コミュニケーション。
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優ちゃんの怒りのピークも去って、 私のネガティブもだいぶ治まって、 ほぼ以前と変わらない生活。
たびたび比較にして、寺島には申し訳ないが、 昔のネガティブや喧嘩って、 本当、私は悪くなかったよな、と思う(苦笑) なんて思い込みの激しい時期だったんだ(汗)
悪くなかったのに、 喧嘩以降もひきずったり、寺島のフォローもなかったし、 それでも続けていた自分はある意味すごかったな(バカとも言う)
今度のことは、私が悪いし、お金も絡むのに、 優ちゃんは、ほぼ以前に戻してくれた。
「お前が悪いんじゃないんだ」
とはっきり言ってくれ、嫌味もなくなった。
「きついこと言ったけど、泣くなよ。子どもに悪いから」
とも言っていたから、 毎夜のように泣いていた私を見て、 子どものためだ!と怒りを呑みこんでくれたのかも知れない。
足のことを言われるとき、時々謝ってみる。 スネてもみる。 「すぐにはそうなれなくて、ごめん」と。いろんな意味で。
優ちゃんは、ハッパかけなきゃ馴れ合いになるんだから、と笑って、 すぐじゃなくていいんだ、と言ってくれた。
今は、私の鼻づまりが治らないので、 別の部屋に布団をひいて寝ることにしている。
その試みの最初の夜、
「お前のこと嫌いになったわけじゃないんだ」
と抱きしめて、キスしてくれた。
「早く治せよ」
とも。
なので、やっと私も、
「結婚してから、迷惑しかかけてなくて、サポートも出来てなくて、
ごめんなさい」
と落ち着いて謝れた。
お前の頑張り次第だな、と言ってくれた。 足にせよ、サポートにせよ、 私の未来を、信じてくれて、ありがとう。
結婚したのがあなたで、よかったです。 自分に厳しく、私を甘やかさず、 同時に私と子どもを愛してくれるあなたで、よかったです。
私は、優ちゃんのフォローのおかげで、 全然気にせずに一人で寝られている。 新鮮な感じだ、修学旅行だ、とも言っている(単純)
でも早く治るといいなぁ。 2人きりでいるのも、後3ヶ月。
暗闇の中、手が伸びてくる。 きっと子どもを触るのだろうと、シャツを少し捲る。
だけどそれに反して、触れられたのは乳房。 予想外、そして久しぶり…私の息が詰まる。
ぐいっと引き寄せられた耳に、 吐息と、声がかぶせられる。
「キレイになったら、毎日だ」
一ヶ月以上抱かれていない身に、 毎日、が甘く響く。 体が震えた。
「何でもするから………約束」
「違う世界に連れてってやる」
溶けてしまう。 あなたの温度に。声に。
あなたに抱かれるなら何でもする。 あなたにしか、抱かれたくないから…。
キレイになったら、なんて。 今の私は嫌いなのね?と返してみたくなるけれど。 その前に既に溶けている。 今の私さえもどうでもいい。 抱きたいと言われたらおしまい、それが私の本性。
でも最近知ったことは、 そうなるのは、恋した相手にだけってこと。 私はまだ、あなたに恋してるのね?
こないだの土曜日、あなたは、 私の大好きなScorpionsにのせて、 呟きながらキスをしてくれた。 あなたの代わりにルドルフが、私に愛してると言ってくれた。
そんなキスは、もう当分しないのだろう、と思うと、 せっかくの甘い余韻も去って、涙が、出てきてしまうけど、
当分、の先の未来を諦めてしまっては、 本当におしまいだと思うから、
優しいあなたを信じて、頑張ってみる。 あなたが今まで私を信じてくれた分、今でも信じてくれる分、 これからの未来に賭けてくれている分。
涙が出ちゃうほど、不安なの。 私は、まだそんなに強くない。 でも口には出さずに、いてみるから。
だから、強くなれたら、きっとキスをしてよ。 私、絶対に諦めたりしないから。
今までと違うのは、 「これから浮気するならバレないとこでやれよ」と言うこと。 「絶対するなよ」と言ってたのに。
寺島とセフレだった頃、 「彼氏作れよ」 と言われて泣いたことを、思い出した。
気持ちが変わっちゃってる。 途端に悲しくなって泣いたけど、 嫉妬してることにそのとき気がついたので、 布団を抜け出すのは、辞めた。
今回のことは、本当に私が悪かったけど、 当の私が、いつまでも優ちゃんに甘えて泣くわけにはいかなくて、 例え、優ちゃんがこれまでどおりに愛せなくても、 私は存在し続けなくてはならない。
きっとそれは、愛されていても必要なことなのだとは、思うけど。
愛している、とキス出来なくさせて、ごめんなさい。 私が生み出した悪循環。 だから、文句は言わない。
2008年06月18日(水) |
スリムは1日にして成らず |
ここ数日、逆子疑惑が Σ(T_T ) 蹴る位置が変わってる気がするんですの〜; 明後日あたり、病院に行ってまいります。
以前から「美脚」にはうるさかった優さん。 脚「だけ」!と強調するところがまた傷つくってゆーか そりゃぁ全部ダメと言われるよりマシだろうけどυ
社員の村岡さんも、9月に結婚するんだけど、 お嫁さんを、セルライト除去に連れて行くらしい(笑) ついこのあいだ、お嫁さんのオメデタが発覚したとき、 勿論嬉しかったろうけど、
「痩せさせようと思ってたのに…」
とがっくりしてたので、 どこの人もそうなのね!と大笑いしてしまった。
寺島も大分、私を痩せさせようといろいろ言ってたけど、 なんせ言い方がキツい!!ので、 私のやる気、ゼロ。
これが優さんだと、上記のように、 うるさいなぁと思いつつ、やらなきゃなという気になるんだな、何故か。 今でも可愛いと言ってくれるからだと思うけどね。 おかげで、妊娠7ヶ月の今も、 体重はプラマイゼロ!です!
このまま産むまでキープできれば、 一気にマイナス5キロよ?!w 要するに、妊娠中にキープということは… 5キロ減量ということなのよね;
ていうか、私みたいな肥満の人は、ってことだろうと思うけど、 マイナスになっても、 ちゃんと3キロの赤ちゃんが産めるらしい。 マジですか!って思ったけど、 まぁ、だからってマイクロダイエットやるわけにはいかないしね(苦笑) とりあえず目標はキープで…。
そうそう、体重といえば。
優さんのお母さんは、 若い頃はスリムをキープしたのが自慢で、 今は太ってしまったのが悩み(でも見るだけじゃわかんないけど)。
なので、優さんのお姉さんや優さんに、 あんた達太ったわよ、痩せなさい、とおっしゃる。
で、優さんのお姉さんが、以前かなり痩せた話になった。
そのときは、旦那さんが、
「痩せたら5万!」
というニンジンをぶら下げてくれて、頑張れたのだという(笑)
これからのイベントといえば、私達の結婚式。
あたし達が痩せてから挙げてくれない? それじゃいつまでも挙げられないわよ!
と、笑い話になった(笑)
そこで私もふと思い出した。
そういえば、私にもニンジンぶら下がってたんだわ。
大幅な食事制限は出来ないので、 今はしなくていいよ、と言ってくれてるけど、 脚のストレッチだけは始めてみました。
他の運動は、昼食の後、優さんと散歩行ったりとか。 頑張って続けようー。
↓のブログも、何気に更新しています(´∀`*)
時が経つほどに、優ちゃんは元通りになっていく。 眼が、優しくなっていく。
私も、少しずつ笑えるようになっていく。 優ちゃんが笑わせようとしてくれるから。
金曜に藤原君が来ていて、 弟と遊んでいたから、最初は、 今日は会わずに寝ちゃおうかと思った。
気持ちもずーんと落ち込んでたし、 話す気になれなかったし、 大体、夫婦間のこと話しても迷惑だろうと思ったし。
でもそれも時間が経つと、気分が変わって、 結局は弟の部屋に行って、バカ話して、 結局は今回のことも全部聞いてもらってしまった。
藤原君はいつも通り、やっぱ笑顔でいなきゃね、と言ってくれて、 私のいつも以上にとりとめない話も聞いてくれた。
おかげで、ちょっと前よりも笑顔を出せるようになった。
次の日の土曜は、優ちゃんの実家にまたお邪魔した。 たまたま、優ちゃんのお姉さんや弟さん家族もいらしてて、 にぎやかで楽しい土曜を過ごさせてもらった。
日曜は、優ちゃんが、 私の弟を外食に連れてってくれた。 いつも通り喋って、 いつも通り、私の嫌いなきゅうりを食べてくれたので、 弟は母に、 「仲良くなったみたいだよ」と報告したらしい。
日曜の夜は、ドラマを観た後、 悔しそうに私のひたいにキスをして、 「これ以上悪くなるなよ」と言った。
ならない、誓うわ、とキスを返した。 許してくれたと思っていいのかなぁ。 もう涙は出ないけど、心残り。
心残りが増えないように、やってくしかないね。 優ちゃんの傍にいるのは、やっぱり幸せだから。
優ちゃんの眼はすっかり優しくなって、 また少しずつ、私のことを可愛い可愛いと言ってくれるようになった。 言われるたびに、泣きそう。
日曜の寝しなは、卑猥なやりとりで締めくくられた。 また抱かれる日までに、私は、 「心残りのない満足」を胸に抱けているだろうか。
前回の日記の続き。>>6/11 不幸の顔してやってくるもの。
産休中のことは約束してもらえたものの、 旦那の機嫌は最悪までいき、 だんだんと元に戻っていく間、 嫌味をたくさん言われた。
ネチネチはしてないし、 怒りの本当の原因は私の両親にあるから、 私がいるのを疎ましがりもしないんだけど、
「可愛くなったと思ってたのに」とか、
「絶対美脚になれよ」とか。
きちんと謝ったりもしてみたけど、 それは止まなかった。
原因は違うところでも、 私の信用が失われてしまったのはよくわかった。
大元は旦那の口座でも、 私の給料は私の財布、という考え方でいると思ってたから、 最悪まで怒らすことはないかな、と思っていたけど、 そういう問題ではないのだ。
口では、俺が払うなんてお門違いだ、と言うし、 勿論その思いもあるだろうけれど、 何も問題がないと思っていた私に実はあった、 ということが怒りを呼ぶのだ。
自分にいくらいくらの損害があるから、というだけでなく、 何で今まで言わなかった、 何でお前の親は金に対して考えが甘いんだ、 何でお前もそうなんだ、信じられない、 という部分が、一番占めているんじゃないかと思う。
実際そう聞いたわけじゃないんだけど、 私だったらそう思うからだ。 自分が払わなくてよくても、 信用していた人に実は借金があって、と聞いたら、 理由はどうあれ、とりあえず怒ってしまうだろう、と思った。
そこまで考えて、自分が甘かったのを理解した。 優ちゃんは、私のこの甘さを怒ってる。 それが全部じゃなくても、確実に怒ってる。
一緒の布団に入って、じっとしても、 絶対に眠れないのはわかっていた。 私、これからどうしようって、涙が溢れてきた。
優ちゃんの機嫌はそのうち直るだろうけれど、 もう、前みたいに、 何の憂いもなく愛されることはないかもしれない。 万が一そうしてくれても、私が、信じられないかもしれない。 これから生活を共にするのに、 ずっとしこりが残るかもしれない。
優ちゃんが眠らないうちに布団を抜け出すと、 いつも優ちゃんは迎えにくる。 明日も仕事だしな、と思ったけど、 私のことが、やっぱり少しは疎ましいだろうから、 今日は来ないだろう、と思って抜け出した。
窓を開けると、夜のひやりとした空気が流れ込む。 私の人生で、 こういう泣き方はもうしないと思っていたのに。
昔は、寺島と私と、悪いのは半々だった。 例えば、原因は私でも、寺島が向き合わずに話が進まない、とか。
でも今回は、完全に私が悪くって、 優ちゃんはきちんと向き合ったうえで怒ってて、 私もきちんと信頼を回復させるために動かなきゃいけなくて、 そして優ちゃんと私には、確実に未来がやってくる。
どうしたらいい、と泣くなんて嫌だったけど、 泣くのはこの子によくない、って思ったんだけど、 涙が止まらないのが余計に辛かった。
優ちゃんとの間では、お金だけがタブーだ。 お金のトラブルを優ちゃんは何より嫌う。 お金にだらしないのも嫌う。 他のことならまだしも、何故この問題に対して、 もっと慎重にならなかったのだろう。
後悔しても仕方ない、ではこれからはどうしようか、 最大のタブーで失った信用は、 どうすれば取り戻せるというのか。
まったく見当がつかなかった。 不安だけが残って、嫌だった。
今夜眠れるかな、と思ったとき、 寝室のガラス戸を開ける音がして、 優ちゃんが迎えにきた。
「寝ないと、子どもに悪いだろ」
それは、確かだ。
「俺も寝れないから」
確かだけど、放っておいてはくれないの? そんな風に思う一方で、 勝手にスネてりゃいいんだ、と寝てしまう人じゃなくて、嬉しい、と思った。
寝れないのは、優しいからだって知ってる。 本当に、私には勿体無いくらいの人だと思う。
そして今日、優ちゃんの機嫌は、ほぼ直っていた。 支払いや、復帰のことも、冷静に話せるようになった。
いつものように、私を褒めたりはしない。 もし褒めてくれても、私も笑えないだろうとは思っていた。 これから、どうやって笑えばいいだろう、と思った。 優ちゃんが笑ったとき合わせるくらいかな、とか。
いつまでもメソメソはしていられない。 でもいつものように笑って、ヘラヘラしているとも思われたくない。 何事もない顔をしていた。
優ちゃんは、プリントアウトされた書類をとりにきたとき、 私の腕に腕を寄せていた。 どうしたの、と聞いたら、何か言いたげな顔で、 更に腕をすり寄せていた。
私への怒りは、少しずつ溶けてきてはいるのだろう。 褒め言葉も、少しずつは戻ってくるだろう。 でもそんな、受身の姿勢じゃなくて、 能動的には、信頼は取り戻せないだろうか。
そう思うとまだ涙は出てくるけど、 やっぱり、泣き続けてはいられない。
私の頭ってのは本当単純なの。くすん。
2008年06月11日(水) |
不幸の顔をしてやってくるもの。 |
やきもちシリーズをするつもりだったけど、 嬉しいことがあったので、お休みで(笑)
と言ってもお金が絡むので、 100%よくはないんだけどね(-_-;
私は、本当だったら、 この3月に大学を卒業して、就職してるハズだった。
そして、そのお給料で、 学費のための借金を返していく予定だった。
だけど、勉強嫌いが最高潮に達して、 2年のときに辞めた。 それ以来フリーターで、 いつかは正社員になるためには動いていたけど、 結果的に、パートのまま、デキちゃった結婚となった。
もし正社員になったあとでこの展開だったなら、 産休となり、休んでる間のお給料ももらえるけれど、 パートだったし、うちは中小企業だしで、 私は完全に無収入となる期間がやってくる。
親が払うものでしょ、という考え方も勿論わかるのだけど、 私は、なんとなく入学してなんとなく中退、 なんていうとんでもない親不孝なうえ、 23年上の人との結婚、を許してもらったのだし、 せめてこれくらいは、という思いだった。
唯一の問題が産休中の無収入だった。 お願いする相手は旦那しかいないので、 勿論後で返すから、とお願いした。
旦那の両親はそりゃぁ立派な人なので、 子どもの学費はしっかり払っておられたようで、 旦那は、そんな借金は寝耳に水だし、 親が払うもんだろ!ととりあえず怒った。
大体が、うちの親にいい感情持ってないしね…。
私は、もうそんな展開には慣れているので、 はい、はい、と大人しく聞いた。 前回も、同じような感じで喧嘩になった。
前回は、今回のように返せるお金ではなく、 完全に、旦那に頼らなければならない、というお金だったので、 私がとても気弱になって、うまく話を進められず、 旦那もムシャクシャしたみたいだったけど、
今回は、自分が払う!と強く言えるので、 なんとか話は進んだ。 親のことも、前回より詳しく説明できたので、 以前よりは、旦那の理解も増えたらしく、 私が払うということを納得してくれて、 産休中は、旦那に代わって払ってもらう、 なるべく早く復帰する、 ってことで話がついた。
前回は本当に、払ってもらうのが申し訳なく、 (といっても、歯医者の診療代なんだけどね…) 喧嘩の後も、どうしたらいいかわからなかったけど、
そんな経験もあってか、 今回はそこまで落ち込まずにいられた。 旦那も、最悪の機嫌とまではいかなかった。 文句は言ってたけど、 私が払う理由を、多少はわかってくれたのだと思う。
そう思っていたら、旦那が、
「2年経ったら、2人目を、って思ってたけど、考え直さなきゃなぁ」
って、言った。
今度は私が寝耳に水である。 旦那が、そんなこと考えているなんてちっとも知らなかった。
今私のなかにいる子は、まさしく授かりものといった、 突然の子である。 この子の存在を基に、たくさんのことを動かしてきた。 私はそれで精一杯で、 そりゃぁ、長い目で見たときチラッと考えないこともなかったけど、 まずはこの子優先だと思っていたし、 ましてや旦那には言えなかった。
旦那が子ども好きとはいえ、 あまりにも突然に、多くの状況を変えてしまった。 何十年も変わらなかったことを、 あっさりと変えさせてしまった。 あたしだけの責任ではないから、微かではあるけれど、 申し訳なさみたいなものがあった。
でも、当の旦那の優ちゃんは、考えてくれてた。 私との家庭の計画を、未来を、考えてくれてた。 私は、その計画の邪魔をしてしまった。 他の誰でもなく、優ちゃんが、 考えてくれてたのに。
フラフラした自分の過去を、初めて後悔した。 今回のことを、初めて申し訳なく思った。
同時に、すごく、すごく、嬉しかった。 優ちゃんが、私との子どもを、望んでくれた。
「ちょっとばっかし計画乱して、ごめんね」
泣きながら、優ちゃんのシャツを掴んで、言った。 わざと、ちょっとばっかし、にしたのは、 絶対になんとかしようと思ったから。
お腹の子の弟か妹を考える、その日のために。 私、やってみせる。
結果的には、幸せを増やしてくれた。 そしてこれから、人間として成長させてくれる。 ありがとう。
優ちゃんが時たま話題にのせる、昔の彼女がいる。 社長令嬢で、大事に育てられていたので、 彼女のニックネームは「箱入り娘」である。
具体的に訊いたことがあるわけじゃないけど、 彼女は美人で、脚もきれいだったようだ。 年はいくつだったかな…優ちゃんより13コくらい下だったかな。
別れた理由は、彼女が年のことを気にしたから…。 なんせ箱入りだから、親もいい顔しなかったんだろう。
付き合い始めたばかりの頃、 「年だけでフりやがって」 みたいなセリフを(正確なとこは忘れた)言ってたので、 まだ忘れられないのかなーと思っていた。 その頃は嫉妬するほどの感情はわいていなかった。
昔の彼女の話は、時々出てくる。 自慢話のようなときもあるし、 笑い話のときもあるし、 ストーキングされたときの話もある。
あくまで時々だし、 私と比較するようなことはないけれど、 箱入り娘さんの話は、そのなかでは結構な頻度である。
過去に嫉妬だなんて…と抑えてはきた。 (全然ないなんて顔は出来なかったけど) 聞いて耳よい話ではないけれど、 仕返しに昔の男の話を、なんてしなかった。
そもそもがあんまり経験ないんだよねぇ… 寺島の過去ってものはなかったし… 誠さんは前の奥さんがいたけど、嫉妬するまで発展しなかったし…
やっぱり、笑って聞けるのがいい女、なんだよね。 我慢でもなくて。
嫉妬は、大嫌いというわけじゃないみたいだけど、 過去にされてもな、というのが正直な気持ちみたい。 私が泣くたびに、困った顔してなだめてる。
昔の彼女を、今は嫌いだよ、と言って欲しいわけじゃない。 そのときは好きだった、今でも好き、でもいい。 今は、お前が1番好きだよ、と言って欲しいだけなんだけどね。
誰がそんなことを訊いてるのか。 彼女の現況が関係あるものか、今のあなたの気持ちを訊いているのだ。
そのときも優ちゃんにそう言ったけれど、 その後、ドラマで同じ場面を見て、 ほら!と言ってやった。
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