする。

いっぱいいっぱいだったコップの水がたった一粒の砂で
こぼれてしまうように。

こんなことやあんなことにも頑張っていたのに
どうしてコノクライノコトで・・・というのは
心の健康なヒトの発想だと思う。


鬱なんて気持ちの持ちようなんだから・・とか
糖尿病?ああ 食事制限しっかりして運動すれば大丈夫・・とか
更年期障害?女性はどうしても避けられなかったりするけど
できるだけ気にしすぎずにノンビリとすることよ・・とか

でも多分 わたしも自分がこうなってなきゃ同じように
言っていたかもしれない。

どうして鬱になったのか とか
そこから糖尿病になって とか
よりによって重なって更年期突入?とか
当たり前だけどそれまでのいろいろなモノが絡み合って
今現在のいろいろなモノが加わって歪んで捻じれて
そんなの説明しきれることじゃないし
説明することでもないだろう。
結局はコジンノジジョウにすぎない。

それでも
だから

つらいなぁ と 思う。


どうしようもない。
身の置き所がない。
ひとりで闘っていくしかない。

ジブンをなんとかできるのは自分だけだから。


つらいなぁ と 思う。


目薬の効き目は4時間ほどで無事に切れた。

視界は元に戻ったのに
世界は不安定に揺れ続けている。



次の検査は木曜日。
検体検査と栄養指導の後 糖尿病内科受診。


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                               ゆうなぎ



2007年06月17日(日) あとどれだけ歩けるのだろう

明日は病院。
検査1回目の日。

少し日を空けて同じ週の木曜日に検査2回目と栄養指導と診察。
2回目の検査、診察の後に鬱病の方と更年期障害の方のことを
含めて其処の総合病院でまとめて?診てもらえるのか、
もしくはそれぞれのクリニック、婦人科になるのか
治療方針決定後に相談してみようと思ってる。

どちらにしても通院日は増え、一日がかりになりそうだ。
それが運動になると思えばいいんだろうけど
とりあえず 出かける用意をして玄関ドアから外へでること。

すごく疲れているのに緊張感から眠れない。

検査結果も気になるけどその前にこういう気の重い用件で
外に一人で出る明日のことを考えただけで息苦しくなる。
そしてそれが続くのが。


とにかく 明日。

病院まで行き着いてしまえば何とかなる 
と思う。何とかしなきゃ ね。


また左耳の上付け根をガリガリと無意識に掻き毟っている。


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                               ゆうなぎ



2007年06月16日(土) つたないうた




■伝えたいことがあるんだ

☆.。.:*・°☆

いつだって
きみは
ひとりぼっち
なんかじゃない

僕は
此処にいるよ
いつだってね
きみの側に
いるんだよ

☆.。.:*・°☆

*

■暗闇に怯えないで

☆.。.:*・°☆

目を凝らして
ごらん

小さな明かりでも
それは確かに
灯っている

それは
きみを照らす

希望

☆.。.:*・°☆

*

■そのままでいい

☆.。.:*・°☆

きみがきみで
いるということ

ありのままの
きみでいること

それでいいんだよ
そのままで
いいんだよ

☆.。.:*・°☆

*

■泣いてもいいんだよ

☆.。.:*・°☆

涙は
哀しみを
洗い流すために
あるのだから・・

泣いて
いいんだよ

泣いても
いいんだよ・・

☆.。.:*・°☆

*

■ほんの小さなこと

☆.。.:*・°☆

でも それが
希望になる

生きる力に
なるんだ・・。

☆.。.:*・°☆

*

■忘れないで

☆.。.:*・°☆

どれだけ
大きな力でさえも

奪うことの
できない

きみの胸に
息づく

あの
”永遠”

☆.。.:*・°☆

*

■いつかきっと

☆.。.:*・°☆

信じることから
始まる

そして
きっと は

必ず に
なる

☆.。.:*・°☆


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もう昔に書いた詩とも呼べないようなもの。
もう一度 あの頃のわたしから今のわたしへ・・・
そうして・・・誰かに・・あなたに・・キミに・・聴こえるといいな。
下手な拙いうただけど。
                               
                               ゆうなぎ



2007年06月14日(木) イイワケ等身大

下請け仕事の方は期日ぴったりに仕上げた。
相変わらず 連絡無 資料無 だったけど
以前聞いていた概略に添ってわたしの判断で仕上げた。
先月もこれで何のクレームも無かったし
むしろ社長やクライアントさんはその方がラクで良いようなので
クレームが来たらそれで対応させて貰うようにしようと思ってる。
それにしてもハードではあるが。
何とか知恵を振り絞って毎月凌いでいる状態。

とりあえずこれで後は個人仕事のクライアントさんに
メールを書いて出して・・・

そうしたら後はPCの電源を落として氷枕して横になろう。
一旦横になるとこの状態のわたしは暫く起き上がれなくなるから。
やるだけのことをやっておきたい。


しかし こういうものなのかもしれない。

何故かマイナスの出来事というのは
一つがもう一つを磁石のように引きつけて
息継ぎしようと顔を上げた瞬間に次の波が容赦なく襲ってくるような
要素がある。

ここ暫くは そんな毎日が続いている。
子供の事、学校関係のこと、生活に関わること、諸々のアクシデント、
仕事(と呼ぶことを許してもらえるならば)に関わること、

自宅で、
出かけていって、
色々な人と会って対面して話をしなきゃならなくて。

そして確かに実際それができてしまうんだ。
自分でもこの辺の精神力的な部分は半端じゃないなと思うほど。


それができるんなら大丈夫じゃないの?
鬱とか対人恐怖とかただ逃げたい口実じゃないの?

わたしの病気のことを伝え聞いて知ってた人でも
会って話しているわたしに対してそう思うんじゃないだろうか。
わたしが相手の立場でもそんなふうに思うだろうから。

鬱の薬の影響とストレス性の過食もあって
わたしはここ数年で太ったし浮腫んだ。
結局 それで糖尿病にもなってしまったわけだけど。

糖尿病というのもとても微妙。
運動と食事制限していればいいんでしょ?
家にこもってばかりいるからそういうことになったんじゃないの?
そんな認識。

その前に鬱があって対人恐怖やパニックがあって。
それでも仮面つけてでもやらなきゃどうしようもないから
それやって反動で過食して って
そんなのどう説明したらわかってもらえる?

婦人科の看護士さんから
「この薬(精神系の薬)飲んでたらそりゃ太るわ。
これは 太らせて痩せにくくする薬だから」
って言われて。

でもその薬があるから何とか もってるんです。
無いとダメなんです。


変なもので急激に痩せれば他人は病気を認めてくれるが
太れば、 それも わたしのように
元々が痩せて見えていた(あくまで”見えてた”だけなんだが。
これは顔の輪郭の印象のせいが大きいと思う。
逆三角形でエラのほとんど張ってないタイプなので)場合は
本当に病気なの?と思われてしまいがち。

ましてや尚更その部分だけ切り取った時のわたしは
しっかりして とても元気そうに 見える。


そう その間は大丈夫なんだ。
不自然な咳でごまかしながらでも
ヤラナケレバイケナイ という
もう反射的に装備される仮面は年季が入っていて
自動的に発動される。

これだけは不思議でならない。
ただ 一つには現実がそうさせるのだと思う。
頑張るとかもうそういう次元じゃなくて
その前後 どれだけぐったりと斃れてようと
だって例えば子供のこと、生活のこと やらなきゃ
他に代わりなんていないんだ。


わたしの場合は気を張り詰めている時とそれが解けた後、
反動のリバウンドがものすごく激しい。
本当に情けない話だけど
仮面装着時間が長くなればなるほど
装着回数が増えれば増えるほど
機能停止で動けなくなる程度が酷くなってしまう。
ぐったりして枕から頭があがらない。
何もできなくなる。風呂に3日、4日と入れない。
埃が溜まり、洗濯物の山が大きくなる、流しに洗いものが山積み。

でもその状態を他人に見せることは絶対無い。
これは父の影響がとても大きい。
「人様の前でみっともない姿は晒すな」
「武士 渇とも盗泉の水は飲まず」
どちらも骨の髄まで刻み付けられている。

わたしから見た父は昔気質の常識を重んじる生真面目なひとであり
でもそれだけでなく
誇り高く、義を重んじながらも情にもろい。
ある意味 自分にも人にも完璧を求め続ける部分があり
それが父の繊細さと抱えつづけるジレンマであるように思う。

こんなことは若い頃には考えもしなかった。
父だって親であると同時に一人の人間であるのに。

歳をとっていきながら一つずつ気づいてきたこと。
歳だけ重ねていけば良いわけではないだろうし
年齢という枠だけを当てはめていいのかと問われれば言葉もないが
ただ 少なくとも時間を必要としなければ見えてこないことも
確かにあるということ。



母子家庭、父子家庭などのお宅は現代では思いの他多い。
皆さんそれぞれの事情を抱えながら過酷な日々の中
文字通り頑張って生きておられて本当に頭が下がる。
そして比べて同じ立場にいる自分の不甲斐なさ、ダメさ加減・・・
比べるものではないと思いながらも
ものすごく落ち込む。

自分なりにやってきたつもりだった。
まだまだまだまだまだ足りてないのは自覚しているつもりでも
できる精一杯で走りつづけてきたつもりだった。

でも
それ自体がイイワケなんじゃないか?
もっとやらなければならないのに
ちゃんとできている人だっているというのに。

そんな声が追ってくる。その声に追い詰められる。

その声は正しいんじゃないか?
今 書いてるこれだって結局はイイワケ。


でも
でも


大丈夫 いいんだよって
言って欲しいと思ってる。

今の自分を許して欲しいと思ってる。



ちゃんとできなくてごめんなさい。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい


ちゃんと頑張るから

少しだけ弱い心に眠りをクダサイ。


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                               ゆうなぎ



2007年06月12日(火) 酸素不足のココロ

今日は身体も心もどうにもいけない。
身体は熱くダルく、心は昏い海底深くでこのまま眠りたくなる。

何もかもを放り出したいコドモみたいな気持ちを
何とか抑え付けているけれど。

仕事を・・と思っても
どうにも頭が働かない。
結局 此処に逃げ込んで
けど 酸素不足みたいに息が苦しい。

氷枕して少し横になろう。
薬は飲んだからそのまま眠れたらそれでもいい。




心配かけてごめんなさい。
でも 大丈夫。
シブトイのが取り柄だもの。

明日は笑えたらいいな。


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                               ゆうなぎ



2007年06月11日(月) きっと晴れる




「きっと晴れる」

雨が降っても
雪が降っても
雷 鳴っても
嵐が来ても

いつか 晴れる
きっと 晴れる

だから
だから

空 向いて 笑おう

笑ってれば
笑ってればね

いつか 晴れる
いつか 晴れる

涙雨 上がって

きっと 晴れる



***



ヘタレの癖に諦めの悪いことや
最期の最期までしがみついて足掻き続けることは
イサギヨクもウツクシクもないだろうけど

やっぱりわたしはそうしたいって おもうんだ。

おもうんだよ。

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                               ゆうなぎ



2007年06月10日(日) Pending heart

今日はほぼ一日 PC前で仕事をしてた。

例の下請けの仕事、相変わらず今月分の資料が来る気配がない。
前月も結局、こんな感じで 何度言っても資料が来ないままだったので
聞いていた概略に添って結局わたしの判断で仕上げた。

言い方は悪いけど社長もクライアントさんも
もうあまりこの仕事に関心がないのだと思う。
ただやり始めたことなので適当にやっていてくれたらいい
そんな感じをうける。
最初のあの情熱は何処にいったんだろうと
唖然となるくらいに熱意がない。

相手がいい加減だから自分もいい加減でいいなんていうのは
少なくとも仕事に関してわたしなんかには100万年早い。

これはいくらへタレでも折っちゃいけない芯みたいなものだ。

さすがに凹みはするけどね。
苦労して何とか作り上げて渡したモノに
社長が目も通してなかったってわかった時には
(それもまったく悪気の無い様子でこちらの体調まで
心配してくれた)なんていうか・・・脱力した。

今回も似たようなことになるだろうとは予想してる。
ただ とにかく今回も自分にできる限りのことはして仕上げた。
後は 日にちまで待ってから何も言ってこなければこれで今月分
完了とさせてもらう。


個人仕事のクライアントさんの方もだいぶ進んだ。
こちらのクライアントさんもお忙しそうだけど
きちんとその旨 連絡をくださっているので不安は無い。
喜んでいただける仕事を精一杯したいと思う。


心身の状態の方は宙ぶらりんでどうにも落ち着かない。

多分 今回の検査が全部終わってハッキリした身体の状態と
今後の(鬱など精神疾患を含めた)治療方針が決まるまでは
仕方ないだろう。

宙ぶらりんというのが一番堪える。
見えないもの、わからないこと、答えのでないこと
わたしには それが一番不安だし怖くなる。


相変わらず日々の色々なことはこちらの精神状態も体調もお構いなしに
後から後からやってくる。

変な精神力はある癖に
肝心の人としての大事な部分でわたしは脆い。
脆いなんてカッコつけた言い方だとちょっと違う。
結局 小心者の逃げ腰へタレだから。
それでいいとか思ってるわけじゃないけど
どうしようもない性分なんだろう。


また一週間が始まる。
最近 情けないほどにいっぱいいっぱい。

楽しみにしているDVDを観ることも本を読むことも
メールや電話したいと思っているトモダチにも
それがなかなかできなかったり。

心も身体も思うように言うことを聞かない。記憶力も0。
人様の半分以下のことをするのでさえゼイゼイいってる。

そういえばまた風呂に入ってない。
髪がべとついてきた。キモチワルイ。

今朝は顔も洗ってない。
歯は気持ち悪くて磨いたけど相変わらず奥歯の穴ぼこそのまま。


ああ・・もう月曜日。
そうだよ 子供らを学校にちゃんと送り出して。



ダメだどんどん文章が支離滅裂になってきてる。



とにかく子供ら送り出したらシャワーだけでも浴びよう。

そして今日を始めるんだ。

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                               ゆうなぎ



2007年06月09日(土) あじさい




涙つぶ そっと集めたような花 替わりに泣いてくれるの?紫陽花



涙雨 涸れて無くなる それほどに 泣けば 願いが叶うものなら

小雨降る ふと立ち止まる 帰り道 傘もささずに 空を仰いで



佇んで ただ泣き濡れる 人に似て 雨の紫陽花 ただそこに咲く




***




朝 子供達を送り出した後でイキオイつけたまま
気合いれて(大げさだけど本人このくらいの覚悟)
役所関係や諸々廻って申請諸々してきた。

何とか第一弾?クリア。
これで全部終わりというわけじゃないけど
とりあえず最低限のできる分だけ済ませられたでホッとした。

でも最近のわたしにしてはかなり歩いたので
帰り着いた時はヘロヘロの汗みどろで
さすがにシャワーを浴びてダウン。
うつらうつらとパラレルワールドみたいな
夢をみていた気がするが覚えてない。

ただ夢の感触だけが残っている。
懐かしくて哀しくてイトシイ。そんな。


この季節 色々な紫陽花の花を其処此処で見かける。

わたしはこの少しピンクとブルーをそっと溶かし入れたような
薄紫の色が好き。

いつも立ち止まって見惚れる。


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                               ゆうなぎ



2007年06月08日(金) 宛先のないつたないてがみ

昨日は掃除と洗濯をして
子供の学校へ出す申請書類と
母子関係のこれも更新の為の申請書を数通書いた。

それぞれに添付証明で免許証や保険証のコピーがいるし
書き方も違うのでなかなかにややこしい。
間違いがないように一つ一つを慎重に書いていくのは
今のわたしにとっては かなり神経をつかうし疲れる。

これを持って今日 役所の福祉課に申請に行く。
郵送でいいものもあるが持参しないといけないものもあるので。

帽子目深に被ってメガネかけて日傘さして子供達送り出したら
すぐに行こうと思ってる。

こういう用事の外出がある前の晩はどうにも眠れない。
本当なら掃除と洗濯して申請書書いた時点でダウンなんだけど
(情けないけどこれが今の現実)
多分 これで横になったら緊張が切れて外出できなくなる。
それがわかるから気を張ってる。
ダウンするのは 用事を済ませて家に帰りついてからだ。

できない じゃ済まない。
できないっていってたら受けられる援助も受けれなくなる。
キツイもヘッタクレもない。
死活問題だからヘタレの気力のありったけを振り絞る。


下請け仕事の今月分の資料は未だ届かない。
資料がないことには仕事もどうしようもない。
しなくてもいいのならこちらはかまわないけど
それならそれで仕事としてのケジメはつけて欲しいと思う。
もしも わたしの体調のことを心配してくれているなら尚更。
こういうプライベートとビジネスをごっちゃにしたような
それもこれだけムラ気だとほとほと閉口する。
悪気などないのはわかるし何も言うつもりもないが
もう信頼はできないし、してない。
わたしの中で もうこの件については諦めている。
このまま連絡がなければ
資料抜きで概略を元にやるしかあるまい。
しかし これも頭の痛いこと。気が重い。


個人仕事のクライアントさんはとても感じの良い方で
こちらの方は遣り甲斐もある。
本当に細々とでも内職SOHOとしてやってこれたのは
こういう出会いがあり、精一杯した仕事に対して
それはまだまだ拙いものだろうけれども
クライアントさんが喜んでくださったから。
それを励みにしながら続けてくることができた。


下請け仕事に関しては わたしの判断ミスだったけど 
いやそれも やってみなければわからなかったこと。
ああいうやり方も世界もあるということがわかった。
だから0じゃない。


病院の受診日が迫っていて落ち着かない。
合併症は?再検査の結果が少しでも良くなっていますように。
不安と心細さと・・・
わからない、はっきりしない、見えないというのが
一番神経を参らせる。
心と身体の両方が せめぎ合う様に揺れていて苦しい。


とにかく目の前のことを一つずつ。
口癖のようになった言葉を繰り返しながら。
今日を往く。


苦しさに不安に休みなくやってくるものに疲れて
消えたいと思わないわけじゃない。

それどころかヘタレな精神はいつも逃げ場を探し続けてる。
死なずにいるのは極端に臆病者だからに過ぎない。


それでも

最近 自殺のニュースを目にする度に堪らない気持ちになる。
事情は人それぞれで だから簡単に死ぬななんて言えないし
そんな権利もない。

だけどそれがどれだけ酷いことでも
生きていて欲しいと願わずにはいられない。

辛いと思う。苦しいと思う。
生き地獄だから死にたいと思うんだもの。
だけど目を閉じて耳を塞いで口を閉じてでもいいから
命を自分で手放さないで欲しい。

それじゃ 生きる屍じゃないかと言われるだろうし
その通りかもしれない。

でもそれでも 生と死の間には一度渡ってしまうと
もう二度と戻れない川がある。
少なくとも生きている限り 全てが0になることはない。

ああ わたしの言葉のなんて拙くもどかしいことか。

人様のことを色々言えるほどの立派なものなど何もなく
わかったような言葉をいくら連ねても上滑りしていくばかりで。


それでも
それでも


キレイに消えようなんてしないで。
苦しみから生き地獄から死ねば逃れられるなんて
そんな幻想に囚われないで。

いくら飛びたくても
わたしたちは鳥じゃなくて
地を這い生きる人間だから。だからね。


一緒に往こう と言って手を繋ぐことしかできないけど

それでも

あなたに
キミに

そういいたいって思うんだ。


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                               ゆうなぎ  



2007年06月07日(木) 家族

最近 末っ子の口癖は「今日は一緒に寝れる?」
真ん中の子はさすがに末っ子のようなベッタリした甘え方とは
ちょっと違うけど やっぱり甘えたがってるのがわかるから
末っ子の目を盗んでは(独占欲の強い末っ子が見るとヤキモチ焼いて
ケンカになる)はみ出そうなお尻を膝の上に抱いて
ぎゅうしたり話を聞いたりしてる。

上のお兄ちゃんは高校生活を頑張ってる。
お兄ちゃんの高校はかなり色々な面で厳しい。
進学をめざしているので尚更 親の方が心配になるほど
中学のようにノンビリとはいかない様子。
でもこの子は良くも悪くもわたしと性格的に良く似ているので
適応性はかなりある。 ただ同じように極端に無理しがちだし 
精神的に一見大人びているようで突かれると酷く脆い部分がある。
(このあたりはお互いに認識していて良く話もする)
わたしとの関係は本人曰く「趣味の合う茶のみ友達」だそう。

三人三様。大変なことも多いけどそれぞれイトシイ。

ただ 特に下の二人は 甘えるという行為で 
わたしの病気に対しての不安感を消そうとしているんだろうなと思う。

「お母さん、入院とかしないよね?」と
何度も何度も聞くから その度に 
入院しないで済むように頑張るから大丈夫だよ って
答えてるけど不安感をもたせてしまっていることが
不甲斐ないし切ない。

今夜も早めに真ん中がお風呂にも入らずにグーグー。
末っ子は「お母さんの仕事が終わるまで・・」って
頑張ってたけど時間も時間で瞼が落っこちそうだったので
一旦 PCの電源を落として一緒に布団へ。

暑いのに足を絡めて手を繋いで。




でもそうすると安心したみたいにすうすうと寝息がすぐに聞こえ出した。
しばらく寝顔みてから さて そーっと抜け出して少しだけ仕事再開。

でも さすがにもう長くは無理がきかなくなったので
この日記書いたら 氷枕して末っ子の横に潜り込もうと思ってる。


親としてのわたしは全然足りないばかりのお母ちゃんで。
でも せめて家族として人として
弱点だらけでダメダメだけど それでもわたしという人間の
精一杯で子供らに向き合っていけたらいいなと思う。
カッコ悪いけど。ヘタレだけど。

お母ちゃんが君達にみせてやれることがあるとしたら
こんな生き様しかないですが。 ごめん。


今 見たら兄ちゃんがエンピツ握ったまま机にうつ伏して寝てた。
とりあえず何とか起こして布団に誘導。

真ん中はお腹だしてるし・・夏掛け布団を掛けなおす。

末っ子はわたしの枕抱いて寝てた。
すぐ行くから待っててね。


とりあえず 寝よう。
眠剤効かなくて眠れない時は子供の顔 見ながら
そっと指先に触ってみるんだ。

そうしてその感触に温もりに安心する。


ああ

守っているつもりが

支えられているのは お母ちゃんの方だねぇ。


・・・ありがとう。


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                               ゆうなぎ   



2007年06月06日(水) 夜道




「夜道」

いつからだろう

夜は
怖いものではなく
心 やすらぐものになった

歩く 夜道
月もなく 
足もとさえ危ないけれど

感じる心を無くしたのか
想うことを憶えたからか

闇に紛れながら
心も紛らせながら

街灯を頼りに

導かれるように
家へと帰る

夜道


***



どうにも食欲が無くて。
野菜ジュースで一杯でも1食だからちゃんと3食とか
自分にイイワケしながら薬を飲んでる。

目の前にある やらないといけないことを確認していると
気持ちが果てしなく鬱の深海へと沈む。苦しい。

休んだのにどうして?って言われるのが怖くて
シンドイことが余計に口にできない。

休むことに慣れてないから
休むことは特別なご褒美で
それでずっと来たから。

休みが終わって日常に戻るといつもその落差に
ココロがすぐに対応できない。

わたしの休みは日常生活の中に組み込まれているわけじゃないから
そして休み明けほど それをひどく思い知らされる。

何も考えずに頭を空っぽにして眠ってもいい日。
いつまでご褒美は貰えるんだろうか。



今回の病院での検査、診察でも今の状態は言わないつもり。
食べられなくなってることや鬱が酷くなってることを話せば
糖尿だけでも入院した方がいいって言われてるのに
尚更入院しなきゃダメだってことになる。
それが怖い。それは嫌だ。


どうにもならずに追い詰められたような気になる。
心配してくれる大切なひとたちがちゃんといるのに
守るべきものもあるのに

ごめんなさい。
ヘタレなココロが息切れしてる。


イキガデキナイ
何もかもから逃げ出してどこか遠くへいきたい。

行きはしない。
行ける筈も無い。


わかってる

何処かなんてどこにもありはしないことぐらい。


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                               ゆうなぎ



2007年06月05日(火) いつもの呪文をくりかえす




土日と仕事休んでPCから離れて
少し休憩したから元気一杯!といいたいところなのに
何故か反動のように戻った日常の重力が倍重く感じてる。
ダメじゃん。

休憩はあくまで休憩。
休み時間が終わったらまた旅が続く。

本当は旅の途中で目にする
温かく灯る明かり窓の中の住人になりたかった。
そうなれると当たり前みたいに思っていたあの頃が懐かしい。

何処でこうなっちゃったかな とか。
だって わたしなんて 例えばパニック映画とかで
始まって3秒くらいで例えば津波とかにのまれる地割れに落っこちる
街の住人 AとかBとかの名前すらないようなそんなポジション。

普通に平凡に・・が一番難しいって言葉を自分がこんなふうに
噛み締めることになるとは思わなかった。


実は休み明けにPCを立ち上げようとしたら
また パソコン君の調子が良くなくて もう冷や汗、あぶら汗かいて
やっと無事起動。
どうも持ち主に似たのか、危なっかしい状態だけど
しぶとくギリギリの線で持ち堪えているみたいで
妙な親近感というか一心同体的な気持ちになる。
手を取り合って・・というか・・こうパソコンの本体の上に
手を乗せて念?を送ってみたりしてる。
(かなりというかほんとマジで)
”頑張ろうね。我が家の命綱。お願いね、力を貸してね”


期限までに書いてださなきゃいけない書類。
役所提出関係、子供の学校関係、各 数通ずつ。

個人仕事 順調ではあるけど
これに下請け仕事がまた絡んでくるとシンドイなー
(パソ君 頼むよ〜〜〜〜〜)

病院では合併症の詳しい検査とかそれにより今後の治療方針とか
色々とまだあるし・・・不安だ。

いかんいかん 
ついついこうして考え出すと頭からプスプスと煙があがりだす。
機能停止は避けねばならん。

一つずつ一つずつ いつもの呪文。合言葉。


細く長くひたすらしぶとく生きるのよ。


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                               ゆうなぎ




2007年06月04日(月) 6月初めの月曜日に

先週はいつも以上に心身ともにクタクタに疲れきった一週間だった。
5月はかなり波乱に満ちた?月だった気がする。

こういうことは重なる。
ひとつクリアしてホッとしていたら次がやってきての繰り返しで
精神力はどんどん擦り減っていって黄色から赤ランプ点滅。

ただ ひとつこれは自分なりのジンクスというか
勝手に思ってることだけど
その諸々をヘロヘロになりながらもとりあえずでもやり過ごせれば
ほんの少しだけど休憩できる。

それとここがセツナイところだけど ずっと休憩というわけにはいかない。
でも 肩の力を抜いてう〜んと伸びをして が
ほんの少しだけでもできたら 
それだけでまた痛む足引きずりながら 歩きだそうかね・・って
そんなふうに思えるから。

考えればこういうのって蛇の生殺し的シンドさはあるけど
それでも そうやって歩き出せるなら。


今週もまた色々あるだろう。
特に今月は合併症の検査とか色々で
病院へも
いつも以上に行かないといけないし=外へ出て人と会う=鬱
だし。
PCの調子もまるでわたしに合わせるかのように
黄色信号チカチカ状態だったので血の気が引いた。
せっかく仕事も入ってる今、祈るような気持ちで・・。
何とか大丈夫だったけど 冷や汗びっしょり。

でもとにかく今週が始まった。
今週のことは今週が終わってみなきゃわからない。

ついついしないといけないことが自分の能力を越えると
パニックになるけど深呼吸 だ。

先を見すぎるな。目の前にあるひとつひとつを焦らずに。
自己催眠のように呪文のように自分に言い聞かせる。

とにもかくにも6月初めの月曜日。


今日も往こう。

二度とない2007年6月4日月曜日。


往こう。




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                               ゆうなぎ


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