テレビザッキ
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メモ


2004年02月27日(金) 新すぃ日本語、白い巨塔

●新すぃ日本語
コント部分ではフットボールアワー岩尾さんのバンドマンが面白かったけど、今回はやっぱり「金八ィ先生」かなぁ。「3年すぃ組」ていうのもオモロ。オープニング、バカバカしくて面白かった。短パンの金八ィ。ヤシ子のデカさ。武田鉄也と並ぶと合成かと思うほど縦に長い家城さん。本編は鉄也が張り切ってたなぁ。芸人側はちょっときょとん。でも鉄也の「はい、みんなの暖かい拍手に先生は今包まれてしまいました」って金八節で言うのはなんてことないんだけど面白かった。今回参加の芸人で一番持ち味を出してたのはハローバイバイの二人だったような。カリカの二人は探り探りなうちに終わっちゃった感じ。今後に期待。

あと、大竹すぃ日本語の「ミートグッバイ」と「ゴムっとも」、アホで面白いなー。

この番組の、予告や番組の冒頭でネタばれしすぎなのはなんとかして欲しい。面白いものも面白くなくなって勿体無い。


●白い巨塔
「師、動く」ってことで久しぶりに東のねちっこさ&卑屈さを堪能。相変わらずねー、て感じだった。財前がガチコンと言ってやった気持ちも若干分かるわ。あと、怯え研修医伊藤はちょっと情けない。かなり情けない。良心の呵責を感じるのはまだ「ちゃんとしてる」証拠だけれど、絶えずビビってるだけで何ひとつ変わってないし変わろうともしてない気がする。この人って一度も自分の意思で動いてなくて、状況に流されてばっかり。しょぼい。

船尾教授、ダンディ。一番黒いのってこういう人よな、と思いつつカッコエエなーと思ってたので再度登場うれし。


2004年02月25日(水) 僕と彼女と彼女の生きる道、はねるのトびら

●僕と彼女と彼女の生きる道
凛ちゃんは小学1年生であれって、物分かり良すぎるくらいだ。押し付けがましくなく、彼女の心の動きが丁寧に描かれてたのが良かった。可奈子は徹朗が変わったことにまだ気付いてないけれど、気付いたら彼女はどう変わるのかな。変わらないんだろうか。あと、徹朗の父親に対する態度はいい年して反抗期っぽくてちょっと。以前の自分を重ね合わせて「父親みたいになりたくない」と考えるのは分からなくはないけれど。


●はねるのトびら
裏原宿派出所。板倉、梶原、塚地、秋山の4人がそれぞれハマってて面白い。「大学の時に…そういう流れになって…そういう…あるんだこっちも」「漠然としすぎなんだよ」、笑った。あと、秋山さんのステージママのも好き。

あとは特に印象に残らず。特にさかさマンは要らんなー。企画自体手垢にまみれてるし、時間も長い。


2004年02月24日(火) 内村P、アメトーク、プロの動脈

●内村P
クレヨンしんちゃんの映画の主題歌をNO PLANで狙おうという企画。
アフレコ、面白かった。みなしごハッチとガッチャマン。ガッチャマンのはアフレコの題材にされたシーンそのものがオモロすぎ。父と子の対面で父が「親として何もしてやれなかった…。出来ることと言ったら…これだけだ!」と息子を急にかついでぐるぐる回すという突拍子の無さ。二人とも泣きながら。ワケ分からん。これがインパクト強かったけど、メンバーの回答もみんな面白かった。大竹さんの独特な雰囲気も凄く好きだけど、三村さんのオールマイティぶりも凄いなぁと思う。

有吉さんとバナナマンを「笑わない男達」として迎えて、3人を笑わせて口に含んだウーロン茶を吹かせたら勝ちというコーナー、めっちゃオモロ。TIMレッドの勢いが凄すぎた。「サクセス通りをイン、そしてアウト」とか「ちょうだいちょうだい魂ちょうだい」とか、炸裂しまくってた。彼はいつも我が道を行ってる感じがいいなぁと思う。外してもウケても変わらないのが。勢いで言い切る特に意味のないフレーズの数々、凄く好き。今回は「カモンラストサムライ」でもう見てるこっちもギブ。あと三村さんの不可解な踊り(けしてダンスではない)も。有吉さんに挑む時に「You Win」て言っちゃったりだとか。既に負けてるやん、てのが。有吉さんが、自分の番じゃない時に後ろでガマンできなくて笑ってるのがよく映ってたんだけど、その笑い方が「もーたまらん」って感じなのがなんかいいなー。昔は猿岩石は全く好きじゃなくて何年か前に最初この番組で見た時も「なんで出てくるんだろ」って少し思ったけど、そんなこと思った自分バカ!ってくらい今は面白いなぁと思う。

ラストにかかった「We are NO PLAN」、今日は大竹さんを歌った部分を放送。初めて聞いたけど「自分サイズで生きている」ていう歌詞、いいなぁ。大竹さんのいい意味でマイペースで頑固、そしてプライドの高い感じがよく出てる。流されない感じも。あと「人情話に涙もろい」っていうのも意外ではなくて「あー」って感じだった。涙もろいって言っても、人前ではなかなか涙を見せなさそうだけど。


●アメトーク
先週の続きで、今週は千原Jrとホンコンを加えて板尾さんの不思議伝説のエピソードトーク。面白かった。やっぱり板尾さんてTHE不思議、な人だ。あと、いろんな意味で不可侵な人。今ちゃんや木村さんをはじめ、周りの親しい芸人でさえ「なんか聞けない雰囲気がある」とか「それは聞けない」とか口々に言ってるのが面白かった。でも凄く愛されてるのが伝わるという。稀有なタイプ。

個人的に特に印象的だったのは「コンピュータ同士の野球ゲームで応援してた方が点を取られて舌打ちした」「エビフライ定食を頼んでエビフライを残した」「梅田花月の緞帳に挟まれた」「大量トレーラーで少量の引越し」。

今回の話ではないけど印象に残ってる板尾さんのアンニュイエピソード。今ちゃんとJr、板尾さんが参加したコンパで後輩であるJrが今ちゃんの世話をいろいろ焼いてたら、参加してた女性が勘違いしてちょっと横柄にJrにものを頼んだ。それを見た今ちゃんが「Jrは俺の後輩やけどオマエの後輩ちゃうねん」と凄く怒ってくれて嬉しかった、というエピソードをどこかでJrが話してるのを聞いたことがある。その時板尾さんは髪の毛をファッサーとしながら「(今田が怒るのは)そりゃ、そうや…」ってつぶやいたという話。状況が想像出来すぎてオモロい。


●プロの動脈
笑いの動脈。ゲストはキングコング、とろサーモン、ホリ、南海キャンディーズ、劇団ひとり、ブラックマヨネーズ。来週に続くみたいで、今週ネタを披露したのはキンコン、とろサーモン、南海。どのネタも個人的にはあまり…という感じだった。とろサーモンはCSとかで何度かネタ見たことあるけど、ちょっと変わった設定やキャラ作りで「新しい」っぽく見えるけど実はベタって印象が少しある。ベタは好きだけど、「ベタじゃないですよ」と見せてるベタはあまり好きじゃない。


2004年02月23日(月) 白い巨塔、めちゃイケ

●白い巨塔
里見って「正しい人」なのかもしれないけど、なんか一本筋が通った感じがしない。さりげなく、でもしっかりと状況をかきまわしてたなー、今回も。なんだかね、な男。財前は亡霊に怯えるという人間らしさが描かれてた。このドラマ、前作は全く知らないけど今回のは財前が悪、里見が善ていうはっきりした区別じゃなくて「どんな人間にも善と悪は共存してる」というのを前提に描いてあるのかも。

あと、怯え研修医伊藤のオモロいくらいの怯えっぱなし&震えっぱなしっぷりと、取って付けたように出てきた三浦恵理子のキャバ嬢っぷりに笑った。


●めちゃイケ
笑わず嫌い王決定戦の後半戦。出演はペナルティ、アンタッチャブル、ネゴシックス、木村祐一、レギュラー。

ペナルティ、ネタをまともに見たのは殆ど初めて。面白かったわー。5年くらい前かなぁ、ロンブーとかと準深夜の時間帯にレギュラー持っててその番組はちょくちょく見てたんだけど、今回見てかなり路線変更したなって感じた。勿論いい方に。独自の味や雰囲気のないコンビ、という印象だったのに。「ヨゴレになっちゃいました」ってナイス。

ネゴシックス、独特の味。ネタ自体を見ると特に斬新とか着眼点が凄いとかいうわけではないんだけど、彼の方言や雰囲気込みでの面白さというか。独自の雰囲気を持つ芸人は好き。彼の場合漫談といいつつ、アイテムを使ったツッコミ芸なのでピン、ツッコミ、絵などのアイテム使用という点ではジャンルが陣内智則と少しかぶるかも。ネゴシックスはキレツッコミだけど。もっとネタ見てみたい。

木村祐一は写術。スカパーで一度見たけど、劇場のような閉じられた場所で見るとジワジワ、じっくり面白い芸って気がする。勿論今回は今回で面白かったけど。

レギュラーは久しぶりに「あるある探検隊」。自分はこのネタよりもグダグダに近い普通の漫才の方が好きだけれど。彼らの芸風って「チョケてる」という言葉(関西弁でふざけてる、の意。でも「ふざけてる」よりも愛がある感じ)が一番しっくり来る気がする。一時期ほどの追い風は吹いてない気が最近はしてたけど、これからも変に器用にならず、自分達の味と面白いと思う事を追求してって欲しいなぁと思う。ラスト「OH MY LITTLE GIRL」熱唱、オールザッツ再び。笑った。品川さんとのWボウズで。松本くんのあの無意味で完璧な歌唱力は上手いを通り越してオモロい。歌声の甘さが。

この企画のゲストは添え物みたいなものなので別に誰でもいいと言えばいいんだけど(実際ゲストが出演する芸人を選んでるわけでもないだろうし)、和田アキコは鬱陶し指数高かった。「私お笑いに厳しいからね」という言葉をはじめ、笑いの門外漢の彼女が芸人にダメ出しをすることの与えるげんなりさ&「オマエが言うな」感。


2004年02月18日(水) 内村P、アメトーク、僕と彼女と彼女の生きる道、はねるのトびら

●内村P
女性視聴者を獲得するため、女だらけの内村プロデュースをプロデュース。エヅラ汚すぎ。女性視聴者獲得する気ないのが丸出しなのがこの番組っぽくて良かった。出演はさまぁ〜ず、TIM、ふかわりょう、くりぃむ有田。

女性ミュージシャンアフレコ。大竹さんのタトゥー、キャラに合ってて面白かった。不健康さや、ヤなことチクチク言ったりする辺り。あと、ジャネットジャクソンに扮したゴルゴのおばちゃんっぷりも。一番好きだったのはレッドのシンディーローパー。アフレコだって言ってんのに声高らかに歌っちゃったり、ふた昔くらい前の盛り上げ方しちゃったり。

ラストは初の「今日の哲平」としてくりぃむ有田さん。追い詰められ具合は面白かったけど、ネタ自体は「んー」て感じだった。そんな有田さんに、「おまえそんなのあったんだ」とすぐツッコミを入れる大竹さんはいい先輩。さまぁ〜ず二人して毎回ツッコんだり拾ってあげたり。こういうとこ、いいなー。


●アメトーク
いつもはロバートホールを見るけど、ゲストが今田耕司と木村祐一なのでこっち。面白かった。見応えあった。今ちゃん、イキイキしてるなー。以前、年越し特番でお酒が入った鶴瓶が暴走した時に彼が言った「俺こんなんアカン。計算が好きやのに」という言葉や、ナイナイのトークSPに出た時に言った「お笑いの練習はノイローゼ。(この番組に出るに際して)昨日の夜、ソファに一人座って目閉じて今日のトークのいろんなパターン想像して考えてきた」という言葉をなんとなく思い出した。こんな風に「しっかりガッチリトーク」が得意なんだろうな。彼の不得意分野ってあまり思いつかないけど。とにかく外さないイメージがあるので。でもトークは特に抜きん出てる。その中でも、対芸人の時が一番好き。

今ちゃんの東野幸治のマネ、変に似てて笑った。東のりが公園で親子3人狂ったように鉄棒回ってたという話、オモロー。あと、木村さんによる「今田耕司の結婚相手の条件」。曰く「外見も中身も外人の方がいい。それでないと持たない」。条件のラストにちょこっと付け加えられてた「メール、電話の返事を必ず返す女」。飲み会の席でも携帯をテーブルの上に置いて、常に返事待ちしてるというエピソードはちょっと意外な感じ。

今日は木村さんがまたいい感じに今ちゃんを引きたてつつ、二人で番組を乗っ取ってた。二人で即席で昔の漫才師と化するのは面白すぎ。「誰が噂のゆずり合いや」とか「どっちもあらへんかったら漫才ならん!」とか、最高。

来週は千原Jrとかも加わって、板尾創路のエピソードトークとの事。これは見る。


●僕と彼女と彼女の生きる道
部長、亡くなったかぁ。お通夜の席では無表情にお寿司を食べ続けてた徹朗が、カラオケのトイレで一人号泣するシーン、良かった。トイレに貼ってある「禁煙」のステッカーを見て部長を思い、抑えてたものがこみあげるというのがリアルで。個人的には、本当に悲しい時って「悲しむべき時や場所」では意外と冷静で、ふとした時にせきを切ったようにその感情が流れ出てくるような気がするので、余計に印象的だったのかもしれない。


●はねるのトびら
馬場さんと柳リュウジはしばらく要らんかも。エンタの貧乏神様は本家を皮肉ってるものだろうからわざと面白くなく作ってるんだろうけど、面白くないのはなー。午後マック、好き。


2004年02月16日(月) めちゃイケ

笑わず嫌い王決定戦。めちゃイケ久しぶりに全部見た。個人的にバタバタしてる時に1ヶ月間くらい見なくて、そのままなんとなく離れてた感じ。ずっと好きな番組だったけど、ちょっと自分の中で飽きてるというか「録画しても見たい番組」ではなくなってたから。ナイナイは相変わらず好きは好きだけど、気付けば最近彼らの番組を殆ど見てないなぁ。

出演は品川庄司、劇団ひとり、笑い飯、青空球児好児、ホリ、アンタッチャブル、木村祐一、レギュラー、ペナルティ、ネゴシックス。今日は前半戦でホリまで。

今日は全体的に「特には…」という感じだった。劇団ひとりは好きだけど、今日のネタは普通な感じ。特に深くもなく。一番最初彼を見たのはパーカッションネタで、「何この人」っていい意味でビックリした記憶が。ネタの後の泣き芸は笑った。「すいません、お笑い番組なのに泣いちゃって」。あと「元気が出るTV」でデビューって初耳で驚き。

笑い飯はいろんなネタを繋ぎ合わせたものだった。ちょっと緊張してたようにも見えて、意外な一面も。ネタ自体は見たことあるものばかりだったので何とも言えないけど、ちょっと詰め込みすぎな印象。M-1での勢いと迫力を見て「笑い飯面白い」って思った人には今日みたいのは「なんか違う」って思われそうな気もしたけど、自分は勢いのある荒々しいボケの畳みかけもグダグダなやりとりもどっちも笑い飯の持ち味だと思うし、両方好き。今日のネタでは西田さんの考える小芝居の部分と「俺の大切なやつや!」がオモロ。ネタ後のトークも良かった。「彼女いるの?」と聞かれた西田さんの「はい、います」の即答で自分内でイメージアップしたかと思えばその直後のM話。「目ぇ閉じるんです」、笑ったわー。拗ねる哲夫も。

モノマネ芸はやっぱり個人的にそんなに好きじゃない。「そっかー」で終わってしまう。ホリさんて人は何度か見たことあるけど、決まったフレーズを言うだけなのでいつも同じなのがちょっと。

あと、ネタ途中にCMって。エンタの神様みたいなことしないで欲しい(エンタが実際してるかどうか見てないので知らないけど、やってそうな勝手なイメージ)。

来週のメンバーは見たい人達ばかり。レギュラーとネゴシックスってまた「どこから…」って感じの人選だけど、楽しみ。


2004年02月13日(金) 新すぃ日本語、白い巨塔 / ベリーベリーbase

●新すぃ日本語
「バットマン(必ず否定から入る人)」、いるよな感がオモロかった。コントではカリカの「のち彼」が好き。独特の言葉選びが面白いなー。


●白い巨塔
さすがに進むの早い。前半の教授選の無意味なのんびり進行具合は何だったんだろう。
里見と彼の下についてた竹内との会話、良かった。佐々木蔵之介演じる竹内は冷めてるというか割り切った考え方なんだけどクールに徹しきれないとこがいいなぁ。今回の、辞めてく里見をバカよばわりしてるのにもかかわらず「あなたみたいな人が去るのは勿体ないし悔しい」という気持ちと尊敬とがちゃんと表れてるのも良かった。

今更だけど原告親子は感情移入全く出来ない。なんであそこまで魅力なく描けるか、ってくらい。都合のいい時だけ頼ってダメになりそうなら弁護士にいちゃもん付けたり、タチ悪いわ。「頑張れ」って思えなさすぎる。

あと新しく出来る病院の建設予定地でのシーンの伊武雅刀。後ろから日が射して、頭のエヅラがなんか凄かった。



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【GAORAメモ】

■ベリーベリーbase
コーナーが珍しく面白かった。ツッコミ選手権。ボケの人5人が出すボケに対して、ソラシド水口、麒麟田村、ダイアン西澤の3人がツッコんでその上手さを競うというもの。普段はボケの西澤さんのあまりのツッコめなさぶりは笑った。麒麟田村くんの拙さと不器用さの中にも勢いと味のあるツッコミは、彼ならではだと思う。あと、5人の出すボケも面白かった。写真を見て一言や小道具を使ってのボケなど。麒麟川島、ソラシド本坊、ヘッドライト和田の3人が高打率。

最近ちょっと興味あるのはソラシド。でもネタでの「彼らっぽさ」がまだよく分からないので、もっとネタ見てみたい。ボケの本坊さんは大喜利系も強そうな気がする。麒麟川島くんと仲がいいらしいけど、確かにちょっと色かぶる。掴み所なさそうなとこも。あとネゴシックスと中山功太も興味アリ。


2004年02月12日(木) 僕と彼女と彼女の生きる道、はねるのトびら

●僕と彼女と彼女の生きる道
小日向文世演じる部長と東幹久のバーのシーン、好きだった。東幹久を適当に仕事こなす人間に描いてある割にはふとした時に彼の素の顔のアップ多いなーと思ってたら、そういうことなのかって。イチイチ口に出しては言わないけれど、全て見抜いてる上司。カッコエエのー。あんな言い方されたら「すぐ帰ります」って言うしかないよな。

●はねるのトびら
栞と博、ちょっと崩しすぎじゃあ…。このコントの初期の頃は全く知らないけれど、多分もっと栞がマトモでふとした時に「狂」の部分が見える程度だったのが、段々エスカレートしてきたんじゃないかなーと今回のこのコントを見て思った。なんか収拾つかなくなってる感が。博はちょっとオモロいけど。

小道具一発芸、面白かった。個人的には塚地さんと板倉さんの打率が高。湯切りとディズニーランドシリーズでの「やっぱりみんなで来たらチュロスだよね」。


2004年02月10日(火) 内村P、ロバートホール / ベリーベリーbase

●内村P
お笑い入社試験をプロデュース。出演はさまぁ〜ず、ふかわりょう、バナナマン、ビビる大木。全員スーツ姿で登場した時に三村さんが「こんな格好させちゃダメです。本当の年齢が顔を出します」って言ってたけど確かに。さまぁ〜ずの二人は(良く言えば)落ち着いた空気出してる。三村さんなんてパッと見ホントいそうだもんなぁ、サラリーマンとしても。

集団面接が面白かった。面接形式の口頭大喜利。フリップの時と違って、順番が来たら嫌でも答えなきゃいけないのが逆に良かった、追い詰められ具合が。そういうのに強い人、そうでもない人の差も出てた。個人的には日村さんハマったわー、バナナマン二人ともいいけど。「ホットケーキを作る、ドーナツをいっぱい作る」ていうなんてことなさげなフレーズも何故か面白い。微妙にキャラ作ってるのも好き。ラストの「学生時代に打ち込んだ事は?」という質問に対してトップバッターで答えた「ホイル焼きです」で私なら彼を採用決定。オモロすぎ。スベッた時に一度で引き下がらない姿勢も好きなんだけど、その二度目に言ったのが「梅干食べてスッパマン(動き付き)」。この2004年の時代にこんなフレーズを、しかも一度スベッた状態の時に持ってくるあたりいいなー。ラストは「子供の頃の貴乃花のモノマネ」。卑怯だと思いつつすごく好き、このネタ。

大竹さんの回答も全体的に好きなのが多かったけど、今日は個人的に日村さんスペシャルだった。


●ロバートホール
まったりというにはメンバーも多く顔ぶれもそれなりだし、しっかり作り込んであるというにはアドリブまかせのコントが多い気がする、この番組。好きなんだけどどこかちょっと中途半端というか。

今日のでは「グレー天使」が好き。大竹さんの一言付け加えるのが。ラストの「あ、じゃねぇじゃないですか」も。
少ボケ合唱団はあんまり。三村さんのツッコミの出来なさ具合や足りなさ具合(あくまでここでは)を楽しむコントなのかもしれないけど、なんとなく好きじゃない。


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【GAORAメモ】

■ベリーベリーbase
麒麟のネタ。私は初見だった。ネタ始める前に客席からミーハーな声援が。川島くんの「麒麟です」が来る、とみんなが静まってる時なので嫌でもよく聞こえてた。それに対する切り返しが良かった(特に田村くんの)ので笑いに繋がってたけど、ああいうの(今回は川島くんの下の名前を呼び捨てにしたもの)を時と場所を考えず口に出して言わずにいられない人はいつの時代も一定数いて、絶滅はしないんだなぁと思った。
肝心のネタの方は面白かった。こないだも思ったけど、なんかのびのびしてていいなぁ。今までがちょっと硬かった印象があるから、舞台で漫才を楽しんでるなーっていうのが素直に伝わって、なんかいい。でもけしてグダグダにはならないのが彼らの良さでも持ち味でもあると思う。グダグダっぽい雰囲気も面白い笑い飯や千鳥みたいなコンビもいてどちらも好きだけど、どこかピシッとしてるというか背筋が伸びてる感じは麒麟の良さのひとつな気がする。


2004年02月06日(金) 新すぃ日本語、白い巨塔

●新すぃ日本語
編集鬱陶しい。ビデオ録画したのを見てるので早送りしまくりだけど、それでも「もうエエって」って思うくらいCM前後の繰り返しや勿体つけた感じが目立つ。コントへの入り方も前よりかなり間延びしてるし。トークやコントが面白いだけに、なんとかならんかなーって思う。

今日のコントでは友近、ザブングル、フットボールアワーが好きだった。フット岩尾さんの突き抜けた気持ち悪さと後藤さんの見事な椅子落ちがナイス。


●白い巨塔
くれない会のシーン、無理やり突っ込んだなー、て感じだった。水野真紀震えるのみ。

前作の白い巨塔は知らないけれど、今回の財前はどうも憎みきれないんよな。そういう風に描いてあるのか、私が里見タイプに魅力を感じないからなのかは分からんけど。財前は医者として誠意がないのは確かだしこんな医者に診てもらいたくは絶対ないけど、なんか「何っじゃいコイツ」とは思わない。どこか「運悪いねー」的な見方をしてしまう。

サエコ、久々にヤな感じ来たなー。どこで働いてるの自分は?上川隆也演じる弁護士が金銭的に追い詰められつつも、真摯に頑張ってるところを間近で見てるだろうに、なんで土壇場になって里見のトコ行くか。自分の個人的な感情を仕事に思い切り持ち込む人が、退官してよぼよぼになった石坂浩二に「お父様の仕事を理解したいどうこう…」って言ったりとか最初の頃の上川隆也に説教したりだとか、いい格好しちゃいかんて。

あと、水野真紀のミチヨ。先週見た時は、浮世離れしてる里見に不満ってのも分かるわって思った。でも急に出てくって。分からない。研究一本の里見に寂しさを感じてたのは分かるけど、大切な人が孤立無援になってる時に突き放すようなこと出来るかなぁ。ガマン一本で今まで一緒にいたわけじゃなくて、そんな里見も好きだったんじゃないの。今回の彼女の動きは「今までガマンしてきたのに、こんな仕打ちを受けるなんて!出て行きます」て印象。


2004年02月04日(水) 僕と彼女と彼女の生きる道、はねるのトびら

●僕と彼女と彼女の生きる道
くさなぎくんて、普通のシーンと喜怒哀楽を大きく出すシーンの演技力にかなり差がある気がする。喜怒哀楽を表現する方が、ずっと上手い。今回で言えば、凛のカバンが見つかってゆら先生に思わず電話してしまうシーンとか学校で教師に詰めよるあたり。前の「僕の生きる道」の時もそうだったなぁ。一定の平均点を保つ俳優よりも、記憶に残りやすいような。ドラマの脚本に恵まれてる、というのも大きいけれど。

娘をすんごく愛してるのは分かる。でもいきなり会社辞めるって言っちゃうのはどうか。前にゆらが話してたように、彼も何かを見つけるために辞めるのかもしれないけど。彼女とは違って凛とのこれからの生活もあるしちょっと見切り発車すぎないかなー。


●はねるのトびら
ゲスト要らんなー。先週の木村多恵とか、ちゃんとコントの演技が出来る人ならまだしも。

黒族のコント、ロバート秋山さんとキングコング梶原くんを比べると差が歴然でちょっと。秋山さんのキャラ作りがリアルで深いっていうのもあるんだろうけど、梶原くんが薄っぺらく見えるなぁ。今回はキンコン二人の出るコントが多かったので余計あらが見えたのかもしれんけど。

ドラドラ鈴木さんの実家コント、塚地さんと板倉さんのモノマネ笑った。特に塚地さんのビートたけし。普通に喋ってるとこをマネするのってよく見るけど、たけしの歌マネって。そこに行くあたりやっぱりいいなー、好き。たけしより声が太くてしっかりすぎな感じしたけど、似てて笑った。板倉さんのカールスモーキー石井も。おかず入りの歌い方がナイス。


2004年02月03日(火) 内村P、ロバートホール

●内村P
シャッフルコンビをプロデュース。ボケとツッコミに分かれ、それぞれ新しい相手を探しませんかという主旨。出演はさまぁ〜ず、ふかわりょうのレギュラー組に加えてくりぃむしちゅー、土田さん、千原兄弟、TKO。ホントの若手がいないのが面白そうと思ってたけど、期待以上だった。それぞれが様子見つつ絡んで、楽しそうな中にもちょっと「負けるか」というのが見え隠れして。

最初の自己紹介で千原兄弟の兄、靖史さんが言った「そろそろいい感じに仕事が入ってきたという頃に病気をしたり事故ったりする相方(弟)が嫌。こいつが入院してる分引いたらM-1グランプリ出れるんちゃうかっていう…」に笑った。そこまで縮まる?千原兄弟、思ったよりこの番組にハマってた気がする。特に靖史さんとくりぃむ有田さんとのネタ見せは面白かった。ホントに即興で作ったのかな。最初はどちらかのコンビの持ちネタかと思った。完成度高。

エアロバイクで、手を放して自転車に乗ろうとしてる人というボケをするJrもオモロかったけど、それに対する三村さんの「本気のリハビリかよ!」もナイスだったなー。意に沿ったツッコミをもらって嬉しそうなJrも。
くりぃむ有田さんの望むツッコミをしたのは相方上田さんだったらしく、嬉しそうに相方を指差すのもオモロ可愛らし。その後の中間発表で各自現段階で誰がいいかを密かに発表してく時に彼が言った「正直…上田がいいですね」も。「溺愛」ていうテロップもグー。

シャッフルコンビでのお試しネタ見せでは、さっきの千原兄&くりぃむ有田の他にさまぁ〜ず大竹&くりぃむ上田コンビも好きだった。上田さん特有のたとえツッコミをいちいち掘り下げる大竹さん、オモロいなー。上田さんのツッコミは細かく拾ってくれるので多分誰とやっても一定以上は面白くなるんだろうな。

結局のところ「それぞれの相方がやっぱ合ってる。うまく出来てんねー」という印象。


●ロバートホール
森三中と劇団ひとりの合唱部コント、好きだけど今日のはイマイチ不発だったなー。大島の無意味な歌の上手さはオモロい。
あとは「少ボケ合唱団」「四MEN楚歌」「TEZZ」。全体的に特には印象に残らず。さまぁ〜ずのカラーの出たコントが見てみたいな。


チズ