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コミュニケーション。
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2007年11月30日(金) 冬に向けて。





今週に入ってからの私の睡眠時間は、13時間。
前回の日記の内容が頭から離れず、
日曜の夜を明かしてしまったことに始まる睡眠不足、だった。


日を追うごとに、気がかりは小さくなり、
比例するように睡眠時間も増え、
昨日やっと9時間眠れたので、今朝はだいぶ、ダルさがとれた。
日曜の夜以外は、時間がない!から眠れなかったんだけどね。
昨日も夜更かしして、何時に寝たのか覚えてないけど、
今日の会社は2時半からなので、ゆっくりしました。ふぅ。



最近は近くにオープンしたセブンイレブンでも働いているので、
帰り際に買ったお菓子を今食べて、満足。
セブンイレブンのフィナンシェは、美味い。
これこそフィナンシェ!
モンドセレクション最高金賞2年連続受賞はダテではありません。
お試しあれ!



セブンイレブンさんのオープニングに入り込めたおかげで、
週4の土日ナシという固定シフトをいただけて、ありがたいです。
平日は忙しいけど皆そうなんだしね!


うちの店の店長はなんと、私より年下!
周りも年下とかバイト新人とか、
個性豊かな年上の面々で、すごく楽しく働かせてもらってます。
皆面白いです。
温厚で有名な私がうんざりすることもありますが、
まぁその分好き勝手やってますから。
仕事終わってから店長イジるのが楽しくて仕方ないですから。



深夜勤の女の子と、村岡さん(事務のほうの社員)をくっつけよう、
と、優ちゃんと狙ってます。
くっつかなくても、飲みに行こうー!となってるから、
楽しみです。
こんな楽しみ今までなかったから、ウキウキします。



会社のほうは、仕事がかなり忙しい。
小間使いの私はそうでもないけれど、社長の表情がヤバい。
でも落ち着いたら、温泉行くんだって!
ガイドブックを手渡された私はびっくり。きゃぁぁ
クリスマスは予約するから〜とかも言ってませんでしたか?あなた。
少ない時間のなかで、そういう発言は必ず実現させる人だと知った私は、
もうどうしていいやら嬉しすぎて、
どこの温泉がいいかなんて選べない…。



「クリスマスは、長崎予約するから」


という発言は私の誕生日に発されたけど、
果たして「何を」予約するのかわからない。
…が、それが何であれ、
クリスマスプレゼントってものが必要なのね!と気がついた数日後の私。
あの金持ちに何をやれってのよ!と藤原君に言ったりしている。
一通り何でも持ってるのだ…
金持ちだから、自分の好きなものにこだわるのだ。
どうせ買うのなら惚れたものを買うのだ。
このプレゼント下手に課されたものは大きいorz
寺島にだって藤原君にだって、まともにあげたことないもの…。



しかし藤原君にプレゼントするんだったら平気だな、と思ったところで、
なるほど、藤原君とは散々お互いのことを語り合って、
信頼関係があるからだな、と思った。
持ってるものも欲しいものもわかるし、
たとえ「ええ?」と思うようなものをあげちゃっても、
その後の関係には影響しない、という安心感があるのだ。

だから優ちゃんとも、いっぱい話そう、と思った。
今日も出来るだけ、喋ってきます。



なんか久しぶりに近況報告でした。


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卓上なので、仕事机に置いてもらいます(笑)




2007年11月25日(日) 情事事情。






「疲れた」


という言葉と、


「お前が気持ちよければいいんだ」


という言葉。




関係ないように見えて(見えるか?)、
間を置かずに発された言葉である。


前者は素直に自分の状態を告げただけ、
後者はあたしを思い遣ったもの、のはずだが、
あいにくあたしはどちらにもダメージを受けた。



前者を呟いて優ちゃんは終わりを示し、
まだ、と絡むあたしを制して、後者を口にした。
「気持ちよかった」と応えた後、涙が出るあたしというのは、
修行が足りないだろうか。

セックスの余韻で足が震えていたけど、
涙のせいで、煙草を持つ手も震えた。
優ちゃんは、お前のせいじゃない、と言ってくれたけど、
泣かなくていい、とは言わなかった。
だから勝手に泣き止んだ。



「ガキならすぐイッてるんだ、マリはフェラが上手だから」



あなたの知らない、ガキじゃない人だってイカせられたわ。
華々しい過去を持つあなたに褒められて、素直に嬉しかった。


でも、でも、
あなたをイカせられなきゃ意味がないの。
今のあたしの最愛の人はあなたなのに。
つながっても咥えてもあなたを導けなかった。
あなたに応えることが出来なかった。

本当は食卓に突っ伏してしまいたいほどだった。
煙草の火があったから、ただそれだけ。



優ちゃんがセックスのためにあたしと付き合ってるとは思わない。
優ちゃんの理想の体はちゃんとあって、
今のあたしがちょっと遠いことをあたしは知ってる。
(上半身は完璧、らしい)





「お前がな…

迎えに来た俺を見て、

走ってくるのが、一番可愛いんだ」




優ちゃんの性欲が強いことも知ってる。
性欲だけじゃなく、自分の要望に120%で応える女が好きなことも、知ってる。
眠りに就く前に優ちゃんがそう言ったのは、
知ってるあたしへの、励ましのつもりなんだと、思う。
かすれた声で、ありがとうと言った。
過去の女達にカラダで負けてるあたしは、
そういう部分で優ちゃんを繋ぎとめていることも、知ってる。


だからあたしは、電気を消してからも涙を流した。
自分に悔しかったし、不安でもあった。
優ちゃんは要するにそういうあたしを、許してくれたのだと思うけど。



イケなかったから眠れないだろう、と宣言していたが、
(勿論、お前のせいじゃねーぞコラ、という脅しつき)
朝方、やっぱり目が覚めたようで、
きっかけは覚えていないけどまた起こされた。
辺りはまだ暗かったから、夜中かと思った。






「俺なしで、生きるな」


あたしは目を瞑ったままこっくりとした。


「無理」


「よし」




あなたの言葉が、あたしを繋ぎ留める。
胸の痛みは今日も残っていたけど、
明日への希望がもてた。
つまづいたとき、地面で呆然とするあたしじゃないのは、
ずっと前からわかってる、こと。
あたしを信じよう。




とりあえずは決めた。



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ゴムが苦手なあたしの解決方法…。
何で苦手なのかは聞かないでください(ダッシュ)


あ、ダイエットも、パワーアップしますよ?!(何)
煙草辞めなきゃなぁ…




2007年11月19日(月) 重たくない?






寺島と別れた、すぐ後の頃。
テニスの奥さん達と飲み会をした。


私はとにかく寺島の話を聞いて欲しくって、
聞いてももらったし、
いろいろと励ましてもらった。


あの頃の私は、まだ主観が寺島にあって、
奥さん達には、そんな私が丸見えだったのだろう。
こんな話をしてくれた。




ある奥さんの旦那さんが、数ヶ月前、
古い知り合いの女性から、
久しぶりに会いましょうと誘いを受けた。

じゃぁ夕方の5時に、と約束をしたものの、
平日だったので、仕事が遅くなり、7時になってしまった。
それから待ち合わせ場所に行ったら、
彼女は居て、ずっと待っていたらしい。


「サオリちゃんだったらどうする?」

と、奥さんは聞かれて、

「あたしだったら、とっくに帰ってるわ」

と答えたら、

「僕は、そんなサオリちゃんが好きなんだ」

と、旦那さんは言った。




私だったらきっと待っている、と思った私は、
悪い、とまでは思わなかったけど、
男の人には重いのかなぁ、という気になった。



寺島に、重い、と言われたことはあったし、
自分自身気になるときもあったし、
その頃は特に、ユミちゃんの小悪魔的行動が気になっていた。
彼女は、重たいなんてカケラも思わせずに、
好き、という気持ちを伝えられるのに。



結局、今の私につながる覚醒の言葉をくれたのは別の人だった。
小悪魔になろう、という流れではなく、
今の私を大事に、とその人は思わせてくれたので、
ユミちゃんのようなふるまいが出来なければ、
その奥さんのような答えが出来なければ、ダメなのか、
という思考は、私の中から消えていった。



しかし、その後に登場したカメラマンによって、
重たい、という言葉の意味を実感した私は、
どこか、そう思われる行動を避けてきた。
意識的に大変だった覚えはないから、
避けたというよりも、考えを変えた、に近いと思う。

そこで、きっと、
奥さんの話に影響を受けているのだと思う。





昨日、優ちゃんの仕事が、
珍しく夕方からの開始だった。
車で1時間かかる場所のため、
帰ってくるのは、会社を閉める時間より遅くなるだろう、と思われた。

私の就業時間もとっくに過ぎるので、
もう会えない気でいた。
優ちゃんもそのつもりだったらしく、
「戸締りよろしくな」
と、キスして行った。


夜の予定はなかったから、
帰ってくるまで待っていても、かまわなかった。
先述の通り、待つタイプである私は、
とりあえず、いつも閉めている6時まではいよう、と思っていた。
それなら、
もし会えたとき理由も言えるし、逆に帰ってもおかしくない。
どう転んでもストレスにならない私の方法が、それだった。


帰ってくるまで待とう、としなかったのは、
優ちゃんにそう言わなかったとか、
もう帰る気でキスしたんだから、とか、言い訳をつけながらも、
きっと、奥さんの話が頭から離れなかったんだろう。
そっちがいいのだ、と思えたのだろう。




のんびり掃除をし終えて、そろそろ帰ろうかな、
としていた6時15分頃、優ちゃんが帰ってきた。
相手方の準備がまったく出来ていなかったので、
早く帰ってこれたらしい。


私がいるとは思ってなかったらしく、


「会いたくて待ってたのか?」


と聞いてきた。



「え?いいえ、掃除とかしてて…」



「そうだったら、可愛いなと思って」



ん〜、と困った笑いの私に、優ちゃんは笑っていたけれど、
しまったなぁ、伝わらなかっただろうな、と思った。



シャッターを閉めるとき、

「会いたくて待ってた、なんて、重たくない?」

と聞いたら、

「いいや」

と即答したので、笑って終わらせた。
この人ならきっと大丈夫、と思ってるはずなのに、
怖がってる私がいるんだな、と感じた。



今考えてみると、あの旦那さんは、
もし、奥さんのサオリさんが2時間待っていたならば、
待っていてくれてありがとう、待たせてごめん、
という気持ちになるのかもしれない。
なんとも思っていない女性だったから、重たかったのだ。

優ちゃんだって、
ただの事務員が待っていたなら、
帰っていてくれてよかったのに、と思ったかもしれない。
でも、私だったから、
そうだったら嬉しい、と思ったのだ。



男心の勉強がまだまだですね(笑)
もっともっと、優ちゃんを信じよう。





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今年の風邪は、喉らしい。
皆様お気をつけくださいませ。







ってここまで書いて気がついたけど、
日付がおかしい。
書いてるのは21日水曜日。
と書いておかないと、後で読み返したとき困るので(笑)




2007年11月18日(日) チクリチクリ、秘密の棘。






優ちゃんの機嫌は悪くなかった。
あたしのテンションがおかしかった。


まず声が高い。
口調が甘えっ子。
やたらベタベタ。
そしていきなり泣き出したりする。



文字にするとまったく手がつけられないような気がするが、
会話はいつもと同じだったからか、
優ちゃんはベタベタに応じてくれ、
泣き出したときも、しつこく尋ねはしなかった。
ボロボロ零していたわけじゃないけど。







「それ言ってたの、別の女の子じゃ、ないよね?」


優ちゃんとのふざけ合いが、
いつもよりチクリとした。
だからこんなセリフも飛び出した。


優ちゃんは、いや、絶対にマリだ、と笑って言い張ったので、
セリフの可能性を追求するのはやめた。
まぁいいけど、とお風呂場に消えた後、
こういうのやめるって決めたのになぁ、という気になって、
変なこと言ってごめん、と謝りに出て行った。


時計を巻いていた優ちゃんに抱きついたら、
笑って、
「ゆっくり入って来い」
と言った。







不安定な理由は決して言えなかった。
またそんな秘密を増やした自分が嫌だった。
お風呂に1人でいると息が苦しくなった。


優ちゃんは、何かを感じたのか、
髪を乾かすあたしの後ろに、ふっと立っていた。

「どうしたの?」

と聞くと、去っていった。
あたしが1人を選んだから、聞けなかった、のかもしれない。







季節の変わり目で、優ちゃんの体調は絶好調じゃない。
眠れないので、また寝てるあたしにちょっかいを出していた。


「若い方がいいとか考えてんじゃないか?」


それは、眠る直前、
何百回と避妊せずにヤったけど失敗しなかった、
と豪語した男のセリフにはふさわしくない。
このへんの考えの違いはまた今度書くけれど、
とにかくあたしは寝ぼけ眼で、

「考えてないよ」

と答えた。
その後は覚えていないから、眠ったらしい。
今考えると、
あたしの様子がおかしかったから言ったこと、だったかな。











…不安定な理由。
優ちゃんはまったく関係ない。
あたしの体調も関係ない。

ここにきて登場するか?という男。

月 野 さ ん だ。


詳細は書くほどのこともない、
浮気もしてない。
けど、あの人の中のあたしの位置付けが本当にわからなくなって、
関係はなくても、
これからの付き合いを切れないなら、
もしかしたら優ちゃんとの付き合いに影響するかもしれない。
そんな不安が渦巻いてる。

愛してるのは優ちゃんだけ、
そう言葉にするだけではダメなのだ。
わかってる、痛い目見たんだから。



月野さんの前では、
思い通りの女の子をやれることも、ため息。
優ちゃんの前で、こんくらい元気になれればなぁ…
何をかっこつけてるのか、
何を甘えてるのか、
それはある意味、素のあたし、かもしれないけど、
伝わるわけないんだから。



甘ったれのままでいちゃいけないんだ。
痛い目見たんだから。
あんな後悔はもうしないって、決めたんだから。





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照れ屋なので、ねだらないと言ってくれなかった!
でも、ありがとう^^



*******



なんだかんだで見守ってくれるお兄様(現在モキュモキュ中)へ

私のためにありがとうございました!♪
早速トライしますねー♪
写真、アップします!^^


2007年11月15日(木) まるっきり、いつもどおりに。










「俺は、お前を離さないから。

心配するな」





そう言われて、
あたしが泣いたのには、理由がある。










22才の誕生日は、
出勤時間に目覚める、という最悪の幕開け。


3分遅刻、は、
ミスコピー10枚よりはマシだが、
2時間笑顔禁止の刑である。嗚呼。
あたしが勝手に作っているだけだけど。


社長はお出かけがあり、
その間にご機嫌はだいぶ直っていたけれど、
なんでちょうどの日にこんなことやっちゃうかなぁ〜と、
1人べこべこであった。
当日に1日一緒にいられるのに…。




遅刻は、前にもやったことがある。
そのときは今日よりひどくて、起きたのが11時半だった。
あまりに遅いので、
怒りを通り越して心配してるだろうな、
と思ったら、まさしくその通りで、
あたしは、2種類のすみませんを言わなければならなかった。



同じミスを繰り返すのが一番悪い。
その自分を裏切ったことに腹が立ったし、
社長も同じ主義。
だから、こっそりため息をついた。



時間が経つにつれ更に機嫌は直り、
夜ご飯を食べる頃には、一緒に笑っていた。


優ちゃんは、誕生日のお祝いにビールを買ってくれ、
「おめでとう」と乾杯してくれた。
「ありがとう」と満面の笑みで返した。
好きな人に祝ってもらうことは、心から嬉しかった。
いつもの部屋にいられることも、嬉しかった。


が、あの遅刻でどんなことを思ったのか、
あたしのなかに、重石のように不安が沈んでいた。
それを態度に出すほど子どもではなくなった。
遅刻分の時給を給料から引くからな、
それで話を終わらせられる人のはず。
そう信じて、思い切り笑うくらいには。




だけど、多分、
優ちゃんには見抜かれてたんだと思う。
料理をするときに言葉少なだったり、笑い声が若干高かったり。


だから、
「心配するな」
がついてるんだと思う。
ミスが解決したとき、会社で聞く言葉だ。











「俺は、お前を離さないから。

心配するな」






あれはもう終わったのだ、と。
また頑張ればいい、と。
恋人だから、じゃないこともわかってる。
あたしの未来に期待してくれている。
そうして、気持ちに変わりもないと、言ってくれている。


















「…嬉しい…」















あたしを抱きしめる腕の強さに、
胸の温度に、しがみついた。
しがみついて泣いた。
あたしこそ、あたしこそ、お傍に、います。






ねぇ、今日、言ってよ。
最初の夜に、あたしが笑ってしまった言葉を。
もう笑わないから。
きっと泣くと思うから。
今日、聞きたい。






そんなあたしは、きっと見抜けなかった。
満たされていたのだから。
それ以上求めた顔など、したくても出来なかった。
だから、きっと、
似た思考回路で、優ちゃんの頭に、浮かんだのだ。





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「…私も」



予想に反して、あたしは泣かなかった。
なんと言えば、本当にそう思ってると伝わるのか、わかんなかった。
優ちゃんの胸は、その日も温かくて、
あたしは、嬉しさの余韻のなか、眠った。

キスをしたせいで、いつもより1時間遅い、就寝。




会社で待っていたプレゼントは無事開けられ、
早速あたしの携帯に着けられた。
ありがとう、優ちゃん。






***



最後になりましたが、
今日の日にメッセージをくれた皆様、本当に嬉しかった!
ありがとうございました^^

22歳の今年も、迷惑かけると思いますが…
もっと成長し、輝く1年にしたいと思ってます!
よろしくお願いします♪


21歳の誕生日は、確か、
午前3時ごろに寺島君からメールが届いた覚えが…。
お祝いメールでなく、ね(笑)でも忘れちゃったな、内容。


ちなみに寺島君は、
「当日はどうせ会えないんだから」と、数日前に呼び出し、
プレゼントをくれました。
もらいもんのお菓子だったけどな!
でも、美味しかった♪
気持ちが嬉しかったので、当日の0時過ぎてから、(ダイエット的には悪いけど)
誕生日に最初に食べました(笑)





2007年11月12日(月) めぐり逢えた、気がする。







「蠍座のあなたを支配するのは、“愛”と“性”です」


漫画に載っていた星占い。
世の中、
当たってない方もいらっしゃるとは思うけれど、
あたしに関して言えば大当たりだと、
昔、幸子ちゃんが笑っていた。
でも当時は生娘、
まったく想像が出来ず、そんなことないよ、と言い返していた。




その幸子ちゃんは蟹座で、


「相性がいいのは蠍座。

蠍座のまっすぐな愛を、蟹座は、さらに大きな愛で包んでくれます」


とのことで、
まぁこの本は男女の意味合いが強いけれど、
幸子ちゃんとあたしに関しては、確かに当たっている。
さっちゃんさっちゃんと頼るのはあたしで、
甘えさせてくれるのが幸子ちゃんだ。







これを読んだのは中学生、今思えば、
この言葉達に影響を受けてそうなった面もあるかもしれない、
とも思うけれど、

とにかく、現状のあたしには大当たり、なのだ。
こないだも書いたけど、別の占いでも「色欲座」。
そんままだ。


あたしにとっては、
その人との情交を求めることが愛情表現、
あたしとの情交を求める人、が最低条件だ。
でも男の人の性衝動は強いから、難しい。
そうしてあたしも、
からだだけを求められるのは嫌だというわがまま付き。
自分でもバランスがとれなかった。
だから、
まずはその最低条件を見直そうとしていたわけなんだけれども。









話は飛びまして先週の土曜。


いつもどおり優ちゃん宅にお邪魔していたところ、
今月のウサギ、来訪。


…言い出すタイミングが…難しい…


自然なことであって、悪く思う必要はない、
と常々思っているのだけど、
期待してるだろうになぁとちょっと思ってしまう。
結局、優ちゃんが見抜いてくれて、
「気にすんなよ」となった。



毎週泊まっていれば、必ず当たるのだから、
変わらずに接してくれる優ちゃんを既に知っている。
人によれば当たり前、なことが嬉しいのは、
人並み以上に性衝動の強い優ちゃんを知っているから(笑)
その日も、いつもどおりに過ごした。




翌日はドラマを観て、街を歩いて、買い物をして、
鍋を作って食べた。
久しぶりに一緒の日曜の夜、も、
果たしていつもどおりに過ぎてゆくはずだった。
あたしは、そのことに感謝をして眠る、だけのはずだった。








髪の毛を乾かして、ビールを開けて、
ふぅと座ったあたしの肩に、
温度の高い、優ちゃんの手。
そのまま後ろから腕を包まれた。


キスが降ってくるのか、と既にビクビクなあたしに、
降ってきたのは優ちゃんの声だった。
















「お前と…

めぐり逢えて、よかった」

















あたしの何に、そう言ってくれるのかはわからない。
脚フェチの優ちゃんの理想には程遠いし、
優ちゃんを満足させることも出来ない。
それでもいいのだと、
お前が傍に居るだけでいいのだ、と、
最初の夜に言ったのは、本当になったんだろうか。


この人の、めぐり逢えて、という言葉には、
これまでの数々の女が込められている。
切り捨てた女も、愛した女もいるだろう。
今まで聞いてきた彼女歴は、無駄にはならなかった。













「…同じことを、考えてます」














優ちゃんは、目を閉じて抱きしめてくれた。
頬にキスをしたら返ってきた。


セックスを愛情表現とするあたしにとって、
それも、唇へのキスすらもなしに、
あたしに愛を囁き、
あたしを幸せに出来るこの人が、最高のひとなのだ。




「色欲座」の解決方法は、
セックスをした後に、遊びに出ること。
欲望の薄くなった状態で、愛情を見極めろ、ということだった。

土曜日から泊まって、
優ちゃんと遊びに出るのは、日曜の朝から。
優ちゃんはあれやこれや連れて行って、
あたしにお金を使って、
運転中に流し目を送ってくれて、
夕方には家に送り届ける。
そんな休日が変わったことはほとんどない。
だから、それを読んだとき、
あぁ、叶えてくれているな、と思った。





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悋気を出さないように、とは思っていても、
そんなときに聞かれると、
「他の女を抱くなんて、イヤ!!!」
とか言ってた(笑)
まぁ本人はそれで満足そうなのでいいんですけど。




2007年11月08日(木) 可愛いもの。





前も書いたけど、
優ちゃんはぬいぐるみが好き。

というか、可愛いものが好き。
動物の赤ちゃんとか、身近なとこでは猫とか。
丸くて、ぽっちゃりした動物とかぬいぐるみがお好み。
(これに私がひっかかったんじゃないかという疑惑もある)


こないだもWOWOWで見つけた、可愛いアニメを一緒に観た。
外国の子供向けアニメで、10分くらいしかないんだけど、
表情とかしぐさとか色使いとか、
とにかく可愛いのだ。
優ちゃんと私のツボはほぼ同じだから、
キャッキャ観た。
…名前を書くと検索に出ちゃうので(笑)でも本当に可愛いの〜



優ちゃんがぬいぐるみを可愛がってるのを見ると、
妙に妬けるときがある。
人相手に喋ってるみたいだからだ。
「今日も可愛いなぁ」みたいに。

でもそれはさすがにくだらないし、
私にもそうしてくれるから、気にしないでいたら、
図らずともそれをふっとばすお言葉が!



「生きてるものの中では、マリが一番可愛いよ」



「…すごいこと言われちゃった」




別々のランキングなら解決だね♪
私もそれなりのセリフ返せたらよかったのになぁ。






昨日、会社に宅急便が来た。
優ちゃん宛てで、何かなぁと思ったけど、
前に聞いてみたとき、
「ボクシングの雑誌」
とか言ってたので、またなんか趣味のもんだろう、と思ってた。


それで家に帰った後、ネットで、
最近、2人で可愛い可愛いと愛でている、
あるストラップを見ていたら、


「これ今日届いたじゃないか」


と言うのだ。






「え?あの宅配便?」



「おう。あんたの誕生日間に合うように」



来週に私の誕生日である。





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ていうか、夢、ていうのも後付だけどね(笑)
わーやっちゃったね、て考えたら笑えた(笑)


プレゼントはもう一つあって、
今日また会社に届いたので(笑)、
2つとも、来週に開封されるのを待っています。




2007年11月04日(日) 選択をしたくない、わけじゃない。






全部わかってる。
きっと、ここ数ヶ月考えてた通り。
言うべきセリフは、きちんと頭の中にある。


答えは出ている、当たり前に。
変える気なんて全然ない、変わりそうな予感もない。




彼が私を送り届けてくれた後、
私を呼び出した人がいた。

彼がこうだったらいいのに、と思った。
彼に、こう思わせられる私だったらよかったのに、と思った。

ゆうべ抱かれたとき、
そのちょっと前にした喧嘩をひきずった自分が、憎かった。
心にひっかかるものがあると、体も完全に溶けていかない。
きっとそれは彼も同じで、
様子がいつもと違ったし、
またも、彼が満足することもなかった。


溶けていないから、彼のリクエストにも応えられなかったし、
だからってごめんとも言えなかった。
泣かずにいられたのは、
彼が一言も責めずに、私を抱きしめながら眠りについたから。


どうして、どうしてこうなるんだろう。
夜の道を歩いてると、初めて涙が出た。
どうして彼のことばっかり考えちゃうんだろう、
どうして彼の幸せばかり願ってしまうんだろう、
どうして彼に、私の幸せを叶えて欲しいのだろう。
理由なんかないのはわかってた、だから泣けてきた。




彼の家を出る直前には、
必ず抱きしめてキスをしてくれる。
耳元で「また明日な」と囁く。
寂しいようであり、明日も会える、と嬉しくもある。
セックスがうまくいかなくたって、そうしてくれる。
解決すべきことではあるけれど、
眠らずにいるほど深刻なことではないのだろう、と思う。




結局私は、彼への気持ちの再確認しかやってない。
そうして、ずるずると引き延ばしてきた決着のときが、
今なんだ、と泣きながら思った。



彼を手離したくないなら、そうするしかない。
全精力を彼に傾けなければ、絶対に後悔する。




わかってた、ずぅっとわかってた。
今、涙が出るのは、胸が苦しいのは、
自分のせい以外の何物でもない。
彼しか選べないことは、わかってた。
そのことで誰かを傷つけることも、わかってた。
ナイフを持つのが、怖かっただけ。ビビってただけ。
それすらも、言い訳。





ねぇ優ちゃん。
今度喧嘩をしたら、もっと話をしようね。
私達なら、出来る気がするんだよ。
まっすぐ目を見て話すのは、誰だって難しいことだけど。

何の秘密もなしに、あなたの目を見れる、私になるから。
もっと喧嘩して、もっと話をしよう。
そんな風に思うくらいあなたが好きだよ。

今日は泣けちゃうくらいだったんだよ。
こんなの久しぶりだった。
辛いわけじゃないことを考えたら、初めてだった。


こんな私を、あなたが知らないから、
明日、会ってすぐに抱きつけないことが寂しいよ。
あぁでも、帰り際ならいいかもしれない。




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思考回路が似てるんだ、大体。
私の頭のなかのセリフを、そのまま彼が口にすることもある。
こんなことが現実にあるのか、と思うくらい。

だから喧嘩も、それがうまくいけば、
気持ちが察し合えて、あまり大事にはならない。
昨日がそんなパターンだった。

じゃぁ何でちょっと引きずり気味なのかっていうと、
気持ちを言えなかった部分があったから。
次は頑張るね。




2007年11月02日(金) 潮時








「初詣は毎年行くのか」




「えぇまぁ、大体」




「来年は、誰と行くんだ?」



「え?」






わかっていた。
照れ屋の優ちゃんのいつものパターンだ。
私に言わせたいのだ。



私の頭には、家族しか浮かばなかった。
新年に希望をはせる、あのおごそかで冷たい空気に、
いくら今私の心を捕らえている人でも、
家族よりは遠い人と行ける気がしなかった。
そういう意味では、誰とも行けない。





別考えてないけど、と笑顔で濁らせた私に、



「なんだ、『優ちゃんと行きたい〜』って言うかと思ったのに」



と口を尖らせる真似をしたので、
私は笑いこけた。
今までの女の子は皆そうだったのかしら?
私って家族にくっつきすぎかしら。

がっかりさせて、ごめんね。
明日、話題にするね。


今は、あなたの期待を裏切ってやれたことを喜ばせておいて。
なんでもかんでも「彼氏」で片付ける女は嫌いなの。












今朝を思い出せば、憂鬱な朝だった。
眠れなかったから、あぁ今日も眠気を堪えなきゃ…ってのと、
強引に途切れた記憶を取り戻そうと必死だったから。
嫌悪感を飲み下そうと。




それが今日はまぁ…夜明け前のコーヒーが幸いしたのか、
いつもより眠くならず。
優ちゃんはいつも通り、仕事しながらかまってくれて、
空白に新しい記憶をくれた。





明日は夕方から迎えに来てくれる。



「4時ね」


「おう」


「じゃ、お疲れ様」


「お疲れ」







カラカラと引き戸を開けると







「おい」





「ん?」





チュッ





振り向いた私に、仕事机からの投げキッス。
嬉しくなって、思わずそっくり返したけれど、
私が我慢出来るわけないのだ。



「何で近づかないのかって話なのよ」


せっかく同じ空間にいるんだから。



明日もたくさんのキスをしてね。
私の記憶容量いっぱいに。






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浮かれていた、のかもしれない。
強いカードばかり、でもペアがないときのように。
どのカードを捨てようか?
エース?キング?クィーン?

自分に馬鹿、と言ってやろう。
エースのペアを選ばずに勝てると思ってんの?




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