テレビザッキ
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メモ


2004年01月30日(金) 白い巨塔、新すぃ日本語

●白い巨塔
伊藤英明、プルプル震えっぱなしな一時間。元々困り顔だから震えが似合うというか情けないというか。里見は、してることは確かに正しい。正しいんだけど自分の中での優先順位の付け方が浮世離れしすぎ。予告で水野真紀演じる妻が「そんな立派な夫はいらない」か何か言ってたけど、確かにちょっとアレじゃあ…という気もする。大河内教授は相変わらず重みがあるなー。あの全体的にかさついた感じ含め、「俗世間離れてます感」が漂ってる。


●新すぃ日本語
コントへの入り方とかが変わったけど、前の方がテンポ良かったような。
でも「大竹すぃ日本語」は相変わらずいいなぁ。今回採用されてたのが全員男子中高生っていうのも頷けるくだらなくてオモロいノリが。「バカー」って思いつつ好き。

コント部分は友近のブリッコが面白かった。あと、フット岩尾さんのハゲヅラの違和感の無さも。


2004年01月29日(木) 僕と彼女と彼女の生きる道、はねるのトびら

●僕と彼女と彼女の生きる道
地味だけどいい。地味だからいいのかも。

それぞれの「大切なもの」。徹朗は今までそれが「仕事」だったけれど、凛と関わることで考え方が変わっていく様子が良かった。そして、ずっと仕事を大事にしてやってきて最後に何も残らなかった徹朗の父(大杉漣)の切なさも。描き方が極端な気はするけど、こういう人はその世代には少なくないのかもしれない。


●はねるのトびら
好きな感じのコントが多くて全体的に面白かった。ドランクドラゴン塚地さんが多めに出てたからかも。彼とロバートの秋山さんはコントでかなりイキイキするなぁ。器用なだけじゃなくて、キャラになんとなく深みがあるとこがいい。

業界かぶれ小学生コント、オモロいなー。「そこは鉄板になる」あたりは言いたがりの人がホントに言いそう。「(さんまさんに)戦場やここは!って怒られますね」も笑った。

「ほんとにあった噛み合わない話」も面白かった。こういう人いる。板倉さんの「すいませんね、6kgで…」ナイス。

「哲哉とお父さん」も好きなコント。秋山さんの演技力というかそのキャラの完成度の高さがあってこそ、という感じ。ロバートのネタは2、3回見たか見ないか…というくらいで特別好きなわけではないけど、コントでの彼はかなりいい。

サザエさんコント、インパルス板倉さんのワカメちゃんはインパクトありすぎ。個人的にはあれでオチてた。

ゲストの木村多恵とのエンディングトーク。いきなり「塚地さんが好きで…」と言われて素で驚いてる塚地さんがオモロい。「(この番組に出るにあたって)塚地さんとやりたいってお願いしました」と言われて彼の言った「いきなり下ネタかーい」、笑った。

北陽は結局降板かぁ。良くも悪くも森三中とかほど濃くはなく、番組の華的存在でバランスよかったような気がするので残念。ずさんな計画に影響受けちゃった彼女らが気の毒。



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2004年01月27日(火) 内村P、ロバートホール

●内村P
猿岩石有吉をプロデュース&NO PLAN Mステ出演の裏側。

有吉さんをプロデュース企画。裸王に加えてダジャレ王な彼。バカバカしくて面白いなー。条件付き柔道で、大竹さんVSバナナマン設楽さんの二次元柔道も笑った。

NO PLAN ミュージックステーション出演。オンエアは見なかったけどこういうお祭りっぽいのって好き。ダンスは意外と決まってたけど歌はきつかったなー。

ラストの「今日のレッド」は久しぶりに好きな感じ。特に「ワイワイワイワイ、サイレントなんて大嫌い」。言い方ありきの面白さなんだけど。でも「今日の○○シリーズ」はレッドが一番好き。来週は「シャッフルコンビをプロデュース」企画。予告でくりぃむ上田さん(有田さんはこの番組よく出てるけど)、TKO、そして千原兄弟の姿が。楽しみ。

●ロバートホール
北八先生。「万里の長城、すっごい長い。先に何があるか知ってる?汚いペットショップ」、相変わらずいい。礼二のインチキヒットチャート再現も。礼二ってこういうのやらせたらホント上手いし、本人も楽しそうなのがいいなぁ。


2004年01月23日(金) 白い巨塔

財前のピーク、短っ。

修正液でカルテ改ざんって…。そんな子供だましな手でいけるわけないしなぁ。後で一ひねりあるのかな。
あと、ミッチーの「いかにも」っぷりが良くも悪くも印象的。

上川隆也演じる弁護士が、最初は借金返すために着手金目当てで引き受けるだけ引き受けたっていうのが意外と良かった。最初はカメラも持ってきてないし「?」って思ってたけど、そういうことかー、って。だからラストでコピー機とカメラを持ち込んでテキパキと動く彼がなんとなく「始まったな感」を出してて良かった。

次週予告、水野真紀のブリッ子演技の極めつけともいえる仕草が。夫の江口に「証言台に立つのは辞めて」って訴えるその手が面白すぎた。今時両手をグーの形にして口元に当てるって。どこから持ってきた、その演技?って聞きたくなるわー。


2004年01月21日(水) 僕と彼女と彼女の生きる道、はねるのトびら

●僕と彼女と彼女の生きる道 第三回
丁寧なドラマだなぁ。地味でそんなに起伏はないし華やかでもなんでもないんだけど、しっかりと丁寧に作られてる。作り手側の「こういうことを言いたい」というのもちゃんと伝わる。

ただ冷たい男、というわけではないけれど娘にどう接していいか戸惑ってた徹朗が、少しずつ少しずつ変わっていく様がきちんと描かれてた。娘との会話やふれ合いを頭で考えてから行動に移してた彼が、段々と心のままに動くようになっていく様子がほんと良かった。最後、今までずっと表情に乏しかった徹朗のマジ笑いにはジーン。

それにしてもくさなぎくんは作品にも恵まれてるなー。そしてそれをしっかりと演じて次に繋げる彼も凄いと思う。


●はねるのトびら
全国ネットの通常放送になってからは初めて見たんだけど、北陽なにー。裏とかぶってるから出れないのか。凄く残念。
今日のコントは全部特に印象に残らず。ヤナギリュウジ、最初見た時凄く面白かったんだけどな。


2004年01月20日(火) 内村P、ロバートホール

●内村P
NO PLAN初ライブへの道をプロデュース。という名の通常メニュー。
口パク特訓での三村さんに笑った。町のおじさん。各自コスプレをした時に他のメンバーは一応それっぽくはなってんのに、三村さんだけ「ステーキ屋のおやじ」って言われる姿も。TIMレッドの「興奮気味にランニング」も唐突でいいなー。

「NO PLAN解散コンサートの名文句は?」というお題での大竹さんの「みんなありがトゥー!」。「むかつく感じになっちゃった」と説明しつつ三村さんを見てんのが面白い。さまぁ〜ずってお互い時々こういうのある気がする。

ガマン道場で、巨大クラッカーを「危ないので顔に向けないで」とスタッフに指示されて普通に鳴らしたはいいけど、思ったよりかなり地味だったので「これ顔いけたよ…」と悔やむ出川さんはオモロ素敵だった。その後顔に向けて鳴らすも全然外れちゃって「すいません…(顔に)当たらなかった。ごめんなさい…」と小声で謝るのもグー。

●ロバートホール
「ジョージとマイケル」面白いなー。小木さんの変化に気付かない三村さんが。「変化がわかんねえけど」と焦る三村さんに、ヅラをさりげなく主張する小木さんも。

あと、くりぃむ上田さんだらけのコントもバカバカしくて好き。毎回黒い上田さんを演じる有田さんと、上田ツッコミをマネするつもりが普通に自分の三村ツッコミになってる三村さん。「お前はヨソ行け」。


2004年01月17日(土) ロバートホール、新すぃ日本語、白い巨塔

●ロバートホール
北八先生、相変わらずいいなー。「中国人死んだらみんなキョンシーになる。お前の知ってる中国人、殆ど死んでるからね。実際生きてるの5、6人」。言う事の一貫性の無さがいい。

トークコーナー。メンバー全員でそれぞれの20歳の頃の写真を見てトーク。「ヒクソン・グレイシーみたい」と言われる当時の小木さん、ナイス。あとエンディングで、「さまぁ〜ずが入ってから不機嫌になってる」とチクられるくりぃむ上田さん。それはネタか微リアルかは分からないけど、ちょっと気にしてるさまぁ〜ずの二人が面白かった。「ぎくしゃくすんじゃねえかよ」て2回言う大竹さんとか、三村さんの目線とか。ガツガツ前に行く時もあるかと思えばこんな風に気にしいなとこが好き、さまぁ〜ず。


●新すぃ日本語
友近はチャーチャシリーズ。絶妙なおもんなさがいいなー。

スタジオトーク、プロポーズ話。三村さんのプロポーズの言葉はテレビを見ながら「あーもう何か結婚すっかぁ」。照れくさくてちゃんと言えなかったらしい。奥さんは嬉しくて号泣し、それを見た三村さんも号泣。なんかいいな。大竹さん曰く「気持ちわりー」。


●白い巨塔
財前のピークは短かったなぁ。もうやばい空気が。あと、くれない会はもういいや。ホームパーティで出張コックというのは笑ったけど。でも西田敏行と若村真由美の親子ってなんだかんだってけなげな感じ。
見てて普通に見応えあるけど、特には印象に残らないドラマかも。



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【GAORAメモ】
■ベリーベリーbase
麒麟のネタ、面白かった。ネタそのものも良かったけど(川島くんの持つ暗さがいい風に出てて好きな感じのネタ)、なんか凄くのびのびしてて。グダグダとのびのびって紙一重なのかもしれないけど、この日の麒麟は「のびのび」。いい感じ。田村くんの「正気かお前」、笑った。


2004年01月15日(木) オールザッツ漫才2003

昨年末のオールザッツ。関西ローカル。今回の司会は木村祐一、陣内智則、若槻千夏。

司会イマイチ…。木村祐一は嫌いじゃないけど、今回の司会ぶりはちょっと違和感というか「なんかヤだな感」があった。陣内さんの司会もちょっと弱いかなぁ。過去の今田東野のWコウジの司会は本当に凄かったんだなと再確認。

若手トーナメント、潰しあうのが勿体無い対決と「どっちもいらんやん」ていう対決とに差があるなー毎年やっぱり。レイザーラモンはもっと見てみたかった。いつの間にハードゲイキャラに。オモロいなぁ。あとなかやまきんにくんの冬用タンクトップにも笑った。

麒麟、舞台の大小とかで挑み方に差をつけたりせず、いつもキッチリしててそこは好き。ただ、彼らの場合は「キッチリしすぎ」な感もあるんよなぁ。まだまだ若いんだから、もう少し舞台上でのびのび冒険してみてもいいんじゃないか、と勝手に思う。自分達の枠をまだまだ決めてしまわないで欲しい。

今年空気にハマってたのはネゴシックスとトータルテンボス。どちらも面白かった。特にネゴシックス、好きな感じのネタ。トータルテンボスの「与太ばっかこいてんじゃねーよ」「きびぃ」も好き。

決勝は友近VS麒麟、僅差で友近が優勝。

歌のコーナー、レギュラー松ちゃんの完璧すぎる歌唱力に笑ったー。尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」とか徳永英明とか時代を感じさせる選曲も最高。歌終わりの作った顔も。灘儀さんのボンジョビはすべり知らずよなー絶対。

トーナメント外ではシャンプーハット、プラン9、ケンドーコバヤシ、バッファロー吾郎が好きだった。
プラン9灘儀さんのキレのありすぎる動き&「ポチーン」、鈴木さんの「心のこもってないMCをする池山心」。あと電車道って!コバはギリギリ感あふれるネタ。でも「風俗年二回」って意外と少ないと思ったのは私だけか。たむけん、ちゃんとふんどし締めとけよー。去年の方が爆発力あったなぁ。

サバンナ八木さんの「怪獣ノート」、炸裂。「フットビル(ビルに足がついている)」「ジルシ(冒険者を惑わす)」「メニーアイ(たくさんの目で人を見ている)」。…宇宙やわ。オモロすぎた。

でもこの番組特有の、いい意味でのワチャワチャした感じとかグダグダな感じが2003年は少なかった気がする。結構普通にまとまっちゃってたというか。所々(怪獣ノートやコバのネタあたり)「あ、深夜やな」って思ったけど、全体的に物足りない感じだった。


2004年01月14日(水) 白い巨塔2時間SP、僕と彼女と彼女の生きる道、さまぁ〜ず雨上がりトークSP

●白い巨塔2時間SP
後半スタート。今回はオールバック財前大暴走の回。聞く耳持たずに傍若無人に突っ走ってたなー。
でも見入ってしまう。きちんとしたドラマだとは思う。今回は「コントか」ってシーンもなかった気がするし。

伊藤英明がキーパーソンの一人になってくるのかなぁやっぱり。昨年末までの、優等生で世間知らずすぎの彼にはちょっとイライラきたこともあったけど、今回の彼には感情移入が少しできた。不安とか恐怖、苦悩がよく描かれてたと思う(最後エーンエーンと泣きすぎだけど。何歳?)。

鵜飼教授は相変わらず黒さ全開。伊武雅刀の演技いいなぁほんと。あの独特すぎる顔の輪郭と、最初は「どうしちゃったの」と思った毛髪の状況も含めて迫力アリ。


●僕と彼女と彼女の生きる道
第1回と2回を見た。ドラマの題名がどうしても前回の「僕の生きる道」とカブりすぎなのが気になるけど、こちらも丁寧な作りのドラマになりそうで期待。くさなぎくんは生気のない顔の演技させたらかなり上手いよなー。ラスト、ハーモニカを吹いてる時の微妙な表情もいい。自発的に、娘と一緒にハーモニカを吹きたいわけでは決してなくて。愛情はないから。でも何かしてあげたいという気持ちにはなっていて。どう動けばいいのかは分からなくて。そういう微妙さの中にも少し救いがあるシーンだった気がする。あと、りょうもいいな。


●さまぁ〜ず&雨上がり決死隊のお風呂かよ!全員集合
正月番組。さまぁ〜ずと雨上がりのトーク番組。去年はゴールデンで3時間でやってたけど、今年は深夜枠で。こっちのが面白かった。

くりぃむしちゅーをゲストに加えた中堅BIG3(有田さん命名)でのトーク、面白かった。芸暦考えたらホント十分中堅(というかさまぁ〜ずなんてベテランに近い)よなぁ。印象に残ったのはホトちゃんが「東京に来て、番組で居場所を見つけるためにボケキャラを始めた」という話。元々そういう資質があったんだろうけど、最初はやっぱり意識して(大阪の頃と)変えたんだなぁと思った。あと、文化人方面に進みそうな上田さんオモロ。それぞれの10年後をリアルに予想してみようという話の時、「10年後はリポーターになって、彦麻呂さんみたいになってる」と言われた三村さんに笑った。大竹さんは「裏方になってる」と予想される。当の二人はどんな風になっていきたいんだろう。どんな風に考えてるのかな。できればずっと今の彼らの色を持ち続けていて欲しい。ペースは落ちても全然かまわないから。


2004年01月13日(火) お笑い格闘新年会、さよなら2003まつり

●お笑い格闘新年会
12月31日放送分。吉本芸人47人出演で司会は今田耕司、サブに東野幸治と藤井隆。部分部分面白かった。

元・天然素材「どっちがゴリラか」対決(雨上がり宮迫さんVSFUJIWARA原西さん)。対決する内容が既にバカバカしいのが素敵。ベタなボケを何度も繰り返す彼らに東のりが言った「うちのチーム、シティ派(若手)が揃ってるんですよ。シティ派(そのボケ見ても)笑ってませんよ」と、それに返して宮迫さんが言った「こんなこと何回もやる勇気(おまえらに)あんのか」、オモロいわー。

中川家礼二とDondokodon山口さんによるものまね対決。最初に、スタッフにいそうな人のマネを延々とやる二人を見て東のりの言った「CSじゃないですよね?この番組」、ナイス。今ちゃんの「力いっぱいやらせてあげて下さい」も。その後のものまねの数々も「ディズニーアニメのブルドッグが悪い事をたくらんでる時の顔」「子供会のおばさん」「アゴ勇の楽屋入り」「ハイヒールリンゴの楽屋入り」など二人の真骨頂系。いい意味で安くてくだらなくて最高。


●さよなら2003まつり
12月31日放送分。笑う犬の総集編。「笑う犬の生活」から始まって、「冒険」「発見」その後は分からない。途中からは「迷走丸出し」という感じだったなぁ。「生活」の頃、23時台に20分の番組で毎週楽しみに見てた。創り手と演者の「これがしたい」「こんな番組を創りたい」という意思が明確で、妥協も少なくていろんな意味で良質な番組で好きだった。「冒険」まではほぼ毎週見てたかなぁ。段々とフェイドアウトしてった気がする。

でも今日見て、「笑う犬ってやっぱり面白かったなぁ」と思った。いいところだけ振り返ってるからというのもあるんだろうけど、確かに面白かったよなーって。

自分がリアルタイムで見た中で特に好きだったのは「西瓜」「トシとサチ」「奈良の竪琴」「パタヤビーチ」「スクールデイズ」。反対にあまり好きじゃなかったのは「小須田部長」「てるとたいぞう」あたり。
見なくなってからのでは、泰造が舘ひろしの「泣かないで」を釣堀で歌ってるエヅラに笑った。最初っからヘリギリギリに立ってて「すぐ落ちる気やん」なのが。



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ルミネtheよしもとで行われるジャリズム復活ライブのチケットは即完売だったとのこと。
8日発売で、私は都合で電話をかけることも出来なかったのは残念だったけど、即完売と聞いて単純に嬉しかった。凄く。


2004年01月10日(土) M-1グランプリ2003

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

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ビデオはたくさんたまってるけど、まずM-1を見た。出場は千鳥、麒麟、スピードワゴン、笑い飯、2丁拳銃、アメリカザリガニ、フットボールアワー、りあるキッズに敗者復活枠のアンタッチャブルを加えた計9組(出番順)。

3年目の今年が個人的に一番面白かった。レベルが高かった。アメザリ以外全部笑った。あと千鳥が微妙?でもゴールデンのトップバッターであのネタをやった度胸はちょっと凄い。

麒麟は二番手で、結局9組中8位とふるわなかった。残念。でも出来は良かったんじゃないかと思う。二人ともいい顔してた。

2丁拳銃は本当に久しぶりに見た。面白かった。「既に懐かしい印象」とか言ってすいません、って感じだった。10年目の安定の中にも落ち着き過ぎちゃってない、いい感じにガツガツした漫才。ちょっと崩したものをしっかりと作り込んだという印象。

笑い飯、凄かった。何かが憑いてたような勢い。彼らの漫才ってウケる時と外す時の差が激しいような気がするけど、この日のハマり具合は見事だった。個人的にこの日一番面白かった漫才は1回戦のこの笑い飯。

アンタッチャブルは一度オンバトで見たくらいなので新鮮で面白かった。次々と畳み掛けるボケに独特の言い回しでキチッキチッとツッコんでく感じがいい。テンポは早いけど丁寧。敗者復活で出られた決勝の舞台に緊張しつつも、そこで楽しみながら漫才してるのが伝わった。

決勝進出は笑い飯、フットボールアワー、アンタッチャブル。迫力の笑い飯、堂々のフット、活き活きのアンタッチャブルという印象。笑い飯は去年と同じく1回戦の方が面白く勢いもあった。でも彼らはそれくらいでいいと思ってそう。なんとなく。フットはSMタクシーネタ。私は初見。コント色が強くて面白かった。優勝はフット。おめでとうございます。

紳助の「俺のお笑い価値観は松本と同じ」を押し出してくる感じ、鬱陶しい。そんなのどうでもいい。あと、アメザリの漫才後にコメントを求められて一言も発しないのは何じゃいそれって感じだった。全くコメントしないのは批判するよりきつい気がした。

でも2003年のM-1は楽しめた。出場してる芸人の気迫みたいのを感じた。大舞台でやれるという自分達が勝ち取ったチャンスに対して、力を全て出しきろうとする姿勢に地味に感動したりもした。


チズ