銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2006年01月31日(火) ちょっと暗い日記

いよいよ一月も終わり、仕事に復帰するまでちょうど1ヶ月となった。

病状は相変わらずといったところ。

ここ1週間はうつがひどく、何もやる気になれなった。

この状態で仕事に復帰できるか不安が残るが、やるしか選択肢はないのだから、と自分を叱咤する。

それにしてもうつは怖い。

遊ぶことすらやる気になれなくなる。

遊ぶということに意味を感じなくなるのだ。

「こんなことしたってしょうがない」

全てのことがそう思えてくる。

何とかごはんを食べるのが精一杯というときもある。

ちょうど今日はそんな日だった。

何とかごはんを食べながら、僕は自分の今すべきことを考えたが、何も思い浮かばなかった。

こんなときは自分の生きてる意味すら疑問に感じてしまうから危険だ。

まさか自殺とかはしないが、落ちるところまで気持ちが落ちてしまう。

そして、眠るしかなくなる。


今日の日記はちょっと暗いな。

でも、そんな日もある。

うつである以上それは避けられない。

また浮上する日を願って、明日を待つしかない。



2006年01月30日(月) 衣装ケースを買いました。

どうも今日はやる気が出ない。

よく眠れない。

眠りが浅い。

睡眠薬が効いてないのだろうか……?

原因は不明だが、部屋の片付けがあるので、一日寝ているわけにもいかない。

今日は衣装ケースを買いに家具屋やスーパーなどを見て回った。

すると思っていたサイズのものがあったので、3つまとめ買いした。

本当は6つくらいほしかったのだが、車に入るのが3つだけだったので、泣く泣く諦めた。また買いにこないといけない。

少し部屋を整頓するも、どうもやる気がないのではかどらない。

普通の人なら一日ですむはずなのに、全然作業が進まない。すぐ疲れてしまう。

うつの波がきているのだろう。

勉強しようと思っても、本を開く気にすらならない。

日記の更新をするのがやっと。

こういうときのいい対処法が見つかればいいのだが……。



2006年01月29日(日) 音楽が戻った日

先々週買ったテーブル一式と食器棚が届いた。

両方とも白を基調としているため、二つの相性はとてもいい。
色合いが絶妙にマッチしている。

テーブルと食器棚があるだけで、リビングが一気にそれらしくなった。

なかなかいい感じだ。

見ていると、思わずにやけてしまう。

新しい家具っていいもんだなあ。


午後、昨日見積もってもらった家電一式を購入した。

電子レンジとガステーブルは即日持ち帰ることができたので、早速設置した。

電子レンジが食器棚からちょっとはみ出るくらい大きかったのは計算外だったが、すぐに見慣れるだろうからよしとしよう。

お昼ごはんはスーパーで買ったお弁当だったのだが、これも早速電子レンジを使ってみた。

今まで使ったことのある電子レンジと違って、出来上がり温度が設定できるのが嬉しい。というか、すごい。

ターンテーブル方式と違って温まり方にムラが少ないのも嬉しい。

ちなみに買った電子レンジは、三菱のRO−VF−1という新しい機種だ。

冷蔵庫が届いたら、レンジを使っていろんなものをオーブンで作りたいと思う。


買ったといえば、大きなスチール棚も購入した。

すぐにMDプレーヤーやCDを載せ、スタイリッシュに仕上げてみた。

これまたいい感じだ。

部屋が少しずつ整っていくのを感じる。

転居してから最初に聞いた音楽はマイケル・ジャクソンだった。

久しぶりに聞くマイケルの曲が、心に染み入るようだった。

これまでの劣悪な住環境とはもうおさらばなのだ。


嬉しいことだらけの一日だったが、一つ気がかりなのは、捨てなければならないダンボールがたくさん出てきたこと。

これの処理にかかる時間を思うと、結構うつだ……。



2006年01月28日(土) 引越し終了。

午前中、引越し屋が来て僕の荷物を置いていった。

ダンボールがたくさん積み上がった部屋の風景は、新しい生活を実感させてくれた。

とりあえず一番最初にしたことは、布団を敷くことだった。

前日は布団がないために部屋で眠ることができず、マンガ喫茶で夜を過ごした。

マンガ喫茶ではほとんど眠ることができなかったので、何より先に休みたかったのだ。

一休みしてから、家電を買いに出かけた。

今、部屋には何一つ家電がない。

冷蔵庫、洗濯機、ガステーブル、電子レンジ、テレビと買わなければならないものがたくさんあった。

だから、電気店で見積もりを出してもらうと、相当な金額になった。

大きな買い物なので、その場ではすぐ買わず、一日考える時間を置くことにした。

正直に言うと、ちょっと贅沢をしたのである。

電子レンジと洗濯機は、独り身としては随分いいものを買ってしまったのではないかと思う。

とはいえ、まあいいか、とも思う。

その分、僕は他の人のように車にお金をかけない。

今持っている車は姉からのもらいものだし、将来も新車を買う予定はない。

差し引きゼロだ。


そうこうしているうち、一日があっという間に終わった。

引越ししてからしばらくは慌しい日が続くだろう。

それでもこれは新しいスタートだと考えれば、決してつらいことはない。

むしろ、少しずつ自分の生活が整っていく状況は、見ていて楽しい。

明日はいよいよ家電の購入。

少しドキドキする。




2006年01月27日(金) 東京を去る日

ついに、というか、やっと、というか、東京を去る日がやって来た。

東京生活最後の朝食は、前日にモスバーガーで買っておいたチーズバーガーだった。

チーズバーガーは冷え切っていたが、温めもせずに食べた。

僕のこれまでの東京生活を象徴するような朝食だった。

朝食を食べ終えると、職場(といっても先日お別れ会を開いてくれた職場とは違うところ。この辺は理由あって説明できないので悪しからず)へ最後の挨拶に行った。

すると、思いがけず次長に昼食に誘われた。

次長は仏教大学出の変わった経歴の持ち主なのだが、その次長から、最後にいろいろな人生訓を教えてもらった。

「人生は最後まで自分探しの旅だよ」という言葉が特に印象に残った。

昼過ぎになって、引越し屋に来てもらい、荷物を運び出してもらった。

がらんとした部屋を見つめても、寂しさは湧かなかった。

東京に住む前、8年間暮らした部屋を去るときは何とも言えない寂寥感が漂っていたが、今回は違った。

一年も住んでいないということもあるし、いい思い出があまりなかったことも関係しているのだろう。

むしろ、ほっとしたような気持ちの方が強かった。

その後、実家に預けてあった車を持ち出すだめに実家のある愛知県に電車で向かい、実家から石川県までは車で向かった。

電車に乗っている間、僕は不思議な気持ちに襲われた。

東京を去るという実感もないし、石川県に帰るという実感も湧かない、ふわふわ宙を浮いているような、夢を見ているような感じだった。

涙の一つでも出るかと思ったが、全くそんなこともなかった。

ただ、何かが終わって、何かが始まった、それだけのような気がした。

僕の人生は連続しているのだ。


たくさんの人と出会うことができた東京生活だったが、全体的に見れば失敗に終わったと思う。
でも、これからその失敗をどう生かしていくか、それを考えていきたいとは思う。



2006年01月26日(木) 二度目のお別れ会

先日の日曜日、僕のお別れ会のようなものを職場の人が開いてくれたのだが、今日、ひょんなことからもう一度、やはり職場の人たちで、僕のお別れ会を開催することになった。

日曜日のお別れ会は、職場のごく一部の人たちで開いたものだったのだが、後日、お別れ会があったことを知った、そのとき参加していなかった人たちが、「なんで僕らを呼んでくれなかったの!?」と言い出したのが、お別れ会を二回もやることになったきっかけだった。

僕の顔を最後に見たいというのだ。

こんなかたちで職場を去るにも関わらず、僕が職場を去ることを惜しんでくれる人がいることを知って、僕は本当に嬉しかった。

また、僕が職場で嫌われていたわけでも避けられていたわけでもないことを知って安心した。

飲み会の最後、僕はみんなと固い握手をして回った。

仕事で貢献できなかった僕だが、みんなと心のどこかでつながることだけは出来たのかもしれない。

東京に来て、いろんな人と出会えて、それだけは本当に良かったと思う。






2006年01月25日(水) 同じようにうつで悩んでいる方へ

転居の日が近づいているせいか、どうも落ち着きがない。

これをあそこへ、あれをここへ、とダンボール箱にしまう作業はとても面倒だ。

しまったものをまた出さなければならなくなるかと思うと、憂鬱な気分になる。

それでも9割方の荷物を詰め終えた。
後は服くらいだが、服をどう詰めるか考えるのがまた面倒くさい。

部屋にいても落ち着かないし、勉強する気ににもならない。

勉強しないのは、単なるさぼりかもしれないが、今は仕方ないことだと思おう。


先日、この日記を見て下さっている方から励まし・御礼のメールを頂いた。

思いもかけなかったことで、恐縮の限りです。

本当にありがとう。

どこかで誰かとつながっている。
そう思うだけで、ほっとします。

共感してくれる人がいると思うと、心から嬉しいです。


この日記を見て下さっている人で、僕と同じようにうつ病で悩んでいる人へ。

僕もあなたのことを応援しています。

そして、病気の回復を祈っています。

お互い大変ですが、何とか挫けずやっていきましょう。


僕は不器用なので、こんなことしか言えませんが、嘘偽りのない思いです。



2006年01月24日(火) 死ぬほどゲーセン

職場に顔を出し、今週末東京を去ることをあらためて報告した。

石川に戻ってしばらくは所属部署が人事課付になるので、石川に戻ったら人事課に挨拶に行かなければならない。とても億劫だ……。

挨拶をした後、何もやる気が起こらなかったので、池袋にふらふらと行き、ゲーセンにたどりつく。

そしてゲームの麻雀を死ぬほどやった。

そして目が覚めた。

「何やってんだ、おれ?」

慌てて部屋に帰り、勉強を始めた。

ゲームをやり続けても何も得るものはないのだ。

自分を磨き続けなければ、明るい未来はやってこないのだ。

特に、僕みたいな才能のない人間は。


転居が近づいて、少し気分がアンニュイになっているのかもしれない。

もうさっさと転居してしまいたい。

安定した生活がしたい。

もうこんな生活はこりごりだ。



2006年01月23日(月) 疲れがたまって?

二日間飲みが続いたせいで疲れが溜まったのか、今日は一日何もする気になれなかった。

そして、疲れると必ずやってくるうつの波が今日も襲ってきた。

もうダメだ妄想から始まり、自分を全否定する言葉ばかりが頭に浮かんでくる。

自分は何をやってもダメだとしか思えなくなってしまった。

そうこうしている間に、眠くなり、今日は12時間以上寝てしまった。


こんなことではダメだ。

一歩ずつ前に進まなければ。

これからは毎日5時間は勉強しよう。

5時間でも少なすぎるかもしれないが、それくらいが今の自分には限界だ。

ダメだ。

何を言っているのか自分でも分からない。

文も無茶苦茶だ。

明日はよくなっているように願うしかない。

自分の体なのに自分の言うことを聞かない。苦しい。



2006年01月22日(日) 僕のお別れ会

東京生活も、いよいよ終わりに近づいている。

27日には東京を発つつもりだ。

思えば挫折続きの東京生活だった。

これからも挫折を僕は味わうだろう。

だが、何度でもそこから立ち上がらなければならない。


今日は、東京の職場の人たちがお別れ会を開いてくれた。

全体的には楽しかった飲み会だったと思うが、僕はほとんど口を利かなかった。

日常会話を忘れてしまったような気がするくらい無口だった。

周囲の人はそんな僕をとがめることもなく、楽しく会話していたが、僕はイマイチその輪に入ることができなかった。

やはり、仕事場の飲み会というのは苦手だ。


それにしても、こんな僕のためにお別れ会を開いてくれたみんなには感謝の気持ちでいっぱいだ。

「胸を張って石川に帰ってください」

そんな言葉に僕はいたく励まされた。


そうだ、しょんぼり帰っても仕方ないのだ。

人生は前へ進むしかしかたないのだから。



2006年01月18日(水) 久々にうつの波

今日は朝から調子が悪く、勉強は少しもできなかった。

久々にうつの波が来たのだ。

ごはんを食べるのもだるく、買出しに行くのも面倒だった。

昨日、一昨日と勉強して疲れたのだろうか?

一日たった3時間しか勉強してないというのに……。

このままじゃ、ダメだ。

何とかしないと……。

とはいえ、いい方法は思いつかない。

結局、まだ治療途中だということか。

それとも、自分を甘やかしているだけなのか。

僕は所詮社会不適合者なのだろうか。

ワード、エクセル、パワーポイント、どれを取ってもまともに使えないし、文章を作るのも下手。記憶力はない。判断は間違うことが多い。

自分を卑下したらきりがない。

でも、ここから這い上がらなければ。

自分にとって生きるとはそういうことなのだから。



2006年01月17日(火) リハビリも楽じゃない。

今日も仕事の復帰に向けて、仕事関係の勉強を少ししたが、どうもあまり芳しくない。

1時間も連続してもたないし、すぐに忘れてしまう。

こんなことで仕事に復帰できるのだろうか……。

それでも勉強は続けなければならない。

目標は一日8時間勉強ができるようになること。

なかなかハードだが、できるようにならないと、仕事の復帰も覚束ない。

今のところは一日3時間が限度。

それ以上は集中力が続かない。

自分に嫌気が差してくじけそうになる。

そんな自分を奮い立たせる。

前へ進むしかない。



2006年01月16日(月) 残り43日

職場復帰まで43日ということで、今日から準備を始めることにした。

準備といってもただ仕事に関係することを勉強するだけである。

しかし、これがなかなか難しい。

集中力がもたないのだ。

ウルトラマンよろしく、机に向かってすぐ集中力が途切れてしまう。

本を読んでいても頭に入ってこない。

入ってきたと思っても、5分後には内容を忘れてしまっているという有様だ。

正直、そんな自分が情けなくてしょうがないが、それでも少しずつでもやるしかない。

これからはくじけそうになる自分自身との戦いになってくるだろう。

それに、そんな状態で仕事ができるのかという不安もつきまとう。

それらを乗り越えなければならない。

強いハートを作っていかなければならない。

しんどいけど、がんばらねば。



2006年01月15日(日) ニンテンドーと僕

石川県で一通り新居を借りる手続きを終え、その足で実家に帰った。

一仕事終えたという充実感もあったが、疲れもあって、実家につくとぐったりとソファーに腰掛けた。

そうこうするうち、買い物に出かけていた家族が帰ってきた。
姪っ子も一緒だった。
姪っ子はまだわずか6歳である。

僕には妹もいるが、妹も姪っ子もニンテンドーDSで遊びだした。

僕はそんな妹たちを「気楽でいいな」とうらやみながら呆けたように見つめていた。

すると、姪っ子が「これやって」とニンテンドーDSを僕に手渡してきた。

いわれるがままに僕は操作する。

そのゲームがどんなゲームか知らなかったが、小さな頃ゲームをたくさんやったおかげで、大抵のゲームなら説明書を読まなくてもできる。

しばらくして姪っ子にニンテンドーDSを返し、僕はまたぐったりとした。

僕にも、こんな風に将来のことを何も考えないでよかった頃があったのだ。
と、妹たちを見て感慨にふけった。

戻りたいとも思わないが、うらやましくはある。

今の僕は将来のことで不安ばかりだ。

輝かしい未来を信じられなくなりそうな自分を支えるだけで精一杯の自分。

どこかへ逃げ出したい気持ちを抑えるので精一杯の自分。

楽しげにニンテンドーDSで遊ぶ妹たちとは大違いだ。

やめよう。
大人なら、僕みたいになってある意味じゃ当然なんだ。
受け入れるしかない。



2006年01月14日(土) 誤送された葉書

周知のとおり、転居をする際には、前住所に届けられる郵便物を新住所に届くようにするため、転送届を郵便局に出さなければならない。

昨年の3月、僕は東京に住所を移す際に、当然その手続きを済ませていたのだが、なぜか時々、転送されないで前の住所に郵便物が届いてしまうことがある。

僕が前に住んでいた部屋に後から入居した人は寛大な人らしく、その誤って届けられた郵便物を捨てないで、不動産屋に預けてくれるので、不動産屋に行きさえすれば、僕はその郵便物を受け取ることができる。
(僕なら面倒くさがって捨ててしまうだろう)

さて、一昨日実家に帰った折、僕は実家にその不動産屋からまた誤送があったことについて連絡があったことを知った。

それで昨日石川県に来た際に、不動産屋に寄って、その誤送された郵便物をもらったのだが、その中に、一昨年亡くなった友人の三回忌を知らせる葉書が混じっていた。

それを見て、僕は暗鬱とした気持ちになった。
正直に言って、友人の親父さんとは会いたくないのだ。
話をすることもできれば避けたい。

だが、こうやって誘われている以上、何らかの返事をしなければならないだろう。それが嫌だ。

親父さんは友人が自殺したことを隠している。
それが僕は嫌なのだ。

友人の死の原因が自殺だったことを、僕は今では確信している。

なぜ確信しているかというと、正月に帰省した際に会った中学時代の友人から、彼の死について新たな情報が手に入ったからだ。

どんな情報だったかというと、その友人の知り合いの医師関係者が彼の死について自殺だったことを話していた、というものである。

とはいえ、友人を供養したい気持ちは強く持っている。

何らかのアクションはしないといけないだろう……ちょっと憂鬱だが仕方がない。

それにしても、友人の死から2年、僕の心の衝撃も少しは落ち着き始めている気がする。

時間は全てを癒してくれるのだろうか。



2006年01月13日(金) 逃げません

今日、新居を借りるための手続きが終わった。

敷金等も全て払って、後は契約開始日の明日を待つばかりだ。

明日から、僕には帰る場所があるのだ。

住民票を移すことができる場所があるのだ。

これから10年はそこに住むつもりなので、僕にとってそこは思い出の深い場所になるに違いない。

これからどんな人生が待っているのだろう。

新しい場所、新しい職場、新しい生活が待っている。

新しいスタートを成功させるため、僕はこれまで以上に努力しなければいけないだろう。

今思えば―これは僕がよく使う言葉だが―僕は努力が足りなさすぎた。

人を避け、勉強を避け、新しいことへの挑戦を避けた。

これからは逃げないつもりだ。

僕は不器用だから、何度も失敗するだろうが、それでも前へ進んでいくことが大事なのだ。

強くなろう、図太くなろう。

これからの目標だ。



2006年01月12日(木) 神様お願い

仕事復帰の時期について、僕自身の希望は3月1日からであることを上司を通じて人事課には伝えてある。
おそらくそのようになるのだろう。
すると、後47日で仕事復帰することになる。
その間、僕は何をすべきだろうか?

とりあえず、マイクロオフィススペシャリストの受験の申し込みをした。
この試験はMOUSとも呼ばれている資格試験である。
実際に仕事に役に立つかどうかは分からないが、何かこの休みの間に結果を出しておきたいと思って、今回申し込んだのである。

実際、復帰への不安は尽きない。
次に配属される部署が決まっていないため、何を勉強しておけばよいか分からない。前準備ができないのだ。
もっとも、分かっていたとしても、出社していなければ書類が見れないのだから、勉強するといってもなかなか難しいだろう。

また、すぐにうつになってしまうのではないだろうか?
僕は仕事へのプレッシャーに耐えられるだろうか?

考えれば考えるほど不安になってしまう。

だが逃げ場はない。

逃げることを考えてはいけない。

何事もチャレンジしていくことで結果はついてくるのだ。
恐れてはいけないのだ。

そう自分に言い聞かせる。


僕は生きる価値のある人間だろうか?

あまりに不安で、神様にそう問いかけたくなる。

こんな気分は久々だ。

神様、どうかこの哀れな子羊に救いの手を。


何てね。
神頼みしている場合でもない。

毎日できることは限られている。

出来る限りがんばり続けるより他ないのだ。



2006年01月11日(水) 復帰できるか?

今日は久しぶりに仕事関係の本を開いて読んだ。

すると小一時間ほどで頭がしめつけられるように痛くなった。

今日はたまたま病院の受診日だったので、そのことをドクターに話すと、

「ああ、(うつ病の人には)よくあることですよ」

とのこと。
やはりうつ病の一つの特徴的な症状であるらしい。

ドクターには「良くも悪くもまだまだですよ」
と諭された。

自分では、もうかなり回復したと思い込んでいただけに、ちょっとショックだった。

こんなことで仕事に復帰できるのだろうか?


今日は、上司とも会い、復帰の時期についての話し合いを行った。

自分としては復帰の時期は3月からを希望している旨を伝えた。

すると、「まだそんなに休む気なの?」というような顔を一瞬された。

つらかったが、何とか耐えて「お願いします」と頭を下げた。

先方は2月からの復帰を考えていたらしい。

でも、できないものはできないのだからしょうがない。

本も読めない人間が仕事などできるはずがないのだ。


自分は本当に仕事に復帰できるのだろうか?

何だかもうだめだ気がしないでもない。

仕事ができなくなったら僕は……。

やめよう。今はがんばるしかない。



2006年01月09日(月) ベッドに迷う

新居にベッドを置くかどうかで迷っている。

布団と違って、ベッドはしまったりできないので、その分スペースを取るが、寝心地や、見た目はいいし、ちょっと格好いい。

いろいろと家具屋を見て回ったが、他の家具もそうだが、ベッドもピンからキリで、どれにするかなかなか決めづらい。

ベッドには、様々な種類がある。
スプリングがつながっているボンネル、スプリングがそれぞれ独立しているポケットコイル、ウォーターベッド等々。

それぞれに特徴があって、なかなか奥が深いと思った。

まあ、結局はお金との相談になるんだろう。
今はとりあえず結論を置いておく。
どっちにしろ、まだ新居の本契約もしてないのだし。


ところで、今日石川県から東京に戻ってきたのだが、電車の中で、小説のアイデアを考えていたら、ちょっとだけいいアイデアが浮かんだ。
近いうち、ホームページにアップしたいと思う。

それにしても、ホームページの更新がなかなか進んでない。
ちょっと工夫が必要かな。







2006年01月08日(日) 消費は楽しい

新居が決まり、いよいよ新生活が始まるわけだが、実は僕は現在家電や家具をほとんど持っていない。

東京に来る際に、処分してしまったのだ。

だからこれから生活するためには、それらを新しく買わないといけない。

そこで、今日は電器屋や家具屋を見て回った。

実際商品を見ていると、あれもこれもと欲しくなるが、先立つものは限られているので、どこにどれだけお金をかけるかを決めなければならない。

それが案外難しい。

洗濯機にしろ、電子レンジにしろ、テレビにしろ、ピンからキリまであまりにも豊富に商品がありすぎて決められないのだ。

洗濯機を買おうとすると、どうしても乾燥機付がほしくなったり、電子レンジを買おうとすると、どうしても機能が充実したものがほしくなったりする。

どこかで諦めるしかないのだが……。

加えて、家具の方は部屋の間取りとも相談しなければならない。

格好いいと思った家具でも、間取りと合わなければ買うことができないし、そもそもドアの大きさで搬入できる家具が限られる場合もある。

頭の痛い問題だが、案外それが逆に楽しかったりもする。

何かを買うという行為はやっぱり楽しいのだ。

結局、今日は大体の当たりを付けるだけで、何も買いはしなかったが、いろんな物の値段を知ることができて、また一つ新しい世界が広がったような気がした。



2006年01月07日(土) ステップアップ?

今日は慌しくも充実した一日だった。

ついに、というか、やっと、というか、ようやく帰る場所を作ることができたのだ。

何かというと、アパートを仮契約したのである。

場所はもちろん石川県。職場に歩いていけるという理想的な場所。
そして広さは2LDK。今の1Kから比べると天と地ほどの差だ。

家賃も65,000円とお手ごろだった。

最終的には不動産屋から紹介された物件に決めたわけだが、今回すんなりとアパート探しがうまくいったのは、事前に賃貸情報誌を買って当たりをつけていたからだろう。

賃貸情報誌を買っておいてくれた彼女に感謝、感謝。


やっぱり帰る場所があると、気持ちが落ち着く。

そして、ここから新生活が始まるんだと思うと、軽い興奮を覚える。

ここからリスタート。

僕はまだ終わってない。

そう心から思える。

これからこの部屋でどんな思い出を作れるか、今から本当に楽しみだ。

病気も少しずつだが確実に改善しているし、なんだか今日は希望にあふれていて気持ちがいい。

明日は家具を見に行こうっと。



2006年01月05日(木) 挨拶はなし

職場に新年の挨拶に行こうかどうか悩んだが、結局行かなかった。

別に職場の方は僕を待っているわけでなし、行かなくても誰も気にしないだろう。

この三連休の間に東京から石川県に戻ったときのアパートを借りてしまうつもりなので、新年の挨拶は、来週、アパートを借りたことの報告と一緒で済ませてしまおうと思う。

新年の挨拶に顔を出し、次の週にアパートを借りたことの報告でまた顔を出し、では来る方も来られる方も面倒だ。


休みの間、何か身になることをしたいと考えているのだが、MOUS試験はどうなのだろう?役に立つだろうか?

初級シスアドもいい気がする。

MOUSの全国一斉試験は2月、シスアドは4月なので、やろうと思えば両方できる。

とはいえ、欲張って、結局どっちも受かりませんでした、では困るし……。

ちょっと悩みどころだ。


今日は特に何もしなかった。

いや、正確に言えばしたことはした。

といってもゲーセンに行って、マージャンゲームをしただけ。

やっているうちに、「自分何やってんだ?」と疑問が湧いてきたのでやめたのだが……。

ろくでもない時間の使い方してるなあ、自分。

勉強しなきゃ、勉強。




2006年01月04日(水) 東京に戻る

休職中であることをいいことに、昨日東京に戻る予定だったのをずらして今日にした。

そうすれば、帰省ラッシュから逃れられると思ったのだが、甘かった。

特急はくたかに乗り、越後湯沢で新幹線MAXときに乗り換える予定が、大雪のせいで狂ってしまった。
特急はくたかが越後湯沢まで運行せず、長岡止まりになってしまったのだ。

結局、席を予約していたMAXときには乗ることができず、別の新幹線に乗って帰ることになったのだが、新幹線を待っている間のホームにできた人の列といったら、すごかった。
こんなに電車の中に入るのかという人の多さだった。

特に自由席はおしくらまんじゅう状態で、自由席に乗った人は本当に大変だったと思う。

僕はといえば、東京に戻るまでずっと立ち続けることを覚悟していたのだが、幸運にも指定席の空いている席にこっそりと座ることができたので難を逃れることができた。

東京に戻る間、やたらと眠気に襲われて、ほとんど何もすることなしに眠り続けていた。

帰省している間に遊びすぎたのが原因かもしれない。
(といっても時間にすればそれほど遊んでいたわけではないけど)

東京に戻ったとき、僕は本当に寂しいと思った。

もう実家に帰ってしまいたいような気持ちにかられた。

でも、ここが僕の戦場であることは現実だから、それを受け止めて少しずつ前進するしかない。

少しずつ、少しずつ。









2006年01月03日(火) 今年のテーマは

正月もあっという間に終わろうとしている。

今年のスタートは、旧友との再会から始まった。

例年にない、気持ちのよいスタートが切れたと思う。

今年の自分のテーマを漢字一文字で表すなら、きっと「再」ということになるんだろう。

3月か、4月くらいには、仕事への復帰が待っている。

仕事人として「再生」するのだ。

今度は、強いハートをもって仕事に臨めるようにしたい。


さて、今日は金沢に行き、転居先となる予定の場所の近くをふらふらとドライブした。

転居先は通勤に便利な場所にするつもりだ。

仕事人として再生する地になるのだから、慎重に選びたいと思う。

それにしても、転居というのは、不安もあるが期待もある。

何だか新しい未来が待っているような気がする。

そう思えるのは、うつがよくなってきた証拠かもしれない。

何にしろ、今はいいように全てが動いている。

この流れを大切にしたい。



2006年01月02日(月) 新しいスタートを

正月の間、いろんな友達と会って話をしたせいか、肩が軽くなったような気がする。
やっぱり気の合う仲間と気を使わないで話をするというのは、ストレス解消になるのだろう。

思えば、東京ではそんな仲間もおらず、いつも孤独だった気がする。

孤独の上に、仕事での問題が重なり、どうしようも自分を支えられなくなった結果、今のようになってしまったということだろう。

これからは、もう休職なんてことにならないように、何か嫌なことがあったら友達に電話でもしてストレス解消するようにしたい。

さて、そろそろ東京から金沢に戻る準備を始めなければならない。

金沢に戻るときは、新しくアパートを借りなければならないが、できれば今月中の早いうちに借りてしまいたいと思っている。

次に借りるときは1Kではなく、2DKを借りようと思う。

2DKならお客を招くときも場所に困らなくてすむし、部屋を仕事用と休息用に分けることもできる。

場所は、通勤を楽にするため、会社のすぐ近くに、と思っている。
徒歩で会社にいけるくらいのところが理想だ。

なるべく残業は今後しないようにしようと思うが、もしきつい残業をしなければならなくなったとしても、部屋が近ければ幾分は楽ができるだろう。
一旦部屋に戻って仮眠をとってからまた仕事場へ戻る、ということもできる。

新しい部屋で新しいスタートを切る。

何だか妙に気分がうきうきする。

そろそろ、病気も回復具合に手ごたえを感じ始めているし、近頃いい感じだ。



2006年01月01日(日) とりとめない文

今日は小学校時代からの友人たちと久しぶりに再会した。

Mとは一年ぶり、もう一人のMとAとは5年ぶりの再会である。

話をしていて、あらためて人生はいろいろだなと感じた。

Aなどは半分ニートのような生活をしていた。

よくやるなあと思う。

人間、どんな風でも何とか生きていけるもんだと感心した。

そのAがおもしろい画像データを持っているというので見せてもらったが、何と事故画像(交通事故などの現場写真、グロ)だった。

正月早々強烈なインパクトである。

友人達から、さらに他の小学校・中学校時代の友人の話を聞いたが、どいつもこいつもなかなかの人生を送っていると思った。

ある奴はニュースキンというネズミ講まがいの詐欺にのめり込んでいたり、またある奴は仕事で毎月外国に行っていてほとんど日本にいなかったり……。

一体、どこに人生の分岐点があったのか分からないが、人生はいろいろである。

さて、一年の始まりは懐かしい友人との再会で幕を開けたわけだが、これからどんな一年が待ち受けているのか、楽しみである。


 < 過去  INDEX  未来 >


士郎 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加