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コミュニケーション。
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2008年06月27日(金) 未だに別居ですが。





優ちゃんの怒りのピークも去って、
私のネガティブもだいぶ治まって、
ほぼ以前と変わらない生活。




たびたび比較にして、寺島には申し訳ないが、
昔のネガティブや喧嘩って、
本当、私は悪くなかったよな、と思う(苦笑)
なんて思い込みの激しい時期だったんだ(汗)


悪くなかったのに、
喧嘩以降もひきずったり、寺島のフォローもなかったし、
それでも続けていた自分はある意味すごかったな(バカとも言う)




今度のことは、私が悪いし、お金も絡むのに、
優ちゃんは、ほぼ以前に戻してくれた。


「お前が悪いんじゃないんだ」

とはっきり言ってくれ、嫌味もなくなった。


「きついこと言ったけど、泣くなよ。子どもに悪いから」

とも言っていたから、
毎夜のように泣いていた私を見て、
子どものためだ!と怒りを呑みこんでくれたのかも知れない。



足のことを言われるとき、時々謝ってみる。
スネてもみる。
「すぐにはそうなれなくて、ごめん」と。いろんな意味で。

優ちゃんは、ハッパかけなきゃ馴れ合いになるんだから、と笑って、
すぐじゃなくていいんだ、と言ってくれた。






今は、私の鼻づまりが治らないので、
別の部屋に布団をひいて寝ることにしている。


その試みの最初の夜、

「お前のこと嫌いになったわけじゃないんだ」

と抱きしめて、キスしてくれた。

「早く治せよ」

とも。



なので、やっと私も、

「結婚してから、迷惑しかかけてなくて、サポートも出来てなくて、

ごめんなさい」

と落ち着いて謝れた。




お前の頑張り次第だな、と言ってくれた。
足にせよ、サポートにせよ、
私の未来を、信じてくれて、ありがとう。


結婚したのがあなたで、よかったです。
自分に厳しく、私を甘やかさず、
同時に私と子どもを愛してくれるあなたで、よかったです。






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私は、優ちゃんのフォローのおかげで、
全然気にせずに一人で寝られている。
新鮮な感じだ、修学旅行だ、とも言っている(単純)

でも早く治るといいなぁ。
2人きりでいるのも、後3ヶ月。





2008年06月21日(土) 寝しなの会話





暗闇の中、手が伸びてくる。
きっと子どもを触るのだろうと、シャツを少し捲る。



だけどそれに反して、触れられたのは乳房。
予想外、そして久しぶり…私の息が詰まる。



ぐいっと引き寄せられた耳に、
吐息と、声がかぶせられる。



「キレイになったら、毎日だ」




一ヶ月以上抱かれていない身に、
毎日、が甘く響く。
体が震えた。




「何でもするから………約束」




「違う世界に連れてってやる」






溶けてしまう。
あなたの温度に。声に。




あなたに抱かれるなら何でもする。
あなたにしか、抱かれたくないから…。






キレイになったら、なんて。
今の私は嫌いなのね?と返してみたくなるけれど。
その前に既に溶けている。
今の私さえもどうでもいい。
抱きたいと言われたらおしまい、それが私の本性。





でも最近知ったことは、
そうなるのは、恋した相手にだけってこと。
私はまだ、あなたに恋してるのね?








こないだの土曜日、あなたは、
私の大好きなScorpionsにのせて、
呟きながらキスをしてくれた。
あなたの代わりにルドルフが、私に愛してると言ってくれた。


そんなキスは、もう当分しないのだろう、と思うと、
せっかくの甘い余韻も去って、涙が、出てきてしまうけど、


当分、の先の未来を諦めてしまっては、
本当におしまいだと思うから、



優しいあなたを信じて、頑張ってみる。
あなたが今まで私を信じてくれた分、今でも信じてくれる分、
これからの未来に賭けてくれている分。




涙が出ちゃうほど、不安なの。
私は、まだそんなに強くない。
でも口には出さずに、いてみるから。




だから、強くなれたら、きっとキスをしてよ。
私、絶対に諦めたりしないから。






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今までと違うのは、
「これから浮気するならバレないとこでやれよ」と言うこと。
「絶対するなよ」と言ってたのに。



寺島とセフレだった頃、
「彼氏作れよ」
と言われて泣いたことを、思い出した。


気持ちが変わっちゃってる。
途端に悲しくなって泣いたけど、
嫉妬してることにそのとき気がついたので、
布団を抜け出すのは、辞めた。



今回のことは、本当に私が悪かったけど、
当の私が、いつまでも優ちゃんに甘えて泣くわけにはいかなくて、
例え、優ちゃんがこれまでどおりに愛せなくても、
私は存在し続けなくてはならない。


きっとそれは、愛されていても必要なことなのだとは、思うけど。





愛している、とキス出来なくさせて、ごめんなさい。
私が生み出した悪循環。
だから、文句は言わない。




2008年06月18日(水) スリムは1日にして成らず




ここ数日、逆子疑惑が Σ(T_T )
蹴る位置が変わってる気がするんですの〜;
明後日あたり、病院に行ってまいります。




以前から「美脚」にはうるさかった優さん。
脚「だけ」!と強調するところがまた傷つくってゆーか
そりゃぁ全部ダメと言われるよりマシだろうけどυ



社員の村岡さんも、9月に結婚するんだけど、
お嫁さんを、セルライト除去に連れて行くらしい(笑)
ついこのあいだ、お嫁さんのオメデタが発覚したとき、
勿論嬉しかったろうけど、

「痩せさせようと思ってたのに…」

とがっくりしてたので、
どこの人もそうなのね!と大笑いしてしまった。




寺島も大分、私を痩せさせようといろいろ言ってたけど、
なんせ言い方がキツい!!ので、
私のやる気、ゼロ。



これが優さんだと、上記のように、
うるさいなぁと思いつつ、やらなきゃなという気になるんだな、何故か。
今でも可愛いと言ってくれるからだと思うけどね。
おかげで、妊娠7ヶ月の今も、
体重はプラマイゼロ!です!


このまま産むまでキープできれば、
一気にマイナス5キロよ?!w
要するに、妊娠中にキープということは…
5キロ減量ということなのよね;



ていうか、私みたいな肥満の人は、ってことだろうと思うけど、
マイナスになっても、
ちゃんと3キロの赤ちゃんが産めるらしい。
マジですか!って思ったけど、
まぁ、だからってマイクロダイエットやるわけにはいかないしね(苦笑)
とりあえず目標はキープで…。





そうそう、体重といえば。


優さんのお母さんは、
若い頃はスリムをキープしたのが自慢で、
今は太ってしまったのが悩み(でも見るだけじゃわかんないけど)。

なので、優さんのお姉さんや優さんに、
あんた達太ったわよ、痩せなさい、とおっしゃる。


で、優さんのお姉さんが、以前かなり痩せた話になった。




そのときは、旦那さんが、

「痩せたら5万!」

というニンジンをぶら下げてくれて、頑張れたのだという(笑)



これからのイベントといえば、私達の結婚式。


あたし達が痩せてから挙げてくれない?
それじゃいつまでも挙げられないわよ!


と、笑い話になった(笑)




そこで私もふと思い出した。



そういえば、私にもニンジンぶら下がってたんだわ。






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大幅な食事制限は出来ないので、
今はしなくていいよ、と言ってくれてるけど、
脚のストレッチだけは始めてみました。


他の運動は、昼食の後、優さんと散歩行ったりとか。
頑張って続けようー。



↓のブログも、何気に更新しています(´∀`*)



2008年06月16日(月) 私だけ?






時が経つほどに、優ちゃんは元通りになっていく。
眼が、優しくなっていく。



私も、少しずつ笑えるようになっていく。
優ちゃんが笑わせようとしてくれるから。






金曜に藤原君が来ていて、
弟と遊んでいたから、最初は、
今日は会わずに寝ちゃおうかと思った。

気持ちもずーんと落ち込んでたし、
話す気になれなかったし、
大体、夫婦間のこと話しても迷惑だろうと思ったし。


でもそれも時間が経つと、気分が変わって、
結局は弟の部屋に行って、バカ話して、
結局は今回のことも全部聞いてもらってしまった。



藤原君はいつも通り、やっぱ笑顔でいなきゃね、と言ってくれて、
私のいつも以上にとりとめない話も聞いてくれた。


おかげで、ちょっと前よりも笑顔を出せるようになった。




次の日の土曜は、優ちゃんの実家にまたお邪魔した。
たまたま、優ちゃんのお姉さんや弟さん家族もいらしてて、
にぎやかで楽しい土曜を過ごさせてもらった。






日曜は、優ちゃんが、
私の弟を外食に連れてってくれた。
いつも通り喋って、
いつも通り、私の嫌いなきゅうりを食べてくれたので、
弟は母に、
「仲良くなったみたいだよ」と報告したらしい。





日曜の夜は、ドラマを観た後、
悔しそうに私のひたいにキスをして、
「これ以上悪くなるなよ」と言った。

ならない、誓うわ、とキスを返した。
許してくれたと思っていいのかなぁ。
もう涙は出ないけど、心残り。



心残りが増えないように、やってくしかないね。
優ちゃんの傍にいるのは、やっぱり幸せだから。




優ちゃんの眼はすっかり優しくなって、
また少しずつ、私のことを可愛い可愛いと言ってくれるようになった。
言われるたびに、泣きそう。




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日曜の寝しなは、卑猥なやりとりで締めくくられた。
また抱かれる日までに、私は、
「心残りのない満足」を胸に抱けているだろうか。




2008年06月13日(金) 涙と星空と夢。




前回の日記の続き。>>6/11 不幸の顔してやってくるもの。




産休中のことは約束してもらえたものの、
旦那の機嫌は最悪までいき、
だんだんと元に戻っていく間、
嫌味をたくさん言われた。

ネチネチはしてないし、
怒りの本当の原因は私の両親にあるから、
私がいるのを疎ましがりもしないんだけど、

「可愛くなったと思ってたのに」とか、

「絶対美脚になれよ」とか。




きちんと謝ったりもしてみたけど、
それは止まなかった。

原因は違うところでも、
私の信用が失われてしまったのはよくわかった。


大元は旦那の口座でも、
私の給料は私の財布、という考え方でいると思ってたから、
最悪まで怒らすことはないかな、と思っていたけど、
そういう問題ではないのだ。


口では、俺が払うなんてお門違いだ、と言うし、
勿論その思いもあるだろうけれど、
何も問題がないと思っていた私に実はあった、
ということが怒りを呼ぶのだ。

自分にいくらいくらの損害があるから、というだけでなく、
何で今まで言わなかった、
何でお前の親は金に対して考えが甘いんだ、
何でお前もそうなんだ、信じられない、
という部分が、一番占めているんじゃないかと思う。



実際そう聞いたわけじゃないんだけど、
私だったらそう思うからだ。
自分が払わなくてよくても、
信用していた人に実は借金があって、と聞いたら、
理由はどうあれ、とりあえず怒ってしまうだろう、と思った。



そこまで考えて、自分が甘かったのを理解した。
優ちゃんは、私のこの甘さを怒ってる。
それが全部じゃなくても、確実に怒ってる。




一緒の布団に入って、じっとしても、
絶対に眠れないのはわかっていた。
私、これからどうしようって、涙が溢れてきた。


優ちゃんの機嫌はそのうち直るだろうけれど、
もう、前みたいに、
何の憂いもなく愛されることはないかもしれない。
万が一そうしてくれても、私が、信じられないかもしれない。
これから生活を共にするのに、
ずっとしこりが残るかもしれない。



優ちゃんが眠らないうちに布団を抜け出すと、
いつも優ちゃんは迎えにくる。
明日も仕事だしな、と思ったけど、
私のことが、やっぱり少しは疎ましいだろうから、
今日は来ないだろう、と思って抜け出した。








窓を開けると、夜のひやりとした空気が流れ込む。
私の人生で、
こういう泣き方はもうしないと思っていたのに。


昔は、寺島と私と、悪いのは半々だった。
例えば、原因は私でも、寺島が向き合わずに話が進まない、とか。

でも今回は、完全に私が悪くって、
優ちゃんはきちんと向き合ったうえで怒ってて、
私もきちんと信頼を回復させるために動かなきゃいけなくて、
そして優ちゃんと私には、確実に未来がやってくる。


どうしたらいい、と泣くなんて嫌だったけど、
泣くのはこの子によくない、って思ったんだけど、
涙が止まらないのが余計に辛かった。



優ちゃんとの間では、お金だけがタブーだ。
お金のトラブルを優ちゃんは何より嫌う。
お金にだらしないのも嫌う。
他のことならまだしも、何故この問題に対して、
もっと慎重にならなかったのだろう。

後悔しても仕方ない、ではこれからはどうしようか、
最大のタブーで失った信用は、
どうすれば取り戻せるというのか。


まったく見当がつかなかった。
不安だけが残って、嫌だった。



今夜眠れるかな、と思ったとき、
寝室のガラス戸を開ける音がして、
優ちゃんが迎えにきた。



「寝ないと、子どもに悪いだろ」


それは、確かだ。


「俺も寝れないから」


確かだけど、放っておいてはくれないの?
そんな風に思う一方で、
勝手にスネてりゃいいんだ、と寝てしまう人じゃなくて、嬉しい、と思った。


寝れないのは、優しいからだって知ってる。
本当に、私には勿体無いくらいの人だと思う。






そして今日、優ちゃんの機嫌は、ほぼ直っていた。
支払いや、復帰のことも、冷静に話せるようになった。


いつものように、私を褒めたりはしない。
もし褒めてくれても、私も笑えないだろうとは思っていた。
これから、どうやって笑えばいいだろう、と思った。
優ちゃんが笑ったとき合わせるくらいかな、とか。


いつまでもメソメソはしていられない。
でもいつものように笑って、ヘラヘラしているとも思われたくない。
何事もない顔をしていた。



優ちゃんは、プリントアウトされた書類をとりにきたとき、
私の腕に腕を寄せていた。
どうしたの、と聞いたら、何か言いたげな顔で、
更に腕をすり寄せていた。



私への怒りは、少しずつ溶けてきてはいるのだろう。
褒め言葉も、少しずつは戻ってくるだろう。
でもそんな、受身の姿勢じゃなくて、
能動的には、信頼は取り戻せないだろうか。



そう思うとまだ涙は出てくるけど、
やっぱり、泣き続けてはいられない。




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私の頭ってのは本当単純なの。くすん。






2008年06月11日(水) 不幸の顔をしてやってくるもの。






やきもちシリーズをするつもりだったけど、
嬉しいことがあったので、お休みで(笑)



と言ってもお金が絡むので、
100%よくはないんだけどね(-_-;





私は、本当だったら、
この3月に大学を卒業して、就職してるハズだった。

そして、そのお給料で、
学費のための借金を返していく予定だった。


だけど、勉強嫌いが最高潮に達して、
2年のときに辞めた。
それ以来フリーターで、
いつかは正社員になるためには動いていたけど、
結果的に、パートのまま、デキちゃった結婚となった。


もし正社員になったあとでこの展開だったなら、
産休となり、休んでる間のお給料ももらえるけれど、
パートだったし、うちは中小企業だしで、
私は完全に無収入となる期間がやってくる。



親が払うものでしょ、という考え方も勿論わかるのだけど、
私は、なんとなく入学してなんとなく中退、
なんていうとんでもない親不孝なうえ、
23年上の人との結婚、を許してもらったのだし、
せめてこれくらいは、という思いだった。



唯一の問題が産休中の無収入だった。
お願いする相手は旦那しかいないので、
勿論後で返すから、とお願いした。



旦那の両親はそりゃぁ立派な人なので、
子どもの学費はしっかり払っておられたようで、
旦那は、そんな借金は寝耳に水だし、
親が払うもんだろ!ととりあえず怒った。

大体が、うちの親にいい感情持ってないしね…。



私は、もうそんな展開には慣れているので、
はい、はい、と大人しく聞いた。
前回も、同じような感じで喧嘩になった。


前回は、今回のように返せるお金ではなく、
完全に、旦那に頼らなければならない、というお金だったので、
私がとても気弱になって、うまく話を進められず、
旦那もムシャクシャしたみたいだったけど、


今回は、自分が払う!と強く言えるので、
なんとか話は進んだ。
親のことも、前回より詳しく説明できたので、
以前よりは、旦那の理解も増えたらしく、
私が払うということを納得してくれて、
産休中は、旦那に代わって払ってもらう、
なるべく早く復帰する、
ってことで話がついた。


前回は本当に、払ってもらうのが申し訳なく、
(といっても、歯医者の診療代なんだけどね…)
喧嘩の後も、どうしたらいいかわからなかったけど、

そんな経験もあってか、
今回はそこまで落ち込まずにいられた。
旦那も、最悪の機嫌とまではいかなかった。
文句は言ってたけど、
私が払う理由を、多少はわかってくれたのだと思う。



そう思っていたら、旦那が、



「2年経ったら、2人目を、って思ってたけど、考え直さなきゃなぁ」



って、言った。







今度は私が寝耳に水である。
旦那が、そんなこと考えているなんてちっとも知らなかった。


今私のなかにいる子は、まさしく授かりものといった、
突然の子である。
この子の存在を基に、たくさんのことを動かしてきた。
私はそれで精一杯で、
そりゃぁ、長い目で見たときチラッと考えないこともなかったけど、
まずはこの子優先だと思っていたし、
ましてや旦那には言えなかった。


旦那が子ども好きとはいえ、
あまりにも突然に、多くの状況を変えてしまった。
何十年も変わらなかったことを、
あっさりと変えさせてしまった。
あたしだけの責任ではないから、微かではあるけれど、
申し訳なさみたいなものがあった。



でも、当の旦那の優ちゃんは、考えてくれてた。
私との家庭の計画を、未来を、考えてくれてた。
私は、その計画の邪魔をしてしまった。
他の誰でもなく、優ちゃんが、
考えてくれてたのに。




フラフラした自分の過去を、初めて後悔した。
今回のことを、初めて申し訳なく思った。

同時に、すごく、すごく、嬉しかった。
優ちゃんが、私との子どもを、望んでくれた。




「ちょっとばっかし計画乱して、ごめんね」


泣きながら、優ちゃんのシャツを掴んで、言った。
わざと、ちょっとばっかし、にしたのは、
絶対になんとかしようと思ったから。


お腹の子の弟か妹を考える、その日のために。
私、やってみせる。






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結果的には、幸せを増やしてくれた。
そしてこれから、人間として成長させてくれる。
ありがとう。




2008年06月04日(水) やきもち話 #1





優ちゃんが時たま話題にのせる、昔の彼女がいる。
社長令嬢で、大事に育てられていたので、
彼女のニックネームは「箱入り娘」である。



具体的に訊いたことがあるわけじゃないけど、
彼女は美人で、脚もきれいだったようだ。
年はいくつだったかな…優ちゃんより13コくらい下だったかな。


別れた理由は、彼女が年のことを気にしたから…。
なんせ箱入りだから、親もいい顔しなかったんだろう。




付き合い始めたばかりの頃、
「年だけでフりやがって」
みたいなセリフを(正確なとこは忘れた)言ってたので、
まだ忘れられないのかなーと思っていた。
その頃は嫉妬するほどの感情はわいていなかった。





昔の彼女の話は、時々出てくる。
自慢話のようなときもあるし、
笑い話のときもあるし、
ストーキングされたときの話もある。


あくまで時々だし、
私と比較するようなことはないけれど、
箱入り娘さんの話は、そのなかでは結構な頻度である。





過去に嫉妬だなんて…と抑えてはきた。
(全然ないなんて顔は出来なかったけど)
聞いて耳よい話ではないけれど、
仕返しに昔の男の話を、なんてしなかった。



そもそもがあんまり経験ないんだよねぇ…
寺島の過去ってものはなかったし…
誠さんは前の奥さんがいたけど、嫉妬するまで発展しなかったし…



やっぱり、笑って聞けるのがいい女、なんだよね。
我慢でもなくて。



嫉妬は、大嫌いというわけじゃないみたいだけど、
過去にされてもな、というのが正直な気持ちみたい。
私が泣くたびに、困った顔してなだめてる。



昔の彼女を、今は嫌いだよ、と言って欲しいわけじゃない。
そのときは好きだった、今でも好き、でもいい。
今は、お前が1番好きだよ、と言って欲しいだけなんだけどね。





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誰がそんなことを訊いてるのか。
彼女の現況が関係あるものか、今のあなたの気持ちを訊いているのだ。


そのときも優ちゃんにそう言ったけれど、
その後、ドラマで同じ場面を見て、
ほら!と言ってやった。





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