CDシングルのコピーも終わって アルバムのコピーにとりかかった。 音楽を聴きながらまったりするのって ひさしぶり。 こういう時間って好き。 にゃんこと一緒にいるときより こうして一人でいるときのほうが にゃんこのことを大切に思う。 不思議。 一緒にいるときは全然気にならないことが 一人になって考えてると ふと頭に浮かんでくる。 どうでもいいことばっかり。 昨日、元彼かずの夢を見た。 元彼かずの夢を見るときはいつも 私はかずにふられる。 夢に出てくるかずのそばには いつも新しい彼女がいる。 二人はとっても仲良しで 新しい彼女はかわいくて とっても大事にされてる。 かずは毎度 「あきとはやりなおせない」って言う。 そんなの、今更言われなくたってわかってるよ。 かずの夢を見た朝は すごく気分が悪い。 こっぴどくふられて、ショックをうけて その気分のまま、目が覚める。 ああ、夢だったんだ、良かった そういう風には思えない。 現実にも、かずは私のかずじゃない。 夢に出てくる、かずの新しい彼女は きっと、昔の私の思い出。 かずに大切にしてもらっていた頃の私。 私にはにゃんこがいて かずなんかもう関係ないはずなのに どうして夢に出てくるんだろ。 どうして私を傷つけるの? かずのことなんかどうでもいいはずなのに どうして私は傷つくの? かずの夢を見たせいで 今日は一日中ブルーだった。 どんなににゃんこのことを思って ブルーをかきけそうとしても 消えないくらいに。 私にとってはたぶん かずのことは心の中で深い傷なんだと思う。 あれから2年も経ったのにね。 ちょうど、2年か。 本当の本当にね、強がりなんかじゃなくってね かずのことはもう思い出だとわかってるんだよ。 別にやり直したいなんて思ってない。 だけど、あんまりふれたくない。 2年も経ったのに夢に出てきて また傷つけられるなんて 好きだったんだなあって思い知らされるね。 今思えば、かずのことは 好き過ぎてキライになったようなもんだからね。 かずは悪くなかった。 いや、悪かったよ。 でも、私は厳しすぎたね。 かずはやさしかったのにね。 私ももっとやさしくしなくちゃいけなかった。 もっと強くならなくちゃいけなかった。 甘えすぎたね。 頼りすぎたね。 かずのこと、許してあげればよかった。 かずに任せてみればよかった。 なんでそれができなかったんだろ。 きっとこの思いが 私にかずの夢を見せるんだろうな。 にゃんこのことは大事にしたい。 別れたらまたこんな風に 痛い痛い傷になりそうだもん。 一緒にいるときにはわからなくて 離れて時間が経つとわかることって たぶん、たくさんあるんだね。 自分の気持ちとか いろんな大事なものを 見失わないように ときどきは一人の時間を作って 心の空気の入れ替えをしとかなくちゃね。 新鮮な空気を入れて 新鮮な気持ちで 毎日、さわやかに楽しく過ごしたい。 奇跡みたいな偶然とにゃんこと しあわせな毎日に感謝しながら。
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