コミュニケーション。
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今週に入ってからの私の睡眠時間は、13時間。 前回の日記の内容が頭から離れず、 日曜の夜を明かしてしまったことに始まる睡眠不足、だった。
日を追うごとに、気がかりは小さくなり、 比例するように睡眠時間も増え、 昨日やっと9時間眠れたので、今朝はだいぶ、ダルさがとれた。 日曜の夜以外は、時間がない!から眠れなかったんだけどね。 昨日も夜更かしして、何時に寝たのか覚えてないけど、 今日の会社は2時半からなので、ゆっくりしました。ふぅ。
最近は近くにオープンしたセブンイレブンでも働いているので、 帰り際に買ったお菓子を今食べて、満足。 セブンイレブンのフィナンシェは、美味い。 これこそフィナンシェ! モンドセレクション最高金賞2年連続受賞はダテではありません。 お試しあれ!
セブンイレブンさんのオープニングに入り込めたおかげで、 週4の土日ナシという固定シフトをいただけて、ありがたいです。 平日は忙しいけど皆そうなんだしね!
うちの店の店長はなんと、私より年下! 周りも年下とかバイト新人とか、 個性豊かな年上の面々で、すごく楽しく働かせてもらってます。 皆面白いです。 温厚で有名な私がうんざりすることもありますが、 まぁその分好き勝手やってますから。 仕事終わってから店長イジるのが楽しくて仕方ないですから。
深夜勤の女の子と、村岡さん(事務のほうの社員)をくっつけよう、 と、優ちゃんと狙ってます。 くっつかなくても、飲みに行こうー!となってるから、 楽しみです。 こんな楽しみ今までなかったから、ウキウキします。
会社のほうは、仕事がかなり忙しい。 小間使いの私はそうでもないけれど、社長の表情がヤバい。 でも落ち着いたら、温泉行くんだって! ガイドブックを手渡された私はびっくり。きゃぁぁ クリスマスは予約するから〜とかも言ってませんでしたか?あなた。 少ない時間のなかで、そういう発言は必ず実現させる人だと知った私は、 もうどうしていいやら嬉しすぎて、 どこの温泉がいいかなんて選べない…。
「クリスマスは、長崎予約するから」
という発言は私の誕生日に発されたけど、 果たして「何を」予約するのかわからない。 …が、それが何であれ、 クリスマスプレゼントってものが必要なのね!と気がついた数日後の私。 あの金持ちに何をやれってのよ!と藤原君に言ったりしている。 一通り何でも持ってるのだ… 金持ちだから、自分の好きなものにこだわるのだ。 どうせ買うのなら惚れたものを買うのだ。 このプレゼント下手に課されたものは大きいorz 寺島にだって藤原君にだって、まともにあげたことないもの…。
しかし藤原君にプレゼントするんだったら平気だな、と思ったところで、 なるほど、藤原君とは散々お互いのことを語り合って、 信頼関係があるからだな、と思った。 持ってるものも欲しいものもわかるし、 たとえ「ええ?」と思うようなものをあげちゃっても、 その後の関係には影響しない、という安心感があるのだ。
だから優ちゃんとも、いっぱい話そう、と思った。 今日も出来るだけ、喋ってきます。
なんか久しぶりに近況報告でした。
卓上なので、仕事机に置いてもらいます(笑)
「疲れた」
という言葉と、
「お前が気持ちよければいいんだ」
という言葉。
関係ないように見えて(見えるか?)、 間を置かずに発された言葉である。
前者は素直に自分の状態を告げただけ、 後者はあたしを思い遣ったもの、のはずだが、 あいにくあたしはどちらにもダメージを受けた。
前者を呟いて優ちゃんは終わりを示し、 まだ、と絡むあたしを制して、後者を口にした。 「気持ちよかった」と応えた後、涙が出るあたしというのは、 修行が足りないだろうか。
セックスの余韻で足が震えていたけど、 涙のせいで、煙草を持つ手も震えた。 優ちゃんは、お前のせいじゃない、と言ってくれたけど、 泣かなくていい、とは言わなかった。 だから勝手に泣き止んだ。
「ガキならすぐイッてるんだ、マリはフェラが上手だから」
あなたの知らない、ガキじゃない人だってイカせられたわ。 華々しい過去を持つあなたに褒められて、素直に嬉しかった。
でも、でも、 あなたをイカせられなきゃ意味がないの。 今のあたしの最愛の人はあなたなのに。 つながっても咥えてもあなたを導けなかった。 あなたに応えることが出来なかった。
本当は食卓に突っ伏してしまいたいほどだった。 煙草の火があったから、ただそれだけ。
優ちゃんがセックスのためにあたしと付き合ってるとは思わない。 優ちゃんの理想の体はちゃんとあって、 今のあたしがちょっと遠いことをあたしは知ってる。 (上半身は完璧、らしい)
「お前がな…
迎えに来た俺を見て、
走ってくるのが、一番可愛いんだ」
優ちゃんの性欲が強いことも知ってる。 性欲だけじゃなく、自分の要望に120%で応える女が好きなことも、知ってる。 眠りに就く前に優ちゃんがそう言ったのは、 知ってるあたしへの、励ましのつもりなんだと、思う。 かすれた声で、ありがとうと言った。 過去の女達にカラダで負けてるあたしは、 そういう部分で優ちゃんを繋ぎとめていることも、知ってる。
だからあたしは、電気を消してからも涙を流した。 自分に悔しかったし、不安でもあった。 優ちゃんは要するにそういうあたしを、許してくれたのだと思うけど。
イケなかったから眠れないだろう、と宣言していたが、 (勿論、お前のせいじゃねーぞコラ、という脅しつき) 朝方、やっぱり目が覚めたようで、 きっかけは覚えていないけどまた起こされた。 辺りはまだ暗かったから、夜中かと思った。
「俺なしで、生きるな」
あたしは目を瞑ったままこっくりとした。
「無理」
「よし」
あなたの言葉が、あたしを繋ぎ留める。 胸の痛みは今日も残っていたけど、 明日への希望がもてた。 つまづいたとき、地面で呆然とするあたしじゃないのは、 ずっと前からわかってる、こと。 あたしを信じよう。
とりあえずは決めた。
ゴムが苦手なあたしの解決方法…。 何で苦手なのかは聞かないでください(ダッシュ)
あ、ダイエットも、パワーアップしますよ?!(何) 煙草辞めなきゃなぁ…
寺島と別れた、すぐ後の頃。 テニスの奥さん達と飲み会をした。
私はとにかく寺島の話を聞いて欲しくって、 聞いてももらったし、 いろいろと励ましてもらった。
あの頃の私は、まだ主観が寺島にあって、 奥さん達には、そんな私が丸見えだったのだろう。 こんな話をしてくれた。
ある奥さんの旦那さんが、数ヶ月前、 古い知り合いの女性から、 久しぶりに会いましょうと誘いを受けた。
じゃぁ夕方の5時に、と約束をしたものの、 平日だったので、仕事が遅くなり、7時になってしまった。 それから待ち合わせ場所に行ったら、 彼女は居て、ずっと待っていたらしい。
「サオリちゃんだったらどうする?」
と、奥さんは聞かれて、
「あたしだったら、とっくに帰ってるわ」
と答えたら、
「僕は、そんなサオリちゃんが好きなんだ」
と、旦那さんは言った。
私だったらきっと待っている、と思った私は、 悪い、とまでは思わなかったけど、 男の人には重いのかなぁ、という気になった。
寺島に、重い、と言われたことはあったし、 自分自身気になるときもあったし、 その頃は特に、ユミちゃんの小悪魔的行動が気になっていた。 彼女は、重たいなんてカケラも思わせずに、 好き、という気持ちを伝えられるのに。
結局、今の私につながる覚醒の言葉をくれたのは別の人だった。 小悪魔になろう、という流れではなく、 今の私を大事に、とその人は思わせてくれたので、 ユミちゃんのようなふるまいが出来なければ、 その奥さんのような答えが出来なければ、ダメなのか、 という思考は、私の中から消えていった。
しかし、その後に登場したカメラマンによって、 重たい、という言葉の意味を実感した私は、 どこか、そう思われる行動を避けてきた。 意識的に大変だった覚えはないから、 避けたというよりも、考えを変えた、に近いと思う。
そこで、きっと、 奥さんの話に影響を受けているのだと思う。
昨日、優ちゃんの仕事が、 珍しく夕方からの開始だった。 車で1時間かかる場所のため、 帰ってくるのは、会社を閉める時間より遅くなるだろう、と思われた。
私の就業時間もとっくに過ぎるので、 もう会えない気でいた。 優ちゃんもそのつもりだったらしく、 「戸締りよろしくな」 と、キスして行った。
夜の予定はなかったから、 帰ってくるまで待っていても、かまわなかった。 先述の通り、待つタイプである私は、 とりあえず、いつも閉めている6時まではいよう、と思っていた。 それなら、 もし会えたとき理由も言えるし、逆に帰ってもおかしくない。 どう転んでもストレスにならない私の方法が、それだった。
帰ってくるまで待とう、としなかったのは、 優ちゃんにそう言わなかったとか、 もう帰る気でキスしたんだから、とか、言い訳をつけながらも、 きっと、奥さんの話が頭から離れなかったんだろう。 そっちがいいのだ、と思えたのだろう。
のんびり掃除をし終えて、そろそろ帰ろうかな、 としていた6時15分頃、優ちゃんが帰ってきた。 相手方の準備がまったく出来ていなかったので、 早く帰ってこれたらしい。
私がいるとは思ってなかったらしく、
「会いたくて待ってたのか?」
と聞いてきた。
「え?いいえ、掃除とかしてて…」
「そうだったら、可愛いなと思って」
ん〜、と困った笑いの私に、優ちゃんは笑っていたけれど、 しまったなぁ、伝わらなかっただろうな、と思った。
シャッターを閉めるとき、
「会いたくて待ってた、なんて、重たくない?」
と聞いたら、
「いいや」
と即答したので、笑って終わらせた。 この人ならきっと大丈夫、と思ってるはずなのに、 怖がってる私がいるんだな、と感じた。
今考えてみると、あの旦那さんは、 もし、奥さんのサオリさんが2時間待っていたならば、 待っていてくれてありがとう、待たせてごめん、 という気持ちになるのかもしれない。 なんとも思っていない女性だったから、重たかったのだ。
優ちゃんだって、 ただの事務員が待っていたなら、 帰っていてくれてよかったのに、と思ったかもしれない。 でも、私だったから、 そうだったら嬉しい、と思ったのだ。
男心の勉強がまだまだですね(笑) もっともっと、優ちゃんを信じよう。
今年の風邪は、喉らしい。 皆様お気をつけくださいませ。
ってここまで書いて気がついたけど、 日付がおかしい。 書いてるのは21日水曜日。 と書いておかないと、後で読み返したとき困るので(笑)
2007年11月18日(日) |
チクリチクリ、秘密の棘。 |
優ちゃんの機嫌は悪くなかった。 あたしのテンションがおかしかった。
まず声が高い。 口調が甘えっ子。 やたらベタベタ。 そしていきなり泣き出したりする。
文字にするとまったく手がつけられないような気がするが、 会話はいつもと同じだったからか、 優ちゃんはベタベタに応じてくれ、 泣き出したときも、しつこく尋ねはしなかった。 ボロボロ零していたわけじゃないけど。
「それ言ってたの、別の女の子じゃ、ないよね?」
優ちゃんとのふざけ合いが、 いつもよりチクリとした。 だからこんなセリフも飛び出した。
優ちゃんは、いや、絶対にマリだ、と笑って言い張ったので、 セリフの可能性を追求するのはやめた。 まぁいいけど、とお風呂場に消えた後、 こういうのやめるって決めたのになぁ、という気になって、 変なこと言ってごめん、と謝りに出て行った。
時計を巻いていた優ちゃんに抱きついたら、 笑って、 「ゆっくり入って来い」 と言った。
不安定な理由は決して言えなかった。 またそんな秘密を増やした自分が嫌だった。 お風呂に1人でいると息が苦しくなった。
優ちゃんは、何かを感じたのか、 髪を乾かすあたしの後ろに、ふっと立っていた。
「どうしたの?」
と聞くと、去っていった。 あたしが1人を選んだから、聞けなかった、のかもしれない。
季節の変わり目で、優ちゃんの体調は絶好調じゃない。 眠れないので、また寝てるあたしにちょっかいを出していた。
「若い方がいいとか考えてんじゃないか?」
それは、眠る直前、 何百回と避妊せずにヤったけど失敗しなかった、 と豪語した男のセリフにはふさわしくない。 このへんの考えの違いはまた今度書くけれど、 とにかくあたしは寝ぼけ眼で、
「考えてないよ」
と答えた。 その後は覚えていないから、眠ったらしい。 今考えると、 あたしの様子がおかしかったから言ったこと、だったかな。
…不安定な理由。 優ちゃんはまったく関係ない。 あたしの体調も関係ない。
ここにきて登場するか?という男。
月 野 さ ん だ。
詳細は書くほどのこともない、 浮気もしてない。 けど、あの人の中のあたしの位置付けが本当にわからなくなって、 関係はなくても、 これからの付き合いを切れないなら、 もしかしたら優ちゃんとの付き合いに影響するかもしれない。 そんな不安が渦巻いてる。
愛してるのは優ちゃんだけ、 そう言葉にするだけではダメなのだ。 わかってる、痛い目見たんだから。
月野さんの前では、 思い通りの女の子をやれることも、ため息。 優ちゃんの前で、こんくらい元気になれればなぁ… 何をかっこつけてるのか、 何を甘えてるのか、 それはある意味、素のあたし、かもしれないけど、 伝わるわけないんだから。
甘ったれのままでいちゃいけないんだ。 痛い目見たんだから。 あんな後悔はもうしないって、決めたんだから。
照れ屋なので、ねだらないと言ってくれなかった! でも、ありがとう^^
*******
なんだかんだで見守ってくれるお兄様(現在モキュモキュ中)へ
私のためにありがとうございました!♪ 早速トライしますねー♪ 写真、アップします!^^
2007年11月15日(木) |
まるっきり、いつもどおりに。 |
「俺は、お前を離さないから。
心配するな」
そう言われて、 あたしが泣いたのには、理由がある。
22才の誕生日は、 出勤時間に目覚める、という最悪の幕開け。
3分遅刻、は、 ミスコピー10枚よりはマシだが、 2時間笑顔禁止の刑である。嗚呼。 あたしが勝手に作っているだけだけど。
社長はお出かけがあり、 その間にご機嫌はだいぶ直っていたけれど、 なんでちょうどの日にこんなことやっちゃうかなぁ〜と、 1人べこべこであった。 当日に1日一緒にいられるのに…。
遅刻は、前にもやったことがある。 そのときは今日よりひどくて、起きたのが11時半だった。 あまりに遅いので、 怒りを通り越して心配してるだろうな、 と思ったら、まさしくその通りで、 あたしは、2種類のすみませんを言わなければならなかった。
同じミスを繰り返すのが一番悪い。 その自分を裏切ったことに腹が立ったし、 社長も同じ主義。 だから、こっそりため息をついた。
時間が経つにつれ更に機嫌は直り、 夜ご飯を食べる頃には、一緒に笑っていた。
優ちゃんは、誕生日のお祝いにビールを買ってくれ、 「おめでとう」と乾杯してくれた。 「ありがとう」と満面の笑みで返した。 好きな人に祝ってもらうことは、心から嬉しかった。 いつもの部屋にいられることも、嬉しかった。
が、あの遅刻でどんなことを思ったのか、 あたしのなかに、重石のように不安が沈んでいた。 それを態度に出すほど子どもではなくなった。 遅刻分の時給を給料から引くからな、 それで話を終わらせられる人のはず。 そう信じて、思い切り笑うくらいには。
だけど、多分、 優ちゃんには見抜かれてたんだと思う。 料理をするときに言葉少なだったり、笑い声が若干高かったり。
だから、 「心配するな」 がついてるんだと思う。 ミスが解決したとき、会社で聞く言葉だ。
「俺は、お前を離さないから。
心配するな」
あれはもう終わったのだ、と。 また頑張ればいい、と。 恋人だから、じゃないこともわかってる。 あたしの未来に期待してくれている。 そうして、気持ちに変わりもないと、言ってくれている。
「…嬉しい…」
あたしを抱きしめる腕の強さに、 胸の温度に、しがみついた。 しがみついて泣いた。 あたしこそ、あたしこそ、お傍に、います。
ねぇ、今日、言ってよ。 最初の夜に、あたしが笑ってしまった言葉を。 もう笑わないから。 きっと泣くと思うから。 今日、聞きたい。
そんなあたしは、きっと見抜けなかった。 満たされていたのだから。 それ以上求めた顔など、したくても出来なかった。 だから、きっと、 似た思考回路で、優ちゃんの頭に、浮かんだのだ。
「…私も」
予想に反して、あたしは泣かなかった。 なんと言えば、本当にそう思ってると伝わるのか、わかんなかった。 優ちゃんの胸は、その日も温かくて、 あたしは、嬉しさの余韻のなか、眠った。
キスをしたせいで、いつもより1時間遅い、就寝。
会社で待っていたプレゼントは無事開けられ、 早速あたしの携帯に着けられた。 ありがとう、優ちゃん。
***
最後になりましたが、 今日の日にメッセージをくれた皆様、本当に嬉しかった! ありがとうございました^^
22歳の今年も、迷惑かけると思いますが… もっと成長し、輝く1年にしたいと思ってます! よろしくお願いします♪
21歳の誕生日は、確か、 午前3時ごろに寺島君からメールが届いた覚えが…。 お祝いメールでなく、ね(笑)でも忘れちゃったな、内容。
ちなみに寺島君は、 「当日はどうせ会えないんだから」と、数日前に呼び出し、 プレゼントをくれました。 もらいもんのお菓子だったけどな! でも、美味しかった♪ 気持ちが嬉しかったので、当日の0時過ぎてから、(ダイエット的には悪いけど) 誕生日に最初に食べました(笑)
2007年11月12日(月) |
めぐり逢えた、気がする。 |
「蠍座のあなたを支配するのは、“愛”と“性”です」
漫画に載っていた星占い。 世の中、 当たってない方もいらっしゃるとは思うけれど、 あたしに関して言えば大当たりだと、 昔、幸子ちゃんが笑っていた。 でも当時は生娘、 まったく想像が出来ず、そんなことないよ、と言い返していた。
その幸子ちゃんは蟹座で、
「相性がいいのは蠍座。
蠍座のまっすぐな愛を、蟹座は、さらに大きな愛で包んでくれます」
とのことで、 まぁこの本は男女の意味合いが強いけれど、 幸子ちゃんとあたしに関しては、確かに当たっている。 さっちゃんさっちゃんと頼るのはあたしで、 甘えさせてくれるのが幸子ちゃんだ。
これを読んだのは中学生、今思えば、 この言葉達に影響を受けてそうなった面もあるかもしれない、 とも思うけれど、
とにかく、現状のあたしには大当たり、なのだ。 こないだも書いたけど、別の占いでも「色欲座」。 そんままだ。
あたしにとっては、 その人との情交を求めることが愛情表現、 あたしとの情交を求める人、が最低条件だ。 でも男の人の性衝動は強いから、難しい。 そうしてあたしも、 からだだけを求められるのは嫌だというわがまま付き。 自分でもバランスがとれなかった。 だから、 まずはその最低条件を見直そうとしていたわけなんだけれども。
話は飛びまして先週の土曜。
いつもどおり優ちゃん宅にお邪魔していたところ、 今月のウサギ、来訪。
…言い出すタイミングが…難しい…
自然なことであって、悪く思う必要はない、 と常々思っているのだけど、 期待してるだろうになぁとちょっと思ってしまう。 結局、優ちゃんが見抜いてくれて、 「気にすんなよ」となった。
毎週泊まっていれば、必ず当たるのだから、 変わらずに接してくれる優ちゃんを既に知っている。 人によれば当たり前、なことが嬉しいのは、 人並み以上に性衝動の強い優ちゃんを知っているから(笑) その日も、いつもどおりに過ごした。
翌日はドラマを観て、街を歩いて、買い物をして、 鍋を作って食べた。 久しぶりに一緒の日曜の夜、も、 果たしていつもどおりに過ぎてゆくはずだった。 あたしは、そのことに感謝をして眠る、だけのはずだった。
髪の毛を乾かして、ビールを開けて、 ふぅと座ったあたしの肩に、 温度の高い、優ちゃんの手。 そのまま後ろから腕を包まれた。
キスが降ってくるのか、と既にビクビクなあたしに、 降ってきたのは優ちゃんの声だった。
「お前と…
めぐり逢えて、よかった」
あたしの何に、そう言ってくれるのかはわからない。 脚フェチの優ちゃんの理想には程遠いし、 優ちゃんを満足させることも出来ない。 それでもいいのだと、 お前が傍に居るだけでいいのだ、と、 最初の夜に言ったのは、本当になったんだろうか。
この人の、めぐり逢えて、という言葉には、 これまでの数々の女が込められている。 切り捨てた女も、愛した女もいるだろう。 今まで聞いてきた彼女歴は、無駄にはならなかった。
「…同じことを、考えてます」
優ちゃんは、目を閉じて抱きしめてくれた。 頬にキスをしたら返ってきた。
セックスを愛情表現とするあたしにとって、 それも、唇へのキスすらもなしに、 あたしに愛を囁き、 あたしを幸せに出来るこの人が、最高のひとなのだ。
「色欲座」の解決方法は、 セックスをした後に、遊びに出ること。 欲望の薄くなった状態で、愛情を見極めろ、ということだった。
土曜日から泊まって、 優ちゃんと遊びに出るのは、日曜の朝から。 優ちゃんはあれやこれや連れて行って、 あたしにお金を使って、 運転中に流し目を送ってくれて、 夕方には家に送り届ける。 そんな休日が変わったことはほとんどない。 だから、それを読んだとき、 あぁ、叶えてくれているな、と思った。
悋気を出さないように、とは思っていても、 そんなときに聞かれると、 「他の女を抱くなんて、イヤ!!!」 とか言ってた(笑) まぁ本人はそれで満足そうなのでいいんですけど。
前も書いたけど、 優ちゃんはぬいぐるみが好き。
というか、可愛いものが好き。 動物の赤ちゃんとか、身近なとこでは猫とか。 丸くて、ぽっちゃりした動物とかぬいぐるみがお好み。 (これに私がひっかかったんじゃないかという疑惑もある)
こないだもWOWOWで見つけた、可愛いアニメを一緒に観た。 外国の子供向けアニメで、10分くらいしかないんだけど、 表情とかしぐさとか色使いとか、 とにかく可愛いのだ。 優ちゃんと私のツボはほぼ同じだから、 キャッキャ観た。 …名前を書くと検索に出ちゃうので(笑)でも本当に可愛いの〜
優ちゃんがぬいぐるみを可愛がってるのを見ると、 妙に妬けるときがある。 人相手に喋ってるみたいだからだ。 「今日も可愛いなぁ」みたいに。
でもそれはさすがにくだらないし、 私にもそうしてくれるから、気にしないでいたら、 図らずともそれをふっとばすお言葉が!
「生きてるものの中では、マリが一番可愛いよ」
「…すごいこと言われちゃった」
別々のランキングなら解決だね♪ 私もそれなりのセリフ返せたらよかったのになぁ。
昨日、会社に宅急便が来た。 優ちゃん宛てで、何かなぁと思ったけど、 前に聞いてみたとき、 「ボクシングの雑誌」 とか言ってたので、またなんか趣味のもんだろう、と思ってた。
それで家に帰った後、ネットで、 最近、2人で可愛い可愛いと愛でている、 あるストラップを見ていたら、
「これ今日届いたじゃないか」
と言うのだ。
「え?あの宅配便?」
「おう。あんたの誕生日間に合うように」
来週に私の誕生日である。
ていうか、夢、ていうのも後付だけどね(笑) わーやっちゃったね、て考えたら笑えた(笑)
プレゼントはもう一つあって、 今日また会社に届いたので(笑)、 2つとも、来週に開封されるのを待っています。
2007年11月04日(日) |
選択をしたくない、わけじゃない。 |
全部わかってる。 きっと、ここ数ヶ月考えてた通り。 言うべきセリフは、きちんと頭の中にある。
答えは出ている、当たり前に。 変える気なんて全然ない、変わりそうな予感もない。
彼が私を送り届けてくれた後、 私を呼び出した人がいた。
彼がこうだったらいいのに、と思った。 彼に、こう思わせられる私だったらよかったのに、と思った。
ゆうべ抱かれたとき、 そのちょっと前にした喧嘩をひきずった自分が、憎かった。 心にひっかかるものがあると、体も完全に溶けていかない。 きっとそれは彼も同じで、 様子がいつもと違ったし、 またも、彼が満足することもなかった。
溶けていないから、彼のリクエストにも応えられなかったし、 だからってごめんとも言えなかった。 泣かずにいられたのは、 彼が一言も責めずに、私を抱きしめながら眠りについたから。
どうして、どうしてこうなるんだろう。 夜の道を歩いてると、初めて涙が出た。 どうして彼のことばっかり考えちゃうんだろう、 どうして彼の幸せばかり願ってしまうんだろう、 どうして彼に、私の幸せを叶えて欲しいのだろう。 理由なんかないのはわかってた、だから泣けてきた。
彼の家を出る直前には、 必ず抱きしめてキスをしてくれる。 耳元で「また明日な」と囁く。 寂しいようであり、明日も会える、と嬉しくもある。 セックスがうまくいかなくたって、そうしてくれる。 解決すべきことではあるけれど、 眠らずにいるほど深刻なことではないのだろう、と思う。
結局私は、彼への気持ちの再確認しかやってない。 そうして、ずるずると引き延ばしてきた決着のときが、 今なんだ、と泣きながら思った。
彼を手離したくないなら、そうするしかない。 全精力を彼に傾けなければ、絶対に後悔する。
わかってた、ずぅっとわかってた。 今、涙が出るのは、胸が苦しいのは、 自分のせい以外の何物でもない。 彼しか選べないことは、わかってた。 そのことで誰かを傷つけることも、わかってた。 ナイフを持つのが、怖かっただけ。ビビってただけ。 それすらも、言い訳。
ねぇ優ちゃん。 今度喧嘩をしたら、もっと話をしようね。 私達なら、出来る気がするんだよ。 まっすぐ目を見て話すのは、誰だって難しいことだけど。
何の秘密もなしに、あなたの目を見れる、私になるから。 もっと喧嘩して、もっと話をしよう。 そんな風に思うくらいあなたが好きだよ。
今日は泣けちゃうくらいだったんだよ。 こんなの久しぶりだった。 辛いわけじゃないことを考えたら、初めてだった。
こんな私を、あなたが知らないから、 明日、会ってすぐに抱きつけないことが寂しいよ。 あぁでも、帰り際ならいいかもしれない。
思考回路が似てるんだ、大体。 私の頭のなかのセリフを、そのまま彼が口にすることもある。 こんなことが現実にあるのか、と思うくらい。
だから喧嘩も、それがうまくいけば、 気持ちが察し合えて、あまり大事にはならない。 昨日がそんなパターンだった。
じゃぁ何でちょっと引きずり気味なのかっていうと、 気持ちを言えなかった部分があったから。 次は頑張るね。
「初詣は毎年行くのか」
「えぇまぁ、大体」
「来年は、誰と行くんだ?」
「え?」
わかっていた。 照れ屋の優ちゃんのいつものパターンだ。 私に言わせたいのだ。
私の頭には、家族しか浮かばなかった。 新年に希望をはせる、あのおごそかで冷たい空気に、 いくら今私の心を捕らえている人でも、 家族よりは遠い人と行ける気がしなかった。 そういう意味では、誰とも行けない。
別考えてないけど、と笑顔で濁らせた私に、
「なんだ、『優ちゃんと行きたい〜』って言うかと思ったのに」
と口を尖らせる真似をしたので、 私は笑いこけた。 今までの女の子は皆そうだったのかしら? 私って家族にくっつきすぎかしら。
がっかりさせて、ごめんね。 明日、話題にするね。
今は、あなたの期待を裏切ってやれたことを喜ばせておいて。 なんでもかんでも「彼氏」で片付ける女は嫌いなの。
今朝を思い出せば、憂鬱な朝だった。 眠れなかったから、あぁ今日も眠気を堪えなきゃ…ってのと、 強引に途切れた記憶を取り戻そうと必死だったから。 嫌悪感を飲み下そうと。
それが今日はまぁ…夜明け前のコーヒーが幸いしたのか、 いつもより眠くならず。 優ちゃんはいつも通り、仕事しながらかまってくれて、 空白に新しい記憶をくれた。
明日は夕方から迎えに来てくれる。
「4時ね」
「おう」
「じゃ、お疲れ様」
「お疲れ」
カラカラと引き戸を開けると
「おい」
「ん?」
チュッ
振り向いた私に、仕事机からの投げキッス。 嬉しくなって、思わずそっくり返したけれど、 私が我慢出来るわけないのだ。
「何で近づかないのかって話なのよ」
せっかく同じ空間にいるんだから。
明日もたくさんのキスをしてね。 私の記憶容量いっぱいに。
浮かれていた、のかもしれない。 強いカードばかり、でもペアがないときのように。 どのカードを捨てようか? エース?キング?クィーン?
自分に馬鹿、と言ってやろう。 エースのペアを選ばずに勝てると思ってんの?
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