コミュニケーション。
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人生は選択肢の連続で、それでも、 人間は勝手に毎回ベストを尽くしているのだからいつもしあわせなのだ、と、 みつろうたんは言う。 私もそんな気はする。 たとえば、元カレとモメいなければ、夫とうまくやっていける私は存在しなかったかもしれないし、 (多分、世間一般の常識で生きていたら結婚しない) 結局は全て、これから起こることのための準備なのだ。
好きな人にフラれて、もう別れたくないからと婚活をしているという人を見た。 いや、離婚というものが存在していますが… 夫と結婚したいとは思っていたけど、 夫に結婚願望はなかったし、ゆくゆくは別れも仕方ないとは思っていた。 元カレとぐずぐず好きなだけやった分、別れは怖くなかったのかもしれない。
似たような思考で、ラジオに出会っていたら夫には出会っていなかっただろうと思ったけど、 夫に出会って、家庭ができた私だから、もうよかろうとラジオに出会えたのかもしれない。 確かに、前にも書いたけど、独身のとき出会っていたら、 多分上京してひたすら彼らに貢ぐだけの生活になり、 悪くすれば愛を直接返してくれるホス狂いになっていたかもしれないと思うことがある。 そういう人生も等しく尊いと思うしむしろ羨ましいが、 それはちょっとご先祖様的には許されなかったんだな、と思ったり…。 だからまぁ、今私がすべきことは、ほどほどに、 彼らから愛と活力をいただきながら、この家庭を切り盛りしなさい、 子どもを育てなさい、ということなんだね…。
さて、最後の妊娠生活の今、実感がないないといいながら、 ちょっとばっかりお腹が出てきた。 つわりは終わってきたものの、体重は減ってる。よし。 前回の検診をちょっと早めに行ってしまったので、次はちょっと遠い。 実感を足すために、BabyTickerというブログパーツを、 長男ぶりにつけてみた。懐かしい。 いまはやっと12w。
ほんとに大丈夫なのかなぁ…ぽっこりしてきたとはいえ不安だなぁ… 不安なら病院に行けばいいのかもしれませんが、 前回9wで行ったら「早いね」って言われたしなぁ。
夫との出会いは、若い私には運命としか思えず、 妊娠も、元カレとのほうがずいぶん可能性はあっただろうにそれまでなかったので、 「これまでどういう人生を歩んでも、きっと夫と出会って結婚していただろう」と思っていた。 まぁ別に、そうでもいいんだけど、 私のなかであまりにオタク意識が高まると、 結婚前にこれに出会っていたら、結婚どころか夫と出会いもしなかったのでは?と思うようになった。
このラジオの前に仮面ライダーの波があったのだけど、(もちろん今でも好きだけど) リアルタイムの放送は、夫と出会った年で、 既に夫にメロメロだった私の目には、面白そうだな〜と思いつつも、ハマるまではしなかった。 このラジオは、私が夫と出会う1年前に始まっているが、 そのときはもちろん知らない。 というか、大学を辞めたり、元カレとごちゃごちゃしていたころはオタク活動が縮小されていたので、 (今思えば精神バランス崩れているんだけど) ラジオと出会うタイミングすらなかった。 しかし、出会っていたら絶対に、独身の気楽さからばんばん上京したりなんだりしていた気がするし、 一人暮らしもしていたかもしれないし、 オタク道まっしぐらで、結婚願望のけの字もがの字もなかったような気がする。
そう考えると、精神バランス崩れたのは私のせいではないので、まぁ、 人生の流れということで、逆らえなかったのかもしれないけど…。
だからまぁ、オタクで独身の人々は、恵まれていると思って、 思いっきり楽しんで欲しいなぁと思うのだ。 私の分まで…うっ…
*****
どうでもいい話だけど、 さっき、「女の子を産めばよかったと思いますか」という質問があった。
いや、あんたはお腹の子の性別選べるんか。 普通選べないのに、「女の子を産めば…」って絶対ならない思考だと思う。 妊娠前から産み分け頑張ってて、成功した人に質問です、ならわかるけどね…。
イベントのライブビューイングに行ってきた。 しょっぱなからツボの曲(古いので今まで生は聴いたことなかった)をやられたので、 あぁぁあああぁぁなんとしても行けばよかったぁあああぁぁあ(その他もろもろの後悔) ってなって泣いていたんだけど、 代わりに行ってくれた人が「まりあさんの気持ちの分まで一緒に」と言ってくれたのを思い出して、 なんとか持ち直した(友達ってありがたいね)。
で、結果から言うとその席はよいほうだったらしく、 私の好きな声優からの指差しをもらえたらしいので、 本当に安心したし、私ももらえたことにして、脳内補正。平和。幸せ。 席もわからないうちにお願いしたので、 もし3階席とかだったらどうしようごめんなさいって焦っていたので…
そしてその友達がどこまで腐っているのかは知らないが、 私は少なくとも彼ら2人のブロマンスな描写にしぬほど萌えていて、 もうほんとごめんと思いながら彼らが肩組んだり手つないでいる場面に心臓を持っていかれた。 セックスはしなくていい。恋人じゃなくていい。 離れたくても離れられない2人でいてほしい…
しかもこの人たち、最初はほんと仲わるかったんだ… 一人はプロ意識ばりばりだけど一人は天然でゆるくて… わるいとまでは言わないけど、ほんと仕事だけの付き合いだろうなー感が… で演出でだけ2人くっつかせてて、プロ意識のほうが「ねーよ!(怒)」ってなってたんだけど、 だんだんゆるいほうが天才発揮しだして、プロ意識の斜め上いくようになって、 最初、プロ意識が「こいつについてのコメント?ないです」って言ってたのが、 去年のイベントで「でもお前がいないとダメだよ」って言い出して、 ファン悶絶。歓喜。
だから今回のイベントなんてもう完全に、 「こいつは意外と天才」とか「これからもこいつと頑張っていきたい」満載で、 はぁー、もう…もう… ありがとうございます(土下座)って感じだった…。
行きたかった…!って泣いたりしたけど、 実際に行っていたら、現実に帰れないくらい持っていかれてたかもしれない。 九星気学では、プロ意識のほうに近づきすぎたら私は溶けてダメになってしまうし、 (ダメ、がなんなのかわからないが) この家庭を維持していくことが私の幸せの道なのに、 この家庭を捨て兼ねない!ってなって、お腹の子がストッパーになったのかな…と思った…。
で、今プロ意識のソロライブのトレイラー見たら、警鐘がガンガン鳴る。 どこからですかと言われても知らん。 これを生で見たら私は多分やばい。 ダメになるのは、ダメになっても大丈夫な他の人に託したい。 私の分まで彼を愛して、彼に貢いで欲しい。
***
少し落ち着きたくて、鬼束ちひろをかけていたら、 「陽炎」がかかった。 恋愛の歌としても大好きだけど、 当時センセーショナルだった、大阪2児餓死事件にかぶせて聴いていた時期があった。 誰の責任か、なんて関係ない、ただひたすらに、 タイムスリップしてその子たちを助けてさらってしまいたかった。
ひたすらに母親が叩かれて、でも私は完全に他人事だとは思えなかった。 母親になんらかのトラウマや愛情飢餓からの精神疾患が(軽くても)あるのは明らかだし、 学がないから夜の仕事しかない、男、ホスト通いの悪循環。 近所の誰も、彼女を、子供達を、助けなかった。
だいたい、この子どもたちの血の繋がった父親は、養育費も払っていなかったし、 姑ともども、引き取る意思もなかったのである。 離婚の理由は母親の浮気と借金だそうだけど、 既にそういう母親だったのならば、何故自分達が育てると言わなかったのか? 離婚においては母親が強いからとれなかったと言うならば、 様子を見にきたり、電話をかけたり、面会権を行使したり、できることはいくらでもあったはず。 それでおいて遺族面して「極刑を」とは、寝言は寝て言えなのだ。
その怒りを思い出して、自分のお腹の子を思い出して、はっとした。 こんな私が、中絶できるわけなかった。 今抱える家族と自分の幸せとを天秤にかけても、選べなかった。 選べる道理があるまい。 もうだいぶこの妊娠を好意的に受け止めているとはいえ、 私に3人も育てられる気もせず、テンションは低いままだったけど、 世の中のネグレクト野郎どもへの怒りを愛に替えて、 家族を愛そう。
いつだってそんな気持ちになる。ありがとう、と思う。 それが、会ったこともない子どもたちへの供養にもなったらいいと思う。
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アメブロ転記
行けなかったイベントのライブビューイングに行ってきた。 開始早々、行けばよかったと泣いた。 今まで聴きたくても聴けなかった、昔の曲がしょっぱなからきて、 日常を支えてくれてた曲だったから。
でも、10周年記念イベントだけあって、3時間半の公演だったので、 近所ならまだしも上京してこれはやっぱりキツかったかもなぁ、と思い直した。 ライブだけじゃなくて博覧会とか歩き回ったり並んだりのイベントもあったし…。 俺のせいじゃないと言われたとは言え、私だけの子ではないのである。
それに、代わりにイベントに行ってくれた人が、 「まりあさんの気持ちの分まで一緒に」と言ってくれたことが、 卑屈な心の救いになった。 友達って本当にいいね(アラサー) しかも、席もアリーナで神谷さんの指差しがもらえたらしい! そんな席で本当に安心した! まだ席もわからないうちにお願いしたので、遠かったらどうしよう;;ひぃ;;って思って聞けなかったんだけど、 私まで神谷さんの指差しもらえた気分・°・(ノД`)・°・ 本当によかった!!!!!!
また、演出も、 心が狭くて席のよしあしを考えすぎて卑屈になる私のために、 (私だけじゃなければ嬉しいけど) リクエスト1位の曲は、どの席からも遠いところで、 雰囲気たっぷりに歌ってくれた。 きっと、彼らにも、ファンを感じられるひとときだっただろうな、と思えて、幸せだった。 ていうか、本当にどこにいても、 みんなが楽しめるイベントにしよう、っていう心意気をずーーっと、 ほんと、3時間半ずーっと感じた。 ライビュにもいっぱいサービスしてくれた。
こんなにも愛せる彼らに出会えてよかった。 もちろん、彼らのファンにだって、ライトな層や、 彼らだけに興味があるからスタッフは興味ない、とか、いろんな形があって、 それはそれでいいけど、 私は、彼らとスタッフとファンのみんな、ぜーんぶ好き! って思える人間で、本当に幸せだなぁと思いました。
球技大会も無事終わったし、(結局2試合出場したけど異変は特になし) やっと一息つける気になった! ちょっと休んだら引越し準備〜〜
高校時代はわりと黒歴史で、 別に元カレのことだけではなく、 進路もてきとーだったし出席もしてなかったのがダサいなぁ、 何でだったのかな、といつも振り返るんだけど、 当時は色ボケてたのもあって元カレのせいかなぁと思ってたんだけど、 最近は、母親も病気だったし、 それまでは曲がりなりにも保たれてた家族のバランスが崩れて、 私の生活習慣や未来への展望も崩れてたんじゃないかなぁと思うようになってた。
別に母のせいだけにしたいわけではなくて、 私自身、プライドだけが高くて脆い性格だったし、 そういう諸々コンボでガタガタだったのかなって。 想像だから、色ボケの可能性もあるけどね。
で、 何であの高校選んだのかって今日思い出したら、 鶏口牛後、進学校に行くよりばかなところに行って1番になったほうが、 私にはいいんじゃないかって当時の担任がアドバイスしたから。 私も担任信頼してたから、そうかもって思ったけど、 実際は、ほんとに周りがバカすぎて、1位なんて本気になればすぐとれて、 つまらなくなった。 でも、勉強は苦手でも、みんなちゃんと自分の将来を決めていて、 そこに向かって毎日出席していた。 それが私のできなかったこと。 コンプレックスだったのかも。
ソプラノ歌手って夢があっさりつぶれて、 音楽の先生にって言われたけど、親が先生だからなりたいとは思わなかった。 もちろん、親みたいにと思う子もいるだろうけど、私は違った。 じゃあ何になるのかって言われたら困った。 それはそれは困った。何もなかった。
ないならとりあえず大学に行こう、お前なら国立を目指せると言われたけど、 とりあえず、が理解できなかった。 試験には行かなかった。
今でもなりたいものはない。 ただ、思い出していて、 鶏口牛後……別に何かの1番にはなりたくなかったし、 今もなりたくないな、と思ったとき、 あぁ……私は私でありたかった、と思った。 今だって、私でありたい。 でも私とは何だろう。 高校のときも、そうやって模索していたのではなかったか。 だから、私を鏡として見せてくれる「彼氏」というものにのめりこんだのではなかったか。 そんなことを考えて、少し腑に落ちた気がする。
つわりは終わりかけだとは思うが、時々、揺れ戻しのように不快さがある。 今日は夫が昼はお弁当買おうなーと言ってくれてたけど、 どうも食べきれる気がしなくてどうしようと思っていたら、 たまたまだけど夫が忘れてくれてたので、そのままにしておいた。
決まった時間にやってくる気持ち悪さは終わったと思う。 だけど、時々オートに眠い。 とても抵抗できない眠さなのだ。 生理前にもこれはあったが、嫌だったので、辛い。
2日前の喧嘩は、夫の中では終わっていると思うが、 私はまだなんとなくひきずっている。 しかし、話を蒸し返そうものなら、たちまちヒートアップしてしまうのが問題。 こういうとき私はよく夫の友人達(常識人)を利用するけれど、 あまりやりすぎるのも友人達に申し訳ない。
日曜はくだらない育友会のレクレーション。 妊婦だから言え、休めって言われるけど、 私代表役員だし、係の人は不参加で人が足らないし。 でもその後は、断念したイベントのライビュだから、少しは気も晴れるかな。
喧嘩のもやもやを、そのままにしておいていいのか、ちょっと迷う。 忘れることなんて簡単。 耐えるのも簡単。私にはね。 きっと日々はいつのまにか過ぎていって、そのうちいいこともあるだろう。 でも、それでいいのかな…? と考えるのは、いいかげん小娘は卒業して、名実ともにアラサーになったということなんだろうかな。 前ならすっぱり忘れてたと思う。楽だから。
前に、離婚カウンセラーの人が、離婚を考えてるときの本気かどうかの指針は、 「夫の食べ残しを食べられるか」 だって見たんだけど、 前は、食べれる(ていうか離婚すら考えてないときだから当たり前だけど)って思ってたんだけど、 今は、なんか、想像がつかない…。うーん…。 まぁでも、生理的に嫌とか汚いとかはさすがに思わないかな…。
後、昨日夫が「○○(地名)に旅行行きたいな〜」って呟いてて、(独り言) 前だったら家族旅行をイメージしてたんだけど、 今は、はー、一人で行けばいいじゃん、って思って、(どうせ私妊婦だし) うーん、こんなことは前はなかったんだけどなーって。
こういうのが、いわゆる、新婚時代の愛が冷めるってやつなのかなー。 新婚時代、長かったってことかーwww
ブログに喧嘩の詳細を書き連ねていたんだけど、 旦那ばかり大事にして、(伝わっているかはまた別) 自分の幸せが後回しだから、知らず知らずストレス溜まってるのかもしれない。
ある意味、自分中心に生活はしている。 でも、だらけた意味ではなくて、きちんと自立する、 ってところからやらないと、他者を大事にしている気持ちも伝わらないらしいのだから。
車が、誰か乗せる予定もないと汚いままなのが悩みなんだけど、 心象風景とすれば納得もいく。 掃除をするということは、一番身近な、「自分を大事にする」なのかもしれない。
*****
前日の日記に「惚れた腫れたで全て解決させない」と書いたけど、 さっき、「夫に好きな人がいるのを直感したが、子どもが3人いるので別れようとは思わない」という文言を見て、考え込んだ。
…私は、そんな状態には、耐えられるだろうか…?
確かに、離婚になってもかまわないと考えているが、 今昼間になってよく考えたら、私は妊婦だから、 少なくとも生まれるまでは働けないな、ということに気づいて、 それまで親に世話になるのも悪いしな…という気にはなった。
だけどそれは、「離婚に同意しない夫」と、「外に女がいない夫」が在るからであって、 もしどちらかでもいなくなれば、何がなんでも離婚に向けて動くと思う。
標準体重まで浮気はOKとなっているのでまぁ浮気なら離婚まではできないと思うけど、 「好きな女がいる夫」「その女と思いが通じている夫」(肉体関係に限らず)に、 人格否定や過去に恩着せられて、意地でも壊れかけのタンスを捨てない!と言い張られたら、 離婚しない自信がない。 好きな女と暮らしたほうが幸せですよね?という話。
それこそ惚れた腫れたが、というより、子ども達から父親を奪えないということなのだろうか? 私もそれは今朝考えた。 子ども達はパパが大好きだ。 自分が我慢すれば、子ども達から父親を奪わずに済む。 もし子ども達とよく遊んでくれてよい影響を与えてくれるなら、それもいいかもしれない。
だけど単に「自分の理想の家庭像」から遠ざかるというだけなら、 「子どものために」とは、私は言いにくいような気がする。 私はふた親揃っていたけど、思春期に母親が倒れたのがでかかった。 シングルだろうが、両親揃ってようが、 ちゃんと育つところは育つし、ダメなところはダメ。
親が幸せじゃなきゃ、子どもも幸せにはなれない気がしてきた(笑顔に置き換えてもいい)。
逆に、浮気してようが、不倫してようが、公認で家族が笑顔なら、いい気もする。 私が浮気OKとするのは根底にそれがあるからだ。
あぁやっぱり。 個々の幸せを徹底的に追求する。 これしか、幸せへの近道はないのだ。
喧嘩が続いている。しかも重い。 何で離婚しないんだろう。 自分の気持ちもよくわからない。
あー、こんなに傷つく感覚は久しぶりだな、と思った。 元彼との恋愛は、結果的にダメな恋愛だったとはいえ、 斬ったり斬られたりのガチバトルだったんだなとは思った。 毎日平和であることが優先される「家庭」という場だと、 なかなかそこまでは発展しない。 若くて体力あったんだな、私。
でも結局、結論はこないだと同じ。 旦那の幸せ侵害してるんならもういい!離婚しよう(本気) っていうと、旦那はひっこむ。 私が惚れているのが伝わっているから信じてくれるんだろうか。
私は確かに今でも旦那に惚れているけれど、 惚れているからと追いかける体力はもうないのだ。 それは子育てとこれからの妊娠生活に使わなければならない。
離婚を切り札に喧嘩する奥さんをよく見るけど、 私は毎回ガチのつもり。 今は引っ越しも控えてて、決めるなら今だしね。
ふむ。 惚れた腫れたの感情で全て解決しないのは、 少しは大人になったのかな。
幸いなことに、11wにしてつわりが治まりつつある。 多少食べづわりの残滓を感じるけれど、 あの夕方から始まる、何を食べても食べなくても辛い時間、がなくなった。 食欲はいまだにあってないようなものなので、痩せ続けていて、 これはありがたい。
あまりに体重が減るので、 うちの体重計はセール品だし古いからあてにならないのでは?などと思っていたけど、 先日行った検診で測った数字とはあまり変わらなかったので、ほっとした。
先日からそばブームがきている。 ざるそばを食べた後は気分爽快だ(食べつわりの場合こういう表現にしかならない。不思議) が、あまり毎日食べては赤子をそばアレルギーにしてしまうかもしれないし、 時々そうめんにしている。
めんつゆを買うのがめんどくさかったので、 家にあった白だしと醤油とみりんを毎日適当に混ぜていたら、 だんだん、目分量が上手になって(日本語)、今日のはいちばん美味しかった。
あと、ツイッターで有名なおばあちゃんが、 トマトに砂糖、にハマったらしく食べているのを見て、 あぁ懐かしいなぁ、と思って今日食べた。
3人目ともなって何を今更、なのだが、 エコーで見える2次元のままではなく、 今、このお腹のなかにはちゃんと厚みのある胎児がいる…?と考えたら、不思議な気持ちになった。 今まで、考えたこともなかったのだ。 「お腹にエイリアンがいる感覚」と表現した人を見たけど、 少しだけ、それもわかる気がする。
妊娠してからの超初期のときに頭痛薬を毎日飲んでいたのが、気になっていた。 今調べてみると、 影響がないとされる3wと、ここからは絶対過敏期(影響大)とされる4wの境目で、 ほとんど飲まなくなっていた。多分。 境目がちょうど4月と5月の境目なのだが、4月末日は親戚の結婚式で、 朝からばたばたして、あぁ、薬を持ってくるのを忘れた、と思った。 しかしなくても困らなかったために、あぁ、治ったのかなぁと思い、 朝起きて薬を飲む、という生活が終わった覚えがあるのだ。 それから、5月の最初の日曜日に友達とイベントに行ったけど、その日も薬は飲んでいなかったと思う(既に妊娠を気にしていたし)。
書きながら思い出したけど、この時期アルコールもよく飲んでいた…。 だいたい5wにはどちらもやめているのだけど、 こればっかりは産まれてみないとわからないのがつらい…。
夫はプレイボーイだけど、基本的に浮気はしないタイプだ。 元々の人格がそうなのだろうと思う。 それでも、ダメな女でダメな妻の私に、よく耐えてくれるものだと、感謝していたつもりだった。
58kgに痩せるまで浮気しても不問、にしているが、 やっぱり浮気されたら私も辛いと思うので、(想像できないので他人事のよう) もう子どもも大きくなったことだし、本気で頑張ろう、 と体重をグラフ化し始めたところに、この妊娠だった。 だから私はまず動揺とショックから始まったのだ。
元カレには浮気されてからの破局だったのに想像できないとはどういうことか、 ということも一日分の日記のネタにはなりそうだけど、 今日はとにかく昨日の喧嘩とその後を吐き出しておく。
夜中寝る前に、
「女が趣味だけど、結婚してからはできないからドラマばかり観ていて、 それを奥さんから指摘されてキレてハジけてしまってあとは浮気三昧、 って話を見たから、お前もそうならないように気をつけろ」
と言われた。
「俺は女が好きだけど、お前達のために浮気してない!褒めろ!」
みたいな言動はこれまでも1年に1回くらいしてきていて、 そのたびに感謝を交えつつも「ハイハイエライエライ」と流していて、
今回も、昼間にちょっと言い争いがあったので、 それでかな、と思って、 またそうしようかな、と思ったけど、
なんせ今は妊娠初期、情緒不安定。 イライラもストレスも溜まり気味。 こっちだっていろいろ我慢しとんじゃ!が爆発。
…しかけるのを察知したので、そこはアラサー、なるべく抑えつつ、
「まぁね〜、こうやってちくちく言われたほうが、 ○○さんみたいに影で現地妻作られたり出会い系されたりするよりマシだなって思ってるよ〜」
と返した。
これが、夫には気に食わない。 「はい、ありがとうございます」が理想なのである。 更に重ねて、 「俺の本当の趣味は女」 「休みにドラマばかり観るのは本意じゃない」 と言い出して、 妊婦なのに息子25kgを抱えて布団に運んだ後で内心不満だった私は、 「じゃあやればいいじゃないですか!」と、やっぱり爆発してしまった。
しかもその声で娘も起きてきて、シングルの布団に寝てしまい、 私が寝れないじゃない!とヒートアップ。 まぁこう書くと、結局最初に夫をあしらえなかった私が悪いのかもしれないけど。
夫は、鼻でふふんと笑っただけだった。 これがまた腹が立った。 私は本当に、浮気したけりゃすればいいと思っているし、常々言っている。 デキの悪い妻だし、欲情したくなる体でもないし、 あぁもう嫌だな、と思われたって仕方ない、と思っているから。 そして58kgまで不問というルールにしている以上、 「浮気をしない」という決断は、夫の意思なのである。 私が、「浮気は絶対にするな」と押し付けているのではない。 もし押し付けられていると感じているのであれば、 それは彼自身に幼少期から植えつけられたモラルであるし、 一般常識に反している、という思い込みなのだ。
常識に反していようが、夫婦のルールに則っているなら何の不都合もないというのに。 それをさも「私のため、子供達のため」を恩着せるのが腹立たしい。
「あなたが女好きなのは結婚前からわかっている。 できのいい妻でもないし、だから浮気されても仕方ないと思って暮らしてきた。 痩せるまではokのルールも作った。 それでもやっぱり本当は嫌だから、今度こそ本気で痩せようとしたところにこの妊娠だった。 あなたに嫌われたくないあまりに出来てしまったなんて皮肉だし、 結果、出産するまでセックスもできないし、 だから浮気されても文句も言えないと思っている。本当にこの妊娠は辛い」
と泣き喚いた。 ちょっと妊娠に話がズレてしまったが、
「女遊びをするのが俺の幸せだというなら、やればいい。 私は、あなたが幸せなのがいちばんだと思っている。 私や家族があなたの本当の幸せを制限している、邪魔している、なんていうのは耐えられない。 あなたが望むなら浮気も許すし、邪魔ならば離婚もする」
離婚のフレーズは、言質とられても嫌だし慎重なのだけど、 昨晩はそれでもいい、と思った。 夫の幸せを制限しているのならば、それは正しい結婚ではない。
誰かの幸せを制限することは心底嫌だ、と思った。 でも、それは不可能なのだろうか。
泣き喚いたせいできちんと伝わったか不安だったけど、 夫は、 「俺はこいつらと離れたくないから浮気しないんだ〜…ゴニョゴニョ」 と言って来たので、 どうやら伝わっていたようである。 それが夫の答えなのだ。 浮気して、最悪離婚になって、子どもたちに逢えなくなったら嫌だ。 それが、今の夫の答えなのだと、認めてくれて、よかったと思った。
私も、つわりのせいにして、家事だけでなく、感謝もおろそかだったのかもしれない。 知らず知らず、妊婦様になってふるまっていたのかなぁと反省した。 言ってないけど。
娘が保育園で妊娠をバラしてしまったので、(まぁ今まで秘密にできていたのも奇跡) 朝から他所のお母さんのおめでた情報などで世間話。 お迎えなどで会っていたお母さん達と同学年なのは、 お互いいつまでこの地域にいるかわからないけれど、少し安心する。
つわりの終わりが見えてきた。 始まるのが早かったのと、前2回のおぼろげな記憶から、 一般的なピークより終わりが早いのではないか、と思っていたけど、やはりそうらしい。 今は10w、一般的なピークはここらしいが、 私のピークは6w〜9wあたりだった。 数えてみると短いなぁ。 まぁ、まだ揚げ物やコーヒーや甘いものは入らないけど。 でもそれって幸せなんだよなーー痩せた!! これからじわじわ食欲も戻って体重管理にひやひやするんだろうな。 内臓脂肪いっぱいあるんだから頑張ろう…。
だいぶん気持ちが変わってきたな。 妊娠のこと悩んでいる日記が、別人みたいに俯瞰できる。 はー。それでも私なんだけど。
つわりがあっても兆候がなくても万一のこともある、 と読んで以来、 診察に行かなければ不安な状態になった。
不安イコール母性本能だとか愛、ではなく、 万一があればまた予定が変わるし、イベントも行けるし、 何より、これまでの生活が変わらないではないか、 という、人でなしの思考によるものである。
大体、つわり以外に妊娠の実感がわかなかった。 最初のエコーを見たときの喜びもなかった。 それはそれでショックだったけど、それはまた別の話。
前2回のつわりの記憶がおぼろげということは何度も書いたけど、 つわりがおぼろげということは初期の記憶もおぼろげで、 多分、何度か診察があったから病院に任せていて、 結果、2週間に1度は順調な姿を見ていたのだから安心しきっていたのだと思う。
だから残っている記憶は、お腹が大きくなってからの、 あばらを蹴っただとか、逆にあまり蹴らない、女の子だからかしらとかの記憶で、 胎動も性別もまだ先、しかも無事に育っていたらの話、だと思うと、 気になって気になって仕方なく、 ちょっと早いと言われるのを見越して、検診に行った。
案の定そう言われたけど、拒否はされなかった。 血圧も尿も正常、子宮にも異常なし、 赤ちゃんは週数どおりの大きさ、順調ですよと言われた。 エコーで見えた赤子は、もう手足が4つ見えて、 頭もちゃんと丸くて大きくて、 私の心の第一声は、「あ、よかった」であった。 ほっとしていた。
それが、どこからくる気持ちなのかはまたわからない。 単に、万一のことがあって、自分を責めずに済んだ、ということかもしれない。 つくづく思うけど、 まだ声も顔も性格もわからない赤ちゃんを心底愛している、なんて、 ありえない話だ。 父性が、生まれてから育つものとされるように、 生物としての基本的に子どもを守る本能はあっても、 愛の泉があってわきでているわけではない、と思う。 もちろん、それを持っている人もいるのだが、 万人ではないので強制はできないし、少なくとも私は持っては居ないのだ。 2人を育てながらよくわかるのだ。
だから、赤子の順調ぶりをホッとしたからといって、 今回生まれたさまざまな自分を許す気もないし、妊娠を100%肯定できたわけでもない。 ただまぁ、選択肢がひとつしかなかったころよりは、 いいのかなぁ…、という気がしている。
気だけは早くて申し訳ないと書いたが、 まだマタニティーブルーの残る中、そういうことでも考えないと楽しみがないのだった。 今度こそ何か手作りして待っていてやりたいが、 性別がわからなければ色も決められないし、 (黄色はどちらにでも使えるけどあまりに赤ちゃんオーラが出ていやだ)
イベントには行かないと決めて、その手配も着々と進む中、 今回のイベントは10周年ということがもたげて、 イベントの公式ページを見るたびに辛くなってしまう。 そんなの当たり前でしょ、新しい家族が優先よ、とらくらく割り切れる人間だったらよかったのに。 まぁ、そういう人は産後クライシスにもならないだろうし、 この人たちに救われた…!って追っかけになることもなさそう。
というのは、自分が立派に産後クライシス状態だったことを、 今更ながらに実感したからだった。 でも、別に夫に嫌気がさして、がメインじゃなくて、むしろ、 私のほうが自分や環境の変化についていけなくて、 もっともっと夫に構ってもらいたくて、愛されたくて、 愛されてない…と負のスパイラルに落ち込んで、全然可愛い女じゃなかった。
幸いにも息子の世話に追われたり、娘を妊娠したりして、 とてもじゃないけれど離婚を具体的に行動に移せはしなかった。
それが、娘が保育園に行ってくれたころ、私はiPhoneに出逢い、 電王に出逢ったのだった。 まさに命の水と思しき感覚で、死んでいた「感性」が生き返っていくようだった。 そこから更に縁で声優のラジオに出会い、瞬く間にとりこになった。
とりこになってお金はなくなるわ遠征するわと忙しいけれど、 少なくとも、私は活き活きとして、夫に愛されないなどと無駄に悩むことがなくなった。 そもそも、夫は夫で精一杯私を愛してくれているのである。 それを穿って、更に求めて、ややこしくしていたのは私だけであって、 その葛藤が、彼らを愛することで発散されて、 夫に100%求めていくことはなくなって、本当に楽になった。
もちろん、離婚しなかったことは娘のおかげ、というのはあるけれど、 私を元気にしてくれた彼らのことも、恩人だと思っている。
だからまぁ、そう思うと、恩人なのだから、無理に会う必要はなく、 どういう形であれ彼らに恩返しができればいいではないか…という心境には、 やっとなれたんだけどね…。 うぅ…。
さて、手作りの品の話に戻るけど、 今のところ考えているのは、フェリシモのパッチワークおくるみと、 オーガニックウールでのおくるみ。 生まれてくるのが1月なので、娘のときより寒そうだなぁと思い。
棒針モチーフを継ぎ合わせようかなぁ。 かぎ針って糸始末がめんどくさくて。
今日のつわりメモ。 朝からはかなり気分がよかった。寝る前のグレープフルーツはやっぱりいいのでは。 ただ、昼前にムカムカする。 昼ごはんは、アボカドのブラックペッパー漬け丼と、古いごはんの水漬け。 アボカドもおいしかったけど、 水漬けという食べ物の、なんと平和なことか。 しあわせだった。
冷たい麦茶漬けが一般的なのかもしれないけど、今は麦茶の香ばしさもだめなのだ。
今朝の体重は現状維持。 お菓子が食べられない、という状態は今だけだろうから無理かもしれないが、 今の時期の食生活をいちいち記録しておけば、 後々いいのかも、しれない。 実りあるつわり、なのだろう。 ありがたい。
明日は夫が外食に連れて行ってくれるのだそうだ。 とても嬉しいけれど、食べづわりとはいえ、夕方からどうしようもないムカムカがやってくるので、 多分、元気にモリモリは食べられなさそうで申し訳ない。 お茶漬けでも啜ることになりそう…。
つわりでの男女差はわからないのが現状だそうだ(そりゃそう 私は息子のとき、夕方からおかしくなったのを覚えていたのでまた男かと思ったんだけど、 娘のときは単に覚えてないだけだし、 食べ物の好み、からはわからない。
大きな傾向として、男の子はジャンク的なものが食べたくなって、 女の子はスイーツが食べたくなるのだそうだ。 確かに息子のとき、私はチーズが食べたいと思ったけれど、 だからってジャンクフードにはいかなかったし、 娘のときは肉が食べたかったし、 今回なんて、どちらも無理で食べられないし…。
お腹の形でわかる、というのは私は当てはまっていて、 「突き出ていたら男」「横に広がっていたら女」というのはどんぴしゃだった。
しかし、妊娠のスケジュールみたいなものを見たら、 まだ性別さえちゃんと出来ていないのに、本当に気だけ早い親で申し訳ない。
妊娠で悩みだしてこの方、好きな声優のラジオも曲も聴けなかった。 悩みでそれどころではなかった、と同時に、 鬱っぽい気分と、大好きな曲をリンクさせたくなかった。 後々曲を聴くとき、この時期のことも一緒に思い出したら本末転倒ではないか。
今日は、つわりの体調はよくないけれど、 精神的にはわりとよくて、久しぶりにラジオを聴いて曲を聴いてDVDまで観た。 イベント参加できないことが今更ながらに残念だけど、 私に家族が欠けたら生きていかれないのはわかっている…。 家族あってのファン活動なのだ…。
本当は、というか、元々の私の気質は、 現実で惚れこんだら一直線、を、ファン活動にも持ち込んでしまうタイプだ(どういうタイプなのか たびたび西川君のことを元カレなどと不遜な書き方をするように、 追いかけている対象のことを、恋人のように見てしまう。 恋人になってほしいと願ってしまう。特別になりたいと思ってしまう。 紙一重でまぁストーカー気質なんだろうなとは思う。 オタクのなかで分類すると、「キャラ × 自分」の夢女子タイプだ。
で、一時期まで西川君も、こういうタイプの女子を狙った曲だったのだが、(主観) 離婚したり会社が変わってから(主観)彼が本当にやりたい路線でつっぱしりだしたので、 もちろんそれが最善で素晴らしいことなのだが、 いかんせん夢豚で西川君に理想の彼氏を委ねていた私はついていけなくなったのだ。
そして寺島とすったもんだした挙句、 今の夫に出逢いメロメロになって今に至って、 夫はメロメロ状態の私をよしとしてくれるから本当に楽で、 私の夢女子願望は消えたかと思われた。 実際、夢女子ピーク時に好きだったキャラは必要なくなった。
が、子どもを生み、育児に疲れているとき、縁から彼らに出会った。 彼らはラジオで、特別に面白いことをしているわけでもないのだが、 (というか、声優なのにお笑い芸人みたいで時々可哀想…) 身内ネタで少年のように笑い転げる姿が、たまらなく癒しだった。 かつ、彼らは商業として、私のような夢女子を狙った歌を歌ったり、 腐女子を狙った演出をしてくる。 西川君の流れを見ている私からすると、神かな?って感じだ。 そこから彼らの片方にまたゴロゴロゴロゴロッと傾倒して夢女子らしきことを言い始めたというわけだけど、
昔のように、失うものは何もない!ではなく、 私はまずこの家族を守ったり維持したりせねばならず、 時々、その狭間で苦しくなる。 苦しくなるのは、私の頭がおかしいからだ。 まともな人は、当たり前に現実の区別をつけ、ちょうどいい距離でファン活動をやっていくのだ。 あぁ、次回の人生も女なら、こういうまともな人間になりたい。
話は戻るけど、私も10代の小娘ではなくなったので、 彼らが本気で「愛してるよー!」とか言うわけではなくて、 あくまでもお仕事でやってくれているのだというのは重々承知している。 でも、本気でその路線が好き、というわけではなくても、 それで成功するのがちょっとは好きだから、それ(夢女子狙い&腐狙いのパフォーマンス)を続けてくれているのだと思っている。 好きじゃなかったのが西川君で、まぁそりゃそうだ、あの人は生まれながらのロッカーだから。 ロッカーがファンに媚びへつらってはいかんよな。
で、その路線が心底好きじゃなくても、 ファンである私たちのためにそういう路線を演じることで、 愛情を返そう、できるかぎり、と思ってくれているのはわかるのだ。 (ファンの主観だけれど) そこに、本当の愛を感じるのだ。 精一杯の演技から、それをこちらも精一杯感じ取る。 その瞬間がたまらないのだった。
そんなことを、DVDを観ながら考えていた。 私は、彼らから観たら、ファンのひとつぶ、サイリウムの1本で。 それが私という不出来な人間には寂しいし、 それ以上になりたいという自分の希望を積極的に叶えられる自分でもないことが、情けないけれど、 彼らは、このひとつぶ全てに届け、と思いながら、演出や、歌を頑張ってくれているんだ、と思う。 なんかもう本当にありがとう、と思う。
今日のつわりメモ。 箱買いして毎日食べていたグレープフルーツが腐ってしまった。辛い。 今日の神はウーロン茶。 少々高いけど、8個入りの鉄火巻を買って、 時間差で半分づつ食べると時間稼ぎになる。 やっぱり寝る前にグレープフルーツを食べたほうが、朝からも元気なような気がする。 また、ムカムカするのは食べづわりによるもののみと思っていたが、 やはり煙草の匂いはデカい。 最近別の部屋で吸ってくれない。 別の部屋で吸ってもらっても多分ムカムカするけど、(嗅覚すごい) タオルとかを鼻口に当てても気が楽なのに。
近所のスーパーのパン屋の匂いもヤバい。近づけないほどムカムカする。 普通のパン屋ではそうでもなかったので、あのパン屋、怪しい←
しかし2人も産んでおいてこういった記録をほとんど残していないのは、 やっぱりトチ狂っていたとしか… 単に若くて体力があって、息子の世話をして乗り切っていたのかなぁ。 終わった記憶はあるけれど、いつごろだったか覚えていないので、 先が見えなくて不安。
女は多少の先は見据えていたいものらしい。 男は平気なので、そこで男女の喧嘩や溝が生まれるらしい。 夫は十分にオトナなので私の代わりに先を見ていてくれるから甘えていたけど、 私も多少女として成長したってことなのかもしれない。
夫は女の子が希望なので、女の子の名前は決めた(気が早い) 縛りから多少は外れたけど、 息子娘と同じ、ちょっと変わった漢字で、読みで、 最後に「ん」がつくから、最後の子としてふさわしいと思える。
このつわりが終わったり、お腹がふくらんできたり、 エコー写真が増えていけば、この子に対する母性も出てくるだろう。 時間が経てば、私の楽観癖も戻ってくるだろう。
でもこの妊娠に悩んだこと、途惑ったこと、中絶を考えたことは、忘れられない。 この子の顔を見たら、きっと申し訳なくて泣くだろう。
だから、この子を無事に元気に産めたら、自分にできる最大限の避妊をしようと思ってる。 手術も考えたけど、 手術しても妊娠することもあるし、 その後の月経への影響もあるそうなので、ピルかなー。 もう懲りた。
少し欝っぽいのが抜けたかなと思っていたんだけど、 イライラが増したような気もする。 今朝は物を探して半狂乱になってしまった。 散らかってるから探せない→片付けられないのはフルタイムかつ21時に寝る義務だから→起きてていいのなら片付けるのに! って、 今まで溜まってた不満も爆発。
そんな私を叱りながらも旦那は付き合ってくれた。まぁ多分、妊娠してるからとは思ってないだろうけど。
私はいつもいつも楽天的で、妊娠のきっかけの日もそれだったからか、 その楽天的さがすっぽりと抜けてしまった。 元気に生まれるまで戻ってこない…ような気がする…。
妊娠で悩みだしたころは新生児の顔を思い浮かべるのも無理だったけど、 ちょうど引越しの準備でワタワタしたりや、つわりの軽減がうまくいってきて、 だいぶ、新生児可愛いなーになってきた。 ホルモンバランスも落ち着きつつあるのかもしれない。
私のつわりには柑橘と白米だと思ってきたのだが、 その白米も、炊きたて熱々ではなく、冷たいごはん、 冷蔵庫で冷やしていればなおよし、なのがわかってきた。 レタスも美味しいので、レタス巻きはありがたい食べ物になった(九州しかないってほんと?) あと、柑橘系のジュースだけでなく、冷たければ、紅茶か麦茶もよい。 7プレミアムの午後ティー無糖、爽やかでよい。 トマトといい、体を冷やすものばかり求めているので、 妊娠するとずっと高体温らしいから、そのバランスをとりたいと思っているのだろうか、私の体は。
それでおにぎりを持参して夕方に食べるのだが、 白米を朝も食べているし、昼も食べているし、夕食も食べる。 気持ち悪くなるのが怖いからで、 寝る前にグレープフルーツも食べているのに、 これが痩せてきている。
やはり、甘味を一切に口にできないのが効いているのだろうか…。 辛いけど、つわりが終わっても「痩せる効果のあったこと」として忘れずにいたい。
今度の妊娠は、どういう結果を迎えても、(産むのは決めたけど) 最後の妊娠だからこうやって書き残している気がする。 もし残念な結果になっても、妊娠を喜べなかった私のことを私は忘れないし、 今の生活が幸せだって知ってたけど、更に実感した。 年齢も30を越して、安産や五体満足な赤ちゃんである確率は、 少しであったとしても下がってきていることが私の不安だったりストレスだったりする。
人間として生まれて、生きている以上、 「生きているのがいちばんの幸せ」と思わねば生きていかれない。 だから、堕胎を躊躇したり、批判されたりするのだけど、 しかしそれが真実なのかは、わからないのだ。 死んだら死んだで、「死ぬのも悪くないな」と思うに違いないし、 「いちばんの幸せ」ならば、今現在生きている人間の幸せをまず優先すべきではないか。 年齢としてはまだ私は若い方だけれど、五体満足、 何の障害もない赤ちゃんが生まれるかどうか、不安で仕方ない。 薬を飲んでいたから、というのもあるけれど、 そんなことをしていなくても障害を持つお子さんを生むお母さんはいくらでもいる。 私には絶対無理だ。世話くらいはできても、 その子の障害を受容する、ことは、できそうにない。
流産したら必ず痛みがあるものだと思っていたけど、 初期に胎児がお腹のなかで亡くなってしまった場合、自覚症状もなく、 検診でわかることも多いのだと初めて聞いた。 つわりも続くのだと。
なら何故、検診はこの時期、1週間ごとや2週間ごとではないのだろう? 書いていて思い出したが、 息子のとき、初期に何度も検診に呼ばれて、 自費だったので夫は渋い顔をしたけれど、安心する妊婦もいるのだろう。
つわりイコール元気な証拠ではないのか…と多少不安になったけれど、 では、ともし次の検診でそうなっていたら、と考えてみて、 やっぱり何の感情もわかなかった。 なんせ経験がない。望んでいたわけでもない。 ただ、申し訳なくはなると思う。
夫は相も変わらず優しい。 ここのところ仕事の調子がよく、社員と飲みに行ったりして、 スナックに行って帰ってきたりするのだけど、 私は気にしていないし、文句も言ったこともないのに、 帰りが遅くなったら謝るし、 「痩せてくれたらもうスナック行かない」と自己申告してきたりする。
まぁスナックは特に楽しくないそうなので、 楽しいことをやめる、ということでもないのだけど、 なんかその、私が嫌そうなことをやめる、と言うのが、 なんだか可笑しいし、可愛いし、ありがたい。
次の検診はまだなので、もやもやする。 息子娘のときはこんなに焦らなかった(多分忙しかった)。 でもまぁつわりがあるのが元気な証拠かな、と、 今日も一生懸命グレープフルーツを食べる。
夜に食べたら少しでも葉酸が吸収されるかしら、と思って、夜に1個食べている。 気分よく眠れるし。
グレープフルーツの次に食べたら気分がいいものは、 白米であることを認めざるを得ない。 食べる前までは、うえっ絶対入らない と思うのだけど、 食べだしたら入るし、食べた後も気分がいい。 逆に、食べたいなと思って食べたのに裏切られるのは、油っぽいもの。 アボカド大好きなのに、1回に半分ずつしか入らない。
あと、甘味は全然だめになった(ずっとこうならいいのにな)。 どら焼きやらカステラ巻き(カステラにあんこが巻いてある)やらいただいて、好きなのに、 食べたらもたれる。 菓子パンを買う気にはならない。重い。 甘いジュース(柑橘系以外)もダメなので、甘味がダメなのだと思う。
トマト美味しい。レタス美味しい。 でも白米がないと長く続かない。血糖値の問題かよ?でも甘いのはだめだしな。
この妊娠で、関東へのイベント参加を断念した。 大好きなラジオ番組の10周年イベント(10年も聞いてないけど)。 ネットで声かけていただいた人と楽しむ予定だったのに…。
イベントだけなら1日だし参加したと思うが、 なんせここは西の端、長崎だ。 長崎から東京。飛行機。 そしてついてもバス移動。遠征料金。
飛行機?大丈夫!私は元気に産みましたよ!みたいなのもネットでは見かけたけど、 親戚の不幸だとかそんなんじゃないし、 万が一何かあったとき、私だけの子ではない、夫と2人の子なのだ…と思ったら、 さすがに行けなかった。
このイベントが開催予告されたとき、あぁ、なんだかすごく遠いな、 と思ったのを覚えている。 前回の神戸は「行く」一択で、何も遠くなかったしお金も惜しくなかったのに、 今回はチケットを申し込むかどうかさえ迷った。 好きな気持ちは変わらないけど、神戸で完全燃焼した、楽しみきった、そんな気持ちもあった。 だから行かなくてもいいかなぁ、と思っていたところを、 件の人に一緒に行きましょうと誘われて、その気になったやつだった。
遠いな、行けるかな、と感じた感触は当たってたなぁ、と思いつつ、 まぁでも、私、この声優に近づきすぎるとダメになるし、(いつもダメだけど) 九星気学の相性、最悪だし、 こっちに来てくれないとも限らないし、またチャンスはあるよなぁ。
お腹がずきずき痛む日があって、もしこれでダメになったら、と考えたとき、 それなら3人目を望むだろう、と思ったけど、それは、 今お腹にいる子を惜しんで、ではなく、ただ、 手の届きそうだったものが手に入らなくて追いかけたくなっただけではないのか、という気がした。 それはダメになってからしかわからないことだけども。
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